JP5869157B1 - バルブ開閉表示装置、及びバルブ開閉管理システム - Google Patents

バルブ開閉表示装置、及びバルブ開閉管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】既設のバルブ等にも適用でき、且つ簡単な構造でバルブの開閉状態を把握でき、更に監視カメラ等で遠隔管理を行う場合であっても、バルブの開閉状態が把握しやすいバルブ開閉表示装置及びバルブ開閉管理システムを提供する。【解決手段】流体の通路を開閉するバルブを内蔵したバルブ収容部に配置される基台11と、バルブ収容部により突出入自在に支持されたバルブ操作軸40に配置される可動部13と、基台外面に配置される管体16と、管体内に一列に収容された複数の球体17と、管体内を各球体が移動することにより開閉動作する表示機構19と、バルブ操作軸の突出入により可動部が移動することで各球体を移動させる球体移動機構と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、発電所、工場等に設置される流体搬送管等に装備される各種バルブの開閉状態を確認することを可能としたバルブの開閉表示装置、及びバルブ開閉管理システムに関する。
発電所等のプラントにおいては多くのバルブが用いられており、これらバルブの開閉状態を管理することは重要な事項である。例えば、水力発電所の貯水池の取水口には灌漑用バルブが設けられ、適正な量の灌漑用水を取水口から取り入れるようにしており、担当作業者は貯水池の貯水量に応じて取水口バルブの操作を行っている。
バルブの開閉状態は、外観から観察できるバルブハンドルの位置だけを手掛かりとしては正確に把握することが困難であり、バルブの開閉度を外部から目視で確認できることが望まれている。特許文献1には既設バルブに適用可能なバルブ開閉表示装置が開示され、バルブの回転軸に平行に設置される筒状ガイドと、この筒状ガイド内に軸線方向に移動可能、且つ周方向に回動可能に設置されたスライダと、このスライダから筒状ガイドに形成されたスロットを通って筒状ガイドの外に伸びるレベル棒とを用い、バルブの開閉に伴ってレベル棒がハンドルの上側面にあるか下側面にあるかによってバルブが開状態にあるか閉状態にあるかを簡単に目視で識別できるようにしている。
また特許文献2にも既設バルブに着脱可能なバルブ開閉度表示装置が開示され、バルブ開閉軸に軸着される回転部材と、回転伝達機構と、被回転部材とを用い、被回転部材にバルブの開閉度を表示する表示部を設け、バルブの開閉度を確認できる構造となっている。
一方、特許文献3にはパイプ内にボールを充填させ、操作部からの押下による変位をボールに伝達させて可動部材を変位させる押しボタン継ぎ手構造が開示されている。
特開2013−24402公報 特開平10−103562号公報 特開2008−165514公報
しかしながら、特許文献1、2の従来技術においては、バルブの開閉状態を把握する機構は設けられているが、前者はレベル棒がハンドルの上側面にあるか、下側面にあるかで開閉状態を表示しているため、例えば監視カメラ等でバルブ周辺の状況を映像として監視する場合にレベル棒の上下を的確に把握できる位置に監視カメラを設置しなければならず、監視システムを構築する上で自由度に欠けるという問題があった。また後者は表示部にバルブの開閉状態が表示されるので、遠隔監視を行う際にはその表示部を撮像しなければならず、バルブ周辺の状況を監視するためには別の監視カメラ等の撮像機器が必要となる。さらに、特許文献3は一連のボールを用いて変位を伝達するものであるが、バルブの開閉を表示したり、管理することについての開示あるいは示唆はない。
