JP5856129B2 - 時計用のプラットフォーム脱進機 - Google Patents

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Description

本発明は、時計ムーブメント用の取り外し可能なプラットフォーム脱進機アセンブリに関する。プラットフォーム脱進機アセンブリは、少なくとも1つのひげぜんまいと、ローラを備えた少なくとも1つのテンプと、ローラと協働するように配置されるアンクルによって制御されるがんぎ車とを含む。プラットフォーム脱進機アセンブリは脱進機受けを含む。脱進機受けは、誘導軸受を備えた底面の両側に、第1の軸受面および第2の軸受面をそれぞれ備える第1のスペーサおよび第2のスペーサを備える。第1の軸受面および第2の軸受面は、誘導軸受を備えた上面の両側で、テンプ受けが備える第1の補完面および第2の補完面を支持する。テンプ受けは脱進機に対して、第1の軸受面および第2の軸受面上に配置される第1の位置決定手段および第2の位置決定手段によって位置決定される。
テンプ受けの上面は脱進機受けの底面よりも曲げ可撓性が高い。それにより、上面に少なくとも垂直に印加される力を受けて、第2の補完面が第2の軸受面の適所で固定して保持されるとき、第1の補完面は第1の軸受面に対して可動することができる。また、逆の場合も同様である。
本発明はまた、少なくとも1つの上記プラットフォーム脱進機アセンブリを含む時計ムーブメントに関する。
本発明はまた、少なくとも1つの本種類のムーブメントを備える時計に関する。
本発明はさらに、時計ムーブメント用の取り外し可能なプラットフォーム脱進機アセンブリのあがきを調整する方法に関する。取り外し可能なプラットフォーム脱進機アセンブリは、少なくとも1つのひげぜんまいと、ローラを備えた少なくとも1つのテンプと、ローラと協働するように配置されるアンクルによって制御されるがんぎ車とを備える。
本発明は、時計製作分野に関し、より具体的には、モジュラ型のサブアセンブリを備えたムーブメントを含む腕時計の分野に関する。
モジュラ型の時計サブアセンブリの製造には、事前加工が必要となる。これは、サブアセンブリを使用できる状態にするための調整を行うために、および、サブアセンブリをより複雑なアセンブリに組み込んだ後にさらに調整を行わなくても済むようにするためである。
ひげぜんまいアセンブリとがんぎ車とを有するサブアセンブリの具体的な事例では、テンプをムーブメントに組み立てる既知の手段として、ひげぜんまいアセンブリをテンプ受けにピン留めし、このユニットを、事前にがんぎ車とアンクルを組み立て済みのムーブメントに取り付ける方法がある。テンプとテンプ受けのアセンブリをムーブメントに取り付けると、軸受上の軸間、または耐震装置間での垂直方向のテンプのあがきを制御することが困難になるという問題が発生する。本明細書では耐震装置は一般的な用語である「軸受」と称する。この問題を克服するために、テンプのあがきを調整するシステムが用いられることもある。
最優先の目的が、ムーブメントを完全に自動化した安価な方法で組み立てることである場合には、テンプをピン留めし、ムーブメントに組み立てるこの方法は、工程にテンプとテンプ受けアセンブリを反転させる手順が含まれるため、複雑である。さらに、ムーブメントを組み立てるときには、テンプはひげぜんまいによって浮いた状態であるため、取扱いが複雑となる。
テンプのあがきを調整する通常の手段は、一般的に、ねじ、ナット、ばね等の追加部品を備え、これらの部品によって機械的な調節が可能となる。これらの調整手段があることによって構成部品の数が増えると、ムーブメント構成部品の値段が増加し、組立操作数が増加し、したがって、総費用が増加する。
ETA SAおよびOMEGA SAによる特許文献1では、2つの軸受の間で回転するホイールセットのあがきを調整する装置を開示している。2つの軸受のうち1つは、受けに、他方は底部ローラにある。調整手段は、受けの基部と底部ローラとの間の距離を調整するための部品を含む。調整部品は固定ねじのための第1の穴を有し、基部に加工されて基部を貫通する第2の穴を介して起動される。固定ねじは基部を底部ローラに固定するために第2の穴に挿入されるが、回転するホイールセットのあがきを調整するために、調整部品が底部ローラと対向する受け上面から起動され、第2の穴を貫通する場合には、固定ねじは第2の穴の適所にはない。
