JP5857199B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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本発明は、洗濯槽と外槽に静電霧化粒子を供給することによって、衣類や小物などの除菌・消臭、衣類に残留した皮脂汚れの分解・親水化を可能とする洗濯乾燥機に関するものである。
従来、静電霧化粒子やオゾン等の酸化力の高い物質を発生させて、除菌や消臭を実現する衛生配慮機能を有した商品が市場に多々流通しており、洗濯機においても、静電霧化粒子により洗濯前の衣類や洗濯槽の隅々まで除菌・消臭した後、洗濯工程を行うことで洗濯物を清潔にし、かつ洗濯物の洗浄効果を向上させる洗濯機が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−237443号公報
しかしながら、静電霧化粒子は繊細なものであり、物理的障害や強い風があたると消滅したり、効果がうすれ、放電素子から発生させることができても、配管を経由して、洗濯槽および洗濯物に、有効に運ぶことが困難であるという課題がある。
本発明は、前記課題を解決するもので、静電霧化粒子を効率よく安定的に発生させることにより、衣類の洗浄力を向上させる機能と、除菌・消臭する機能を備えた洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、静電霧化粒子を発生させる静電霧化粒子発生ユニットの取付位置と向きを、風の流れを効率よく利用できるように構成するもので、静電霧化粒子発生ユニットの静電霧化粒子発生部に風が直接当たらないように防護壁を設け、より効率的かつ安定的に静電霧化粒子が発生するようにしたことを特徴とするものである。
これにより、最小限のエネルギーにより発生させた静電霧化粒子を消滅させたり、無駄な経路へと流通させたりすることなく、効率的に洗濯槽や洗濯物の位置へと運び、衣類に付着した皮脂汚れを分解・親水化し、以後の洗濯工程で落ちやすくしたり、除菌・消臭することができる。
本発明の洗濯乾燥機は、静電霧化粒子発生ユニットから供給される静電霧化粒子をより効率的に洗濯槽や洗濯物へと運び、皮脂洗浄力の向上や、除菌・消臭効果を向上させることができる。
本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の前方斜視図 同洗濯乾燥機の後方斜視図 同洗濯乾燥機の静電霧化粒子の循環送風経路の概略断面図 同洗濯乾燥機の静電霧化粒子発生手段が取り付けられた送風ユニットの概略図 同洗濯乾燥機の静電霧化粒子発生手段の概略断面図 同洗濯乾燥機の静電霧化粒子発生手段の正面図
第1の発明によれば、洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽を回転可能に内装した外槽と、前記外槽を弾性支持する筐体と、前記外槽内の空気を加熱する加熱手段と、前記外槽内の空気を加熱手段を経由して循環させる循環送風経路と、前記循環送風経路内の空気を圧送して循環させる送風ユニットと、静電霧化粒子を発生させる静電霧化粒子発生ユニットと、前記循環送風経路から前記静電霧化粒子発生ユニットへ送風を行うための送風流入穴と、前記静電霧化粒子発生ユニットから前記循環送風経路へ前記静電霧化粒子を供給するための送風流出穴と、前記洗濯槽、前記送風ユニットおよび前記静電霧化粒子発生ユニットの駆動等を制御する制御手段を備え、前記静電霧化粒子発生ユニットには、前記送
