JP5857872B2 - データ管理プログラム、データ管理装置、データ管理方法、および記録媒体 - Google Patents

データ管理プログラム、データ管理装置、データ管理方法、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、データ管理プログラム、データ管理装置、および記録媒体に関し、特に、データをフォルダ内に格納するときの誤操作を防止する技術に関する。
オンラインストレージ等に格納されたデータをあるフォルダ(以下、格納元フォルダという)から他のフォルダ(以下、格納先フォルダという)に移動やコピーをして格納させる場合には注意が必要である。フォルダごとに設定されている公開範囲(アクセスを許可する範囲)が異なる場合があるからである。
たとえば、格納先フォルダに設定された公開範囲が、格納元フォルダに設定された公開範囲よりも広い場合には、ユーザーは慎重に判断しないと、公開したくない相手にまでデータを公開してしまうおそれがある。逆に、格納先フォルダに設定された公開範囲が、格納元フォルダに設定された公開範囲よりも狭い場合には、公開しておく必要のあったデータまで非公開にしてしまうおそれがある。
そのため、ユーザーの意図に反してデータを格納元フォルダとは異なるフォルダに格納させてしまうことがないように、操作に制限を設けておくと便利である。
操作に制限を設ける技術としては、たとえば、安易に操作されたくないボタン等が配置された所定領域内には、その境界にポインターが到達してから所定時間が経過した後でなければ、進入できないようにする技術がある(特許文献1)。
特表2011−511332号公報
しかし、従来のような制限方法では、一定時間は所定領域内にポインターを移動させることができないため、ユーザーの操作が中断されてしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザーの操作を中断させることなく、ユーザーの意図に反するフォルダにデータを格納してしまうことを制限できるデータ管理プログラム、データ管理装置、および記録媒体を提供することを目的とする。
(1)アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理をコンピューターに実行させるデータ管理プログラムであって、任意のデータを格納しうる格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含む予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なる場合には、前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域に前記カーソルが進入しうる方向のうち一部の方向について前記格納先フォルダへの格納を不許可にするように、前記ターゲット領域を基準状態から変更することにより、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を前記コンピューターに実行させるデータ管理プログラム。
(2)アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理をコンピューターに実行させるデータ管理プログラムであって、データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を前記コンピューターに実行させ、前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、前記格納制限ステップにおいて、前記任意のデータの格納を制限する際には、前記格納先フォルダにおいて前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域を基準状態から変更し、前記カーソルが前記ターゲット領域に進入しうる方向のうち一部の方向について、前記格納先フォルダへの格納を不許可にする、データ管理プログラム。
(3)アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理をコンピューターに実行させるデータ管理プログラムであって、データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を前記コンピューターに実行させ、前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、前記格納制限ステップにおいて、前記予備動作によってカーソルが、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差するターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、データ管理プログラム。
(4)前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズを小さくするように変更する、上記(1)に記載のデータ管理プログラム。
(5)前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の形状を細長い形状とするように変更する、上記(1)に記載のデータ管理プログラム。
(6)前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の位置を前記格納元フォルダから遠い端に片寄せするように変更する、上記(1)に記載のデータ管理プログラム。
(7)前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズ、形状、位置および色の少なくともいずれかを変更する、上記(1)に記載のデータ管理プログラム。
(8)前記格納制限ステップにおいて、前記予備動作が、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差する前記ターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、上記(1)に記載のデータ管理プログラム。
(9)前記コンピューターは、ネットワークを介して複数の画像形成装置と接続可能であり、前記予備動作は、前記画像形成装置の操作パネルを介して行われる、上記(1)〜(8)のいずれかに記載のデータ管理プログラム。
(10)前記フォルダには、前記任意のデータとして、前記複数の画像形成装置により読み書き可能な、文書ファイル、画像ファイルまたは写真ファイルが格納される、上記(9)に記載のデータ管理プログラム。
(11)前記許可範囲は、前記複数の画像形成装置のうちの所定の画像形成装置を利用するユーザーによるアクセスを許可するものである、上記(9)または(10)に記載のデータ管理プログラム。
(12)フォルダごとにアクセスの許可範囲を設定する許可範囲設定部と、任意のデータを格納しうる格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含む予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定部と、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なる場合には、前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域に前記カーソルが進入しうる方向のうち一部の方向について前記格納先フォルダへの格納を不許可にするように、前記ターゲット領域を基準状態から変更することにより、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限部と、を有するデータ管理装置。
(13)フォルダごとにアクセスの許可範囲を設定する許可範囲設定部と、データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定部と、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断部と、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断部により判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限部と、を有し、前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、前記格納制限部は、前記任意のデータの格納を制限する際には、前記格納先フォルダにおいて前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域を基準状態から変更し、前記カーソルが前記ターゲット領域に進入しうる方向のうち一部の方向について、前記格納先フォルダへの格納を不許可にする、データ管理装置。
