JP5868433B2 - 一時停止メディアを再開する方法および装置 - Google Patents

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Description

本開示は主に、最初に生放送で受信され、その後記録されたメディアとして受信された一時停止中のテレビ番組を再開する方法および装置に関する。
インターネット・プロトコル・テレビ(IPTV)は、通信サービスプロバイダが彼らのネットワークに新規顧客を引きつける機会を提供する。IPTVを用いると、通信サービスプロバイダは、ケーブルテレビ業者、衛星テレビ業者、およびその他の地上波サービスプロバイダと競争することができる。IPTVはまた、プロバイダが既存の顧客を維持し、「トリプルプレイ」と称されることもある、インターネット、音声、およびIPTVサービスの一括提供による煽動を防止するのにも、役立つ。
IPTVにおいて、IPTVサービスプロバイダが、有線および無線電話ネットワークなどの通信ネットワークにおいて展開されるメディアを配信するサービスを提供できるようにするために、ウェブブラウザ技術が利用可能である。MozillaのFirefoxおよびマイクロソフトのInternet Explorerなどの一般的なウェブ・ブラウザ・アプリケーションは、ユーザが特定のインターネットページおよびブラウザによってアクセス可能なその他のファイル格納場所を見ることができるようにする。このようなファイル格納場所の各々は通常、統一資源識別子(URI)または類似のアドレスによって識別される。以下、その他いずれのタイプのアドレスが使用されてもよいが、ファイル格納場所アドレスを表すためにURIが使用される。
一般的に、IPTVは、ユーザ側IPTV装置でマルチメディアストリームを受信および表示するための技術であり、各ストリームは一連のIPデータパケット内で符号化される。ユーザ側IPTV装置は、セットトップボックス(STB)または類似のSTB機能を有するテレビであってもよい。このようなユーザ機器(UE)は、たとえば通信ネットワークのIPマルチメディアシステム(IMS)を通じて、IPTVサービスにアクセスするように構成されることが可能である。本記述において、「STB」という用語は、マルチメディアストリームを受信してテレビ番組としてメディアを表示することが可能な、いずれかのユーザ側IPTV装置を表すために使用される。さらに、「テレビ番組」という用語は、映画、ショー、ニュース、およびドキュメンタリーなど、IPTVプロバイダから配信されるいずれのメディアアイテムにも使用される。
IPTVの現在のソリューションでは、STBユーザが受信および視聴したテレビ番組の生放送を一時停止して、その後ネットワーク上に保存された番組の記録を受信することによって後に番組の視聴を再開することが、可能である。この手順は、「ネットワークタイムシフト」と称されることもある。
図1は、上述のネットワークタイムシフトの手順が用いられる通信シナリオを描写する図である。このシナリオにおいて、STB100は最初に、アクション1:1に示されるように、放送中の「マルチキャストソース」102から、生番組、または生放送の、マルチキャスト・メディア・ストリームを受信する。番組中のある時点で、STBのユーザは、通常は番組中の一時停止位置の静止画が当面の間はSTB100によって表示されるように、アクション1:2において番組を一時停止する。
後で、ユーザは番組の視聴を再開することに決め、たとえば再生ボタンなどを押すことによって、アクション1:3においてSTB100に対する適切な入力コマンドを行う。するとSTB100は、番組が一時停止されたときに図示されないIPTVサーバから取得された番組のURIまたは類似のアドレスに基づいて、アクション1:4において、「メディアサーバ」104から番組の残部の記録済みバージョンのユニキャストストリームを取得する。メディアサーバ104から一時停止した番組の記録を配信するユニキャストストリームは、ユーザが生番組を一時停止したときにこのように設定される。
この手順において、当然ながら、マルチキャストソース102からのマルチキャストストリームとメディアサーバ104からのユニキャストストリームとの間の中断において番組の途切れない遷移を提供するために、番組は一時停止した点または位置で再開することが、望ましい。しかしながら、番組は通常、生番組の一時停止位置と記録された番組の再開位置との間にギャップまたは欠落部を伴って再開するが、これは特に再開前に静止画として表示されたときに、一時停止した番組から再開した番組への「ジャンプ」として、ユーザによって認知される。
このギャップまたはジャンプの長さは、たとえば1秒未満から数秒までの間で、予測不可能に変動する可能性があり、したがってユーザにとっては未知である。わずか200msの遅延の影響であっても、特に静止画として表示した後は、ユーザが一時停止した生番組を再開しようとするときにマルチキャストストリームからユニキャストストリームへの滑らかな遷移を妨害する、再開したテレビ番組の認知可能なジャンプである。比較的短いジャンプにおいてさえも、特にジャンプがたとえば速い動きの連続または場面の変わり目に発生するなど「突然」であった場合は、ユーザは番組のうちどの程度が実際に欠落したのかを認識することができない可能性がある。したがって、たとえばわずか0.5秒のジャンプであっても、数秒間の未知のギャップとしてユーザに認知され得る。
本発明の目的は、上記に挙げられた課題および問題のうちの少なくともいくつかを解決することである。添付の独立請求項で定義された方法および装置を用いることによって、これらおよびその他の目的を達成することが可能である。
