JP2014182145A - 時計機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部品の数が少なく、アーバの直線に関して高品質な幾何学的寸法を有するモジュール又はカセットにおいて使用するための構造を提供する。
【解決手段】少なくとも1つの枢動ホイールセット10を受承及びガイドするための時計機構の構造1は、少なくとも1つの分離不可能な単一部品構造11を含み、この単一部品構造11は少なくとも1つの分離不可能な単一部品フレーム17を含み、この単一部品フレーム17は、少なくとも1つの枢動ホイールセット10のアーバ47のピボットを受承するための、ある整列方向Aに対にして整列されたピボットハウジング12を含み、各ピボットハウジング12は、半軸受け又は二面軸受けによって形成された開放型ハウジングであり、その一端において整列方向Aに停止軸受け表面120を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも1つの枢動ホイールセットを受承及びガイドするための時計機構に関する。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つの機構を含む機械式時計ムーブメントにも関する。
本発明はまた、少なくとも1つの枢動ホイールセットを受承及びガイドするためのこのタイプの時計機構を製造するための方法にも関する。
本発明は時計機構の分野に関し、より詳細には、高品質の幾何学的寸法及び位置決めを必要とする枢動ホイールセットに嵌合される、即時使用可能な機能モジュールを統合するムーブメントの分野に関する。
枢動ホイールセットのアーバの相対的位置決め及び幾何学的寸法、特に平行度は、時計機構の精度、動作及び寿命を決定する。
モジュール式アセンブリの利用は、サブアセンブリを独立して事前に組み立てて積層するため、特に完璧な精度を必要とする。
極めて高精度なモジュール又はカセットの概念により、大規模生産と高品質な製品とを両立させることができる。
このため、ETA SAによる特許文献1及び特許文献2から、時計ムーブメント用のモジュール式サブアセンブリが公知である。これらの特許出願に開示されている機械式モジュールは、これらの設定の耐久性を保証するために、非可逆的に予備調整されて組み立てられる。
しかしながら、従来の実施形態では、モジュールは構成部品の数を常に減らすことができるわけではない。構成部品の数を減らすことができれば、製造コストの削減及び組み立て方式の簡略化を実現し、中級技術者でも必要な幾何学的精度を保証しながら極めて複雑な機能を組み立て及び調整できるようにすることができる。
特許文献3は、同一のU字型プレート内に作製された軸受内で枢動する端部ピボットを含む、ホイールセットを開示している。Watsonによる特許文献4は、同様の構成を開示している。
Harringtonによる特許文献5は、U字型プレート及びネジを用いた平行度調整手段を有する同様の構成を開示している。
Baermannによる特許文献6は、U字型フレームを含む電磁カウンタ軸受けを開示しており、このU字型フレームは、カウント用ホイールセットが摺動する2つの整列された軸受けを含む。
Regoによる特許文献7は、2つの軸受けを備える鯖口を有する、コンパスの針用の枢動デバイスを開示している。
Mueller Schlenker FAによる特許文献8は、テンプの突出した回転部分と協働する溝を含む地板で閉鎖された、テンプの水平な組付けのための垂直なアーバを有する、天輪の半軸受けを開示している。
Denso Corporationによる特許文献9は、整列された穿孔を含むケースを開示しており、一方に樹脂材料製の耳軸、反対側に上記樹脂材料製の耳軸より直径が小さい硬質金属製耳軸を含むアーバがこれらの穿孔内にガイドされる。
欧州特許出願第11193173.9号 欧州特許出願第11193174.7号 特開昭51−149063号 オランダ特許第11224C号 米国特許出願第580046A号 米国特許出願第2582162A号 スイス特許出願第488169A号 ドイツ特許出願第2218663A1号 フランス特許出願第2807160A1号