そこで本発明は、既設のバルブ等にも適用でき、且つ簡単な構造でバルブの開閉状態を把握でき、更に監視カメラ等で遠隔管理を行う場合であっても、バルブの開閉状態が把握しやすいバルブ開閉表示装置、及びバルブ開閉管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明にかかるバルブ開閉表示装置は、流体の通路を開閉するバルブを内蔵したバルブ収容部に配置される基台と、前記バルブ収容部により突出入自在に支持されたバルブ操作軸に配置される可動部と、前記基台外面に配置される管体と、前記管体内に一列に収容された複数の球体と、前記管体内を前記各球体が移動することにより表示動作する表示機構と、前記バルブ操作軸の突出入により前記可動部が移動することで前記各球体を移動させる球体移動機構と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記球体移動機構は、前記管体と前記可動部との間に配置され、一端が前記可動部に固定され且つ内部に前記複数の球体の一部を収容する蛇腹パイプを有し、該蛇腹パイプの管体側開口に前記管体の一端開口を連通接続することで、前記蛇腹パイプの伸縮により前記管体内の前記球体を移動させるように構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記球体移動機構は、前記可動部と一体的に移動することにより、前記管体内に収容された前記球体を移動させる押圧部材を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、前記球体移動機構は、前記基台と前記可動部との間に配置され、前記基台と前記可動部との間の距離より短く、かつ前記管体の外径より大きい内径を有する大径の摺動管からなり、該摺動管の一端を前記可動部に固定することで前記可動部の移動により前記管体に収容された前記球体が移動することを特徴とする。
請求項5の発明は、前記表示機構は前記管体の他端に設けられ、前記球体により押圧されるピストン部材と、該ピストン部材の移動により前記管体の外部に露出する状態表示部とを有することを特徴とする。
請求項6の発明に係るバルブ開閉管理システムは、請求項1乃至5の何れか一項に記載のバルブ開閉表示装置と、該バルブ開閉表示装置を撮影する撮像手段と、撮像された画像を表示する画像表示装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項7の発明は、前記撮影された画像を処理する画像処理手段を備え、前記表示機構の状態を認識することを特徴とする。
この発明によれば、簡単な構造でバルブの開閉状態を表示することが可能であり、また監視カメラ等でバルブ周辺の状況を撮影した場合であってもバルブの開閉状況が明確に分かるので、バルブの開閉状況を確実に把握することができ、バルブの誤開閉を防止するこることができる。つまり、バルブ操作軸の突出長のみを手掛かりとしたバルブ開閉状体の判断が不要となり、より正確な判断が可能となる。
本発明の一実施形態に係るバルブ開閉表示装置の動作状態を示す一部断面図であり、(a)はバルブの閉状態を示す図、(b)はバルブの開状態を示す図。 バルブ開閉表示装置に用いられる吊環部の構造を説明するための外観斜視図。 (a)、(b)及び(c)はバルブ開閉表示装置に用いられる状態表示部が収納された状態を示す正面図、側面図及び平面図。 (a)、(b)及び(c)はバルブ開閉表示装置に用いられる状態表示部が展開された状態を示す正面図、側面図及び平面図。 (a)及び(b)は本発明に係るバルブ開閉表示装置の他の実施の形態を示した図。 他の実施の形態における球体移動機構の構造を示す斜視図。 (a)及び(b)は本発明に係るバルブ開閉表示装置の他の実施の形態を示した図。 本発明に係る状態表示部79の他の実施の形態を示す図であり、(a)は状態表示部の表示部材が管体16内にある状態を示す図、(b)は状態表示部の表示部材が管体16より展開した状態を示す図。 本発明に係るバルブ開閉表示装置を用いたバルブ開閉管理システムの全体構成の概略を示す図。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1(a)及び(b)は本発明の一実施形態に係るバルブ開閉表示装置の動作状態を示す一部断面図であり、(a)はバルブの閉状態を示す図、(b)はバルブの開状態を示す図、図2はバルブ開閉表示装置に用いられる吊環部の構造を説明するための外観斜視図、図3(a)、(b)及び(c)はバルブ開閉表示装置に用いられる状態表示部が収納された状態を示す正面図、側面図及び平面図、図4(a)、(b)及び(c)はバルブ開閉表示装置に用いられる状態表示部が展開された状態を示す正面図、側面図及び平面図である。