一態様によれば、テレビ番組の生放送中に受信した一時停止メディア情報ストリームを再開するための方法が、ユーザ機器内で提供される。この方法において、ユーザ機器は、ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を取得する。ユーザ機器はその後、一時停止時間の指標を含む要求メッセージを制御サーバに送信し、テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよびオフセット値を含む返信メッセージを制御サーバから受信する。オフセット値は、一時停止時間の指標に基づいて制御サーバによって計算されたものであり、一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の一時停止点を示す。再開入力などがユーザによって行われると、ユーザ機器は、受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて、一時停止点からメディア情報ストリームを再開する。これにより、不正確なオフセットによる再開テレビ番組におけるいかなるギャップまたはジャンプも回避することが可能である。
別の態様によれば、テレビ番組の生放送において受信した一時停止メディア情報ストリームを再開するように構成された、ユーザ機器が提供される。ユーザ機器は、ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を取得するようになっている、取得ユニットを含む。ユーザ機器はまた、一時停止時間の指標を含む要求メッセージを制御サーバに送信するようになっている、通信ユニットも含む。通信ユニットはさらに、制御サーバから、テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスと、一時停止時間の指標に基づいて制御サーバによって計算されたオフセット値とを含む返信メッセージを受信するようにもなっており、オフセット値は、一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の一時停止点を示す。ユーザ機器はまた、受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて、一時停止点からメディア情報ストリームを再開するようになっている、再開ユニットも含む。
上記の方法およびユーザ機器は、異なる任意の実施形態にしたがって構成および実現されてもよい。可能性のある一実施形態において、ユーザ機器は、メディア情報ストリーム中の一時停止点で始まるメディアサーバから記録済みバージョンを取り出すことによって、メディア情報ストリームを再開する。オフセット値は、メディア情報ストリームの開始から一時停止点までの時間推移であってもよい。
別の実施形態において、一時停止時間の指標は、生放送において一時停止が発生した時刻に対応する、メディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして取得される。ユーザ機器は、セットトップボックス、STBおよびブラウザを含んでもよい。
別の態様によれば、テレビ番組の生放送中に送られた一時停止メディア情報ストリームの再開を可能にするための方法が、制御サーバ内で提供される。この方法において、制御サーバは、ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を含む要求メッセージを、ユーザ機器から受信する。制御サーバはその後、一時停止時間の指標に基づいてオフセット値を計算し、オフセット値は、一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の一時停止点を示すものであり、制御サーバはテレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび計算されたオフセット値を含む返信メッセージをユーザ機器に送信する。これにより、ユーザ機器は、受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて一時停止点からメディア情報ストリームを再開することができる。
さらに別の態様によれば、テレビ番組の生放送中に送られた一時停止メディア情報ストリームの再開を可能にするように構成された制御サーバが提供される。制御サーバは、ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を含む要求メッセージをユーザ機器から受信するようになっている、通信ユニットを含む。制御サーバはまた、一時停止時間の指標に基づいてオフセット値を計算するようになっている計算ユニットも含み、オフセット値は、一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の一時停止点を示す。通信ユニットはさらに、テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび計算されたオフセット値を含む返信メッセージをユーザ機器に送信するようになっており、これによりユーザ機器は、受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて一時停止点からメディア情報ストリームを再開することができる。