(14)フォルダごとにアクセスの許可範囲を設定する許可範囲設定部と、データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定部と、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断部と、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断部により判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限部と、を有し、前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、前記格納制限部は、前記予備動作によってカーソルが、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差するターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、データ管理装置。
(15)前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズを小さくするように変更する、上記(12)に記載のデータ管理装置。
(16)前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の形状を細長い形状とするように変更する、上記(12)に記載のデータ管理装置。
(17)前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の位置を前記格納元フォルダから遠い端に片寄せするように変更する、上記(12)に記載のデータ管理装置。
(18)前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズ、形状、位置および色の少なくともいずれかを変更する上記(12)に記載のデータ管理装置。
(19)前記格納制限部は、前記予備動作が、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差する前記ターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、上記(12)に記載のデータ管理装置。
(20)当該データ管理装置は、ネットワークを介して複数の画像形成装置と接続可能であり、前記予備動作は、前記画像形成装置の操作パネルを介して行われる、上記(12)〜(19)のいずれかに記載のデータ管理装置。
(21)前記フォルダには、前記任意のデータとして、前記複数の画像形成装置により読み書き可能な、文書ファイル、画像ファイルまたは写真ファイルが格納される、上記(20)に記載のデータ管理装置。
(22)前記許可範囲は、前記複数の画像形成装置のうちの所定の画像形成装置を利用するユーザーによるアクセスを許可するものである、上記(20)または(21)に記載のデータ管理装置。
(23)アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理を行うデータ管理方法であって、任意のデータを格納しうる格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含む予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なる場合には、前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域に前記カーソルが進入しうる方向のうち一部の方向について前記格納先フォルダへの格納を不許可にするように、前記ターゲット領域を基準状態から変更することにより、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を有するデータ管理方法。
(24)アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理を行うデータ管理方法であって、データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を有し、前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、前記格納制限ステップにおいて、前記任意のデータの格納を制限する際には、前記格納先フォルダにおいて前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域を基準状態から変更し、前記カーソルが前記ターゲット領域に進入しうる方向のうち一部の方向について、前記格納先フォルダへの格納を不許可にする、データ管理方法。
(25)アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理を行うデータ管理方法であって、データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を有し、前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、前記格納制限ステップにおいて、前記予備動作によってカーソルが、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差するターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、データ管理方法。
(26)上記(1)〜(11)のいずれかに記載のデータ管理プログラムを記憶したコンピューター読み込み可能な記録媒体。
本発明によれば、データを格納元フォルダから格納先フォルダへ移動させる際に、格納元フォルダに設定された公開範囲(アクセスの許可範囲)と、格納先フォルダに設定された公開範囲が異なる場合には、格納先フォルダへのデータの格納に制限を設ける。これは、データを移動させる操作に制限を設けるものではない。そのため、ユーザーの操作を中断させることなく、ユーザーの意図に反してデータが格納先フォルダに格納されることを制限できる。
第1実施形態にかかる印刷システムの概略構成図である。 データ管理サーバーの概略構成を示すブロック図である。 クライアント装置(PC、携帯端末)の概略構成を示すブロック図である。 クライアント装置(画像形成装置)の概略構成を示すブロック図である。 印刷システムの基本的なソフトウェア構成を示すブロック図である。 公開範囲データの概略データ構造を示す図である。 第1実施形態にかかるデータ格納処理の手順を示すフローチャートである。 基準状態のターゲット領域の一例を示す図である。 基準状態から変更されたターゲット領域の一例を示す図である。 (A)は第1実施形態にかかるターゲット領域の変形例1を示す図であり、(B)は第1実施形態にかかるターゲット領域の変形例2を示す図であり、(C)は第1実施形態にかかるターゲット領域の変形例3を示す図である。 第2実施形態にかかるデータ格納処理の手順を示すフローチャートである。 一部の方向からの格納を制限するターゲット領域の一例(格納できない場合)を示す図である。 一部の方向からの格納を制限するターゲット領域の一例(格納できる場合)を示す図である。 (A)は第2実施形態にかかるターゲット領域の変形例1を示す図であり、(B)は第2実施形態にかかるターゲット領域の変形例2を示す図である。 公開範囲データを変更するための変更画面の例を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかる印刷システム1の概略構成図の一例を示す図である。
図1に示されるとおり、印刷システム1は、データ管理サーバー100と、クライアント装置200と、を備えている。データ管理サーバー100とクライアント装置200は、コンピューターネットワーク(以下では単に「ネットワーク」という)を介して相互に通信可能に接続されている。
ここで、ネットワークは、インターネット(クラウド)10、イントラネット20、およびローカルネットワーク30、の少なくともいずれかを含む。
インターネット10は、TCP/IPプロトコル及びその上位階層に存在する様々なサービス、すなわちHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、Telnet、FTP(File Transfer Protocol)、DNS(Domain Name System)、SMTP(Simple MailTransfer Protocol)、SNMP(Simple Network Management Protocol)、NFS(Network File Service)、NIS(Network Information Service)などを提供する開放型ネットワークである。
また、イントラネット20は、上記のようなインターネットの標準的な技術(通信プロトコル)を用いて構築された企業内ネットワークであり、企業内等の限定された範囲で情報を共有可能にする。
また、ローカルネットワーク30は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)等の規格によりコンピューターやネットワーク機器同士を接続したLAN(Local Area Network)、あるいはLAN同士を専用線で接続したWAN(Wide Area Network)等を含む。
データ管理サーバー100は、文書ファイル、画像ファイル、写真ファイルなどの各種データを管理する情報処理装置であり、ネットワークを介して接続されたクライアント装置200から読み書き可能なオンラインストレージとして機能する。
データ管理サーバー100は、インターネット10を介してクライアント装置200と接続する第1のデータ管理サーバー100aと、イントラネット20を介してクライアント装置200と接続する第2のデータ管理サーバー100bと、ローカルネットワーク30を介してクライアント装置200と接続する第3のデータ管理サーバー100cと、に分類される。