従って本発明は、構成部品の数が少なく、アーバの直線に関して高品質な幾何学的寸法を有する、特に(ただしこれに限定するものではない)モジュール又はカセットにおいて使用するための機構を提供することを提案する。
本発明は、新規の微小構成部品製造技術、MEMS、「LIGA」、リソグラフィ等を利用して、このような機構の製造を最適化する。
従って本発明は、少なくとも1つの枢動ホイールセットを受承及びガイドするための時計機構に関し、この機構は、少なくとも1つの分離不可能な単一部品構造を含み、この単一部品構造は少なくとも1つの分離不可能な単一部品フレームを含み、この単一部品フレームは、少なくとも1つの上記枢動ホイールセットのアーバのピボットを受承するための、ある整列方向に対にして整列されたピボットハウジングを含むこと、及び各上記ピボットハウジングは、半軸受け又は二面軸受けによって形成された開放型ハウジングであり、その一端において上記整列方向に停止軸受け表面を含むことを特徴とする。
本発明によると、上記機構は、上記少なくとも1つのフレームと協働するよう配設された少なくとも1つのカバーも含み、これにより上記少なくとも1つのフレーム上における上記少なくとも1つのカバーの閉位置において、上記機構が備える各上記枢動ホイールセットの各上記アーバを最小の遊びで封止し、上記機構は、上記少なくとも1つのフレーム及び/又は上記少なくとも1つのカバー上において、各上記アーバを遊びなしに封止するための可撓性遊び補償手段を含むことを特徴とする。
本発明はまた、少なくとも1つのこのタイプの機構を含む機械式時計ムーブメントにも関わる。
更に本発明は、少なくとも1つの枢動ホイールセットを受承及びガイドするためのこのタイプの時計機構を作製する方法に関し、上記分離不可能な単一部品構造は、少なくとも1つの枢動ホイールセットの少なくとも1つの上記アーバを遊びなしに保持するため、及び/又は少なくとも1つの弾性衝撃吸収装置を形成するため、及び/又は軸受けキャリヤの位置を調整できるようにするために、これと単一の部品として作製された一体化された弾性復元手段と嵌合すること、並びに上記分離不可能な単一部品構造はシリコン製であること、並びにこの単一部品構造が備える上記一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられることを特徴とする。単一部品の構成部品を、特に地板又は受けを有するように作製することの利点は、部品の数を削減でき、組み立てに関する問題を回避できることである。
本発明の利益は、これらのモノリシックな構成部品を作製する際の精度によるものである(典型的には、これらの部品は例えばシリコン製であり、従ってマイクロメートル単位の精度を有する)。
モノリシックな機構は、中心間の距離を保証し、特に好ましい応用例における発振器である即時使用可能な機構を形成するという主な利点を有する。
本発明は特に可撓性ガイド部材に関し、この可撓性ガイド部材は以下の利点:
−保証された精度;
−極めて低減された摩擦レベル又はゼロ摩擦レベル;
−摩擦が存在しないか又は少なくとも摩擦レベルが極めて低減されていることによる、移動中のヒステリシスの不在;
−潤滑の不在;
−遊びの不在;及び
−摩耗の不在
を有する。
可撓性ガイド部材の製造により、特に制限された移動距離、低い復元力、及び制限された充電量といった制限がもたらされる。しかしながら、これらの制限は特に調速に関する多数の時計学的機能を妨害するものではない。
これらの制限は、高い精度の中心間の距離、作製する構成部品の数の少なさ、並びにそれらに伴う複雑性及び組付け時間の削減によって十分に補償される。本発明による機構は、このタイプの機構と組み合わせて組付けられる機構、特に発振器が、ムーブメント内への組付け準備済みの構成部品を形成する、という大きな工業的利点を有する。更に、本発明の機構の形態でムーブメント全体を考案することも当然可能である。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