上記の方法および制御サーバは、異なる任意の実施形態にしたがって構成および実現されてもよい。可能性のある一実施形態において、オフセット値は、メディア情報ストリームの開始からユーザ機器によって要求された一時停止点までの時間推移である。一時停止点の指標は、メディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして、受信した要求メッセージ中に提供されてもよい。さらに、制御サーバは、ユーザ機器内のブラウザに返信メッセージを送信してもよい。
本ソリューションのさらに可能な特徴および利点は、以下の詳細な説明より明らかになるだろう。
本発明は、例示的実施形態により、および以下の添付図面を参照して、より詳細に記載される。
先行技術による、生放送されたテレビ番組が一時停止され、記録された番組として再開されることを図解する、通信シナリオである。 図1のテレビ番組を一時停止および再開するときにどのようにジャンプが発生するかを図解する模式図である。 いくつかの可能な実施形態による、一時停止メディア情報ストリームを再開するための手順を図解する信号図である。 さらなる可能な実施形態による、ユーザ機器における手順を図解するフローチャートである。 さらなる可能な実施形態による、制御サーバにおける手順を図解するフローチャートである。 さらなる可能な実施形態による、ユーザ機器および制御サーバの例をより詳細に図解するブロック図である。
上述のように、最初にマルチキャストストリームとして、その後ユニキャストストリームとして受信された一時停止中のテレビ番組を再開するとき、通常は、生放送番組の一時停止位置と記録された番組の再開位置との間でギャップまたは「ジャンプ」が発生する。本ソリューションを以下に記載するために、出願人は、マルチキャストストリームからユニキャストストリームへのこのジャンプ遷移の理由を認識したが、その内容は図2を参照して以下により詳細に説明される。
図2は、一時停止中のテレビ番組が再開されるときに現在の規格にしたがって行われるようなネットワークタイムシフトの手順を模式的に図解しており、図1の上記例においてどのようにしてジャンプまたは欠落部が視聴中の番組に発生し得るかも図解している。図2において、クライアント側200のタイムライン、すなわち図1のSTB100は、受信および視聴されたメディア情報について示されており、ネットワーク側202の別のタイムラインは、図1のマルチキャストソース102およびメディアサーバ104から配信されたメディアストリームについて示されている。この例において、その他いずれの適切なプロトコルメッセージも使用されてよいが、図解のためにいくつかの有用なSIPメッセージが言及されている。
テレビ番組がマルチキャストソース102から放送され始めると、マルチキャストストリーム204は、時間t0の番組開始点においてクライアント側で受信され始める。テレビ番組中の後のある時点で、ユーザは後の時間t1において番組を一時停止する。時間t0とt1との差は、クライアント側で認知される「正確なオフセット」206として示される。時間t1における一時停止は、たとえばSIP INVITEメッセージの形式の、一時停止メッセージ208をSTB100によってネットワーク側202のIPTVサーバなどに送信させ、このメッセージは時間t1とは異なる、すなわちある程度後の時間t2において、ネットワーク側に到達する。この遅延は、ネットワーク側での到達前の、一時停止メッセージの様々な伝播および処理によって生じる。一時停止メッセージ208は基本的に、テレビ番組のURIおよびオフセットの要求であり、こうしてURIはメディアサーバ104中の番組の記録済みバージョンを指し示し、オフセットはユーザが望むときはいつでも視聴が再開される番組中の時点を示す。
さらなる処理遅延などの後、ネットワーク側202は時間t3において、たとえばSIP200OKメッセージの形態の応答メッセージを送信し、このメッセージは時間t4においてクライアント側200に到達する。応答メッセージは、番組のURIおよびネットワーク側の観点から決定されたt3−t0の番組時間オフセットを含むが、これはt1−t0の正確なオフセット206ではないという点で、クライアント側の観点からは不正確である。このため応答メッセージにおけるt3−t0の時間オフセットは「不正確なオフセット」212として図中に示される。そしてユーザは、STB100にメディアサーバ104から記録されたストリーム214としてのテレビ番組の残りを取り出させて時間t5において番組の視聴を再開し、これは受信した不正確なオフセット212にしたがって、時間t1の代わりに時間t3から開始する。
図2に描写されるように、ネットワーク側の不正確なオフセット212とクライアント側の正確なオフセット206との差は、一時停止メッセージ208の伝播および処理におけるネットワーク遅延に起因する期間d1である。このためこのネットワーク遅延は、変動するネットワーク状況およびトラフィック負荷のため変動する場合がある。その結果、誤ったオフセットが応答210においてクライアント側に戻され、d1に対応する視聴された番組における上述のジャンプまたは欠落部を生じる。実際には、ネットワーク遅延d1は少なくとも200ミリ秒(ms)以上になり得る。加えて、図2に描写されるメッセージのいずれかが欠落しているか、もしくは通信トランザクションが必ずしも完了していない場合には、ネットワーク側応答をさらに最大で32秒遅延させる可能性のある1つ以上のメッセージの再送信が、必要となるだろう。
簡潔に記述すると、本ソリューションは、たとえばSTBおよびブラウザを含むユーザ機器のユーザが一時停止した生番組のテレビ番組を再開しようとするときに、上述のジャンプを回避し、代わりにマルチキャストストリームからユニキャストストリームへのより滑らかな遷移を提供するために、使用されることが可能である。
