JP5854825B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光面を有する光源と、光源を覆うカバーと、カバーで反射した光源の光をカバーの方へ反射させる反射面を光源の周りに配した反射部材とを備える照明装置に関する。
近年、発光ダイオード(LED)の高輝度化に伴い、白熱電球や蛍光灯などの光源に代えて、低消費電力、長寿命等の特性を有するLEDが光源として照明装置などに用いられるようになりつつある。
例えば、基板に実装された発光ダイオードと、発光ダイオードを点灯させる点灯装置と、点灯装置が収容され一方側に口金を装着し、他方側に基板を取り付けているカバーと、発光ダイオードを覆うようにカバーの他方側に取り付けられた透光性のグローブと、グローブの外表面の略全域に被着され、端縁部がカバーとグローブ端部との間で挟持された拡散シートとを備えたLED電球が開示されている(特許文献1参照)。
このようなLED電球にあっては、発光ダイオードから放射された光は、グローブに入射し拡散シートにより拡散される。この光拡散により、グローブの外表面の略全域が明るくなり、グローブで略均一な輝度が得られる。
特開2008−91140号公報
しかし、特許文献1のLED電球にあっては、グローブの外表面の略全域が明るくなり、グローブで略均一な輝度が得られるものの、発光ダイオード(LED)から発せられる光は、例えば、発光面に対して垂直方向(光軸方向とも称する)が最も強く、光軸方向に強い指向性を有する。このため、従来の白熱電球と比較すると、発光面に略平行な横方向の光量が少ないという課題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、発光面に略平行な横方向の光量を多くすることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、LEDモジュールと、該LEDモジュールを覆うカバーと、該カバーで反射した前記LEDモジュールの光を該カバーの方へ反射させる反射面を前記LEDモジュールの周りに配した反射部材とを備える照明装置において、前記反射部材は、前記LEDモジュールに当接する前記反射面の接平面が、該LEDモジュールの発光面に対して傾斜角を有し、さらに、前記反射面の接平面が、前記LEDモジュールからの寸法が短いほど前記LEDモジュールの発光面に対して大きい傾斜角を有することを特徴とする。
本発明にあっては、カバーで反射した光源の光をカバーの方へ反射させる反射面を光源の周りに配した反射部材を備え、当該反射部材は、反射面の接平面が、光源からの寸法が短いほど光源の発光面に対して大きい傾斜角αを有する。傾斜角αは、例えば、光源の発光面と反射面の接平面とのなす角度であり、発光面と反射面とが平行である場合、傾斜角αは0である。なお、反射面(接平面)の傾斜角は、光源からの寸法に応じて連続的に変化させるようにしてもよく、段階的(離散的)に変化させるようにしてもよい。光源の発光面から発せられた光の一部は、カバーを透過せずにカバーの内側で反射して反射部材の方へ進む。光源から発せられる光が、発光面と垂直な方向(光軸方向とも称する)に強い指向性を有する場合、光源からの寸法が長い位置にある反射面よりも光源からの寸法が短い位置にある反射面に入射する光ほど強い。そこで、光源からの寸法が短いほど光源の発光面に対して大きい傾斜角α(例えば、45度、30度など)の反射面(接平面)で光を反射させることにより、反射面で反射した光の方向を、発光面と平行な方向に近づけることができ、反射面で反射させて光をカバーの横方向から放出させることができ、発光面に略平行な横方向の光量を多くすることができる。
本発明に係る照明装置は、前記反射部材は、前記LEDモジュールからの寸法が所定長より長い箇所の前記反射面を前記発光面と平行にしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、反射部材は、光源からの寸法が所定長より長い箇所の反射面を発光面と平行にしてある。所定長は、例えば、反射部材の光源と当接又は近接する箇所の厚み(高さ)寸法と同等もしくはそれ以上の寸法とすることができる。すなわち、光源からの寸法が大きい部分での反射面の傾斜角αを0(発光面と平行)にしてある。これにより、発光面に垂直な方向(光軸方向)へ反射する光の量の減少を抑制することができる。