なお、図1に示される例では、印刷システム1には、第1〜第3のデータ管理サーバー100a、100b、100cの全てのデータ管理サーバー100がネットワークに接続されているが、これに限定されない。印刷システム1には、第1〜第3のデータ管理サーバー100a、100b、100cのうちの少なくともいずれかがネットワークに接続されていればよく、台数も図示する例に限定されない。
また、クライアント装置200は、データ管理サーバー100をオンラインストレージとして利用できる情報処理装置である。
クライアント装置200は、パーソナルコンピューター(PC)200aと、ユーザーによって携帯可能なコンピューターである携帯端末200bと、少なくとも画像を形成する機能を有する画像形成装置200cと、に分類される。
なお、携帯端末200bには、携帯電話、スマートフォン、タブレット型コンピューター、などが含まれる。また、画像形成装置200cには、プリンター、複写機、ファクシミリ装置、複合機などが含まれる。
図1に示される例では、印刷システム1には、PC200a、携帯端末200b、画像形成装置200cの全てのクライアント装置200がネットワークに接続されているが、これに限定されない。印刷システム1には、PC200a、携帯端末200b、画像形成装置200cのうちの少なくともいずれかがネットワークに接続されていればよく、台数も図示する例に限定されない。
図2は、データ管理サーバー100(第1〜第3のデータ管理サーバー100a、100b、100c)の概略構成の一例を示すブロック図である。
図2に示されるとおり、データ管理サーバー100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ハードディスク14、ディスプレイ15、入力装置16、およびネットワークインターフェイス17を含み、これらは信号をやり取りするためのバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって、上記各構成の制御や各種の演算処理を行う。ROM12は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。
ハードディスク14は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや、各種データを格納する。ハードディスク14には、文書ファイル、画像ファイル、写真ファイルなどのドキュメントファイルを作成するためのドキュメントファイル作成アプリケーションがインストールされている。
ディスプレイ15は、たとえば、液晶ディスプレイであり、各種情報を表示する。入力装置16は、たとえば、マウス等のポインティングデバイスやキーボードを含み、各種情報の入力を行うために使用される。ネットワークインターフェイス17は、ネットワークを介して他の機器と通信するためのインターフェイスであり、IPv4、IPv6、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
図3は、クライアント装置200(特に、PC200aと携帯端末200b)の概略構成の一例を示すブロック図である。
図3に示されるとおり、PC200aと携帯端末200bは、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、ディスプレイ25、入力装置26、およびネットワークインターフェイス27を含み、これらは信号をやり取りするためのバス28を介して相互に接続されている。
なお、PC200a、携帯端末200bの上記各構成のうち、データ管理サーバー100と同様の機能を有する部分については、その説明を省略する。
ディスプレイ25は、たとえば、液晶ディスプレイやタッチパネルであり、各種情報を表示する。入力装置16は、たとえば、マウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネルなどを含み、各種情報の入力を行うために使用される。
図4は、クライアント装置200(特に、画像形成装置200c)の概略構成の一例を示す図である。
図4に示されるとおり、画像形成装置200cは、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスク34、操作パネル35、画像読取機構36、印刷機構37、およびネットワークインターフェイス38を含み、これらは信号をやり取りするためのバス39を介して相互に接続されている。
なお、画像形成装置200cの上記各構成のうち、データ管理サーバー100、PC200a、携帯端末200bと同様の機能を有する部分については、その説明を省略する。
操作パネル部35は、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。画像読取機構36は、スキャン機能を実現するための一般的な構成を含み、原稿台に載置された原稿を読み取り、画像を形成する。印刷機構37は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、印刷ジョブを展開して得られるビットマップ形式の画像データに基づく画像等を用紙等の記録媒体に印刷する。また、印刷機構37には、画像が形成された用紙に対して、ステープル処理、パンチ穴開け処理、および折り処理等のフィニッシング処理を施すための機構が含まれていてもよい。
なお、データ管理サーバー100およびクライアント装置200は、上記構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
図5は、印刷システム1の基本的なソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。第1実施形態の印刷システム1では、データ管理サーバー100に格納されているデータは、ネットワークを介したクライアント装置200からの遠隔操作によって、格納場所が変更(たとえば、フォルダ間でのファイルの移動)される。
データ管理サーバー100は、図5に示されるとおり、制御部101と、記憶部102と、表示部103と、操作部104と、通信部105と、データ格納部106と、を有する。
制御部101は、データ管理サーバー100全体の制御を行う。具体的には、制御部101は、上述したCPU11が、ROM12やハードディスク14に格納された所定のプログラムや各種データをRAM13に読み出して実行することにより、後述する各機能部102〜106を統括して制御する。
記憶部102は、各種データを記憶する。たとえば、記憶部102は、後述するデータ格納部106に格納されているデータを、インターネット10上のコンピューターにまで公開(すなわち、アクセスを許可)するのか、イントラネット20上のコンピューターにまで公開するのか、ローカルネット30上のコンピューターにだけ公開するのか、といった公開範囲(「アクセスの許可範囲」ともいう)を定める情報(後述する公開範囲データ300)を記憶する。
なお、記憶部102は、たとえば、上述したROM12、RAM13、ハードディスク14、その他の記憶媒体(フラッシュメモリー等)によって実現され、好ましくは不揮発性の二次記憶装置で構成される。
表示部103は、データ管理サーバー100のメンテナンス等を行うための各種画面を表示する。たとえば、表示部103は、上述したディスプレイ15によって実現される。
操作部104は、ユーザーから各種情報の入力を受け付ける。たとえば、操作部104は、上述した入力装置16によって実現される。
通信部105は、データ管理サーバー100をネットワークに接続し、クライアント装置200と各種データの送受信を行う。たとえば、通信部105は、上述したネットワークインターフェイス17によって実現される。
データ格納部106は、ネットワークを介してクライアント装置200からアクセス可能な記憶領域を有し、文書ファイル、画像ファイル、写真ファイルなどの各種データを格納する。たとえば、データ格納部106は、上述したハードディスク14やデータベースによって実現される。
また、PC200aや携帯端末200bのクライアント装置200は、図5に示されるとおり、制御部201と、記憶部202と、表示部203と、操作部204と、通信部205と、を有する。
制御部201は、クライアント装置200(PC200a、携帯端末200b)全体の制御を行う。具体的には、制御部201は、上述したCPU21が、ROM22やハードディスク24に格納された所定のプログラムや各種データをRAM23に読み出して実行することにより、後述する各機能部202〜205を統括して制御する。
記憶部202は、各種データを記憶する。たとえば、記憶部202は、データ管理サーバー100へアップロードするデータ等を記憶する。
なお、記憶部202は、たとえば、上述したROM22、RAM23、ハードディスク24、その他の記憶媒体(USBメモリー等)によって実現され、好ましくは不揮発性の二次記憶装置で構成される。
表示部203は、データ管理サーバー100に格納されているデータの格納場所を変更する操作(遠隔操作)を行うための画面等を表示する。たとえば、表示部203は、上述したディスプレイ25によって実現される。なお、データ管理サーバー100のGUI(Graphical User Interface)やデスクトップ環境をクライアント装置200から遠隔操作する場合には、一般的なリモートデスクトップの技術(「RDP(Remote Desktop Protocol)」、「X Window System」等)を利用すればよい。