図1は、変形不可能な単一部品フレームを含む本発明による機構の斜視図であり、このフレームは、枢動ホイールセットのアーバの端部を受承するためのピボットを形成する、対にして整列されたハウジングを含む。 図2は、開位置における、アーバの端部を固定するためのカバーと上記フレームとの協働を示す上面図である。 図3は、閉位置における、アーバの端部を固定するためのカバーと上記フレームとの協働を示す上面図である。 図4は、可撓性遊び補償ストリップを有するカバーの有利な変形例を示す。 図5は、ある変形例の図1と同様の図であり、ここでは一体化された弾性復元手段によって、この機構に設置された枢動ホイールセットのうちの少なくとも1つを、その端部のうちの少なくとも一方において、単一部品フレームに接続された軸受けキャリヤ内で枢動させ、所定の位置でクランプ留めすることができる。 図6は、この機構に一体化された軸受けキャリヤの位置調整手段を含む、このタイプのモノリシックアセンブリの平面図であり、この調整手段はクランプ留め手段を介して所定の位置にロックすることができ、この調整手段は、可撓性ストリップの端部に配置された緩急針を固定する櫛状部を含み、この櫛状部は板バネクランプによって上記緩急針上に押圧され、板バネクランプはロック用フィンガによって固定される。 図7は、単一部品フレームと一体である衝撃吸収軸受けを有する特定のピボットのアーバを通る断面図である。 図8は、本発明による機構を含む時計ムーブメントの図である。
本発明は時計機構の分野に関し、より具体的には即時使用可能な機能モジュールを統合するムーブメントの分野に関する。
本発明は、ピボットガイド用支持体を含む少なくとも1つのアーバ47を含む少なくとも1つの枢動ホイールセット10を受承及びガイドするための、時計機構の1に関する。当然、このタイプのホイールセット10は、その全長にわたってシャフト型部分を全く有さない端部ガイド用支持体のみを含んでもよいが、しかしながら本明細書の記載においては簡略化のために、枢動ホイールセット10が備えるガイド用支持体又はピボットを指して用語「アーバ47」を使用する。
本発明によると、この機構1は少なくとも1つの単一部品構造11を含み、この単一部品構造11は少なくとも1つの分離不可能な単一部品フレーム17を含み、単一部品フレーム17は、少なくとも1つの枢動ホイールセット10のアーバ47のピボットを受承するために対にして整列されたピボットハウジング12を含む。
各上記ピボットハウジング12は、半軸受け又は二面軸受けによって形成された開放型ハウジングであり、その一端において整列方向Aに停止軸受け表面120を含む。
本明細書の記載は簡略化のために、枢動ホイールセットのためのピボットガイド用支持体の上述の特定の好ましい場合に故意に制限されている。当業者は、本発明の他の応用例、特に変形不可能な機構内に封止された非枢動構成部品を固定するための応用例に関する本発明の利点を理解できるであろう。
図示した好ましい実施形態では、この分離不可能な単一部品構造11は少なくとも1つの分離不可能な単一部品フレーム17を含み、このフレーム17は、上側軸受け44及び下側軸受け45を形成しながら、少なくとも1つの枢動ホイールセット10のピボットを受承するために対にして整列されたピボットハウジング12を含む。
図2〜4の有利な実施形態では、機構1は少なくとも1つのカバー18を更に含み、このカバー18は上記少なくとも1つのフレーム17と協働して、上記少なくとも1つのフレーム17上における上記少なくとも1つのカバー18の閉位置において、上記機構1が備える各上記枢動ホイールセット10の各上記アーバ47を最小の遊びで封止するように配設される。組み立てに便利にするために、又は例えば歯車列等を通過させるための、ムーブメントの残りの部分との機能性境界通路を残すために、同一の変形不可能な単一部品構造17に対して複数のカバー18を並置するか若しくはその逆にする必要が生じ得る、又は複数の構造17を複数のカバーを介して連接する必要が生じ得る。
特定の変形例では、少なくとも1つのカバー18はフレーム17と単一部品として作製され、可撓性固定によってこのフレーム17に接続され、1つ又は複数の枢動ホイールセット10等の挿入後にフレーム17上へと折り畳まれる。
