JP5861471B2 - 基地局、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基地局、通信システムおよび通信方法に関する。
フェムト基地局(HeNB:Home eNode B)がフェムトセルを形成し、契約したユーザのみがフェムト基地局に接続できるサービスがある。フェムトセルは、マクロ基地局(MeNB:Macro evolutional Node B)により形成されるマクロセル内に形成されることもある。
フェムトセルに接続できないマクロUE(MUE:Macro User Equipment)がフェムト基地局の近辺に存在する場合は、フェムト基地局からの干渉によりマクロUEのSINR(Signal to Interference and Noise Ratio:信号対干渉雑音比)が劣化する。
このようなマクロUEは、たとえばビクティムUE(Victim UE)と呼ばれる。これに対して、フェムト基地局の送信電力を下げることによりビクティムUEの干渉を低下させてSINRを向上させる方法が3GPPにおいて検討されている。たとえば、フェムト基地局がマクロ基地局の送信信号を受信して、受信電力が小さい場合にはビクティムUEの受信電力も小さい可能性が高いため、フェムト基地局の送信電力を小さくすることが考えられる。
しかし、ビクティムUEが存在しない場合に送信電力を小さくすると、フェムトセルのスループットが無駄に低下することになる。そこで、ビクティムUEを検出して送信電力低下の要否を判定することが検討されている(たとえば、下記特許文献1,2参照。)。そのために、たとえば、ビクティムUEが送信する上り信号をフェムト基地局で受信して、受信電力に基づいてビクティムUEの存在を判定することが考えられる。
特開2010−283826号公報 特開2010−4187号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ビクティムUEは、フェムト基地局からの干渉によりマクロ基地局からの制御チャネル(上り信号送信許可情報など)を受信できない場合には上り信号を送信できない。このため、ビクティムUEが存在していてもビクティムUEが検出されず、フェムト基地局の送信電力が低下しないことにより、ビクティムUEへの干渉を低減することができない場合がある。
本発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、干渉を低減することができる基地局、通信システムおよび通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明の一側面によれば、第一移動局と、前記第一移動局との間で無線通信を行い、前記第一移動局への無線信号を送信する第一基地局と、前記第一基地局によって送信された前記第一移動局への無線信号により干渉を受ける無線通信を前記第一基地局とは異なる第二基地局との間で行う第二移動局と、を含む通信システムにおいて、前記第一基地局が、受信した無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて前記第二移動局を検出し、前記第一基地局が、前記第二移動局を検出した場合と、前記第二移動局を所定期間以上検出しなかった場合と、に前記第一移動局への無線信号の送信電力を低下させる基地局、通信システムおよび通信方法が提案される。
本発明の一側面によれば、干渉を低減することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる通信システムの構成例を示す図である。 図2は、基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、通信システムの適用例を示す図である。 図4−1は、下り信号のフレームフォーマットの一例を示す図である。 図4−2は、サブフレーム内のフレームフォーマットの一例を示す図である。 図5は、フェムト基地局の構成の一例を示す図である。 図6は、実施の形態1にかかるフェムト基地局の状態遷移の一例を示す図である。 図7は、フェムト基地局の動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施の形態2にかかるフェムト基地局の状態遷移の一例を示す図である。 図9は、実施の形態2にかかるフェムト基地局の動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態3にかかるフェムト基地局の状態遷移の一例を示す図である。 図11は、実施の形態3にかかるフェムト基地局の動作の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる基地局、通信システムおよび通信方法の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる通信システムの構成例を示す図である。実施の形態1にかかる通信システム100は、基地局110と、第一移動局120と、基地局130と、第二移動局140と、を含んでいる。基地局110は、第一移動局120との間で無線通信を行う。第一移動局120は複数存在していてもよい。基地局130は、第二移動局140との間で無線通信を行う。第二移動局140は複数存在していてもよい。
第二移動局140が基地局130との間で行う無線通信は、基地局110から第一移動局120へ送信される無線信号によって干渉を受ける無線通信である。たとえば、第二移動局140が基地局130との間で行う無線通信は、基地局110が第一移動局120との間で行う無線通信と同じ周波数帯域を使用する無線通信である。そして、第二移動局140は、基地局110との間で無線通信ができない移動局である。このため、第二移動局140は、基地局130との間で無線通信を行うが、基地局110から第一移動局120への無線信号により下りリンク干渉を受けることになる。
基地局110は、送信部111と、受信部112と、検出部113と、制御部114と、を備えている。送信部111は、第一移動局120への無線信号を送信する。送信部111が送信する第一移動局120への無線信号は、基地局130と第二移動局140との間の無線通信に干渉する。
受信部112は、周囲からの無線信号を受信する。受信部112が受信する信号には、たとえば、第一移動局120から基地局110への信号や、基地局130と第二移動局140との間で送受信される信号が含まれる。受信部112は、受信した信号を検出部113へ出力する。
検出部113は、受信部112から出力された信号に含まれる第二移動局140からの無線信号に基づいて第二移動局140を検出する。たとえば、検出部113は、受信部112から出力された信号に含まれる上り方向の無線信号の干渉電力を測定することによって、第二移動局140からの無線信号の受信電力を測定し、測定結果に基づいて第二移動局140を検出する。たとえば、検出部113は、干渉電力を連続して複数回測定し、複数回の測定において測定結果の干渉電力が閾値を超えた回数に基づいて第二移動局140を検出する。検出部113は、検出結果を制御部114へ出力する。
