JP5866424B2 - 環境調整システム - Google Patents
環境調整システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5866424B2 JP5866424B2 JP2014210347A JP2014210347A JP5866424B2 JP 5866424 B2 JP5866424 B2 JP 5866424B2 JP 2014210347 A JP2014210347 A JP 2014210347A JP 2014210347 A JP2014210347 A JP 2014210347A JP 5866424 B2 JP5866424 B2 JP 5866424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- outside
- ventilation
- mode
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 title claims description 99
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 92
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 48
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 43
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 38
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 19
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 claims description 4
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 13
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 9
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 8
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 7
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 206010019345 Heat stroke Diseases 0.000 description 1
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
また、この時、不在時間の長さを考慮して、不在時間の長さに応じた環境調整を行うことが可能な技術の開発が望まれていた。
建物1内部の人の在・不在を検知するための人感センサー20bを有し、建物1内部の人の不在時間を計測する計測手段20と、
建物1外部の気温や湿度、風速等の環境情報を収集する屋外情報収集手段21と、
建物1内部の温度や湿度等の環境情報を収集する屋内情報収集手段22と、
建物1外部と建物1内部との間の通気を制御する通気手段23(例えば、開口部開閉装置23a,吸気ファン23b,天窓開閉装置23c,遮蔽手段23d)と、
個人を識別する識別手段24と、
個人の在・不在状態のパターンを記憶する記憶手段25と、
不在時間スケジュール情報を入力するための入力手段26と、を備えており、
前記屋内情報収集手段22は、建物1内部の室温を測定するための温度測定手段22aと、建物1内部の湿度を測定するための湿度測定手段22bと、建物1内部に差し込まれる日射を検知するための日射検知手段22cとを有し、
前記通気手段23は、前記建物1に設けられた建物1外部への開口部を開放・閉塞するための開口部開閉装置23aと、建物1外部から空気を強制的に建物1内部へと取り込むための吸気ファン23bと、前記天窓1dを開口・閉塞するための天窓開閉装置23cと、前記開口部の建物1外部側に設けられる遮蔽手段23dとを有し、
前記日射検知手段22cによって建物1内部の環境調整の処理が行われる際は、
建物1内部の温度が外気温よりも上がったら夏季、建物1内部の温度が外気温よりも下がったら冬季という基準に基づいて夏季であるか冬季であるかの判断を行い、
夏季である場合には、前記日射検知手段22cによって、建物1内部に差し込まれる日射を検知し、日射が検知されたら、前記遮蔽手段23dによって前記開口を遮蔽して、建物1内部への日射を遮断するように設定され、
冬季である場合には、前記日射検知手段22cによって、建物1内部に差し込まれる日射を検知し、日射が検知されたら、この日射を建物1内部に積極的に取り入れるように設定され、
前記通気手段23は、夏季において、不在時間の長さが所定値以上で、かつ、建物1内部の温度が所定温度以上、建物1外部の気温が屋内温度以下である場合に、建物1外部と建物1内部との間の通気を行うように設定され、
前記通気手段23による通気の制御では、前記制御装置29と前記プログラム記憶部25aに格納された通気プログラムに基づいて行われており、
前記通気プログラムには、標準モード、全自動モード、スケジュールモード、環境調整の処理の継続または終了と連動する環境補助の処理のフローが備えられ、
