JP2015100433A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】オゾンによる除菌・消臭反応を効率よく行い、収容槽内の衣類や小物などの被洗浄物に対する除菌や消臭の効果のムラを抑制した衣類乾燥機を提供する。【解決手段】被洗浄物を収容する洗濯槽2と、洗濯槽2を回転可能な状態で内包した外槽3と、外槽3に出入口を有して外槽3を含む循環経路を形成する送風路8と、送風路8内の空気を循環させる送風装置9と、送風路8を流れる循環空気を加熱するヒートポンプユニット11と、循環空気にオゾンを供給するオゾン発生装置13と、循環空気の湿度を高める加湿装置14と、オゾン発生装置13等を制御して被洗浄物に対して除菌・消臭運転を実行する制御装置17とを備え、制御装置17は、除菌・消臭運転を行うときに加湿装置14を動作させるものであり、洗濯槽2内に収容された被洗浄物にオゾンを効率的に作用させることにより除菌や消臭を効率よく行い、除菌や消臭の効果のムラを抑制することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、衣類を収容する収容槽にオゾンを供給することによって、衣類のみならず、小物などの除菌や消臭を可能とする衣類乾燥機に関する。
近年、衣類の除菌や消臭の効果を訴求する商品が市場に多々流通しており、ランドリー商品においても、衣類、布製品、革製品、玩具などの小物を消臭する機能を有する洗濯乾燥機が提供されている。この洗濯乾燥機は、洗濯槽内に衣類などの処理対象物を収容し、洗濯したり乾燥したりするコースのほか、数十分の除菌・消臭運転を行う専用コースを有している。
図6は、従来の乾燥機能付き洗濯機の側面断面図である。図7は、従来の乾燥機能付き洗濯機の制御部により行われるエアウォッシュ運転の制御動作を表わすフローチャートである。この従来の乾燥機能付き洗濯機101は、衣類を収容するドラム102と、ドラム102へ循環空気を送る乾燥風路103と、乾燥風路103へオゾンを供給するためのオゾン発生装置104と、操作パネル105に設けられたエアウォッシュの実行を指令するためのエアウォッシュキーを備える。エアウォッシュキーが操作されることにより、洗濯および乾燥とは独立した処理の除菌・消臭コースとして、エアウォッシュ運転が実行される。エアウォッシュ運転では、乾燥風路103に設けられたブロワ106がオンされ、オゾン発生装置104がオンされて、ドラム102内に収容された衣類にオゾンを含む空気が供給され、衣類の除菌および消臭が行われる。その際、ドラム102を回転させるか、停止状態のままエアウォッシュ運転を行うかを選択できる。
これにより、洗濯および乾燥の必要はないけれども、衣類に付着した臭いを消臭したり、雑菌等を除菌したりできる。
特開2007−195896号公報
しかしながら、従来のオゾンによる除菌・消臭コースは、温風を循環させながらオゾン供給のみ行なっている。そのため、衣類を収容する収容槽内が低湿度の場合にオゾンの反応速度が遅くなり、菌及び臭いの元となる有機物などとの酸化反応が促進されず、収容槽内の衣類や小物などに対する除菌や消臭の効果にムラが発生しやすいという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するもので、オゾンによる除菌・消臭反応を効率よく行い、収容槽内の衣類や小物などに対する除菌や消臭の効果のムラを抑制した衣類乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衣類乾燥機は、衣類などの被洗浄物を収容する収容槽と、前記収容槽を回転可能な状態で内包した外槽と、前記外槽に出入口を有して前記外槽を含む循環経路を形成する送風路と、前記送風路内の空気を循環させる送風装置と、前記送風路を流れる循環空気を加熱する加熱装置と、前記循環空気にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記循環空気の湿度を高める加湿装置と、前記オゾン発生装置等
を制御して前記被洗浄物に対して除菌・消臭運転を実行する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記除菌・消臭運転を行うときに前記加湿装置を動作させるものである。
