JP5867342B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5867342B2
JP5867342B2 JP2012189291A JP2012189291A JP5867342B2 JP 5867342 B2 JP5867342 B2 JP 5867342B2 JP 2012189291 A JP2012189291 A JP 2012189291A JP 2012189291 A JP2012189291 A JP 2012189291A JP 5867342 B2 JP5867342 B2 JP 5867342B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
logon
communication device
logged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012189291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014048758A (ja
Inventor
秀和 永野
秀和 永野
Original Assignee
株式会社ナカヨ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナカヨ filed Critical 株式会社ナカヨ
Priority to JP2012189291A priority Critical patent/JP5867342B2/ja
Publication of JP2014048758A publication Critical patent/JP2014048758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5867342B2 publication Critical patent/JP5867342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置に関し、特に、通信装置のログオフ制御技術に関する。
従来、ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置において、ユーザは、予め設定してあるユーザのアカウント情報を用いてこの通信装置にログオンすることにより、この通信装置が提供する各種サービスを利用可能となる。ここで、ユーザが、作業を終えて通信装置から離れる際に、通信装置に対するログオフ操作を忘れると、ユーザ以外の第三者も通信装置が提供する各種サービスを利用可能となってしまう。そこで、ユーザがログオンしてから所定のタイムアウト時間の経過後に自動ログオフする通信装置がある。
特許文献1には、ユーザ毎に自動ログオフまでのタイムアウト時間を設定する装置が開示されている。この装置では、ユーザ毎に、ログオン/ログオフの操作状況を統計処理して、この統計値に基づき自動ログオフまでのタイムアウト時間を最適な値に設定する。
特開2009−181252号公報
ところで、来客、臨時会議、電話対応等の突発的な事情を含む各種の中断事由によって作業を中断した場合等において、その後、作業場所の変更等の理由により作業中断前に使用していた装置とは別の装置で作業を再開させたいことがある。この場合、特許文献1に記載の技術によれば、ユーザは、作業中断前に使用していた装置が自動ログオフ前であるならば、第三者の使用防止のためにこの装置のログオフ操作を速やかに実行しなければならず、面倒である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信装置のログオフ操作の煩わしさを低減することができる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のログオン/ログオフ機能を備えた通信装置は、ログオン時に、ログオンしたユーザのユーザ情報を含むログオン情報を他の通信装置に通知する。また、通信装置は、ログオン状態において他の通信装置からログオン情報を受信した場合に、このログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが自通信装置にログオン中のユーザであるならば、強制的にログオフする。
例えば、本発明の一態様は、ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
ユーザ毎に、当該ユーザの自通信装置へのログオン中に前記ネットワークから取得したファイルの属性情報および取得元のアドレス情報を、当該ユーザに係るユーザ情報に対応付けて記憶する属性情報記憶手段と、
前記強制ログオフ手段により自通信装置から強制的にログオフしたユーザに係るユーザ情報と、当該ユーザ情報に対応付けられて前記属性情報記憶手段に記憶されているファイルの属性情報および取得元のアドレス情報の一覧と、を含む取得一覧情報を、前記ネットワークに送信する取得一覧情報送信手段と、
他通信装置から強制的にログオフされたユーザに係るユーザ情報と、当該ユーザの他通信装置へのログオン中に他通信装置が前記ネットワークから取得したファイルの属性情報および取得元のアドレス情報の一覧と、を含む前記取得一覧情報を、前記ネットワークから受信する取得一覧情報受信手段と、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記取得一覧情報受信手段が当該ユーザに係るユーザ情報を含む前記取得一覧情報を受信したならば、当該取得一覧情報に含まれるファイルの属性情報のなかから、当該ユーザに係るユーザ情報に対応付けられて前記属性情報記憶手段に記憶されているファイルの属性情報以外の属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、
前記属性情報抽出手段により抽出された属性情報を有するファイルの送信元アドレス情報を前記取得一覧情報から取得して、当該取得元のアドレス情報により特定されるサーバから当該ファイルを取得するファイル取得手段と、を有する。
また、本発明の他の態様は、ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
前記強制ログオフ手段によりユーザを自通信装置から強制的にログオフする際にアクセス中のサーバがあったならば、当該ユーザに係るユーザ情報と、当該サーバのアドレス情報と、を含むアクセス情報を、前記ネットワークに送信するアクセス情報送信手段と、
他通信装置から強制的にログオフされたユーザに係るユーザ情報と、他通信装置が当該ユーザを強制的にログオフする際にアクセス中であったサーバのアドレス情報と、を含む前記アクセス情報を、前記ネットワークから受信するアクセス情報受信手段と、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記アクセス情報受信手段が当該ユーザに係るユーザ情報を含む前記アクセス情報を受信したならば、当該アクセス情報に含まれているアドレス情報により特定されるサーバにアクセスするアクセス手段と、を有する
また、本発明のさらに他の態様は、ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
自通信装置に対する着信を、前記強制ログオフ手段により自通信装置から強制的にログオフしたユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報の送信元へ転送するための着信転送設定を実行する着信転送設定手段と、を有する。
また、本発明のさらに他の態様は、ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザでないならば、自通信装置にログオンしているユーザに対して、前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが当該ログオン情報の送信元を利用中である旨を通知するログオン先通知手段と、を有する。