本発明に係るバルブ開閉表示装置1は、管体等の流体通路60を開閉する図示しないバルブを内蔵したバルブ収容部31と、バルブ収容部31に設けられた雌ネジ部(図示せず)と螺合する雄螺子部を有し、回転することにより軸方向に進退しながらバルブを開閉させる操作軸40と、操作軸40の他端に設けたハンドル固定部41に取り付けられたバルブ操作用ハンドル50とを備えたバルブ開閉装置30に対して取り付けられるものである。
バルブ開閉装置30のバルブ収容部31は、その内部に図示しない流体通路を開閉するバルブを備え、バルブは操作軸40が正逆回動することによってバルブを作動させて流体通路を開放したり閉止したりするように構成されている。バルブ収容部31には操作軸40の雄螺子部と螺合する図示しない雌ネジ部が形成されている。このためバルブ操作用ハンドル50を正逆方向に回転させることにより、操作軸40はバルブ収容部31から外部へ突出したり没入したりする方向(軸方向)へ移動する。本実施例では操作軸40がバルブ収容部31から最大限に突出した状態ではバルブは全開状態であり、一方、操作軸40がバルブ収容部31に最も没入した状態ではバルブは全閉状態となっている。なお、操作軸40の出没方向とバルブの開閉状態とは逆であっても良い。
バルブ開閉表示装置1は、バルブ収容部31とハンドル50(操作軸40)との間に設けられ、バルブ収容部31の適所、本例では上部に配置(固定、或いは回転自在)された基台11と、操作軸40に配置(固定)され、操作軸40の突出や没入に伴ってその軸方向に位置が可変する可動部としての吊環部13と、吊環部13の適所、本例では下面と基台11(管体16)との間に配置される球体移動機構としての蛇腹パイプ(伸縮パイプ)15と、蛇腹パイプ15の下端開口に対して上端開口にて連通接続した管体16と、蛇腹パイプ15及び管体16の内部に一列に、且つ可動な状態(転動自在な状態)で収容された複数の球体17と、吊環部13の上下動に伴って球体17を押圧する押圧部材18と、管体16の他端に設けられた表示機構としての状態表示部19と、を備えている。
吊環部13は、バルブ操作用ハンドル50を取り外した状態の操作軸40に可能な環状構造を有し、操作軸に嵌挿された状態で操作軸40に螺子3等で固定される小径の固定部材5と、固定部材の外周面に対して相対回転可能に配置され、且つ押圧部材18が取り付けられた環状の可動部材7と、固定部材5と可動部材7との間に配置されて固定部材に対して可動部材を相対回転可能にするベアリング部9とにより構成している。
これにより操作軸40に固定された固定部材5が操作軸40の回転に伴い回転しても、ベアリング部9によって回転運動が可動部材7には伝達されず、可動部材7と固定部材5との供回りを防止し、可動部材7は操作軸40の回転に連れて上下方向に移動し、吊環部13の下面と基台11の上面との間に配置された蛇腹パイプ15を圧縮あるいは伸張させることができる。
蛇腹パイプ15はその下部開口部を管体16の一端開口(上部開口)と連通接続させており、蛇腹パイプ15は自らのバネ力により伸張方向に付勢されている。したがって、吊環部13の下面と管体16が載置されている基台11との鉛直方向の間隙が広くなるに伴い、蛇腹パイプ15の蛇腹構造が伸張し、蛇腹パイプ15及び管体16で構成している球体17を収容する領域を確保することができる。
なお、蛇腹パイプ15の上部開口部を吊環部13の下面に直接固定する場合には蛇腹構造は伸張方向に付勢されていなくても吊環部13の移動に伴い蛇腹構造が伸張、圧縮し、更に、蛇腹パイプ15及び管体16内の球体17を吊環部13の下面で直接押圧するので、押圧部材18を省略することもできる。
蛇腹パイプ15の折り曲げ部の角度は任意に調整可能としてもよい。例えば、図2中の角度αを45±20度程度の範囲で調整可能としてもよい。これによりカメラに対する角度を調整することが可能となる。内部の球体の移動を妨げないように折り曲げ部は湾曲状に折り曲げるようにしてもよい。