ETA SAおよびOMEGA SAによる特許文献2では、同様の回転するホイールセットを調整する手段を開示している。同手段は、一方では、受けの第1の部分を底部ローラに固定し、この第1の部分を底部ローラに対して固定したままにする従来の手段と、他方では、受けを変形する手段とから形成される。この受けを変形する手段は、受けの第2の部分と底部ローラとの間で、受けを変形することによって、相対的な位置を変動するように配置される。受けの第1の部分および第2の部分は、受け変形手段を駆動すると、第1の軸受と第2の軸受との間の距離が変動するように配置される。
欧州特許公開第1804142号 欧州特許公開第1804143号
本発明は、事前に調整を受け、ムーブメントと容易に一体化できるプラットフォーム脱進機モジュールの形成を提示する。本発明は変更できないように調整を行うための好ましい条件を適所に設定する。
さらに、本発明によるプラットフォーム脱進機モジュールは、具体的には1つの方向および向きにおいて、自動的な方法で組み立て可能なように構築される。すべての構成部品は、アセンブリ表面の片側で、適所に設定、固定、調整され、お互いに結合する。
本発明は、したがって、時計ムーブメント用の取り外し可能なプラットフォーム脱進機アセンブリに関する。取り外し可能なプラットフォーム脱進機アセンブリは、少なくとも1つのひげぜんまいと、ローラを備えた少なくとも1つのテンプと、ローラと協働するように配置されるアンクルによって制御されるがんぎ車とを含む。プラットフォーム脱進機アセンブリは脱進機受けを含む。脱進機受けは、誘導軸受を備えた底面の両側に、第1の軸受面および第2の軸受面をそれぞれ備える第1のスペーサおよび第2のスペーサを含む。第1の軸受面および第2の軸受面は、誘導軸受を備えた上面の両側で、テンプ受けが備える第1の補完面および第2の補完面を支持する。テンプ受けは脱進機受けに対して、第1の軸受面および第2の軸受面上にそれぞれ配置される第1の位置決定手段および第2の位置決定手段によって位置決定される。テンプ受けの上面は、脱進機受けの底面よりも曲げ可撓性が高い。それにより、上面に少なくとも垂直に印加される力を受けて、第2の補完面が第2の軸受面の適所で固定して保持されるとき、第1の補完面は第1の軸受面に対して可動にすることができる。また、逆の場合も同様である。本発明は、底面に、少なくとも1つのひげぜんまいを固定するためのひげ持ちと、テンプの底部テン真を誘導するための底部テンプ軸受と、アンクルの底部アンクル軸を誘導するための底部アンクル軸受と、がんぎ車の底部脱進機軸を誘導するための底部脱進機軸受とを、備えることを特徴とし、また、上面には、テンプの上部テン真を誘導するための上部テンプ軸受と、アンクルの上部アンクル軸を誘導するための上部アンクル軸受と、がんぎ車の上部脱進機軸を誘導するための上部脱進機軸受とを備えることを特徴とする。
本発明の一特徴によれば、第2の補完面が第2の軸受面の適所で固定して保持されるとき、テンプ受けは第1の軸受面に対する特定の位置において第1の補完面に固定される。
また逆の場合も同様である。この特定の位置は、脱進機受けとテンプ受けがお互いに最も近づいた位置における、テンプのあがきの調整に対応する。脱進機受けとテンプ受けが最も近づいた位置において、テンプは自由に枢動できる。
本発明の一特徴によれば、テンプ受けが脱進機受けに最も近づいた位置において、テンプ受けをテンプの上部テン真に組み合わせた後に、このあがきの調整を行うことができる。テンプは、底面が有するテンプ軸受に、底部テン真を介して事前に組立済みである。この最も近づいた位置において、テンプは、少なくとも底部テン真上で、底部テンプ軸受に対して固定され、および/または上部テン真上で、上部テンプ軸受に対して固定される。
上面に略垂直な力を印加した後で、この上面に略垂直な力によって、テンプ受けが弾力的に変形することにより、脱進機受けとテンプ受けの一端はお互いから離間して移動する傾向を有する。この力の大きさは、接線力を受けて、テンプを自由に枢動させるにはちょうど十分な大きさである。