本発明によれば、ログオン中の通信装置とは別の通信装置で中断した作業を再開したい場合でも、この別の通信装置にログオンすることで、作業中断前に使用していた通信装置から強制ログオフされる。このため、この作業中断前に使用していた通信装置のログオフ操作が不要となり、ログオフ操作の煩わしさを低減できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るIP電話システムの概略構成図である。 図2は、本実施の形態に係るIP電話システムの第一の動作例を説明するためのシーケンス図である。 図3は、本実施の形態に係るIP電話システムの第二の動作例を説明するためのシーケンス図である。 図4は、固定IP電話機1および無線IP電話機2の概略機能構成図である。 図5は、取得一覧情報記憶部110の登録内容例を模式的に表した図である。 図6は、固定IP電話機1および無線IP電話機2の動作を説明するためのフロー図である。
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係るIP電話システムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態に係るIP電話システムは、複数の固定IP電話機1−1〜1−n(以下、単に固定IP電話機1とも呼ぶ)と、複数の無線IP電話機2−1〜2−m(以下、単に無線IP電話機2とも呼ぶ)と、固定IP電話機1および無線IP電話機2を収容するSIP(Session Initiation Protocol)サーバ3と、を備えて構成される。
固定IP電話機1およびSIPサーバ3は、LAN4に接続され、無線IP電話機2は、無線アクセスポイント(AP)5を介してLAN4に接続されている。また、LAN4は、ゲートウェイ(GW)6を介してWAN7に接続されている。さらに、WAN7には、ファイルサーバ8、ASP(Application Service Provider)サーバ9等が接続されている。
固定IP電話機1および無線IP電話機2は、IP電話機能に加えて、電子メール、Webブラウザ、ビジネスアプリケーション、ゲームアプリケーション等のソフトウエア実行機能およびこのソフトウエア実行機能に対するログオン/ログオフ機能を有している。固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ログオン/ログオフ機能によりログオン状態にある場合にのみ、ユーザによるソフトウエア実行機能の利用を許可し、ログオフ状態の場合は、ユーザによるソフトウエア実行機能の利用を拒否する。
図2は、本実施の形態に係るIP電話システムの第一の動作例を説明するためのシーケンス図である。ここでは、三台の固定IP電話機1−1〜1−3および一台の無線IP電話機2−1がSIPサーバ3に収容されている例を示している。
固定IP電話機1−1にはユーザAがログオン中であり(S101)、固定IP電話機1−3にはユーザBがログオン中であり(S102)、そして、固定IP電話機1−2および無線IP電話機2−1はログオフ状態にあるものとする(S103、S104)。
さて、固定IP電話機1−1は、ユーザAの指示に従いファイルサーバ8にアクセスして、このファイルサーバ8から所望のファイル(データファイルまたはプログラムファイル)をダウンロードすると(S105)、このファイルの属性情報およびダウンロード元であるファイルサーバ8のアドレス情報を、ユーザAのユーザIDに対応付けて登録する(S106)。なお、ファイルサーバ8アクセス用のアカウント情報が必要であったならば、このアカウント情報をアドレス情報に含める。
つぎに、ユーザAは、来客、臨時会議、電話対応等の突発的な事情を含む各種の作業中断事由によって作業を中断し、その後、作業場所の変更等の理由により、作業中断前に使用していた固定IP電話機1−1ではなく、無線IP電話機2−1で作業を再開するものとする。
無線IP電話機2−1は、ユーザAからログオン操作を受け付けると(S107)、このログオン操作を介してユーザAより受け付けたアカウント情報(ユーザIDおよびパスワード)に基づいてユーザ認証を行う(S108)。そして、ユーザ認証に成功したならば、ユーザAのログオンを許可する(S109)。それから、無線IP電話機2−1は、無線IP電話機2−1にログオンしたユーザAのユーザIDを含むログオン情報をLAN4上に同報送信する(S110)。
つぎに、ログオン状態にある固定IP電話機1−3は、無線IP電話機2−1から同報送信されたログオン情報を受信し、このログオン情報に含まれているユーザIDが固定IP電話機1−3にログオン中のユーザBのユーザIDと一致するか否かを判断する。ここで、ログオン情報に含まれているユーザIDはユーザAのものであり、固定IP電話機1−3にログオン中のユーザはユーザBであるので、両ユーザIDは一致しない。この場合、固定IP電話機1−3は、ログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザAが、ログオン情報の送信元である無線IP電話機2−1を使用中である旨を表示する(S111)。
また、ログオン状態にある固定IP電話機1−1は、固定IP電話機1−3と同様に、無線IP電話機2−1から同報送信されたログオン情報を受信し、このログオン情報に含まれているユーザIDが固定IP電話機1−1にログオン中のユーザAのユーザIDと一致するか否かを判断する。ここで、ログオン情報に含まれているユーザIDはユーザAのものであり、固定IP電話機1−1にログオン中のユーザはユーザAであるので、両ユーザIDは一致する。この場合、固定IP電話機1−1は、ユーザAの強制ログオフを実行する(S112)。それから、固定IP電話機1−1は、固定IP電話機1−1に対する着信を、ログオン情報の送信元である無線IP電話機2−1に転送するための着信転送設定要求を、SIPサーバ3に送信する(S113)。これを受けて、SIPサーバ3は、固定IP電話機1−1に対する着信の、無線IP電話機2−1への転送を設定する(S114)。
また、固定IP電話機1−1は、強制ログオフしたユーザAのユーザIDと、このユーザIDに対応付けて登録されている各ファイルの属性情報およびアドレス情報と、を含む取得一覧情報を作成し(S115)、この取得一覧情報を、ログオン情報の送信元である無線IP電話機2−1に送信する(S116)。
つぎに、ログオン状態にある無線IP電話機2−1は、無線IP電話機2−1にログオン中のユーザAのユーザIDを含む取得一覧情報を受信すると、この取得一覧情報に含まれるファイルの属性情報に基づいて、ユーザAが固定IP電話機1−1にダウンロードしたファイルのなかから、ユーザAが無線IP電話機2−1にダウンロードしていないファイルを抽出する(S117)。具体的には、取得一覧情報から、ユーザAのユーザIDに対応付けられて無線IP電話機2−1に登録されているファイルの属性情報以外の属性情報およびこの属性情報に対応付けられているアドレス情報を取得する。それから、無線IP電話機2−1は、取得したアドレス情報により特定されるファイルサーバ8にアクセスして、取得した属性情報により特定されるファイルをファイルサーバ8からダウンロードする(S118)。このとき、アドレス情報にアカウント情報が含まれているならば、このアカウント情報を用いてファイルサーバ8にアクセスする。なお、取得一覧情報から取得した属性情報の一覧を表示し、この一覧のなかから、無線IP電話機2−1にダウンロードするファイルの属性情報をユーザAに選択させるようにしてもよい。
図3は、本実施の形態に係るIP電話システムの第二の動作例を説明するためのシーケンス図である。図2と同様、三台の固定IP電話機1−1〜1−3および一台の無線IP電話機2−1がSIPサーバ3に収容されている例を示している。
固定IP電話機1−1にはユーザAがログオン中であり(S121)、固定IP電話機1−3にはユーザBがログオン中であり(S122)、そして、固定IP電話機1−2および無線IP電話機2−1はログオフ状態にあるものとする(S123、S124)。
この状態において、固定IP電話機1−1は、ユーザAの指示に従いASPサーバ9にアクセスして、このASPサーバ9が提供するアプリケーションソフトウエアの機能を利用している(S125)。
さて、ユーザAは、来客、臨時会議、電話対応等の突発的な事情を含む各種の中断事由によって作業を中断し、その後、作業場所の変更等の理由により、作業中断前に使用していた固定IP電話機1−1ではなく、無線IP電話機2−1で作業を再開するものとする。
無線IP電話機2−1は、ユーザAからログオン操作を受け付けると(S126)、このログオン操作を介してユーザAより受け付けたアカウント情報(ユーザIDおよびパスワード)に基づいてユーザ認証を行う(S127)。そして、ユーザ認証に成功したならば、ユーザAのログオンを許可する(S128)。それから、無線IP電話機2−1は、無線IP電話機2−1にログオンしたユーザAのユーザIDを含むログオン情報をLAN4上に同報送信する(S129)。
