JP5864848B2 - 分光測色装置及びそれを有する画像形成装置 - Google Patents

分光測色装置及びそれを有する画像形成装置 Download PDF

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本発明は、複写機及びLBP等の画像形成装置に関し、特に、被写体の色の識別や測色のために、回折格子を用いて分光された被検出光束をアレイ状に配列した複数の光電変換素子によって検知する分光測色装置に関する。
カラー画像を形成する画像形成装置において、カラー画像の色味にずれが生じることがある。特に電子写真方式においては、使用環境の変化や経年変化によって、ドラム感度やトナーの電荷容量、紙種によっても転写効率が各色毎に異なり、トナーの混色比率が所定値から外れて色味に影響を与え易い。また、このような現象は、画像形成装置の機差によっても色味が変わる可能性がある。このため、画像形成したカラー画像の色味に一貫性が図れない虞がある。このような問題を解決するため、測色装置を用いて被検知面の色味を測定し、画像形成装置の画像形成条件を制御することで、画像形成したカラー画像の色味の一貫性を図っている。
先に出願人は特願2009−110884により、以下の構成の測色装置を開示している。この測色装置は、被検面を照明する照明光学系と、この被検面からの反射光束を分光光学系に導光する導光光学系と、導光された光束を分光し分光強度分布を取得する分光光学系を有する分光測色装置である(特許文献1参照)。
また、出願人は特願2009−110878により、照明光学系、導光光学系、分光光学系を有する分光測色装置において、被検出光束を被検面上からスリットへ導光する導光光学系の集光範囲内でスリットを位置調整することを開示している(特許文献2参照)。
特願2009−110884 特願2009−110878
このような分光測色装置でより正確に被検知面の色味を測定するためには、スリットの位置や姿勢を調整して被検知面で反射された光束に対して精度よく位置決めをする必要がある。そして、このスリットの位置や姿勢の調整の精度は、分光測色装置が小型なものである程高い精度が必要になる。
そこで本発明は、スリットの位置や姿勢を精度良く調整できる分光測色装置及びそれを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、被検知部から導かれた光束が通過する開口部を備えるスリット部材と、前記スリット部材の前記開口部を通過した光束が入射し、該入射した光束を分光して集光する凹面回折格子と、前記凹面回折格子によって分光及び集光された光束を受光する、一方向に配列された複数の光電変換素子を備える受光部材と、前記スリット部材、前記凹面回折格子及び前記受光部材を支持する筐体と、を有する分光測色装置において、前記筐体は、前記スリット部材と当接し、前記凹面回折格子に入射する光束の光軸方向と直交する方向における前記スリット部材の位置決めをするガイド部と、前記ガイド部の端部に設けられた、前記ガイド部から傾斜したテーパ部と、を備え、前記スリット部材と前記ガイド部を当接させた状態で、前記ガイド部は、前記開口部を通過して前記凹面回折格子に入射する光束の光軸回りに関する前記スリット部材の回転を規制しつつ、前記スリット部材が前記ガイド部に沿って移動した場合に前記スリット部材を前記光軸方向に移動させて前記スリット部材の位置を調整可能であり、前記直交する方向における前記スリット部材調整された位置で、前記テーパ部と前記スリット部材との間に接着剤が充填されており記スリット部材固定されていることを特徴とする。
本発明によれば、スリットの位置や姿勢を精度良く調整することができる。
(a)蓋を取った状態の分光測色装置を示す図。 (b)蓋をつけた状態の分光測色装置150を示す図。 分光測色装置が搭載されたカラー画像形成装置を示す図。 (a)蓋を取った状態の分光測色装置を上面から見た図。 (b)図3(a)のA−A´線における分光測色装置の断面図。 スリット部材105位置調整時の分光測色装置を示す図。 スリット像が形成された受光素子の画素の出力を示す図。 (a)ラインセンサの受光素子上に単一波長の光束のスリット像が理想的な結像状態で結像した時の様子を示す図(上)と、その時の受光素子の出力を示す図(下)。
(b)ラインセンサの受光素子上に単一波長の光束のスリット像が理想的でない結像状態で結像した時の様子を示す図(上)と、その時の受光素子の出力を示す図(下)。
