JP5860528B2 - 多波長パッシブ光ネットワークにおける波長指示 - Google Patents

多波長パッシブ光ネットワークにおける波長指示 Download PDF

Info

Publication number
JP5860528B2
JP5860528B2 JP2014502978A JP2014502978A JP5860528B2 JP 5860528 B2 JP5860528 B2 JP 5860528B2 JP 2014502978 A JP2014502978 A JP 2014502978A JP 2014502978 A JP2014502978 A JP 2014502978A JP 5860528 B2 JP5860528 B2 JP 5860528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wavelength
onu
downstream
pon
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014502978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014517554A (ja
Inventor
ヤンキ ルオ
ヤンキ ルオ
フランク ジェイ. エッフェンバーガー
フランク ジェイ. エッフェンバーガー
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2014517554A publication Critical patent/JP2014517554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5860528B2 publication Critical patent/JP5860528B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0241Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths
    • H04J14/0242Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON
    • H04J14/0245Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON for downstream transmission, e.g. optical line terminal [OLT] to ONU
    • H04J14/0246Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths in WDM-PON for downstream transmission, e.g. optical line terminal [OLT] to ONU using one wavelength per ONU
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/572Wavelength control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0223Conversion to or from optical TDM
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0241Wavelength allocation for communications one-to-one, e.g. unicasting wavelengths
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0256Optical medium access at the optical channel layer
    • H04J14/0258Wavelength identification or labelling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0227Operation, administration, maintenance or provisioning [OAMP] of WDM networks, e.g. media access, routing or wavelength allocation
    • H04J14/0254Optical medium access
    • H04J14/0267Optical signaling or routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0278WDM optical network architectures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0278WDM optical network architectures
    • H04J14/0282WDM tree architectures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/1301Optical transmission, optical switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、通信ネットワークに関し、より詳しくは、多波長パッシブ光ネットワークにおける波長指示に関する。
パッシブ光ネットワーク(passive optical network、PON)は、「ラスト・マイル」を介してネットワークアクセスを提供する1つのシステムである。PONは、中央局にある光回線終端装置(optical line terminal、OLT)と、光分配ネットワーク(optical distribution network、ODN)と、加入者宅内にある複数台の光ネットワークユニット(optical network unit、ONU)とで構成されているポイント・ツー・マルチ・ポイント・ネットワークである。ギガビットPON(GPON)システムなどの一部のPONシステムでは、ダウンストリームデータが毎秒約2.5ギガビット(Gbps)でブロードキャストされ、アップストリームデータが約1.25Gbpsで伝送される。しかし、PONシステムの帯域幅能力は、サービス需要の増大につれて増大することが期待される。増大したサービス需要を満たすために、次世代アクセス(Next Generation Access、NGA)システムなどのある種の新生のPONシステムは、より広い帯域幅、たとえば、約10Gbpsでの信頼性および効率が改善された状態でデータフレームを転送するように再構成されている。
一実施形態では、本開示は、ONUに連結するよう構成され、かつ、ONUに対応する波長を指示するためにダウンストリーム波長識別をONUに送信するように構成されているOLTコンポーネントを備え、ダウンストリーム波長識別が、埋め込みチャネル、制御メッセージチャネル、またはデータチャネルのための媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)層フレームを使用して送信される、PONの装置を含む。
別の実施形態では、本開示は、OLTに連結するよう構成され、かつ、ONUに対応する波長を指示するためにアップストリーム波長フィードバックをOLTに送信するように構成されているONUコンポーネントを備え、アップストリーム波長フィードバックが埋め込みチャネル、制御メッセージチャネル、またはデータチャネルのためのMAC層フレームを使用して送信される、PONの装置を含む。
別の実施形態では、本開示は、PONのためにOLTで実施される方法であって、埋め込みチャネル、制御メッセージチャネル、またはデータチャネルのためのMAC層フレームにおいて、ONUのための波長を指示するONUのためのダウンストリーム波長識別を送信機を使用して送信することを備える、方法を含む。
さらに別の実施形態では、本開示は、PONのためにOLTで実施される方法であって、埋め込みチャネル、制御メッセージチャネル、またはデータチャネルのためのMAC層フレームにおいて、ONUのための波長を指示するOLTのためのアップストリーム波長フィードバックを送信機を使用して送信することを備える、方法を含む。
これらの特徴および他の特徴は、添付図面および請求項と併せて以下の詳細な説明からより明瞭に理解されるであろう。
本開示のより完全な理解のため、次に、添付図面および詳細な説明と併せて、以下の簡単な説明を参照する。ここで、同様の符号が同様の部品を表す。
図1はPONの実施形態の概略図である。 図2はダウンストリーム波長識別のための埋め込みチャネルの一実施形態の概略図である。 図3はダウンストリーム波長識別のための埋め込みチャネルの別の実施形態の概略図である。 図4はダウンストリーム波長識別のための埋め込みチャネルの別の実施形態の概略図である。 図5はダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネルの一実施形態の概略図である。 図6はダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネルの別の実施形態の概略図である。 図7はダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネルの別の実施形態の概略図である。 図8はダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネルの別の実施形態の概略図である。 図9はダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネルの別の実施形態の概略図である。 図10はアップストリーム波長フィードバックのための埋め込みチャネルの実施形態の概略図である。 図11はアップストリーム波長フィードバックのための埋め込みチャネルの別の実施形態の概略図である。 図12はアップストリーム波長フィードバックのための制御メッセージチャネルの一実施形態の概略図である。 図13はアップストリーム波長フィードバックのための制御メッセージチャネルの別の実施形態の概略図である。 図14はアップストリーム波長フィードバックのための制御メッセージチャネルの別の実施形態の概略図である。 図15は波長識別/フィードバック方法の一実施形態のフローチャートである。 図16は波長識別/フィードバック方法の別の実施形態のフローチャートである。 図17はPON波長識別/フィードバック方法を実施するように構成されている装置の一実施形態の概略図である。 図18は汎用コンピュータシステムの一実施形態の概略図である。