有利には、カバー18は溶接、蝋接、レーザ溶接、接着、リベット留め又は他の手段によってフレーム17に非可逆的に固定され、これにより、枢動ホイールセット10をピボットハウジング12内の所定の位置に封止して組付けた後に、カバー18及びフレーム17は共に分離不可能な単一部品構造11を形成する。
特定の実施形態(図示せず)では、機構1は地板及び/又は少なくとも1つの受けを組み込み、フレーム17を形成するか又はフレーム17に分離不可能に取り付けられる。フレーム17はまた、地板及び受けと独立していてもよく、一方を他方に又は両方を同時に固定してよい。
図1、5に示すように、特にフレーム17は閉鎖型フレームであり、特に閉鎖型矩形フレームである。
本発明によれば、機構1は、カセット1が備える各上記枢動ホイールセット10の各上記アーバ47を遊びなしに封止するための可撓性遊び補償手段18Aを含む。図4は遊び補償の役割を果たす弾性縁18Aを有するカバー18の例示的実施形態を示す。この可撓性遊び補償手段は、フレーム17又は同様にカバー18に嵌合してよい。
図1〜4に示す実施形態では、少なくとも1つのピボットハウジング12は二面軸受け460である。
図7は、機構1が、枢動ホイールセット10のアーバ47を径方向に保持するための回転肩部46を含む少なくとも1つのピボットハウジング12を含む、特定の場合を示し、停止軸受け表面120は、アーバ47の端部を軸方向に制限するための前方肩部49であり、上記回転肩部46及び/又は上記前方肩部49は、少なくとも1つの弾性衝撃吸収装置48に支持される。図7において、回転肩部46及び/又は前方肩部49は共に、少なくとも1つの弾性衝撃吸収装置48に支持される。
図示されていない変形例では、回転肩部46又は前方肩部49はそれ固有の衝撃吸収装置に支持される。
図示されていない変形例では、回転肩部46及び前方肩部49は別個に衝撃吸収装置に支持され、この衝撃吸収装置は2つの軸受け表面を有する共通の衝撃吸収装置であってよく、又は複数の衝撃吸収装置であってよく、各肩部がそれ固有の衝撃吸収装置に支持される。
別の変形例では、回転肩部46及び前方肩部49は弾性衝撃吸収装置48によって共に支持される。
特定の変形実施形態では、この弾性衝撃吸収装置48は分離不可能な単一部品構造11及び特にフレーム17と単一部品である。
別の特定の変形実施形態では、この回転肩部46及び/又はこの前方肩部49はフレーム17と単一部品である。
更に別の特定の変形実施形態では、この弾性衝撃吸収装置48、回転肩部46及び/又は前方肩部49は全て、分離不可能な単一部品構造11及び特にフレーム17と単一部品である。
特定の実施形態では、分離不可能な単一部品構造11はシリコン製であり、この単一部品構造11が備える一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられる。
特定の実施形態では、フレーム17はシリコン製であり、このフレーム17が備える一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられる。
ピボット44、45は、従来のピボット又は可撓性ガイド用支持体で形成してよい。
分離不可能な単一部品構成部品17を含む本発明による機構1の設計はまた、様々なホイールセットの枢動を最適化し、必要に応じてその平行度を保証し、又は逆にホイールセットのアーバの少なくとも1つの端部を移動させて、マイクロメートル単位での設定調整を行うことができるようにする。
ピボットハウジングの作用により、特にホイールセットの中心間距離を調整して、歯部及び/又は爪石の進行を調整できる。中心間距離調整は、地板又は受けとモノリシックな様式で実行してよい。中心間距離を調整するためのこの原理は、ムーブメント内の全ての中心間距離に対して有効である。
図5、6の特定の実施形態では、1つの上記ピボットハウジング12は軸受けキャリヤ13と一体であり、それぞれ弾性復元手段14、83によってフレーム17に接続される。
特定の実施形態では、ピボットハウジング12は、少なくとも1つの分離不可能な単一部品構造11に対して一定の位置を有する。