これは、ユーザ機器から制御サーバに一時停止時間の指標、すなわちユーザが放送されたテレビ番組を一時停止した時間を提供することによって達成されることが可能であり、この指標は、一時停止コマンドがユーザから受信された時刻として表されてもよい。これにより、制御サーバは一時停止時間指標に基づいて、また放送開始時間を知りながら、正確なオフセット値を計算することができ、オフセット値は一時停止が行われたメディア情報ストリームの点を示す。オフセット値は、時間推移、すなわちメディア情報ストリームの開始すなわち放送開始時間から、たとえばテレビ番組の開始からx分y秒後の一時停止点までの期間として、表されてもよい。
制御サーバはその後オフセット値を、メディアサーバに保存されたテレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納アドレス、たとえばURIとともに、ユーザ機器に戻す。これによりユーザ機器は、番組の残部の記録済みバージョンをメディアサーバからフェッチすることによって、受信したオフセット値およびファイル格納場所アドレスに基づいて、一時停止点からメディア情報ストリームを再開することができる。
ユーザ機器によってテレビ番組の生放送で受信したときに、一時停止メディア情報ストリームが一時停止から再開までの滑らかな遷移を伴ってどのように再開され得るかの一例が、図3の信号図を参照して以下に記載される。この例において、ユーザ機器300はブラウザ300aおよびSTB300bを含むが、本ソリューションはこれに限定されるものではない。ネットワーク側は、IPTV制御サーバ302、予約された「固定」時間にテレビ番組のメディア情報ストリームを放送するマルチキャストソース304、およびテレビ番組の記録済みバージョンを保存するメディアサーバ306を包含する。この例において、実施に応じてその他いずれの適切なプロトコルメッセージが使用されることも可能であるが、SIP信号が使用され、このため本ソリューションはいずれの特定の信号プロトコルおよびメッセージにも限定されない。
第一アクション3:1は、予定にしたがってマルチキャストソース304がメディア情報ストリームを放送すること、すなわち「生放送」という用語、ならびに放送されたメディア情報ストリームがユーザ機器300によって受信および表示されることを、図解している。ユーザは基本的にリアルタイムで、すなわちSTB300bによって受信および再生されたときに、テレビ番組を見ると想定される。生放送セッションを設定する手順は当分野において周知であり、ここでは図示および説明されない。
図2のスキームと同様に、予定された生放送が時間t0に開始され、ユーザは、第一の破線矢印によって模式的に示される時間t1に、たとえばユーザ機器300のブラウザ用遠隔操作装置上の一時停止ボタンなどを押すことによって、放送されたメディア情報ストリームを一時停止する。これにより、別のアクション3:2に示されるように、ブラウザ300aは一時停止メッセージなどをSTB300bに送信し、そこでSTB300bは、たとえば一時停止が維持される限りテレビ画面上で静止画として最後に受信した画像を凍結および表示することによって、当面の間、放送されたメディア情報ストリームの受信および表示を停止する。実際には、STBは、ストリームを停止するためにマルチキャストソース304に図示されない通常「リーブ」メッセージなどを送信してもよい。
ユーザ機器300はその後、さらなるアクション3:3に示されるように、メディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を取得する。このため一時停止時間の指標は、アクション3:2としてユーザが実際に放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間t1を示す。これは実際には、アクション3:2において一時停止メッセージを受信した際にSTB300bに一時停止の時刻を登録することによってなされることが可能であり、するとブラウザ300aは、上記の一時停止時間指標としてSTB300bから登録時刻に関する情報を取り出すことができる。あるいは、マルチキャストストリーム中のデータは、一時停止時間の指標を取得するために使用されてもよい、時間指標を含んでもよい。一例として、生放送はt0=午後10:00:00に開始していてもよく、一時停止はt1=午後10:30:32.4、すなわち午後10時より30分32.4秒後に行われてもよい。
次のアクション3:4において、ユーザ機器300のブラウザ300aは、メディアストリームの識別子およびユーザの識別子とともに取得された一時停止時間の指標を含むIPTV制御サーバ302に、一時停止要求メッセージを送る。アクション3:4の一時停止要求メッセージは事実上、メディアサーバに保存されたテレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレス、本例ではURIと、一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の点を示す上述のオフセット値の、フェッチコマンドである。
さらなるアクション3:5は、アクション3:4で受信した一時停止時間指標に基づいてサーバ302がオフセット値を計算することを、図解している。放送開始時間t0はサーバ302にすでに知られており、t1は一時停止時間指標としてユーザ機器300から提供される、時間例t0=午後10:00:00およびt1=午後10:30:32を用いて、オフセット値はt1−t0=30分32秒、すなわちメディア情報ストリームの開始からアクション3:2でユーザ機器によって一時停止要求を生成する時間までの時間推移として、計算される。このため計算されたオフセット値は、図2を参照する正確なオフセットである。