操作部204は、ユーザーから各種情報の入力を受け付ける。たとえば、操作部204は、上述した入力装置26によって実現される。
通信部205は、クライアント装置200(PC200a、携帯端末200b)をネットワークに接続し、データ管理サーバー100と各種データの送受信を行う。たとえば、通信部205は、上述したネットワークインターフェイス27によって実現される。
また、画像形成装置200cのクライアント装置200は、図5に示されるとおり、制御部301と、記憶部302と、表示部303と、操作部304と、通信部305と、画像形成部306と、後処理部307と、を有する。
制御部301は、クライアント装置200(画像形成装置200c)全体の制御を行う。具体的には、制御部301は、上述したCPU31が、ROM32やハードディスク34に格納された所定のプログラムや各種データをRAM33に読み出して実行することにより、後述する各機能部302〜307を統括して制御する。
記憶部302は、各種データを記憶する。たとえば、記憶部302は、データ管理サーバー100へアップロードするデータ等を記憶する。
なお、記憶部302は、たとえば、上述したROM32、RAM33、ハードディスク34、その他の記憶媒体(USBメモリー、SDカード等)によって実現される。
表示部303は、データ管理サーバー100に格納されているデータの格納場所を変更する操作(遠隔操作)を行うための画面等を表示する。たとえば、表示部303は、上述した操作パネル35によって実現される。
操作部304は、ユーザーから各種情報の入力を受け付ける。たとえば、操作部304は、上述した操作パネル35によって実現される。
通信部305は、クライアント装置200(画像形成装置200c)をネットワークに接続し、データ管理サーバー100と各種データの送受信を行う。たとえば、通信部305は、上述したネットワークインターフェイス38によって実現される。
画像形成部306は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、印刷ジョブを展開して得られるビットマップ形式の画像データに基づく画像を用紙等の記録媒体に印刷する。たとえば、画像形成部306は、上述した画像読取機構36や印刷機構37によって実現される。
後処理部307は、画像形成部306により画像が形成された用紙に対して、ステープル処理、パンチ穴開け処理、および折り処理等のフィニッシング処理を施す。たとえば、後処理部307は、上述した印刷機構37によって実現される。
<第1実施形態にかかるデータ格納処理>
以下、第1実施形態にかかるデータ格納処理について説明する。なお、データ格納処理の具体的な処理内容を説明する前に、前提となる設定や条件等の一例について説明する。
データ管理サーバー100(第1〜第3のデータ管理サーバー100a、100b、100c)のデータ格納部106には、各種データ(文書データ、画像データ、等)が格納されている。各種データは制御部101によってフォルダごとにまとめて管理される。
また、データ管理サーバー100の制御部101は、データ格納処理に先立ち、データ格納部106の各種データをまとめているフォルダごとに、公開範囲(アクセスの許可範囲)を設定しておく。
具体的には、通信相手のコンピューターが接続されたネットワークの種類と、ユーザーの種類と、の組み合わせに応じて、公開範囲が設定される。
たとえば、インターネット10とイントラネット20とローカルネット30の全てのネットワーク上のコンピューターにアクセスを許可する第1のネットワーク範囲と、イントラネット20とローカルネット30上のコンピューターにアクセスを許可する第2のネットワーク範囲と、ローカルネット30上のコンピューターにだけアクセスを許可する第3のネットワーク範囲と、のいずれかに設定される。
通信相手のコンピューターを利用する全てのユーザーにアクセスを許可する第1のアクセス権限(「公開」ともいう)と、通信相手のコンピューターを利用する一部のユーザー(またはグループ)にアクセスを許可する第2のアクセス権限(「共有」ともいう)と、通信相手のコンピューターを利用するユーザーのうちアクセス対象のファイルを所有しているユーザー(所有者)にだけアクセスを許可する第3のアクセス権限(「プライベート」ともいう)と、のいずれかに設定される。
ここで、第1のネットワーク範囲と第1のアクセス権限の組み合わせを「第1の公開範囲」とよぶ。また、第1のネットワーク範囲と第2のアクセス権限の組み合わせを「第2の公開範囲」とよぶ。また、第1のネットワーク範囲と第3のアクセス権限の組み合わせを「第3の公開範囲」とよぶ。
同様に、第2のネットワーク範囲と第1のアクセス権限の組み合わせを「第4の公開範囲」とよぶ。また、第2のネットワーク範囲と第2のアクセス権限の組み合わせを「第5の公開範囲」とよぶ。また、第2のネットワーク範囲と第3のアクセス権限の組み合わせを「第6の公開範囲」とよぶ。
また、第3のネットワーク範囲と第1のアクセス権限の組み合わせを「第7の公開範囲」とよぶ。また、第3のネットワーク範囲と第2のアクセス権限の組み合わせを「第8の公開範囲」とよぶ。また、第3のネットワーク範囲と第3のアクセス権限の組み合わせを「第9の公開範囲」とよぶ。
したがって、データ格納部106の各種データをまとめている各フォルダには、第1〜第9の公開範囲のいずれかが設定されることになる。
そして、第1〜9の公開範囲のうち、最も公開範囲(アクセスの許可範囲)が広くなるのは、第1の公開範囲が設定された場合とする。また、2番目に公開範囲が広くなるのは、第2、第4、第7の公開範囲が設定された場合とする。また、3番目に公開範囲が広くなるのは、第5、第8の公開範囲が設定された場合とする。また、4番目に公開範囲が広くなるのは、第3の公開範囲が設定された場合とする。また、5番目に公開範囲が広くなるのは、第6の公開範囲が設定された場合とする。そして、最も公開範囲が狭くなるのは、第9の公開範囲が設定された場合とする。
以上のような公開範囲についての設定内容は、記憶部120の公開範囲データ300に保持される。
図6は、公開範囲データ300の概略データ構造の一例を示す図である。図6に示されるとおり、公開範囲データ300は、設定名称310と、公開ネットワーク320と、アクセス権限330と、公開範囲の広さ340と、が少なくとも対応付けられたレコード350を含む。ここで、設定名称310は、フォルダごとに設定される公開範囲の名称を示すデータを含み、例えば、上述した「第1の公開範囲」、「第2の公開範囲」等の文字列である。公開ネットワーク320には、アクセスを許可するネットワークの範囲を示すデータを含み、例えば、上述した「第1のネットワーク範囲」、「第2のネットワーク範囲」等の文字列である。アクセス権限330は、アクセスを許可するユーザーの範囲を示すデータを含み、例えば、上述した「公開」、「共有」、「プライベート」等の文字列である。公開範囲の広さ340は、公開範囲の広さについて順位を示すデータを含む。
以上のように、データ格納部106の各種データをまとめているフォルダごとに、公開範囲(アクセスの許可範囲)が設定されているものとする。
図7は、第1実施形態にかかるデータ格納処理の手順の一例を示すフローチャート、図8は、クライアント装置200において表示されるフォルダアイコンの一例を示す図、図9はステップS14でサイズが変更されたターゲット領域63の一例を示す図である。
第1実施形態にかかるデータ格納処理は、クライアント装置200により実行される。以下では、クライアント装置200のうちPC200aによって実行される例について説明するが、携帯端末200bや画像形成装置200cによって実行されてもよい。また、図7のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、クライアント装置200のROM22、32やハードディスク24、34にプログラムとして記憶され、CPU21、31によって実行される。また、図8に示される例では、クライアント端末200の表示部203に、複数のフォルダアイコンが表示されている。
PC200aの制御部201は、操作部204によるユーザーからの指示に従い、データ管理サーバー100の任意のフォルダに対してアクセスする。このアクセスに伴って、制御部201は、図7に示されるフローチャートを開始する。尚、本発明の別実施形態においては、データ管理サーバー100の他、PC200a自体にもデータ格納部を設けてもよく、このようなローカルなデータ格納部内の任意のフォルダに対してアクセスすることによって図7のフローチャートが開始されても良い。
まず、制御部201は、ユーザーにアクセスされたデータ格納部106内のフォルダの構成(階層、当該フォルダに含まれる他のフォルダやデータ等)を示すデータを、データ管理サーバー100から通信部205を介して受信し、フォルダを示すフォルダアイコンや文書データ等を示すファイルを示すファイルアイコンとして、表示部203に表示する(ステップS11)。
ここで、制御部201は、フォルダアイコン61、62ごとに、任意のデータ(文書ファイル等)の格納を受け付けるターゲット領域63(図8に示す網掛け領域)を設ける。
また、制御部201は、フォルダアイコン61、62ごとに、任意のデータ(文書ファイル等)を格納するための予備動作を検知する検知領域64(図8に示す点線で囲まれた領域)を設ける。なお、検知領域64は、少なくともターゲット領域63以上のサイズに設定される。
