JP5858471B2 - バス監視装置、バス監視方法、バス監視プログラム - Google Patents

バス監視装置、バス監視方法、バス監視プログラム Download PDF

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Description

本発明は、バス監視装置、バス監視方法、バス監視プログラムに関する。
SM(System Management)バスは、各コンポーネントを接続し、電源管理に必要な情報を受け渡しするものである。SMバスは、例えば、シャットダウンやスリープ等、システム全体の動作モードに応じて、各コンポーネントに必要な動作を行わせるための通信に利用される。このようなSMバスとしては、IC(Inter−Integrated Circuit/登録商標)バスが用いられている。ICバスは、例えば特許文献1に示されているように、双方向の2本の信号線を用いて、マスタデバイスと複数のスレーブデバイスとの間でデータを転送する。ICバスでは、各デバイスはレジスタにアドレスを保持しており、マスタ側がアドレスと要求を出力すると、全スレーブがこの時のデータを受信し、アドレスが一致したデバイスがその後の送受信を継続する。受信した側がデータを受信完了すると、ACK(ACKnowledgement)を返送する。
このような、ICバスで構成されたSMバス(以下、IC/SMバスと称する)では、機器が正常に動作していれば、スレーブデバイスからマスタデバイスにACKが返される。したがって、スレーブデバイスからマスタデバイスへのNACK(Negative Acknowledgment)を検出することで、部品の不具合や不良、マージン不足などを判定できる。
特開2000−165420公報
このように、通常、IC/SMバスでは、該当するICバスを動作させ、スレーブデバイスからマスタデバイスへのNACKを検出することにより、障害の検出を行っている。しかしながら、スレーブデバイスからマスタデバイスへのNACKから、部品の不具合や不良、マージン不足などを検出するのでは、長時間動作による確認や検証、多数台の評価を実施しなければならないという問題がある。また、このような検出では、部品のばらつき/特性などの微妙な差分を検出できない。
上述の課題を鑑み、本発明は、短時間でバスの不具合が検出できると共に、部品不良の検出や装置としての動作マージンの確保を行うことができるバス監視装置、バス監視方法、バス監視プログラムを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合に、エラー信号を出力する電圧監視部と、前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧と、バスのデバイスの出力電圧とで切り替える切り替え部と、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定する制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、バス監視装置を用いたバス監視方法であって、前記バス監視装置の電圧監視部が、入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合にエラー信号を出力するステップと、前記バス監視装置の切り替え部が前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧とバスのデバイスの出力電圧とで切り替えるステップと、前記バス監視装置の制御部が、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定するステップと、前記バス監視装置の制御部が、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定するステップとを有することを特徴とする。
また、本発明は、バス監視装置を、入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合に、エラー信号を出力する電圧監視部、前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧と、バスのデバイスの出力電圧とで切り替える切り替え部、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定する制御部として機能させるためのバス監視プログラムである。
本発明によれば、装置内の機能として使用している電圧監視機能にハードウェアを追加し、電源の立ち上げ時に、バスの電圧が所定の範囲内にあるか否かを確認することにより、装置の立ち上げ時に発生する可能性のある不具合や部品不良の検出を行うことができ、また、装置としての動作マージンの確保を事前に確認でき、長時間動作による検証や多数台評価が不要になる効果がある。
