JP5858427B2 - バッテリ走行車両の充電システム - Google Patents

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Description

本発明はバッテリ走行車両の充電システムに関し、特に電気自動車の急速充電に適用して有用なものである。
電気自動車(Electric Vehicle;EV)の普及のため、社会インフラとして充電設備の拡充が求められている。ところが、従来の急速充電器は、大きさや重量を制限しない代わりに短時間で充電を完了させる設計となり、当然のことながら、設置コストの負担は大きくなる。
これは、オフボード型(据え置き型)の充電器に内在する課題であり、社会インフラとしての効果的な設置場所や設置台数の検討が極めて重要となる。
一方、充電器にはオンボード型(搭載型)のものもあり、普通充電の充電器がこれに相当する。近年では、プラグインハイブリッド車(Plug-in Hybrid Electric Vehicle; PHEV)を含めた小型の電気自動車の充電方式として十分に認知された一般住宅向けとしての充電方式となっている。しかしながら、オンボード型の充電器では、小型・軽量化による必要最小限の仕様となり、バッテリ容量によっては満充電までに半日かかる場合もある。
また、オフボード型にせよオンボード型にせよ、充電器は主に力率改善のためのPFC(Power Factor Correction)回路と充電制御のためのDC/DCコンバータを有している。特に充電器の容量を増すと、PFC回路で用いられるリアクトルの重量を無視できなくなり、コンデンサ等も含めオンボード型とするには限界がある。
なお、電気自動車に対する急速充電を開示する公知文献として、例えば特許文献1や特許文献2が存在する。
特開2000―152408号公報 特開平5―207668号公報
本発明は、上記従来技術に鑑み、車両の走行のために搭載ないし具備している駆動システムを利用することによりオンボード型であっても急速充電を実現し得るバッテリ走行車両の充電システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の態様は、
2台の電動機を有し、バッテリの電力をインバータで交流電力に変換して電動機を回転することにより走行するバッテリ走行車両の充電システムであって、
2個の端子が一方の電動機のいずれか2個のコイルに独立して接続されるとともに、残りの端子が他方の電動機のいずれか1個のコイルに接続されている三相コネクタと、
前記三相コネクタに接続されることにより前記各コイルを介して、コンバータとして機能させる前記インバータに電力を供給して前記バッテリを充電する三相電源とを有することを特徴とするバッテリ走行車両の充電システムにある。
本発明の第2の態様は、
少なくとも3台の電動機を有し、バッテリの電力をインバータで交流電力に変換して電動機を回転することにより走行するバッテリ走行車両の充電システムであって、
各端子がいずれかの電動機のコイルの中性点に接続されている三相コネクタと、
前記三相コネクタに接続されることにより前記各コイルを介して、コンバータとして機能させる前記インバータに電力を供給して前記バッテリを充電する三相電源とを有することを特徴とするバッテリ走行車両の充電システムにある。
本発明の第3の態様は、
第1または第2の態様に記載するバッテリ走行車両の充電システムにおいて、
前記三相電源は、柱上変圧器であることを特徴とするバッテリ走行車両の充電システムにある。
本発明の第4の態様は、
第1または第2の態様に記載するバッテリ走行車両の充電システムにおいて、
前記三相電源の代わりに単相電源を用い、前記三相コネクタのうちの2個の端子に単相交流の電圧を印加するように構成したことを特徴とするバッテリ走行車両の充電システムにある。
本発明によれば、車載の電動機のコイルをリアクトルとして利用し、バッテリの直流電力を電動機を駆動するための交流電力に変換するインバータを、整流用のコンバータとして利用することができるので、従来技術におけるオフボード型の急速充電器に頼らず、オフボード型の急速充電器を用いて行っていたのと同様の、所定の急速充電を実現することができる。