本発明はさらに、少なくとも1つの本種類のプラットフォーム脱進機を含む時計ムーブメントに関する。本種類のプラットフォーム脱進機は、プラットフォーム脱進機が組み立て済みの位置にあるとき、がんぎ車はプラットフォーム脱進機の外部にある、ムーブメントが備える輪列と協働することを特徴とする。
本発明はまた、少なくとも1つの本種類のムーブメントを備える時計に関する。
本発明はさらに、時計ムーブメント用の取り外し可能なプラットフォーム脱進機のテンプのあがきを調整する方法に関する。取り外し可能なプラットフォーム脱進機は、少なくとも1つのひげぜんまいと、ローラを備えた少なくとも1つのテンプと、ローラと協働するように配置されるアンクルによって制御されるがんぎ車とを含む。本方法は次の特徴を有する。
−プラットフォーム脱進機は脱進機受けを備える。脱進機受けは、誘導軸受を備えた底面の両側に、それぞれ第1の軸受面および第2の軸受面を備える第1のスペーサおよび第2のスペーサを備える。第1の軸受面および第2の軸受面は、誘導軸受を備えた上面の両側で、テンプ受けが備える第1の補完面および第2の補完面を支持する。テンプ受けは脱進機受けに対して、それぞれ第1の軸受面および第2の軸受面上に配置される第1の位置決定手段および第2の位置決定手段によって位置決定される。テンプ受けの上面は脱進機受けの底面よりも曲げ可撓性が高く、それにより、上面に少なくとも垂直に印加される力を受けて、第2の補完面が第2の軸受面の適所で固定して保持されるとき、第1の補完面は第1の軸受面に対して可動することができ、また逆の場合も同様である。
−底面は、少なくとも1つのひげぜんまいを固定するためのひげ持ちと、テンプの底部テン真を誘導するための底部テンプ軸受と、アンクルの底部アンクル軸を誘導するための底部アンクル軸受と、がんぎ車の底部脱進機軸を誘導するための底部脱進機軸受とを備え、
−上面は、テンプの上部テン真を誘導するための上部テンプ軸受と、アンクルの上部アンクル軸を誘導するための上部アンクル軸受と、がんぎ車の上部脱進機軸を誘導するための上部脱進機軸受とを備える。
−少なくとも1つのひげぜんまいと、少なくとも1つのテンプと、がんぎ車と、アンクルは、それぞれの軸受に取り付けられる。
−テンプ受けは、第2の補完面が第2の軸受面上の適所で固定して保持されるとき、第1の軸受面に対する特定の位置において、第1の補完面に固定され、また逆の場合も同様である。この特定の位置は、脱進機受けがテンプ受けに最も近づいた位置における、テンプのあがきの調整に対応し、脱進機受けがテンプ受けに最も近づいた位置では、テンプは自由に枢動する。
−テンプ受けは特定の位置において、溶接または接着によって固定される。
本発明の一特徴によれば、テンプのあがきの調整を行うために、次の工程を行う。
−テンプ受けが脱進機受けに最も近づいた位置において、テンプ受けをテンプの上部テン真に組み合わせる。テンプは、底面が有するテンプ軸受に、底部テン真を介して事前に組立済みである。この最も近づいた位置において、テンプは、底部テン真上と上部テン真上の両方で、それぞれ底部テンプ軸受および上部テンプ軸受に対して固定される。
−第2の補完面は第2の軸受面上の適所で固定して保持される。
−略垂直な力を上面に印加する。力によって、テンプ受けが弾力的に変形することにより、脱進機受けとテンプ受けの一端はお互いから離間して移動する傾向を有し、力の大きさは、テンプが開放されるまで、接線力を受けて、テンプを自由に枢動させるのに、ちょうど十分な大きさである。
本発明の他の特徴および有利点は、添付図を参照して、以下の詳細な説明を読むことによって明らかとなろう。