本発明の基本となる装置内の電源を監視する電圧監視機能の説明に用いるブロック図である。 電圧監視機能の説明に用いるフローチャートである。 本発明の実施形態としてのバス監視装置の説明に用いるブロック図である。 バス監視装置の説明に用いるフローチャートである。 本発明によるバス監視装置の基本構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明に係るバス監視装置は、装置内の機能として使用している電圧監視機能を利用して、バスの監視を行うものである。
図1において、電圧監視部1は、装置内の電源回路2−1、2−2、…、2−nの電圧を監視するものである。電圧監視部1は、その内部に、検出電圧レジスタ10−1、10−2、…、10−nと、閾値設定レジスタ11−1、11−2、…、11−nと、比較回路12−1、12−2、…、12−nと、判定回路13とを有している。閾値設定レジスタ11−1、11−2、…、11−nには、マスタコントローラ3によって、バス4を介して、それぞれ閾値電圧Vt1、Vt2、…、Vtnが設定される。
以下、電源回路2−1、2−2、…、2−nを総称する場合、電源回路2と呼ぶ。また、検出電圧レジスタ10−1、10−2、…、10−nを総称する場合、検出電圧レジスタ10と呼ぶ。また、閾値設定レジスタ11−1、11−2、…、11−nを総称する場合、閾値設定レジスタ11と呼ぶ。また、比較回路12−1、12−2、…、12−nを総称する場合、比較回路12と呼ぶ。また、閾値電圧Vt1、Vt2、…、Vtnを総称する場合、閾値電圧Vtと呼ぶ。
電源回路2は、例えばDC−DCコンバータからなり、装置の各部に電源を供給する。電源回路2からの監視電圧Va1、Va2、…、Vanは、電圧監視部1に入力され、検出電圧レジスタ10に取り込まれる。以下、監視電圧Va1、Va2、…、Vanを総称する場合、監視電圧Vaと呼ぶ。
比較回路12は、バス4を介して設定された閾値電圧Vtと、電源回路2から入力された監視電圧Vaとを比較する。比較回路12の出力は、判定回路13に供給される。判定回路13は、比較回路12の出力から、電源回路2からの監視電圧Vaが閾値電圧Vtの範囲内にあるか否かを判定する。そして、電源回路2からの監視電圧Vaが閾値電圧Vtの範囲内にないときには、エラー信号を出力する。
図2は、上述の電圧監視機能の処理手順を示すフローチャートである。図2において、装置に電源が投入されると(ステップS1)、マスタコントローラ3はバス4を介して電圧監視部1に閾値電圧Vtを送り、閾値設定レジスタ11に、閾値電圧Vtを設定する。閾値電圧Vtは、対応する電源回路2の正常範囲内とされる電圧に応じて設定される。
次に、検出電圧レジスタ10は、電源回路2からの監視電圧Vaを取り込む。そして、比較回路12は、この監視電圧Vaが、閾値設定レジスタ11が記憶する閾値電圧Vtの範囲内にあるか否かを判定する(ステップS3)。監視電圧Vaが閾値電圧Vtの範囲内にあれば(ステップS3 Yes)、装置各部の電源回路2は正常であるとして、処理をリターンする。監視電圧Vaが閾値電圧Vtの範囲内になければ(ステップS3 No)、判定回路13はエラー信号を出力する(ステップS4)。
上述の電圧監視機能は、検出電圧レジスタ10に、電源回路2からの監視電圧Vaを取り込み、比較回路12で、監視電圧Vaが閾値電圧Vtの範囲内にあるか否かを判定することで、装置各部の電源回路2が正常であるかどうかを監視している。
本実施形態は、このような電圧監視機能を利用して、IC/SMバスの監視を行うものである。
図3は、本発明に係るバス監視装置の構成を示すものである。図3に示すように、本発明に係るバス監視装置は、図1に示した電圧監視機能に対して、切り替え回路5と、切り替え制御回路6のハードウェアを追加することにより、ICバスの監視を行えるようにしている。
図3において、デバイス21−1、21−2、…、21−nは、IC/SMバスのデバイスである。デバイス21−1、21−2、…、21−nそれぞれの出力電圧Vb1、Vb2、…、Vbnは、切り替え回路5のB側入力に供給される。電源回路2の監視電圧Vaは、切り替え回路5のA側入力に供給される。
以下、デバイス21−1、21−2、…、21−nを総称する場合、デバイス21と呼ぶ。また、出力電圧Vb1、Vb2、…、Vbnを総称する場合、出力電圧Vbと呼ぶ。
切り替え回路5は、A側入力とB側入力とでスイッチを切り替えることで、電圧監視部1に入力される電圧を、デバイス21の出力電圧Vbと、電源回路2の監視電圧Vaとに切り替える。切り替え制御回路6は、切り替え回路5の切り替え動作を制御する。切り替え制御回路6は、マスタコントローラ3から、バス4を介して制御される。
図4は、本発明の実施形態に係るバス監視装置の処理手順を示すフローチャートである。
図4において、装置に電源が投入されると(ステップS101)、マスタコントローラ3はバス4を介して切り替え制御回路6に制御信号を送り、切り替え制御回路6は、切り替え回路5をICバスのデバイス21側に切り替える。すなわち、切り替え制御回路6は、切り替え回路5をB側入力に切り替える(ステップS102)。切り替え回路5がB側に切り替えられると、デバイス21の出力電圧Vbが切り替え回路5を介して電圧監視部1に供給される。