基台11はバルブ収容部31の封止部33及びバルブ収容部31本体の一部の外径より大径の開口部12を有する円盤状の構造であり、吊環部13と同様にバルブ操作用ハンドル50を取り外した状態でバルブ収容部31上に配置し、図示を省略した固定手段によりバルブ収容部31上に固定される。また、図2に示したように円板状の基台11をその直径方向に沿って2分割して2つの基台部材11aと11bから構成すれば、バルブ操作用ハンドル50を取り外すことなく基台部材11aと11bとをその開口部12がバルブ収容部31の一部の外周面に接するような状態でバルブ収容部にネジ止め、或いは溶接等で固定することもできる。
基台11は例えば図示のように円板状とし、且つカメラに対する蛇腹パイプ、及び管体16の角度が最適となるように360度回転可能にしてもよい。
なお、基台11は、バルブ収容部以外の箇所に固定してもよい。例えば、周辺に手ごろな固定対象物があればそれを利用してもよい。
球体17はその外周面の摩擦抵抗が小さく、かつ適当な重量を有した材料(金属、或いは樹脂材料)により構成され、管体16、及び蛇腹パイプ15内に一列に配列、収容され、一端(上端)に位置する球体17は押圧部材18に当接し、吊環部13の下方への移動に伴い押圧され、且つ吊環部13の上方への移動に伴い蛇腹パイプ(その他の付勢手段)の原形復帰力により引き上げられる。このため、吊環部13の変位を管体16内の球体17が順次伝達し、他端の球体17の変位により状態表示部19を作動させる。
球体17は個々に独立した状態であっても良いし、例えば、各球体17の中心部を貫通する孔を設け、該孔にワイヤーを挿入することで各球体17を連結して一連の状態を形成しても良い。この場合には各球体は管体内で転動自在とはならないが、吊環部13の上下動によるエネルギーを状態表示部19に対して伝達することは可能である。
図3、図4、図5に示すように、状態表示部19は、管体16内に固定配置された管固定軸71、開閉することにより表示動作を行う複数の翼部材(開閉表示部材)73、ピストン部材79と翼部材73とを連結する2つの連結部材75、連結軸77、ピストン部材79、及びピストン固定軸81により構成し、各部材の少なくとも一部は管体16内に配置されている。
2つの翼部材73は、一端部同志を重ねた状態で管固定軸71により管体16の端部近傍に回動可能に軸支され、また、各翼部材73の長手方向略中間部には連結軸77を介して連結部材75の一端が取り付けられ、2つの連結部材75の他端部は重ねた状態でピストン固定軸81によりピストン部材79に軸支されている。
バルブ30が閉状態に遷移する際には、バルブ収容部31内に操作軸40が没入する方向へ移動するため(図1(a))、管体16内に収容された一連の球体17は状態表示部19側に押圧され、他端の球体17の外周面とピストン部材79の下面とが当接し、球体17の移動に伴ってピストン部材79が押し上げられる。ピストン部材79の押し上げにより翼部材73が管固定軸71を中心に展開し、管体16の先端近傍の側壁に設けられたスリット20から翼部材73の先端部が管体16の外周より外側に持ち上がる。これにより、翼部材73が展開された状態となり、バルブの閉状態を表示することができる。
一方、バルブ30が開状態となると、バルブ収容部31から操作軸40が突出した状態となり(図1(b))、操作軸40の突出に伴い吊環部13が上方に移動する。したがって、吊環部13の下面に取り付けられた蛇腹パイプ15蛇腹構造が伸張し、押圧部材18による一端の球体17への押圧力が解除される。一端の球体17への押圧解除に伴い、他端の球体17によるピストン部材79への押圧も解除され、ピストン部材79の自重により他端の球体17が下方に押圧され一連の球体17は管体16内を吊環部13側に移動する。これにより、状態表示部19の翼部材73は管体16内に収容された状態となる。
なお、バルブ30が開状態に遷移した際、ピストン部材79の自重により一連の球体17を押圧するが、球体17やピストン部材79に用いる材料等によってはピストン部材79の自重のみでは一連の球体17が吊環部13側に移動しない場合も生じる。そのような場合には、ピストン部材79の自重を重くしたり、球体17の自重を状態表示部19側に近いほど重くなるように配置したり、あるいはピストン部材79に当接する他端の球体17の重量を他の球体17の自重より重くしたりすることで、一連の球体17が管体16内を吊環部13側に移動しやすく構成するのが良い。