上記のように、フォルダアイコン61、62ごとにターゲット領域63と検知領域64が設けられた状態において、制御部201は、任意のデータ(文書ファイル等)をいずれかのフォルダに格納するための予備動作がなされたかどうか判断する(ステップS12)。具体的には、制御部201は、任意のデータを指定した状態(たとえば、文書ファイルのアイコンをドラッグした状態)でカーソル(たとえば、マウスポインター)が検知領域64に進入した場合に(図8に示す地点A)、当該データをフォルダ内に格納するための予備動作がなされたと判断する。
制御部201は、予備動作がされない場合(ステップS12:No)、ステップS12の処理を繰り返すことによって、当該予備動作がなされたかを監視を続ける。
一方、予備動作がなされたことを検知すると(ステップS12:Yes)、制御部201は、検知された予備動作によってデータが格納されうる格納先フォルダ(図示する例では、フォルダアイコン62に対応するフォルダ)に設定されている公開範囲と、当該データを元から格納している格納元フォルダ(図示する例では、フォルダアイコン61に対応するフォルダ)に設定されている公開範囲と、を比較する(ステップS13)。たとえば、制御部201は、通信部205を介してデータ管理サーバー100から公開範囲データ300を取得し、格納先フォルダと格納元フォルダのそれぞれに設定されている公開範囲(すなわち、設定名称310)を特定する。そして、制御部201は、特定した公開範囲の広さ(すなわち、特定した設定名称310に対応付けられている公開範囲の広さ340)を比較して、公開範囲の広さが異なるか判断する。
制御部201は、格納先フォルダと格納元フォルダとで設定されている公開範囲の広さが異なる場合には(ステップS13:Yes)、ステップS14に進む。
制御部201は、格納先フォルダへのデータの格納を制限する(ステップS14)。たとえば、制御部201は、格納先フォルダに設けられたターゲット領域63を基準状態から変更することによって、格納先フォルダへのデータの格納を制限する。ここで、ターゲット領域63の基準状態とは、図8の網掛け領域に示されるように、フォルダアイコン62と略同位置に設けられ、フォルダアイコン62と略同サイズの矩形領域を有する状態をいう。そして、ステップS14においては、制御部201は、ターゲット領域63のサイズを、基準状態よりも小さくする。
図9に示されるとおり、ターゲット領域63が基準状態よりも小さいため、フォルダアイコン62の中心部分に正確にデータ(たとえば、文書ファイルのアイコン)を格納する操作(たとえば、ドロップ)が行われない限り、格納先フォルダに当該データを格納することができない。ここで、フォルダアイコンの中心部分に正確にデータを格納する操作とは、たとえば、文書ファイルのファイルアイコンを、基準状態より小さくなったターゲット領域63内にドラッグアンドドロップする操作である。このようにして、格納先フォルダへのデータの格納を制限できる。
また、格納先フォルダに設定されている公開範囲の広さが、格納元フォルダに設定されている公開範囲の広さと一致する場合には(ステップS13:No)、ステップS15に進む。
ステップS15では、制御部201は、格納先フォルダへのデータの格納について無制限にする(ステップS15)。たとえば、制御部201は、格納先フォルダに設けられたターゲット領域63を基準状態に維持することによって、格納先フォルダへのデータの格納について無制限にする。
ステップS14またはS15の処理が終了後、ステップS12に戻り、処理が繰り返される。
以上のデータ格納処理をPC200aで行うことにより、格納元フォルダに設定されている公開範囲と、格納先フォルダに設定されている公開範囲と、が異なる場合には、格納先フォルダにデータを格納しにくくし、格納を制限できる。
これにより、たとえば、格納先フォルダに設定されている公開範囲が、格納元フォルダに設定されている公開範囲よりも広い場合でも、意識せずに公開させたくない相手にまでデータを公開してしまうことを回避できる。換言すると、格納を制限することで、公開範囲を拡大しようとしていることをユーザーに知らせることができる。
また、格納先フォルダに設定されている公開範囲が、格納元フォルダに設定されている公開範囲よりも狭い場合には、意識せずに公開しておく必要のあったデータを非公開にしてしまうことを回避できる。換言すると、公開範囲を縮小しようとしていることをユーザーに知らせることができる。
また、カーソル(たとえば、マウスポインター)の移動には制限をかけないため、ユーザーの操作を中断させることなく、意図しない公開範囲の変更を制限できる。
なお、上記したフローチャートの各処理単位は、印刷システム1の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理ステップの分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。PC200aが行う処理は、さらに多くの処理ステップに分割することもできる。また、1つの処理ステップが、さらに多くの処理を実行してもよい。
また、上記の第1実施形態は、本発明の要旨を例示することを意図し、本発明を限定するものではない。多くの代替物、修正、変形例は当業者にとって明らかである。
たとえば、上記の第1実施形態では、ステップS14において、制御部201は、ターゲット領域63のサイズを、基準状態よりも小さくする例について説明している。しかし、これに限定されず、ターゲット領域63のサイズ、形状、および位置の少なくともいずれかを変更してよい。尚、ターゲット領域63をユーザーに対して視覚的に明示する形態にあっては、当該ターゲット領域63の色を、注意を促す色(例えば赤)に変更するようにしても良い。
図10は、ターゲット領域63についての各種変形例を示す図である。図10(A)は、ターゲット領域63についての変形例1を示す図である。フォルダアイコンの横方向(X軸方向)の長さを「m」とし、フォルダアイコンの縦方向(Y軸方向)の長さを「n」とする。この場合に、制御部201は、横方向の「m/4」から「3m/4」までの範囲、かつ、縦方向の「n/4」から「3n/4」までの範囲に含まれる領域を、ターゲット領域63としてもよい。こうすることにより、矩形形状のターゲット領域63をフォルダアイコンの中心部分に設けることができる。
また、図10(B)は、ターゲット領域63についての変形例2を示す図である。図10(B)に示されるとおり、制御部201は、横方向の「0」から「m/5」までの範囲、かつ、縦方向の「0」から「n」までの範囲に含まれる領域を、ターゲット領域63としてもよい。こうすることにより、フォルダアイコンの端(左端)にターゲット領域63を片寄せして設けることができる。ここで、ターゲット領域63をフォルダアイコンのどの端に片寄するかについては、格納元フォルダと格納先フォルダとの位置関係によって適宜変更しても良い。例えば、格納先フォルダのフォルダアイコンの、格納元フォルダから遠い位置となる端に片寄せするようにしても良い。
また、図10(C)は、ターゲット領域63についての変形例3を示す図である。図10(C)に示されるとおり、制御部201は、横方向の「0」から「m」までの範囲、かつ、縦方向の「2n/5」から「3n/5」までの範囲に含まれる領域を、ターゲット領域63としてもよい。こうすることにより、フォルダアイコンの中央部分に細長い形状のターゲット領域63を設けることができる。
もちろん、ターゲット領域63の形状は、矩形以外の円、楕円、多角形等の形状でもよい。また、制御部201は、ターゲット領域63を表示部203に明示させてもよく、ターゲット領域63を強調するための色(たとえば、赤)で表示してもよい。
また、上記の第1実施形態では、検知領域64を矩形にしているが、これに限定されず、少なくともターゲット領域63以上のサイズであれば、どのような形状であってもよい。
また、上記の第1実施形態では、制御部201は、ステップS13において、データ管理サーバー100から公開範囲データ300を取得している。しかし、これに限定されず、制御部201は、図7に示されるフローチャートの開始に先立ち、予めデータ管理サーバー100から取得しておいてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、PC200aの制御部201は、ターゲット領域63のサイズを基準状態より小さくすることによって、格納先フォルダへのデータの格納を制限している。
これに対し、第2実施形態では、制御部201は、カーソル(たとえば、マウスポインター)がターゲット領域63に進入しうる方向のうちの一部の方向について、格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする。
なお、第2実施形態の印刷システム1は、第1実施形態と同様のハードウェア構成、機能構成からなり、第1実施形態の印刷システム1とは動作が異なる。以下、第2実施形態の説明は、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
<第2実施形態にかかるデータ格納処理>