風流入穴に対向し静電霧化粒子発生部の上流位置に静電霧化粒子発生部への風の流れを遮蔽する防護壁を設けると共に、前記送風流入穴からの風を前記静電霧化粒子発生ユニットの後方に送風するための連通穴を設け、前記静電霧化粒子発生ユニットの静電霧化粒子発生部を、前記送風流出穴に向けて設置し、前記静電霧化粒子発生ユニットの両側方には、前記送風流出穴へ風を案内する通風路を設けたことにより、静電霧化粒子が発生直後に消滅したり、不要な場所に付着したりすることを低減でき、静電霧化粒子発生ユニットから供給される静電霧化粒子をより効率的に洗濯槽や洗濯物へと運べるようになるので、皮脂洗浄力の向上や、除菌・消臭効果を向上させることができる。
また、循環送風経路に静電霧化粒子を損失無く運搬し、静電霧化粒子をより効率的に洗濯槽や洗濯物へと運べるようになる。
第2の発明は、特に、第1の発明の防護壁を、前記送風ユニットに圧接させた構成としたので、これにより、静電霧化粒子発生ユニット17の位置決めおよび、取付の固定が確実に行え、静電霧化粒子発生部の向きを、静電霧化粒子が効率よく発生できる方向に確実に設定でき、静電霧化粒子を効率よく安定的に発生させ、洗濯槽や洗濯物へと運べるようになる。
また、このような構成により、取付ガタがなくなり、静電霧化粒子を運搬する送風ユニットの振動や洗濯脱水運転での振動による異常音や、静電霧化粒子発生ユニット17の素子劣化などが防止できる。このように、部品バラツキや組立バラツキに影響されず安定した静電霧化粒子の供給を実現できる。
以下、本実施の形態にについて、図面を参照しながら説明し本発明の理解に供する。なお以下の説明は本発明の具体例であって、本発明を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の前方斜視図、図2は、同洗濯乾燥機の後方斜視図、図3は、同洗濯乾燥機の静電霧化粒子の循環送風経路の概略断面図である。
図1、図2、図3に示すように、洗濯乾燥機1には、洗濯槽2を回転軸方向が水平または後部に向け水平方向から下向き傾斜となるようにして外槽3内に設置している。また、外槽3は筐体25に図示しないダンパーなどにより弾性支持されている。
洗濯槽2の水平配置ないしは図示する傾斜に対応して、外槽3の正面側には洗濯槽2の開口端に通じる衣類出入口が形成され、洗濯乾燥機1の正面側に形成された上向き傾斜面
に設けられた開口部5を開閉可能に閉じる扉7を開くことにより、洗濯槽2内に対して洗濯物を出し入れすることができる。
扉7が上向き傾斜面に設けられているため、洗濯物を出し入れする作業を、腰を屈めることなく実施できる。洗濯槽2には、その周面に外槽3内に通じる多数の透孔6が形成され、内周面の周方向複数位置に攪拌突起(図示せず)が設けられている。この洗濯槽2は外槽3の後部側に取り付けられたモータ4によって正転及び逆転方向に回転駆動される。また、外槽3には、注水管路(図示せず)及び排水管路29が配管接続され、注水弁(図示せず)及び排水弁30が制御手段(図示せず)の制御によって外槽3内への注水と、外部への排水がなされる。
本実施の形態における洗濯乾燥機1の運転コースは、洗濯工程のみを行う洗濯コース、乾燥のみを行う乾燥コース、洗濯から乾燥まで連続で行う洗濯乾燥コース、皮脂分解や除菌・消臭を行うナノイーコース(ナノイーとは静電霧化粒子のことで、後述の静電霧化粒子発生ユニット17を駆動してナノイーを発生させるコース)の4種類の設定が存在し、使用者は図示しない操作パネルによってこの4種類のいずれかを選択する。
まず、洗濯工程の動作について、順に説明する。扉7を開いて洗濯槽2内に洗濯物及び洗剤を投入して洗濯乾燥機1の例えば前面上部に設けられた操作パネルでの操作で、その内側などに設けられた制御基板などによる制御手段の制御を通じて運転を開始させると、外槽3内には注水管路から所定量の注水がなされ、モータ4により洗濯槽2が回転駆動されて洗い工程が開始される。