また、両方の翼部材73の先端部に布材等によるマーカーを取り付けることで、状態表示部19の表示状態をより把握するように構成しても良い。この場合、マーカーは作業者等が視認しやすい色のものを選択するのが好ましい。
また、状態表示部19は、完全な開状態と完全な閉状態のみならず、これらの中間の形態をも表示可能である。
次に、図5(a)及び(b)は本発明に係るバルブ開閉表示装置1の他の実施の形態を示した図であり、図6は他の実施の形態における球体移動機構の構造を示す斜視図である。なお、図1に示した構成と同一の箇所には同一の符号を付し、その説明を省略する。
この実施例においては、球体移動機構である蛇腹パイプ15に代えて、伸張、圧縮を伴わない管体90を用いると共に、吊環部13の側面から伸びる梁21の先端部に押圧部材18を取り付け、押圧部材18が管体90内に位置し、管体90内の球体17を押圧したり押圧解除するよう構成している。また吊環部13の上下方向への移動に伴い、管体90内の一連の球体17が押圧部材18で押圧されるよう管体90の側面軸方向には梁21が移動可能なスリット92が設けられている。
このように構成することで蛇腹パイプを用いずに球体移動を行うことができる。パイプ蛇腹構造の場合には、蛇腹部分が必ずしも均等に圧縮、収縮するとは限らず、その結果、吊環部13が下方に移動した際に蛇腹部分が収縮せずに撓み、球体17を収容している蛇腹パイプ部分の容積が変わらず、状態表示部19が作動しない可能性も残るが、この実施例の場合には管体90に伸張、収縮する機構がなく、管体90内の一連の球体17を押圧部材18により直接押圧するので、確実に球体17が状態表示部19のピストン部材79を押圧し、状態表示部19を動作させバルブの開閉状態を表示することが可能となる。なお、この実施例においては梁21、押圧部材18、スリット92が球体移動機構として機能する。
なお、スリット92は必須ではなく、吊環部13の上下動によって押圧部材18が球体に影響を与える構成であればよい。
図7(a)及び(b)は本発明に係るバルブ開閉表示装置1の他の実施の形態を示した図である。なお、図1、図5に示した構成と同一の箇所には同一の符号を付し、その説明を省略する。
この実施例においては、球体移動機構として、基台11と吊環部13との間であって、且つ、吊環部13の下面に固定され、長手方向の長さが基台11と吊環部13との間の鉛直方向の距離より短い摺動管100を用い、摺動管100の内径より小さい外径を有する管体16に対して摺動管を摺動移動可能としている。
摺動管100の長さは、バルブ収容部31が閉状態となり、吊環部13が最も下がった位置において摺動管100の端部が基台11に接触せず、またバルブ収容部31が開となり、吊環部13が最も上がった位置において摺動管100と管体16との連通が解除されない、すなわち抜けきらない長さが条件となる。この条件をみたせば、吊環部13の下方において、管体16の鉛直方向に立ち上がっている部分の長さに応じて摺動管100の長さは調整可能である。
摺動管100の内面が管体16の外周面と接触した状態となるよう摺動管100の内径及び管体16の外径を選択しても良いし、摺動管100の内面と管体16の外周面との間に隙間が形成されるよう摺動管100の内径及び管体16の外径を選択しても良いが、特に前者の場合には摺動管100の内面は摩擦抵抗が少ない材料、構造とするのが好ましい。
なお、この実施例においては押圧部材18を用いているが、押圧部材18を用いることなく摺動管100及び管体16内を一連の球体17で満たし、吊環部13の下面で球体17を押圧するよう構成しても良い。また摺動管100を大径、管体16を小径のものを用いて説明したが、摺動管100を小径のパイプとし、パイプの外径が収まる内径を有する管体16を用いても良い。
なお、摺動管100の外面を管体16の内面に摺動的に配置してもよい。
図8(a)、(b)は本発明に係る状態表示部の他の実施の形態を示す図であり、(a)は状態表示部の表示部材が管体16内にある状態を示す図、(b)は状態表示部の表示部材が管体16より展開した状態を示す図である。