この結果、特別な据え付けスペースを必要とせず、簡便で安価な急速充電システムを構築することができ、電気自動車の普及に大きく貢献し得る。
特に、三相電源として柱上変圧器等を直接利用することができるので、柱上変圧器等の配電用の変圧器を当該急速充電システムのインフラの中に組み込むことで、急速充電システムのインフラを飛躍的に充実させることができる。
本発明の充電システムを搭載した電気自動車を概念的に示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係るバッテリ走行車両の充電システムを示す回路図である。 図2に示す充電システムにおける充電用の三相交流電圧の波形を示す波形図である。 本発明の第1の実施の形態に係るバッテリ走行車両の充電システムのコンバータのスイッチ素子のON/OFFを制御するスイッチングパルスの波形を示す波形図である。 本発明の第2の実施の形態に係るバッテリ走行車両の充電システムを示す回路図である。 単相電源または三相電源と車両側の三相コネクタとを接続するための接続用の充電コードを示す図で、(a)が単相充電用、(b)が三相充電用である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の充電システムを搭載した電気自動車を概念的に示す説明図である。同図に示すように、車両1には、電動機2、インバータ3およびバッテリ4等の駆動システムが搭載してあり、バッテリ4から供給される直流電力をインバータ3で交流電力に変換して電動機2を駆動させ、車両1を走行させている。一方、バッテリ4の充電時には、電動機2のコイルをリアクトルとして利用し、インバータ3をAC/DCコンバータとして機能させることにより、柱上変圧器等の三相電源5を直接、電動機2のコイルに接続して大電流を供給することによりの急速充電を行うようになっている。ここで、電動機2を回転させることなくそのコイルをリアクトルとして利用するためには、少なくとも2台の電動機が必要になる。電動機2を回転させないためには、3本のコイルに三相交流を印加することにより形成される回転磁界の形成を阻害する必要があるからである。
2台の電動機2を有する車両1としては2ホイールモータ駆動方式の電気自動車が、4台の電動機2を有する車両1としては4ホイールモータ駆動方式の電気自動車が存在する。また、電動機の他に車両1の駆動システムに電力を供給するための発電機が搭載されたものも存在するが、この場合には、電動機と発電機との合計台数、すなわち電動機と発電機とを合わせた台数として考える。電動機も発電機も原理的な構造は同じであり、各コイルをリアクトルとして利用し得るからである。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るバッテリ走行車両の充電システムを示す回路図である。本形態は、2ホイールモータ駆動方式の電気自動車に適用する充電システムである。
図2に示すように、本形態は、走行駆動用として電動機2A,2Bの2台を有する2ホイールモータ駆動方式の電気自動車の充電システムである。当該電気自動車の車体Iには、電動機2A,2Bの他に、駆動システムとして電動機2A,2Bを個別に駆動制御する2台のインバータ3A,3Bと、直流電源であるバッテリ4とが搭載されている。また、コンデンサC0は平滑用としてバッテリ4とインバータ3A,3Bとの間に接続されている車載部品である。
ここで、電動機2Aは、三相のU相,V相,W相にそれぞれ対応するコイルL11,L12,L13を有している。また、電動機2Bは、三相のU相,V相,W相にそれぞれ対応するコイルL21,L22,L23を有している。電動機2A,2Bは電動機として機能させるとき、すなわち車両1(図1参照;以下同じ)を走行させる駆動源として機能させるときには、端子(T11,T12,T13)、(T21,T22,T23)同士が一体的に接続されてそれぞれスター結線の中性点を構成している。