本発明に係る照明装置は、前記反射部材は、前記反射面を、前記LEDモジュールからの寸法に応じて前記傾斜角が徐々に変化するように湾曲してあることを特徴とする。
本発明にあっては、反射部材は、反射面を、光源からの寸法に応じて傾斜角が徐々に変化するように湾曲してある。例えば、湾曲させた反射面の断面視の曲線が、放物線状のような二次曲線をなすように構成することができる。これにより、反射面で反射する光の反射方向を徐々に変化させることができるので、強い反射光ほど反射する方向を横方向に近づけ、弱い反射光ほど反射する方向を発光面に垂直な方向(光軸方向)に近づけることにより、発光面に垂直な方向(光軸方向)へ反射する光の量の減少を抑制することができる。
本発明に係る照明装置は、前記LEDモジュール及び反射部材を装着する装着部を備え、該装着部は、前記LEDモジュールが装着される装着面の高さを前記反射部材が装着される装着面より高くしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源部及び反射部材を装着する装着部を備え、当該装着部は、光源が装着される装着面の高さを反射部材が装着される装着面より高くしてある。なお、光源を装着する装着部と反射部材を装着する装着部とは、一体でも別体でもよい。また、装着部は、光源の熱を放熱するヒートシンク等と一体であってもよい。これにより、光源の発光面の高さ(例えば、装着部表面からの高さ)を高くすることができ、光源の発光面の周囲にある反射部材の反射面の高さ(例えば、装着部表面からの高さ)も高くすることができるので、光源の近傍(光源からの寸法が短い部分)の反射面の傾斜角αを大きくすることができ、反射面で反射する光の方向を横方向に近づけることが可能となる。
本発明に係る照明装置は、前記カバーは、半球状又は半円筒状をなし、中央部が前記発光面に対向するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、カバーは、半球状又は半円筒状をなし、中央部が発光面に対向するようにしてある。カバーが半球状又は半円筒状をなし、カバーの中央部が発光面に対向させてあるので、発光面と垂直な方向(光軸方向とも称する)及び略光軸方向に発せられた光の一部は、カバーの中央部の内側面で反射して、光源からの寸法が短い位置にある反射面に入射する。これにより、カバーで反射された特に強い光を反射面で横方向に反射させることができ、カバーの横方向(発光面に略平行な横方向)から放射される光の量を多くすることができる。
本発明によれば、発光面に略平行な横方向の光量を多くすることができる。
実施の形態1の照明装置の要部分解斜視図である。 実施の形態1の照明装置の縦断面図である。 LEDモジュールの近傍の構成の一例を示す要部模式図である。 比較例として反射部材による反射光の方向の一例を示す模式図である。 実施の形態1の照明装置の反射部材による反射光の方向の一例を示す模式図である。 LEDモジュールの近傍の構成の他の例を示す要部模式図である。 実施の形態2の照明装置の縦断面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は実施の形態1の照明装置100の要部分解斜視図であり、図2は実施の形態1の照明装置100の縦断面図である。照明装置100は、例えば、40W、60Wなどの電球型をなす。なお、照明装置は、電球型に限定されるものではない。
図1に示すように、照明装置100は、外部のソケットに嵌めて商用電源に電気的に接続するための口金12、照明装置100で発生する熱を放熱するため中空(筒状)の金属製のヒートシンク50、口金12とヒートシンク50とを連結するとともに両者を電気的に絶縁する円筒状の絶縁部材11、絶縁部材11の内側に嵌装される環状部材10、ヒートシンク50の内側に配置されるとともにLEDモジュール3に所要の電力を供給する電源モジュール8、電源モジュール8の電源部がヒートシンク50に触れることを防止する絶縁カバー9、電源モジュール8を取り付けるための取り付け部材6、光源としてのLEDモジュール3を装着する装着部としてのLEDプレート4、LEDプレート4を絶縁する絶縁シート5、反射部材2、LEDモジュール3と電源モジュール8とを電気的に接続するハーネス(不図示)、電源モジュール8と口金12とを電気的に接続するハーネス(不図示)、ヒートシンク50に装着されるとともにLEDモジュール3を覆うカバー30、カバー30の被接続部33とヒートシンク50の接続部51との間に配置される緩和部材としてのリング1などを備える。