1つ以上の実施形態の例示的実施が以下に提供されるが、開示されたシステムおよび/または方法は、現在までに既知であるか、または、存在しているかにかかわらず、いくつもの技術を使用して実施されてもよいことが最初に理解されるべきである。本開示は、本明細書に例示、記載された例示的な設計および実施を含めて、以下に例示される例示的実施、図面、および、技術に決して限定されるべきではないが、請求項の範囲内、および、請求項の均等物の全範囲内で修正されることがある。
より高いビットレートおよびより多くの波長(または波長チャネル)をサポートする複数のシステムが次世代PON(next generation PON、NGPON)アーキテクチャなどの次世代PONのため提案されている。たとえば、多波長時間分割多重化(TDM)PONシステムは、約10Gpbsより高いレート(たとえば、約40Gbps)を達成するために、波長分割多重化(WDM)技術を使用して複数のGPONまたは10個のGPON(10 GPONs、XGPON)を一緒に積み重ねることがある(たとえば、約4個のXGPON)。他のWDM−PONシステムは、ダウンストリーム(PONのOLTからの)伝送およびアップストリーム(OLTに向かう)伝送の両方において様々な波長で様々なONUを接続することがある。さらに、一部のPONシステムは、直交周波数分割多重化(OFDM)−PONおよびコヒーレントWDM(CWDM)−PONなどの最新の符号化、変調、および/または信号処理技術に基づくことがある。他の例は、動的スペクトル管理PON(DSM−PON)システムを含み、ここで、このシステム能力は、レガシーGPONまたはXGPON ONUをサブグループ化するためにOLTインテリジェンスを改善することにより増大される。
利用された技術に依存して、多波長TDM PONは、低密度WDM(coarse WDM、CWDM)−TDM−PONまたは高密度WDM(dense WDM、DWDM)−TDM−PONに分類されることがある。さらに、WDM−PONは、スプリッタベースまたはアレイ導波路回折格子(AWG)ベースでもよい。OFDM−PONは、OFDM−TDM−PON、OFDM−WDM−PON、またはOFDM−WDM−TDM−PONに拡張されることもある。PONのONUは、無色、波長同調性のない有色、完全な同調性のある有色、または、部分的な同調性のある有色でもよい。様々なタイプのPONおよびONUを使用する上記傾向は、たとえば、より離れた距離にあるより多数のONU/ONTのために機能するNGPONシステムを取得するために、GPONおよびXGPONの帯域幅をさらに増強することがある。
上記傾向および増強は、GPON、XGPON、イーサネットPON(Ethernet PON、EPON)、および10ギガビットEPON(10 gigabit EPON、10GEPON)システムの既存プロトコルのため使用されることがあり、これらのシステムは、TDM/TDMアクセス(TDMA)管理のため当初から設計されることがある。これらの傾向および増強を使用することから得られるシステムは、多波長能力を有し、様々な波長(または波長チャネル)を管理するために適切な管理機構を使用することがある。
本明細書に開示されているのは、PONにおける多波長能力をサポートするシステムおよび方法である。これらのシステムおよび方法は、多波長PONにおける波長指示を可能にすることがある。これらの方法は、ダウンストリーム波長識別およびアップストリーム波長フィードバックのための機構を備えることがある。ダウンストリーム波長識別は、PONのONUが単一波長(または波長チャネル)を受信する場合に使用されることがあり、したがって、ONUは、どの波長が(PONのOLTにより)ONUに割り当てられたかを知る必要があることがある。対応するONUに割り当て済みの波長を識別することは、ONUが、関連付けられた波長チャネルを適正に受信するためにこのONUの受信機(またはフィルタ)を構成または揃えることを可能にすることがある。ONUは、割り当て済みのダウンストリーム波長毎に識別用プロトコル要素を受信することによりこの情報を取得することがある。波長指示は、MAC層フレームまたはメッセージで送信されることがある。アップストリーム波長フィードバックは、OLTがONUからのアップストリーム伝送情報をONUが受信しているダウンストリーム波長と関連付ける必要がある場合に、必要とされることがある。したがって、OLTは、各ONUに対し、ダウンストリーム波長チャネルと、関連付けられたアップストリーム波長チャネルとを分離または区別できることがある。波長識別子(identifier、ID)アップストリームをOLTまでフィードバックすることにより、OLTは、この関連付けを行えることがある。波長識別の方法は、たとえば、GPON、XGPON、EPON、および10GEPONプロトコルのため、または、波長ラベリングをサポートすることがあるその他のPONプロトコルのため実施されることがある。
図1は、PON 100の一実施形態を示す。PON 100は、OLT 110と、複数台のONU 120と、ODN 130とを備えることがあり、このODN 130は、OLT 110およびONU 120に連結されることがある。PON 100は、OLT 110とONU 120との間でデータを分散させるためにアクティブなコンポーネントを必要としない通信ネットワークでもよい。その代わり、PON 100は、OLT 110とONU 120との間でデータを分散させるためにODN 130内でパッシブ光コンポーネントを使用することがある。PON 100は、約10Gbpsのダウンストリーム帯域幅と少なくとも約2.5Gbpsのアップストリーム帯域幅とを有することがあるXGPONなどのNGAシステムでもよい。適当なPON 100の他の例は、国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU−T)G.983規格により規定された非同期転送モードPON(APON)およびブロードバンドPON(BPON)と、ITU−T G.984規格により規定されたGPONと、米国電気電子学会(IEEE)802.3ah規格により規定されたEPONと、IEEE 802.3av規格に記載されるような10GEPONと、波長分割多重化WDM−PONとを含む。さらに、PON 100は、多波長能力も有することがあり、複数のダウンストリームおよび/またはアップストリーム波長(または波長チャネル)が、たとえば、種々のONU 120または加入者のため、データを搬送するために使用されることがある。その結果、PONプロトコルは、前述の多波長技術/システムのいずれかをサポートするように構成されることがある。
OLT 110は、ONU 120および別のネットワーク(図示せず)と通信するように構成されているいずれの装置でもよい。OLT 110は、別のネットワークとONU 120との間の中間手段としての役割を果たすことがある。たとえば、OLT 110は、ネットワークから受信されたデータをONU 120へ転送し、ONU 120から受信されたデータをその別のネットワークへ転送することがある。OLT 110の具体的な構成は、PON 100のタイプに依存して変化することがあるが、一実施形態では、OLT 110は、送信機と受信機とを備えることがある。その別のネットワークが、PON 100で使用されるPONプロトコルと異なるイーサネットまたは同期光ネットワーキング(SONET)/同期デジタルハイアラーキ(SDH)などの、ネットワークプロトコルを使用しているとき、OLT 110は、ネットワークプロトコルをPONプロトコルに変換するコンバータを備えることがある。OLT 110のコンバータは、PONプロトコルをネットワークプロトコルにさらに変換することがある。OLT 110は、一般に、中央局などの中央のロケーションに位置していることがあるが、その他のロケーションに位置していることもある。
ONU 120は、OLT 110および加入者またはユーザ(図示せず)と通信するように構成されているどのような装置でもよい。ONU 120は、OLT 110と加入者との間で中間手段としての機能を果たすことがある。たとえば、ONU 120は、OLT 110から受信されたデータを加入者へ転送し、加入者から受信されたデータをOLT 110へ転送することがある。ONU 120の具体的な構成は、PON 100のタイプに依存して変化することがあるが、一実施形態では、ONU 120は、光信号をOLT 110に送信するように構成されている光送信機と、OLT 110から光信号を受信するように構成されている光受信機とを備えることがある。異なるONU 120にある送信機および受信機は、データを搬送する光信号を送受信するために異なる波長を使用することがある。同じONU 120にある送信機および受信機は、同じ波長または異なる波長を使用することがある。付加的に、ONU 120は、加入者のため光信号をイーサネットプロトコル中の信号などの電気信号に変換するコンバータと、電気信号を加入者装置に送信および/または受信することがある第2の送信機および/または受信機とを備えることがある。一部の実施形態では、ONU 120と光ネットワーク端末装置(ONT)は類似しているので、これらの用語は、本明細書において区別しないで使われる。ONUは、典型的に、加入者宅内などの分散したロケーションに位置していることがあるが、他のロケーションに位置していることもある。
ODN 130は、光ファイバケーブル、カップラ、スプリッタ、分配器および/またはその他の機器を備えることがあるデータ分散システムでもよい。光ファイバケーブル、カップラ、スプリッタ、分配器、および/またはその他の機器は、OLT 110とONU 120との間でデータ信号を分散させるために電力を必要とすることがないパッシブ光コンポーネントでもよい。代替的に、ODN 130は、光増幅器などの1台または複数台の処理機器を備えることがある。ODN 130は、典型的に、図1に示されるように分枝構成でOLT 110からONU 120まで延びることがあるが、代替的にその他のポイント・ツー・マルチ・ポイント構成で構成されることがある。