本発明による取り外し可能なプラットフォーム脱進機に含まれる脱進機受けの概略斜視図を示す。脱進機受けは、底面の両側にスペーサを備え、底面にはひげ持ちおよび誘導軸受が固定され、スペーサは位置決定スタッドを備える。 図1の脱進機受けの概略斜視図を示す。脱進機受けには、ひげぜんまいと、テンプと、アンクルと、がんぎ車とがそれぞれ片持ち梁の構成で事前に組み立て済みであり、それぞれ底面の対応する軸受と協働する単一の軸によって保持される。 本発明による、図2のプラットフォーム脱進機を備える、取り外し可能なプラットフォーム脱進機アセンブリの概略斜視図を示す。プラットフォーム脱進機はテンプ受けによって覆われる。テンプ受けは、軸受を備えた上面を有し、軸受はひげぜんまいの第2の軸、テンプ、アンクルおよびがんぎ車と協働する。テンプ受けはさらに、脱進機受けの位置決定スタッドと協働する穴を備える。 図3の取り外し可能なプラットフォーム脱進機のひげぜんまい、テンプ、アンクルおよびがんぎ車の軸を縦断する概略断面図を示す。第1の組み立て位置を示し、プラットフォーム脱進機の組み立てが完了する前に、テンプのあがきを調整する際に、テンプ受けが弾力的に変形する位置を点線で示す。 第1の変形の概略透視平面図を示す。第1の変形はテンプ受けに固定された、アンクルのための2つの制限係止部を備える。 第2の変形の概略透視平面図を示す。第2の変形はテンプ受けに配置された穴と協働する、アンクルのアームに固定されたバンキングピンを備える。穴はバンキングピンの移動を制限する。 本発明による取り外し可能なプラットフォーム脱進機を組み込んだムーブメントを含む、腕時計の概略斜視図を示す。
本発明は時計製作分野に関し、より具体的には、モジュラ型のサブアセンブリを備えたムーブメントを含む腕時計の分野に関する。
ムーブメント上に、振動体を有するモジュールの自動的な組立を容易にするために、プラットフォーム脱進機型の構造が選択されてきた。プラットフォーム脱進機型の構造もまた、自動的な方法で、事前に組み立てられている。
したがって、本発明は、事前に調整を受け、具体的には中央位置合わせおよび枢動によって、ムーブメントと容易に一体化できるプラットフォーム脱進機モジュールに関する。
本プラットフォーム脱進機モジュールは、ムーブメントに組み込む前のサブアセンブリ段階において、テンプのあがきに関して変更できないように調整される。
自動生産ラインで製造される任意のプラットフォーム脱進機モジュールはお互いに完全に交換可能でなければならないため、本発明の目的は完全に再現可能な条件を生成することである。
本プラットフォーム脱進機モジュールの構造は、具体的には1つの方向および向きにおいて、自動的な方法で組み立て可能なように構築される。すべての構成部品は、アセンブリ表面の片側で、適所に設定、固定、調整され、お互いに結合する。
図に示すように、時計ムーブメント100用の取り外し可能なプラットフォーム脱進機アセンブリ1は振動体、つまりひげぜんまいアセンブリ2を含む。ひげぜんまいアセンブリ2は、少なくとも1つのひげぜんまい5と、少なくとも1つのテンプ3とを備え、ローラ4を装備する。
図に例示はしないが、他の実施可能な変形において、プラットフォーム脱進機1は違う種類の振動体を備えることもあり、具体的にはひげぜんまいを有さずに、たとえば磁気および/または静電気振動体を備えることもある。振動体は枢軸の周りを枢動するホイールセットに、周期的運動を伝達する。ひげぜんまいアセンブリの好ましい事例として本明細書で提示する実施形態は、別の種類の振動体に、限定なく適用することができる。なぜなら、テンプのあがきを調整することに関する以下の論理を適応して、振動体ホイールセットのあがきを調整できるからである。振動体ホイールセットは周期的に動作し、周期的にがんぎ車または類似部品を枢動させる。したがって、本実施形態は、いかなる意味でも限定するものではない。
プラットフォーム脱進機アセンブリ1はさらに、本実施形態では、ローラ4と協働するように配置されるアンクル7によって制御されるがんぎ車6を備える。
本発明によれば、本プラットフォーム脱進機アセンブリ1は、脱進機受け10を含む。
脱進機受け10は、誘導軸受を備えた底面11の両側に、第1の軸受面22および第2の軸受面23をそれぞれ備える第1のスペーサ20および第2のスペーサ21を含む。第1の軸受面22および第2の軸受面23は、テンプ受け30の上面11Aの両側で、テンプ受け30が備える第1の補完面24および第2の補完面25を支持するように配置される。この誘導上面11Aは誘導軸受を備え、この誘導軸受は底面11の誘導軸受に面する。
テンプ受け30は脱進機受け10に対して、第1の位置決定手段31および第2の位置決定手段32によって位置決定される。第1の位置決定手段31および第2の位置決定手段32は、好ましくは第1の軸受面22および第2の軸受面23上にそれぞれ配置される。