つぎに、ログオン状態にある固定IP電話機1−3は、無線IP電話機2−1から同報送信されたログオン情報を受信し、このログオン情報に含まれているユーザIDが固定IP電話機1−3にログオン中のユーザBのユーザIDと一致するか否かを判断する。ここで、ログオン情報に含まれているユーザIDはユーザAのものであり、固定IP電話機1−3にログオン中のユーザはユーザBであるので、両ユーザIDは一致しない。この場合、固定IP電話機1−3は、ログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザAが、ログオン情報の送信元である無線IP電話機2−1を使用中である旨を表示する(S130)。
また、ログオン状態にある固定IP電話機1−1は、固定IP電話機1−3と同様に、無線IP電話機2−1から同報送信されたログオン情報を受信し、このログオン情報に含まれているユーザIDが固定IP電話機1−1にログオン中のユーザAのユーザIDと一致するか否かを判断する。ここで、ログオン情報に含まれているユーザIDはユーザAのものであり、固定IP電話機1−1にログオン中のユーザはユーザAであるので、両ユーザIDは一致する。この場合、固定IP電話機1−1は、ログオン中のユーザAのユーザIDと、アクセス中のASPサーバ9のアドレス情報と、を含むアクセス情報を作成する(S131)。なお、ASPサーバ9アクセス用のアカウント情報が必要であったならば、このアカウント情報をアドレス情報に含める。それから、固定IP電話機1−1は、ユーザAの強制ログオフを実行する(S132)。
つぎに、固定IP電話機1−1は、固定IP電話機1−1に対する着信を、ログオン情報の送信元である無線IP電話機2−1に転送するための着信転送設定要求を、SIPサーバ3に送信する(S133)。これを受けて、SIPサーバ3は、固定IP電話機1−1に対する着信の、無線IP電話機2−1への転送を設定する(S134)。
また、固定IP電話機1−1は、作成したアクセス情報を、ログオン情報の送信元である無線IP電話機2−1に送信する(S135)。
つぎに、ログオン状態にある無線IP電話機2−1は、無線IP電話機2−1にログオン中のユーザAのユーザIDを含むアクセス情報を受信すると、このアクセス情報に含まれるアドレス情報により特定されるASPサーバ9にアクセスする(S137)。ここで、アクセス情報にアカウント情報が含まれているならば、このアカウント情報を用いてASPサーバ9にアクセスする。なお、ASPサーバ9へのアクセス前に、無線IP電話機2−1がユーザAに承認を求めるようにしてもよい。
つぎに、本実施の形態に係るIP電話システムを構成する固定IP電話機1および無線IP電話機2の詳細を説明する。なお、SIPサーバ3には、一般的なSIPサーバを利用できるので、その詳細な説明を省略する。
図4は、固定IP電話機1および無線IP電話機2の概略機能構成図である。
図示するように、固定IP電話機1および無線IP電話機2のそれぞれは、通信インターフェース部101と、マンマシンインターフェース部102と、IP電話処理部103と、ソフトウエア実行部104と、ログオン/ログオフ管理部105と、ログオン情報送受信部106と、ログオン先通知部107と、強制ログオフ制御部108と、着信転送要求部109と、取得一覧情報記憶部110と、ファイル取得管理部111と、取得一覧情報送受信部112と、アクセス管理部113と、アクセス情報送受信部114と、を備えている。
通信インターフェース部101は、他の固定IP電話機1、他の無線IP電話機2、SIPサーバ3、ファイルサーバ8、およびASPサーバ9等と通信するためのインターフェースである。自IP電話機が固定IP電話機1の場合、通信インターフェース部101は、LAN4に接続するためのLANインターフェースとなり、自IP電話機が無線IP電話機2の場合、通信インターフェース部101は、無線AP5に接続するための無線LANインターフェースとなる。
マンマシンインターフェース部102は、電話用のハンドセット、ユーザに各種情報を表示するためのLCD等の表示パネル、およびユーザから各種操作を受け付けるためのキーボード、タッチセンサ等の操作パネルを備える。
IP電話処理部103は、SIPに従って発着信制御を行うとともに、RTP(Real Time Transport Protocol)に従って通話中制御を行うことにより、通信インターフェース部101およびマンマシンインターフェース部102と連携して、IP電話機能を実現する。
ソフトウエア実行部104は、OS(Operating System)に従い、電子メール、Webブラウザ、ビジネスアプリケーション、ゲームアプリケーション等のアプリケーションソフトを実行するソフトウエア実行機能を実現する。
ログオン/ログオフ管理部105は、ソフトウエア実行部104に対するログオン/ログオフを管理する。具体的には、ログオン/ログオフ管理部105は、ログオフ状態において、マンマシンインターフェース部102を介してユーザからログオン操作を受け付けた場合、このログオン操作を介してユーザより受け付けたアカウント情報を用いてユーザ認証を行う。そして、ユーザ認証に成功したならば、マンマシンインターフェース部102およびソフトウエア実行部104間の接続を有効にして、ユーザによるソフトウエア実行部104の利用を許可する(ログオン)。また、ログオン/ログオフ管理部105は、ログオン状態において、マンマシンインターフェース部102を介してユーザからログオフ操作を受け付けた場合、あるいは、後述する強制ログオフ制御部108から強制ログオフ指示を受け付けた場合、マンマシンインターフェース部102およびソフトウエア実行部104間の接続を無効にして、以後、ユーザによるソフトウエア実行部104の利用を拒否する(ログオフ)。
ログオン情報送受信部106は、ログオン/ログオフ管理部105の指示に従い、ログオンしたユーザのユーザIDを含むログオン情報を生成して、このログオン情報をLAN4上に同報送信する。また、ログオン情報送受信部106は、通信インターフェース部101を介して他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2からログオン情報を受信した場合に、ログオン/ログオフ管理部105を参照し、このログオン情報に含まれているユーザIDが自IP電話機にログオン中のユーザのユーザIDと一致するか否かを判断する。そして、両ユーザIDが一致する場合には、このログオン情報を強制ログオフ制御部108に通知し、両ユーザIDが一致しない場合には、このログオン情報をログオン先通知部107に通知する。
ログオン先通知部107は、ログオン情報送受信部106からログオン情報を受信した場合に、このログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザが、ログオン情報の送信元のIP電話機(固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2)を利用中である旨をマンマシンインターフェース部102に表示する。
強制ログオフ制御部108は、ログオン情報送受信部106からログオン情報を受信した場合に、このログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザの強制ログオフをログオン/ログオフ管理部105に対して指示するとともに、このログオン情報を、着信転送要求部109、ファイル取得管理部111、およびアクセス管理部113に対して通知する。
着信転送要求部109は、強制ログオフ制御部108からログオン情報を受信した場合に、このログオフ情報の送信元である他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2に自IP電話機に対する着信を転送するための着信転送設定要求を生成し、この着信転送設定要求を、通信インターフェース部101を介してSIPサーバ3に送信する。
取得一覧情報記憶部110には、ユーザ毎に、ログオン中にダウンロードしたファイルの属性情報およびアドレス情報が記憶される。
図5は、取得一覧情報記憶部110の登録内容例を模式的に表した図である。