前記通気手段23による通気の制御では、前記屋外情報収集手段21によって、建物1外部の風速を測定し、測定された風速が所定値以下であるか否かを判別し、風速が所定値以下である場合には、前記吸気ファン23bの運転を開始するように設定され、
前記通気手段23によって建物1内部の環境調整の処理が行われる際は、
前記計測手段20によって計測された不在時間の長さと、前記屋外情報収集手段21によって収集された建物1外部の環境情報と、前記屋内情報収集手段22によって収集された建物1内部の環境情報とに基づいて、建物1外部と建物1内部との間の通気を制御する標準モードと、
建物1外部の環境情報と、建物1内部の環境情報と、前記識別手段24によって識別された個人の在・不在状態のパターンとに基づいて、建物1外部と建物1内部との間の通気を制御する全自動モードと、
建物1外部の環境情報と、建物1内部の環境情報と、前記入力手段26によって入力されたスケジュール情報とに基づいて、建物1外部と建物1内部との間の通気を制御するスケジュールモードと、のうち1つのモードに則って動作するように設定されており、
前記3つのモードでは、少なくとも、居住者の不在時における前記通気手段23による建物1内部の環境調整と、建物1の防犯のために建物1外部と建物1内部とを連通する開口部を適宜閉塞する防犯モードとが行われるように設定されていることを特徴とする。
前記通気手段23は、建物1外部の環境情報と、建物1内部の環境情報と、前記記憶手段25によって記憶された個人の在・不在状態のパターンとに基づいて、建物1外部と建物1内部との間の通気を制御しているので、建物1内部の環境を、個人の生活パターンや、建物1の内部および外部の環境を考慮した快適なものとすることができる。
前記通気手段23は、建物1外部の環境情報と、建物1内部の環境情報と、前記入力手段26によって入力されたスケジュール情報とに基づいて、建物1外部と建物1内部との間の通気を制御しているので、建物1内部の環境調整を、例えば旅行や出張等の突発的なスケジュールにも対応させて行うことができる。すなわち、前記入力手段26によってスケジュール情報を入力しておけば、例えば旅行や出張等を終えて建物1に帰着するのに合わせて建物1内部の環境調整を行ったり、不在期間中、建物1内部の空気の入れ替えを行ったりすることができる。
また、従来のように空調機器を使用せずとも、前記通気手段23によって建物1内部の環境を調整することができるので、建物1内部の環境調整に係るエネルギー消費を抑えることができる。
また、標準モードと全自動モードとスケジュールモードの3つのモードでは、少なくとも、居住者の不在時における前記通気手段23による建物1内部の環境調整と、建物1の防犯のために建物1外部と建物1内部とを連通する開口部を適宜閉塞する防犯モードとが行われるように設定されているので、人の不在時に、前記3つのモードのうち、いずれかのモードで環境調整を行っている最中も、建物の防犯に関する策(開口部を適宜閉塞する)を講じることができ、防犯性を向上させることができる。換言すれば、人の不在時に環境調整を行っている時であっても、防犯モードが適切に行われるので、安心して環境調整を行うことができ、結果的に、快適な環境を形成することが可能となる。
また、人が外出した直後に、建物1内部の環境がすぐに変化することはないので、不在時間の長さに応じて環境調整が行われるように設定されていれば、それまでの間にシステム稼働のための余計なエネルギーを消費することが無く、建物1内部の環境調整に係るエネルギー消費を抑えることができる。
また、入力されたスケジュール終了予定時間までの長さが所定時間以下となったら環境調整が行われるように設定されているので、それまでの間にシステム稼働のための余計なエネルギーを消費することが無く、建物1内部の環境調整に係るエネルギー消費を抑えることができる。さらに、人が帰宅する頃には、建物1内部の環境を快適なものとしておくことができる。
前記通気手段は、前記防犯モードが作動した後であるとともに不在時間の長さが所定値以上で、かつ前記検知手段によって検知された人が前記識別手段によって識別できない場合に、前記開口部を閉塞するように設定されていることを特徴とする。
図1は本発明に係る環境調整システムの構成を示す概略図である。
図1において符号1は、環境調整システムを示す。この環境調整システムは、敷地2に建築された住宅等の建物1に対して備えられており、建物1内部の温度等の環境調整を行うためのものであり、建物1内部の人の不在時間を計測する計測手段20と、建物1外部の気温や湿度、風速等の環境情報を収集する屋外情報収集手段21と、建物1内部の温度や湿度等の環境情報を収集する屋内情報収集手段22と、建物1外部と建物1内部との間の通気を制御する通気手段23(例えば、開口部開閉装置23a,吸気ファン23b,天窓開閉装置23c,遮蔽手段23d)とを備えている。
本実施の形態の建物1は、図3および図4に示すように、1階1aと2階1bとからなる2階建住宅となっており、周囲を塀2aによって囲まれた敷地2内に建築されている。敷地2内にはカーポート2bが設けられている。
また、屋根1cには開閉可能な天窓1dが設けられており、通気経路の一部として用いられている。なお、この天窓1dの代わりに、屋根1cから上方に突出して設けられるとともに通気孔を有することによって建物1内部の排熱を可能とする排熱塔を採用してもよいものとする。