この構成により、制御装置は、収容槽にオゾンを供給し、収容槽内の湿度を上昇させた環境でオゾンを収容槽内に供給し、収容槽内に収容された被洗浄物である衣類や小物などにオゾンを効率的に作用させることにより除菌や消臭を効率よく行い、除菌や消臭の効果のムラを抑制することができる。
本発明の衣類乾燥機は、オゾン発生装置による除菌・消臭反応を効率よく行い、収容槽内の衣類や小物などに対する除菌や消臭の効果のムラを抑制することができる。
本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機の側面断面図 本実施の形態における洗濯乾燥機の後面図 (a)本実施の形態における洗濯乾燥機の標準的な除菌・消臭コースのフローチャート(b)同洗濯乾燥機の強化された除菌・消臭コースのフローチャート 本実施の形態における洗濯乾燥機の標準的な除菌・消臭コースのシーケンスの図 本実施の形態における洗濯乾燥機の強化された除菌・消臭コースのシーケンスの図 従来の乾燥機能付き洗濯機の側面断面図 従来の乾燥機能付き洗濯機の制御部により行われるエアウォッシュ運転の制御動作を表わすフローチャート
第1の発明の衣類乾燥機は、衣類などの被洗浄物を収容する収容槽と、前記収容槽を回転可能な状態で内包した外槽と、前記外槽に出入口を有して前記外槽を含む循環経路を形成する送風路と、前記送風路内の空気を循環させる送風装置と、前記送風路を流れる循環空気を加熱する加熱装置と、前記循環空気にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記循環空気の湿度を高める加湿装置と、前記オゾン発生装置等を制御して前記被洗浄物に対して除菌・消臭運転を実行する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記除菌・消臭運転を行うときに前記加湿装置を動作させるものである。
オゾン発生装置は空気中へ放電することによりオゾンを生成するが、空気の湿度が低い方がオゾン発生効率が高くなることが知られている。また、オゾンは、高湿度に保たれた状態ほど、菌やニオイ物質に接触して酸化反応が効率よく進行する。従って上記構成により、制御装置は、収容槽にオゾンを供給し、収容槽内の湿度を上昇させた環境でオゾンを収容槽内に供給し、収容槽内に収容された被洗浄物である衣類や小物などにオゾンを作用させることにより、除菌や消臭を効率よく行い、除菌や消臭の効果のムラを抑制することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、さらに前記加熱装置を制御して除菌・消臭運転を行うものである。この構成により、収容槽内の空気がより早く高温高湿度になり、この状態でオゾンと衣類などに付着した菌およびニオイ物質が接触し、オゾンによる酸化反応がより効率よく行われる。
第3の発明は、特に第2の発明において、消費電力が大きな前記加湿装置と前記加熱装置とを備え、前記制御装置は、前記加湿装置と前記加熱装置とを同時に運転しても消費電力の合計が所定の消費電力を超えないように制御するものである。この構成により、衣類
乾燥機は所定の消費電力に適合しながら、より能力が大きな加湿装置と加熱装置を備えることができ、衣類乾燥機としての性能を向上することができる。
第4の発明は、特に第3の発明において、前記制御装置は、前記加湿装置と前記加熱装置とを交互に運転するように制御するものである。この構成により、衣類乾燥機は、所定の消費電力に適合しながら加湿装置および加熱装置それぞれの能力および消費電力を最大限で動作させることが可能となり、より短時間で除菌や消臭の効果を発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は本発明の具体例であって、特許請求の範囲の内容を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態における洗濯乾燥機の側面断面図である。図2は、本実施の形態における洗濯乾燥機の後面図である。なお、本実施の形態の説明は、乾燥機能を備えた洗濯機である洗濯乾燥機を衣類乾燥機として例示する。また、洗濯に限らず、オゾン等による除菌や消臭も洗浄の一態様として、除菌や消臭される衣類や小物類を被洗浄物と称する。