次に、マスタコントローラ3はバス4を介して電圧監視部1に、ICバスのHレベルに正常とされる論理レベルの電圧の範囲を示す閾値電圧Vt1H、Vt2H、…、VtnHを、閾値設定レジスタ11に設定する。以下、閾値電圧Vt1H、Vt2H、…、VtnHを総称するときは、閾値電圧VtHと呼ぶ。例えば、ICデバイス21−1のHレベルの電圧が1.5Vから3.0Vである場合には、閾値設定レジスタ11−1の閾値Vt1Hは、1.6Vから2.9Vの範囲に設定される。他の閾値設定レジスタ11の閾値VtHについても、同様である(ステップS103)。
次に、IC/SMバスの各デバイス21は、その出力レベルをHレベルに設定する(ステップS104)。このHレベルのときのデバイス21の出力電圧Vbは、切り替え回路5を介して、電圧監視部1に供給される。以降、Hレベルのときのデバイス21の出力電圧Vbのことを、出力電圧VbHと呼ぶ。電圧監視部1の検出電圧レジスタ10は、デバイス21の出力電圧VbHを取り込み、比較回路12は、このデバイス21の出力電圧VbHが閾値設定レジスタ11に設定されている閾値電圧VtHの範囲内にあるか否かを判定する(ステップS105)。このとき、ステップS103で示したように、閾値電圧VtHは、ICバスのHレベルの論理レベルで正常とされる電圧の範囲に設定されている。
デバイス21のHレベルのときの出力電圧VbHが、閾値電圧VtHの範囲内にあれば(ステップS105 Yes)、HレベルのときのICバスのデバイス21の出力電圧は正常であるとして、処理をステップS107に進める。
デバイス21のHレベルのときの出力電圧VbHが、閾値電圧VtHの範囲内にないときには(ステップS105 No)、電圧監視部1の判定回路13はエラー信号を出力する(ステップS106)。
次に、マスタコントローラ3はバス4を介して電圧監視部1に、ICバスのLレベルに正常とされる論理レベルの電圧の範囲を示す閾値電圧Vt1L、Vt2L、…、VtnLを、閾値設定レジスタ11に設定する。以下、閾値電圧Vt1L、Vt2L、…、VtnLを総称するときは、閾値電圧VtLと呼ぶ。例えば、ICデバイス21−1のLレベルの電圧が0Vから400mVである場合には、閾値設定レジスタ11−1の閾値Vt1Lは0Vから380mVの範囲に設定される。他の閾値設定レジスタ11の閾値VtLについても、同様である(ステップS107)。
次に、IC/SMバスの各デバイス21は、その出力レベルをLレベルに設定する(ステップS108)。このLレベルのときのデバイス21の出力電圧Vbは、切り替え回路5を介して、電圧監視部1に供給される。以降、Lレベルのときのデバイス21の出力電圧Vbのことを、出力電圧VbLと呼ぶ。電圧監視部1の検出電圧レジスタ10は、デバイス21の出力電圧VbLを取り込み、比較回路12は、このデバイス21の出力電圧VbLが閾値設定レジスタ11に設定されている閾値電圧VtLの範囲内にあるか否かを判定する(ステップS109)。このとき、ステップS107で示したように、閾値電圧VtLは、ICバスのLレベルに正常とされる論理レベルの電圧の範囲に設定されている。
デバイス21のLレベルのときの出力電圧VbLが、閾値電圧VtLの範囲内にあれば(ステップS109 Yes)、LレベルのときのICバスのデバイス21の出力電圧は正常であるとして、処理をステップS111に進める。
デバイス21のLレベルのときの出力電圧VbLが、閾値電圧VtLの範囲内にないときには(ステップS109 No)、電圧監視部1の判定回路13はエラー信号を出力する(ステップS110)。
次に、ステップS110で、マスタコントローラ3はバス4を介して切り替え制御回路6に制御信号を送り、切り替え制御回路6は、切り替え回路5を電源回路2側に切り替える。すなわち、切り替え制御回路6は、切り替え回路5をA側入力に切り替える(ステップS111)。
切り替え回路5がA側に切り替えられると、電源回路2の監視電圧Vaが切り替え回路5を介して電圧監視部1に供給される。そして、電源回路2の電圧監視処理が行われる(ステップS112)。この電源回路2の電圧監視処理は、図2に示した処理と同様である。以降、バス監視装置は、処理をリターンし、ステップS101からの処理を繰り返し実行する。つまり、マスタコントローラ3は、ステップS103とステップS107によって閾値設定レジスタを、Hレベルのときの正常範囲のバスの論理レベルとLレベルのときのバスの論理レベルとに交互に設定することとなる。また、マスタコントローラ3は、ステップS104とステップS108によって、ICバスの出力を、HレベルとLレベルとに交互に切り替えて設定することとなる。
以上説明したように、本実施形態では、装置内の機能として使用している電圧監視機能に、切り替え回路5と、切り替え制御回路6のハードウェアを追加し、電源の立ち上げ時に、ICバスの電圧が所定の範囲内にあるか否かを確認することにより、装置の立ち上げ時に発生する可能性のある不具合や部品不良の検出を行うことができ、また、装置としての動作マージンの確保を事前に確認でき、長時間動作による検証や多数台評価が不要になる効果がある。
なお、上述の例では、既存の電圧監視機能を利用して、ICデバイスの出力レベルを監視した機能を実現しているが、監視機能の充実を図ることで、ICバスとしてのセットアップ/ホールド時間の確認など、電気的特性の監視にも利用できる。また、本発明は、ICバスの監視に限定されるものではない。
図5は、本発明によるバス監視装置の基本構成を示す図である。