制御部114は、検出部113から出力された検出結果に基づいて、送信部111による無線信号の送信電力を制御する。具体的には、制御部114は、第二移動局140が検出された場合と、検出部113によって第二移動局140が所定期間以上検出されなかった場合と、に送信部111による無線信号の送信電力を低下させる。なお、制御部114は、無線信号の送信電力をゼロまで低下(無線信号の送信を停止)させてもよい。
たとえば、制御部114は、第一状態、第二状態および第三状態のいずれかに遷移する。第一状態においては、制御部114は、送信部111に対して、第一移動局120への無線信号を第一送信電力によって送信させる。第二状態においては、制御部114は、送信部111に対して、第一移動局120への無線信号を、第一送信電力より低い第二送信電力によって送信させる。
第三状態においては、制御部114は、送信部111に対して、第一移動局120への無線信号のうちの少なくともデータ信号の送信を停止させる。たとえば、制御部114は、第三状態において、第一移動局120への無線リソースの割り当て(スケジューリング)を停止する。これにより、たとえば第一移動局120への通知などを行わなくても、第一移動局120へのデータ信号の送信を簡単な制御によって停止することができる。無線リソースは、たとえば時間リソースや周波数リソースである。
制御部114は、送信電力が比較的高い第一状態において第二移動局140が検出された場合に、第二状態へ遷移する。これにより、第二移動局140が検出された場合に基地局110の送信電力を低下させ、第二移動局140と基地局130との間の無線通信への干渉を低減することができる。このため、第二移動局140への干渉を低減し、第二移動局140のスループットを向上させることができる。
また、制御部114は、送信電力が比較的高い第一状態において第二移動局140が所定期間以上検出されなかった場合に、第三状態へ遷移する。これにより、基地局110の送信電力が低下し、たとえば基地局130からの制御信号(たとえば上り信号送信許可情報)を第二移動局140が受信しやすくなるため、第二移動局140が基地局130への無線信号を送信しやすくなる。このため、第二移動局140からの無線信号に基づく第二移動局140の検出を精度よく行うことができる。
また、制御部114は、第二移動局140の検出を行いやすい第三状態において第二移動局140が検出された場合は、第二状態へ遷移する。これにより、基地局110の送信電力を低下させて第二移動局140の無線通信への干渉を低減しつつ、長時間にわたって第三状態になって基地局110と第一移動局120との間の無線通信のスループットが低下することを回避することができる。
また、制御部114は、第二移動局140の検出を行いやすい第三状態において第二移動局140が検出されなかった場合は、第一状態へ遷移する。これにより、第二移動局140が存在しないにも関わらず、長時間にわたって第三状態になって基地局110と第一移動局120との間の無線通信のスループットが低下することを回避することができる。
また、制御部114は、送信電力を低下させる第二状態において第二移動局140が所定期間以上検出されなかった場合に第一状態へ遷移する。これにより、第二移動局140が存在しないにも関わらず、長時間にわたって第二状態になって基地局110と第一移動局120との間の無線通信のスループットが低下することを回避することができる。
また、制御部114は、第三状態において、第一移動局120へのデータ信号以外の無線信号については送信部111から送信させてもよい。データ信号以外の無線信号には、たとえば、リファレンスシグナル、制御チャネル、共通チャネルなどがある。これらのデータ信号以外の無線信号は、データ信号に比べて割り当てられる時間リソースなどが少ないため、送信したとしても送信電力は小さい。このため、第二移動局140の無線通信への干渉を低減しつつ、データ信号以外の無線信号については送信することができる。
また、制御部114は、第三状態において、送信部111に対して、第一移動局120へのデータ信号の送信を間欠的に送信させてもよい。すなわち、制御部114は、第三状態において、送信部111による第一移動局120へのデータ信号の送信を間欠的に停止してもよい。これにより、たとえば、基地局110によるデータ信号が停止しているタイミングにおいて、第二移動局140が基地局130からの制御信号を受信して基地局130への無線信号を送信することができる。
なお、ここでは第二移動局140が基地局130との間で無線通信を行う場合について説明したが、第二移動局140の通信先は基地局130とは異なる通信装置であってもよい。たとえば、第二移動局140の通信先は、第一移動局120および第二移動局140とは異なる移動局であってもよい(たとえばアドホック通信)。この場合は、通信システム100には基地局130が含まれていなくてもよい。
また、ここでは制御部114が第一状態、第二状態および第三状態に遷移する場合について説明したが、制御部114が第一状態および第二状態に遷移してもよい。たとえば、制御部114は、第一状態において第二移動局140が所定期間以上検出されなかった場合に第二状態へ遷移する。この場合も、基地局110の送信電力が低下し、たとえば基地局130からの制御信号(たとえば上り信号送信許可情報)を第二移動局140が受信しやすくなるため、第二移動局140が基地局130への無線信号を送信しやすくなる。
(基地局のハードウェア構成)
図2は、基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示した基地局110は、たとえば図2に示す情報処理装置200によって実現することができる。情報処理装置200は、CPU201と、メモリ202と、ユーザインタフェース203と、有線通信インタフェース204と、無線通信インタフェース205と、を備えている。CPU201、メモリ202、ユーザインタフェース203、有線通信インタフェース204および無線通信インタフェース205は、バス209によって接続されている。
CPU201(Central Processing Unit)は、情報処理装置200の全体の制御を司る。メモリ202には、たとえばメインメモリおよび補助メモリが含まれる。メインメモリは、たとえばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリは、CPU201のワークエリアとして使用される。補助メモリは、たとえば、ハードディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどの不揮発メモリである。補助メモリには、情報処理装置200を動作させる各種のプログラムが記憶されている。補助メモリに記憶されたプログラムは、メインメモリにロードされてCPU201によって実行される。
ユーザインタフェース203は、たとえば、ユーザからの操作入力を受け付ける入力デバイスや、ユーザへ情報を出力する出力デバイスなどを含む。入力デバイスは、たとえばキー(たとえばキーボード)やリモコンなどによって実現することができる。出力デバイスは、たとえばディスプレイやスピーカなどによって実現することができる。また、タッチパネルなどによって入力デバイスおよび出力デバイスを実現してもよい。ユーザインタフェース203は、CPU201によって制御される。