状態表示部105は一連の球体17の他端に連結したピストン部材107と、ピストン部材107の上面略中央部分に配置された骨部材109と、骨部材109の端部に固定された表示部材111とから構成している。骨部材109は金属もしくは樹脂等の弾性部材で形成され、(b)に示すように外力を受けない状態では骨部材109の自由端が水平方向に拡がり、表示部材111が展開するよう構成している。したがって、骨部材109の端部に布材等からなる表示部材111を取り付けることで、バルブ収容部31が閉状態となった際には球体17によりピストン部材107が押し上げられ、管体16内から骨部材109が展開し、それに伴い表示部材111も展開する。
一方、バルブ収容部31が開状態となった場合には、球体17によるピストン部材107への押圧力が解除されるので、他端の球体17の下方移動に伴いピストン部材107が管体16の下方に移動し、弾性を有する骨部材109及び該骨部材109に取り付けられた布材等からなる表示部材111も管体16内に収容される(図8(a))。
このように表示部材111が管体16の端部で展開し、あるいは管体16内に収容されることで、目視によるバルブ状態の把握をより容易にすることができる。また、バルブの開閉状態に関連して表示部材111の展開状態が変わるので、表示部材111の見え方、すなわち、表示部材111が見える面積によってバルブの開閉度合いを目視で容易に確認することができる。
図9は本発明に係るバルブ開閉表示装置を用いたバルブ開閉管理システムの全体構成の概略を示す図であり、115はバルブ開閉装置1の状態表示部19もしくは105を静止画または動画で撮像する監視カメラ、117は伝送された撮像データを入力し、表示する画像表示装置、119は伝送された撮像データの画像を解析する画像処理手段としての画像解析部、121は画像解析結果を収集するデータ収集部、123は撮影されたバルブ開閉装置1の状態からバルブの開閉状態を管理する状態管理部、125は警報部である。
監視カメラ115によりバルブ開閉装置の状態表示部19、105を撮影してその画像データを遠隔地の管理センター等に伝送し、管理センター内の画像表示装置117で表示することで、管理センター内の作業指示者は各バルブの開閉状況を把握し、現場の作業者等に通信等でバルブの開閉指示を行うことができる。また、監視カメラ115から伝送された画像データは画像解析部119に入力し、画像解析により状態表示部19、105の展開状況からどの程度バルブが開閉されている把握することも可能であり、たとえば、収集、解析した各バルブの開閉状態をデータ収集部121に記録すると共に状態管理部123にてプラント全体のバルブ開閉状態を管理することが可能である。
更に、他の管理データと状態管理データとを照らし合わせ、所望の状態と異なるバルブが存在する場合に警報部125より警報を発することで、たとえば、作業員が作業指示者の指示を誤認し、謝ったバルブを操作した場合であっても、直ちに警報が発生し、バルブの誤操作を防止することができる。なお、画像解析部119、データ収集部121、状態管理部123、警報部125はコンピュータ等の情報処理装置により構成される。
また監視カメラ115を複数台利用し、ステレオ画像とすることで、監視カメラ115から得た画像をステレオマッチングし、両方の画像データの相関が得られた箇所の視差を用いることで監視対象であるバルブ(状態表示装置)までの距離を把握することが可能となる。したがって、複数の監視カメラ115を用いてステレオ画像処理を行うと、発電所等のように多数のバルブが配管上に配置されている場合であっても、個々のバルブの位置を正確に特定することでき、誤認識なくバルブの開閉状態を把握することが可能である。
以上のようにバルブ開閉表示装置は、流体の通路を開閉するバルブを内蔵したバルブ収容部に配置される基台と、バルブ収容部により突出入自在に支持されたバルブ操作軸に配置される可動部と、基台外面に配置される管体と、管体内に一列に収容された複数の球体と、管体内を各球体が移動することにより開閉動作する表示機構と、バルブ操作軸の突出入により可動部が移動することで各球体を移動させる球体移動機構とを備えたので、ハンドル操作によって操作軸が出没する動作に連動して可動部が上下動し、可動部の上下動に伴い球体移動機構が管体内の球体を移動させ、球体が表示機構を駆動するので、表示機構を目視確認することによりバルブの開状態あるいは閉状態を知ることができる。