本発明の具体的な特徴によれば、テンプ受け30の上面11Aは、脱進機受け10の底面11よりも曲げ可撓性が高い。それにより、上面11Aに少なくとも垂直に印加される力を受けて、第2の補完面25が第2の軸受面23の適所で固定して保持されるとき、第1の補完面24は第1の軸受面22に対して可動することができる。また、逆の場合も同様である。
逆の構成は記録のために述べたものであり、以下の説明では言及されていないが、当業者には、以下で説明するようにテンプのあがきを調整するために、様々な表面の相対的な機能を逆転させる方法は自明であろう。
当然のことながら、脱進機受け10の可撓性をテンプ受け30の可撓性よりも高くする逆の構成も可能であるが、アセンブリ全体を基準面の片側に形成することは現実的ではない。ここでは、基準面は底面11から形成される。
図に例示するように、ひげぜんまいアセンブリ2を用いる変形では、脱進機受け10の底面11は、少なくとも1つのひげぜんまい5を固定するためのひげ持ち9と、テンプ3の底部テン真13を誘導するための底部テンプ軸受12と、アンクル7の底部アンクル軸15を誘導するための底部アンクル軸受14と、がんぎ車6の底部脱進機軸17を誘導するための底部脱進機軸受16とを備える。
これらの軸受を、有利には、図1に示すように、第1の組立操作中に適所に取り付け、固定する。図1は第1の操作後の、事前に装備済みの脱進機受け10を示す。脱進機受け10では、構成部品の提示手段、加工手段、操作中の駆動手段、接着または溶接手段はすべて底面11の片側にある。スペーサ20およびスペーサ21が脱進機受け10と同じ部品として形成されていない場合は、同じ第1の操作中に、スペーサ20およびスペーサ21も取り付けられる。ただし、構成部品の数を少なくするために、スペーサ20およびスペーサ21を脱進機受けと一体化することが有利である。好ましくは、図に例示するように、第1の位置決定手段31および第2の位置決定手段32は、それぞれ第1の軸受面22および第2の軸受面23上に配置される。第1の位置決定手段31および第2の位置決定手段32は、本実施形態ではスタッドの形をとり、それぞれスタッド33およびスタッド35である。スタッド33およびスタッド35も同じ第1の組立操作において取り付けることができる。
好ましくは、スペーサのうちの1つ、本実施形態では第1のスペーサ20が単一の第1の軸受面22と、単一の位置決定スタッド33とを有する場合は、他のスペーサ、本実施形態では第2のスペーサ21は、軸受面23Aと軸受面23Bの2つに別れた第2の軸受面23を有する。2つの軸受面23Aと軸受面23Bはそれぞれ、位置決定スタッド35Aと位置決定スタッド35Bとを備える。このように、様々なホイールセットの枢軸に対して垂直面に沿って、スペーサのうち1つのみで、本実施形態では第2のスペーサ21のみで、テンプ受け30を固定し、正確に位置決定することが可能である。図に例示する変形では、2つのスタッド35Aと35Bとの間で、第2のスペーサは局所的にくり抜かれ、チャンバ19を備える。チャンバ19によって、がんぎ車6は自由に枢動できる。第2のスペーサ21を2つの部品で構成することも可能であるが、本明細書で例示する実施形態では、脱進機軸受16の近辺で、脱進機受け10が非常に堅固になるという利点を有し、それにより、スタッド35Aおよび35Bに対する軸受の位置を一定に保つことができる。
対称的に、テンプ受け30の上面11Aは、テンプ3の上部テン真13Aを誘導するための上部テンプ軸受12Aと、アンクル7の上部アンクル軸15Aを誘導するための上部アンクル軸受14Aと、がんぎ車6の上部脱進機軸17Aを誘導するための上部脱進機軸受16Aとを備える。表面には、位置決定スタッドと対面するハウジングを備える。つまり、スタッド33に対向するハウジング34と、スタッド35Aおよびスタッド35Bに対向するハウジング36Aおよびハウジング36Bとを備える。本実施形態に示すスタッドおよびハウジングは円筒形であるが、適切な位置決定を行うことができる他の形状を用いてもよい。当然のことながら、図に例示するオス/メス構成の代わりに、メス/オス構成、または混合した構成を適用することもできる。