有線通信インタフェース204は、有線によって情報処理装置200の外部(たとえばコアネットワーク)との間で通信を行う通信インタフェースである。無線通信インタフェース205は、無線によって情報処理装置200の外部(たとえば第一移動局120)との間で通信を行う通信インタフェースである。有線通信インタフェース204および無線通信インタフェース205は、CPU201によって制御される。
図1に示した送信部111および受信部112は、たとえば無線通信インタフェース205によって実現することができる。図1に示した検出部113および制御部114は、たとえばCPU201によって実現することができる。
(通信システムの適用例)
図3は、通信システムの適用例を示す図である。図3に示す通信システム300は、図1に示した通信システム100をLTE(Long Term Evolution)に適用した通信システムである。ただし、図1に示した通信システム100は、LTEに限らず他の無線通信システムに適用することもできる。
通信システム300は、マクロ基地局310と、マクロUE320と、フェムト基地局330と、フェムトUE340と、を含んでいる。マクロセル311は、マクロ基地局310のセル(カバーエリア)である。フェムトセル331は、フェムト基地局330のセルである。フェムト基地局330は、たとえば、登録済み(たとえばユーザが契約済み)のフェムトUE340とは無線通信を行うが、登録済みでないマクロUE320とは無線通信を行わない。
マクロUE320は、マクロセル311に在圏しており、マクロ基地局310との間で無線通信を行う。また、マクロUE320は、フェムトセル331にも在圏しているが、フェムト基地局330との間では無線通信を行うことができない。この場合は、マクロUE320は、マクロ基地局310からの信号受信312において、フェムト基地局330からの干渉332を受けるビクティムUEとなる。
図1に示した基地局110はたとえばフェムト基地局330に適用することができる。図1に示した第一移動局120はたとえばフェムトUE340に適用することができる。図1に示した基地局130はたとえばマクロ基地局310に適用することができる。図1に示した第二移動局140はたとえばマクロUE320に適用することができる。
(下り信号のフレームフォーマット)
図4−1は、下り信号のフレームフォーマットの一例を示す図である。図4−1に示すフレームフォーマット410は、フェムト基地局330からフェムトUE340への下り信号のフレームフォーマットである。ここではLTEにおける下り信号のフレームフォーマットを一例として説明する。
フレームフォーマット410において、横方向はサブフレーム(subframe)を示し、縦方向はリソースブロック(RB:Resource Block)を示している。サブフレームは時間リソースであり、リソースブロックは周波数リソースである。フレームフォーマット410に示すように、下り信号はリソースブロックおよびサブフレームを単位として送信される。横軸のサブフレーム#1〜#7,…は、たとえばそれぞれ1[ms]のサブフレームである。縦軸のリソースブロックは、たとえば180[kHz]の周波数帯域を12個に分割したサブキャリアである。
図4−2は、サブフレーム内のフレームフォーマットの一例を示す図である。図4−2に示すフレームフォーマット420は、図4−1に示したサブフレーム#1におけるフレームフォーマットを示している。ただし、図4−1に示したサブフレーム#2〜#7,…におけるフレームフォーマットについても同様である。
フレームフォーマット420に示すように、1つのサブフレームは14個のOFDMシンボルを含む。サブフレームの先頭の1〜3個目のOFDMシンボルは制御チャネル421となっており、サブフレームの4〜14個目までのOFDMシンボルはデータチャネル422となっている。
データチャネル422は、たとえばPDSCH(Physical Downlink Shared Channel:物理下りリンク共有チャネル)である。マクロUE320は、制御チャネル421を受信し、受信した制御チャネル421に基づいてデータチャネル422の復調および復号を行う。
(フェムト基地局の構成)
図5は、フェムト基地局の構成の一例を示す図である。図5に示すように、フェムト基地局330は、たとえば、受信アンテナ501と、受信機502と、上りデータ復調復号部503と、上位レイヤ処理部504と、下りデータ符号化変調部505と、上り干渉電力測定部506と、判定部507と、状態遷移管理部508と、送信電力決定部509と、下り信号送信部510と、送信機511と、送信アンテナ512と、を備えている。
受信アンテナ501は、無線信号を受信する。受信アンテナ501が受信する無線信号には、たとえば、フェムトUE340からの上り信号や、マクロUE320からの上り信号が含まれる。受信アンテナ501は、受信した信号を受信機502へ出力する。
受信機502は、受信アンテナ501から出力された信号をRF(Radio Frequency:高周波)帯からベースバンド帯へ変換する。受信機502は、ベースバンド帯へ変換した信号を上りデータ復調復号部503および上り干渉電力測定部506へ出力する。
上りデータ復調復号部503は、受信機502から出力された信号に含まれるフェムトUE340からの上り信号を復調し、復調結果を復号する。上りデータ復調復号部503は、復号により得られたフェムトUE340からの上りデータを上位レイヤ処理部504へ出力する。
上位レイヤ処理部504は、上りデータ復調復号部503から出力された上りデータについて上位レイヤの処理を行う。たとえば、上位レイヤ処理部504は、上りデータをコアネットワークへ送信する。また、上位レイヤ処理部504は、上位レイヤの処理によってフェムトUE340への下りデータを取得する。たとえば、上位レイヤ処理部504は、コアネットワークから送信されたフェムトUE340への下りデータを取得し、取得した下りデータを下りデータ符号化変調部505へ出力する。
下りデータ符号化変調部505は、上位レイヤ処理部504から出力された下りデータを符号化し、符号化結果を変調する。下りデータ符号化変調部505は、変調により得られた信号を下り信号送信部510へ出力する。
上り干渉電力測定部506は、受信機502から出力された信号に含まれる、フェムトUE340からの上り信号に対する干渉電力を測定する。たとえば、上り干渉電力測定部506は、フェムトUE340からの上り信号に含まれる既知の信号(たとえばリファレンスシグナル)に基づいて干渉電力を測定する。具体的には、上り干渉電力測定部506は、受信機502から出力された上り信号から既知の信号成分を減算することによって干渉電力を測定することができる。上り干渉電力測定部506による干渉電力の測定は、たとえばサブフレームごとに行われる。上り干渉電力測定部506は、測定した干渉電力を判定部507へ通知する。
判定部507は、上り干渉電力測定部506から干渉電力が通知されるごとに、通知された干渉電力と所定の閾値とを比較する。そして、判定部507は、最近のN回(Nは自然数)の比較において干渉電力が閾値を超えた回数がM1回以上である場合は、ビクティムUE(マクロUE320)が存在すると判定する。また、判定部507は、最近のN回の比較において干渉電力が閾値を超えた回数がM2回未満である場合は、ビクティムUEが存在しないと判定する。