また、表示機構の展開状態に応じてバルブの開閉度を把握することができると共にバルブ開閉表示装置を監視カメラ等の撮影手段で撮像し、その撮像データを遠隔地の管理センター等で表示することで、管理センター内の作業指示者が各バルブの開閉状況を把握し、現場の作業者等に開閉指示を行うことができる。更に監視カメラのデータを画像解析し、表示機構の展開状態を詳細に把握し、そのデータを基礎に状態管理を行い、バルブの誤開閉等が検知された場合には警報を発することで誤操作を防止することができる。
なお、上記実施形態では、操作軸40が伸張したときにバルブが開放状態となり、操作軸40が短縮したときにバルブが閉状態となる例を示したが、これは一例に過ぎず、逆の動作であっても良い。
本発明は発電所、工場などの設備に配管される流体搬送用の管体に設けられるバルブ開閉装置や貯留タンクのバルブ開閉装置に適用されるが、適用対象はこれに限らず、たとえばガスボンベの開閉装置にも適用することができる。
また、本発明によれば、事故等に起因して発電所や工場が破壊されたことにより作業員が事故現場に長時間滞在することができない環境下において、バルブにより配管内の流体を制御する必要が生じた場合、できるだけ短時間で、配管に設けたバルブの操作軸等に対して後付けによってバルブの開閉表示装置を取り付けることにより、バルブの開閉状態を表示し、遠隔により確認することが可能となる。
本発明のバルブの開閉表示装置は装置構成がシンプルであり、配管に対して取付けが容易であるため、短時間で設置が可能となり、作業員の安全性を高めることができる。
<本発明の構成、作用、効果のまとめ>
本発明に係るバルブ開閉表示装置1は、バルブ収容部に配置される基台11と、バルブ操作軸に配置される可動部13と、基台外面に配置される管体16、90と、管体内に一列に収容された複数の球体17と、管体内を各球体が移動することにより表示動作する表示機構と、バルブ操作軸の突出入により前記可動部が移動することで各球体を移動させる球体移動機構と、を備えた。
このため、バルブを操作することによりバルブ操作軸の突出長が変化した際に、球体移動機構が作動して表示機構を作動させることができる。バルブの状態を遠隔監視する際に、バルブ操作軸の状態、特に突出長等のみに依存した判断では正確を期すことができない。本発明では、バルブ操作軸の進退に連動して応答性良く作動する球体移動機構により表示機構を作動させるようにしたので、バルブの開閉状態を正確に知ることができる。表示機構は、バルブ操作軸の状態を正確に反映させる構成とする。
本発明に係るバルブ開閉表示装置1は、球体移動機構は、内部に複数の球体の一部を収容する蛇腹パイプ15を有し、該蛇腹パイプの管体側開口に管体の一端開口を連通接続することで、蛇腹パイプの伸縮により管体内の前記球体を移動させるように構成した。
バルブ操作軸の突出長の変化による可動部の変位を、蛇腹パイプ内の球体を介して管体内の球体に伝達することができる。蛇腹パイプ自体のバネ性、或いは他の弾性部材の付勢により、外力がかからない時には蛇腹パイプは伸長し、圧縮力が加わった時には収縮するので、可動部からの力を球体に伝達することができる。
本発明に係るバルブ開閉表示装置1は、球体移動機構は、可動部と一体的に移動することにより、管体内に収容された球体を移動させる押圧部材を有する。
可動部と一体的に移動する押圧部材により球体に力を作用させるようする。これによれば、より少ない部品点数により表示機構を作動させることができる。
本発明に係るバルブ開閉表示装置1は、球体移動機構は、基台と可動部との間の距離より短く、かつ管体の外径より大きい内径を有する大径の摺動管100からなり、該摺動管の一端を可動部に固定することで可動部の移動により管体に収容された前記球体が移動する。
可動部の移動による押圧力、引上げ力を球体に伝達できるのであれば、どのような構成であってもよい。