一方、本形態の充電システムの構成要素として機能させる場合には、端子(T11〜T13)、(T21〜T23)での各コイル(L11〜L13)、(L21〜L23)の接続を解除し独立させている。かかる状態で何れか二本と一本を選択し、三相電源5のU相、V相、W相の各相に三相コネクタCを介して接続する。本形態では、コイルL11をU相に、コイルL12をV相にそれぞれ接続し、コイルL21をW相に接続している。かくして、三相電源5のU相、V相、W相の各相に接続される端子TU,TV,TWを有する三相コネクタCは、その2個の端子TU,TVが一方の電動機2Aのいずれか2個のコイルL11,L12に独立して接続されるとともに、残りの端子TWが他方の電動機2Bのいずれか1個のコイルL21に接続される。かくして電動機2A,2Bで回転磁界が形成されることはなく、コイルL11,L12,L21をリアクトルとしてのみ利用することができる。ここで、三相コネクタCも車載部品であり、車体Iに外部に臨んで配設されている。なお、本形態の場合、コイルL13,L22,L23は電気的に未接続の状態となっている。
インバータ3Aは三相のU相,V相,W相にそれぞれ対応するスイッチ素子(SW11,SW41)、(SW21,SW51)、(SW31,SW61)を有している。同様に、インバータ3Bは三相のU相,V相,W相にそれぞれ対応するスイッチ素子(SW12,SW42)、(SW22,SW52)、(SW32,SW62)を有している。各インバータ3A,3Bにおいて各スイッチ素子SW11〜SW61および各スイッチ素子SW12〜SW62のON/OFFを適宜制御することにより、電動機2A,2Bを駆動するとき、すなわち車両1を走行させるときには、DC/ACコンバータとして機能させる。
一方、本形態の充電システムの構成要素として機能させる場合には、三相電源5の交流電力を直流に変換してバッテリ4に直流電力を供給するAC/DCコンバータとして機能させる。具体的には、図2に示す結線状態においてスイッチ素子(SW11〜SW61)、(SW12〜SW62)のON/OFFを以下のように制御する。
図3は三相電源5が出力する充電用の三相交流電圧の波形を示す波形図、図4はインバータ3A,3Bをコンバータ動作させる場合のスイッチ素子のON/OFFを制御するスイッチングパルスの波形を示す波形図である。図3に示すように、三相電源5の電圧は図中に実線で示すU相電圧、点線で示すV相電圧、一点鎖線で示すW相電圧からなる。U相電圧、V相電圧、W相電圧はそれぞれ120度の位相差を有している。そこで、スイッチ素子SW11,SW21,SW12,SW41,SW51,SW42を図4(a)〜(f)に示すタイミングでON/OFF制御することによりリアクトルとして機能するコイルL11,L12,L21を介して各相電圧に比例したU相電流、V相電流、W相電流を流すことができる。
さらに詳言すると、インバータ3A,3Bの上アームの構成要素であるスイッチ素子SW11,SW21,SW12をU相、V相、W相にそれぞれ対応させ、U相電圧が正の期間、V相電圧が正の期間、W相電圧が正の期間にスイッチ素子SW11,SW21,SW12をそれぞれON/OFF制御する。また、インバータ3A,3Bの下アームの構成要素であるスイッチ素子SW41,SW51,SW42についてもU相、V相、W相にそれぞれ対応させてON/OFF制御する。ここで、前記各期間においてスイッチ素子SW11,SW21,SW12はU相電流、V相電流、W相電流がそれぞれ各相電圧と比例するよう所定の高周波でON/OFF動作を繰り返す。同様に、スイッチ素子SW41,SW51,SW42についても所定の高周波でON/OFF動作を繰り返す。ただし、U相のスイッチ素子SW11とスイッチ素子SW41とは一方がON状態のとき他方はOFF状態となる。かかる相補的な関係は、V相のスイッチ素子SW21とスイッチ素子SW51との関係、W相のスイッチ素子SW12とスイッチ素子SW42との関係においても同様に成立している。
この結果、U、V、Wの各相電流に基づきAC/DCコンバータとして機能するインバータ3A,3Bを介して直流電流をバッテリ4に供給し、このバッテリ4の充電を行うことができる。このとき、スイッチ素子SW11,SW21,SW12,SW41,SW51,SW42を用いて、相補的PWM制御によりON/OFF動作中のデューティ比を変化させることで充電電流の大きさを適宜制御する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るバッテリ走行車両の充電システムを示す回路図である。本形態は、4ホイールモータ駆動方式の電気自動車に適用する充電システムである。なお、図5において図2と同一部分には同一番号を付し重複する説明は省略する。