多波長能力をサポートするために、PON 100は、たとえば、ODN 130および/またはOLT 110にある1台以上のAWGを備えることがある。AWGは、アップストリーム/ダウンストリーム方向に異なる波長で送信される光信号でもよい、複数の波長チャネルを合成/分割するように構成されることがある。PON 100は、どの波長(または波長チャネル)が対応するONU 120に割り当たられたかをONU 120および/またはOLT 110に指示するために波長識別のための1つ以上の方法を実施するように構成されることもある。波長識別方法は、波長をONU 120に、OLT 110に、または両方に指示するために使用されることがある。波長識別方法は、(OLT 110からONU 120への)ダウンストリーム・データ・チャネル、(ONU 120からOLT 110への)アップストリーム・データ・チャネル、または両方のための波長を識別するために使用されることがある。波長識別方法は、後述されるダウンストリーム波長識別機構およびアップストリーム波長フィードバック機構を備えることがある。
ダウンストリーム波長識別は、ONUへのダウンストリーム伝送のための波長を識別するために使用されることがある。ダウンストリーム波長識別は、(たとえば、OLT 110から対応するONU 120への)ダウンストリーム波長識別を送信するために使用されることがある様々な機構または実施を使用して確立されることがある。様々な機構は、波長識別を搬送するためにMAC層フレームまたはメッセージを使用することがある。ダウンストリーム波長識別のための第1の機構は、埋め込みチャネルを使用することがある。埋め込みチャネル機構またはアプローチは、低レベルの保守運用管理(operations, administration, and management、OAM)情報を搬送するために帯域内フレームフィールドおよび埋め込み構造を使用することがある。埋め込みチャネルは、典型的に、高速動作のための低遅延パスを提供し、MAC装置のための基本機能を可能にすることがある。埋め込みチャネルの例は、GPONおよびXGPONプロトコルにおける埋め込みOAMと、EPONおよび10GEPONプロトコルにおける論理リンク識別子(logical link identifier、LLID)とを含む。
ダウンストリーム波長識別のための第2の機構は、制御メッセージチャネルを使用することがある。制御メッセージチャネルは、OLTとONUとの間の接続を実現しやすくするためにプロトコル管理メッセージを利用することがある。制御メッセージチャネルの例は、GPONおよびXGPONプロトコルにおける物理層OAM(physical layer OAM、PLOAM)メッセージと、EPONおよび10GEPONプロトコルにおけるマルチ・ポイント制御プロトコル(multi−point control protocol、MPCP)メッセージとを含む。ダウンストリーム波長識別のための第3の機構は、データチャネルを使用することがある。具体的には、波長情報は、ONUへのPONデータチャネルで搬送されることがある。GPONおよびXGPONプロトコルでは、GPONカプセル化方法(encapsulation method、GEM)または10GEM(XGEM)ポートは、この目的のためONT管理制御インターフェース(ONT management and control interface、OMCI)により構成されることがある。EPONおよび10GEPONプロトコルでは、LLIDは、このような目的で設計されることがある。
図2は、ダウンストリーム波長識別のため使用されることがある埋め込みチャネルに対応するフレームまたはメッセージ200の一部分の一実施形態を示す。埋め込みチャネルは、GPONプロトコルのための埋め込みOAMチャネルでもよく、GPONダウンストリームフレームの一部分を使用してもよい。GPON埋め込みOAMチャネル情報は、ダウンストリーム波長識別のためにOLTから対応するONUに送信されることがある。OLTは、ダウンストリーム伝送のための割り当て済みの波長をONUに指示するためにGPONダウンストリームフレームを使用することがある。ダウンストリーム波長識別は、Payload Length downstream(Plend)フィールド210を備えるGPONダウンストリームフレームで送信されることがある。Plendフィールド210は、B length(Blen)サブフィールド212と、A length(Alen)サブフィールド214と、巡回冗長検査(CRC)サブフィールド216とを含むことがある。Plendフィールド210は、全体で約32ビットのサイズを有していることがある。Blenサブフィールド212は、メッセージまたはフレーム内の別のフィールド(図示せず)の長さ(バイト単位)を指示することがある。Blenサブフィールド212は、約12ビットのサイズを有していることがある。Alenサブフィールド214は、ダウンストリーム波長を指示することがある。Alenサブフィールド214は、約12ビットのサイズを有していることがある。CRCサブフィールド216は、約8ビットのサイズを有していることがあり、GPONプロトコルに規定されるように構成されることがある。
図3は、ダウンストリーム波長識別のため使用されることがある埋め込みチャネル300に対応する別のフレームまたはメッセージ部300の一実施形態を示す。埋め込みチャネルは、XGPONプロトコルのための埋め込みOAMチャネルでもよく、XGPONダウンストリーム物理層(Physical layer、PHY)フレームの一部分を使用することがある。XGPONダウンストリームPHYフレームは、24バイトの物理同期ブロック(physical synchronization block、PSBd)および155496バイトのPHYフレームペイロードを備えることがある。PSBdは、(OLTから対応するONUへの)ダウンストリーム波長を指示するために使用されることがあるPON−ID構造体310を備えることがある。PON−ID構造体310は、約64ビットのサイズを有していることがある。PON−ID構造体310は、PON−IDフィールド320とヘッダ誤り制御(header error control、HEC)フィールド330とを備えることがある。PON−IDフィールド320は、割り当て済みのPON−IDサブフィールド322と、波長IDサブフィールド324とを備えることがある。PON−IDサブフィールド322は、対応するONUに対するPON IDを指示することがあり、波長IDサブフィールド324は、このONUに対するダウンストリーム波長を指示することがある。PON−IDフィールド320は、約51ビットのサイズを有していることがあり、割り当て済みのPON−IDサブフィールド322は、xが整数であるとして、約51−xビットのサイズを有していることがあり、波長IDサブフィールド324は、約xビットのサイズを有していることがある。HECフィールド330は、約13ビットのサイズを有していることがあり、XGPONプロトコルに規定されているように構成されることがある。整数xは、多波長PONシステム内のダウンストリーム波長の個数に基づいて決定されることがある。xの典型的な値は、16、32、または64個の全ダウンストリーム波長をそれぞれ表現するために4、5、または6に等しいことがある。割り当て済みのPON−IDサブフィールド322および波長IDサブフィールド324の実際の順序は、図3に示された順序と同様でも異なってもよい。
GPONおよびXGPONのダウンストリームフレームは、例えば約125マイクロ秒(μs)の存続期間または持続時間でOLTから複数または全部のONUにブロードキャストされることがあるので、波長IDは、同じダウンストリーム波長に対して周期的にONUに知らされることがある。ONUは、波長IDと対応するONUの受信機波長とを比較することによりダウンストリーム波長を確認するように構成されることがある。
図4は、ダウンストリーム波長識別のための別の埋め込みチャネル400の一実施形態を示す。埋め込みチャネル400は、EPONまたは10GEPONプロトコルに対する埋め込みLLIDチャネルでもよく、EPONダウンストリームフレームの一部分を使用することがある。EPONおよび10GEPONでは、LLIDは、OLTと複数台のONUとの間のポイント・ツー・マルチ・ポイント(P2MP)関連性に割り当てられることがあり、ここで、各ONU関連性は、ポイント・ツー・ポイント(P2P)エミュレーションを通じて確立されることがある。EPONダウンストリームフレームは、LLIDフィールド410を備えることがある。LLIDフィールド410は、モードサブフィールド412と、割り当て済みのLLIDサブフィールド414と、波長IDサブフィールド416とを備えることがある。LLIDフィールド410は、約16ビットのサイズを有していることがある。モードサブフィールド412は、割り当て済みのLLIDを指示するためにセットされる1ビットフラグでもよい。モードサブフィールド412は、LLIDフィールド410内の最上位ビット(the most significant bit、MSB)に対応することがある。割り当て済みのLLIDサブフィールド414は、対応するONUのため割り当てられたLLIDを指示することがある。割り当て済みのLLIDサブフィールド414は、yが整数であるとして、約15−yビットのサイズを有していることがある。波長IDサブフィールド416は、ONUに対するダウンストリーム波長を指示することがある。波長IDサブフィールド416は、約yビットのサイズを有していることがある。波長IDサブフィールド416の実際の順序は、図4に示された順序と同様でも異なってもよい。
ダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネル機構またはアプローチでは、PLOAMチャネルメッセージは、GPONおよびXGPONプロトコルで使用されることがある。ダウンストリーム波長識別は、後述されるように、新しいPLOAMメッセージまたは修正されたPLOAMメッセージを使用して実施されることがある。図5は、ダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネル500の一実施形態を示す。制御メッセージチャネル500は、GPONプロトコルのために修正されたアップストリーム・オーバーヘッドPLOAMメッセージを使用することがある。修正されたアップストリーム・オーバーヘッドPLOAMメッセージは、約12フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、それぞれが約1オクテットのサイズを有していることがある。図5に表されたアップストリーム・オーバーヘッドPLOAMメッセージのフィールドは、GPONプロトコルに規定されるように構成されることがある。しかし、フィールドまたはビットの一部は、ダウンストリーム波長識別を可能にするために修正されることがある。具体的には、オクテット3から5内のビットは、対応するフィールド内のビット数(保護ビット数、タイプ1プリアンブルビット数、およびタイプ2プリアンブルビット数)を表現するために完全に使用されることはない。対応するオクテット(またはフィールド)内のこのようなビットは、ダウンストリーム波長識別のため使用されることがある。付加的に、(様々な指示のための)オクテット10内のビットのうちの一部は、ダウンストリーム波長識別のためさらに使用されることがある。この目的のため少なくとも部分的に使用されることがあるオクテットは、図5において陰影を付けられている。
図6は、ダウンストリーム波長識別のための別の制御メッセージチャネル600の一実施形態を示す。制御メッセージチャネル600は、XGPONプロトコルのための修正されたアップストリームプロファイルPLOAMメッセージを使用することがある。修正されたプロファイルPLOAMメッセージは、約13フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、全体で約48オクテットのサイズを有していることがある。図6に示されたフィールドおよび対応するサイズは、XGPONプロトコルに規定されるように構成されることがある。しかし、フィールドのうちの一部は、ダウンストリーム波長識別を可能にするために修正される。具体的には、オクテット5から7、16から17、および34から44内のビットは、対応するフィールドにおいて完全には使用されないことがある。(プロファイルバージョンおよびインデックスと、前方誤り訂正(FEC)指示と、デリミッタ長とに対する)オクテット5から7内のビットのうちの少なくとも一部、(プリアンブル長さおよびプリアンブル繰り返し回数に対する)オクテット16から17内のビットのうちの一部、および/または(パディングに対する)オクテット34から40内のビットのうちの一部がダウンストリーム波長識別のため使用されることがある。この目的のため少なくとも部分的に使用されることがあるオクテットは、図6において陰影を付けられている。
図7は、ダウンストリーム波長識別のための別の制御メッセージチャネル700の一実施形態を示す。制御メッセージチャネル700は、XGPONおよびGPONプロトコルのための新しいPLOAMメッセージでもよい。新しいPLOAMメッセージは、約6フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、全体で約48オクテットのサイズを有していることがある。フィールドおよび対応するサイズは、図7に表されている。具体的には、ダウンストリーム波長フィールドは、ダウンストリーム波長を指示するために使用されることがある。ダウンストリーム波長フィールドは、オクテット5から「a」を使用することがあり、ここで、「a」は整数である。
図8は、ダウンストリーム波長識別のための別の制御メッセージチャネル800の一実施形態を示す。制御メッセージチャネル800は、EPONおよび10GEPONプロトコルのための修正されたゲートMPCPデータユニット(modified gate MPCP data unit、MPCPDU)を使用することがある。MPCPDUは、マルチ・ポイントMAC制御情報を搬送するイーサネットフレームである。修正されたゲートMPCPDUは、約8フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、全体で約64オクテットのサイズを有していることがある。図8に表されたフィールドおよび対応するサイズは、EPONおよび10GEPONプロトコルに規定されるように構成されることがある。しかし、フィールドのうちの一部は、ダウンストリーム波長識別を可能にするために修正される。具体的には、オクテット22から60内のビットは、(グラント(grant)およびパッド(pad)のために)完全には使用されないことがある。オクテット22から66内のビットのうちの一部は、ダウンストリーム波長識別のため使用されることがある。この目的のため少なくとも部分的に使用されることがあるオクテットは、図8において陰影を付けられている。
図9は、ダウンストリーム波長識別のための別の制御メッセージチャネル900の一実施形態を示す。制御メッセージチャネル900は、EPONおよび10GEPONのための新しいMPCPDUでもよい。新しいMPCPDUは、約8フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、全体で約64オクテットのサイズを有していることがある。フィールドおよび対応するサイズは、図9に表されている。具体的には、ダウンストリーム波長フィールドは、ダウンストリーム波長を指示するために使用されることがある。ダウンストリーム波長フィールドは、オクテット21から「b」オクテットを使用することがあり、ここで、「b」は整数である。
ダウンストリーム波長識別のためのデータチャネル機構またはアプローチでは、ユーザ・データ・チャネル(データメッセージ)は、GPONおよびXGPONプロトコルでダウンストリーム波長情報を配信するように構成されることがある。マルチキャストサービスを提供することと同様に、OMCIは、この情報を送信するためにGEMまたはXGEMポートを構成するように使用されることがある。EPONおよび10GEPONプロトコルでは、ブロードキャストLLIDがこの目的のため規定されることがある。ブロードキャストLLIDを備えるフレームは、ダウンストリーム波長識別のための内容をさらに含むことがある。
図10は、アップストリーム波長フィードバックのための埋め込みチャネル1000の一実施形態を示す。埋め込みチャネル1000は、GPONプロトコルのための埋め込みOAMチャネルでもよく、GPONアップストリーム・バースト・ヘッダを使用することがある。このGPON埋め込みOAMチャネル情報は、アップストリーム波長フィードバックのためONUからOLTに送信されることがある。ONUは、アップストリーム伝送情報またはONUの受信機のための波長をOLTに指示するためにGPONアップストリーム・バースト・ヘッダを使用することがある。アップストリーム波長フィードバックは、指示Indication(Ind)フィールド1010を備えるGPONアップストリーム・バースト・ヘッダで送信されることがある。Indフィールド1010は、緊急PLOAMユニットサブフィールド1012と、FECサブフィールド1014と、リモート障害表示Remote defect indication(RDI)サブフィールド1016と、波長IDサブフィールド1018と、予約済みサブフィールド1020とを含むことがある。サブフィールドは、GPONプロトコルで規定されるように構成されることがあり、ここで、MSBは、緊急PLOAMを報告し、次の2ビットは、FECおよびRDI状態をそれぞれ報告する。しかし、現在の予約済み5ビットのうちの約zビットがアップストリーム波長を指示するために使用されることがあり、ここで、zは整数である。残りの5−zビットは、予約済みのままでもよい。波長IDサブフィールド1018の実際の順序は、図10に表された順序と同様でも異なってもよい。GPONアップストリーム・バースト・ヘッダにおいて波長IDを使用すると、OLTは、プロトコル層においてONUの波長を確認または検査できることがある。
図11は、アップストリーム波長フィードバックのための別の埋め込みチャネル1100の一実施形態を示す。埋め込みチャネル1100は、XGPONプロトコルのための埋め込みOAMチャネルでもよく、XGPON Transmission Container(XGTC)バースト・ヘッダを使用することがある。XGPON埋め込みOAMチャネル情報は、アップストリーム波長フィードバックのためONUからOLTに送信されることがある。ONUは、アップストリーム伝送のための波長をOLTに指示するためにXGTCバースト・ヘッダを使用することがある。アップストリーム波長フィードバックは、ONU−IDフィールド1120と、Indフィールド1130と、HECフィールド1140と、PLOAMユニットフィールド1150とを備えるXGTCバースト・ヘッダ1110で送信されることがあり、これらのフィールドは、XGPONプロトコルで規定されるように構成されることがある。ONU−IDフィールド1120は、約10ビットのサイズを有していることがある。Indフィールド1130は、約9ビットのサイズを有していることがある。HECフィールド1140は、約13ビットのサイズを有していることがある。PLOAMユニットフィールド1150は、随意選択的であり、約384ビットまでのサイズを有していることがある。ONU−IDフィールド1120は、MSB(1ビットフラグ)でもよいPLOAMキュー状態サブフィールド1122と、予約済みサブフィールド1124と、波長IDサブフィールド1126と、最下位ビット(LSB)でもよいダイイング・ギャスプ(dying gasp)・サブフィールド1128とを備える。現在予約済みの7ビットからの約nビットがアップストリーム波長を指示するために使用されることがあり、ここで、nは整数である。残りの7−nビットは、予約済みのままでもよい。整数nは、多波長PONシステムにおける波長の個数に基づいて決定されることがある。典型的なnの値は、16、32、または64の全波長をそれぞれ表現するために4、5、または6でもよい。波長IDサブフィールド1126の実際の順序は、図10に示された順序と同様でも異なってもよい。