本発明に係るバルブ開閉表示装置1は、表示機構は管体の他端に設けられ、球体により押圧されるピストン部材と、該ピストン部材の移動により管体の外部に露出する状態表示部とを有する。
表示機構は、球体を介して伝達される可動部からの力を受けて作動する。バルブ操作機構の突出長だけを手掛かりにして配管内部のバルブの開閉状態を正確に把握することは難しいが、外観上明確な変化を示す表示機構を用いることにより、バルブの開閉状態の明確な把握が可能となる。
本発明に係るバルブ開閉管理システムは、バルブ開閉表示装置1と、該バルブ開閉表示装置を撮影する撮像手段115と、撮像された画像を表示する画像表示装置117と、を備えた。
これによれば、撮像手段からの撮像データを遠隔地の管理センター等で表示することで、管理センター内の作業指示者が各バルブの開閉状況を把握し、現場の作業者等に開閉指示を行うことができる。遠隔地からバルブの開閉状態を目視により確認することができ、作業員が長時間滞在できない現場での監視作業が可能となる。
本発明に係るバルブ開閉管理システムは、撮影された画像を処理する画像処理手段を備え、表示機構の状態を認識する。
監視カメラのデータを画像解析し、表示機構の展開状態を詳細に把握し、そのデータを基礎に状態管理を行い、バルブの誤開閉等が検知された場合には警報を発することで誤操作を防止することができる。
11…基台、13…可動部(吊環部)、16、90…管体、15…蛇腹パイプ(球体移動機構)、17…球体、18…押圧部材(球体移動機構)、19、105…表示機構(状態表示部)、21…梁(球体移動機構)、30…バルブ、31…バルブ収容部、40…操作軸、79、107…ピストン部材、92…スリット、100…摺動管(球体移動機構)、115…撮像手段(監視カメラ)、117…画像表示装置、119…画像処理手段(画像解析部)

Claims (7)

  1. 流体の通路を開閉するバルブを内蔵したバルブ収容部に配置される基台と、前記バルブ収容部により突出入自在に支持されたバルブ操作軸に配置される可動部と、前記基台外面に配置される管体と、前記管体内に一列に収容された複数の球体と、前記管体内を前記各球体が移動することにより表示動作する表示機構と、前記バルブ操作軸の突出入により前記可動部が移動することで前記各球体を移動させる球体移動機構と、を備えたことを特徴とするバルブ開閉表示装置。
  2. 前記球体移動機構は、前記管体と前記可動部との間に配置され、一端が前記可動部に固定され且つ内部に前記複数の球体の一部を収容する蛇腹パイプを有し、該蛇腹パイプの管体側開口に前記管体の一端開口を連通接続することで、前記蛇腹パイプの伸縮により前記管体内の前記球体を移動させるように構成したことを特徴とする請求項1記載のバルブ開閉表示装置。
  3. 前記球体移動機構は、前記可動部と一体的に移動することにより、前記管体内に収容された前記球体を移動させる押圧部材を有することを特徴とする請求項1記載のバルブ開閉表示装置。
  4. 前記球体移動機構は、前記基台と前記可動部との間に配置され、前記基台と前記可動部との間の距離より短く、かつ前記管体の外径より大きい内径を有する大径の摺動管からなり、該摺動管の一端を前記可動部に固定することで前記可動部の移動により前記管体に収容された前記球体が移動することを特徴とする請求項1記載のバルブ開閉表示装置。
  5. 前記表示機構は前記管体の他端に設けられ、前記球体により押圧されるピストン部材と、該ピストン部材の移動により前記管体の外部に露出する状態表示部とを有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載のバルブ開閉表示装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項記載のバルブ開閉表示装置と、該バルブ開閉表示装置を撮影する撮像手段と、撮像された画像を表示する画像表示装置と、を備えたことを特徴とするバルブ開閉管理システム。
  7. 前記撮影された画像を処理する画像処理手段を備え、前記表示機構の状態を認識することを特徴とする請求項6記載のバルブ開閉管理システム。
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