サーバ302はその後、次のアクション3:6において、上記一時停止要求メッセージに応えてブラウザ300aに返信を送り、返信は計算されたオフセット値および記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスURIを含み、これは、メディアサーバ306から一時停止中のテレビ番組の残部を取り出すために使用されることが可能である。ブラウザ300aは、後の使用のために受信したオフセット値およびファイル格納場所アドレスURIを保存する。
後のいずれかの時点で、ユーザはたとえば、第二の破線矢印によって模式的に示されるように、ユーザ機器300の遠隔操作装置上の再生ボタンなどを押すことによって、一時停止中のテレビ番組を再開し、これによりブラウザ300aは、さらなるアクション3:7に示されるように、STB300bに再開メッセージを送る。再開メッセージは、上記受信および保存されたオフセット値およびファイル格納場所アドレスURIを含む。するとSTB300bは、次のアクション3:8において、オフセット値およびファイル格納場所アドレスURIを含むメディアサーバ306に「再生」メッセージを送り、それによりユーザ機器300上での再生のためにサーバ306からストリームの残りの記録済みバージョンをフェッチすることによって、オフセット値に対応する点でメディア情報ストリームを再開することができる。そして最終アクション3:9は、残りの記録済みバージョンのユニキャストストリームがメディアサーバ306からSTB300bに転送されることを、図解している。
このようにして、一時停止中のテレビ番組は、上述の先行技術にしたがってt3−t0の不正確なオフセットから再開する代わりに、周知の放送開始時間t0およびユーザ機器300から一時停止時間指標として提供される一時停止時間t1に基づいてネットワーク側のサーバ302によって計算される、t1−t0の正確なオフセットから再開されることになる。このため、番組は最初にサーバ302からマルチキャストストリームとして受信され、その後別のサーバ306からユニキャストストリームとして受信されるという事実にもかかわらず、一時停止中のテレビ番組から再開されたテレビ番組への遷移は滑らかとなる。
テレビ番組の生放送で受信された一時停止メディア情報ストリームを再開するための、ユーザ機器内で実行されるアクションを伴う方法の一例が、図4のフローチャートを参照して以下に記載される。この例のユーザ機器は、マルチキャストソース、制御サーバ、およびメディアサーバと通信して基本的に図3について先に記載されたように機能する、ブラウザおよびSTBを含んでもよい。
第一アクション400は、ユーザ機器がマルチキャストソースから放送されたマルチキャストストリームとしてメディア情報ストリームを受信することを図解しており、これは基本的に上記アクション3:1に対応する。次のアクション402において、基本的に上記アクション3:2に対応して、ユーザ機器はそのユーザから一時停止コマンドを受け付けて、ユーザ機器に放送されたマルチキャストストリームの受信のおよび表示を停止させ、これはこの時点から、上記例で記載されたように、最後に受信したメディア情報の凍結静止画を表示してもよい。
さらなるアクション404において、ユーザ機器はメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を取得し、これは基本的に上記アクション3:3に対応する。このためこの一時停止時間指標は、アクション402においてユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示す。さらに、一時停止時間指標は、一時停止が生放送中に発生した時刻に対応する、メディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして取得されてもよい。
ユーザ機器はその後、アクション406によって示されるように、一時停止時間の指標を含む要求メッセージを制御サーバに送り、これは上記アクション3:4の一時停止要求に対応する。要求メッセージはやはり好ましくは、メディアストリームの識別子、およびユーザの識別子を含む。
ユーザ機器は、続くアクション408において、要求メッセージに応えて制御サーバから返信メッセージを受信し、これは基本的に上記アクション3:5に対応する。受信した返信メッセージは、テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレス、この例ではURIと、アクション406で送られた一時停止時間の指標に基づいて制御サーバによって計算されたオフセット値とを含む。オフセット値は、一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の一時停止点を示す。このためオフセット値は、メディア情報ストリームの開始から一時停止点までの時間推移として見なされてもよい。
最後のアクション410は、ユーザからの再生コマンドなどの受信時に、ユーザ機器が受信したファイル格納場所アドレスURIおよびオフセット値に基づいて一時停止点からメディア情報ストリームを再開することを図解しており、これは基本的に上記アクション3:7から3:9に対応する。このアクションにおいて、メディア情報ストリームは、メディア情報ストリームの一時停止点から開始して、メディア情報ストリームの記録済みバージョンをユニキャストストリームとしてメディアサーバから取り出すことによって再開されることが可能である。