なお、M1=M2である。ただし、M1>M2であってもよい。この場合は、判定部507は、最近のN回の比較において干渉電力が閾値を超えた回数がM1回未満かつM2回以上である場合は、ビクティムUEが存在するともしないとも判定せず、送信電力の制御状態を維持する。判定部507は、判定結果を状態遷移管理部508へ通知する。
状態遷移管理部508は、判定部507から通知された判定結果に基づいて、フェムト基地局330の送信状態を、高送信電力状態、低送信電力状態および送信電力停止状態の中から選択する。高送信電力状態、低送信電力状態および送信電力停止状態は、それぞれ上述した第一状態、第二状態および第三状態に対応する状態である。状態遷移管理部508は、選択した送信状態を送信電力決定部509へ通知する。
送信電力決定部509は、状態遷移管理部508から通知された送信状態に応じて、フェムト基地局330の下りの送信電力を決定する。たとえば、送信電力決定部509は、低送信電力時の送信電力を、最隣接のマクロ基地局310からの伝搬ロスに基づいて決定する。すなわち、マクロ基地局310からの伝搬ロスが大きい場合にはビクティムUEが受信できる信号電力が小さくなるため、ビクティムUEの干渉に対する耐性が小さくなる。そのため、フェムト基地局330の送信電力を小さくすることが求められる。
たとえば、フェムト基地局330におけるマクロ基地局310からの受信電力をP_RXとすると、送信電力決定部509は、フェムト基地局330の送信電力P_TXを、P_TX=min(P_MAX,a×P_RX+b)によって決定する。P_MAXは、フェムト基地局330が送信可能な最大の送信電力である。aおよびbは定数である。
フェムトセル331のスループットを重視する場合には、係数a,bを大きくしてフェムトセル331の送信電力を大きくすればよい。また、ビクティムUEの保護を重視する場合には、a,bを小さくしてフェムトセル331の送信電力を小さくすればよい。送信電力決定部509は、決定した送信電力を下り信号送信部510へ通知する。
下り信号送信部510は、送信電力決定部509から通知された送信電力となるように、下りデータ符号化変調部505から出力された信号を増幅する。そして、下り信号送信部510は、増幅した信号を送信機511へ出力する。
送信機511は、下り信号送信部510から出力された信号をベースバンド帯からRF帯へ変換する。送信機511は、RF帯に変換した信号を送信アンテナ512へ出力する。送信アンテナ512は、送信機511から出力された無線信号を送信する。
図1に示した送信部111は、たとえば送信機511および送信アンテナ512によって実現することができる。図1に示した受信部112は、たとえば受信アンテナ501および受信機502によって実現することができる。図1に示した検出部113は、たとえば上り干渉電力測定部506および判定部507によって実現することができる。図1に示した制御部114は、たとえば状態遷移管理部508、送信電力決定部509および下り信号送信部510によって実現することができる。
(フェムト基地局の状態遷移)
図6は、実施の形態1にかかるフェムト基地局の状態遷移の一例を示す図である。図6に示すように、フェムト基地局330は、高送信電力状態610、低送信電力状態620および送信電力停止状態630に遷移可能である。高送信電力状態610におけるフェムト基地局330の送信電力をP_Hとする。低送信電力状態620におけるフェムト基地局330の送信電力をP_Lとする。動作開始時において、フェムト基地局330はたとえば高送信電力状態610に遷移する。
<高送信電力状態におけるフェムト基地局の動作>
フェムト基地局330は、高送信電力状態610においてビクティムUEを検出すると、符号611に示すように速やかに低送信電力状態620へ遷移する。これにより、検出したビクティムUEへの干渉を低減することができる。また、高送信電力状態610においてビクティムUEが所定回数以上連続して検出されなかった場合(連続不検出)は、ビクティムUEが制御チャネルを受信できずに上り信号を送信できない状況が考えられる。このため、フェムト基地局330は、符号612に示すように送信電力停止状態630に遷移する。これにより、ビクティムUEを検出しやすくすることができる。
このように、フェムト基地局330は、高送信電力状態610においてビクティムUEの検出を繰り返し行い、ビクティムUEが連続して所定回数検出されなかった場合に、送信電力停止状態630へ遷移して送信電力を低下させる。
<低送信電力状態におけるフェムト基地局の動作>
フェムト基地局330は、低送信電力状態620においてビクティムUEを検出すると、符号621に示すように低送信電力状態620を維持する。これにより、検出したビクティムUEへの干渉を低減することができる。低送信電力状態620においてビクティムUEが一定時間以上連続して検出されなかった場合(連続不検出)は、ビクティムUEが存在しなくなったと判断することができる。このため、フェムト基地局330は、符号622に示すように高送信電力状態610へ遷移する。
<送信電力停止状態におけるフェムト基地局の動作>
フェムト基地局330は、送信電力停止状態630においてビクティムUEを検出すると、符号631に示すように速やかに低送信電力状態620へ遷移する。これにより、検出したビクティムUEへの干渉を低減するとともに、送信電力停止状態630を長時間継続することによるスループットの低下を抑えることができる。
送信電力停止状態630においてビクティムUEが検出されなかった場合は、ビクティムUEが存在しないと判断することができる。このため、フェムト基地局330は、符号632に示すように速やかに高送信電力状態610へ遷移する。これにより、送信電力停止状態630を長時間継続することによるスループットの低下を抑えることができる。
(フェムト基地局の動作)
図7は、フェムト基地局の動作の一例を示すフローチャートである。フェムト基地局330は、たとえば以下の各ステップを実行することにより、図6に示した状態遷移を実現する。図7において、カウント値Count1は、高送信電力状態610においてビクティムUEを連続して不検出だった回数を示す。カウント値Count2は、低送信電力状態620においてビクティムUEを連続して不検出だった回数を示す。
まず、フェムト基地局330は、カウント値Count1を0に設定する(ステップS701)。つぎに、フェムト基地局330は、高送信電力状態610へ遷移する(ステップS702)。すなわち、フェムト基地局330は送信電力P_TXをP_Hに設定する。つぎに、フェムト基地局330は、ビクティムUEを検出したか否かを判断する(ステップS703)。具体的には、フェムト基地局330は、最近のN回の比較において干渉電力が閾値を超えた回数に基づいて、ビクティムUEを検出したか否かを判断する。
ステップS703において、ビクティムUEを検出した場合(ステップS703:Yes)は、フェムト基地局330は、ステップS708へ移行して低送信電力状態620へ遷移する。ビクティムUEを検出していない場合(ステップS703:No)は、フェムト基地局330は、カウント値Count1をインクリメント(プラス1)する(ステップS704)。