図1、図2に示すように、洗濯乾燥機は、筐体1の内部に、衣類などの被洗浄物を収容する収容槽であるところの洗濯槽2と、洗濯槽2を回転可能な状態で内包した外槽3とを備える。外槽3は、筐体1の内部で図示しない複数の防振機構により弾性的に支持されている。洗濯槽2は、回転軸方向が水平または後部に向け水平方向から下向き傾斜となるようにして外槽3内に設置されている。図1では、洗濯槽2の回転軸が傾斜した構成を示す。洗濯槽2は、外槽3の後部下側に取り付けられたモータ4により正転及び逆転方向に回転駆動される。洗濯槽2は、正面側(図1左方向)に被洗浄物を出し入れする開口を有して有底筒状に構成され、底壁2aに乾燥用空気が流入する複数の流入孔を有し、周壁2bに乾燥用空気が排出される複数の排出孔2cを有する。また、周壁2bの内面には被洗浄物を効率的に攪拌するための攪拌突起2dを備えている。
洗濯槽2の配置に対応して、外槽3の正面側に洗濯槽2の開口に通じる衣類投入口5が形成されている。そして、筐体1の正面側に形成された上向き傾斜面に設けられた開口部6に開閉可能な扉7が設けられている。使用者は、扉7を開くことにより、洗濯槽2に被洗浄物を出し入れすることができる。
外槽3の上方および後方には、外槽3に出入口を有する送風路8が構成され、外槽3と洗濯槽2とを含んだ循環経路が形成されている。本実施の形態では、この循環経路を流れる空気を循環空気と称する。送風路8には、循環空気を循環させる送風装置9と、循環空気に含まれる埃などを捕集するリントフィルタ10と、循環空気を除湿したり、加熱装置として加熱したりするヒートポンプユニット11が設けられている。送風装置9は、ファン9aを駆動するファンモータ9bを具備している。循環空気は、送風装置9の運転により外槽3の出口である排気口3aから排気され、リントフィルタ10を通過し、上流ダクト8aからヒートポンプユニット11を通過し、送風装置9から下流ダクト8bを通過して、外槽3の入口である給気口3bを介して再度、外槽3および洗濯槽2の内部へ給気される。
ヒートポンプユニット11は、循環空気を除湿するとともに加熱するもので、通過する循環空気を冷却除湿する冷却器と、冷却器を通過した循環空気を再度加熱する放熱器と、放熱器と冷却器に冷媒を循環させる圧縮機などにより構成され、冷却器と放熱器は送風路8を形成するケース12に収容されている。さらに、循環空気にオゾンを供給するオゾン
発生装置13がヒートポンプユニット11の近傍に設けられている。また、循環空気にスチームを供給して湿度を高める加湿装置14と、ヒートポンプユニット11とは別に循環空気を加熱する電気ヒーターなどの付加ヒーター19とが、下流ダクト8bに設けられている。
そのほか、外槽3の上部には、水道に接続され、注水弁を介して外槽3に注水する注水管路15が接続されている。また、外槽3の下部には、排水弁を介して洗濯液が外槽3外へ排水される排水管路16が接続されている。そして、これらの装置を制御し、洗濯乾燥機としての洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程の一連の運転や、乾燥工程と同時または単独で除菌・消臭運転を実行する制御装置17が、上向き傾斜面の上部内側に備えられている。制御装置17の前面には操作パネル18が設けられている。
本実施の形態における洗濯乾燥機の運転コースは、洗いとすすぎと脱水の洗濯工程のみを行う洗濯コース、乾燥工程のみを行う乾燥コース、洗濯工程から乾燥工程まで連続で行う洗濯乾燥コース、洗濯槽内の衣類や小物などの被洗浄物の除菌や消臭を行う除菌・消臭コースの4種類が存在する。
まず、洗濯工程の動作について説明する。使用者が扉7を開いて洗濯槽2内に被洗浄物および洗剤を投入し、操作パネル18で洗濯コースを設定して運転を開始させる。制御装置17は、外槽3内に水道から注水管路15を通して所定量の注水を行い、モータ4を駆動して洗濯槽2を回転させて洗いを開始する。洗濯槽2内に収容された被洗浄物は、洗濯槽2の回転により周壁2bに設けられた攪拌突起2dによって回転方向に持ち上げられ、適当な高さ位置から落下する。このような攪拌動作の繰り返しにより、被洗浄物に叩き洗いの作用が及んで洗浄が行われる。
制御装置17は、所定の洗い時間の後、汚れた洗濯液を排水管路16から排水し、洗濯槽2を高速回転させる脱水を行って被洗浄物に含まれた洗濯液をしぼり出す。その後、再度外槽3内に注水管路15を通して注水し、すすぎを実施する。このすすぎにおいても、洗濯槽2内に収容された被洗浄物は洗濯槽2の回転により攪拌突起2dにより持ち上げられて落下する攪拌動作が繰り返され、汚れと洗剤成分を落とす洗浄が行われる。制御装置17は、所定のすすぎ時間の後、洗濯液を排水し、脱水を行って被洗浄物に含まれた水分をしぼり出す。以上のように洗いとすすぎと脱水とが行われて洗濯工程が終了する。