共用居住空間のリビング・ダイニング3には、建物1外部に通じる窓3a,3bと、往来エリアに通じる出入口3cとが設けられている。また、キッチン4にも建物1外部に通じる窓4aが設けられている。
水周りエリアの風呂5には、建物1外部に通じる窓5aと洗面所6に通じる出入口5bとが設けられている。洗面所6にも、建物1外部に通じる窓6aと往来エリアに通じる出入口6bとが設けられている。トイレ7にも、建物1外部に通じる窓7aと往来エリアに通じる出入口7bとが設けられている。
往来エリアの廊下8は、共用居住空間と水周りエリアと玄関9と階段10とを接続しており、玄関9は建物1内部と外部とを接続しており、階段10は1階1aと2階1bとを接続している。
廊下11には、バルコニー16に通じる窓11aが設けられている。
階段10に近接し、バルコニー16側に位置する部屋12には、バルコニー16に通じる窓12aと、廊下11に通じる出入口12bとが設けられている。
階段10に近接し、バルコニー16側とは反対側に位置する部屋13には、建物1外部に通じる窓13a,13bと、廊下11に通じする出入口13cとが設けられている。また、この出入口13cに設けられる扉の上方には、通気可能な欄間13dが設けられている。
階段10から離間し、バルコニー16側に位置する部屋14には、バルコニー16に通じる窓14aと、廊下11に通じる出入口14bとが設けられている。
吹き抜け部15を形成する壁には、この吹き抜け部15と部屋14とを連通する部屋側開口15aと、吹き抜け部15と廊下11とを連通する廊下側開口15bとが形成されている。これによって、この吹き抜け部15と前記階段10とを介して1階1aと2階1bとが連通し、空気の流通が可能な状態となっている。
また、部屋14と廊下11とが、吹き抜け部15を介して連通しており、1階1aから上昇する暖かい空気を、部屋14の窓14aから取り込んだ空気によって廊下11側へと送ることが可能となっている。すなわち、建物1内部には、熱が溜まりやすい箇所を狙った通気経路が形成されている。
この蓄熱土間によれば、夏季においては、環境調整および空調機器、その他の冷房機器等によって温度が低下した建物1内部を保冷することができ、冬季においては、環境調整および空調機器、その他の暖房機器によって温度が上昇した建物1内部を保温することができる。特に、この蓄熱土間の周囲は保冷・保温効果が高い。
また、建物1内部の各部屋3,12,13,14には、図示しないエアコン等の空調機器が設置されており、これら空調機器は、居住者の在宅時には適宜使用されている。なお、居住者の不在が確認された場合には、これら空調機器の稼動を強制的にストップさせる設定としてもよいものとする。
これら計測手段20と、屋外情報収集手段21と、屋内情報収集手段22と、通気手段23とは、制御装置29を介して互いに接続されるとともに制御されている。
このような制御装置29は、建物1内部に設けられるとともに環境調整システムの操作を行うためのコントロールパネル30に備えられている。
このコントロールパネル30には、それぞれ後述するが、検知手段24bによって人を検知するとともに該人の個人ID24aを識別するための識別手段24と、各種プログラムが格納されるプログラム記憶部25aおよび各種データが格納されるデータ記憶部25bからなる記憶手段25と、データや各種情報を入力するための入力手段26と、データや各種情報を出力するための出力手段27と、建物1周辺地域の気象情報データ28aを取得するための取得手段28などが搭載されている。以上の各種手段は前記制御装置29によって制御されている。
すなわち、検知手段24bによって人が検知された場合に、建物1側と人との間で通信が行われ、その際に個人IDが認証されない時に、その人が侵入者として判断されることになる。
また、居住者が携帯機を建物1内部や外出先に忘れた時のために、建物1外部に、指紋認証や声紋認証等、その他の認証装置を設けるようにしてもよい。
また、前記携帯機は、例えば建物1の出入り用の鍵や、自動車用の鍵、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等が採用されており、前記識別手段24との間で行われる通信に係る機能を有している。
さらに、前記データ記憶部25bには、例えば図6に示すような個人の生活パターンデータ32や、図7に示すようなカレンダーデータ33を始め、様々なデータが格納・蓄積されている。
なお、本実施の形態においては、これら入力手段26および出力手段27を外部に露出させた状態でコントロールパネル30が構成されている。
気象情報データ28aには、降水(雨や雪等)情報だけでなく、花粉情報、紫外線情報、熱中症情報、台風情報等、様々な情報を含んだものとし、本環境調整システムも、降水情報だけでなく、その他の気象情報に基づいて動作するように設定されていてもよい。
具体的には、図3に示すように、1階1aには、リビング・ダイニング3に1つ、キッチン4に1つ、風呂5に1つ、廊下8に1つ設置されている。2階1bには、廊下11に2つ、部屋12に1つ、部屋13に1つ、部屋15に1つ設置されている。これら複数の人感センサー20bによる検知は、連続的または断続的に行われている。
前記時計20aは人感センサー20bに連動しており、人感センサー20bの検知結果に基づいて前記制御装置29によって建物1内部が不在状態であると判断された時に、人の不在時間の長さを計測し始めるように設定されている。