上述した実施形態では、バス監視装置が図3に示す構成を有する場合について説明したが、バス監視装置の基本構成は、図5に示すとおりである。すなわち、本発明によるバス監視装置は、電圧監視部1と、切り替え回路(切り替え部)5と、マスタコントローラ(制御部)3とを基本構成とする。
電圧監視部1は、入力電圧と閾値電圧と比較し、入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合に、エラー信号を出力する。切り替え回路5は、電圧監視部1に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧と、バスのデバイスの出力電圧とで切り替える。マスタコントローラ3は、バスの監視を行う場合には、切り替え回路5をバスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、電圧監視部1の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合には、切り替え回路5を電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、電圧監視部1の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定する。これにより、装置の立ち上げ時に発生する可能性のある不具合や部品不良の検出を行うことができる。
上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合に、エラー信号を出力する電圧監視部と、
前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧と、バスのデバイスの出力電圧とで切り替える切り替え部と、
バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定する制御部と
を備えることを特徴とするバス監視装置。
(付記2)
前記電圧監視部は、閾値電圧を設定する閾値設定レジスタを有し、
前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲の電源回路の電圧に設定する
ことを特徴とする付記1に記載のバス監視装置。
(付記3)
前記制御部は、電源が投入されたときに前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定してバスの監視を行い、その後、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定して、電源の監視を行う
ことを特徴とする付記1または付記2に記載のバス監視装置。
(付記4)
前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記バスの出力をHレベルとLレベルとに交互に切り替えて設定し、前記電圧監視部の閾値電圧を、Hレベルのときの正常範囲のバスの論理レベルとLレベルのときのバスの論理レベルとに交互に設定する
ことを特徴とする付記1から付記3の何れか1項に記載のバス監視装置。
(付記5)
バス監視装置を用いたバス監視方法であって、
前記バス監視装置の電圧監視部が、入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合にエラー信号を出力するステップと、
前記バス監視装置の切り替え部が前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧とバスのデバイスの出力電圧とで切り替えるステップと、
前記バス監視装置の制御部が、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定するステップと、
前記バス監視装置の制御部が、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定するステップと
を有することを特徴とするバス監視方法。
(付記6)
前記電圧監視部は、閾値電圧を設定する閾値設定レジスタを有し、
前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、
前記制御部は、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲の電源回路の電圧に設定する
ことを特徴とする付記5に記載のバス監視方法。
(付記7)
バス監視装置を、
入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合に、エラー信号を出力する電圧監視部、
前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧と、バスのデバイスの出力電圧とで切り替える切り替え部、
バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定する制御部
として機能させるためのバス監視プログラム。
(付記8)
前記電圧監視部は、閾値設定レジスタが記憶する閾値電圧を用いて電圧の監視を行い、