図示するように、取得一覧情報記憶部110には、自IP電話機にログオン可能なユーザ毎に、取得一覧情報のテーブル1101が対象ユーザのユーザID1100に対応付けられて記憶されている。テーブル1101には、対象ユーザがログオン中にダウンロードしたファイルの属性情報およびアドレス情報のレコード1102が登録される。レコード1102は、ファイルの属性情報を登録するフィールド1103と、ファイルのダウンロード元のアドレス情報を登録するフィールド1104と、を有する。フィールド1103は、ファイル名を登録するサブフィールド11031と、ファイル種別を登録するサブフィールド11032と、ファイルサイズを登録するサブフィールド11033と、ファイルのダウンロード日時を登録するサブフィールド11034と、を有する。フィールド1104は、ファイルのダウンロード元のアドレス(URL)を登録するサブフィールド11041と、ファイルのダウンロードにアカウント情報が必要な場合にそのアカウント情報を登録するサブフィールド11042と、を有する。
ファイル取得管理部111は、ソフトウエア実行部104によるファイルサーバ8等へのアクセスを監視しており、ソフトウエア実行部104が通信インターフェース部101を介してファイルをダウンロードしたならば、ソフトウエア実行部104にログオン中のユーザのユーザID1100に対応付けられているテーブル1101を取得一覧情報記憶部110から特定して、このテーブル1101に新たなレコード1102を追加する。そして、この追加したレコード1102のフィールド1103のサブフィールド11031〜11034に、ダウンロードされたファイルのファイル名、ファイル種別、ファイルサイズ、およびダウンロード日時を登録するとともに、フィールド1104のサブフィールド11041、11042に、ファイルのダウンロード元のアドレス、およびダウンロードにアカウント情報が必要な場合にはそのアカウント情報を登録する。
また、ファイル取得管理部111は、強制ログオフ制御部108からログオン情報を受信した場合に、このログオン情報に含まれているユーザIDと、このユーザIDに対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されたテーブル1101に登録されているレコード1102であって、サブフィールド11034にログオン後の日時が登録されているレコード1102と、を含む取得一覧情報を生成する。そして、この取得一覧情報をログオン情報の送信元アドレスとともに取得一覧情報送受信部112に通知する。
また、ファイル取得管理部111は、取得一覧情報送受信部112から取得一覧情報を受信した場合に、この取得一覧情報に含まれるユーザIDに対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されているテーブル1101を特定する。そして、取得一覧情報に含まれている各レコード1102のなかから、特定したテーブル1101に登録されている各レコード1102のいずれとも、フィールド1103のサブフィールド11031〜11033に登録されているファイル名、ファイル種別およびファイルサイズが一致しないレコード1102を抽出する。それから、ファイル取得管理部111は、ソフトウエア実行部104を制御し、抽出したレコード1102のフィールド1104のサブフィールド11041に登録されているアドレスにアクセスさせて、抽出したレコード1102のフィールド1103のサブフィールド11031〜11033に登録されているファイル名、ファイル種別およびファイルサイズにより特定されるファイルを、このアクセス先からダウンロードする。ここで、抽出したレコード1102のフィールド1104のサブフィールド11042にアカウント情報が登録されているならば、このアカウント情報を用いて、抽出したレコード1102のフィールド1104のサブフィールド11041に登録されているアドレスにアクセスさせ、ファイルをダウンロードする。
取得一覧情報送受信部112は、ファイル取得管理部111から取得一覧情報をログオン情報の送信元アドレスとともに受け取ったならば、通信インターフェース部101を介して、この送信元アドレスにより特定される他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2に、この取得一覧情報を送信する。
また、取得一覧情報送受信部112は、通信インターフェース部101を介して他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から、ソフトウエア実行部104にログオン中のユーザのユーザIDを含む取得一覧情報を受信したならば、この取得一覧情報をファイル取得管理部111に渡す。
アクセス管理部113は、ソフトウエア実行部104によるASPサーバ9等へのアクセスを監視しており、強制ログオフ制御部108からログオン情報を受信した場合に、アクセス中のASPサーバ9等があるならば、ログオン情報に含まれているユーザIDと、アクセス中のASPサーバ9等のアドレス情報と、を含むアクセス情報を生成する。ここで、アクセス中のASPサーバ9等へのアクセスにアカウント情報が必要な場合には、アクセス中のASPサーバ9等のアドレスに加えて、そのアカウント情報をアドレス情報に含める。そして、このアクセス情報をログオン情報の送信元アドレスとともにアクセス情報送受信部114に通知する。
また、アクセス管理部113は、アクセス情報送受信部114からアクセス情報を受信した場合に、ソフトウエア実行部104を制御し、アクセス情報中のアドレス情報に含まれているアドレスにアクセスさせる。ここで、アドレス情報にアカウント情報が含まれているならば、このアカウント情報を用いてアクセスさせる。
アクセス情報送受信部114は、アクセス管理部113からアクセス情報をログオン情報の送信元アドレスとともに受け取ったならば、通信インターフェース部101を介して、この送信元アドレスにより特定される他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2に、このアクセス情報を送信する。
また、アクセス情報送受信部114は、通信インターフェース部101を介して他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から、ソフトウエア実行部104にログオン中のユーザのユーザIDを含むアクセス情報を受信したならば、このアクセス情報をアクセス管理部113に渡す。
図6は、固定IP電話機1および無線IP電話機2の動作を説明するためのフロー図である。
ログオン/ログオフ管理部105は、マンマシンインターフェース部102を介してユーザからログオン操作を受け付けると(S200でYES)、このログオン操作を介してユーザより受け付けたアカウント情報に基づいてユーザ認証を行う(S201)。具体的には、ユーザより受け付けたアカウント情報が、ログオンを許可するユーザのアカウント情報として予め登録されているか否かを判断する。そして、ユーザ認証に失敗したならば(S202でNO)、その旨をマンマシンインターフェース部102に表示するなどの所定のエラー処理を行い、それからS200に戻って、新たなログオン操作を待つ。
一方、ユーザ認証に成功した場合(S202でYES)、ログオン/ログオフ管理部105は、ユーザのログオンを許可する(S203)。これにより、ユーザによるソフトウエア実行部104の利用が可能になる。
つぎに、ログオン/ログオフ管理部105は、ログオン情報送受信部106に対して、ログオンしたユーザのユーザIDを通知してログオン情報の送信を指示する。これを受けて、ログオン情報送受信部106は、ログオンしたユーザのユーザIDを含むログオン情報を生成して、このログオン情報をLAN4上に同報送信する(S204)。
つぎに、取得一覧情報送受信部112は、ログオン/ログオフ管理部105によってユーザのログオンが許可されてから所定時間の経過によりタイムアウトするまでの間(S211)、通信インターフェース部101を介して他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から、ログオン中のユーザのユーザIDを含む取得一覧情報が送られてくるのを待つ(S205)。そして、取得一覧情報送受信部112は、ログオン中のユーザのユーザIDを含む取得一覧情報を受信したならば(S205でYES)、この取得一覧情報をファイル取得管理部111に渡す。