前記温度測定手段21aは温度計(図示せず)であり、前記湿度測定手段21bは湿度計(図示せず)であり、前記風速測定手段21cは風速計(図示せず)である。
なお、前記温度計および湿度計は、それぞれ、建物1の北側と南側とに設置されており、敷地2内で環境に相違があっても確実に測定できるようになっている。
また、前記風速計は、本実施の形態においては、風速だけでなく、風向も測定できるものが採用されている。
なお、雨滴検知手段としては、その他にも、例えば絶縁被膜で被覆した相対向する雨滴検知用電極を設けて、絶縁被膜表面に雨滴が付着した際の電極間容量の増加から降雨開始判断を行う静電容量型のものや、発光素子から発せられた光を検知面で反射させ、反射した光を受光素子で受光して雨滴の検出を行うような光学方式のもの等が知られている。本実施の形態の雨滴検知手段は、上述のように抵抗型のものを採用したが、これに限るものではなく、適宜変更可能である。
前記温度測定手段22aは温度計(図示せず)であり、前記湿度測定手段22bは湿度計(図示せず)である。また、これら温度計および湿度計は、それぞれ建物1内部の複数箇所に設置されており、各部屋ごとに温度や湿度を計測できるようになっている。
この遮蔽手段23dは、遮蔽機能および通気機能を有する複数枚のスラット31a…を連装してなるルーバー装置31や、カーテン(図示せず)とされている。
また、前記天窓開閉装置23cも、図示はしないが、前記開口部開閉装置23aと同様に、少なくとも窓障子を、開口部を開放・閉塞できるように駆動させる駆動装置と、ロックをかけるロック機構とを有しているものが採用されている。
なお、本実施の形態においてはシーリングファンを採用したが、これに限るものではなく、例えば建物1外部から建物1内部に向かって空気を取り込むことが可能に構成された換気扇(図示せず)等を採用してもよい。
また、前記複数枚のスラット31a…のうち、少なくとも一部のスラット31aが回動自在に構成されている。なお、少なくとも一部のスラット31aとは、ルーバー装置31によって開口部を遮蔽した時に、複数枚のスラット31a…のうちの上部に位置する数枚のスラット31a…を指している。つまり、前記ルーバー装置31は、前記開口部を遮蔽して建物1内部への日射を遮った状態で、該ルーバー装置31の表裏間での通風を可能としている。
なお、前記巻き取りドラム31dは、駆動装置(図示せず)によって回転駆動するように構成されており、この駆動装置は前記制御装置29によって制御されている。
なお、同じく遮蔽手段23dである前記カーテンも、このルーバー装置31のように前記制御装置29の制御に基づいて開閉動作できるように設定されていてもよい。
なお、通気手段23による通気の制御は、前記制御装置29と前記プログラム記憶部25aに格納された通気プログラムに基づいて行われている。また、この通気プログラムは、その他の各種プログラムとも連動しており、通気プログラムに基づく通気動作と、前記各種プログラムに基づく種々の動作とを連動して行うことができるようになっている。
また、これら3つのモードでは、少なくとも、居住者の不在時における建物1内部の環境調整と、建物1の防犯(防犯モード)とが行われるように設定されている。
この標準モードにおいては、まず、建物1内部の複数箇所に配置された人感センサー20b…によって、居住者の在・不在状態を判別する(ステップS1)。
この時、居住者が在宅であれば、その後も連続的または断続的に居住者の在・不在状態を判別する動作を行う。一方、居住者が不在であれば、防犯モードが作動するとともに(ステップS2)、前記時計20aによって不在時間の長さを計測する(ステップS3)。
なお、この時、前記ルーバー装置31の複数枚のスラット31a…を上昇させたり下降させたりして動作させ、日射の調整を行うようにしてもよい。
また、このように環境調整が行われている際も、前記人感センサー20b…によって、建物1内部の人の在・不在状態の確認が行われており(ステップS7)、不在状態が継続している場合には、環境調整も継続して行うようにする。
また、在宅が確認された場合には、防犯モードを解除し(ステップS8)、標準モードを終了させる。なお、環境調整の処理および防犯モードの詳細については後述する。
この全自動モードにおいては、まず、前記コントロールパネル30に備えられた識別手段24によって、居住者の個人ID24aを識別する(ステップS9)。
続いて、居住者が、個人の在・不在パターンを記憶するパターン記憶モードに移行するか否かを選択する(ステップS10)。当初は、個人の在・不在パターンが記憶されていないので、自動的にパターン記憶モードへと移行する。
数日(例えば1週間)、居住者個人の在・不在パターンを記憶・蓄積したら、蓄積したデータに基づいて、例えば図6に示すように、個人の在・不在パターンをデータ32として作成する(ステップS12)。本実施の形態においては、居住者の平日の在・不在パターンデータ32と、休日の在・不在パターンデータ(図示せず)とが作成されたものとする。
なお、個人パターン32のデータ作成は、前記制御装置29や計測手段20や識別手段24、記憶手段25等が連動し、前記プログラム記憶部25aに格納された個人データ作成プログラム(図示せず)に基づいて行われる。
パターン記憶モードに移行せずに全自動モードを進めることを選択すると、まず、作成された個人パターン32のデータがロードされ(ステップS13)、この個人パターンデータ32に基づいて処理が進められることになる。