図11は第2実施形態にかかるデータ格納処理の手順の一例を示すフローチャート、図12はクライアント装置において表示されるフォルダアイコンの一例を示す図、図13は一部の方向からの格納が制限されていても、他の方向からの格納は制限されない例を示す図である。第2実施形態にかかるデータ格納処理も、クライアント装置200により実行される。以下では、クライアント装置200のうちPC200aによって実行される例について説明するが、携帯端末200bや画像形成装置200cによって実行されてもよい。また、図11のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、クライアント装置200のROM22、32やハードディスク24、34にプログラムとして記憶され、CPU21、31によって実行される。また、図12に示される例では、表示部203に、複数のフォルダアイコン61、62が表示されている。
なお、第1実施形態と同様に、第2実施形態においても、図11に示されるフローチャートの開始に先立ち、データ管理サーバー100側のデータ格納部106には、各種データ(文書データ、画像データ、等)が格納されているものとする。各種データは制御部101によってフォルダごとにまとめて管理される。
また、フォルダごとに公開範囲(アクセスの許可範囲)も設定されているものとする。
そして、PC200aの制御部201は、操作部204によるユーザーからの指示に従い、データ管理サーバー100の任意のフォルダにアクセスする。このアクセスに伴って、制御部201は、図11に示されるフローチャートを開始する。
まず、制御部201は、上記の第1実施形態で説明したステップS11と同様の処理を実行し、フォルダアイコンを表示部203に表示する(ステップS21)。
第1実施形態と同様に、制御部201は、フォルダアイコン61、62ごとに、任意のデータ(文書ファイル等)の格納を受け付けるターゲット領域63(図12に示す網掛け領域)を設ける。
また、制御部201は、フォルダアイコン61、62ごとに、任意のデータ(文書ファイル等)を格納するための予備動作を検知する検知領域64(図12に示す点線で囲まれた領域)を設ける。
次に、制御部201は、フォルダアイコンごとに設けられているターゲット領域63の外縁(ターゲット領域63が矩形の場合は上下左右の4辺)のどの部分をカーソル(たとえば、マウスポインター)が通過しても、データを格納先フォルダに格納可能に設定する(ステップS22)。すなわち、制御部201は、任意のデータを指定した状態(たとえば、文書ファイルのアイコンをドラッグした状態)であっても、カーソル(たとえば、マウスポインター)がどの方向からでもターゲット領域63に進入できるようにしておく。
続いて、制御部201は、上記の第1実施形態で説明したステップS12、S13と同様の処理を実行する(ステップS23、S24)。すなわち、制御部201は、任意のデータ(文書ファイル等)をフォルダ内に格納するための予備動作がなされたかどうか判断し、たとえば、図12に示す地点Aにおいて予備動作がなされたことを検知すると、格納先フォルダに設定されている公開範囲と、格納元フォルダに設定されている公開範囲と、を比較する。
そして、制御部201は、格納先フォルダに設定されている公開範囲の広さが、格納元フォルダに設定されている公開範囲の広さと一致する場合には(ステップS24:No)、ターゲット領域63の状態を変更する必要がないので、ステップS23に戻る。
一方、制御部201は、納先フォルダに設定されている公開範囲の広さが、格納元フォルダに設定されている公開範囲の広さと異なる場合には(ステップS24:Yes)、ステップS25に進む。
ステップS25では、制御部201は、格納を制限するためのターゲット領域63の外縁を決定する(ステップS25)。たとえば、ターゲット領域63が矩形の場合、制御部201は、格納先フォルダと格納元フォルダを結ぶ直線と交差するターゲット領域63の上下左右のいずれかの辺を、格納を制限するための外縁に決定する。格納先フォルダと格納元フォルダを結ぶ直線は、フォルダアイコン62の中心点とフォルダアイコン61の中心点を結ぶ直線としてもよい。尚、格納元フォルダ及び格納先フォルダの双方或いは一方のみが展開されウィンドウ表示されている場合も考えられる。双方がウィンドウ表示されている場合、一方のウィンドウの中心点と他方のウィンドウの中心点を結ぶ直線としてもよい。一方のみがウィンドウ表示されている場合は、ウィンドウの中心点とフォルダアイコンの中心点とを結ぶ直線としてもよい。或いは、ウィンドウ表示されていることに関わらず、フォルダアイコン62とフォルダアイコン61の中心点を結ぶ直線としてもよい。
図12に示す例では、フォルダアイコン62の中心点とフォルダアイコン61の中心点を結ぶ直線は、ターゲット領域63の外縁部分と地点B(白丸)で交差している。したがって、制御部201は、ターゲット領域63の外縁を構成する辺のうち、右側(格納元フォルダのアイコン61側)の辺(太線)を、格納の制限に関する辺に決定する。
次に、制御部201は、格納先フォルダに設けられたターゲット領域63を、ステップS22で設定された状態(基準状態)から変更することによって、格納先フォルダへのデータの格納を制限する(ステップS26)。たとえば、制御部201は、カーソルがステップS25で決定された外縁部分を通過する場合には、格納先フォルダへのデータの格納ができないように設定する。
なお、ステップS25で決定された外縁部分以外の部分をカーソルが通過する場合には、格納先フォルダへのデータの格納は許可される。
図13に示されるとおり、制御部201は、ステップS25でカーソルが通過すると決定された辺(太線)以外の辺(ターゲット領域63の上、左、下の辺)をカーソルが通過する場合には、格納先フォルダへのデータの格納を許可している。そのため、格納元フォルダから格納先フォルダに向かって直線的にデータを移動させた場合には、格納先フォルダにデータを格納することはできない。その一方で、ステップS25でカーソルが通過すると決定された辺(太線)を回り込んでデータを移動させた場合には、格納先フォルダにデータを格納することができる。
ステップS26の処理が終了後、ステップS23に戻る。
以上のデータ格納処理をPC200aで行うことにより、格納元フォルダに設定されている公開範囲と、格納先フォルダに設定されている公開範囲と、が異なる場合には、格納先フォルダにデータを格納しにくくし、格納を制限することができる。
特に、格納元フォルダから格納先フォルダに向かって直線的にデータを移動させた場合には、格納先フォルダにデータを格納させない。したがって、データの格納に最も簡単または最も実行されそうな操作による格納を不可にすることで、意識しない公開範囲の変更を確実に回避できる。
これにより、たとえば、格納先フォルダに設定されている公開範囲が、格納元フォルダに設定されている公開範囲よりも広い場合でも、意識せずに公開させたくない相手にまでデータを公開してしまうことを回避できる。換言すると、格納を制限することで、公開範囲を拡大しようとしていることをユーザーに知らせることができる。
また、格納先フォルダに設定されている公開範囲が、格納元フォルダに設定されている公開範囲よりも狭い場合には、意識せずに公開しておく必要のあったデータを非公開にしてしまうことを回避できる。換言すると、公開範囲を縮小しようとしていることをユーザーに知らせることができる。
また、カーソル(たとえば、マウスポインター)の移動には制限をかけないため、ユーザーの操作を中断させることなく、意図しない公開範囲の変更を制限できる。
なお、上記したフローチャートの各処理単位は、印刷システム1の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理ステップの分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。PC200aが行う処理は、さらに多くの処理ステップに分割することもできる。また、1つの処理ステップが、さらに多くの処理を実行してもよい。
また、上記の第2実施形態は、本発明の要旨を例示することを意図し、本発明を限定するものではない。多くの代替物、修正、変形例は当業者にとって明らかである。
たとえば、ターゲット領域63の形状を、矩形以外の形状(たとえば、円、楕円、等)としてもよい。
図14は、ターゲット領域63の形状の各種変形例を示す図である。図14(A)は、ターゲット領域63の形状を円にした場合の変形例1を示す図である。図14(A)に示されるとおり、ターゲット領域63の形状を円にした場合には、制御部201は、上記のステップS25において、格納先フォルダと格納元フォルダを結ぶ直線と交差する円弧(中心角60°の円弧)Lを、カーソルが通過する外縁部分と決定する。
こうすることにより、ターゲット領域63の形状を円にした場合でも、格納元フォルダから格納先フォルダに向かって直線的にデータを移動させた場合には、格納先フォルダにデータを格納できないようにできる。
図14(B)は、ターゲット領域63の形状を立方体のように表した変形例2を示す図である。実際には、ディスプレイは平面なので、3つの平行四辺形を結合した形状によりターゲット領域63を立体に表現している。図14(B)に示される通り、ターゲット領域63の形状を立方体にした場合には、制御部201は、上記のステップS25において、格納先フォルダと格納元フォルダを結ぶ直線と交差する1つの平行四辺形(縦縞の領域)Sを、カーソルが通過する外縁部分と決定する。こうすることにより、ターゲット領域63の形状を立方体にした場合でも、格納元フォルダから格納先フォルダに向かって直線的にデータを移動させた場合には、格納先フォルダにデータを格納できないようにできる。