別の実施形態では、アップストリーム波長フィードバックは、異なるダウンストリーム波長に対し異なるデリミッタを定義することにより達成されることがある。このようにして、同じダウンストリーム波長を共有する複数のONUは、同じタイプのデリミッタを使用することがある。たとえば、デリミッタタイプ1は、ダウンストリーム波長1のために使われ、デリミッタタイプ2は、ダウンストリーム波長2のために使われることがある。したがって、アップストリーム・バースト・デリミッタは、対応するONUの使用ダウンストリーム波長をOLTに指示することがある。EPONおよび10GEPONに対する一部の実施形態では、2バイトLLIDは、アップストリーム波長フィードバックをサポートするために図4に示されるように修正されることがある。結果的に、一部のビットがフィードバックを搬送するために割り当てられることがある。この情報を受信した後、OLTは、ONUに対するダウンストリーム波長とアップストリーム波長とを相互に関連付けることができることがある。
図12は、アップストリーム波長フィードバックのための制御メッセージチャネル1200の実施形態を示す。制御メッセージチャネル100は、XGPONおよびGPONプロトコルのための新しいPLOAMメッセージでもよい。新しいPLOAMメッセージは、約6フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、全体で約48オクテットのサイズを有していることがある。フィールドおよび対応するサイズは、図12に表されている。具体的には、波長フィールドは、アップストリーム波長フィードバックを指示するために使用されることがある。波長フィールドは、オクテット5から「a」を使用することがあり、ここで、「a」は整数である。
GPONおよびXGPONのそれぞれに対する修正されたPLOAMメッセージを使用するダウンストリーム波長識別のための制御メッセージチャネル500および600と同様に、修正されたPLOAMメッセージを使用する制御メッセージチャネルは、GPONおよびXGPONプロトコルに対するアップストリーム波長フィードバックのため使用されることもある。たとえば、GPONプロトコルでは、肯定応答acknowledge PLOAMメッセージ、または、No PLOAMメッセージが修正されることがある。PLOAMメッセージ内のSerial_Number_ONUフィールドがアップストリーム波長フィードバックを搬送するために修正されることがある。同様に、XGPONプロトコルでは、acknowledge PLOAMメッセージおよびこのメッセージ内のSerial_Number_ONU PLOAMフィールドが波長フィードバックを搬送するために修正されることがある。
図13は、アップストリーム波長フィードバックのための別の制御メッセージチャネル1300の一実施形態を示す。制御メッセージチャネル1300は、EPONおよび10GEPONプロトコルのための修正されたレポートMPCPDUを使用することがある。修正されたレポートMPCPDUは、約8フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、全体で約64オクテットのサイズを有していることがある。図13に表されたフィールドおよび対応するサイズは、EPONおよび10GEPONプロトコルに規定されるように構成されることがある。しかし、フィールドのうちの一部は、アップストリーム波長フィードバックを可能にするために修正される。具体的には、オクテット23から60内のビットは、(レポートおよびパッドのため)完全には使用されないことがある。オクテット23から60内のビットのうちの一部は、アップストリーム波長フィードバックのため使用されることがある。この目的のため少なくとも部分的に使用されることがあるオクテットは、図13において陰影を付けられている。
図14は、アップストリーム波長フィードバックのための別の制御メッセージチャネル1400の一実施形態を示す。制御メッセージチャネル1400は、EPONおよび10GEPONのための新しいMPCPDUでもよい。新しいMPCPDUは、約8フィールドを備えることがあり、これらのフィールドは、全体で約64オクテットのサイズを有していることがある。フィールドおよび対応するサイズは、図14に表されている。具体的には、波長フィールドは、波長フィードバックを指示するために使用されることがある。波長フィールドは、オクテット21から「b」オクテットを使用することがあり、ここで、「b」は整数である。
アップストリーム波長フィードバックのためのデータ・チャネル・アプローチでは、ユーザ・データ・チャネル(データメッセージ)は、GPONおよびXGPONプロトコルにおいて波長フィードバックを配信するように構成されることがある。GEMまたはXGEMポートは、この目的のためOMCIにより構成されることがある。EPONおよび10GEPONプロトコルでは、専用または特殊LLIDがこの目的のために定義されることがある。専用LLIDを備えるフレームは、波長フィードバックのための内容をさらに含むことがある。
他の実施形態では、アップストリーム波長フィードバックは、アップストリーム伝送のため使用されている実際の波長(波長IDまたはチャネルIDではなく)を指示することがある。OLT機器は、典型的に、ONUからの伝送がどの受信機チャネルに到達したかに基づいてこの情報が分かることがある。しかし、ONUからの実際の波長情報は、二重チェックとして使用されることがある。OLTとこれの関連付けられたONUとの間で交換される波長情報は、絶対値、相対値、または識別値(たとえば、ID)でもよい。相対値は、前の交換値または予め決定された絶対ベンチマーク値に関連することがある。識別値をサポートするために、ある特定の波長プロファイリングの機構が使用されることがある。様々なスキームが波長と波長IDとの間の具体的なマッピングを定義するために使用されることがある。たとえば、あるPLOAMメッセージ(たとえば、プロファイルPLAOMメッセージ)は、このような情報を搬送するために拡張されることがある。代替的に、新しい制御メッセージがこの目的のため定義されてもよい。
図15は、OLTと対応するONUとの間で波長情報を交換するために多波長PONシステムで実施されることがある波長識別/フィードバック方法1500の一実施形態を示す。この方法1500は、ダウンストリーム波長識別情報が送信されることがあるブロック1510から始まることがある。OLTは、たとえば、PONプロトコルに基づいて、前述のダウンストリーム波長表示のための機構またはアプローチのうちのいずれか、および適切な対応するメッセージを使用して、ダウンストリーム波長識別を対応するONUに送信することがある。これらのアプローチは、埋め込みチャネル200、300、および400と、制御メッセージチャネル500、600、700、800と、ダウンストリーム識別表示のためのデータチャネルとを含む。したがって、OLTは、対応するONUに対する波長を識別することがある。識別された波長は、データをこのOLTに送信するために使用された波長でもよい。ブロック1520で、アップストリーム波長フィードバックが受信されることがある。OLTは、たとえば、同じPONプロトコルに基づいて、ダウンストリーム波長識別を送信するため使用されたものと類似または対応しているアプローチ、チャネル、またはメッセージを使用して、対応するONUからアップストリーム波長フィードバックを受信することがある。これらのアプローチは、埋め込みチャネル1000および1100と、制御メッセージチャネル1200、1300、および1400と、アップストリーム波長フィードバックのためのデータチャネルとを含む。したがって、ONUは、データを受信するためにONUで使用された実際の波長を確認するか、または、OLTに通知することがある。この方法1500は、その後、終了してもよい。
この方法1500は、ONUにより使用された波長を確認するために、ONUにより使用された波長をOLTに通知するために、ONUにより使用された波長を変更するために、または波長使用情報を訂正もしくは同期させるために使用されることがある。他の実施形態では、ブロック1510または1520は、アップストリームまたはダウンストリーム方向に波長情報を伝達するためにもう一方のブロックを実施することなく、別々に、かつ、独立に実施されることがある。方法1500は、ONUの受信機で使用された波長の観点で記載されている。しかし、類似した方法がONUの送信機で、または、ONUの受信機と送信機の両方で使用された波長のため使用されることがある。
図16は、ONUとOLTとの間で波長情報を交換するために多波長PONシステムで実施されることがある波長識別/フィードバック方法1600の別の実施形態を示す。この方法1600は、ダウンストリーム波長識別が受信されることがあるブロック1610から始まる。ONUは、たとえば、PONプロトコルに基づいて、前述のダウンストリーム波長識別のためのアプローチおよび適切な対応するメッセージのうちのいずれかを使用して、OLTからダウンストリーム波長識別を受信することがある。識別された波長は、データをONUに送信するためにOLTにより使用された波長でもよい。ブロック1620で、アップストリーム波長フィードバックが送信されることがある。ONUは、たとえば、同じPONプロトコルに基づいて、ダウンストリーム波長識別を送信するため使用されたものに対応するアプローチ、チャネル、またはメッセージを使用してアップストリーム波長フィードバックをOLTに送信することがある。したがって、ONUは、データを受信するためにONUで使用された実際の波長を確認するか、または、OLTに通知することがある。
方法1600は、その後、終了してもよい。
この方法1600は、ONUにより使用された波長を確認するために、ONUにより使用された波長をOLTに通知するために、ONUにより使用された波長を変更するために、または波長使用情報を訂正もしくは同期させるために使用されることがある。他の実施形態では、ブロック1610または1620は、アップストリームまたはダウンストリーム方向に波長情報を伝達するために他方のブロックを実施することなく、別々に、かつ、独立に実施されることがある。方法1600は、ONUの受信機で、ONUの送信機で、または、両方で使用された波長を識別/承認するため使用されることがある。