別の実施形態では、少なくとも1つのピボットハウジング12は、特に衝撃によるエネルギを吸収して動作位置に復帰できるようにするために、懸架されている。
よって図5は、静止時にピボットハウジング12の正確な位置決めを保証するために十分な剛性を有し、いずれの衝撃を吸収してアーバを所定の位置に復帰させるよう考案された、弾性復元手段14を示す。図5に示すこの変形例では、少なくとも1つの枢動ホイールセット10はその少なくとも1つの端部でピボット45において枢動し、これはハウジング460を形成し、軸受けキャリヤ13に格納される。この軸受けキャリヤ13は、この一体化された弾性復元手段14によってフレーム17に接続され、弾性復元手段14は好ましくはフレーム17及び各軸受けキャリヤ13の両方と単一部品である。
当然、懸架された軸受けキャリヤにおいてこの構成部品がその両端で枢動する変形例を考案することもできる。
弾性復元手段14によって、ある範囲の調整が可能となる。弾性復元手段は好ましくは調整後位置ロック手段に接続されており、この調整後位置ロック手段は、本説明中では図6の特定のケースにおいて示されている。有利には、この位置ロック手段もまた、フレーム17及び各軸受けキャリヤ13の両方と単一部品である。
特に可逆的に調整可能かつロック可能であるが、初期調整後に(特に非可逆的に)固定することもできる機構への特に有利な応用のために、機構1は図6に示すように、好ましくはフレーム17上に位置調整用機構80を含む。
従って図6は特定の配置を示し、ここで軸受けキャリヤ13は位置調整用構成部品と一体として設置され、調整した後所定の位置にロックすることができる。この変形例では、分離不可能な単一部品構造11は、弾性復元手段83によってフレーム17に接続された軸受けキャリヤ13を含む位置調整用構成部品82の位置調整機構80を含む。この機構80は、好ましくはフレーム17で形成される剛性構造81を含む。この剛性構造81は、少なくとも1つの弾性ストリップ83を介して、位置調整用構成部品82を支持し、この位置調整用構成部品82は軸受けキャリヤ13を支持し、位置調整用構成部品82は、調整機構90が備える相補的インデックス手段91と協働するよう配設されるインデックス手段84を含む。この相補的インデックス手段91はインデックス手段84に着脱可能に取り付けられる。また相補的インデックス手段91は、構造81に弾性的に固定されたクランプ留め機構94によって協働位置にロックすることができる。このクランプ留め機構94は、少なくとも1つの可撓性要素96によって構造81に弾性的に固定され、ロック機構98の作用を受け、これにより機構94は、調整機構90が自由となる分離位置又はクランプ留め機構94が調整機構90を妨害する係合位置を取ることができる。
このロック機構は、ジャンパを形成し構造81に弾性的に固定される少なくとも1つの可撓性要素98を含み、上記少なくとも1つの可撓性要素98は、クランプ94の嘴状部97と協働して、位置調整中はクランプを離間させて保持するか、又は位置調整実行時のクランプの安全装置としてクランプ94の相補的停止表面95と協働する。
図6は、櫛状部91が可撓性ストリップ83の端部に配置された緩急針84を固定する、このタイプの機構を示し、櫛状部91は、クランプ94が備える板バネクランプ96によって緩急針84に押圧され、この板バネ96は、少なくとも1つの可撓性ストリップ98に設置されたロック用フィンガ99によって固定され、上記フィンガ99はストリップ96の停止表面97と協働する。
上述のように、クランプ留め機構及びロック機構を組み合わせたこのような調整は、ここでは例えば調速機構の動作をマイクロメートル単位で補正するために軸受けの位置を調整するための特定の応用例を示したが、軸受け、停止部材又は他の要素の位置決めといった広範な応用例に応用できる。
有利な実施形態では、機構1及び/又はフレーム17はシリコン製である。ハウジング460のピボットハウジングは、例えばシリコン基材への異方性(KOH)エッチングによって画定される。宝石又は衝撃吸収装置のアセンブリを有するタイプも考えられる。その大きな利点としては、ピボットハウジングを極めて正確に位置決め(中心からの距離、鉛直度)できることが挙げられる。なお、カバー18を所定の位置に配置しても、様々なアーバの位置決めを妨げることはない。