洗濯槽2の回転により、洗濯槽2内に収容された洗濯物は洗濯槽2の内周壁に設けられた攪拌突起によって回転方向に持ち上げられ、持ち上げられた適当な高さ位置から落下する攪拌動作が繰り返されるので、洗濯物には叩き洗いの作用が及んで洗浄がなされる。所要の洗濯時間の後、汚れた洗濯液は排水管路29から排出され、洗濯槽2を高速回転させる脱水動作により洗濯物に含まれた洗濯液をしぼり出し、その後、外槽3内に注水管路から注水してすすぎ工程が実施される。
このすすぎ工程においても洗濯槽2内に収容された洗濯物は洗濯槽2の回転により攪拌突起により持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返されてすすぎが実施される。すすぎ工程が終わると排水され、洗濯槽2を高速回転させる脱水動作により洗濯物の水分を飛ばして洗濯を終了する。
次に乾燥工程の動作について順に説明する。扉7を開いて洗濯槽2内に洗濯物を投入して洗濯乾燥機1の例えば前面上部に設けられた操作パネルでの操作で、その内側などに設けられた制御基板などによる制御手段の制御を通じて運転を開始させると、送風ユニット9により循環送風経路11を通じ、外槽3内の空気を吸引してフィルターボックス8を経てヒートポンプユニット12に通し、ヒートポンプユニット12の蒸発器からなる除湿手段26で除湿した後、ヒートポンプユニット12の凝縮器からなる加熱手段27で加熱された空気が、外槽3内に循環送風される。
この循環を繰り返しながら、衣類に含まれた水分を取り、洗濯物を乾燥させる。乾燥工程においては、乾燥させる対象物に応じて洗濯槽2の回転モード、静止モードを選択することができる。
洗濯から乾燥まで連続で行う洗濯乾燥コースは、前記洗濯工程後に、前記乾燥工程が順次実行されるよう制御されたものである。
次に、静電霧化粒子であるナノイーを発生させるナノイーコースについて説明する。
図4は、同洗濯乾燥機の静電霧化粒子発生手段が取り付けられた送風ユニットの概略図、図5は、同洗濯乾燥機の静電霧化粒子発生手段の概略断面図である。
図1〜図5において、循環送風経路11には、静電霧化粒子を発生させる静電霧化粒子発生ユニット17を内包する静電霧化粒子発生手段13が設けられている。
まず、ナノイー処理したいアイテムにより、静電霧化粒子発生ユニット17を洗濯前に駆動し、静電霧化粒子を発生させて、衣類に付着した皮脂汚れを分解したのち洗濯工程にて除去しやすくするナノイープレ洗浄(プレ洗浄単独、またはプレ洗浄+おまかせ洗濯、またはプレ洗浄+おまかせ洗濯乾燥)か、洗濯工程に突入することなく静電霧化粒子を発生させて、衣類を除菌・消臭するナノイー除菌・消臭コース(ドラム回転)かナノイー除菌・消臭コース(ドラム静止)かを選択する。
扉7を開いて洗濯槽2内に処理対象物を投入して洗濯乾燥機1の例えば前面上部に設けられた操作パネルでの操作で、その内側などに設けられた制御基板などによる制御手段の制御を通じて運転を開始させると、送風ユニット9と静電霧化粒子発生ユニット17を同時に動作させ、静電霧化粒子発生ユニット17から発生した静電霧化粒子を循環送風経路11を通じ洗濯槽2内に送りながら処理対象物を皮脂分解するプレ洗浄工程、もしくは除菌・消臭する除菌・消臭工程を開始する。
本実施の形態ではプレ洗浄工程、除菌・消臭工程ともに運転開始から5分間の送風ユニット9に内包された送風ファン(図示せず)の回転数を4000rpm、それ以降の送風ファン回転数を3000rpmとしている。
これは、洗濯乾燥機1は、通常、残水や密閉度の高さから洗濯槽2内の湿度が90%以上となっているが、静電霧化発生を安定して行うには湿度85%以下であることが望ましいため、運転開始直後の所定時間は送風ファンの回転数を高くし、洗濯槽2内の空気と外気の入れ替えを積極的に行い、洗濯槽2内の湿度を低下させるための除湿工程を行うためである。ただし、送風ファンの回転数を高めれば、ファンの風切り音による騒音が発生するため、ファン回転数を高めるのは湿度を下げるために必要な最低限の時間とすることが望ましい。