これを受けて、ファイル取得管理部111は、この取得一覧情報を用いて、ログオン中のユーザがログオン前に使用していた他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2にダウンロードしたファイルのなかから、自IP電話機において未ダウンロードのファイルを特定する(S206)。具体的には、ログオン中のユーザIDに対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されたテーブル1101を特定して、取得一覧情報に含まれている各レコード1102のなかから、特定したテーブル1101に登録されている各レコード1102のいずれとも、フィールド1103のサブフィールド11031〜11033に登録されているファイル名、ファイル種別およびファイルサイズが一致しないレコード1102を抽出する。
つぎに、ファイル取得管理部111は、ソフトウエア実行部104を制御し、抽出したレコード1102のフィールド1104のサブフィールド11041に登録されているアドレスにアクセスさせて、抽出したレコード1102のフィールド1103のサブフィールド11031〜11033に登録されているファイル名、ファイル種別およびファイルサイズにより特定されるファイルを、このアクセス先からダウンロードする(S207)。ここで、抽出したレコード1102のフィールド1104のサブフィールド11042にアカウント情報が登録されているならば、このアカウント情報を用いて、抽出したレコード1102のフィールド1104のサブフィールド11041に登録されているアドレスにアクセスさせて、ファイルをダウンロードする。
同様に、アクセス情報送受信部114は、ログオン/ログオフ管理部105によってユーザのログオンが許可されてから所定時間の経過によりタイムアウトするまでの間(S211)、通信インターフェース部101を介して他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から、ログオン中のユーザのユーザIDを含むアクセス情報が送られてくるのを待つ(S209)。そして、アクセス情報送受信部114は、ログオン中のユーザのユーザIDを含むアクセス情報を受信したならば(S209でYES)、このアクセス情報をアクセス管理部113に渡す。これを受けて、アクセス管理部113は、ソフトウエア実行部104を制御し、アクセス情報中のアドレス情報に含まれているアドレスにアクセスさせる(S210)。ここで、アドレス情報にアカウント情報が含まれているならば、このアカウント情報を用いてアクセスさせる。
さて、ファイル取得管理部111は、ソフトウエア実行部104によるファイルサーバ8等へのアクセスを監視しており、ソフトウエア実行部104が通信インターフェース部101を介してファイルをダウンロードしたならば(S212でYES)、ダウンロードしたファイルに基づいて、ログオン中のユーザのユーザID1100に対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されているテーブル1101を更新する(S213)。具体的には、このテーブル1101に新たなレコード1102を追加し、このレコード1102のフィールド1103のサブフィールド11031〜11034に、ダウンロードされたファイルのファイル名、ファイル種別、ファイルサイズ、およびダウンロード日時を登録するとともに、フィールド1104のサブフィールド11041、11042に、ファイルのダウンロード元のアドレス、およびダウンロードにアカウント情報が必要な場合にはそのアカウント情報を登録する。
また、ログオン情報送受信部106は、通信インターフェース部101を介して他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2からログオン情報を受信したならば(S214でYES)、ログオン/ログオフ管理部105を参照し、このログオン情報に含まれているユーザIDがログオン中のユーザのユーザIDと一致するか否かを判断する(S215)。そして、受信したログオン情報に含まれているユーザIDがログオン中のユーザのユーザIDと一致しない場合には(S215でNO)、このログオン情報をログオン先通知部107に通知する。これを受けて、ログオン先通知部107は、このログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザが、ログオン情報の送信元のIP電話機(固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2)を利用中である旨をマンマシンインターフェース部102に表示する(S222)。
一方、受信したログオン情報に含まれているユーザIDがログオン中のユーザのユーザIDと一致する場合(S215でYES)、ログオン情報送受信部106は、このログオン情報を強制ログオフ制御部108に通知する。これを受けて、強制ログオフ制御部108は、ログオン/ログオフ管理部105に対して、このログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザの強制ログオフを指示するとともに、着信転送要求部109、ファイル取得管理部111、およびアクセス管理部113に対して、このログオン情報を通知する。
つぎに、ログオン/ログオフ管理部105は、強制ログオフ制御部108の指示に従い、ユーザの強制ログオフを実行する(S216)。これにより、ユーザによるソフトウエア実行部104の利用が不可能になる。
つぎに、着信転送要求部109は、IP電話機に対する着信を、強制ログオフ制御部108から受信したログオフ情報の送信元である他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2に転送するための着信転送設定要求を生成し、この着信転送設定要求を、通信インターフェース部101を介してSIPサーバ3に送信する(S217)。
つぎに、ファイル取得管理部111は、強制ログオフ制御部108から受信したログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザがログオン中にファイルをダウンロードしたか否かを判断する(S218)。具体的には、このユーザIDに対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されているテーブル1101に、ログオン後の日時がフィールド1103のサブフィールド11034に登録されているレコード1102が登録されている場合に、ログオン中にファイルをダウンロードしたものと判断する。そして、ログオン中にファイルをダウンロードしている場合には(S218でYES)、このテーブル1101に対応付けられているユーザIDと、このテーブル1101に登録されているレコード1102であって、ログオン後の日時がフィールド1103のサブフィールド11034に登録されているレコード1102と、を含む取得一覧情報を生成する。そして、この取得一覧情報をログオン情報の送信元アドレスとともに取得一覧情報送受信部112に通知する。これを受けて、取得一覧情報送受信部112は、通信インターフェース部101を介して、この送信元アドレスにより特定される他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2に、この取得一覧情報を送信する(S219)。
つぎに、アクセス管理部113は、強制ログオフ制御部108から受信したログオン情報に含まれるユーザIDにより特定されるユーザの指示に従い、強制ログオフされるまでASPサーバ9等にアクセス中であったか否かを判断する(S220)。そして、ASPサーバ9等にアクセス中であった場合には(S220でYES)、このユーザIDと、アクセス中のASPサーバ9等のアドレス情報と、を含むアクセス情報を生成して、このアクセス情報をログオン情報の送信元アドレスとともに、アクセス情報送受信部114に通知する。これを受けて、アクセス情報送受信部114は、通信インターフェース部101を介して、この送信元アドレスにより特定される他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2に、このアクセス情報を送信する(S221)。その後、S200に戻って、新たなログオン操作を待つ。