その後は、記憶された外出時間内であるか否かの確認が断続的または連続的に行われるか、時計20aに基づいて確認が行われる。
なお、環境調整の処理は、特に夏季と冬季とで異なる設定となっており、建物1内部の温度調整だけでなく、日射の調整、雨天時の処理等も行えるように構成されている。
そして、環境調整の処理中も、記憶された外出時間内であるか否かの確認を行う(ステップS17)。記憶された外出時間内であれば環境調整も継続して行うようにする。また、記憶された外出時間内であれば防犯モードを解除する(ステップS18)。
OFFにしなければ、個人パターン32に基づいて全自動モードが継続されるように設定されている。すなわち、居住者が全自動モードをOFFにしない限り、全自動モードが自動的に継続するように設定されている。
このスケジュールモードにおいては、まず、前記コントロールパネル30に備えられた入力手段26によって、スケジュール情報を入力し、これをデータとして前記データ記憶部25bに格納する(ステップS20)。
スケジュール情報の入力は、図7に示すように、カレンダーデータ33に基づいて行うことができるようになっており、前記コントロールパネル30に備えられた出力手段27(表示モニタ)によって出力された画面を見ながら、入力手段26によって入力できるようになっている。
なお、スケジュールモードは、居住者の不在時間が24時間以上となる場合に設定できるようになっている。すなわち、スケジュール情報は、不在時間が24時間以上の場合にのみ入力できるように設定されている。
スケジュール開始予定時間となったら、防犯モードが作動するとともに(ステップS22)、すべての開口部が閉塞される(ステップS23)。
なお、所定値とは、夏季や冬季において、居住者の帰宅に合わせて建物1内部の環境を良好なものとすることができる程度の時間を指しており、本実施の形態では3時間とされている。また、この数値は、建物1の断熱性能等によって変化するものであるため、環境調整システムが採用される建物ごとに異なる設定としてもよいものとする。
環境調整の処理は、特に夏季と冬季とで異なる設定となっており、建物1内部の温度調整だけでなく、日射の調整、雨天時の処理等も行えるように構成されている。
また、このように環境調整が行われている際も、前記人感センサー20b…によって、建物1内部の人の在・不在状態の確認が行われており(ステップS26)、不在状態が継続している場合には、環境調整も継続して行うようにする。
そして、在宅が確認された場合には、防犯モードを解除し(ステップS27)、スケジュールモードを終了させる。
すなわち、例えばGPS(Global Positioning System)またはGPSが搭載された機器を利用して居住者の位置情報を把握し、帰宅までの距離や時間を予測するなどして、環境調整の処理を進めるようにしてもよい。
また、このGPSを利用した方式は、スケジュールモードだけでなく、上述の標準モードや全自動モードに適用してもよいものとする。つまり、居住者の帰宅をGPSを利用して把握し、建物1内部の環境調整の処理をタイムリーに進めることができるので、好ましい。
この環境調整処理においては、まず、夏季であるか冬季であるかの判断を行う(ステップS28)。なお、夏季であるか冬季であるかの判断は、「建物1内部の温度が外気温よりも上がったら夏季」、「建物1内部の温度が外気温よりも下がったら冬季」という基準に基づいて行われている。また、このような基準と、前記カレンダーデータ33とを併用して判断を行うようにしてもよい。
日射が検知されない場合および遮蔽手段によって窓等を遮蔽した後は、屋内情報収集手段22の温度測定手段22aによって建物1内部の温度を測定するとともに、測定された温度が所定温度以上であるか否かを確認する(ステップS31)。
なお、本実施の形態において、夏季における所定温度は例えば28度に設定されているが、この数値は適宜変更可能である。
建物1外部の気温が、屋内で測定された温度を超える場合は、再び、建物1内部の温度測定および建物1外部の温度測定を継続する。
建物1外部の気温が、屋内で測定された温度以下である場合は、窓等の開口部を開放して、建物1内部の空気よりも冷たい建物1外部の空気を建物1内部取り込むようにする(ステップS33)。すなわち、前記通気手段23による通気の制御が行われる。
また、この通気補助の処理とともに、降水対応調整処理が行われる(ステップS35)。すなわち、前記雨滴検知手段21dによる雨滴検知と、前記取得手段28による気象情報データ28aの取得とを行い、これに基づいて通気を制御する。
なお、本実施の形態において、冬季における建物1内部の所定温度は例えば20度に設定されているが、この数値は適宜変更可能である。
なお、本実施の形態において、冬季における建物1外部の所定温度は例えば20度に設定されているが、この数値は適宜変更可能である。
建物1外部の気温が、所定温度以下である場合は、前記遮蔽手段23dによって窓等の開口部を遮蔽して建物1内部の熱が建物1外部へと放散されないようにする(ステップS41)。
その後は、上述のステップS36へと進み、環境調整の処理を継続するか終了するかを判別する。継続する場合には、再びステップS28から同様の処理を繰り返して行うようにする。
この通気補助の処理においては、まず、前記屋外情報収集手段21の風速測定手段21cによって、建物1外部の風速を測定し、測定された風速が所定値以下であるか否かを判別する(ステップS42)。なお、本実施の形態において、この風速の所定値は、例えば風速5m/s度に設定されているが、この数値は適宜変更可能である。