ここで、静電霧化粒子を洗濯前に発生させて衣類に付着した皮脂汚れを分解したのち洗濯工程にて除去しやすくするコース(ナノイープレ洗浄)と、洗濯工程に突入することなく衣類を除菌・消臭するコース(ナノイー除菌・消臭コース)とを設けた場合には、衣類に付着した皮脂汚れを分解し洗濯工程で除去しやすくするコースは、除菌・消臭するコースよりも静電霧化発生手段の駆動時間を長くすることで、洗濯前に洗濯槽と外槽に静電霧化粒子を長時間曝露することができ、洗濯前の衣類に付着した皮脂汚れを分解・親水化し、除菌・消臭よりも困難な皮脂分解を行うことができるようになり、以後の洗濯工程で落ちやすくなる。
また、除菌・消臭するコースでは、洗濯槽と外槽に静電霧化粒子を短時間曝露することによって洗濯できないが衛生に保ちたいデリケートなアイテム(衣類や小物など)を除菌・消臭することができる。したがって、洗濯する衣類の皮脂洗浄力を向上することもできるし、かつ洗濯できないが衛生に保ちたいアイテムを清潔にすることもできる。
また、本実施の形態ではヒートポンプユニット12が取り付けられた構成であり、この除湿工程時にヒートポンプユニット12を同時に動作させ、より効率的に洗濯槽2内の湿
度を下げるよう制御している。
ただし、ヒートポンプユニット12動作時は一気に洗濯槽2内の湿度が低下し、静電霧化粒子発生ユニット17による静電霧化粒子の発生が不安定になる恐れがあるため、ヒートポンプユニット12動作時のみ、静電霧化粒子発生ユニット17の駆動を停止するよう制御する。本実施の形態ではプレ洗浄工程は115分、除菌・消臭工程は30分間で制御されており、これによりナノイーコースの運転時間は基本的に除湿工程5分と本工程であるプレ洗浄工程115分、除菌・消臭工程30分を合わせた時間となる。
この時間の設定は、省エネ・使いやすさの観点から、それぞれの機能が効果を得る為の必要最低限の時間にすることが望ましい。
次に、図3〜5を用い、静電霧化粒子(ナノイー)の発生と運搬を行う構成について説明する。
静電霧化粒子発生ユニット17にて高電圧をかけられた静電霧化粒子発生部24が放電し、静電霧化粒子が発生する。発生した静電霧化粒子は、送風ユニット9の送風により静電霧化粒子発生手段13の外部へ運搬され、循環送風経路11を経由し洗濯槽2に注入される。
洗濯槽2内の空気は外槽3へと放出され、接続ホース部28から再び吸引されフィルターボックス8を経てヒートポンプユニット12に通し、除湿及び加熱した空気にされた後、静電霧化粒子発生手段13へと戻ってくる。この循環の繰返しにより洗浄力向上や除菌・消臭性能が得られる。
次に、図4、5、6において、本発明の具体構成を説明する。ここで図6は、静電霧化粒子発生手段13の正面図である。静電霧化粒子発生手段13は、送風ユニット9にネジ14により締結され、静電霧化粒子を発生させる静電霧化粒子発生ユニット17を有している。また、静電霧化粒子を循環送風経路11に注入するため、循環送風経路11から静電霧化粒子発生ユニット17へ送風を行うための送風流入穴15と、静電霧化粒子発生ユニット17から循環送風経路11へ静電霧化粒子を供給するための送風流出穴16を設けている。
静電霧化粒子発生ユニット17は取付固定部品ホルダー18により静電霧化粒子発生手段13に取り付けられる。静電霧化粒子発生ユニット17および取付固定部品ホルダー18の固定は、静電霧化粒子が発生する静電霧化粒子発生部24が、送風流出穴16に向くように、即ち、静電霧化粒子が発生する主な方向が送風流出穴16に向くようになるよう設定されている。
また、静電霧化粒子発生部24に送風流入穴15から導入された風が直接当たらないようにするために、静電霧化粒子発生ユニット17あるいは取付固定部品ホルダー18には、送風流入穴15に対向する位置に防護壁19が設けられている。これにより、静電霧化粒子発生部24には強い風が当たらないようになり、発生した静電霧化粒子が消滅したりすることなく、安定した静電霧化粒子の発生が促進されるようになる。