つぎに、フェムト基地局330は、カウント値Count1が所定値T1に達したか否かを判断する(ステップS705)。すなわち、フェムト基地局330は、高送信電力状態610においてビクティムUEをT1、連続で不検出だったか否かを判断する。
ステップS705において、カウント値Count1が所定値T1に達していない場合(ステップS705:No)は、フェムト基地局330は、ステップS703へ戻る。カウント値Count1が所定値T1に達した場合(ステップS705:Yes)は、フェムト基地局330は、送信電力停止状態630へ遷移する(ステップS706)。
つぎに、フェムト基地局330は、ステップS706によって遷移した送信電力停止状態630においてビクティムUEを検出したか否かを判断する(ステップS707)。送信電力停止状態630においてビクティムUEを検出していない場合(ステップS707:No)は、実際にビクティムUEが存在しないと判断することができる。この場合は、フェムト基地局330は、ステップS701へ戻って高送信電力状態610へ遷移する。
ステップS707において、ビクティムUEを検出した場合(ステップS707:Yes)は、フェムト基地局330は、カウント値Count2を0に設定する(ステップS708)。つぎに、フェムト基地局330は、低送信電力状態620へ遷移する(ステップS709)。すなわち、フェムト基地局330は、送信電力P_TXをP_Lに設定する。
つぎに、フェムト基地局330は、ビクティムUEを検出したか否かを判断する(ステップS710)。ビクティムUEを検出した場合(ステップS710:Yes)は、フェムト基地局330は、ステップS708へ戻る。ビクティムUEを検出していない場合(ステップS710:No)は、フェムト基地局330は、カウント値Count2をインクリメント(プラス1)する(ステップS711)。
つぎに、フェムト基地局330は、カウント値Count2が所定値T2に達したか否かを判断する(ステップS712)。すなわち、フェムト基地局330は、低送信電力状態620においてビクティムUEをT2、連続で不検出だったか否かを判断する。カウント値Count2が所定値T2に達していない場合(ステップS712:No)は、フェムト基地局330は、ステップS710へ戻る。
ステップS712において、カウント値Count2が所定値T2に達した場合(ステップS712:Yes)は、フェムト基地局330は、ステップS701へ戻って高送信電力状態610へ遷移する。
このように、実施の形態1にかかる基地局110によれば、第二移動局140を検出した場合に送信電力を下げ、第二移動局140を長時間検出しない場合にも送信電力を一時的に下げることにより第二移動局140を検出しやすくすることができる。これにより、第二移動局140のスループットを向上させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(フェムト基地局の状態遷移)
図8は、実施の形態2にかかるフェムト基地局の状態遷移の一例を示す図である。図8において、図6に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図8の符号812に示すように、フェムト基地局330は、高送信電力状態610から定期的に送信電力停止状態630に遷移する。
フェムト基地局330が高送信電力状態610から送信電力停止状態630に遷移する周期は、たとえば、マクロUE320が通信を行おうとする周期と互いに素となる周期とする。これにより、フェムト基地局330が送信電力停止状態630へ遷移したときにマクロUE320が通信を行う確率が高くなり、マクロUE320を検出しやすくなる。
このように、フェムト基地局330は、送信電力停止状態630へ遷移して送信電力を低下させる制御を定期的なタイミングで行う。フェムト基地局330が送信電力停止状態630へ遷移するタイミングの周期の長さは、マクロUE320による無線通信の周期の長さと互いに素とする。マクロUE320による無線通信の周期は、たとえばあらかじめフェムト基地局330のメモリに記憶されている。
(フェムト基地局の動作)
図9は、実施の形態2にかかるフェムト基地局の動作の一例を示すフローチャートである。実施の形態2にかかるフェムト基地局330は、たとえば以下の各ステップを実行することにより、図8に示した状態遷移を実現する。まず、フェムト基地局330は、高送信電力状態610へ遷移する(ステップS901)。すなわち、フェムト基地局330は送信電力P_TXをP_Hに設定する。つぎに、フェムト基地局330は、ビクティムUEを検出したか否かを判断する(ステップS902)。
ステップS902において、ビクティムUEを検出した場合(ステップS902:Yes)は、フェムト基地局330は、ステップS906へ移行して低送信電力状態620へ遷移する。ビクティムUEを検出していない場合(ステップS902:No)は、フェムト基地局330は、停止タイミングになったか否かを判断する(ステップS903)。停止タイミングは、ステップS901によって高送信電力状態610へ遷移してから一定時間後のタイミングである。一定時間は、たとえばマクロUE320が通信を行おうとする周期の長さと互いに素となる時間である。
ステップS903において、停止タイミングになっていない場合(ステップS903:No)は、フェムト基地局330は、ステップS902へ戻る。停止タイミングになった場合(ステップS903:Yes)は、フェムト基地局330は、ステップS904へ移行する。図9に示すステップS904〜S910は、図7に示したステップS706〜S712と同様である。以上の各ステップにより、フェムト基地局330は、ビクティムUEを検出しない間、定期的に送信電力停止状態630へ遷移することができる。
このように、実施の形態2にかかる基地局110によれば、第二移動局140を検出しない場合に定期的に送信電力を下げることで、実施の形態1にかかる基地局110と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3について、実施の形態1と異なる部分について説明する。
(フェムト基地局の状態遷移)
図10は、実施の形態3にかかるフェムト基地局の状態遷移の一例を示す図である。図10において、図6に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図10に示すように、フェムト基地局330は、高送信電力状態610、低送信電力状態620および送信電力停止状態630,1010に遷移可能である。
送信電力停止状態1010は、送信電力停止状態630と同様に、上述した第三状態に対応する状態である。低送信電力状態620におけるフェムト基地局330の送信電力を、送信電力P_LにオフセットPoffを加えたP_L+Poffとする。
フェムト基地局330は、低送信電力状態620においてビクティムUEが所定回数以上連続して検出されなかった場合(連続不検出)に、符号1022に示すように送信電力停止状態1010へ遷移する。
送信電力停止状態1010においてビクティムUEが検出された場合は、低送信電力状態620での電力低下が不十分なためにビクティムUEが無線信号を送信できなかった可能性がある。このため、フェムト基地局330は、符号1011に示すように、オフセットPoffを単位変化量ΔP1だけ小さくしてから低送信電力状態620へ戻る。これにより、フェムト基地局330からフェムトUE340へのデータ信号を送信しつつ、送信電力を十分に低下させてビクティムUEを検出しやすくすることができる。