次に、乾燥工程の動作について説明する。使用者が扉7を開いて洗濯槽2内に被洗浄物を投入し、操作パネル18で乾燥コースを設定して運転を開始させる。制御装置17は、送風装置9により送風路8を通じて外槽3内の空気を排気口3aから吸引し、リントフィルタ10を経てヒートポンプユニット11の冷却器と放熱器に通し、除湿および加熱した循環空気を給気口3bから外槽3内に循環送風して洗濯槽2内の被洗浄物を乾燥させる。乾燥工程においては、乾燥させる被洗浄物に応じて、洗濯槽2を所定の回転数で回転させる回転モード、または、洗濯槽2を回転させない静止モードを選択することができる。
洗濯から乾燥まで連続で行う洗濯乾燥コースは、上述した洗濯工程後に、上述した乾燥工程が順次実行されるように制御されるものであり、使用者により必要に応じて設定される。
次に、除菌・消臭コースについて、図3に示すフローチャートおよび図4と図5に示す動作シーケンスに沿って説明する。ここには、標準的な除菌・消臭(標準)コースと、強化された除菌・消臭(強力)コースの2つのコースが含まれる。これらのコースの選択は、乾燥工程中に行うか単独で行うかを含めて、使用者によって操作パネル18から行われる。
まず、図3(a)と図4を用いて標準的な除菌・消臭(標準)コースについて説明する。例えば、乾燥工程とは関係なく単独で運転される除菌・消臭(標準)コースにおいて、制御装置17は、まず、送風装置9を動作させ、オゾン発生装置13を5分間動作させるオゾン工程を行う。この運転により、洗濯槽2内のオゾン濃度が上昇する。次に、オゾン発生装置13の動作を停止し、加湿装置14を5分間動作させる加湿工程を行う。これにより、洗濯槽2内の湿度を上昇させて被洗浄物の除菌や消臭に適した環境にすることができる。その後、加湿装置14の動作は停止され、送風装置9のみ20分間継続して運転する送風工程を行う。
オゾン発生装置13は空気中へ放電することによりオゾンを生成するが、空気の湿度が低い方がオゾン発生効率が高くなることが知られている。また、オゾンは、高湿度に保たれた状態ほど、菌やニオイ物質に接触して酸化反応が効率よく進行する。従ってこれらの工程により、洗濯槽2内に加湿された空気とオゾンが供給され、オゾンと被洗浄物とを接触させて除菌や消臭を効率よく行なうことができる。
次に、図3(b)と図5を用いて強化された除菌・消臭(強力)コースについて説明する。除菌・消臭(強力)コースにおいて、制御装置17は、除菌・消臭(標準)コースの制御におけるオゾン発生装置13の5分間の動作によるオゾン工程後、加湿装置14と同時にヒートポンプユニット11を追加して動作させて加湿過熱工程を行う。これにより、洗濯槽2内はさらに高温高湿度環境となり、オゾンの反応効率をより向上させて、標準的なコースより効果的な除菌や消臭を効率的に行うことができる。また、ヒートポンプユニット11に代えて付加ヒーター19を動作させれば、除湿が行われないのでより高湿度を維持して除菌や消臭を効率的に行うことができる。その後、加湿装置14の動作は停止され、送風装置9のみ20分間継続して運転する送風工程を行う。
なお、乾燥工程と同時に除菌・消臭運転を行うこともできる。この場合、被洗浄物の乾燥がある程度進み、高温の中で適度な湿度が残っている環境で行うと、加湿装置14とヒートポンプユニット11または付加ヒーター19の動作を抑制しながら、オゾンの反応効率を向上させて、除菌や消臭を効率よく行なうことができる。このように、加湿装置14は、除菌・消臭運転が乾燥工程と同時に行われるときであっても、あるいは単独で運転されるときであっても積極的な湿度設定および維持に寄与することができる。
なお、これらの運転時間は、オゾン発生装置13や加湿装置14の性能によりあらかじめ決められるものである。また、空気の湿度が低い方がオゾン発生効率が高く、オゾンは高湿度に保たれた状態ほど菌やニオイ物質に接触して酸化反応が効率よく進行するものであるが、オゾン発生装置13と加湿装置14のどちらかを先に動作させたり、または同時に動作を開始させたりするなどの調整は各装置の性能および取り付け構造等により決められればよく、本実施の形態で各装置の運転時間や運転タイミングを規定するものではない。