(a)分光測色装置のスリット近傍部分の斜視図。 (b)分光測色装置のスリット近傍部分を図7(a)の矢印B方向からみた断面図。 (a)分光測色装置のスリット近傍部分を上方から見た図。 (b)分光測色装置のスリット近傍部分を上方から見た図。 分光測色装置のスリット近傍部分を図7(a)の矢印B方向からみた断面図。 蓋を取った状態の分光測色装置を示す図。 (a)スリットの概略図。 (b)分光測色装置のスリット近傍部分を図10の矢印C方向からみた断面図。 (a)スリットの概略図。 (b)分光測色装置のスリット近傍部分を図10の矢印C方向からみた断面図に対応する図。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について説明する。まず本実施形態の分光測色装置が搭載されたカラー画像形成装置について説明し、次にこの分光測色装置を用いたカラーキャリブレーションについて説明する。
(カラー画像形成装置)
まず、本実施形態の分光測色装置が搭載されたカラー画像形成装置による画像形成について説明する。図2は、本実施形態のカラー画像形成装置の概略図である。同図において150は後述する構成よりなる分光測色装置である。1(1C、1M、1Y、1BK)は各々が像担持体としての感光ドラムで、図中の反時計回りに回転する。まず帯電器2(2C、2M、2Y、2BK)によって感光ドラム1(1C、1M、1Y、1BK)面上は一様に帯電される。次に画像情報に基づいて各々光変調された各光束(レーザビーム)L(LC、LM、LY、LBK)が走査光学装置300から出射し、各々対応する感光ドラム1(1C、1M、1Y、1BK)面上を照射して静電潜像を形成する。この静電潜像は現像器4(4C、4M、4Y、4BK)によって各々シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックのトナー像として可視化される。一方給紙トレイ7上に積載されたシート材Pは、給紙ローラ8によって1枚ずつ順に送り出され、レジストローラ9によって画像の書き出しタイミングに同期をとって転写ベルト10上に送り出される。そして転写ベルト10上を搬送されてくるシート材P上に先程の各トナー像が転写ローラ5(5C、5M、5Y、5BK)によって順次重ねて転写されることによってカラー画像が形成される。最後に定着器12によってシート材Pを加圧、加熱することで、シート材P上に定着したカラー画像が得られ、シート材Pは排紙ローラ13などによって搬送されて装置外に排出される。転写の後に感光ドラム1(1C、1M、1Y、1BK)面上に残っている残留トナーはクリーナー6(6C、6M、6Y、6BK)によって除去されて、次のカラー画像を形成するために再び帯電器2(2C、2M、2Y、2BK)によって一様に帯電される。ここで、感光ドラム1、帯電器2、走査光学装置300、現像器4、転写ローラ5、定着器12をシート材上に画像を形成する画像形成手段とする。
(分光測色装置を用いたカラーキャリブレーション)
次に分光測色装置を用いたカラーキャリブレーションについて説明する。分光測色装置(カラーセンサユニット)150は、定着器12直後の紙搬送路上に設置されており、紙面に対して、入射角約45°で照明光が照射されるように配置されている。そして、カラーセンサユニット150が単色、又は混色のカラーパッチが画像形成され定着された紙において、カラーパッチ毎の色味を検知する。そしてカラーセンサユニットの出力に基づいて画像形成手段の画像形成条件を制御することでカラーキャリブレーションを行う。ここで、画像定着後の紙面上のカラーパッチを測色しているのは、紙種や定着等による色味の変化を考慮したうえでカラーキャリブレーションを行う為である。カラーセンサで読み込んだ検出結果は不図示のプリンタコントローラに転送され、プリンタコントローラは出力されたカラーパッチの色再現性が適切であるかを判断する。出力されたカラーパッチの色味と、画像データに応じてプリントコントローラの指示した色味の色差が所定範囲内の場合には、カラーキャリブレーションを終了する。色差が所定範囲外の場合には、色差情報をもとにプリンタコントローラは所定の色差以内に収まるまでカラーキャリブレーションを実施する。
このように、カラー画像形成装置にカラーセンサユニットを搭載することで、紙面上に形成されるカラー画像の色味を検知することで、紙面上に形成されるカラー画像の色味を補正することができる。つまり、画像形成装置の機差、紙種、使用環境や使用頻度等により、画像データに応じてプリントコントローラの指示した色味と紙面上に形成されるカラー画像の色味とに差を生じる場合でも安定した色味を再現可能である。従って、より高度なカラーキャリブレーションが実現可能になる。
(分光測色装置(カラーセンサユニット))
図1(a)は蓋を取った状態の分光測色装置150の概略図である。図1(b)は蓋をつけた状態の分光測色装置150の概略図である。図3(a)は、蓋を取った状態の分光測色装置を上面から見た図、図3(b)は、図3(a)のA−A´線における分光測色装置の断面図である。
以下、カラーセンサユニット150を構成する各部材について説明する。LED102は光源としての白色LED(発光ダイオード)である。LED102は、センサユニット制御回路基板120(図3(b))上に実装されており、実装面から垂直方向に光を発するTOPVIEWタイプの発光ダイオードである。このLED102は、波長350nm〜750nmの測色範囲に対応するため白色のLEDである。センサユニット制御回路基板120は、LED102の発光制御及び後述するラインセンサ107が検知した出力を電気信号に変換する信号処理制御を行う回路基板である。照明光学部材103は、LED102から出射された光束Lを被検知面110(図3(b))上に照射するための導光光学部材である。具体的にはアクリル樹脂により成形されたライトガイドである。また、LED102から発光された光束Lは発光面の面法線方向で光量が最大で、この面法線方向から離れる(傾く)に従い光量が減少する配光角度特性を有している。このため、照明光学部材103はこの光を効率良く被検知面上に導光することが可能な形状である。
導光光学部材104は被検知面からの反射光を後述するスリット部材105に導くための光学部材である。導光光学部材104は、被検知面110からの光束を被検知面110と略平行方向に折り曲げ、分光方向Xと平行な方向に集光する機能を有している。なお、分光方向Xとは、後述する凹面回折格子106によって光束が波長毎に分離される方向である。スリット部材105は開口部を有し、導光光学部材104によって導光され入射する光束を規制し、開口部を通過した光束が後述するラインセンサ107上に所望のスポット形状を形成するように配置されるスリットである。
凹面回折格子106は、スリット部材105の開口部から出射された光束を分光反射面106aで反射して分光する光学部材である。凹面回折格子106は、射出成形によって製作された樹脂製の部材である。分光反射面106aはベース面上に等間隔なピッチで微細なブレーズ格子が形成された形状である。このような凹面回折格子を用いたローランド型分光光学系にはローランド円Rが定義される。分光方向X及び分光光束の光軸方向に直交する方向をY方向と定義すると、ローランド円Rとは分光反射面106aの曲率半径と同じ長さの直径を有し分光反射面の中心点に接する仮想的な円である。凹面回折格子106で分光された光はこのローランド円R上に集光(結像)される。また、ローランド円R上の光源(スリットの開口部105a(図7(b))に対応)とその像(受光素子107a上のスポットに対応)が共役の関係になる性質を有している。分光反射面106aのベース面が球面形状の場合には、分光方向Xと、方向Yで結像状態が異なるため、光学性能が低下することになる。そこで、ベース面の形状は分光方向Xと方向Yで曲率が異なる曲面とし、十分な結像性能を得ている。
ラインセンサ107は、分光方向XにSiフォトダイオードなどの光電変換素子(画素)が複数一方向にアレイ状に配列されたアレイ型受光部材としての受光素子107aを有する光学部材である。凹面回折格子106によって分光された分光光束を受光素子107aで受光し、光電変換素子毎に受光した光量に応じた出力をする。後に詳述するが、ラインセンサ107はハウジング100の側壁101に設けられた凸部101aとの間に充填された接着剤によりハウジング100に保持されている。受光素子107aはセンサユニット制御回路基板120と電気的に接続されたフレキシブル回路基板107bに接続されており、その出力はフレキシブル回路基板107bを介してセンサユニット制御回路基板120へ出力される。
上述した光学部材群や回路基板は、底面とその周りを囲む側壁101から構成される箱形状の筐体であるハウジング100に収容又は保持される。ラインセンサ107は側壁101でハウジング100の外側に支持される。センサユニット駆動制御回路基板120は、ハウジング100の底面に下方から不図示のビスで締結され、ハウジングに保持されている。
照明光学部材103、導光光学部材104、凹面回折格子106は、各々ハウジング100に設けられた位置決め部に位置決めされ、接着剤で接着固定されている。スリット部材105、ラインセンサ107はローランド円Rの略円周上に位置するように位置調整され、ハウジング100に接着固定されている。
ハウジング100には内側に蓋をするためにハウジングカバー109が取り付けられ、一体化されてカラーセンサユニット150になる。ハウジングカバー109の一部には、照明光学部材103を通って被検知面に照射される照射光や、被検知面で反射し導光光学部材140に導光される反射光が通過するための開口窓が設けられている。開口窓には、塵埃や紙紛等がハウジング内に侵入してこないように、カバーガラス108が取り付けられている。また、ハウジングカバー190には、ハウジング100の内側を覆う部分だけでなく、ラインセンサ107の裏側(側壁101に当接していない側)を覆うように延長されたラインセンサカバー部109aが形成されている。このように構成することで、ユニット組立後の搬送時や画像形成装置への組込時等に、ラインセンサ107への接触を防ぎ、保護することができる。なお、図1(b)の破線はハウジングカバー109に隠れたハウジング100の側壁101の輪郭の一部を示すものである。
(測色方法)
次に、このように一体化されたカラーセンサユニット150を用いたカラーパッチの測色方法について説明する。図3(b)に示すように、LED102から発光された光束(光軸L3)が照明光学部材130、カバーガラス190bを透過し、紙面に形成された被検知面としてのカラーパッチ110を照明する。カラーパッチ110で反射された光束(光軸L4)は、カバーガラス108、導光光学部材104を透過することにより、スリット部材105まで導かれ、スリット部材105上で略線形状の像として結像する。スリット部材105を通過し所定の形状に規制され、凹面回折格子106の分光反射面106aに入射する光束(光軸L1)は、分光反射面106aで反射し回折して分光される。分光した光束のうち一次回折光として分光された光束(光軸L2)がラインセンサ107上で波長毎にスリット像として結像する。なお、図3(a)ではラインセンサ107の分光方向Xにおける中央に入射する波長550nmの光束の光軸を光軸L2として代表して示している。ラインセンサ107は波長毎の光を受光素子107aで受光し、受光した光に応じた出力を行う。この出力は、センサユニット制御回路基板120によって白色LED102の分光特性や受光素子の分光感度特性に基づいて補正され、カラーパッチ110で反射された光束(光軸L4)の色調が算出される。算出された値は不図示のプリンタコントローラへ送信される。このようにしてカラーパッチ110の測色を行う。
(スリットの位置調整方法)
次に、分光測色装置150組立時のスリット部材105の位置調整方法について説明する。図4はスリット部材105位置調整時の分光測色装置150を斜め上方から見た図である。分光測色装置150の組立時には、分光性能が顕著に分かるように、多くの波長が混ざっている白色LEDの光源102では無く、決められた単一波長の光を出力するモノクロメータを基準光源111として使用する。基準光源111からの光は、導光光学系104に入射し、スリット部材105、分光光学系106を経て、ラインセンサ107の受光素子107a上にスリット像として結像する。図4のL軸は、スリット部材105の開口部105a(図7(b))の中心105b(図7(b))を通過し、凹面回折格子106の分光反射面106aの中心に入射する光束の光軸L1と一致する軸を示す。ここで光軸L1をスリット部材105の光軸として定義する。スリット開口部105aの開口の縁によって形成される仮想的な面を開口面とすると、本実施例ではこの開口面の開口部中心105bにおける垂線がL軸に一致するようになっている。スリット部材105の開口分光反射面106aそして、本発明では、受光素子107a上のスリット像を観察しながら、スリット部材105のL軸方向の位置調整と、L軸周りの回転調整を行う。このようなスリット調整を行うことで、部品精度、組付誤差等による受光素子107a上でのスリット像の結像状態の悪化を防ぎ、高い測色精度を実現できる。
図5は、スリット像が形成された受光素子107aの画素の出力を示す図である。受光素子107aの各画素における分光方向Xの幅はスリット像の幅よりも小さいため、スリット像は分光方向Xにおいて複数の画素にまたがるように形成される。そこで、スリット像の分光方向Xのスポット幅を以下のように定義する。つまり、図5に示すように受光素子107aの画素の出力の包絡線をプロットし、出力の最大値Pmaxに対してあるスライスレベルPslで包絡線をスライスした時の交点間の距離をスポット幅として定義する。本実施例では出力最大値Pmaxの50%をスライスレベルPslとしている。
図6(a)は、ラインセンサ107の受光素子107a上に単一波長の光束のスリット像が理想的な結像状態で結像した時の様子を示す図(上)と、その時の受光素子107aの出力を示す図(下)である。単一波長の光について受光素子107aからこの図に示すような出力を得ることができれば、凹面回折格子106で分光された光について波長毎に精度の良い出力を得ることができるので高い測色精度を実現できる。設計通りにハウジング101上で導光光学系104、凹面回折格子106、ラインセンサ107等の光学部材の位置が決まれば、図6(a)に示すような理想的な結像状態を作り出すことが可能である。しかし、位置決め誤差、部品精度によって、光学部材の位置関係が設計通りにはならないため、理想的な結像状態を得ることができない場合がある。その結果、測色精度が悪化してしまう。図6(b)、(c)は、ラインセンサ107の受光素子107a上に単一波長の光束のスリット像が理想的でない結像状態で結像した時の様子を示す図(上)と、その時の受光素子107aの出力を示す図(下)である。例えば、凹面回折格子106がL軸方向にズレてしまった場合、スリット像の結像位置がずれるので、図6(b)に示すようにスリット像が太ってしまう。すると、理想的な結像状態のスリット像よりも多くの画素にスリット像がまたがってしまう。このため、分光された光のうち、ある波長の光が本来は他の波長の光が入射するはずの画素上にも入射してしまうため測色精度が悪化する。また、例えば凹面回折格子106がL軸回りに回転してしまったし、受光素子107aが光軸L2回りに回転してしまうと、図6(c)に示すようにスリット像が回転してしまう。すると、理想的な結像状態のスリット像よりも多くの画素にスリット像がまたがってしまう。このため、図6(b)に示すのと同様に、分光された光のうち、ある波長の光が本来は他の波長の光が入射するはずの画素上にも入射してしまうため測色精度が悪化する。
上述した理想的な結像状態でスリット像が結像するように、スリット部材105に関してL軸方向の移動と、L軸回りの回転をして調整を行う。
(スリット位置調整のための構成)
次にスリット調整のための構成について説明する。図7(a)は、分光測色装置150におけるスリット部材105近傍の部分の斜視図。図7(b)は、分光測色装置のスリット近傍部分を図7(a)の矢印B方向からみた断面図である。スリット部材105は、スリット部材105に入射した光束が通過する開口部105aを有する。本実施例では、スリット部材105は開口部105aの長手方向の中央105bを中心とする円筒形状となっており、外周面にL軸と平行な面である摺動面(以下スライド面と称す)105c、接着面105dを有する。ハウジング100には、L軸に平行な面であるガイド面100b、100cと固定面100aが設けられている。ガイド面100b(第1ガイド面)及びガイド面100c(第2ガイド面)をL軸方向から見るとV字形状となるようガイド面100b、100cは配置されている。後に詳述するが、スリット部材105の位置及び姿勢の調整は、スライド面105cをガイド面100b、100cに当接させた状態で行う。即ち、ガイド面100b、100cはスリット部材105の調整面として機能し、スライド面105cはガイド面100b、100cに当接する当接面として機能する。そして、接着面105dと固定面100aの間には接着剤を充填させるための微小な隙間が設けてあり、調整が終了すると、この固定面100aと接着面105dとの間に充填された接着剤が硬化させる。このようにしてスリット部材105をハウジング100に接着固定する。なお、本実施例では、ガイド面100b、100cとの当接をスライド面105cで、固定面100aとの接着を接着面105dで行っているが、これに限るものではなく、要は当接、接着ともにL軸と平行な面で行われていれば良い。このため、スライド面105cと接着面105dが同一の面であっても良い。
スリット部材105を不図示の工具により把持し、基準光源111としてのモノクロメータから単波長の光を出力しながら、スライド面105cをガイド面100b、100cに当接させた状態で調整を行う。まずL軸方向の移動を行い、その位置を決める。スリット部材105をL軸方向に移動させ、スポット幅が最も狭くなる位置に移動させる。なお、スポット幅が最も狭くなる時、スリット開口部105aがローランド円R上に位置しており、凹面回折格子106で分光して集光される光束が最も集光される状態となっている。この状態では、受光素子107が受光する光束の光量が最も多く、受光素子107からの出力が最も高くなる。本実施形態では、モノクロメータから波長450nm、550nm、650nmの光を出力し、各波長についてスポット幅が最も狭くなる位置の平均の位置に、スリット部材105のL軸方向の位置を決める。ここで、3つの波長におけるスリットL軸方向の座標を夫々L1、L2、L3とすると、平均の位置の座標は(L1+L2+L3)/3で表すことができる。
このように本実施形態では、ラインセンサ107の受光素子107aの分光方向Xにおける中央とその両側に集光する3つの波長の光に関してスポット幅が最も狭くなるような位置の平均の位置に位置決めしている。このため、受光素子107a上に集光する各波長の光ついてそのスポットの幅を精度良く決めることができる。なお、モノクロモータから出力する光の波長は450nm、550nm、650nmでなくとも、受光素子107aの分光方向Xにおける中央とその両側に集光する波長であれば良い。また、4つ以上の波長の平均の位置をとっても良い。
次に、スリット部材105をL軸回りに回転させる。スリット部材105を中央105bを回転中心として回転させ、更にスポット幅が最も狭くなるような姿勢にする。この時、モノクロメータからは波長550nmの光を出力している。本実施形態ではスポット幅が最も狭くなったときのスポット幅は、受光素子107aの画素が約3画素分の幅となる。このように、スリット部材105に関してL軸方向の位置及びL軸回りの姿勢を調整することで、スリット像が受光素子107a上で理想的な結像状態で結像させることができる。
なおL軸回りの回転調整についても、L軸方向の位置調整と同様に、3つ以上の波長の光についてスポット幅が最も狭くなった時の姿勢の平均の姿勢をとっても良い。
ここで、本実施形態では、スライド面105cとガイド面100b、100cは共にL軸に平行な面である。このため、両面を当接させてL軸方向に移動することで、L軸方向以外にスリット部材105が移動してしまうことを抑えることができ、精度良く調整することができる。また、本実施形態のスライド面105cは、開口部105aの長手方向中央105bを中心とする円弧がL軸方向に移動することにより形成される円弧面である。そして、ガイド面100b、100cは、L軸方向から見て、該円弧であるスライド面105cの接線としてスライド面105cを挟むようにスライド面105cに当接している。このため、スリット部材105をL軸周りに回転しても、スリット部材105の中央105bを一定の位置に配置することができる。このため、調整方向であるL軸周りの回転方向以外のスリット部材105の移動を抑えることができ、精度良く調整することができる。
図8(a)、(b)は分光測色装置150のスリット部材105近傍を上方から見た図である。図8(a)に示すように、本実施形態の接着面105dと固定面100aは共にL軸に実質的に平行な面であるので、スリット部材105とハウジング100との間の間隔はL軸方向において均一となるようになっている。また、スリット部材105のL軸方向の位置によらず接着面105dと固定面100aとの間の間隔を一定にすることができる。ここで、図8(b)に示すように、仮に接着面105d´と固定面100a´のように、スリット部材105とハウジング100との間隔がL軸方向において不均一である場合、以下の問題が発生する。このスリット部材105とハウジング100との間に接着剤112が充填され硬化するが、硬化の際に接着剤層112が収縮する。また装置の設置環境によっては、この接着剤層112は熱膨張する。このとき、図8(b)に示す構成では、接着層112´の厚みがL軸方向に不均一であるため、硬化収縮による引っ張り力Fa、Fbのアンバランスによって、スリット部材105´が矢印Rのように変動してしまう。熱膨張の場合はその逆方向に変動する。これに対して本実施形態では、図8(a)に示すように、接着剤層112がL軸方向に均一となるようになっており、スリット部材105が接着剤の硬化収縮や熱膨張によってL軸方向に動くことを防ぐことができる。
図9は、分光測色装置のスリット近傍部分を図7(a)の矢印B方向からみた断面図である。また、接着面105dは、開口部105aの長手方向中央105bを中心とする円筒の外周面となっている。このため、スリット部材105がL軸回りに回転されても、接着面105dと固定面100aの間隔は変わらない。もし、接着面105dは、開口部105aの長手方向中央105bを中心とする円筒の外周面でない場合は、この間隔が変わってしまう。この間隔が変わってしまうと、接着剤層112の厚みが変わるため硬化時の収縮量が異なるので、硬化後の位置がスリット部材105のL軸回りの姿勢によってばらついてしまい、安定して製造できない。本実施例の構成は、接着面105dは、開口部105aの長手方向中央105bを中心とする円筒の外周面となっているので、回転調整しても固定面100aと接着面105dとの間の間隔は変わらないため、接着剤層112の厚みが変わりにくい。このため、回転調整したことにより接着剤層112の厚みが変わって、接着剤層112の硬化収縮量や熱膨張量が変わることを抑えることができる。
なお、本実施形態では、接着箇所を1つとしているが、スリット部材105を挟んで対向する側にも同様の接着箇所を設け、接着剤層112でスリットを挟むようにするとなお良い。このようにすることで接着剤の硬化収縮によってスリット部材105の位置を変動させようとする力が相殺するようになるので、接着剤の硬化収縮によるスリット部材105の位置変動を抑えることができる。
なお、本実施例のスリット部材105は、開口部105aと円筒部105cは一体に構成されていたが、これに限るものではなく、開口部を持つ部材と円筒部を持つ部材が別体になっていても良い。
このように本願発明は、調整面としてのガイド面100b、100cに、スリット部材105を当接させ、スリット部材105の光軸方向の位置を調整可能とすることでスリットの位置や姿勢を精度良く調整することができる。そして、この調整により、スリット部材105、分光光学系106、受光素子107の部品精度、組付誤差によるスリット像の結像状態の悪化を防ぐことができる。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態について説明する。分光測色装置160は、スリット125とハウジング121以外の部品は実施例1と同様の形状、機能であるため、同じ符号を付し、説明は省略する。実施例1では、スリットのL軸方向の位置の調整とL軸回りの回転調整を行った。しかし、位置決め誤差、部品精度に起因する受光素子107a上でのスリット像の回転が許容できる程度に治まる場合は、スリットのL軸回りの回転調整は必要無く、L軸方向の位置調整のみを行えば良い。本実施例では、スリットの調整はL軸方向の位置調整のみを行う場合に、精度よくスリットの位置調整を行うことができる構成について説明する。
図10は蓋を取った状態の分光測色装置160を斜め上方からみた図である。図11(a)はスリット125の概略図、図11(b)は分光測色装置のスリット近傍部分を図10の矢印C方向からみた断面図である。スリット125には入射した光が通過する開口部125aを有し、外周にL軸と平行な面であるスライド面125b、cを有する。ハウジング121にはL軸と平行な面であるガイド面121b、cが形成されている。このため、ガイド面121bに、スライド面125bを、ガイド面121cに、スライド面125cを当接させながらスリット125をL軸方向に移動させることで、第1実施形態同様に精度良くスリット125をL軸方向に調整できる。また、本実施形態ではスライド面125b、cを平面で構成しガイド面121b、cに当接させすることによって、L軸周りでのハウジング121に対するスリット125の角度が一義的に決まるようになっている。このため、スリット125を安定して移動させやすい。
なお、第1実施形態では、スリットのL軸方向の移動とL軸周りの回転という2方向の調整を行い、スリットをハウジングに固定するため、接着剤を用いて固定した。しかし、本実施形態では、スリット125はL軸方向のみの1方向の調整を行い固定するだけで良いので、板バネ等の付勢部材126によってスリット125をハウジング121上に固定している。付勢部材126を用いることによって部品点数は増えるものの、接着剤を充填して硬化させる組立工程が無くすることができるため、簡易に組み立てをすることができる。
また、スリット及びハウジングの他の形状として、図12に示すような形状で構成しても良い。図12(a)はスリット125の概略図、図12(b)は分光測色装置のスリット近傍部分を図10の矢印C方向からみた断面図に対応する図である。図12に示すスリット125は基本的に図11に示すスリット125と同様の構成を有している。ただし、図12に示すスリット125には、工具で保持されやすくなるよう工具と係合する凹形状の係合部125dが設けられている。また、図12(b)に示すように、スライド面125bに当接するガイド面121bを2つに分けてレールのように構成しても良い。このようにレール状にガイド面121bを形成することで、L軸周りでのハウジング121に対するスリット125の角度をより精度良く決めることができる。なお、図12に示す構成では、ハウジング121にはテーパ部121dが形成されており、テーパ部121d付近の矢印で示す箇所に接着剤を充填しスリット125をハウジング121に接着する。このようにテーパ部121dを設けることで、接着剤を充填した際に接着剤がテーパ部121dとスリット125との間に溜まるため、接着剤とハウジング121の接触する面積及び接着剤とスリットとが接触する面積が広くなる。このため、ハウジング121にスリット125をより強固に固定することができる。
以上、説明したように本実施形態では、第1実施形態同様に、スリットの位置を精度良く調整することができる。そして、この調整により、スリット部材105、分光光学系106、受光素子107の部品精度、組付誤差によるスリット像の結像状態の悪化を防ぐことができる。
100、121 ハウジング(筐体)
101b、101c、121b ガイド面
102 光源
103 照明光学系
104 導光光学系
105、125 スリット部材
105c、125b、125c スライド面(摺動面)
106 分光光学系
107 ラインセンサ
107a 受光素子
150、160 分光測色装置

Claims (8)

  1. 被検知部から導かれた光束が通過する開口部を備えるスリット部材と、
    前記スリット部材の前記開口部を通過した光束が入射し、該入射した光束を分光して集光する凹面回折格子と、
    前記凹面回折格子によって分光及び集光された光束を受光する、一方向に配列された複数の光電変換素子を備える受光部材と、
    前記スリット部材、前記凹面回折格子及び前記受光部材を支持する筐体と、を有する分光測色装置において、
    前記筐体は、前記スリット部材と当接し、前記凹面回折格子に入射する光束の光軸方向と直交する方向における前記スリット部材の位置決めをするガイド部と、前記ガイド部の端部に設けられた、前記ガイド部から傾斜したテーパ部と、を備え、
    前記スリット部材と前記ガイド部を当接させた状態で、前記ガイド部は、前記開口部を通過して前記凹面回折格子に入射する光束の光軸回りに関する前記スリット部材の回転を規制しつつ、前記スリット部材が前記ガイド部に沿って移動した場合に前記スリット部材を前記光軸方向に移動させて前記スリット部材の位置を調整可能であり、
    前記直交する方向における前記スリット部材調整された位置で、前記テーパ部と前記スリット部材との間に接着剤が充填されており記スリット部材固定されていることを特徴とする分光測色装置。
  2. 前記ガイド部は、前記スリット部材の第1被ガイド面と当接する第1ガイド面を備え、前記第1ガイド面は、前記光軸方向と実質的に平行な面であることを特徴とする請求項1に記載の分光測色装置。
  3. 前記ガイド部は、前記スリット部材と当接していない前記光軸方向と実質的に平行な第2ガイド面を備え、
    前記スリット部材は、前記ガイド部と当接していない前記光軸方向と実質的に平行な第2被ガイド面を備え、
    前記第2ガイド面と前記第2被ガイド面との間に接着剤が充填されることで、前記直交する方向における前記スリット部材を固定することを特徴とする請求項2に記載の分光測色装置。
  4. 前記ガイド部は、前記第1ガイド面と前記光軸方向に実質的に平行で互いに交差する第3ガイド面を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の分光測色装置。
  5. 前記スリット部材は、前記第3ガイド面と当接する第3被ガイド面とを備え、前記第1被ガイド面と前記第3被ガイド面とは互いに交差することを特徴とする請求項4に記載の分光測色装置。
  6. 前記第3ガイド面は2箇所で前記スリット部材と当接することを特徴とする請求項4又は5に記載の分光測色装置。
  7. 前記スリット部材の前記開口部は長方形であり、
    前記第3ガイド面は、前記スリット部材の前記開口部の長手方向と交差する面であることを特徴とする請求項6に記載の分光測色装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の分光測色装置と、複数色のトナーを用いてカラー画像をシート材上に形成し定着させる画像形成手段と、を有し、
    前記分光測色装置が前記被検知部としてのシート状に定着された混色のカラーパッチを検知した際、前記分光測色装置の前記検知に応じた出力に基づいて前記画像形成手段の画像形成条件を制御することを特徴とする画像形成装置。
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