また、制御部201は、第2実施形態においても、ターゲット領域63を表示部203に明示させてもよく、ターゲット領域63を強調するための色(たとえば、赤)で表示してもよい。
また、検知領域64についても、少なくともターゲット領域63以上のサイズであれば、どのような形状であってもよい。
また、上記の第2実施形態では、矩形のターゲット領域63の外縁を構成する1辺上をカーソルが通過する場合に、格納先フォルダへのデータの格納を不許可にしている。しかし、これに限られず、格納先フォルダへのデータの格納を不許可にするのは、ターゲット領域63の外縁を構成する1辺のうちの一部区間(たとえば、中央部分)上をカーソルが通過した場合としてもよい。また、ターゲット領域63の外縁を構成する複数の辺(2辺、3辺)のうちいずれかの辺上をカーソルが通過した場合としてもよい。
また、上記の第1実施形態および第2実施形態では、公開範囲データ300に含まれる公開範囲の広さ340の順位は、予め決められているものとして説明している。しかし、本発明は、これに限定されず、公開範囲の広さ340の順位について、ユーザーが任意に変更できるようにしてもよい。
図15は、公開範囲の広さ340の順位を変更するための変更画面400を示す図である。図15に示されるとおり、制御部201は、変更画面400を表示部203に表示する。変更画面400には、公開範囲データ300に含まれる公開ネットワーク320とアクセス権限330をそれぞれ示す領域410、420が設けられる。そして、上ボタン430と下ボタン440が操作されることにより、公開ネットワーク320とアクセス権限330の組み合わせごとにある第1〜9の公開範囲310について、公開範囲の広さ340の順位を自由に変更することができる。
また、上記の第1実施形態および第2実施形態では、データをドラッグアンドドロップにより格納先フォルダに格納する例について説明している。しかし、本発明は、これに限定されず、データをコピー(あるいは、切り取り)する指示と、当該データを格納先フォルダ内にペーストする指示さえ入力されればよい。ただし、この場合においても、カーソル(たとえば、マウスポインター)が検知領域64に進入したときに、格納先フォルダにデータを格納するための予備動作がなされたと判断する。
また、本発明の実施形態としてフォルダが展開されウィンドウ表示される形態における扱いについて上述したが、特に格納先フォルダについては、展開されずにフォルダアイコン表示されている場合と、展開されてウィンドウ表示されている場合と、によって制御を異ならせても良い。具体的には、フォルダアイコン表示されている場合は予備動作を検知したら上記の第1、第2実施形態に従ったファイル移動制限の制御を行い、ウィンドウ表示されている場合は予備動作を検知したらファイル移動に関する警告表示を行うこととしても良い。
以上の印刷システム1の構成は、上記の各実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られない。また、一般的なデータ管理サーバー100、クライアント装置200(PC200a、携帯端末200b、画像形成装置200c)が備える構成を排除するものではない。
また、上記した印刷システム1の各機能構成は、各機能構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。構成要素の分類の仕方や名称によって、本願発明が制限されることはない。各機能構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、データ管理サーバー100、クライアント装置200を動作させるプログラムは、USBメモリー、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ROMやHDD等に転送され記憶される。また、このプログラムは、たとえば、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、データ管理サーバー100、クライアント装置200の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込んでもよい。
また、上記の各構成要素の処理は、専用のハードウェア回路によっても実現することもできる。この場合には、1つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
1 印刷システム、
10 インターネット、
20 イントラネット、
30 ローカルネットワーク、
61、62 フォルダアイコン、
63 ターゲット領域、
64 検知領域、
100 データ管理サーバー、
101 制御部(データ管理サーバー)、
106 データ格納部、
200 クライアント装置、
200a PC、
200b 携帯端末、
200c 画像形成装置、
201 制御部(PC、携帯端末)、
300 公開範囲データ、
301 制御部(画像形成装置)、
310 設定名称、
320 公開ネットワーク、
330 アクセス権限、
340 公開範囲の広さ、
400 変更画面。

Claims (26)

  1. アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理をコンピューターに実行させるデータ管理プログラムであって、
    任意のデータを格納しうる格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含む予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なる場合には、前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域に前記カーソルが進入しうる方向のうち一部の方向について前記格納先フォルダへの格納を不許可にするように、前記ターゲット領域を基準状態から変更することにより、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、
    を前記コンピューターに実行させるデータ管理プログラム。
  2. アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理をコンピューターに実行させるデータ管理プログラムであって、
    データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、
    前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を前記コンピューターに実行させ、
    前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、
    前記格納制限ステップにおいて、前記任意のデータの格納を制限する際には、前記格納先フォルダにおいて前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域を基準状態から変更し、前記カーソルが前記ターゲット領域に進入しうる方向のうち一部の方向について、前記格納先フォルダへの格納を不許可にする、データ管理プログラム。
  3. アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理をコンピューターに実行させるデータ管理プログラムであって、
    データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、
    前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を前記コンピューターに実行させ、
    前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、
    前記格納制限ステップにおいて、前記予備動作によってカーソルが、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差するターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、データ管理プログラム。
  4. 前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズを小さくするように変更する、請求項1に記載のデータ管理プログラム。
  5. 前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の形状を細長い形状とするように変更する、請求項1に記載のデータ管理プログラム。
  6. 前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の位置を前記格納元フォルダから遠い端に片寄せするように変更する、請求項1に記載のデータ管理プログラム。
  7. 前記格納制限ステップにおいて、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズ、形状、位置および色の少なくともいずれかを変更する、請求項1に記載のデータ管理プログラム。
  8. 前記格納制限ステップにおいて、前記予備動作が、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差する前記ターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、請求項1に記載のデータ管理プログラム。