脱進機機構への特定の応用例に関して、その構成に応じて、機構1にはホイールセットのアーバのガイド軸受けの全て又は一部、即ち:
−アンクルの2つのピボットハウジング及び他のホイールセットの全ての下側軸受け;
−テンプ及びアンクルの2つのピボットハウジング、並びに他のホイールセットの全ての下側軸受け;
−テンプの2つのピボットハウジング及び他のホイールセットの全ての下側軸受け
が組み込まれる。
本発明の別の特定の実施形態では、フレーム17は、機構1、特に脱進機機構に組込まれた機構の構成部品のピボットを受承するための少なくとも1つの衝撃吸収装置軸受けを有する、分離不可能な単一部品構成部品を形成する。
従って衝撃吸収装置は部分的又は全体的にフレーム17内に作製されてよく、衝撃吸収装置のバネはフレーム17と連接するように作製されてよい。2つの宝石のうちの1つ(又は両方)は、地板と連接するように作製されてよい。そして、シリコンにおいて直接枢動が起こる。ピボットハウジング12は、DLC又は他の表面コーティングを有するシリコンに直接作製してよい。よって、これ以上の宝石は必要なく、回転点は極めて正確に位置決めされる。
特定の実施形態では、機構1は、より大きなアセンブリ内での機構の組み立てを容易にすることを目的とした分割可能な要素を含み、これら分割可能な要素は、機構1の構成要素のうちのいくつかに1つ又は複数の自由度を与えるため以外には分解する必要はない。
本発明によるカセット1の有利な実施形態では、機構1は精密機械加工可能な材料、即ちシリコン又は酸化シリコン製であり、機構1が備える一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられる。MEMS又は「LIGA」技術における他の材料も使用してよい。石英、DLC、少なくとも部分的に非晶質の材料又は金属ガラスをこれらの応用例に使用してよいが、上記リストは限定的なものではない。
機構1の特定の構成により、機構1に組付けられるこれらの機構要素又は構成部品の膨張による影響を補償できる。例えば、安定性のために、地板をシリコンで作製してこれを酸化させることができる。
本発明はまた、少なくとも1つのこのタイプの機構1を含む機械式時計ムーブメント100にも関する。
本発明は更に、少なくとも1つの枢動ホイールセット10を受承及びガイドするためのこのタイプの時計機構の機構1を作製する方法に関する。本発明によると、分離不可能な単一部品構造11は、少なくとも1つの枢動ホイールセット10の少なくとも1つのアーバ47を遊びなしに保持するため、及び/又は少なくとも1つの弾性衝撃吸収装置48を形成するため、及び/又は軸受けキャリヤ13の位置を調整するために、これと単一の部品である一体化された弾性復元手段を備える。分離不可能な単一部品構造11はシリコン製であり、上記一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられる。
ある変形例では、ピボットハウジング12はDLC表面コーティングを有するシリコンに直接作製される。
ある変形例では、分離不可能な単一部品構造11は、少なくとも1つの上記枢動ホイールセット10のピボットを受承するために対にして整列されたピボットハウジング12を含む、少なくとも1つの分離不可能な単一部品フレーム17を有するよう作製され、これらピボットハウジング12は、シリコン基材への異方性エッチングによって作製される。
ある変形例では、分離不可能な単一部品構造11は、ピボットハウジング12内の所定の位置にホイールセット10を封止するフレーム17及びカバー18で形成され、フレーム17及びカバー18は、溶接又はハンダ付け又は接着又はリベット留め又はレーザ溶接によって互いに対して非可逆的に固定され、分離不可能な単一部品アセンブリを形成する。
本発明によってもたらされる高い精度により、構成部品及びそれに伴ってムーブメントを薄くすることができる。よって本発明は、超平坦ムーブメントの作製に特に役立つ。
1 機構
10 枢動ホイールセット
11 分離不可能な単一部品構造
12 ピボットハウジング