なお、装着部としてのLEDプレート4は、LEDモジュール3を装着する部分と、反射部材2を装着する部分とが一体をなす構成(図1の例)でもよく、あるいは別体をなす構成でもよい。また、LEDプレート4は、ヒートシンク50と一体であってもよい。
ヒートシンク50は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた金属製であって中空の略半球状をなす。ヒートシンク50の一端側には口金12を取り付けてある。他端側には、枠状に設けられた接続部51を有し、接続部51で囲まれる開口部を有する。LEDプレート4は、ヒートシンク50の接続部51に取り付けられる。なお、ヒートシンク50の材料はアルミニウムに限定されるものではなく、熱伝導性に優れた金属であれば、他の金属を用いることもできるが、アルミニウムを用いることにより、軽量化を図ることができる。
カバー30は、例えば、ガラス製であって、透光性を有する。ガラス製のカバー30を用いることにより、合成樹脂製のカバーに比べて発熱による色の変色を抑制することができるのみならず、照明装置100に高級感を持たせることができ、外観デザイン上優れた面を有する。なお、カバー30はガラス製に限らず、ガラスと異なる熱膨張係数を有する材料製であってもよく、例えばアクリルやポリカーボネート等の合成樹脂製であってもよい。
LEDモジュール3は、例えば、矩形状をなし、厚み(高さ寸法)は、例えば、1mm程度である。LEDモジュール3は、発光面31を有し、発光面31は、内部にLEDチップを有し、LEDチップを蛍光体で覆っている(いずれも不図示)。本実施の形態では、光源としてのLEDモジュール3は、装着部としてのLEDプレート4の中央部に1個装着されてあるが、光源の数量は1個に限定されず、2個以上の複数であってもよい。
LEDプレート4は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた金属製であって、平面視が円形状をなす。LEDプレート4は、中央部にLEDモジュール3と略同寸法の矩形状であって周囲の面に対して凸状の段差をなす凸部41を形成してある。凸部41の上面は、LEDモジュール3を装着する装着面に対応する部分である。また、凸部41の周囲の面は、反射部材2を装着する装着面である。
反射部材2は、例えば、反射率の高い合成樹脂製であって、平面視が円形状をなす。反射部材2は、中央部にLEDモジュール3を配置することができる程度の寸法を有する矩形状の開口部21を設けてある。また、反射部材2の表面は反射面22をなす。なお、反射部材2全体を反射率の高い合成樹脂製とする構成に代えて、反射部材2の表面に反射率の高い反射シート、反射膜などを貼付又は塗布する構成とすることもできる。反射部材2の詳細は後述する。
図2に示すように、カバー30は、半球状をなし、中央部32をLEDモジュール3の発光面31に対向するようにしてある。
LEDプレート4の中央部に設けた凸部41には、LEDモジュール3を装着してある。すなわち、LEDプレート4は、LEDモジュール3が装着される装着面の高さを反射部材2が装着される装着面より高くしてある。これにより、LEDモジュール3の発光面31の高さ(例えば、LEDプレート4の表面又は底面からの高さ)を高くすることができる。
LEDモジュール3の周りには、カバー30の内側面で反射したLEDモジュール3の光を、再びカバー30の方へ反射させるための反射面22(反射部材2)を配置してある。反射部材2は、反射面22の接平面が、LEDモジュール3からの離隔寸法(寸法、距離)が短いほどLEDモジュール3の発光面31に対して大きい傾斜角αを有するように構成してある。傾斜角αは、例えば、発光面31と反射部材2の反射面22の図3の点線で示す接平面とのなす角度であり、発光面31と反射面22とが平行である場合、傾斜角αは0である。