また、ログオン/ログオフ管理部105は、ユーザのログオン中に、マンマシンインターフェース部102を介してユーザからログオフ操作を受け付けると(S223でYES)、ユーザのログオフを実行する(S224)。これにより、ユーザによるソフトウエア実行部104の利用が不可能になる。その後、S200に戻って、新たなログオン操作を待つ。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ログオン時に、ログオンしたユーザのユーザIDを含むログオン情報をLAN4上に同報送信する。また、ログオン状態において他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2からログオン情報を受信した場合に、このログオン情報に含まれているユーザIDがログオン中のユーザのユーザIDと一致するならば、強制的にログオフする。このため、本実施の形態によれば、ユーザが、ログオン中の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2とは別の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2で中断した作業を再開させたい場合でも、この別の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2にログオンすることで、作業中断前に使用していた固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から強制ログオフされる。したがって、この作業中断前に使用していた固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2のログオフ操作が不要となり、ログオフ操作の煩わしさを低減できる。また、作業を行っていた固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2からのログオフをユーザが忘れてしまっていても、いずれか別の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2にログオンすれば、作業を行っていた固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から自動的にログオフされるため、作業を行っていない固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2がログオン状態のまま放置されることを防止できる。
また、本実施の形態において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ログオン中にファイルサーバ8等からダウンロードしたファイルの属性情報およびダウンロード元のアドレス情報を、ユーザのユーザIDに対応付けて取得一覧情報記憶部110に記憶する。そして、他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から受信したログオン情報に基づきユーザの強制ログオフを実行した場合に、このユーザのユーザIDと、このユーザIDに対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されているファイルの属性情報およびアドレス情報の一覧と、を含む取得一覧情報を生成し、この取得一覧情報をログオン情報の送信元に送信する。また、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ユーザのログオン中に、このユーザのユーザIDを含む取得一覧情報を受信したならば、この取得一覧情報に含まれるファイルの属性情報と、このユーザのユーザIDに対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されたファイルの属性情報とを用いて、自IP電話機1、2へのログオン前にユーザが使用していた他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2にダウンロードされたファイルのうち、自IP電話機1、2にダウンロードされていないファイルを特定し、このファイルを自動でダウンロードする。
したがって、本実施の形態によれば、作業中断前に使用していた固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2とは別の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2を用いて作業を再開させる場合における作業準備の負担をより軽減できる。
また、本実施の形態において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から受信したログオン情報に基づきユーザの強制ログオフを実行した場合に、アクセス中のASPサーバ9等があったならば、このユーザのユーザIDと、アクセス中であったASPサーバ9等のアドレス情報と、を含むアクセス情報を生成し、このアクセス情報をログオン情報の送信元に送信する。また、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ユーザのログオン中に、このユーザのユーザIDを含むアクセス情報を受信したならば、このアクセス情報に含まれるアドレス情報により特定されるASPサーバ9等にアクセスする。
したがって、本実施の形態によれば、ユーザが、作業中断前に使用していた固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2とは別の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2を用いて作業を再開する場合における作業準備の負担をより軽減できる。
また、本実施の形態において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から受信したログオン情報に基づきユーザの強制ログオフを実行した場合に、SIPサーバ3に対して、自IP電話機1、2に対する着信を、このログオン情報の送信元である他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2へ転送するための着信転送設定要求を送信する。
したがって、本実施の形態によれば、ユーザが、作業中断前に使用していた固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2とは別の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2を用いて作業を再開する場合における利便性を向上させることができる。
また、本実施の形態において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ログオン中に、ログオンしているユーザ以外のユーザのユーザIDを含むログオン情報を他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から受信した場合に、このログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザが、このログオグ情報の送信元である他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2を使用中である旨を表示する。
したがって、本実施の形態によれば、固定IP電話機1および無線IP電話機2のユーザは、他のユーザがどの固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2を使用して作業をしているかを即座に知ることができる。また、他のユーザは、例えば、あるユーザの机の上にある固定IP電話機1の電話機能を利用可能になったことを知ることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、固定IP電話機1および無線IP電話機2において、ログオン種別を複数設け(例えばプライベートモードおよびオフィシャルモード)、ログオン/ログオフ管理部105に、各ユーザのログオン種別毎にログオン/ログオフを管理させてもよい。そして、他の固定IP電話機1および無線IP電話機2との間で送受信するログオン情報にログオン種別を含め、ログオン状態において他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2からログオン情報を受信したならば、このログオン情報に含まれているユーザIDがログオン中のユーザのユーザIDと一致し、且つこのログオン情報に含まれるログオン種別がログオン中のユーザのログオン種別と一致する場合にのみ、強制的にログオフする。このようにすることで、ユーザは、例えば固定IP電話機1にオフィシャルモードでログオンし、無線IP電話機2にプライベートモードでログオンするなど、ログオン種別を使い分けることで複数のIP電話機1、2を同時に利用可能となり、使い勝手が向上する。