  9. 前記コンピューターは、ネットワークを介して複数の画像形成装置と接続可能であり、
    前記予備動作は、前記画像形成装置の操作パネルを介して行われる、請求項1〜8のいずれか一項に記載のデータ管理プログラム。
  10. 前記フォルダには、前記任意のデータとして、前記複数の画像形成装置により読み書き可能な、文書ファイル、画像ファイルまたは写真ファイルが格納される、請求項9に記載のデータ管理プログラム。
  11. 前記許可範囲は、前記複数の画像形成装置のうちの所定の画像形成装置を利用するユーザーによるアクセスを許可するものである、請求項9または10に記載のデータ管理プログラム。
  12. フォルダごとにアクセスの許可範囲を設定する許可範囲設定部と、
    任意のデータを格納しうる格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含む予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定部と、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なる場合には、前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域に前記カーソルが進入しうる方向のうち一部の方向について前記格納先フォルダへの格納を不許可にするように、前記ターゲット領域を基準状態から変更することにより、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限部と、
    を有するデータ管理装置。
  13. フォルダごとにアクセスの許可範囲を設定する許可範囲設定部と、
    データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定部と、
    前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断部と、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断部により判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限部と、を有し、
    前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、
    前記格納制限部は、前記任意のデータの格納を制限する際には、前記格納先フォルダにおいて前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域を基準状態から変更し、前記カーソルが前記ターゲット領域に進入しうる方向のうち一部の方向について、前記格納先フォルダへの格納を不許可にする、データ管理装置。
  14. フォルダごとにアクセスの許可範囲を設定する許可範囲設定部と、
    データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定部と、
    前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断部と、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断部により判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限部と、を有し、
    前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、
    前記格納制限部は、前記予備動作によってカーソルが、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差するターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、データ管理装置。
  15. 前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズを小さくするように変更する、請求項12に記載のデータ管理装置。
  16. 前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の形状を細長い形状とするように変更する、請求項12に記載のデータ管理装置。
  17. 前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域の位置を前記格納元フォルダから遠い端に片寄せするように変更する、請求項12に記載のデータ管理装置。
  18. 前記格納制限部は、前記ターゲット領域を前記基準状態から変更する際には、前記ターゲット領域のサイズ、形状、位置および色の少なくともいずれかを変更する、請求項12に記載のデータ管理装置。
  19. 前記格納制限部は、前記予備動作が、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差する前記ターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、請求項12に記載のデータ管理装置。
  20. 当該データ管理装置は、ネットワークを介して複数の画像形成装置と接続可能であり、
    前記予備動作は、前記画像形成装置の操作パネルを介して行われる、請求項12〜19のいずれか一項に記載のデータ管理装置。
  21. 前記フォルダには、前記任意のデータとして、前記複数の画像形成装置により読み書き可能な、文書ファイル、画像ファイルまたは写真ファイルが格納される、請求項20に記載のデータ管理装置。
  22. 前記許可範囲は、前記複数の画像形成装置のうちの所定の画像形成装置を利用するユーザーによるアクセスを許可するものである、請求項20または21に記載のデータ管理装置。
  23. アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理を行うデータ管理方法であって、
    任意のデータを格納しうる格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含む予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なる場合には、前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域に前記カーソルが進入しうる方向のうち一部の方向について前記格納先フォルダへの格納を不許可にするように、前記ターゲット領域を基準状態から変更することにより、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、
    を有するデータ管理方法。
  24. アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理を行うデータ管理
    方法であって、
    データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、
    前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を有し、
    前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、
    前記格納制限ステップにおいて、前記任意のデータの格納を制限する際には、前記格納先フォルダにおいて前記任意のデータの格納を受け付けるターゲット領域を基準状態から変更し、前記カーソルが前記ターゲット領域に進入しうる方向のうち一部の方向について、前記格納先フォルダへの格納を不許可にする、データ管理方法。
  25. アクセスの許可範囲が設定されたフォルダに格納されたデータの管理を行うデータ管理
    方法であって、
    データを格納しうる格納先フォルダに任意のデータを格納するための予備動作について、当該予備動作を検知するための検知領域を設定する検知領域設定ステップと、
    前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なるか否かを判断する判断ステップと、
    設定された前記検知領域により前記予備動作が検知され、前記格納先フォルダに設定されている前記許可範囲が、前記任意のデータを元から格納している格納元フォルダと異なると前記判断ステップにおいて判断された場合には、前記格納先フォルダへの前記任意のデータの格納を制限する格納制限ステップと、を有し、
    前記予備動作は前記格納先フォルダを指定するためのカーソルの動きを含み、
    前記格納制限ステップにおいて、前記予備動作によってカーソルが、前記格納元フォルダと前記格納先フォルダを結ぶ直線と交差するターゲット領域の所定部分を通過した場合には、当該格納先フォルダへのデータの格納を不許可にする、データ管理方法。
  26. 請求項1〜11のいずれか一項に記載のデータ管理プログラムを記憶したコンピューター読み込み可能な記録媒体。
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