図3はLEDモジュール3の近傍の構成の一例を示す要部模式図である。なお、図3の例では、LEDモジュール3の発光面31を平坦な面で表現しているが、実際には、蛍光体等を設けてあるので発光面31は厳密には平坦な面ではないが、便宜上、LEDモジュール3の上側表面を発光面31とする。
図3に示すように、反射部材2は、反射面22の接平面を、LEDモジュール3からの離隔寸法が短いほど、LEDモジュール3の発光面31に対して大きい傾斜角αで傾斜させてある。傾斜角αは、例えば、発光面31と反射部材2の反射面22の接平面とのなす角度である。図3に示すように、傾斜角αは、LEDモジュール3に近いほど大きく、LEDモジュール3に当接又は近接する部分での傾斜角は、例えば、約45度(なお、45度に限定されない)であり、LEDモジュール3から離れるに応じて、傾斜角αは徐々に小さくなる。なお、反射面22の傾斜角αは、図3に示すように、LEDモジュール3からの離隔寸法に応じて連続的に変化させるようにしてもよく、あるいは段階的(離散的)に変化させるようにしてもよい。
また、反射部材2は、反射面22を、LEDモジュール3からの離隔寸法に応じて傾斜角αが徐々に変化するように湾曲してある。例えば、湾曲させた反射面22の断面視の曲線が、図3に示すように、放物線状のような二次曲線をなすように構成することができる。
また、反射部材2は、LEDモジュール3からの寸法が所定長より長い箇所の反射面22を発光面31と平行にしてある。所定長は、例えば、反射部材2のLEDモジュール3と当接又は近接する箇所の厚み(高さ)寸法と同等もしくはそれ以上の寸法とすることができる。すなわち、LEDモジュール3からの寸法が大きい部分(反射部材2のLEDモジュール3と反対側の縁部)での反射面22(平坦面23)の傾斜角αを0(発光面31と平行)にしてある。また、所定長を反射部材2のLEDモジュール3と当接又は近接する箇所の厚み(高さ)寸法と同等もしくはそれ以上の寸法とすることにより、発光面31に対して傾斜させた反射面22の領域を大きくすることができ、反射面22で反射する光の多くを発光面31に対して水平な方向に導くことができる。なお、所定長を短くすることで、傾斜角αをより大きくすることができる。
次に、反射部材2による反射光の反射方向について説明する。図4は比較例として反射部材70による反射光の方向の一例を示す模式図であり、図5は実施の形態1の照明装置100の反射部材2による反射光の方向の一例を示す模式図である。
図4に示すように、比較例としての反射部材70は、LEDモジュール3の発光面31と平行な平坦な反射面71を有する。LEDモジュール3から発せられた光の一部は、カバー30の中央部32の内側面で反射される。カバー30で反射された光は、反射部材70へ入射する。そして、反射部材70のLEDモジュール3からの離隔寸法が短い箇所での反射面71が発光面31と平行(傾斜角αが0)であるため、反射面71で反射した光は、発光面31とほぼ垂直な方向(図4の符号Aで示す方向)へ反射される。このため、図4で例示する反射部材70を具備する照明装置の場合、カバーの横方向への光の量を多くすることができない。
本実施の形態では、図5に示すように、反射部材2は、反射面22の接平面を、LEDモジュール3からの離隔寸法が短いほど、発光面31に対して大きい傾斜角αで傾斜させてある。傾斜角αは、前述のとおり、発光面31と反射部材2の反射面22の接平面とのなす角度であり、発光面31と反射面22とが平行である場合、傾斜角αは0である。
LEDモジュール3の発光面31から発せられた光の一部は、カバー30を透過せずにカバー30の内側で反射して反射部材2の方へ進む。特に、LEDモジュール3のように、発光面31から発せられる光が、発光面31と垂直な方向(光軸方向とも称する)に強い指向性を有する場合、LEDモジュール3からの離隔寸法が長い位置にある反射面22に入射する光よりもLEDモジュール3からの離隔寸法が短い位置にある反射面22に入射する光ほど輝度が高い。そこで、LEDモジュール3からの寸法が短い(LEDモジュール3に近い)ほど、発光面31に対して大きい傾斜角α(例えば、45度、30度など)の反射面22で光を反射させる。これにより、反射面22で反射した光の方向を、発光面31と平行な方向(図5の符号Bで示す方向)に近づけることができ、反射面22で反射させて光をカバー30の横方向から放出させることができ、発光面31に略平行な横方向の光量を多くすることができる。