テレビ番組の生放送中に送られた一時停止メディア情報ストリームの再開を可能にするための、制御サーバ内で実行されるアクションを伴う方法の一例が、図5のフローチャートを参照して以下に記載される。この例における制御サーバは、ユーザ機器と通信して上記図3で記載されたのと基本的に同じように機能する。IPTV制御サーバであってもよい。
第一アクション500は、制御サーバが、ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を含む要求メッセージをユーザ機器から受信することを図解しており、これは基本的に上記アクション3:4に対応する。さらに、一時停止時間の指標は、メディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして要求メッセージ中に提供されてもよい。
制御サーバはその後、アクション502において、一時停止時間の指標に基づいてオフセット値を計算する。このためオフセット値は、一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の一時停止点を示し、これは基本的に上記アクション3:5に対応する。オフセット値はこのため、メディア情報ストリームの開始からユーザ機器によって要求された一時停止点までの時間推移と見なされてもよい。
最後に、制御サーバはアクション504においてユーザ機器に返信メッセージを送り、メッセージはテレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび計算されたオフセット値を含み、これは基本的に上記アクション3:6に対応する。これにより、ユーザ機器は、受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて、一時停止点からメディア情報ストリームを再開することができる。返信メッセージは、ユーザ機器内のブラウザに送られてもよい。
ユーザ機器および制御サーバが上述のソリューションを実現するように構成され得る様子の詳細な非限定例は、図6のブロック図によって図解される。たとえば図3から図5のいずれかについて先に記載されたやり方で、ユーザ機器600は、テレビ番組の生放送中にマルチキャストソース604から受信した一時停止メディア情報ストリームを再開するように構成されており、その一方で制御サーバ602は、テレビ番組の生放送中にユーザ機器600に送られた一時停止メディア情報ストリームの再開を可能にするように構成されている。
ユーザ機器600は、マルチキャストソース604から受信したメディア情報ストリームを再生するようになっている、再生ユニット600aを含む。ユーザ機器600はまた、たとえば適切なユーザコマンドを提供するためにユーザ機器600の図示しない遠隔操作装置またはその他の入力手段を用いて、ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止するときを示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標「TI」を取得するようになっている、取得ユニット600bも含む。ユーザ機器600は、一時停止時間の指標を含む要求メッセージを制御サーバ602に送るようになっている通信ユニット600cを、さらに含む。
制御サーバ602は、ユーザ機器600から上記要求メッセージを受信するようになっている通信ユニット602aを含み、したがってこのメッセージは一時停止時間指標TIを含む。制御サーバ602はまた、一時停止時間の指標TIに基づいてオフセット値を計算するようになっている計算ユニット602bも含み、オフセット値は一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の一時停止点を示す。
通信ユニット602aはさらに、テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび計算されたオフセット値を含む返信メッセージをユーザ機器に送るようにもなっている。ユーザ機器600内の通信ユニット600cはさらに、ファイル格納場所アドレスおよびオフセット値を含む返信メッセージを、制御サーバ602から受信するようにもなっている。
ユーザ機器600は、受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて一時停止点からメディア情報ストリームを再開するようになっている再開ユニット600dを、さらに含む。メディア情報ストリームは再開ユニット600dがメディアサーバ606からユニキャストストリームとして記録済みバージョンを取り出すことによって、再開されることが可能である。ユーザ機器600は、破線矢印によって模式的に示されるように、適切なやり方で、受信したユニキャストストリームを再生ユニット600aに入力するようになっている。
上記ユーザ機器600および制御サーバ602ならびにこれらの機能ユニット600aから600dおよび602aから602bは、様々な随意的実施形態にしたがって動作するように構成または適応されてもよい。たとえば、再開ユニット600dはさらに、メディア情報ストリームの一時停止点で開始して、メディアサーバ606から記録済みバージョンを取り出すことによってメディア情報ストリームを再開するようになっていてもよい。先の例のように、オフセット値は、メディア情報ストリームの開始から一時停止点までの時間推移であってもよい。