なお、この場合において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ログオン中に、ログオンしているユーザ以外のユーザのユーザIDを含むログオン情報を他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から受信したならば、このログオン情報に含まれているユーザIDにより特定されるユーザが、このログオン情報に含まれているログオン種別で、このログオグ情報の送信元のIP電話機1、2を使用中である旨を表示してもよい。このようにすることにより、ユーザは、通話相手の連絡先をログオン種別で判断することが可能となり、使い勝手が向上する。
また、この場合において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ログオン中のユーザがダウンロードしたファイルの属性情報およびダウンロード元のアドレス情報を、ユーザのユーザIDおよびログオン種別に対応付けて取得一覧情報記憶部110に記憶する。そして、他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から受信したログオン情報に基づきユーザの強制ログオフを実行した場合に、このユーザのユーザIDおよびログオン種別と、このユーザIDおよびログオン種別に対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されているファイルの属性情報およびアドレス情報の一覧と、を含む取得一覧情報を生成し、この取得一覧情報をログオン情報の送信元に送信する。また、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ユーザのログオン中に、このユーザのユーザIDを含み、且つ自IP電話機1、2と同じログオン種別を含む取得一覧情報を受信したならば、この取得一覧情報に含まれているファイルの属性情報と、このユーザのユーザIDおよびログオン種別に対応付けられて取得一覧情報記憶部110に記憶されているファイルの属性情報とを用いて、自IP電話機1、2へのログオン前にユーザが同一ログオン種別で使用していた他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2にダウンロードされたファイルのうち、自IP電話機1、2にダウンロードされていないファイルを特定し、この特定したファイルを自動でダウンロードする。
また、この場合において、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、他の固定IP電話機1あるいは無線IP電話機2から受信したログオン情報に基づきユーザの強制ログオフを実行した場合に、アクセス中のASPサーバ9等があったならば、このユーザのユーザIDおよびログオン種別と、アクセス中であったASPサーバ9等のアドレス情報と、を含むアクセス情報を生成し、このアクセス情報をログオン情報の送信元に送信する。また、固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ユーザのログオン中に、このユーザのユーザIDを含み、且つ自IP電話機1、2と同じログオン種別を含むアクセス情報を受信したならば、このアクセス情報に含まれているアドレス情報により特定されるASPサーバ9等にアクセスする。
また、上記の実施の形態では、ログオン情報の送受信をIP電話機1、2間で直接行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば、IP電話機1、2のプレゼンスを管理するプレゼンスサーバ等を介して、IP電話機1、2間でログオン情報の送受信を行うようにしてもよい。
また、ユーザの強制ログオフを実行する固定IP電話機1および無線IP電話機2は、ユーザの強制ログオフを実行する旨をログオン情報の送信元のIP電話機1、2にユーザの強制ログオフの実行前に通知し、ログオン情報の送信元のIP電話機1、2は、その旨を表示するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態において、図4に示す固定IP電話機1および無線IP電話機2の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびNIC(Network Interface Card)、モデム等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することで実現されるものでもよい。
また、上記の実施の形態では、本発明を固定IP電話機および無線IP電話機に適用した場合を例にとり説明したが、本発明は、固定電話機、無線電話機を含む、ログオン/ログオフ機能を備えた様々な通信装置に適用可能である。
1、1−1〜1−n:固定IP電話機、 2、2−1〜2−m:無線IP電話機、 3:SIPサーバ、 4:LAN、 5:無線アクセスポイント、 6:ゲートウェイ、 7:WAN、 8:ファイルサーバ、 9:ASPサーバ、 101:通信インターフェース部、 102:マンマシンインターフェース部、 103:IP電話処理部、 104:ソフトウエア実行部、 105:ログオン/ログオフ管理部、 106:ログオン情報送受信部、 107:ログオン先通知部、 108:強制ログオフ制御部、 109:着信転送要求部、 110:取得一覧情報記憶部、 111:ファイル取得管理部、 112:取得一覧情報送受信部、 113:アクセス管理部、 114:アクセス情報送受信部

Claims (4)

  1. ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
    他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
    ユーザ毎に、当該ユーザの自通信装置へのログオン中に前記ネットワークから取得したファイルの属性情報および取得元のアドレス情報を、当該ユーザに係るユーザ情報に対応付けて記憶する属性情報記憶手段と、
    前記強制ログオフ手段により自通信装置から強制的にログオフしたユーザに係るユーザ情報と、当該ユーザ情報に対応付けられて前記属性情報記憶手段に記憶されているファイルの属性情報および取得元のアドレス情報の一覧と、を含む取得一覧情報を、前記ネットワークに送信する取得一覧情報送信手段と、
    他通信装置から強制的にログオフされたユーザに係るユーザ情報と、当該ユーザの他通信装置へのログオン中に他通信装置が前記ネットワークから取得したファイルの属性情報および取得元のアドレス情報の一覧と、を含む前記取得一覧情報を、前記ネットワークから受信する取得一覧情報受信手段と、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記取得一覧情報受信手段が当該ユーザに係るユーザ情報を含む前記取得一覧情報を受信したならば、当該取得一覧情報に含まれるファイルの属性情報のなかから、当該ユーザに係るユーザ情報に対応付けられて前記属性情報記憶手段に記憶されているファイルの属性情報以外の属性情報を抽出する属性情報抽出手段と、
    前記属性情報抽出手段により抽出された属性情報を有するファイルの送信元アドレス情報を前記取得一覧情報から取得して、当該取得元のアドレス情報により特定されるサーバから当該ファイルを取得するファイル取得手段と、を有する
    ことを特徴とする通信装置。
  2. ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
    他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
    前記強制ログオフ手段によりユーザを自通信装置から強制的にログオフする際にアクセス中のサーバがあったならば、当該ユーザに係るユーザ情報と、当該サーバのアドレス情報と、を含むアクセス情報を、前記ネットワークに送信するアクセス情報送信手段と、
    他通信装置から強制的にログオフされたユーザに係るユーザ情報と、他通信装置が当該ユーザを強制的にログオフする際にアクセス中であったサーバのアドレス情報と、を含む前記アクセス情報を、前記ネットワークから受信するアクセス情報受信手段と、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記アクセス情報受信手段が当該ユーザに係るユーザ情報を含む前記アクセス情報を受信したならば、当該アクセス情報に含まれているアドレス情報により特定されるサーバにアクセスするアクセス手段と、を有する