テンプ受け30の軸受は、有利には、事前組立操作において適所に取り付け、および固定される。事前組立操作では、図1に示す第1の組立操作における底面11と同様の方法で、上面11Aは組立手段に対して回転する。
第2の組立操作は、図2に示すように、次のように行う。少なくとも1つのひげぜんまい5と、少なくとも1つのテンプ3と、がんぎ車6と、アンクル7とをそれぞれの軸受に位置決定して組み立て、ひげぜんまい5をひげ持ち9にピン留めすることによって、事前に装備済みの脱進機受け10の取り付けを完了する。
第3の組立操作では、テンプ受け30を脱進機受け10とは反対側に移動させることによって、ハウジング34およびハウジング36と、脱進機受け10のスタッド33およびスタッド35とを組み合わせる。また、上部軸受は関連する上部軸を誘導する。つまり、それぞれ、上部テンプ軸受12Aはテンプ3の上部テン真13Aを誘導し、上部脱進機軸受16Aはがんぎ車6の上部脱進機軸17Aを誘導し、上部アンクル軸受14Aはアンクル7の上部アンクル軸15Aを誘導する。
この第3の組立操作は、図3に示すように、脱進機受け10がテンプ受け30に最も近づいた位置で終了する。
この最も近づいた位置において、テンプ3は、少なくとも底部テン真13上で、底部テンプ軸受12に対して固定され、および/または上部テン真13A上で、上部テンプ軸受12Aに対して固定される。テンプ3はこのように接合位置で固定され、適正なトルクを受けても枢動することはない。この場合、使用時に振動体、つまり本事例ではひげぜんまい5によって印加されるトルクと同程度の大きさのトルクでは駆動しない。
好ましくは、この最も近づいた位置において、第2のスペーサ21の第2の軸受面23は、テンプ受け30の第2の補完面25と接触する。
この段階で、第2の補完面25を第2の軸受面23上の適所で固定することが有利である。具体的には、ハウジング36Aおよびハウジング36Bと、スタッド35Aおよびスタッド35Bをお互いに固定するために、具体的には溶接および/または接着などによって固定することが有利である。
第4の調整操作は、テンプをゆるめ、テンプ3のあがきを最小値に調整することである。
そのためには、図4に示すように、略直角の力Fを上面11Aに印加する。この力によって、バランス受け30が弾力的に変形することにより、脱進機受け10とテンプ受け30の一端はお互いから離間して移動する傾向を有する。
図4は、この力Fを受けて生じる変形Dを点線で示す。力Fの振幅は小さいが、テンプ3を保持する軸および軸受の相対的位置を変化させ、テンプを開放するには十分な大きさである。
力Fの大きさは、図3に示すように、テンプ3が開放されるまで、テンプ3が備える外縁3Aに印加した接線力Tを受けて、テンプ3を自由に枢動させるのに、ちょうど十分な大きさである。この接線力Tによって、テンプ3には基準トルクよりも小さいトルクが印加される。基準トルクとは、使用中に、振動体、つまり本事例ではひげぜんまい5によって印加されるトルクである。本調整操作中に印加される接線力Tから生じるトルクは、基準トルクよりもはるかに小さいことが好ましい。具体的には、基準トルクの10分の1よりも小さいことが好ましい。実際には、外縁3Aに対する気流として印加することが有利である。
テンプ3が開放されるとすぐに、第1の軸受面22に対する特定の位置において、テンプ受け30を第1の補完面24に固定する。一方、第2の補完面25は第2の軸受面23の適所で固定して保持される。
この特定の位置は、したがって、脱進機受け10がテンプ受け30に最も近づいた位置における、テンプ3のあがきの調整に対応する。脱進機受け10がテンプ受け30に最も近づいた位置では、テンプ3は自由に枢動できる。
つまり、テンプ受け30が脱進機受け10に最も近づいた位置において、テンプ受け30をテンプ3の上部テン真13Aに組み合わせると、テンプ3は最も近づいた位置において、少なくとも底部テン真13上で、底部テンプ軸受12に対して固定され、および/または上部テン真13A上で、上部テンプ軸受12Aに対して固定される。テンプ3は、底面11が有するテンプ軸受12に、テンプ3の底部テン真13を介して事前に組み立済みである。テンプ3のあがきは、上面11Aに略垂直な力Fを印加した後に調整される。上面11Aに略垂直な力Fによって、テンプ受けが弾力的に変形することにより、脱進機受け10とテンプ受け30の一端はお互いから離間して移動する傾向を有する。この力Fの大きさは、テンプ3の外縁に印加される接線力Tを受けて、テンプ3を自由に枢動させるには、ちょうど十分な大きさである。