また、低送信電力状態620においてビクティムUEが検出された場合は、電力低下が十分であると判断することができる。このため、フェムト基地局330は、低送信電力状態620を維持しつつ、最大オフセット値Poff_maxを上限として、オフセットPoffを単位変化量ΔP2だけ大きくしてもよい。これにより、フェムト基地局330の送信電力を下げ過ぎてフェムトUE340のスループットが低下することを回避することができる。
(フェムト基地局の動作)
図11は、実施の形態3にかかるフェムト基地局の動作の一例を示すフローチャートである。実施の形態3にかかるフェムト基地局330は、たとえば以下の各ステップを実行することにより図10に示した状態遷移を実現する。図11において、カウント値Count2は、低送信電力状態620においてビクティムUEを連続して不検出だった回数を示す。カウント値Count3は、送信電力停止状態1010においてビクティムUEを連続して不検出だった回数を示す。図11に示すステップS1101〜S1107は、図7に示したステップS701〜S707と同様である。
ステップS1107において、ビクティムUEを検出した場合(ステップS1107:Yes)は、フェムト基地局330は、オフセットPoffを0、カウント値Count2を0、カウント値Count3を0に設定する(ステップS1108)。つぎに、フェムト基地局330は、低送信電力状態620へ遷移する(ステップS1109)。すなわち、フェムト基地局330は、送信電力P_TXをP_L+Poffに設定する。Poffの初期値は、たとえば0[dB]とする。
つぎに、フェムト基地局330は、ビクティムUEを検出したか否かを判断する(ステップS1110)。ビクティムUEを検出した場合(ステップS1110:Yes)は、フェムト基地局330は、オフセットPoffに単位変化量ΔP2を加え(ステップS1111)、ステップS1110へ戻る。ビクティムUEを検出していない場合(ステップS1110:No)は、フェムト基地局330は、カウント値Count2をインクリメント(プラス1)する(ステップS1112)。
つぎに、フェムト基地局330は、カウント値Count2が所定値T2に達したか否かを判断する(ステップS1113)。すなわち、フェムト基地局330は、低送信電力状態620においてビクティムUEをT2、連続で不検出だったか否かを判断する。カウント値Count2が所定値T2に達していない場合(ステップS1113:No)は、フェムト基地局330は、ステップS1110へ戻る。
ステップS1113において、カウント値Count2が所定値T2に達した場合(ステップS1113:Yes)は、フェムト基地局330は、送信電力停止状態1010へ遷移する(ステップS1114)。つぎに、フェムト基地局330は、ステップS1114によって遷移した送信電力停止状態1010でビクティムUEを検出したか否かを判断する(ステップS1115)。
ステップS1115においてビクティムUEを検出した場合(ステップS1115:Yes)は、フェムト基地局330は、オフセットPoffを単位変化量ΔP1だけ低下させ(ステップS1116)、ステップS1110へ戻る。ビクティムUEを検出していない場合(ステップS1115:No)は、実際にビクティムUEが存在しないと判断することができる。この場合は、フェムト基地局330は、カウント値Count3をインクリメント(プラス1)する(ステップS1117)。
つぎに、フェムト基地局330は、カウント値Count3が所定値T3に達したか否かを判断する(ステップS1118)。すなわち、フェムト基地局330は、送信電力停止状態1010においてビクティムUEをT3、連続で不検出だったか否かを判断する。カウント値Count3が所定値T3に達していない場合(ステップS1118:No)は、フェムト基地局330は、ステップS1110へ戻る。カウント値Count3が所定値T3に達した場合(ステップS1118:Yes)は、フェムト基地局330は、ステップS1101へ戻って高送信電力状態610へ遷移する。
このように、実施の形態3にかかる基地局110によれば、第二状態(低送信電力状態620)において第二移動局140が所定期間以上検出されなかった場合に、第三状態(送信電力停止状態1010)へ遷移する。これにより、第二状態の低い送信電力による干渉でも第二移動局140が検出できない場合において、第二移動局140を検出することができる。
また、基地局110は、第二状態から遷移した第三状態(送信電力停止状態1010)において第二移動局140が検出された場合は、第二送信電力(P_L+Poff)を低下させて第二状態へ遷移する。これにより、基地局110から第一移動局120へのデータ信号を送信しつつ、送信電力をさらに低下させてビクティムUEを検出しやすくすることができる。
また、基地局110は、第二状態において第二移動局140が検出された場合は、第二状態を維持しつつ、第二送信電力(P_L+Poff)を増加させてもよい。これにより、基地局110の送信電力を下げ過ぎて第一移動局120のスループットが低下することを回避することができる。
以上説明したように、基地局、通信システムおよび通信方法によれば、ビクティムUEを検出した場合に基地局の送信電力を下げるとともに、ビクティムUEを長時間検出しない場合に基地局の送信電力を一時的に下げることができる。これにより、ビクティムUEを検出しやすくし、ビクティムUEへの干渉を低減することができる。
上述した各実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自局との間で無線通信を行う第一移動局への無線信号を送信する送信部と、
無線信号を受信する受信部と、
前記送信部によって送信される無線信号により干渉を受ける無線通信を自局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局を、前記受信部によって受信された無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて検出する検出部と、
前記検出部によって前記第二移動局が検出された場合と、前記検出部によって前記第二移動局が所定期間以上検出されなかった場合と、に前記送信部による無線信号の送信電力を低下させる制御を行う制御部と、
を備えることを特徴とする基地局。
(付記2)前記制御部は、
前記第一移動局への無線信号を第一送信電力によって送信する第一状態において前記第二移動局が検出された場合に、前記第一移動局への無線信号を前記第一送信電力より低い第二送信電力によって送信する第二状態へ遷移し、
前記第一状態において前記第二移動局が前記所定期間以上検出されなかった場合に、前記第一移動局へのデータ信号の送信を停止する第三状態へ遷移することを特徴とする付記1に記載の基地局。
(付記3)前記制御部は、
前記第三状態において前記第二移動局が検出された場合に前記第二状態へ遷移し、
前記第三状態において前記第二移動局が検出されなかった場合に前記第一状態へ遷移することを特徴とする付記2に記載の基地局。