発生した静電霧化粒子は送風流出穴16より循環送風経路11へと注入されるが、発生した静電霧化粒子をロスなく注入するために、静電霧化粒子を効率よく風で運搬できるよう、風に逆流や乱流が発生しないように整流する。具体的には、静電霧化粒子発生ユニット17の後部につながる連通穴20を設け、静電霧化粒子発生ユニット17の側方の両サイドには送風流出穴16へと風を案内する通風路21を設けている。
これにより、静電霧化粒子発生部24から発生した静電霧化粒子のうち、送風流出穴16の方向へ直進するものは、そのまま循環送風経路11へと注入され、また、送風流出穴16とは違った方向に向かって発生した静電霧化粒子は通風路21を通過する風に乗って、周囲の壁に衝突して消滅したりすることなく、送風流出穴16から循環送風経路11へと効率よく注入されるようになる。
また、静電霧化粒子発生手段13を送風ユニット9に固定する際、防護壁19が送風ユニット9に圧接されるように構成している。具体的には、送風ユニット9の外壁23および固定リブ22に対し、防護壁19の高さを0.5mm以上寸法的にオーバーラップさせて、ネジ14を締結することで、防護壁19が送風ユニット9に圧接する。
これにより、静電霧化粒子発生ユニット17の位置決めおよび、取付の固定が確実に行え、取付ガタがなくなり、静電霧化粒子を運搬する送風ユニット9の振動や洗濯脱水運転での振動による異常音や、静電霧化粒子発生ユニット17の素子劣化などが防止できる。従って、部品バラツキや組立バラツキに影響されず安定した静電霧化粒子の供給を実現できる。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、洗濯槽と外槽に静電霧化粒子を効率よく安定的に供給することによって洗濯槽内の処理対象物に付着した皮脂汚れの分解・親水化や、除菌・消臭することができるので、衣類等の洗濯や乾燥、洗浄機器の用途に適するものである。
2 洗濯槽
3 外槽
9 送風ユニット
11 循環送風経路
15 送風流入穴
16 送風流出穴
17 静電霧化粒子発生ユニット
19 防護壁
20 連通穴
21 通風路
24 静電霧化粒子発生部
25 筐体
27 加熱手段

Claims (2)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽を回転可能に内装した外槽と、前記外槽を弾性支持する筐体と、前記外槽内の空気を加熱する加熱手段と、前記外槽内の空気を加熱手段を経由して循環させる循環送風経路と、前記循環送風経路内の空気を圧送して循環させる送風ユニットと、静電霧化粒子を発生させる静電霧化粒子発生ユニットと、前記循環送風経路から前記静電霧化粒子発生ユニットへ送風を行うための送風流入穴と、前記静電霧化粒子発生ユニットから前記循環送風経路へ前記静電霧化粒子を供給するための送風流出穴と、前記洗濯槽、前記送風ユニットおよび前記静電霧化粒子発生ユニットの駆動等を制御する制御手段を備え、前記静電霧化粒子発生ユニットには、前記送風流入穴に対向し静電霧化粒子発生部の上流位置に静電霧化粒子発生部への風の流れを遮蔽する防護壁を設けると共に、前記送風流入穴からの風を前記静電霧化粒子発生ユニットの後方に送風するための連通穴を設け、前記静電霧化粒子発生ユニットの静電霧化粒子発生部を、前記送風流出穴に向けて設置し、前記静電霧化粒子発生ユニットの両側方には、前記送風流出穴へ風を案内する通風路を設けたことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記防護壁を前記送風ユニットに圧接させた構成の請求項1に記載の洗濯乾燥機。
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