取得ユニット600bはさらに、生放送中に一時停止が発生した時刻に対応するメディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして、一時停止時間の指標を取得するようになっていてもよい。ユーザ機器は、たとえば図3に示されるように、セットトップボックス、STB、およびブラウザをさらに含んでもよい。制御サーバ内の通信ユニット602aはさらに、ユーザ機器600内のブラウザに返信メッセージを送るようになっていてもよい。
なお、当業者は適切なソフトウェアおよびハードウェア手段を用いてこれらの機能を実際に実現することができるが、図6は論理的な意味においてユーザ機器600および制御サーバ602内の様々な機能ユニットを図解するに過ぎない。このため、本ソリューションのこの態様は全体的に、ユーザ機器600および制御サーバ602の図示される構造に限定されるものではなく、その一方でこれらの機能ユニット600aから600dおよび602aから602bは、適切であれば図3から図5のいずれかに記載された特徴にしたがって動作するように構成されてもよい。
上述の機能ユニット600aから600dおよび602aから602bは、ユーザ機器600および制御サーバ602の各々でプロセッサ「P」によって実行されたときにこれらに上述のアクションを実行させるコード手段を含むそれぞれのコンピュータプログラムのプログラムモジュールとして、ユーザ機器600および制御サーバ602内でそれぞれ実現されることが可能である。各プロセッサPは単一の中央処理装置(CPU)であってもよく、または2つ以上の処理装置を含むこともできる。たとえば、プロセッサPは、汎用マイクロプロセッサ、命令セットプロセッサ、および/または関連するチップセット、および/または特定用途向け集積回路(ASIC)などの専用マイクロプロセッサを含んでもよい。プロセッサPはまた、キャッシュ目的のための記憶装置を含んでもよい。
各コンピュータプログラムは、各プロセッサPに接続されたメモリ「M」の形態で、それぞれユーザ機器600および制御サーバ602のいずれかに含まれるコンピュータプログラム製品によって、実行されてもよい。コンピュータプログラム製品またはメモリMは、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読媒体を含んでもよい。たとえば、メモリMは、フラッシュメモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、または電気的消去可能ROM(EEPROM)であってもよく、プログラムモジュールは、代替実施形態において、ユーザ機器600および制御サーバ602に含まれるメモリの形態で、異なるコンピュータプログラム製品上で配布されることも可能である。
本ソリューションは特定の例示的実施形態を参照して記載されてきたが、本明細書は全体的に、発明的概念を説明するようにのみ意図されており、ソリューションの範囲を限定するようにとらえられるべきではない。たとえば、「ユーザ機器」、「マルチキャストソース」、「制御サーバ」「メディアサーバ」、「テレビ番組」、「URI」、「要求メッセージ」、「返信メッセージ」、および「オフセット」という用語が本明細書を通じて使用されてきたが、本明細書に記載される特徴および特性を有するその他いずれの対応するノード、機能、および/またはパラメータが使用されることも可能である。ソリューションは、添付の特許請求の範囲によって定義される。

Claims (12)

  1. テレビ番組の生放送中に受信された一時停止メディア情報ストリームを再開するための、ユーザ機器(300)における方法であって、
    ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を取得すること(3:3、404)と、
    一時停止時間の前記指標を含む要求メッセージを制御サーバ(302)に送ること(3:4、406)と、
    テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび一時停止時間の指標に基づいて制御サーバによって計算されたオフセット値を含む返信メッセージを制御サーバから受信することであって、メディア情報ストリームの開始から一時停止点までの時間推移であるオフセット値は一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の前記一時停止点を示すこと(3:6、408)と、
    受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて、前記一時停止点からメディア情報ストリームを再開すること(3:7、410)と
    を含み、
    メディア情報ストリームは、メディア情報ストリーム中の前記一時停止点で開始する、前記記録済みバージョンをメディアサーバ(306)から取り出すことによって再開される、
    方法。
  2. 一時停止時間の指標は、前記生放送中に一時停止が発生した時刻に対応するメディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして取得される、請求項に記載の方法。
  3. ユーザ機器は、セットトップボックス、STB(300b)およびブラウザ(300a)を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. テレビ番組の生放送中に受信された一時停止メディア情報ストリームを再開するように構成されたユーザ機器(600)であって、
    ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示す、メディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標(TI)を取得するようになっている取得ユニット(600b)と、
    一時停止時間の前記指標を含む要求メッセージを制御サーバ(602)に送るようになっており、さらにテレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび一時停止時間の指標に基づいて制御サーバによって計算されたオフセット値を含む返信メッセージを制御サーバから受信するようにもなっており、メディア情報ストリームの開始から一時停止点までの時間推移であるオフセット値は一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の前記一時停止点を示す、通信ユニット(600c)と、
    受信したファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて前記一時停止点からメディア情報ストリームを再開するようになっている再開ユニット(600d)と
    を含み、
    再開ユニットはさらに、メディア情報ストリーム中の前記一時停止点で開始する、前記記録済みバージョンをメディアサーバ(306)から取り出すことによってメディア情報ストリームを再開する、
    ユーザ機器。
  5. 取得ユニット(600b)はさらに、前記生放送中に一時停止が発生した時刻に対応するメディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして、一時停止時間の指標を取得するようになっている、請求項に記載のユーザ機器。
  6. ユーザ機器は、セットトップボックス、STB(300b)およびブラウザ(300a)を含む、請求項4または5に記載のユーザ機器。
  7. テレビ番組の生放送中に送られた一時停止メディア情報ストリームの再開を可能にするための、制御サーバ(302)における方法であって、
    ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を含む要求メッセージをユーザ機器(300)から受信すること(3:4、500)と、
    一時停止時間の前記指標に基づいてオフセット値を計算することであって、メディア情報ストリームの開始から、ユーザ機器によって要求された一時停止点までの時間推移であるオフセット値は一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の前記一時停止点を示すこと(3:5、502)と、
    テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび計算されたオフセット値を含む返信メッセージをユーザ機器に送り、それによってユーザ機器が受信されたファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて前記一時停止点からメディア情報ストリームを再開できるようにすること(3:6、504)と
    を含み、
    メディア情報ストリームは、メディア情報ストリーム中の前記一時停止点で開始する、前記記録済みバージョンをメディアサーバ(306)から取り出すことによって再開される、
    方法。
  8. 一時停止時間の指標は、メディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして要求メッセージ内で提供される、請求項に記載の方法。
  9. 返信メッセージはユーザ機器内のブラウザに送られる、請求項またはに記載の方法。
  10. テレビ番組の生放送中に送られた一時停止メディア情報ストリームの再開を可能にするように構成された制御サーバ(602)であって、
    ユーザ機器のユーザが放送されたメディア情報ストリームを一時停止した時間を示すメディア情報ストリーム中の一時停止時間の指標を含む要求メッセージをユーザ機器(300)から受信するようになっている通信ユニット(602a)と、
    一時停止時間の前記指標に基づいてオフセット値を計算するようになっており、メディア情報ストリームの開始から、ユーザ機器によって要求された一時停止点までの時間推移であるオフセット値は一時停止が発生したメディア情報ストリーム中の前記一時停止点を示す、計算ユニット(602b)と
    を含み、
    通信ユニット(602a)はさらに、テレビ番組の記録済みバージョンのファイル格納場所アドレスおよび計算されたオフセット値を含む返信メッセージをユーザ機器に送るようになっており、それによってユーザ機器が受信されたファイル格納場所アドレスおよびオフセット値に基づいて、メディア情報ストリーム中の前記一時停止点で開始する、前記記録済みバージョンをメディアサーバ(306)から取り出すことによって、前記一時停止点からメディア情報ストリームを再開できるようにする、制御サーバ。
  11. 一時停止時間の指標は、メディア情報ストリーム中のタイムスタンプとして要求メッセージ内で提供される、請求項10に記載の制御サーバ。
  12. 通信ユニット(602a)はさらに、ユーザ機器内のブラウザに返信メッセージを送るようになっている、請求項10または11に記載の制御サーバ。
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