また、図3、図5に示すように、反射部材2は、反射面22を、LEDモジュール3からの離隔寸法に応じて傾斜角αが徐々に変化するように湾曲してある。例えば、湾曲させた反射面22の断面視の曲線が、放物線状のような二次曲線をなすように構成することができる。これにより、反射面22で反射する光の反射方向を徐々に変化させることができるので、強い反射光ほど反射する方向を横方向に近づけ、弱い反射光ほど反射する方向を発光面31に垂直な方向(光軸方向)に近づけることにより、発光面31に垂直な方向(光軸方向)へ反射する光の量の減少を抑制することができる。
また、図3、図5に示すように、反射部材2は、LEDモジュール3と反対側の縁部の反射面22を平坦にしてある。すなわち、LEDモジュール3からの離隔寸法が大きい部分(反射部材2のLEDモジュール3と反対側の縁部)での反射面22の傾斜角αを0(発光面31と平行)にしてある。これにより、発光面31に垂直な方向(光軸方向)へ反射する光の量の減少を抑制することができる。
また、反射面22は、LEDモジュール3と反対側の縁部とLEDモジュール3との間の位置から発光面31に対して傾斜し始め、LEDモジュール3に近づくに従って傾斜角αが大きくなる。つまり、LEDモジュール3から離隔寸法が大きい部分での反射面22の傾斜角αを0度にしてあることで、LEDモジュール3と反対側の縁部(反射部材2の外縁)から反射面22が発光面31に対して傾斜し始めるように形成する構成に比較して、傾斜角αを大きくすることができる。これにより、傾斜させた反射面22に入射した光をより横方向へ近づくように反射させることが可能となる。
なお、本発明においては、LEDモジュール3から離隔寸法が大きい部分での反射面22の傾斜角αを0度にする構成に限定されず、LEDモジュール3と反対側の縁部から反射面22が発光面31に対して傾斜し始める構成、すなわち反射面22のカバー30側の全面を発光面31に対して傾斜させてある構成であってもよい。
また、LEDプレート4は、LEDモジュール3を装着する部分に凸状の段差をなす凸部41を設けてある。これにより、LEDモジュール3の発光面31の高さ(例えば、LEDプレート4の表面又は裏面からの高さ)を高くすることができる。そして、発光面31の周囲にある反射部材2の反射面22の高さ(例えば、LEDプレート4の表面又は裏面からの高さ)も同様に高くすることができるので、LEDモジュール3の近傍(LEDモジュール3からの離隔寸法が短い部分)の反射面22の傾斜角αを大きくすることができ、反射面22で反射する光の方向を横方向に近づけることが可能となる。
また、カバー30は、半球状をなし、中央部32が発光面31に対向するようにしてある。カバー30が半球状をなし、カバー30の中央部32が発光面31に対向させてあるので、発光面31と垂直な方向(光軸方向とも称する)及び略光軸方向に発せられた光の一部は、カバー30の中央部32の内側面で反射して、LEDモジュール3からの離隔寸法が短い位置にある反射面22に入射する。これにより、カバー30で反射された特に強い光を反射面22で横方向に反射させることができ、カバー30の横方向(発光面31に略平行な横方向)から放射される光の量を多くすることができる。
前述の図3の例では、反射部材2の反射面22(接平面)の傾斜角αを、LEDモジュール3からの離隔寸法に応じて徐々に変化させる構成であったが、これに限定されるものではない。
図6はLEDモジュール3の近傍の構成の他の例を示す要部模式図である。図6に示すように、反射部材2は、反射面24を、LEDモジュール3からの寸法が短いほど、LEDモジュール3の発光面31に対して大きい傾斜角で傾斜させてある。図6の例では、図3の場合と異なり、反射面24の傾斜角αは、LEDモジュール3からの離隔寸法に応じて、段階的(離散的)に変化させてある。
図6に示すように、LEDモジュール3に近い箇所では、反射面24の傾斜角をα1(例えば、約45度など)とし、LEDモジュール3からやや離れた箇所では、反射面24の傾斜角をα2(例えば、約30度など)とし、LEDモジュール3からさらに離れた、反射部材2の縁部では、反射面24の傾斜角を0(平坦)としている。