図17は、波長識別/フィードバック方法1500または1600をサポートまたは実施するように構成されることがある装置1700の一実施形態を示す。この装置1700は、方法1500または1600を実施するように構成されることがある処理ユニット1710、送信ユニット(または送信機)1720、および受信ユニット(または受信機)1730を備えることがある。たとえば、この装置1700は、OLTに位置していることがあり、方法1500を実施することがある。代替的に、この装置1700は、ONUに位置していることがあり、方法1600を実施するように構成されることがある。処理ユニット1710、送信ユニット1720、および受信ユニット1730は、ハードウェア、ファームウェア、および/または、ハードウェアを動かすためにインストールされたソフトウェアに対応することがある。処理ユニット1710は、たとえば、埋め込みチャネル、制御メッセージチャネル、またはデータチャネルに対応するMAC層ベースのフレームまたはメッセージ内でダウンストリーム波長識別またはアップストリーム波長フィードバックのための波長ID(または値)を設けるために、または、得るように構成されることがある。処理ユニット1710は、波長識別/フィードバックを備えるMAC層ベースのメッセージまたはフレームを送信ユニット1720に送信、または、受信ユニット1730から受信することがある。送信ユニットまたは送信機1720は、(MAC層で)メッセージまたはフレームを送信するように構成されることがあり、受信ユニットまたは受信機1730は、メッセージまたはフレームを受信するように構成されることがある。OLTで、送信ユニット1720は、ダウンストリーム波長識別のためのフレームを送信することがあり、受信ユニット1730は、アップストリーム波長フィードバックのためのフレームを受信することがある。ONUで、受信ユニット1730は、ダウンストリーム波長識別のためのフレームを受信することがあり、送信ユニット1720は、アップストリーム波長フィードバックのためのフレームを送信することがある。
前述のコンポーネント、方法、および機構は、コンピュータ、または、課された必要な仕事負荷を取り扱うために十分な処理能力、メモリリソース、およびネットワークスループット能力を備えたネットワークコンポーネントなどのどんな汎用ネットワークコンポーネント(OLTまたはONUにある)で実施されてもよい。図18は、本明細書に開示されたコンポーネント、方法、および機構の1つ以上の実施形態を実施するため適している典型的な汎用ネットワークコンポーネント1800を示す。ネットワークコンポーネント1800は、補助記憶装置1804、リード・オンリー・メモリ(ROM)1806、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)1808を含むメモリ装置、入力/出力(I/O)装置1810、およびネットワークコネクティビティ装置1812と通信しているプロセッサ1802(中央処理ユニットまたはCPUと称されることもある)を含むことがある。プロセッサ1802は、1台以上のCPUチップとして実装されることがあり、または、1台以上の特定用途向け集積回路(ASIC)の一部でもよい。
補助記憶装置1804は、典型的に、1台以上のディスクドライブまたはテープドライブを備え、データの不揮発性記憶のため使用され、また、RAM 1808が全ての作業データを保持するために十分に大きくない場合、オーバーフロー・データ記憶装置として使用される。補助記憶装置1804は、プログラムが実行のため選択されたとき、RAM 1808に取り込まれるそのようなプログラムを記憶するために使用されることがある。ROM 1806は、プログラム実行中に読み取られる命令、および、おそらくはデータを記憶するために使用される。ROM 1806は、典型的に、補助記憶装置1804のより大規模なメモリ容量と比較して小規模なメモリ容量を有している不揮発性メモリ装置である。RAM 1808は、揮発性データを記憶するために、また、おそらくは、命令を記憶するために使用される。ROM 1806およびRAM 1808へのアクセスは両方共に、典型的に、補助記憶装置1804へのアクセスより高速である。
少なくとも1つの実施形態が開示され、当業者によりなされる(複数の)実施形態および/または(複数の)実施形態の特徴の変形、組み合わせ、および/または変更は、本開示の範囲に含まれる。(複数の)実施形態の特徴の組み合わせ、統合、および/または省略によって生じる代替的な複数の実施形態は、同様に本開示の範囲に含まれる。数値範囲または限定が明示されているが、このような明確な範囲または限定は、明示された範囲または限定の範囲に入る同様の大きさの反復的な範囲または限定を包含するように理解されるべきである(たとえば、約1から約10までとは、2、3、4などを含み、0.10より大きいとは、0.11、0.12、0.13などを含む)。たとえば、下限Rおよび上限Rをもつ数値範囲が開示されるときはいつでも、この範囲に入るどんな数でも具体的に開示されている。詳しくは、範囲に含まれる以下の数:R=R+k*(R−R)が具体的に開示され、ここで、kは、1パーセントの増分で1パーセントから100パーセントまで変化する変数であり、すなわち、kは、1パーセント、2パーセント、3パーセント、4パーセント、7パーセント、・・・、70パーセント、71パーセント、72パーセント、・・・、97パーセント、96パーセント、97パーセント、98パーセント、99パーセント、または100パーセントである。さらに、上記定義のように2つのR数により定義された数値範囲が同様に具体的に開示されている。請求項のいずれかの要素に関する用語「所望によっては(optionally)」の使用は、この要素が必須であるか、または、代替的に、この要素が必須ではなく、両方の選択肢が請求項の範囲に含まれることを意味する。〜を備える(comprise)、〜を含む(include)、および、〜を有している(having)などのより広義の用語の使用は、〜からなる(consisting of)、本質的に〜からなる(consisting essentially of)、実質的に〜で構成される(comprised substantially of)などのより狭義の用語をサポートするように理解されるべきである。その結果、保護の範囲は、上記説明により限定されることなく、請求項により規定され、この範囲は、請求項の主題の全ての均等物を含むものである。1つ1つの請求項は、さらなる開示として本明細書に組み込まれ、請求項群は、本開示の(複数の)実施形態である。本開示における文献の検討は、この参考文献が先行技術、特に、公開日が本願の優先日より後である文献であるとの自認ではない。本開示で引用された全ての特許、特許出願、および刊行物の本開示は、本開示についての補足となる例示的な、手続き的な、または、その他の詳細を提供する程度まで、参照によりここに組み込まれる。
いくつかの実施形態が本開示において提供されているが、開示されたシステムおよび方法は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく、数多くの他の具体的な形式で具現化されるものであることが理解されるべきである。本例は、限定でなく例示として解釈されるべきであり、意図は本明細書に与えられた詳細に限定されるべきではない。たとえば、様々な要素またはコンポーネントは、別のシステムにおいて組み合わされてもよく、もしくは、統合されてもよく、または、ある種の特徴は、省略されてもよく、もしくは、実施されなくてもよい。
さらに、様々な実施形態において個別または別個のものとして記載、例示された技術、システム、サブシステム、および方法は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のシステム、モジュール、技術、または方法と組み合わされてもよく、または、統合されてもよい。互いに連結、直接的に連結、または、通信するものとして表されるか、または、検討された他のものは、電気的、機械的、または、その他の方式にかかわらず、何らかのインターフェース、装置、または、中間コンポーネントを介して、間接的に連結されるか、または、通信することがある。変更、置換、および代替の他の例は、当業者により確かめられ、本明細書に開示された趣旨および範囲から逸脱することなく行われ得るであろう。

Claims (6)

  1. 光ネットワークユニット(ONU)に連結するよう構成され、前記ONUへのダウンストリーム伝送のための波長を指示するためにダウンストリーム波長識別を前記ONUに送信するように構成されている光回線終端装置(OLT)コンポーネントを備え、
    前記ダウンストリーム波長識別が埋め込みチャネルのための第1の媒体アクセス制御(MAC)層フレームを使用して送信され、
    前記OLTコンポーネントは、前記ONUによりアップストリーム伝送のために使用されている実際の波長を指示するアップストリーム波長フィードバックを前記ONUから受信するように更に構成され、
    前記アップストリーム波長フィードバックは、第2のMAC層フレームを使用して送信され
    前記第1のMAC層フレームは、パッシブ光ネットワーク(PON)識別子(ID)フィールドを備える埋め込み保守運用管理(OAM)チャネルのための10ギガビットPON(XGPON)ダウンストリーム物理層(PHY)フレームであり、
    前記PON IDフィールドは、前記ONUへの前記ダウンストリーム伝送のための前記波長を指示する波長識別子(ID)を含む、
    パッシブ光ネットワーク(PON)の装置。
  2. 前記ダウンストリーム波長識別は、前記ONUが決定されたダウンストリーム波長チャネルを割り当てられ、どのダウンストリーム波長チャネルが前記ONUに割り当てられたかを知る必要があるときに、送信され、
    前記アップストリーム波長フィードバックは、前記OLTコンポーネントが前記ONUからのアップストリーム伝送を前記決定されたダウンストリーム波長チャネルと関連付けることを可能にするために送信される、
    請求項1に記載の装置
  3. パッシブ光ネットワーク(PON)のために光回線終端装置(OLT)で実施される方法であって、
    第1の埋め込みチャネルのための第1の媒体アクセス制御(MAC)層フレームにおいて、光ネットネットワークユニット(ONU)へのダウンストリーム伝送のための波長を指示する前記ONUのためのダウンストリーム波長識別を送信機を使用して送信することと、
    第2の埋め込みチャネルのための第2の媒体アクセス制御(MAC)層フレームにおいて、前記ONUによりアップストリーム伝送のために使用されている実際の波長を指示するアップストリーム波長フィードバックを受信機を使用して受信することと、
    を備え
    前記第1のMAC層フレームは、PON識別子(ID)フィールドを備える埋め込み保守運用管理(OAM)チャネルのための10ギガビットPON(XGPON)ダウンストリーム物理層(PHY)フレームであり、
    前記PON IDフィールドは、前記ONUへの前記ダウンストリーム伝送のための前記波長を指示する波長識別子(ID)を含む、方法。