前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲の電源回路の電圧に設定する
ことを特徴とする付記7に記載のバス監視プログラム。
1…電圧監視部 2…電源回路 3…マスタコントローラ 4…バス 5…切り替え回路 6…切り替え制御回路 10…検出電圧レジスタ 11…閾値設定レジスタ 21…デバイス

Claims (8)

  1. 入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合に、エラー信号を出力する電圧監視部と、
    前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧と、バスのデバイスの出力電圧とで切り替える切り替え部と、
    バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定する制御部と
    を備えることを特徴とするバス監視装置。
  2. 前記電圧監視部は、閾値電圧を設定する閾値設定レジスタを有し、
    前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲の電源回路の電圧に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のバス監視装置。
  3. 前記制御部は、電源が投入されたときに前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定してバスの監視を行い、その後、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定して、電源の監視を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバス監視装置。
  4. 前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記バスの出力をHレベルとLレベルとに交互に切り替えて設定し、前記電圧監視部の閾値電圧を、Hレベルのときの正常範囲のバスの論理レベルとLレベルのときのバスの論理レベルとに交互に設定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のバス監視装置。
  5. バス監視装置を用いたバス監視方法であって、
    前記バス監視装置の電圧監視部が、入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合にエラー信号を出力するステップと、
    前記バス監視装置の切り替え部が前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧とバスのデバイスの出力電圧とで切り替えるステップと、
    前記バス監視装置の制御部が、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定するステップと、
    前記バス監視装置の制御部が、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定するステップと
    を有することを特徴とするバス監視方法。
  6. 前記電圧監視部は、閾値電圧を設定する閾値設定レジスタを有し、
    前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、
    前記制御部は、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲の電源回路の電圧に設定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のバス監視方法。
  7. バス監視装置を、
    入力電圧と閾値電圧と比較し、前記入力電圧が閾値電圧の範囲から外れた場合に、エラー信号を出力する電圧監視部、
    前記電圧監視部に入力される電圧を、電源回路からの監視電圧と、バスのデバイスの出力電圧とで切り替える切り替え部、
    バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記電圧監視部の閾値電圧を正常範囲の電源回路の電圧に設定する制御部
    として機能させるためのバス監視プログラム。
  8. 前記電圧監視部は、閾値設定レジスタが記憶する閾値電圧を用いて電圧の監視を行い、
    前記制御部は、バスの監視を行う場合に、前記切り替え部を前記バスのデバイスの出力電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲のバスの論理レベルに相当する電圧に設定し、電源の監視を行う場合に、前記切り替え部を前記電源回路の監視電圧側に切り替えると共に、前記閾値設定レジスタを、正常範囲の電源回路の電圧に設定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のバス監視プログラム。
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