    ことを特徴とする通信装置。
  3. ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
    他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
    自通信装置に対する着信を、前記強制ログオフ手段により自通信装置から強制的にログオフしたユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報の送信元へ転送するための着信転送設定を実行する着信転送設定手段と、を有する
    ことを特徴とする通信装置。
  4. ログオン/ログオフ機能を備えた通信装置であって、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザのログオンを許可した場合に、自通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含むログオン情報をネットワークに送信するログオン情報送信手段と、
    他通信装置にログオンしているユーザに係るユーザ情報を含む前記ログオン情報を前記ネットワークから受信するログオン情報受信手段と、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザならば、前記ログオン/ログオフ機能により当該ユーザを自通信装置から強制的にログオフする強制ログオフ手段と、
    前記ログオン/ログオフ機能により任意のユーザが自通信装置にログオンしている場合に、前記ログオン情報受信手段が受信した前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが、自通信装置にログオンしているユーザでないならば、自通信装置にログオンしているユーザに対して、前記ログオン情報に含まれているユーザ情報により特定されるユーザが当該ログオ情報の送信元を利用中である旨を通知するログオン先通知手段と、を有する
    ことを特徴とする通信装置。
JP2012189291A 2012-08-29 2012-08-29 通信装置 Active JP5867342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189291A JP5867342B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012189291A JP5867342B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014048758A JP2014048758A (ja) 2014-03-17
JP5867342B2 true JP5867342B2 (ja) 2016-02-24

Family

ID=50608414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012189291A Active JP5867342B2 (ja) 2012-08-29 2012-08-29 通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5867342B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3830360B2 (ja) * 2001-05-18 2006-10-04 松下電器産業株式会社 セキュリティー保護装置及び方法
JP2005217643A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Sanyo Electric Co Ltd 電話機および電話サーバ
JP4381347B2 (ja) * 2005-05-27 2009-12-09 株式会社東芝 電話システムとそのログイン管理方法およびサーバ装置
JP5522735B2 (ja) * 2010-11-04 2014-06-18 Necシステムテクノロジー株式会社 セッション管理装置、セッション管理システム、セッション管理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014048758A (ja) 2014-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5175025B2 (ja) 無線デバイスとサーバとの間でハンドシェイクするためのシステム及び方法
US7912896B2 (en) Data access, replication or communication system comprising a distributed software application
US20090258662A1 (en) Handling attachment content on a mobile device
JP2003323312A (ja) サーバ装置、及び情報処理方法
EP1598753A2 (en) Internet access control system and access control method in the terminal and in the server
JP5988355B2 (ja) 携帯端末を用いた業務システムおよびその制御方法
TW200524394A (en) Dynamically distributed portal-based application processing system
US8855583B2 (en) Communication system, communication terminal, server, communication method to be used therein and program therefor
DK180822B1 (en) AN eSIM MANAGEMENT PLATFORM CONFIGURED TO BE POLLED BY AN eSIM CARD
JP3434209B2 (ja) コミュニケーションツール利用状況伝達方法,そのサーバ装置,クライアント端末装置およびそれらのプログラム記録媒体
JP2003022228A (ja) 通信システムにおける状態の通知方法、状態通知サーバ、通信システム、記録媒体、及びプログラム
WO2017113359A1 (zh) 一种云端操作界面共享的方法、相关设备及系统
US8370439B2 (en) Activating automatic messaging session
WO2017091951A1 (zh) 一种系统消息的通知方法及用户设备
JP5307909B2 (ja) 通信システムとその制御方法
JP5867342B2 (ja) 通信装置
NO324486B1 (no) Fremgangsmate og terminaler for tilveiebringing av data
EP1374522B1 (en) A method and a system of remotely controlling data transfer via a data transfer network
CN107147778B (zh) 一种数据处理方法和装置及移动终端
US20090216864A1 (en) Methods, apparatuses, and computer program products, for automatically finding configuration settings for services
JP3974128B2 (ja) データ転送方法及びデータ転送システム
JP2017199945A (ja) 強制ログアウト機能を有する通信装置
CN108574664B (zh) 一种账号登录的方法、客户端、服务器、系统以及存储介质
JP4323304B2 (ja) アプリケーション識別方法および通信端末
KR20000072802A (ko) 핫폰의 시리얼번호를 이용한 인터넷전화 연결방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5867342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250