要するに、本発明が提示する構造では、プラットフォーム脱進機アセンブリ1のすべての構成部品を、同一の側に以下の順番で取り付ける。
−汎用ムーブメントの底部を、事前に装備済みの脱進機受け10に事前に取り付ける。
−ひげぜんまいアセンブリ2をひげ持ち9と結合し、ピン留めする。
−がんぎ車6およびアンクル7を結合する。
−テンプ受け30を結合する。
本実施形態では、テンプ3のあがきの調整は、以下の順番でムーブメントを組み立てら前に、プラットフォーム脱進機アセンブリ1上で直接行う。
−テンプ受け30をスタッド35Aおよびスタッド35Bの上に移動し、そこに固定する。この位置において、テンプ3のテン真の少なくとも1つを、意図的に固定する。
−次に、テンプ受け30をスタッド32に対して移動させるために、テンプ3が開放されるまで、テンプ受け30を弾力的な変形によって局所的に移動させる。テンプ3の開放を容易に検知するために、外縁3A上の接線力によって微小なトルクをテンプ3に印可する。したがって、テンプは開放されると、回転を始める。
−テンプが開放されたことを検知すると、テンプ受け30をスタッド32に固定されたこの位置で固定する。
好ましい本実施形態では、ひげぜんまい5は底面11とテンプ3の外縁3Aとの間に配置される。アンクル7はひげぜんまい5と対向する側で、外縁3Aと上面11Aとの間に配置される。テンプが緩急針アセンブリを用いない場合に、ひげぜんまい5を外縁3Aの下に配置する、この独特な配置が可能となる。
好ましくは、アンクル7は、一方の底部アンクル軸15を誘導するための底部アンクル軸受14と、他方の上部アンクル軸15Aを誘導するための上部アンクル軸受14Aとの協働によって枢着される。枢軸はテンプ3の外縁3Aの外部にある軸の間に画定される。
アンクルの枢動は外縁の外側に押し出されるため、爪石受けを使用する必要はない。
図5は第1の変形を例示する。第1の変形では、アンクル7の枢動はバンキングピン37、38によって制限される。バンキングピン37,38は、テンプ受け30の上面11Aから突出し、アンクル7のアーム41の空間を制限する。
図6は第2の変形を例示する。第2の変形では、アンクル7のアーム41はバンキングピン39を有する。バンキングピン39はテンプ受け30が備える穴40内で可動することができ、アンクル7の枢動を制限する。
本発明はまた、少なくとも1つの上記プラットフォーム脱進機アセンブリ1を含む時計ムーブメント100に関する。本発明によれば、プラットフォーム脱進機アセンブリ1が組み立て済みの位置にあるとき、がんぎ車6はプラットフォーム脱進機アセンブリ1の外部にある、ムーブメント100が備える輪列と協働する。
本発明はまた、少なくとも1つの上記ムーブメント100を含む時計1000に関する。
つまり、外縁上部のひげぜんまいと、外縁下部のアンクルと、緩急針アセンブリとを含む標準的なムーブメントを備える従来の技術のアセンブリと比較すると、本発明は新しい構造を備えるムーブメントを提示する。すなわち、外縁下部のひげぜんまいと、外縁上部とのアンクルを備え、緩急針アセンブリを用いない新しい構造のムーブメントである。新しい構造とは、プラットフォーム脱進機アセンブリを同一の側面に、自動化した方法で取り付けられるということを意味する。最後に、テンプのあがきを調整するシステムは、追加の部品を用いずに実行することができる。

Claims (3)

  1. 脱進機受け(10)、テンプ受け(30)、テンプ(3)に関連する制御されるがんぎ車(6)のためのアンクル(7)を含み、前記脱進機受け(10)は前記アンクル(7)の底部アンクル軸(15)を誘導するための底部アンクル軸受(14)を有し、前記テンプ受け(30)は前記アンクル(7)の上部アンクル軸(15A)を誘導するための上部アンクル軸受(14A)を有し、これらの底部アンクル軸受(14)と上部アンクル軸受(14A)との協働によって、前記アンクル(7)は枢着され、その枢軸は前記テンプ(3)の前記外縁(3A)の外部にある前記底部アンクル軸(15)と前記上部アンクル軸(15A)の間に画定され、さらに、前記アンクル(7)の旋回運動を制限するため、前記テンプ受け(30)に含まれる穴(40)内を移動できるバンキングピン(39)を有する前記アンクル(7)のアーム(41)を有する時計ムーブメント(100)のプラットフォーム脱進機用アセンブリであって、