図6に例示する構成であっても、反射面24で反射した光の方向を、発光面31と平行な方向(図5の符号Bで示す方向)に近づけることができ、反射面24で反射させて光をカバー30の横方向から放出させることができ、発光面31に略平行な横方向の光量を多くすることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、照明装置の一例として、いわゆる電球型の照明装置100について説明したが、照明装置は電球型に限定されるものではない。以下では、他の形態として、いわゆる蛍光灯の如く直管型の照明装置について説明する。
図7は実施の形態2の照明装置200の縦断面図である。照明装置200は、例えば、20W、40W、100Wなどの蛍光灯型(直管型)の照明装置であり、略円筒状をなし、両端に照明器具のソケットに接続する口金を具備するものである。
図7に示すように、照明装置200は、外形が円筒状のカバー230を備え、カバー230の両端には口金(不図示)を取り付けてある。カバー230の内部には、カバー230の長手方向に沿って複数配置されたLEDモジュール203、LEDモジュール203を装着する装着板としてのLEDプレート204、反射部材202、LEDモジュール203に所要の電力を供給する電源モジュール208、LEDプレート204及び電源モジュール208を取り付ける取り付け部材206、LEDモジュール203と電源モジュール208とを電気的に接続するハーネス(不図示)などを備える。また、カバー230の内側には、LEDプレート204を固定するための溝部201を設けてある。
LEDプレート204の中央部に設けた、周囲の面に対して凸状の段差をなす凸部241には、LEDモジュール203を装着してある。これにより、LEDモジュール203の発光面231の高さ(例えば、LEDプレート204の表面又は底面からの高さ)を高くすることができる。
LEDモジュール203の周りには、カバー230の内側面で反射したLEDモジュール203の光を、再びカバー230の方へ反射させるための反射面222(反射部材202)を配置してある。反射部材202は、反射面222の接平面を、LEDモジュール203からの離隔寸法(寸法、距離)が短いほどLEDモジュール203の発光面231に対して大きい傾斜角αで傾斜させてある。傾斜角αは、例えば、発光面231と反射部材202の反射面222の接平面とのなす角度であり、発光面231と反射面222とが平行である場合、傾斜角αは0である。
これにより、反射面222で反射した光の方向を、発光面231と平行な方向に近づけることができ、反射面222で反射させて光をカバー230の横方向から放出させることができ、発光面231に略平行な横方向の光量を多くすることができる。
また、図7に示すように、反射部材202は、反射面222をLEDモジュール203からの離隔寸法に応じて傾斜角αが徐々に変化するように湾曲してある。例えば、湾曲させた反射面222の断面視の曲線が、放物線状のような二次曲線をなすように構成することができる。これにより、反射面222で反射する光の反射方向を徐々に変化させることができるので、強い反射光ほど反射する方向を横方向に近づけ、弱い反射光ほど反射する方向を発光面231に垂直な方向(光軸方向)に近づけることにより、発光面231に垂直な方向(光軸方向)へ反射する光の量の減少を抑制することができる。
また、反射部材202は、LEDモジュール203と反対側の縁部の反射面222を平坦にしてある。すなわち、LEDモジュール203からの離隔寸法が大きい部分(反射部材202のLEDモジュール203と反対側の縁部)での反射面222の傾斜角αを0(発光面231と平行)にしてある。これにより、発光面231に垂直な方向(光軸方向)へ反射する光の量の減少を抑制することができる。