図5に示すように、本形態は、走行駆動用として電動機2A,2Bの他に、さらに2台の電動機2C,2Dを有する4ホイールモータ駆動方式の電気自動車の充電システムである。当該電気自動車の車体IIには、電動機2A〜2Dの他に、駆動システムとして4台のインバータ3A〜3Dと、直流電源であるバッテリ4とが搭載されている。
ここで、各電動機2A〜2Dは、三相のU相,V相,W相にそれぞれ対応するコイル(L11,L12,L13)、(L21,L22,L23)、(L31,L32,L33)、(L41,L42,L43)を有するとともに、各コイル(L11,L12,L13)〜(L41,L42,L43)の中性点に端子NU,NV,NW,Nが接続されている。
また、本形態では、電動機2A,2Bに対応して設けられたインバータ3A,3Bの他にインバータ3C,3Dを有する。インバータ3Cは三相のU相,V相,W相にそれぞれ対応するスイッチ素子(SW13,SW43)、(SW23,SW53)、(SW33,SW63)を有している。同様に、インバータ3Dは三相のU相,V相,W相にそれぞれ対応するスイッチ素子(SW14,SW44)、(SW24,SW54)、(SW34,SW64)を有している。インバータ3A,3Bと同様に、各インバータ3C,3Dにおいて各スイッチ素子SW13〜SW63および各スイッチ素子SW14〜SW64のON/OFFを適宜制御することにより、電動機2A,2Bとともに電動機2C,2Dを駆動するとき、すなわち車両1を走行させるときには、DC/ACコンバータとして機能させる。
一方、本形態の充電システムの構成要素として機能させる場合には、三相電源5の交流電力を直流に変換してバッテリ4に直流電力を供給するAC/DCコンバータとして機能させる。
さらに詳言すると、本形態に係る充電システムでは、電動機2A,2B,2Cのコイル(L11,L12,L13)、(L21,L22,L23)、(L31,L32,L33)を端子NU,NV,NWを介して三相コネクタCの端子TU,TV,TWにそれぞれ接続する。この結果、三相電源5のU,V,W相電圧が、端子TU,TV,TWおよび端子NU,NV,NWを介して各コイル(L11,L12,L13)、(L21,L22,L23)、(L31,L32,L33)の各中性点に印加される。電動機2Dのコイル(L41,L42,L43)は電気的に未接続の状態にしておく。
かかる状態でインバータ3A〜3Cの上アームの構成要素であるスイッチ素子(SW11〜SW31)、(SW12〜SW32)、(SW13〜SW33)および下アームの構成要素であるスイッチ素子(SW41〜SW61)、(SW42〜SW62)、(SW43〜SW63)のON/OFFを次のように制御する。本形態では、電動機2A,2B,2Cの各コイル(L11,L12,L13)、(L21,L22,L23)、(L31,L32,L33)をU相,V相,W相のリアクトルとして利用するので、スイッチ素子(SW11〜SW31)、(SW12〜SW32)、(SW13〜SW33)およびスイッチ素子(SW41〜SW61)、(SW42〜SW62)、(SW43〜SW63)は3個が一体となってON/OFF制御される。具体的には、スイッチ素子(SW11〜SW31)が図4(a)に示すスイッチングパルスで一体的にON/OFF制御され、以下同様に、スイッチ素子(SW12〜SW32)が図4(b)に示すスイッチングパルスで、スイッチ素子(SW13〜SW33)が図4(c)に示すスイッチングパルスで、スイッチ素子(SW41〜SW61)が図4(d)に示すスイッチングパルスで、スイッチ素子(SW42〜SW62)が図4(e)に示すスイッチングパルスで、スイッチ素子(SW43〜SW63)が図4(f)に示すスイッチングパルスでそれぞれ一体的にON/OFF制御される。
本形態では、電動機2A〜2Cの各コイル(L11,L12,L13)、(L21,L22,L23)、(L31,L32,L33)を、そのまま、すなわち図2に示す第1の実施の形態とは異なり、中性点を分割することなく充電モードでも同様に使用し得るので、充電モードで使用するための中性点分割状態と、走行モードで使用するための中性点有効状態との区別が不要になる。