続いて、前記屋外情報収集手段21の風速測定手段21cによって、再び、建物1外部の風速を測定し、測定された風速が所定値以下であるか否かを判別し(ステップS44)、風速が所定値以下であれば吸気ファン23bの運転を継続する。風速が所定値以上であれば吸気ファン23bの運転を停止する(ステップS45)。
この降水対応調整の処理においては、まず、開口部の開放時に、前記屋外情報収集手段21の雨滴検知手段21dによって、雨滴の検知を行う(ステップS47)。
雨滴検知手段21dによって雨滴が検知された場合と、ステップS48において、雨滴検知手段21dによって雨滴の検知がされなかった場合であって、前記取得手段28によって取得した気象情報データ28aに基づく降水確率が所定値以上の時間帯であることを確認した後は、開口部を閉塞する(ステップS49)。
なお、本実施の形態において、この降水確率の所定値は、例えば降水確率50%に設定されているが、この数値は適宜変更可能である。
雨滴が検知されなければ、前記気象情報データ28aに基づく降水確率が所定値以上の時間帯であるか否かを確認し(ステップS51)、降水確率が所定値以上の時間帯でなければ、開口部を再度開放する(ステップS52)。一方、降水確率が所定値以上の時間帯である場合は、開口部は閉塞したままとする。
また、居住者の外出時や雨天時には、建物1内部のいずれかの部屋で洗濯物をいわゆる部屋干しする場合があり、その際、該部屋の湿度は周囲に比べて高くなる。そこで、特に居住者の不在時には、部屋干しが行われている部屋を前記湿度測定手段22bの湿度測定によって判別し、該部屋の通気を積極的に行うように設定してもよい。すなわち、防犯モードに基づく開口部の閉塞制御以外では開口部を閉塞しないように設定するなどして、該部屋の空気流通量の向上を図ったり、日射を積極的に取り込んだりする。
なお、居住者の在宅時に部屋干しに対応した通気制御を行うと、居住者にとって快適な環境を形成できない場合があるため、居住者の不在時においてのみ部屋干し対応の通気制御を行うものとする。
また、居住者の不在時に部屋干しを行う際は、開口部を閉塞しない場合があるため、防犯モードを作動させるか、開口部を開放する幅を、人の出入ができない程度の長さに設定することが望ましい。
この防犯モードにおいては、まず、前記検知手段24bによって敷地2内の人の検知を行う(ステップS54)。敷地2内に人がいなければ、検知手段24bによる人の検知を継続する。
敷地2内に人がいる場合には、個人ID24aが識別できるか否かを確認する(ステップS55)。個人ID24aが識別できれば、居住者であることが確認できるので、その後は、敷地2内の人の検知を継続する。
敷地2内に人がいる場合は、人を敷地2内への侵入者とみなし警告を行う(ステップS59)。警告の方法は、警告アナウンスやサイレン等の音響発生装置など、任意のものを採用する。なお、このような警告手段は、前記制御装置29によって制御されており、特に前記識別手段24と連動しているものとする。
また、ステップS58以降の検知手段24bによる人の検知で敷地2内に人がいなくなったことが確認された場合には、開口部を開放する(ステップS62)。
また、上述のように居住者の不在時間の長さが所定値(3時間)以下の場合は、開口部は全て閉塞されているため、この防犯モードは、居住者の不在時間の長さが所定値以上の場合に作動するように設定されている。
また、従来のように空調機器を使用せずとも、前記通気手段23によって建物1内部の環境を調整することができるので、建物1内部の環境調整に係るエネルギー消費を抑えることができる。
すなわち、前記入力手段26によってスケジュール情報を入力しておけば、例えば旅行や出張等を終えて建物1に帰着するのに合わせて建物1内部の環境調整を行ったり、不在期間中、建物1内部の空気の入れ替えを行ったりすることができる。
2 敷地
20 計測手段
21 屋外情報収集手段
22 屋内情報収集手段
23 通気手段
Claims (6)
- 複数の階層に分けられた屋内空間と、前記屋内空間の最上階層には最下階層から最上階層の天井まで吹き抜ける吹き抜け部と、屋根に前記吹き抜け部と連通する開閉可能な天窓と、前記吹き抜け部と前記屋内空間の一部である部屋とを連通する部屋側開口と、前記吹き抜け部と前記屋内空間の一部である廊下とを連通する廊下側開口と、を備える建物であって、
建物内部の人の在・不在を検知するための人感センサーを有し、建物内部の人の不在時間を計測する計測手段と、
建物外部の気温や湿度、風速等の環境情報を収集する屋外情報収集手段と、
建物内部の温度や湿度等の環境情報を収集する屋内情報収集手段と、
建物外部と建物内部との間の通気を制御する通気手段と、
個人を識別する識別手段と、
個人の在・不在状態のパターンを記憶する記憶手段と、
不在時間スケジュール情報を入力するための入力手段と、を備えており、
前記屋内情報収集手段は、建物内部の室温を測定するための温度測定手段と、建物内部の湿度を測定するための湿度測定手段と、建物内部に差し込まれる日射を検知するための日射検知手段とを有し、
前記通気手段は、前記建物に設けられた建物外部への開口部を開放・閉塞するための開口部開閉装置と、建物外部から空気を強制的に建物内部へと取り込むための吸気ファンと、前記天窓を開口・閉塞するための天窓開閉装置と、前記開口部の建物外部側に設けられる遮蔽手段とを有し、
前記日射検知手段によって建物内部の環境調整の処理が行われる際は、