また、LEDプレート204は、LEDモジュール203を装着する部分に凸状の段差をなす凸部241を設けてある。これにより、LEDモジュール203の発光面231の高さ(例えば、LEDプレート204の表面又は裏面からの高さ)を高くすることができる。そして、発光面231の周囲にある反射部材202の反射面222の高さ(例えば、LEDプレート204の表面又は裏面からの高さ)も同様に高くすることができるので、LEDモジュール203の近傍(LEDモジュール203からの離隔寸法が短い部分)の反射面222の傾斜角αを大きくすることができ、反射面222で反射する光の方向を横方向に近づけることが可能となる。
また、カバー230は、光が放出される部分の形状が半円筒状をなし、中央部232が発光面231に対向するようにしてある。カバー230の光が放出される部分の形状が半球状をなし、カバー230の中央部232が発光面231に対向させてあるので、発光面231と垂直な方向(光軸方向とも称する)及び略光軸方向に発せられた光の一部は、カバー230の中央部232の内側面で反射して、LEDモジュール203からの離隔寸法が短い位置にある反射面222に入射する。これにより、カバー230で反射された特に強い光を反射面222で横方向に反射させることができ、カバー230の横方向(発光面231に略平行な横方向)から放射される光の量を多くすることができる。
上述の実施の形態1、2にあっては、反射部材の反射面に上述のような傾斜角を設けるだけで、カバーの横方向の光量を多くすることができる。この結果、例えば、光源からの光の方向を所望の方向へ導くための光学部材、例えば、レンズ等の特別な部品を備える必要がないので、レンズ等を用いることによる光束損失がなく、またレンズ等の高価な部品によるコスト上昇もなく、レンズ等の収容スペースの確保の必要性もない。
上述の実施の形態1、2では、LEDプレートに凸状の段差をなす凸部を設ける構成であったが、これに限定されるものではなく、凸状の段差をなす凸部を具備しなくてもよい。しかし、凸状の段差をなす凸部を設けることにより、LEDモジュール近傍の反射面の傾斜角αをより大きくすることができるので、カバーの横方向への光量を多くすることができる点で凸部を設けることが好ましい。
上述の実施の形態では、光源としてLEDモジュールを備える照明装置について説明したが、光源はLEDモジュールに限定されるものではなく、面発光を有する発光素子であれば、EL(Electro Luminescence)などでもよい。
2、202 反射部材
3、203 LEDモジュール(光源)
4、204 LEDプレート(装着部)
22、222 反射面
30、230 カバー
31、231 発光面
32、232 中央部
41 、241 凸部

Claims (5)

  1. LEDモジュールと、該LEDモジュールを覆うカバーと、該カバーで反射した前記LEDモジュールの光を該カバーの方へ反射させる反射面を前記LEDモジュールの周りに配した反射部材とを備える照明装置において、
    前記反射部材は、
    前記LEDモジュールに当接する前記反射面の接平面が、該LEDモジュールの発光面に対して傾斜角を有し、
    さらに、前記反射面の接平面が、前記LEDモジュールからの寸法が短いほど前記LEDモジュールの発光面に対して大きい傾斜角を有することを特徴とする照明装置。
  2. 前記反射部材は、
    前記LEDモジュールからの寸法が所定長より長い箇所の前記反射面を前記発光面と平行にしてあることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記反射部材は、
    前記反射面を、前記LEDモジュールからの寸法に応じて前記傾斜角が徐々に変化するように湾曲してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記LEDモジュール及び反射部材を装着する装着部を備え、
    該装着部は、
    前記LEDモジュールが装着される装着面の高さを前記反射部材が装着される装着面より高くしてあることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記カバーは、
    半球状又は半円筒状をなし、中央部が前記発光面に対向するようにしてあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の照明装置。
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