  4. 前記ダウンストリーム伝送のための前記波長は、前記ONUの受信機を構成するために前記第1のMAC層フレーム内で前記ONUに指示される、
    請求項に記載の方法
  5. 前記第1のMAC層フレームは、前記ダウンストリーム伝送のための前記波長に対する絶対値を使用して前記ダウンストリーム伝送のための前記波長を指示する、
    請求項又はに記載の方法。
  6. 前記第1のMAC層フレームは、予め決定された絶対ベンチマーク値に対する前記ダウンストリーム伝送のための前記波長の相対値を使用して前記ダウンストリーム伝送のための前記波長を指示する、
    請求項又はに記載の方法
JP2014502978A 2011-04-08 2012-04-09 多波長パッシブ光ネットワークにおける波長指示 Active JP5860528B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161473439P 2011-04-08 2011-04-08
US13/440,765 US9667377B2 (en) 2011-04-08 2012-04-05 Wavelength indication in multiple-wavelength passive optical networks
PCT/CN2012/073659 WO2012136153A1 (en) 2011-04-08 2012-04-09 Wavelength indication in multiple-wavelength passive optical networks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014517554A JP2014517554A (ja) 2014-07-17
JP5860528B2 true JP5860528B2 (ja) 2016-02-16

Family

ID=46968617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014502978A Active JP5860528B2 (ja) 2011-04-08 2012-04-09 多波長パッシブ光ネットワークにおける波長指示

Country Status (13)

Country Link
US (4) US9667377B2 (ja)
EP (2) EP2684380B1 (ja)
JP (1) JP5860528B2 (ja)
KR (1) KR101571383B1 (ja)
CN (1) CN103430572B (ja)
AU (1) AU2012239192B2 (ja)
BR (1) BR112013025964B1 (ja)
CA (1) CA2832482C (ja)
MX (1) MX2013011656A (ja)
RU (1) RU2558385C2 (ja)
SG (1) SG194035A1 (ja)
WO (1) WO2012136153A1 (ja)
ZA (1) ZA201307438B (ja)

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9667377B2 (en) * 2011-04-08 2017-05-30 Futurewei Technologies, Inc. Wavelength indication in multiple-wavelength passive optical networks
RU2581625C1 (ru) * 2012-06-13 2016-04-20 Хуавэй Текнолоджиз Ко., Лтд. Способ и устройство конфигурирования длины волны для пассивной оптической сети с множеством длин волн и система пассивной оптической сети с множеством длин волн
JP6004509B2 (ja) * 2012-07-13 2016-10-12 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 多波長パッシブ光ネットワークの波長ネゴシエーション方法及び装置、及び多波長パッシブ光ネットワークシステム
CN107294637B (zh) 2013-02-06 2019-06-04 上海诺基亚贝尔股份有限公司 一种用于自动配置光网络单元的波长的方法
US9780908B2 (en) * 2013-02-15 2017-10-03 Alcatel Lucent Optical network terminal (ONT) wavelength tuning and correpsonding calibration procedure
CN104144360A (zh) 2013-05-06 2014-11-12 上海贝尔股份有限公司 用于重配置光网络单元的波长的方法和装置
BR112015030807B1 (pt) * 2013-06-09 2022-10-04 Huawei Technologies Co., Ltd Método e aparelho para virtualizar rede ótica passiva e sistema de virtualização de rede ótica passiva
CN103281632A (zh) * 2013-06-21 2013-09-04 苏州彩云飞电子有限公司 多波长无源光网络系统
CN103281635A (zh) * 2013-06-21 2013-09-04 苏州彩云飞电子有限公司 多波长无源光网络系统
CN104469553B (zh) * 2013-09-12 2019-01-29 上海诺基亚贝尔股份有限公司 调谐激活的光网络单元的波长的方法和装置
US9391712B2 (en) * 2014-06-16 2016-07-12 Futurewei Technologies, Inc. Upstream optical transmission assignment based on transmission power
ES2962473T3 (es) * 2014-07-01 2024-03-19 Huawei Tech Co Ltd Método de control de transmisión de datos, equipo de red óptica pasiva, aparato y red óptica pasiva
CN105830369B (zh) * 2014-07-29 2018-09-21 华为技术有限公司 以太网无源光网络系统中设备注册和波长切换的方法和装置
CN110391864B (zh) 2014-08-13 2021-02-23 华为技术有限公司 无源光网络的通信方法、装置以及系统
JP6239132B2 (ja) * 2014-08-26 2017-11-29 三菱電機株式会社 子局装置、光通信システムおよび異常検出方法
EP4333332A3 (en) * 2015-07-01 2024-04-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Transmission apparatus and transmission method of resource assignment information
CN104994038B (zh) * 2015-07-16 2017-12-22 北京邮电大学 一种带宽分配方法及光接入网系统
US20170126352A1 (en) * 2015-11-02 2017-05-04 Alcatel-Lucent Usa, Inc. Optical modem
CN105656549B (zh) * 2016-01-29 2018-01-12 武汉长光科技有限公司 一种PON系统OLT识别ONU假性dying gasp的方法
CN107147513B (zh) * 2016-03-01 2019-03-15 中兴通讯股份有限公司 一种多波长无源光网络的管理方法及光模块
CN107205180B (zh) * 2016-03-17 2021-01-15 华为技术有限公司 消息传输方法、中继设备及消息处理器
US20170317779A1 (en) * 2016-04-28 2017-11-02 Futurewei Technologies, Inc. Channel Bonding in Multiple-Wavelength Passive Optical Networks (PONs)
CN108063985B (zh) 2016-11-07 2020-11-17 中兴通讯股份有限公司 一种数据收发方法和装置
CN110213679B (zh) * 2016-12-02 2021-09-10 中兴通讯股份有限公司 一种无源光网络系统及其实现方法
US10050708B2 (en) * 2016-12-20 2018-08-14 Google Llc Feeder fiber and central office redundancy
KR101846469B1 (ko) * 2017-09-05 2018-04-09 (주)자람테크놀로지 수동형 광네트워크용 저전력 장비를 위한 트랜스임피던스 증폭기 리셋 장치 및 방법
CN110086545B (zh) * 2018-01-26 2021-06-22 华为技术有限公司 一种olt、onu、pon系统和pon系统中的信息传输方法
US10454588B1 (en) * 2018-04-30 2019-10-22 Futurewei Technologies, Inc. Band-multiplexed passive optical networks (PONs)
CN115426046A (zh) * 2018-09-10 2022-12-02 华为技术有限公司 数据传输方法、相关装置及系统
CN110166854B (zh) * 2019-04-16 2022-01-11 深圳市联洲国际技术有限公司 用于光通信终端设备的接入设备及光通信终端设备
EP3917045A1 (en) 2020-05-29 2021-12-01 SOLiD Inc. Optical transceiver and method for automatically setting wavelength thereof