13 軸受けキャリヤ
14 弾性復元手段
17 分離不可能な単一部品フレーム
18 カバー
18A 可撓性遊び補償手段
44 上側軸受け、ピボット
45 下側軸受け、ピボット
46 回転肩部
47 アーバ
48 弾性衝撃吸収装置
49 前方肩部
80 位置調整機構
81 剛性構造
82 位置調整用構成部品
83 弾性復元手段、弾性ストリップ、可撓性ストリップ
84 インデックス手段、緩急針
90 調整機構
91 相補的インデックス手段
94 クランプ留め機構、クランプ
95 相補的停止表面
96 可撓性要素板バネクランプ、ストリップ
97 停止表面、嘴状部
98 ロック機構、可撓性ストリップ、可撓性要素
99 ロック用フィンガ、嘴状部
100 機械式時計ムーブメント
120 停止軸受け表面
460 二面軸受け、ハウジング
A 整列方向

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの枢動ホイールセット(10)を受承及びガイドするための時計機構(1)であって、
    前記機構は、少なくとも1つの分離不可能な単一部品構造(11)を含み、前記単一部品構造(11)は少なくとも1つの分離不可能な単一部品フレーム(17)を含み、前記単一部品フレーム(17)は、少なくとも1つの前記枢動ホイールセット(10)のアーバ(47)のピボットを受承するための、ある整列方向(A)に対にして整列されたピボットハウジング(12)を含むこと、及び
    各前記ピボットハウジング(12)は、半軸受け又は二面軸受けによって形成された開放型ハウジングであり、その一端において前記整列方向(A)に停止軸受け表面(120)を含むこと
    を特徴とする、時計機構。
  2. 前記機構(1)はまた、前記少なくとも1つのフレーム(17)と協働するよう配設された少なくとも1つのカバー(18)を含み、これにより前記少なくとも1つのフレーム(17)上における前記少なくとも1つのカバー(18)の閉位置において、前記構造(1)が備える各前記枢動ホイールセット(10)の各前記アーバ(47)を最小の遊びで封止すること、及び
    前記構造は、前記少なくとも1つのフレーム(17)及び/又は前記少なくとも1つのカバー(18)上において、各前記アーバ(47)を遊びなしに封止するための可撓性遊び補償手段(18A)を含むこと
    を特徴とする、請求項1に記載の機構。
  3. 前記分離不可能な単一部品構造(11)は、前記枢動ホイールセット(10)を前記ピボットハウジング(12)内の所定の位置に封止する前記フレーム(17)及び前記カバー(18)で形成され、
    前記フレーム(17)及び前記カバー(18)は、分離不可能な単一部品アセンブリを形成する
    ことを特徴とする、請求項2に記載の機構。
  4. 前記フレーム(17)は閉鎖型フレームである、請求項1に記載の機構。
  5. 少なくとも1つの前記ピボットハウジング(12)は、二面軸受け(460)である、請求項1に記載の機構。
  6. 少なくとも1つの前記ピボットハウジング(12)は、1つの前記アーバ(47)を径方向に保持するための回転肩部(46)を含むこと、並びに
    前記停止軸受け表面(120)は、前記アーバ(47)の軸方向端部(460)を軸方向に制限するための前方肩部(49)であり、前記回転肩部(46)及び/又は前記前方肩部(49)は少なくとも1つの弾性衝撃吸収装置(48)に支持されること
    を特徴とする、請求項1に記載の機構。
  7. 前記回転肩部(46)及び前記前方肩部(49)は共に、少なくとも1つの同一の前記弾性衝撃吸収装置(48)に支持されることを特徴とする、請求項6に記載の機構。
  8. 少なくとも1つの前記弾性衝撃吸収装置(48)は、前記分離不可能な単一部品構造(11)と単一の部品であることを特徴とする、請求項6に記載の機構。
  9. 前記回転肩部(46)及び/又は前記前方肩部(49)は、前記分離不可能な単一部品構造(11)と単一の部品であることを特徴とする、請求項6に記載の機構。