建物内部の温度が外気温よりも上がったら夏季、建物内部の温度が外気温よりも下がったら冬季という基準に基づいて夏季であるか冬季であるかの判断を行い、
夏季である場合には、前記日射検知手段によって、建物内部に差し込まれる日射を検知し、日射が検知されたら、前記遮蔽手段によって前記開口を遮蔽して、建物内部への日射を遮断するように設定され、
冬季である場合には、前記日射検知手段によって、建物内部に差し込まれる日射を検知し、日射が検知されたら、この日射を建物内部に積極的に取り入れるように設定され、
前記通気手段は、夏季において、不在時間の長さが所定値以上で、かつ、建物内部の温度が所定温度以上、建物外部の気温が屋内温度以下である場合に、建物外部と建物内部との間の通気を行うように設定され、
前記通気手段による通気の制御では、前記制御装置と前記プログラム記憶部に格納された通気プログラムに基づいて行われており、
前記通気プログラムには、標準モード、全自動モード、スケジュールモード、環境調整の処理の継続または終了と連動する環境補助の処理のフローが備えられ、
前記通気手段による通気の制御では、前記屋外情報収集手段によって、建物外部の風速を測定し、測定された風速が所定値以下であるか否かを判別し、風速が所定値以下である場合には、前記吸気ファンの運転を開始するように設定され、
前記通気手段によって建物内部の環境調整の処理が行われる際は、
前記計測手段によって計測された不在時間の長さと、前記屋外情報収集手段によって収集された建物外部の環境情報と、前記屋内情報収集手段によって収集された建物内部の環境情報とに基づいて、建物外部と建物内部との間の通気を制御する標準モードと、
建物外部の環境情報と、建物内部の環境情報と、前記識別手段によって識別された個人の在・不在状態のパターンとに基づいて、建物外部と建物内部との間の通気を制御する全自動モードと、
建物外部の環境情報と、建物内部の環境情報と、前記入力手段によって入力されたスケジュール情報とに基づいて、建物外部と建物内部との間の通気を制御するスケジュールモードと、のうち1つのモードに則って動作するように設定されており、
前記3つのモードでは、少なくとも、居住者の不在時における前記通気手段による建物内部の環境調整と、建物の防犯のために建物外部と建物内部とを連通する開口部を適宜閉塞する防犯モードとが行われるように設定されていることを特徴とする環境調整システム。 - 前記標準モードは、人の在・不在状態を判別して不在が確認された場合に防犯モードが作動し、不在時間の長さに応じて環境調整の処理が行われるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の環境調整システム。
- 前記全自動モードは、個人の在・不在状態のパターンにおいて記憶された外出時間となったら防犯モードが作動するとともに環境調整の処理が行われるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の環境調整システム。
- 前記スケジュールモードは、入力されたスケジュール開始予定時間となったら防犯モードが作動し、入力されたスケジュール終了予定時間までの長さが所定時間以下となったら環境調整の処理が行われるように設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の環境調整システム。
- 建物外部の敷地内にいる人を検知する検知手段を備えており、
前記通気手段は、前記防犯モードが作動した後であるとともに不在時間の長さが所定値以上で、かつ前記検知手段によって検知された人が前記識別手段によって識別できない場合に、前記開口部を閉塞するように設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の環境調整システム。 - 前記防犯モードは、前記標準モードと前記全自動モードと前記スケジュールモードの継続または終了と連動していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の環境調整システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014210347A JP5866424B2 (ja) | 2014-10-15 | 2014-10-15 | 環境調整システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014210347A JP5866424B2 (ja) | 2014-10-15 | 2014-10-15 | 環境調整システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010153523A Division JP2012017861A (ja) | 2010-07-06 | 2010-07-06 | 環境調整システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015007532A JP2015007532A (ja) | 2015-01-15 |
JP5866424B2 true JP5866424B2 (ja) | 2016-02-17 |
Family