US11272271B1 (en) * 2020-11-12 2022-03-08 Verizon Patent And Licensing Inc. Systems and methods for collision resolution during ONU activation
CN115021859A (zh) * 2021-03-05 2022-09-06 华为技术有限公司 一种波长配置装置、系统和波长配置方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434335B1 (ko) * 2001-11-27 2004-06-04 학교법인 한국정보통신학원 광 버스트 스위칭 네트워크의 제어패킷과 데이터 버스트생성방법
US7827308B2 (en) 2003-05-23 2010-11-02 Alcatel-Lucent Canada Inc. Optical wavekey network and a method for distributing management information therein
RU2295506C2 (ru) 2003-06-02 2007-03-20 Михаил Владимирович Иночкин Способ лазерного формирования изображений в оптически прозрачной твердой среде
US7092595B2 (en) 2004-05-18 2006-08-15 Novera Optics, Inc. Multiple-wavelength pulsed light source for a wavelength division multiplexed passive optical network
EP1686734A1 (en) * 2005-01-26 2006-08-02 Siemens Aktiengesellschaft A method and apparatus for transmitting an optical signal in an optical burst switching network using arrival time
JP4704842B2 (ja) 2005-08-01 2011-06-22 株式会社日立製作所 Wdm型ponシステム
JP4410789B2 (ja) 2006-12-08 2010-02-03 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー パッシブ光ネットワークシステム、光終端装置及び光ネットワークユニット
JP4388556B2 (ja) 2007-01-09 2009-12-24 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー パッシブ光ネットワークシステムおよび波長割当方法
US8744265B2 (en) 2007-04-27 2014-06-03 Futurewei Technologies, Inc. Passive optical network with partially-tuned lasers
JP4839266B2 (ja) * 2007-06-07 2011-12-21 株式会社日立製作所 光通信システム
JP4969432B2 (ja) 2007-12-19 2012-07-04 株式会社日立製作所 Ponシステム、光信号受信方法及びolt
WO2009124476A1 (en) * 2008-04-07 2009-10-15 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and apparatus for extending the number of optical network units in a passive optical network
US8351785B2 (en) * 2008-04-21 2013-01-08 Futurewei Technologies, Inc. Gigabit passive optical network transmission convergence extension for next generation access
CN101621452B (zh) 2008-06-30 2012-01-04 华为技术有限公司 一种无源光网络系统、光线路终端和光网络单元
CN101742365B (zh) 2008-11-12 2013-06-12 华为技术有限公司 一种无源光网络pon波长分配方法、装置及系统
CN101902447B (zh) 2009-05-28 2012-12-26 华为技术有限公司 无源光网络中的认证方法、装置及一种无源光网络
CN102804701B (zh) 2009-06-16 2015-04-08 株式会社日立制作所 光多路复用终端装置、波分多路复用无源光网络系统、下行波长发送方法
CN101621723B (zh) 2009-08-12 2012-07-25 烽火通信科技股份有限公司 一种wdm-pon系统的波长分配方法
US9331811B2 (en) * 2009-10-26 2016-05-03 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Optical communications networks, optical line terminations and related methods
JP5351008B2 (ja) 2009-12-28 2013-11-27 日本電信電話株式会社 光通信システム、局側装置、加入者側装置、及び光通信方法
JP5334878B2 (ja) 2010-01-15 2013-11-06 日本電信電話株式会社 光通信システム、局側装置、加入者側装置、及び光通信方法
US9667377B2 (en) * 2011-04-08 2017-05-30 Futurewei Technologies, Inc. Wavelength indication in multiple-wavelength passive optical networks
JP5651548B2 (ja) * 2011-06-30 2015-01-14 株式会社日立製作所 局側装置、光ネットワークシステム
JP6004509B2 (ja) * 2012-07-13 2016-10-12 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 多波長パッシブ光ネットワークの波長ネゴシエーション方法及び装置、及び多波長パッシブ光ネットワークシステム
US20150055955A1 (en) * 2013-08-26 2015-02-26 Electronics And Telecommunications Research Institute Channel management method in time and wavelength division multiplexing-passive optical network (twdm-pon)

Also Published As

Publication number Publication date
KR20130136541A (ko) 2013-12-12
WO2012136153A1 (en) 2012-10-11
AU2012239192B2 (en) 2015-06-04
EP2684380A1 (en) 2014-01-15
US20130094861A1 (en) 2013-04-18
US9667377B2 (en) 2017-05-30
CA2832482A1 (en) 2012-10-11
AU2012239192A1 (en) 2013-11-07
US10623127B2 (en) 2020-04-14
RU2558385C2 (ru) 2015-08-10
CN103430572B (zh) 2017-04-12
EP2684380A4 (en) 2014-05-21
EP2684380B1 (en) 2019-10-02
ZA201307438B (en) 2020-05-27
US10389471B2 (en) 2019-08-20
SG194035A1 (en) 2013-11-29
BR112013025964B1 (pt) 2022-06-28
RU2013146960A (ru) 2015-05-20
KR101571383B1 (ko) 2015-11-24
US20190312662A1 (en) 2019-10-10
CA2832482C (en) 2018-10-23
US20170250774A1 (en) 2017-08-31
JP2014517554A (ja) 2014-07-17
EP3515085A1 (en) 2019-07-24
BR112013025964A2 (pt) 2016-12-20
US20180331777A1 (en) 2018-11-15
CN103430572A (zh) 2013-12-04
MX2013011656A (es) 2013-11-01
US10014973B2 (en) 2018-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10623127B2 (en) Wavelength indication in multiple-wavelength passive optical networks
KR101158351B1 (ko) 차세대 액세스를 위한 기가비트 수동 광 네트워크 전송 컨버전스 확장
US9219566B2 (en) Wavelength management in multiple-wavelength passive optical networks
EP2947796B1 (en) Method and apparatus for configuring upgraded bandwidth map for ten gigabit passive optical network

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5860528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250