  10. 少なくとも1つの前記ピボットハウジング(12)は、弾性復元手段(14)によって前記フレーム(17)に接続された軸受けキャリヤ(13)と一体であることを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  11. 前記ピボットハウジング(12)は、前記少なくとも1つの分離不可能な単一部品構造(11)に対して一定の位置を有することを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  12. 少なくとも1つの前記分離不可能な単一部品構造(11)は、前記分離不可能な単一部品フレーム(17)、及び弾性復元手段(83)によって前記フレーム(17)に接続された前記軸受けキャリヤ(13)を含む位置調整用構成部品(82)の位置調整機構(80)を含み、
    前記機構(80)は、少なくとも1つの弾性ストリップ(83)を介して前記位置調整用構成部品(82)を支持する剛性構造(81)を含み、
    前記位置調整用構成部品(82)は、調整機構(90)が備える相補的インデックス手段(91)と協働するよう配設されるインデックス手段(84)を更に含み、
    前記相補的インデックス手段(91)は、前記インデックス手段(84)に着脱可能に取り付けられ、前記構造(81)に弾性的に固定されたクランプ留め機構(94)によって協働位置にロックすることができ、
    前記クランプ留め機構(94)はロック機構(98)の作用を受け、これにより前記クランプ留め機構は、前記調整機構(90)が自由となる分離位置又は前記クランプ留め機構(94)が前記調整機構(90)を妨害する係合位置を取ることができ、
    前記ロック機構(98)はまた、前記構造(81)に弾性的に固定される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  13. 請求項1に記載の機構を有する、機械式時計ムーブメント(100)。
  14. 少なくとも1つの枢動ホイールセット(10)を受承及びガイドするための請求項1に記載の時計機構を形成する方法であって、
    前記分離不可能な単一部品構造は、少なくとも1つの前記枢動ホイールセット(10)の少なくとも1つの前記アーバ(47)を遊びなしに保持するため、及び/又は少なくとも1つの弾性衝撃吸収装置(48)を形成するため、及び/又は軸受けキャリヤ(13)の位置を調整できるようにするために、前記分離不可能な単一部品構造と単一の部品である一体化された弾性復元手段と嵌合すること、並びに
    前記分離不可能な単一部品構造(11)はシリコン製であること、並びに
    前記構造が備える前記一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられること
    を特徴とする、方法。
  15. 前記ピボットハウジング(12)は、DLC表面コーティングを有するシリコンに直接作製されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記分離不可能な単一部品構造(11)は、少なくとも1つの前記枢動ホイールセット(10)のピボットを受承するために対にして整列された前記ピボットハウジング(12)を含む、少なくとも1つの分離不可能な単一部品フレーム(17)を有するよう作製されること、及び
    前記ピボットハウジング(12)は、シリコン基材への異方性エッチングによって作製されること
    を特徴とする、請求項14に記載の方法。
  17. 前記分離不可能な単一部品構造(11)は、前記ピボットハウジング(12)内の所定の位置に前記枢動ホイールセット(10)を封止する前記フレーム(17)及びカバー(18)で形成され、
    前記フレーム(17)及び前記カバー(18)は、溶接又はハンダ付け又は接着又はリベット留め又はレーザ溶接によって互いに対して非可逆的に固定され、分離不可能な単一部品アセンブリを形成する
    ことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
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