また、本実施の形態では、加熱装置としてヒートポンプユニット11および付加ヒーター19を例示したが、加熱装置は衣類乾燥機として循環空気を加熱することができるものであればよい。
(実施の形態2)
実施の形態2の洗濯乾燥機は、実施の形態1で示された洗濯乾燥機において、いずれも消費電力が大きな加湿装置14と加熱装置としてのヒートポンプユニット11および付加ヒーター19とを備えたものである。ここでいう消費電力が大きな装置というのは、例えば、除菌・消臭運転を行うときに、加湿装置14とヒートポンプユニット11とを同時に
個々の装置が有する定格消費電力で動作させれば洗濯乾燥機の定格消費電力を超えてしまう構成である。
このような構成において、制御装置17は、加湿装置14とヒートポンプユニット11との同時運転、または、加湿装置14と付加ヒーター19との同時運転において、洗濯乾燥機の定格消費電力などの所定の消費電力を超えないように制御する。この制御において、それぞれの装置は複数段階もしくは無段階に制御できるものであり、制御装置17は、運転状況に応じてそれぞれの装置の能力、すなわち消費電力を調整する。
この構成により、洗濯乾燥機は所定の消費電力に適合しながら、より能力が大きな加湿装置14とヒートポンプユニット11や付加ヒーター19の加熱装置を備えることができ、除菌・消臭運転の性能を向上することができる。また、乾燥工程においても大きなヒートポンプユニット11により性能を向上することができる。
また、他の例示として、消費電力が大きな装置というのは、除菌・消臭運転を行うときに、加湿装置14とヒートポンプユニット11と付加ヒーター19とのうちいずれかを、個々の装置が有する定格消費電力で動作させるだけで洗濯乾燥機の定格消費電力となる構成である。このような構成において、制御装置17は、加湿装置14とヒートポンプユニット11や付加ヒーター19の加熱装置とを交互に運転するように制御する。
この構成により、洗濯乾燥機は所定の消費電力に適合しながら、より能力が大きな加湿装置14とヒートポンプユニット11や付加ヒーター19の加熱装置を備えることができるとともに、それぞれ最大限の能力で動作させることが可能となり、除菌・消臭運転の性能を向上することができるとともに、より短時間で除菌や消臭の効果を発揮することができる。
以上のように、本発明にかかる衣類乾燥機は、洗濯槽に加湿された空気とオゾンを供給して洗濯槽内の被洗浄物を効率的に除菌や消臭を行う機能を有するものであり、家庭用に限らず、業務用も含めて衣類乾燥機や乾燥機能付きの洗濯機など、オゾンによる除菌や消臭の機能を有する機器に適用することができる。
1 筐体
2 洗濯槽(収容槽)
3 外槽
4 モータ
5 衣類投入口
6 開口部
7 扉
8 送風路
9 送風装置
10 リントフィルタ
11 ヒートポンプユニット(加熱装置)
12 ケース
13 オゾン発生装置
14 加湿装置
15 注水管路
16 排水管路
17 制御装置
18 操作パネル
19 付加ヒーター(加熱装置)

Claims (4)

  1. 衣類などの被洗浄物を収容する収容槽と、前記収容槽を回転可能な状態で内包した外槽と、前記外槽に出入口を有して前記外槽を含む循環経路を形成する送風路と、前記送風路内の空気を循環させる送風装置と、前記送風路を流れる循環空気を加熱する加熱装置と、前記循環空気にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記循環空気の湿度を高める加湿装置と、前記オゾン発生装置等を制御して前記被洗浄物に対して除菌・消臭運転を実行する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記除菌・消臭運転を行うときに前記加湿装置を動作させる衣類乾燥機。
  2. さらに前記加熱装置を制御して除菌・消臭運転を行う請求項1記載の衣類乾燥機。
  3. 消費電力が大きな前記加湿装置と前記加熱装置とを備え、前記制御装置は、前記加湿装置と前記加熱装置との消費電力の合計が所定の消費電力を超えないように制御する請求項2記載の衣類乾燥機。
  4. 制御装置は、前記加湿装置と前記加熱装置とを交互に運転するように制御する請求項3記載の衣類乾燥機。
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