(付記4)前記制御部は、前記第二状態において前記第二移動局が所定期間以上検出されなかった場合に前記第一状態へ遷移することを特徴とする付記2または3に記載の基地局。
(付記5)前記制御部は、前記第三状態において、前記第一移動局へのデータ信号以外の無線信号を送信することを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載の基地局。
(付記6)前記制御部は、前記第三状態において、前記第一移動局へのデータ信号の送信を間欠的に送信することを特徴とする付記2〜5のいずれか一つに記載の基地局。
(付記7)前記制御部は、前記第三状態において、前記第一移動局への無線リソースの割り当てを停止することによって前記第一移動局へのデータ信号の送信を停止することを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載の基地局。
(付記8)前記制御部は、前記第一状態において前記第二移動局の検出を繰り返し行い、前記第二移動局が連続して所定回数検出されなかった場合に前記送信電力を低下させる制御を行うことを特徴とする付記2〜7のいずれか一つに記載の基地局。
(付記9)前記制御部は、前記第一状態において前記送信電力を低下させる制御を定期的なタイミングで行うことを特徴とする付記2〜7のいずれか一つに記載の基地局。
(付記10)前記タイミングの周期の長さは、前記第二移動局による無線通信の周期の長さと互いに素であることを特徴とする付記9に記載の基地局。
(付記11)前記制御部は、前記第二状態において前記第二移動局が所定期間以上検出されなかった場合に前記第三状態へ遷移することを特徴とする付記2に記載の基地局。
(付記12)前記制御部は、前記第二状態から遷移した前記第三状態において前記第二移動局が検出された場合は、前記第二送信電力を低下させて前記第二状態へ遷移することを特徴とする付記11に記載の基地局。
(付記13)前記制御部は、前記第二状態において前記第二移動局が検出された場合は前記第二送信電力を増加させることを特徴とする付記11または12に記載の基地局。
(付記14)前記第二移動局は、自局との間で無線通信ができない移動局であることを特徴とする付記1〜13のいずれか一つに記載の基地局。
(付記15)前記検出部は、前記受信部によって受信された無線信号における上り無線信号の干渉電力に基づいて前記第二移動局を検出することを特徴とする付記1〜14のいずれか一つに記載の基地局。
(付記16)前記検出部は、複数回の前記干渉電力の測定において前記干渉電力の測定結果が閾値を超えた回数に基づいて前記第二移動局を検出することを特徴とする付記15に記載の基地局。
(付記17)第一移動局と、
前記第一移動局との間で無線通信を行い、前記第一移動局への無線信号を送信する基地局と、
前記基地局によって送信された前記第一移動局への無線信号により干渉を受ける無線通信を、前記基地局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局と、
を含み、
前記基地局は、受信した無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて前記第二移動局を検出し、前記第二移動局を検出した場合と、前記第二移動局を所定期間以上検出しなかった場合と、に前記第一移動局への無線信号の送信電力を低下させる制御を行うことを特徴とする通信システム。
(付記18)第一移動局と、前記第一移動局との間で無線通信を行い、前記第一移動局への無線信号を送信する基地局と、前記基地局によって送信された前記第一移動局への無線信号により干渉を受ける無線通信を前記基地局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局と、を含む通信システムの通信方法において、
前記基地局が、受信した無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて前記第二移動局を検出し、
前記基地局が、前記第二移動局を検出した場合と、前記第二移動局を所定期間以上検出しなかった場合と、に前記第一移動局への無線信号の送信電力を低下させる制御を行うことを特徴とする通信方法。
100,300 通信システム
110,130 基地局
111 送信部
112 受信部
113 検出部
114 制御部
120 第一移動局
140 第二移動局
200 情報処理装置
209 バス
310 マクロ基地局
311 マクロセル
312 信号受信
320 マクロUE
330 フェムト基地局
331 フェムトセル
332 干渉
340 フェムトUE
410,420 フレームフォーマット
421 制御チャネル
422 データチャネル
501 受信アンテナ
502 受信機
503 上りデータ復調復号部
504 上位レイヤ処理部
505 下りデータ符号化変調部
506 上り干渉電力測定部
507 判定部
508 状態遷移管理部
509 送信電力決定部
510 下り信号送信部
511 送信機
512 送信アンテナ
610 高送信電力状態
620 低送信電力状態
630,1010 送信電力停止状態

Claims (15)

  1. 自局との間で無線通信を行う第一移動局への無線信号を送信する送信部と、
    無線信号を受信する受信部と、
    前記送信部によって送信される無線信号により干渉を受ける無線通信を自局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局を、前記受信部によって受信された無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて検出する検出部と、
    前記検出部によって前記第二移動局が検出された場合と、前記検出部によって前記第二移動局が所定期間以上検出されなかった場合と、に前記送信部による無線信号の送信電力を低下させる制御を行う制御部と、
    を備え、前記制御部は、前記第一移動局への無線信号を第一送信電力によって送信する第一状態において前記第二移動局が前記検出部によって検出された場合に、前記第一移動局への無線信号を前記第一送信電力より低い第二送信電力によって送信する第二状態へ遷移し、前記第一状態において前記第二移動局が前記検出部によって前記所定期間以上検出されなかった場合に、前記第一移動局へのデータ信号の送信を停止する第三状態へ遷移することを特徴とする基地局。
  2. 前記制御部は、
    前記第三状態において前記第二移動局が検出された場合に前記第二状態へ遷移し、
    前記第三状態において前記第二移動局が検出されなかった場合に前記第一状態へ遷移することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記制御部は、前記第二状態において前記第二移動局が所定期間以上検出されなかった場合に前記第一状態へ遷移することを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  4. 前記制御部は、前記第三状態において、前記第一移動局へのデータ信号の送信を間欠的に送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の基地局。