    振動体またはひげぜんまいアセンブリ(2)をさらに含む、時計ムーブメント(100)用の取り外し可能なプラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)であ
    少なくとも1つのひげぜんまい(5)と、ローラ(4)を備えた少なくとも1つのテンプ(3)と、前記ローラ(4)と協働するように配置されるアンクル(7)によって制御されるがんぎ車(6)とを備え、前記プラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)は脱進機受け(10)を含み、前記脱進機受け(10)は、誘導軸受を備えた底面(11)の両側に、それぞれ第1の軸受面(22)と、第2の軸受面(23)とを備える第1のスペーサ(20)と、第2のスペーサ(21)とを備え、前記第1の軸受面(22)および前記第2の軸受面(23)は、誘導軸受を備えた上面(11A)の両側で、テンプ受け(30)が備える第1の補完面(24)と、第2の補完面(25)とを支持し、前記テンプ受け(30)は第1の位置決定手段(31)および第2の位置決定手段(32)によって、前記脱進機受け(10)に対して位置決定され、前記第1の位置決定手段(31)および前記第2の位置決定手段(32)は、それぞれ前記第1の軸受面(22)および前記第2の軸受面(23)上に配置され、それにより、前記第2の補完面(25)が前記第2の軸受面(23)の適所で固定して保持されるとき、前記第1の補完面(24)は前記第1の軸受面(22)に保持されることができ、また逆の場合も同様であり、前記底面(11)は、前記少なくとも1つのひげぜんまい(5)を固定するためのひげ持ち(9)と、前記テンプ(3)の底部テン真(13)を誘導するための底部テンプ軸受(12)と、前記アンクル(7)の底部アンクル軸(15)を誘導するための底部アンクル軸受(14)と、前記がんぎ車(6)の底部脱進機軸(17)を誘導するための底部脱進機軸受(16)とを備え、前記上面(11A)は前記テンプ(3)の上部テン真(13A)を誘導するための上部テンプ軸受(12A)と、前記アンクル(7)の上部アンクル軸(15A)を誘導するための上部アンクル軸受(14A)と、前記がんぎ車(6)の上部脱進機軸(17A)を誘導するための上部脱進機軸受(16A)とを備えることを特徴とするプラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)。
  2. 請求項に記載のプラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)であって、前記ひげぜんまい(5)は前記底面(11)と前記テンプ(3)の前記外縁(3A)との間に配置され、前記アンクル(7)は前記外縁(3A)と前記上面(11A)との間で、対向する側に配置されることを特徴とする、プラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)。
  3. 請求項1〜のうちいずれか一項に記載の少なくとも1つのプラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)を含む時計ムーブメント(100)であって、前記プラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)が組み立て済みの位置にあるとき、前記がんぎ車(6)は、前記プラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)の外部にある前記ムーブメント(100)が備える輪列と協働することを特徴とする、プラットフォーム脱進機用アセンブリ(1)。
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