また、各コイル(L11,L12,L13)、(L21,L22,L23)、(L31,L32,L33)は一括して並列接続した形態となるので、リアクタンスは低下するが、許容電流、すなわち許容充電電流は、図2に示す第1の実施の形態の3倍となり、その分大きな充電電流を流すことができ、充電時間をさらに短縮できる。
本形態においては、充電モードにおいて各コイル(L11,L12,L13)、(L21,L22,L23)、(L31,L32,L33)毎に供給される三相電流は同相であるので、各電動機2A〜2Cで回転磁界が形成されることはなく、したがって各電動機2A〜2Cが回転することもない。
なお、上記実施の形態では、2台の電動機を有する2ホイールモータ駆動方式の電気自動車、および4台の電動機を有する4ホイールモータ駆動方式の電気自動車を例に採って説明したが、これらに限るものではない。2台の電動機には、例えば1台の電動機と1台の発電機との組み合わせも含まれ、少なくとも3台の電動機には、例えば2台の電動機と1台の発電機の組み合わせも含まれる。要するに、前者の場合には、1台の電動機または発電機の2本のコイル、他の発電機または電動機の1本のコイルの計3本のコイルをリアクトルとして利用できれば良く、後者の場合は、何れか3台の電動機または発電機の三相の各コイルをそれぞれ中性点を含むリアクトルとして利用できれば良い。
さらに、上記実施の形態は充電電源として三相電源5を使用する場合であるが、家庭用の単相交流の電源を使用することもできる。この場合には、図6(a)に示すような充電コード6と単相充電用アダプタ7を用いれば良い。単相充電用アダプタ7は車体I,IIに装着された単相コネクタであり、単相の普通充電用コネクタ8を挿入して接続し得る構造となっている。ここで、単相充電用アダプタ7から引き出された2本の接続線が三相コネクタCの何れか2個の端子(図では端子TU,TV)に接続されている。三相コネクタCの残りの一つ(図では端子TW)は未接続の状態となっている。
一方、一端部に普通充電用コネクタ8を接続した充電コード6の他端部には2本の導電部である接触片9A,9Bを有する単相プラグ9が接続されている。単相プラグ9は接触片9A,9Bを単相電源のコンセント(図示せず)に挿入することにより単相電源に接続される。かくして単相電源のコンセントと単相充電用アダプタ7との間を充電コード6で接続することにより、端子TU,TVを介して単相電力を車体I,II側に供給して単相の普通充電を行うことができる。
なお、上記実施の形態に係る三相急速充電においては、図6(b)に示すように、充電コード10の一端部に接続された三相充電コネクタ11をコネクタCに挿入して各端子TU,TV,TWと三相電源5との間を接続する。
本発明は、電気自動車を製造、販売する産業分野とともに、電力を供給する産業分野において利用することができる。
I,II 車体
1 車両
2A,2B,2C,2D 電動機
3A,3B,3C,3D インバータ
4 バッテリ
5 三相電源
L11〜L43 コイル
C 三相コネクタ
TU,TV,TW 端子

Claims (3)

  1. 2台の電動機を有し、バッテリの電力をインバータで交流電力に変換して電動機を回転することにより走行するバッテリ走行車両の充電システムであって、
    2個の端子が一方の電動機のいずれか2個のコイルに独立して接続されるとともに、残りの端子が他方の電動機のいずれか1個のコイルに接続されている三相コネクタと、
    前記三相コネクタに接続されることにより前記各コイルを介して、コンバータとして機能させる前記インバータに電力を供給して前記バッテリを充電する三相電源とを有することを特徴とするバッテリ走行車両の充電システム。
  2. 請求項1に記載するバッテリ走行車両の充電システムにおいて、
    前記三相電源は、柱上変圧器であることを特徴とするバッテリ走行車両の充電システム。
  3. 請求項1に記載するバッテリ走行車両の充電システムにおいて、
    前記三相電源の代わりに単相電源を用い、前記三相コネクタのうちの2個の端子に単相交流の電圧を印加するように構成したことを特徴とするバッテリ走行車両の充電システム。
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