  5. 前記制御部は、前記第三状態において、前記第一移動局への無線リソースの割り当てを停止することによって前記第一移動局へのデータ信号の送信を停止することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基地局。
  6. 前記制御部は、前記第一状態において前記第二移動局の検出を繰り返し行い、前記第二移動局が連続して所定回数検出されなかった場合に前記送信電力を低下させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の基地局。
  7. 前記制御部は、前記第一状態において前記送信電力を低下させる制御を定期的なタイミングで行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の基地局。
  8. 前記タイミングの周期の長さは、前記第二移動局による無線通信の周期の長さと互いに素であることを特徴とする請求項7に記載の基地局。
  9. 前記制御部は、前記第二状態において前記第二移動局が所定期間以上検出されなかった場合に前記第三状態へ遷移することを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  10. 前記制御部は、前記第二状態から遷移した前記第三状態において前記第二移動局が検出された場合は、前記第二送信電力を低下させて前記第二状態へ遷移することを特徴とする請求項9に記載の基地局。
  11. 第一移動局と、
    前記第一移動局との間で無線通信を行い、前記第一移動局への無線信号を送信する基地局と、
    前記基地局によって送信された前記第一移動局への無線信号により干渉を受ける無線通信を、前記基地局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局と、
    を含み、
    前記基地局は、受信した無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて前記第二移動局を検出し、前記第二移動局を検出した場合と、前記第二移動局を所定期間以上検出しなかった場合と、に前記第一移動局への無線信号の送信電力を低下させる制御を行い、前記制御において、前記第一移動局への無線信号を第一送信電力によって送信する第一状態において前記第二移動局を検出した場合に、前記第一移動局への無線信号を前記第一送信電力より低い第二送信電力によって送信する第二状態へ遷移し、前記第一状態において前記第二移動局を前記所定期間以上検出しなかった場合に、前記第一移動局へのデータ信号の送信を停止する第三状態へ遷移することを特徴とする通信システム。
  12. 第一移動局と、前記第一移動局との間で無線通信を行い、前記第一移動局への無線信号を送信する基地局と、前記基地局によって送信された前記第一移動局への無線信号により干渉を受ける無線通信を前記基地局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局と、を含む通信システムの通信方法において、
    前記基地局が、受信した無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて前記第二移動局を検出し、
    前記基地局が、前記第二移動局を検出した場合と、前記第二移動局を所定期間以上検出しなかった場合と、に前記第一移動局への無線信号の送信電力を低下させる制御を行い、前記制御において、前記第一移動局への無線信号を第一送信電力によって送信する第一状態において前記第二移動局を検出した場合に、前記第一移動局への無線信号を前記第一送信電力より低い第二送信電力によって送信する第二状態へ遷移し、前記第一状態において前記第二移動局を前記所定期間以上検出しなかった場合に、前記第一移動局へのデータ信号の送信を停止する第三状態へ遷移することを特徴とする通信方法。
  13. 自局との間で無線通信を行う第一移動局への無線信号を送信する送信部と、
    無線信号を受信する受信部と、
    前記送信部によって送信される無線信号により干渉を受ける無線通信を自局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局を、前記受信部によって受信された無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて検出する検出部と、
    前記検出部によって前記第二移動局が検出された場合と、前記検出部によって前記第二移動局が所定期間以上検出されなかった場合と、に前記送信部による無線信号の送信電力を低下させる制御を行う制御部と、
    を備え、前記制御部は、前記第一移動局への無線信号を第一送信電力によって送信する第一状態において前記第二移動局が前記検出部によって検出された場合に、前記第一移動局への無線信号を前記第一送信電力より低い第二送信電力によって送信する第二状態へ遷移し、前記第一状態において前記第二移動局が前記検出部によって前記所定期間以上検出されなかった場合に前記第二状態へ遷移することを特徴とする基地局。
  14. 第一移動局と、
    前記第一移動局との間で無線通信を行い、前記第一移動局への無線信号を送信する基地局と、
    前記基地局によって送信された前記第一移動局への無線信号により干渉を受ける無線通信を、前記基地局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局と、
    を含み、
    前記基地局は、受信した無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて前記第二移動局を検出し、前記第二移動局を検出した場合と、前記第二移動局を所定期間以上検出しなかった場合と、に前記第一移動局への無線信号の送信電力を低下させる制御を行い、前記制御において、前記第一移動局への無線信号を第一送信電力によって送信する第一状態において前記第二移動局を検出した場合に、前記第一移動局への無線信号を前記第一送信電力より低い第二送信電力によって送信する第二状態へ遷移し、前記第一状態において前記第二移動局を前記所定期間以上検出しなかった場合に前記第二状態へ遷移することを特徴とする通信システム。
  15. 第一移動局と、前記第一移動局との間で無線通信を行い、前記第一移動局への無線信号を送信する基地局と、前記基地局によって送信された前記第一移動局への無線信号により干渉を受ける無線通信を前記基地局とは異なる通信装置との間で行う第二移動局と、を含む通信システムの通信方法において、
    前記基地局が、受信した無線信号に含まれる前記第二移動局からの無線信号に基づいて前記第二移動局を検出し、
    前記基地局が、前記第二移動局を検出した場合と、前記第二移動局を所定期間以上検出しなかった場合と、に前記第一移動局への無線信号の送信電力を低下させる制御を行い、前記制御において、前記第一移動局への無線信号を第一送信電力によって送信する第一状態において前記第二移動局を検出した場合に、前記第一移動局への無線信号を前記第一送信電力より低い第二送信電力によって送信する第二状態へ遷移し、前記第一状態において前記第二移動局を前記所定期間以上検出しなかった場合に前記第二状態へ遷移することを特徴とする通信方法。
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