ID=52337909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014210347A Active JP5866424B2 (ja) | 2014-10-15 | 2014-10-15 | 環境調整システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5866424B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102632342B1 (ko) * | 2018-03-30 | 2024-02-01 | 코웨이 주식회사 | 복수 개의 센서를 포함하는 공기 청정기 및 이를 제어하는 방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02254246A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の制御装置 |
JPH0488499A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-23 | Matsushita Electric Works Ltd | 分散型ビル管理システム |
JPH04306442A (ja) * | 1991-04-01 | 1992-10-29 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の制御方法 |
JPH116644A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Toshiba Corp | 空調制御システム |
JP2006097245A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 防犯換気窓システム |
JP5355973B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2013-11-27 | トヨタホーム株式会社 | 建物の空調システム |
-
2014
- 2014-10-15 JP JP2014210347A patent/JP5866424B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015007532A (ja) | 2015-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012017861A (ja) | 環境調整システム | |
US11460201B2 (en) | Passive ventilation control system | |
JP6076024B2 (ja) | 屋内環境監視システム | |
US8165719B2 (en) | System and method for an electrical insulating shutter system | |
JP5710954B2 (ja) | 通風経路選出システム | |
JP2007120861A (ja) | 換気調温制御装置および方法 | |
JP2006300428A (ja) | 住宅内環境ナビゲーションシステム | |
JP2008280737A (ja) | 電動シャッタ制御装置、及びそれを備えた建物 | |
KR102658440B1 (ko) | 실시간 차양 장치 복합 제어를 통한 조명 및 냉난방 제어에 특화된 건물 에너지 관리 시스템 | |
JP6080436B2 (ja) | 屋内環境管理システム | |
JP2013068016A (ja) | 建物のシャッタ装置及びその制御方法 | |
JP2010131433A (ja) | ベランダのアルミ戸やガラスを守るシステム | |
JP5502699B2 (ja) | 室内環境制御システム | |
JP5866424B2 (ja) | 環境調整システム | |
JPWO2018179285A1 (ja) | 制御装置、日射制御システム、制御方法及びプログラム | |
WO2015106766A1 (en) | System and unit for monitoring the condition of a window and door | |
JP5606891B2 (ja) | 建物の屋内環境制御システム | |
JP5419529B2 (ja) | 建物の通気システム | |
JP4484428B2 (ja) | 住居の換気構造 | |
US20230235610A1 (en) | Solar loading offset for environment control | |
JP4607739B2 (ja) | 建物 | |
JP7170960B2 (ja) | 環境制御システム、このシステムに用いられるセンシングユニット体、及び、環境制御方法 | |
BE1026474B1 (nl) | Een adaptief zonweringsysteem | |
JP4542497B2 (ja) | 建物 | |
JP7343465B2 (ja) | 建造物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150928 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5866424 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |