JP5861907B2 - 面光源装置及び画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも1つの一次光源を有するエッジライト方式の面光源装置、及び該面光源装置を備えた画像表示装置に関し、特に、高い画面品位が要求される液晶表示装置、照明看板装置等に用いられるエッジライト方式の面光源装置、及び該面光源装置を備えた画像表示装置に関する。
画像表示装置に用いられる面光源装置には、直下方式とエッジライト方式の2つの方式がある。
直下方式の面光源装置は、発光面を形成する板状部材の背面に複数の一次光源を配置するものである。この方式は、発光面の背面に光源を配置するため、大型化がし易いという特徴を備え、液晶表示装置を備えたテレビ受信機の表示部として広く使用されている。一般的に発光面を形成する板状部材は、拡散板、プリズムシート、拡散シートなどと呼ばれる複数の光学シートにより構成されている。
一方、エッジライト方式の面光源装置は、一次光源が導光板の側面にあるため、直下方式の面光源素子に比べて薄型化を図るのに有効であるという特徴を備え、携帯用ノートパソコンやモニタ等の表示部として広く使用されている。一次光源から出射した光は、PMMA(ポリメチルメタクリレート)などの透明高分子からなる透明板状の導光板内部を屈曲しつつ伝播して、該導光板に2つある主面のうちの一方である出射面から、液晶パネルに向けて出射される。また、導光板から出射された光をさらに集光させて高輝度化を図るため、拡散シート、プリズムシート、及び反射型偏光フィルムと呼ばれる光学シートが使用されている。
ところで、エッジライト方式の面光源装置では、導光板による光利用効率をより高めるために、例えば、特許文献1のように、出射面又は底面(出射面と反対側の面)に交互に配列された台形形状の凹条及び凸条を有している導光板が提案されている。
前記特許文献1の発明では、導光板の入射端面より入射した光を底面に形成された凹条パターンにより、出射面の方向に効率よく反射させることができ、光利用効率をより高めることができると記載されている。また、導光板の入射端面より入射した光は、出射面に形成された台形状の凸条を介して出射面より出射することで、入射端面で垂直な方向で入射された光が正面方向に近い角度で出射できるため、従来使用されていたプリズムシート(指向性シート)を省略することができると記載されている。
また、特許文献2の発明では、一次光源が配列された導光板の入射端面と、導光板の上部に設置されているプリズムシートの長手方向が平行に配列されている場合において、導光板の入射端面より入射した光を底面に形成された凹条パターンと、出射面に形成された台形状の凸条の相乗効果により、プリズムシートを透過後に、正面方向の輝度を高くすることができると記載されている。
WO2006/013969号公報 WO2010/047355号公報
近年、例えばテレビ用の画像表示装置としての液晶表示装置には、大型化、軽量化、薄型化、低消費電力化、低コスト化等が市場から強く要求されている。このため、液晶表示装置にエッジライト方式の面光源装置を設置する場合、特に光源には、従来の冷陰極管からLED光源が積極的に使用されている。これにより、低消費電力やローカルディミングと呼ばれる部分点灯制御を行うことが可能となっている。
ところで、LED光源はまだ高価であり、コスト低減等ためにLED光源は導光板の入射端面の縁方向に沿って所定間隔で複数配置されている。
また、LED光源の個数削減分の明るさを補うために、1個辺りのLED光源の明るさを増加させる方法があるが、この方法ではLEDの発光に伴う発熱が高く、当該熱を放熱するための機構を追加しなければならないとか、発熱によってLED自身の発光効率が低下してしまうなどの問題がある。このため、前記特許文献1、2に記載されたような導光板を使用した場合に、光利用効率を高めて高輝度化を図ることができるが、さらなる効率化および輝度の向上が求められている。
そこで、本発明は、導光板の光利用効率をいっそう高めることで、正面輝度を高めて輝度性能に優れた面光源装置及び画像表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に記載の面光源装置は、導光板のなくとも一方の側面側に、一次光源が設置されたエッジライト方式の面光源装置であって、前記導光板は、出射面、該出射面に対向する底面、及び少なくとも一側面に設けられた前記一次光源から出射された光を入射させる入射端面を有し、前記導光板の底面側には光を反射する反射手段を備え、前記導光板の出射面側には1枚または複数の光学シートを備え、X軸と、X軸に直交するY軸で構成されるX−Y平面の法線をZ軸として、前記一次光源はX軸に平行に配置しており、前記反射手段、前記導光板、光学シートは前記X−Y平面に平行に配置しており、Z軸方向に前記反射手段、前記導光板、光学シートの順に構成されており、前記導光板の入射端面はX−Z平面に平行であり、前記光学シートのうち、少なくとも1枚のプリズムシートを備えており、前記導光板の出射面に最も近い前記プリズムシートの出射面に凸条プリズムを有しており、該凸条プリズムはその長手方向をY軸に平行に配置しており、前記導光板の底面にはX軸に平行な複数の凹条からなるパターンが形成されており、該複数の凹条の入射端面側にX軸に平行な斜面を有し、該斜面の前記導光板の底面に対する斜度は32.5度〜42.5度に設定され、前記出射面には、Y方向に平行に所定間隔で複数形成された凸条パターンと、隣接する前記各凸条パターンの間に、Y方向に平行に形成された凹条パターンが形成されており、前記凸条パターンは、前記X−Z平面により切断した切断面が台形状に形成され、前記凹条パターンは、前記X−Z平面により切断した切断面が台形状に形成されて、Y軸に平行な傾斜面を有しており、台形状に形成された前記凸条パターンのX軸に対する前記傾斜面の角度の絶対値が8度〜25度に設定されていることを特徴としている。
請求項2に記載の面光源装置は、前記一次光源が、前記導光板の対向する2つの入射端面にそれぞれ配置されており、前記導光板の底面に形成された前記各凹条は、前記2つの入射端面に対してそれぞれX軸に平行な前記斜面を有することを特徴としている。
請求項3に記載の面光源装置は、前記導光板の底面に形成された前記各凹条は、断面形状がV字状であることを特徴としている。
請求項4に記載の面光源装置は、前記光学シートは、前記プリズムシートと、該プリズムシートと前記導光板の出射面との間に配置した拡散シートとを少なくとも備えていることを特徴としている。
請求項5に記載の画像表示装置は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の面光源装置の出射面側に透過型表示素子を備えることを特徴としている。
本発明に係る面光源装置によれば、導光板の少なくとも1つの入射端面側に、1つあるいは所定間隔で直線状に配置された複数の光源を有する一次光源を備えている場合に、出射面から高輝度で、輝度均一性に優れた面光を出射させることができる。
また、本発明に係る画像表示装置によれば、本発明の面光源装置を備えているので、高輝度で輝度均一性に優れた高品位な画像を表示することが可能となる。
本発明の実施形態1に係るエッジライト方式の面光源装置を示す分解斜視図。 図1のA−A線断面図。 導光板の底面に形成した断面がV字状の凹条の斜面に光が入射して出射面側に反射する様子を示した図。 導光板の出射面に形成した凸条及び凹条を示す斜視図。 (a)は、比較例の面光源装置における、上下方向(X軸方向)の出射光度分布の測定結果を示した図、(b)は、本発明の実施形態1の面光源装置における、上下方向(X軸方向)の出射光度分布の測定結果を示した図。 本発明の実施形態2に係る液晶表示装置を示す分解斜視図。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1に係るエッジライト方式の面光源装置を示す分解斜視図、図2は、図1のA−A線断面図。なお、本実施形態に係るエッジライト方式の面光源装置1では、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向を図のように定義し、Y軸方向がこの面光源装置1の左右方向、X軸方向が上下方向、Z軸方向が光の出射方向としている。以下の図においても同様である。
図1、図2に示すように、本実施形態に係るエッジライト方式の面光源装置1は、透明樹脂(例えば、アクリル樹脂)などから形成された透明構造体である導光板2、この導光板2の左右方向(Y軸方向)の両面(以下、「入射端面」という)2a,2b側にそれぞれ配置された各発光ユニット3a、3b、導光板2の背面(以下、「底面」という)2c側に設置された反射シート4、導光板2の前面(以下、「出射面」という)2d側に設置された光学シートとしての拡散シート5、プリズムシート6を主構成部材として備えている。
導光板2の底面2cには、上下方向(X軸方向)に延びる凹条7が所定間隔で複数形成されている。また、導光板2の出射面2dには、左右方向(Y軸方向)に延びる断面形状が台形状の凸条8が、左右方向(Y軸方向)に延びる断面形状が台形状の凹条9を挟むようにして所定のピッチで複数形成されている(導光板2の詳細については後述する)。
一次光源としての発光ユニット3a、3bは、導光板2の左右方向(Y軸方向)の両側に上下方向(X軸方向)に沿ってそれぞれ配置されており、各発光ユニット3a、3b内には、導光板2の上下方向(X軸方向)に沿って直線状に所定間隔で光源としてのLED(発光ダイオード)光源11が複数配置されている。LED光源11の配置間隔は、例えば数mm〜20mm程度である。なお、光源としてはLED光源11以外にも、冷陰極管などの連続的な光源であってもよい。
各発光ユニット3a、3bの各LED(光源)11から発せられた光は、導光板2の両側の入射端面2a,2bから導光板2内の左右方向(Y軸方向)へ出射される。
反射シート4は、導光板2の両側の入射端面2a,2bから入射された光のうちの導光板2の底面2cから外へ出射した光を、再度導光板2へ入射させる機能を有している。この反射シート4は、反射率95%以上のものが光の利用効率が高く望ましい。反射シート4の材質は、アルミ、銀、ステンレスなどの金属箔や、白色塗装、発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂などが挙げられる。
導光板2の前面側(正面側)である出射面2d側に設置された拡散シート5は、導光板2の出射面2dから出射された光を適度に均一化させる機能を有している。拡散シート5の前面側に設置されたプリズムシート6は、表面に微細な凸条のプリズムパターンが複数形成されており、導光板2の出射面2dから出射された光を、プリズムシート6を透過後に正面方向へ偏向させて、正面方向での輝度を高める機能を有している。
(導光板2の底面2cの構成)
図1に示したように、導光板2の底面2cには、所定のピッチで形成された凹条7が形成されている。これらの凹条7は断面形状がV字状に形成されており、X軸方向に延びている。これらの凹条7の断面形状は、三角形、楔状、その他の多角形、波状、又は半楕円状などの所望の形状であってもよいが、凹条7の発光ユニット3a、3b側の各斜面の底面2cに対する平均斜度は略等しいのが好ましい。
そして、凹条7の各斜面の導光板2の底面2cに対する平均斜度が、32.5度〜42.5度を満たすことによって、導光板2の出射面2dの上に設置された拡散シート5、プリズムシート6を透過後、必要とされる正面方向へ光を偏向することができる。
例えば、プリズムシート6が、その出射面側に形成されたプリズム部6aの頂角が90度であるプリズムシート(例えば、住友スリーエム株式会社製の商品名BEFII)の場合、正面方向に出射させるために最適なプリズムシート底面への入射角度は、このプリズムシート6の凸条のプリズム部6aがY軸に平行に形成されているとき、おおむね上下方向(X軸方向)に度数表示に換算して30度近傍である。同様にプリズムシート6のプリズム部6aの頂角が100度である場合は、おおむね上下方向(X軸方向)に度数表示に換算して25度近傍である。
プリズムシート6のプリズム部6aの凸条がY軸に平行に形成されているとき、導光板2の底面2cに形成した凹条7の斜面のY軸に対する平均斜度を42.5度より大きくすると、導光板2の出射面2dから出射される光は、左右方向(Y軸方向)への出射光束が増加して、上下方向(X軸方向)への出射が減少する。特に、プリズムシート6を導光板2の出射面2dの上に設置した場合、プリズムシート6を透過後、正面輝度の向上につながる導光板2の出射面2dからの出射方向である上下方向20度から30度方向への出射量が減るため、正面輝度の向上につながりにくい。
一方、導光板2の底面2cに形成した凹条7の斜面のY軸に対する平均斜度を32.5度より小さくしても、導光板2の出射面2cから出射する光は、同様に左右方向(Y軸方向)への出射光が増えるため、プリズムシート6を導光板2の出射面2dの上に設置したとしても、正面方向の輝度向上にはつながらない。
すなわち、導光板2の底面2cに形成した凹条7の斜面のY軸に対する平均斜度の範囲としては、視野角特性に優れる点で、好ましくは32.5度以上42.5度以下の範囲内(95度≦頂角≦115度)、さらに高輝度でかつ視野角特性に優れる点で、より好ましくは37.5度以上41.5度以下の範囲内(97度≦頂角≦105度)で設定される。
また、導光板2の底面2cに形成した凹条7の高さは、0.001mm〜0.1mmの範囲内で設定され、モアレ低減の点で好ましくは0.002mm〜0.05mmの範囲内、さらに発光ユニット3a、3b近傍の面輝度を均一化するために、より好ましくは0.002mm〜0.02mmの範囲内で設定される。
そして、本実施形態のように、導光板2の底面2cに形成した凹条7の断面がV字状である場合、V字状の凹条7は入射端面2a,2bに対して平行に形成されており、V字状の凹条7の底面2cに対する斜度を前記範囲にすると、導光板2の出射面2d側にプリズムシート6に加えて拡散シート5を設置した場合、出射面2dから出射される光の正面方向の輝度をより高くすることができる。
次に、前記導光板2の底面2cに断面がV字状の凹条(例えば、斜面の傾斜角40度)7が形成されている場合に、光が導光板8の出射面2dの上方に設置された拡散シート5、プリズムシート6を透過後、正面方向の輝度が向上する原理を、図3を参照して説明する。
図1に示した面光源装置1において、導光板2の入射端面2a,2bから入射した光は、導光板2の底面2cに形成されたV字状の凹条7にて所定の方向に反射されて出射面2dから出射したり、V字状の凹条7を透過して一旦導光板2の底面2cから出て、下部に配設されている反射シート4で拡散され、再度導光板2に入射して出射面2dから出射したりするが、導光板2の上に設置した拡散シート5、プリズムシート6を透過後、正面方向に出射する光は、底面2cのV字状の凹条7にて所定の方向に反射されたものが主たるものである。
導光板2の出射面2dと底面2cにおいて、X−Y平面に平行な面で全反射しながら伝播している光のうちには、図3に示す光線Cのように、導光板2の底面2cに設けられたV字状の凹条7の斜面に入射する場合がある。
前記光線Cは、V字状の凹条7の斜面にて、入射端面(あるいはX−Z平面)と平行な面上においてZ軸となす角度が22度の方向に反射光C’として全反射される。この反射光の一部は、出射面2dに形成されている断面が台形状の凸条(図3では凸条8’)の平坦面から出射した場合には、入射端面(あるいはX−Z平面)と平行な面上においてZ軸となす角度が34度の方向に出射される。このため、導光板2の出射面2d上の拡散シート5、プリズムシート6(図1参照)を透過して正面方向に出射する光の輝度を向上させることができる。
更に、導光板2の内部を伝播している光のうち、光線Dは出射面2dに形成されている断面が台形状の凸条(図3では凸条8)の斜面において全反射されることにより、光線Cに偏向される。即ち、出射面2dに形成されている断面が台形状の凸条(図3では凸条8)の斜面によって、光線Cが倍増されることになり、導光板2の出射面2d上の拡散シート5、プリズムシート6(図1参照)を透過して正面方向に出射する光の輝度をより向上させることができる。
従って、上記したように凹条7の斜面の導光板2の底面2cに対する平均斜度を、32.5度〜42.5度を満たす範囲内にすることにより、導光板2の出射面2dの上に設置されている拡散シート5を透過した後、正面方向への出射は抑制されたまま、上下方向(X軸方向)30度をピークとして多く光が出射されるため、プリズムシート6を透過後、効率よく正面方向へ光が偏向されて、輝度の向上が達成される。
また、導光板2の底面2cに形成された凹条7の断面が、例えば台形状である場合においても、V字状と同じ原理により輝度の向上が達成される。
(導光板2の出射面2cの構成)
図2、図4に示すように、導光板2の出射面2dには、所定のピッチで複数形成された断面が台形状の凸条8と、隣接する各凸条8の間に挟まれるようにして断面が台形状の凹条9が形成されている。これらの凸条8および凹条9は、Y軸方向(左右方向)に延びている。本実施形態のように、出射面2dに形成された凸条8および凹条9の断面が台形状であると、出射面2dの正面方向における正面輝度はより高くなり、かつ視野角特性が広くなる点でより好ましい形態である。
例えば、図4に示した導光板2の出射面2dの表面には、符号A、B、C及びDを各頂点とする断面が台形状の凸条8が所定のピッチで形成されている。
また、隣接する各凸条8の間には、符号C´、D´、A、及びBを各頂点とする断面が台形状の凹条9が所定のピッチで形成されている。なお、以下の説明では「上底」、「下底」の用語を用いるが、これは上下方向を意味するのではなく、説明のためである。台形状の凸条8と凹条9の平行な対辺のうち、短い辺を「上底」、長い辺を「下底」として説明している。
導光板2の出射面2dに形成された凸条8と凹条9の台形状とは、厳密な意味での台形状に限定されない。後述する説明により明らかなように、X−Y平面に平行な高さの異なる平面である上底と下底とを山形に連結する斜面を挟んで連続していれば、例えば、上底又は下底と斜面の連結部が曲面状であってもよい。このような曲面状の連結部を有する台形状は、比較的成形が容易なため生産上有利なだけでなく、連結部の破損が起こり難いので好ましい。
また、前記上底、下底の少なくとも一部がX−Y平面に対して傾きを有していてもよく、例えば、上底及び/又は下底がX軸方向を長手方向とする緩やかな波状であることや、微細な凹凸を有することで出光の均一性を高めることができる。なお、前記上底、下底のX−Y平面に対する傾きの平均は、X−Y平面に対して角度を有さないことが好ましい。また、この傾きが10度以下の部分が全体の50%以上を占めることが望ましい。
また、複数の上底、下底はそれぞれ互いに同じX−Y平面内にあることで、効率良く光を導くことができるだけでなく、導光板2の重心が安定する、押し出し成形などでの工業的に有利な連続生産が容易になる、などの効果がある。
次に、出射面2dに形成された台形状の凸条8と凹条9の機能について、図4を用いて説明する。
図4において、A,D間の直線長さ(凸条8の下底の幅)をW1とし、B,C間の直線長さ(凸条8の上底8aの幅)をW2とし、A,D´間の直線長さ(凹条9の上底9aの幅)をW3とし、凸条8の高さ(又は凹条9の深さ)をHとし、直線ADと直線ABとが成す傾斜面8bの角度をa1、直線ADと直線DCとが成す傾斜面8cの角度をa2、及びD,D´間の直線長さをPとする。このPは、凸条8の下底の幅(直線ADの長さ)W1と凹条9の上底9aの幅W3の和に等しい。
このように、導光板2の出射面2dの表面には、隣接する各凸条8の間に凹条9が形成されており、この配列パターンがX軸方向(上下方向)に連続するようにして形成されている。なお、本実施形態では、図4において、Pの直線長さの範囲のパターンが連続している。
また、導光板2の出射面2dにおいて、各凸条8の断面形状を台形状にして、各凸条8の上底に適宜の幅W2を設けることにより、導光板2の入射端面2a,2bから入射した伝播光をY軸方向(左右方向)に沿って導光板2の中央側へと導く役目を担っている。
更に、導光板2の出射面2dにおいて、各凹条9の断面形状を台形状にして、各凹条9の上底に適宜の幅W3を設けることにより、前述の幅W2と同様に導光板2の入射端面2a,2bから入射した光をY軸方向(左右方向)に沿って導光板2内部へ導く役目と、X軸方向(上下方向)へ拡散していく伝播光成分のエネルギー分量を調整している。
この幅W2が狭すぎて傾斜面8b,8cの寄与が大きくなり過ぎると、X軸方向に伝播している光が当該傾斜面から出射してしまうため、鉛直方向の輝度を高める効果を十分に発揮することが困難とる。更に伝播光のうち、入射端面2a,2bに該直交する直進伝播光成分が、底面2cに形成されている凹条7で反射されて、出射面2dに形成されている凸条8の上底8aから出射されると鉛直方向の輝度を高める効果に寄与するため、幅W2が狭すぎると鉛直方向の輝度を高める効果を十分に発揮することが困難となる。
また、この幅W3が狭すぎて傾斜面8b,8cの寄与が大きくなり過ぎても、傾斜面8b,8cから出射した光の一部は、隣り合う凸条8の傾斜面に入射して、再び導光板2内部に戻されるため、輝度を高める効果を十分に発揮することが困難となる。
これに対して、幅W2及び幅W3を傾斜面8b,8cに対して相対的に広く設定しすぎると、傾斜面8b,8cの寄与が相対的に少なくなり、Y軸方向の伝播光のうち、当該傾斜面にて全反射した光の中には、新たにV溝斜面(向かい合う各傾斜面で構成されたV溝状の斜面)にて全反射し、出射面2dからX軸方向(上下方向)へおおむね25度〜30度の角度で出射する光が新たに生成されるが、この寄与が低下するため、鉛直方向の輝度を高める効果を十分に発揮することが困難となる。
また、導光板2の出射面2dに形成される、凸条8及び/又は凹条9の形状、大きさ、ピッチは、導光板2の大きさ、面光源装置1の表示性能及び仕様等との関係を考慮して決定される。これにより、導光板2の出射面2dから出射される光の輝度を適度に保ち、かつ適切な視野角を得ることができる。
前記した凸条8(又は凹条9)の一般的な高さHは、0.001〜0.1mmの範囲内から選択され、より好ましい高さは0.005〜0.05mm、最も好ましい高さは0.01〜0.03mmの範囲内から選択される。
また、前記した凸条8の一般的な角度a1、角度a2は、それぞれ8〜25度の範囲内から選択され、より好ましい角度a1、角度a2はそれぞれ10〜20度の範囲内から選択される。
また、一般的な下底の幅W1は0.01〜0.5mmの範囲内、より好ましくは0.015〜0.27mmの範囲内、最も好ましくは0.015〜0.18mmの範囲内から選択される。また、上底の幅W2は0.001〜0.4mmの範囲内から選択され、より好ましい幅W2は0.001〜0.1mmの範囲内、最も好ましくは0.005〜0.05mmの範囲内から選択される。また、一般的な幅W3は0.0001〜0.5mmの範囲内から選択され、より好ましい幅W3は0.0001〜0.3mmの範囲内、最も好ましくは0.001〜0.15mmの範囲内から選択される。
また、導光板2の出射面2dに形成された凸条8と凹条9の好ましい態様においては、幅W1,W2,W3とピッチP1との関係で特定の比率を保って形成されている台形状のパターンを有している。
即ち、凸条8の上底8aの幅W2に対する凹条9の上底9aの幅W3の比(W3/W2)は0.01〜200の範囲内が好ましく、より好ましくは0.02〜100の範囲内、最も好ましくは0.1〜10の範囲内にある。
また、(W2+W3)に対する(P−W2−W3)の比は、0.04〜400の範囲内が好ましく、より好ましくは0.2〜200の範囲内、最も好ましくは0.3〜150の範囲内である。
更に、幅W2に対する幅W3の比を上記した範囲内に保つことにより、導光板2の出射面2dから出射される光の輝度を適度に保ち、かつ、適切な視野角を得るための条件設定が容易となる。ここで、幅W2に対する幅W3の比が0.1〜10の範囲であると、導光板2の出射面2dの上に設置された拡散シート5、プリズムシート6(図1参照)を透過後、正面方向から出射される光の輝度を高めることができる。
また、(W2+W3)に対する(P−W2−W3)の比が0.3〜150の範囲であると、導光板2の出射面2dの上に設置された拡散シート5、プリズムシート6(図1参照)を透過後、鉛直方向の輝度の低下を抑制しつつ視野角特性を確保することができる。
上記したように、本実施形態の面光源装置1は、導光板2の出射面2dに、所定のピッチで複数形成された断面が台形状の凸条8を有しているので、正面輝度を高めることができる。以下、出射面2dにおいて正面輝度を高くできる理由について説明する。
導光板2の出射面2dの上に設置された拡散シート5、プリズムシート6を透過後、正面方向へ出射される光の輝度を向上させるには、前述したように出射面2dからX−Z平面と平行な面内であって、Z軸に対して約20度〜35度で出射することが望ましい。
導光板2の各入射端面2a,2bからその内側に入った光は、主面である出射面2dと底面2cとの間で全反射を繰り返して導光板2の内部へと伝播するが、伝播光の一部は、底面2cに設けられている凹条7の斜面により全反射されて、出射面2dに形成された断面が台形状の凸条8の平坦面(上底8a)及び斜面(傾斜面8b,8c)から出射される。
そこで、本発明者は、図4に示した導光板2の出射面2dの凸条8の角度a1、角度a2をそれぞれ変化させて、面光源装置1の出射面2dにおける輝度を評価した結果、出射面2dに形成された凸条8の角度a1、角度a2を8度〜25度に設定することで、出射面2d側に光学シート(拡散シート5、プリズムシート6)を設置した場合に、出射面2dにおける輝度がより高くなることを見い出した。
出射面2dに形成された凸条8の角度a1、角度a2を8度〜25度に設定することで、出射面2d側に光学シート(拡散シート5、プリズムシート6)を設置した場合に、出射面2dにおける輝度をより高くすることができる理由について、図5を参照して説明する。
図5(a)は、出射面2dに形成された凸条8の角度a1、角度a2を55度に設定した比較例の構成における、上下方向(X軸方向)の出射光度分布の測定結果である。
一方、図5(b)は、出射面2dに形成された凸条8の角度a1、角度a2を15度に設定した本実施形態の構成における、上下方向(X軸方向)の出射光度分布の測定結果である。
出射面2d側に拡散シート5、プリズムシート6を設置した場合、前述したようにプリズムシート6を透過後、正面輝度の向上に繋げるためには、出射面2dからX−Z平面と平行な面内であって、Z軸に対して20度〜35度に出射することが望ましい。この出射角度に対応する出射光束を、図5(a),(b)に示した凸条8の角度a1、a2が55度の場合と15度の場合とで比較すると、凸条8の角度a1、a2を15度に設定した本実施形態の場合(図5(b))の方が出射光束が大きい。
更に、図5(a),(b)に示したように、凸条8の角度a1、a2が55度の場合においては、出射面2dから正面方向に出射される光束が、凸条8の角度a1、a2が15度の場合と比較して大きくなっている。この出射面2dから正面方向に出射される光(正面出射光)は、プリズムシート6に入射すると再帰反射されるため、再度導光板2の内部に戻される。
このため、面光源装置1の出射面2dからの出射に繋がらず、出射効率を低下させてしまうが、凸条8の角度a1、a2が15度の場合には正面出射光が抑制されることによって、プリズムシート6で再帰反射することが大幅に小さくなる。よって、凸条8の角度a1、角度a2を8度〜25度に設定、より好ましくは10度〜20度に設定することで、面光源装置1の出射面2dにおける輝度をよりに高くすることが可能となる。
以下、上記した本発明の特徴を有する導光板を作製して、面光源装置の出射面での輝度性能についての評価を行った。
(導光板)
出射面側のスタンパを作製するため、先ず、金型入れ子にダイヤモンドバイトを用いて、上底0.006mm、傾斜面の角度15度、高さ0.02mmの台形状の凹条をピッチ0.175mmで切削加工にて作製し、この切削入れ子に対して直接電鋳を行い、ニッケル電鋳層を形成し、この原盤を剥離して、出射面のスタンパ(以下、「スタンパ1」という)を作製した。
一方、底面側のスタンパ(以下、「スタンパ2」という)は、頂角100度のダイヤモンドバイトを用いて、頂角が100度のプリズムパターンを、入射端面側から中央に向けて、深さ0.004mmから0.009mmまで漸次深くし、当該深さに合わせて所定の間隔で配列させて、V字状の凹条を切削加工で作製し、この切削入れ子から直接電鋳を行い、ニッケル電鋳層を形成し、この原盤を剥離して作製した。
そして、前記スタンパ1及びスタンパ2を、転写型として射出成形機の金型固定側キャビティと金型可動側キャビティに組み込み、射出成形法にて例えば、42インチ液晶テレビ用の微細構造を持つ導光板を得た。得られた導光板の外寸は、横×縦×高さが970×548×3mmであった。
作製されたこの導光板の出射面の台形状の凸条は、図4に示したように、高さHが0.02mm、上底の幅W2が0.02mm、下底の幅W1が0.169mm、角度a1、a2が15度であり、ピッチPが0.175mmで形成されている。
また、この導光板の底面のV字状の凹条は、平均底角にあたる凹条の入射端面側のX軸に平行な斜面の底面に対する平均斜度は40度であり、V字状の凹条の深さは入射端面側0.004mmから中央部0.009mmまで漸次緩やかに深くなるように変化させて、V字状の凹条のピッチは入射端面側0.616mmから中央部0.218mmまで漸次緩やかに減少するように変化させた。
(発光ユニット)
発光ユニットとしては、LED光源(例えば、LGイノテック株式会社製のLEDモジュール;外寸5.6mm×3.0mm、発光長4.6mm)を用い、当該発光ユニットを直線上に等間隔(12.2mm)で45個配置させた。そして、前記導光板をその底面のV字状の凹条がX軸に平行になるように配置して、X軸に平行となる両端面(入射端面)に発光ユニットをそれぞれ配置させた。この発光ユニットは対向する2つの入射端面に配置されるため、全部で90(=45×2)配置される。
(拡散シート、プリズムシート)
導光板の出射面側に拡散シート(例えば、株式会社ツジデン製:型番D121UZ)を1枚設置し、さらにその上にプリズムシート(例えば、住友スリーエム株式会社製:型番BEFIII−90/50T−7)を、そのプリズム部の長辺がY軸と平行になるように設置し、さらにその上に拡散シート(例えば、恵和株式会社製:型番PBS072H)を設置する。
(反射シート)
導光板の底面側に反射シート(例えば、東レ株式会社製:型番E6SL)を設置する。
そして、これらの部材(発光ユニット、拡散シート、プリズムシート、反射シート)を金属フレ−ムに収納させ、その上からポリスチレン製の支持枠にて背面の金属フレームを結合させた。このようにして形成された本実施例のエッジライト方式の面光源装置を安定化電源装置に接続して、所定の電圧、電流を発光ユニット(LEDモジュール)に印加して、出射面から出射される光の輝度を測定した。
なお、この輝度測定では、輝度計(例えば、株式会社トプコン製:TOPCON BM−7)を用い、支持枠の出射面側の開口領域の内寸930×523mmに対して、それぞれ10分割した交点となる位置の9点を測定した。輝度測定による評価は、9点の平均輝度を用いた。この結果、面内平均輝度は3610cd/m2であった。
<比較例>
この比較例では、前記実施例と同様して、金型入れ子にダイヤモンドバイトを用いて、上底0.006mm、傾斜面の角度55度、高さ0.02mmの台形状の凹条をピッチ0.054mmで切削加工にて作製し、この切削入れ子に対して直接電鋳を行い、ニッケル電鋳層を形成し、この原盤を剥離して、出射面のスタンパ(以下、「スタンパ3」という)を作製した。なお、発光ユニット、拡散シート、プリズムシート、反射シートは前記実施例と同様である。
そして、このスタンパ3と実施例で使用した底面側のスタンパ2を転写型として射出成形機の金型固定側キャビティと金型可動側キャビティに組み込み、射出成形法にて42インチ液晶テレビ用の微細構造を持つ導光板を得た。導光板の外寸は横×縦×高さが970×548×3mmであった。
この比較例における導光板の出射面の台形状の凸条は、図4に示したように、高さHが0.02mm、上底の幅W2が0.02mm、下底の幅W1が0.048mm、角度a1、a2が55度であり、ピッチPが0.054mmで形成されている。また、底面には、実施例と同じ断面形状がV字状である凹条がX軸に平行に形成されている。
そして、この導光板以外は前記実施例と同様に構成されたエッジライト方式の面光源装置を安定化電源装置に接続して、所定の電圧、電流を発光ユニット(LEDモジュール)に印加して、出射面から出射される光の輝度を測定した。
前記実施例と同様に、輝度計(例えば、株式会社トプコン製:TOPCON BM−7)を用い、支持枠の出射面側の開口領域の内寸930×523mmに対して、それぞれ10分割した交点となる位置の9点を測定した。輝度測定による評価は、9点の平均輝度を用いた。この結果、面内平均輝度は3280cd/m2であった。
そして、前記実施例の導光板を有する面光源装置と前記比較例の導光板を有する面光源装置の面内平均輝度を比較すると、本発明品である実施例の方が、比較例よりも約10%輝度が向上していた。
このように、本発明に係るエッジライト方式の面光源装置は、前記した本実施形態(実施例)で説明した構成の導光板2を有しているので、出射面2dから高輝度性能に特に優れた面光を出射させることができる。
〈実施形態2〉
図6は、本発明の実施形態2に係る画像表示装置としての液晶表示装置を示す分解斜視図である。
図6に示すように、この液晶表示装置20は、前記したエッジライト方式の面光源装置1の出射面2d側の正面方向(Z軸方向)に、周知の透過型の液晶パネル21が配置された構成であり、パネル枠22の内側縁部内に有効な画像表示面23が設けられている。図6の面光源装置1の構成は、図1に示した実施形態1と同様である。なお、この液晶表示装置20としては、例えば、液晶テレビやパソコンの液晶モニタなどが挙げられる。
前記したようにこの面光源装置1は、出射面2dから高輝度な面光を出射させることができる。よって、この液晶パネル21が大画面の場合でも、輝度性能に優れる高品位な画像を表示することが可能となり、低消費電力化にも繋がる。
1 面光源装置
2 導光板
2a,2b 入射端面
2c 底面
2d 出射面
3a,3b 発光ユニット(一次光源)
4 反射シート
5 拡散シート
6 プリズムシート
7 凹条
8 凸条(凸条パターン)
9 凹条(凸条パターン)
11 LED光源
20 液晶表示装置(画像表示装置)
21 液晶パネル(透過型表示素子)

Claims (5)

  1. 導光板のなくとも一方の側面側に、一次光源が設置されたエッジライト方式の面光源装置であって、
    前記導光板は、出射面、該出射面に対向する底面、及び少なくとも一側面に設けられた前記一次光源から出射された光を入射させる入射端面を有し、
    前記導光板の底面側には光を反射する反射手段を備え、前記導光板の出射面側には1枚または複数の光学シートを備え、
    X軸と、X軸に直交するY軸で構成されるX−Y平面の法線をZ軸として、前記一次光源はX軸に平行に配置しており、前記反射手段、前記導光板、光学シートは前記X−Y平面に平行に配置しており、Z軸方向に前記反射手段、前記導光板、光学シートの順に構成されており、前記導光板の入射端面はX−Z平面に平行であり、
    前記光学シートのうち、少なくとも1枚のプリズムシートを備えており、前記導光板の出射面に最も近い前記プリズムシートの出射面に凸条プリズムを有しており、該凸条プリズムはその長手方向をY軸に平行に配置しており、
    前記導光板の底面にはX軸に平行な複数の凹条からなるパターンが形成されており、該複数の凹条の入射端面側にX軸に平行な斜面を有し、該斜面の前記導光板の底面に対する斜度は32.5度〜42.5度に設定され、
    前記出射面には、Y方向に平行に所定間隔で複数形成された凸条パターンと、隣接する前記各凸条パターンの間に、Y方向に平行に形成された凹条パターンが形成されており、前記凸条パターンは、前記X−Z平面により切断した切断面が台形状に形成され、
    前記凹条パターンは、前記X−Z平面により切断した切断面が台形状に形成されて、Y軸に平行な傾斜面を有しており、台形状に形成された前記凸条パターンのX軸に対する前記傾斜面の角度の絶対値が8度〜25度に設定されていることを特徴とする面光源装置。
  2. 前記一次光源が、前記導光板の対向する2つの入射端面にそれぞれ配置されており、前記導光板の底面に形成された前記各凹条は、前記2つの入射端面に対してそれぞれX軸に平行な前記斜面を有することを特徴とする請求項1に記載の面光源装置。
  3. 前記導光板の底面に形成された前記各凹条は、断面形状がV字状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の面光源装置。
  4. 前記光学シートは、前記プリズムシートと、該プリズムシートと前記導光板の出射面との間に配置した拡散シートとを少なくとも備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の面光源装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の面光源装置の出射面側に透過型表示素子を備えることを特徴とする画像表示装置。
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