JP5854291B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、手乾燥装置に関する。
英国特許第2428570号には対向する噴出ノズルを備える手乾燥装置が開示されており、ユーザは噴出ノズルの間に自身の手を置いて乾燥させるようになっている。
使用時、比較的高速の空気噴流が各ノズルから放出される。ノズルは、空気噴流が互いに傾斜して、各ノズルの間で互いに交差するように配置される。ユーザは、噴流が手の両側に衝突するように自身の手を各ノズルの間に挿入する。空気噴流は、各手の表面から水分を吹き飛ばすことによってユーザの手を乾燥させる。
噴流の衝突は、使用時に手乾燥装置から発生する騒音の一因であることが知られている。発生する騒音の大きさは、噴出速度を小さくすることで低減できる。しかしながら、噴出速度が少しでも小さくなると、手乾燥装置が手を乾燥させる時間(全体の乾燥時間)が相応に短くなり望ましくない。
国際公開特許第2012017570号には、波状スロットを有するノズルを備えた手乾燥装置が開示されている。波状スロットは、手乾燥装置から発生する騒音を低減する。しかしながら、波状スロットは製造が難しく、コンパクトではない。
英国特許第2428570号 国際公開特許第2012017570号
本発明は、特に、ノズル出口を形成するスロットと流体連通するダクトを含む噴出ノズルと、噴出ノズルを通って空気を吹き込み、空気噴流を生成するブロアとを備えた手乾燥装置に関する。
本発明の第1の態様によれば、手乾燥装置が提供され、手乾燥装置は、第1のノズル出口を形成する第1のスロットと流体連通する第1のダクトを含む第1の噴出ノズルと、第1の噴出ノズルに対向して配置され、第2のノズル出口を形成する第2のスロットと流体連通する第2のダクトを含む第2の噴出ノズルと、噴出ノズルを通って空気を吹き込んでそれぞれの空気噴流を生成するブロアとを備え、第1及び第2のスロットは、手乾燥装置に対して横断方向に延び、第1及び第2のスロットの各々の少なくとも一部は湾曲して、各スロットの間の距離が少なくとも一方のスロットの長手方向で変化するようになっている。
第1及び第2のスロットの各々の一部は凹面状とすることができる。
第1及び第2のスロットの1つ又は各々は、第1のスカラップ部及び第2のスカラップ部を備えることができ、スロットの又は各スロットの第1及び第2のスカラップ部は、スロット又はそれぞれのスロットの長手方向に対して互いに隣接して配置される。それぞれの第1のスカラップ部は互いに対向することができ、それぞれの第2のスカラップ部は互いに対向することができる。
第1及び第2のスロットの各々の曲率は、手を開いて手のひらの各々が同じスロットの方を向いた状態での隣接する手の輪郭に一致することができる。例えば、第1及び第2のスロットの曲率は、指関節領域の全体を親指と一緒に外向きに保持した状態の一対の手の輪郭に一致することができる。
ノズルは、空気が、第1及び第2のスロットの各々から、それぞれのスロットの平面と略直交する方向に流出するように構成することができ、結果的に、各噴流を、対向する第1のスカラップ部及び対向する第2のスカラップ部によって規定されるそれぞれの領域の中央部に向かって集中させる。
第1及び第2の噴出ノズルは、空気噴流が互いに交差するように配置することができる。
本発明の第2の態様によれば、手乾燥装置が提供され、手乾燥装置は、ノズル出口を形成するスロットと流体連通して、該スロットの両側に沿って延びる対向する第1の表面及び第2の表面を有するダクトを含む噴出ノズルと、噴出ノズルを通って空気を吹き込んで空気噴流を生成するブロアとを備え、スロットの長手方向と直交する方向に対するダクトの第1の面の傾斜角は、スロットの長手方向で変化する。
スロットは、実質的に真っ直ぐとすることができる。しかしながら、ノズル/ダクトのスロットを規定する縁部及び/又は表面は、真っ直ぐとすること/平坦とすること、又は湾曲とすることができる。スロットは、手乾燥装置に対して横断方向に延びることができる。
第1の表面及び第2の表面は、空気噴流がスロットから流出する際に、空気噴流の傾斜角がスロットの長手方向で変化するように配置することができる。第2の表面の傾斜角に対する第1の表面の傾斜角は、スロットの長手方向で変化することができる。
第1の表面の傾斜角は、スロットの長手方向で実質的に正弦波的に変化することができる。
第1の表面は、ダクトの上面とすることができる。
水平方向に対する第1の表面の傾斜角は、スロットの中央領域において、スロットの中央領域の各側の領域の傾斜角よりも小さくすることができる。
第1の表面は、複数の隆起状突状部を有する隆起状突状輪郭を有することができ、隆起状突状部は、概して上流方向にスロットから離れる方向に延びることができる。スロットは、第2の表面の縁部と第1の表面とで規定することができる。
スロットは、第1の表面と直交する方向において、第1の表面と第2の表面の縁部との間の距離で規定される幅を有することができる。スロットの幅は、スロットの長さに沿って一定とすることができる。
第2の表面の縁部は、真っ直ぐとすることができる。第1の表面は、スロットの前方に延びて、空気がスロットを流出する際に空気を案内するリップを形成することができる。
第1の表面のリップ部の輪郭は、ダクトの上流の第1の表面の一部の輪郭に対応する輪郭を有することができる。例えば、リップ部の傾斜角は、第1の表面の傾斜角と同じとすることができる。ダクトは、スロットの方向に(つまりスロットに向かって)収束することができる。
本発明の第3の態様によれば、手乾燥装置が提供され、手乾燥装置は、ノズル出口を形成するスロットと流体連通するダクトを有する噴出ノズルと、噴出ノズルを通って空気を吹き込んで空気噴流を生成するブロアとを備え、噴出ノズルは、スロットの長手方向と直交する方向に対する空気噴流の傾斜角がスロットの長手方向で変化するように構成されている。
水平方向に対する空気噴流の傾斜角は、スロットの中央領域において、スロットの中央領域の各側の領域の傾斜角よりも小さくすることができる。
スロットは、スロットの前方に延びるリップを備えることができ、リップは、空気がスロットから流出する際に空気を案内するように配置され、スロットの長手方向と直交する方向に対する空気噴流の傾斜角が、スロットの長手方向で変化するようになっている。
噴出ノズルは、空気噴流の傾斜角が噴流の長手方向で実質的に正弦波的に変化するように構成することができる。例えば、空気噴流の傾斜角は、スロットの一端から、スロットの該一端とスロットの中央部との間に規定されるスロットの第1の中間領域に向かって増大し、第1の中間領域からスロットの中央部に向かって減少し、スロットの中央部から、スロットの中央部とスロットの他端との間に規定されるスロットの第2の中間領域に向かって増大し、第2の中間領域からスロットの他端に向かって減少するようになっている。
噴出ノズルは、第1の噴出ノズルとすることができ、手乾燥装置は、第1の噴出ノズルに対向する第2の噴出ノズルを更に備えることができ、第2の噴出ノズルは、第2のノズル出口を形成する第2のスロットと流体連通する第2のダクトを備える。
噴出ノズルは、各ノズルが他のノズルから発生される空気噴流と交差する空気噴流を発生するように配置することができる。
ノズルは、第1の噴出ノズルから発生する空気噴流の傾斜角の変化により、噴流が交差する高さがスロットの長手方向で変化するように構成することができる。
ノズルは、各噴流の交差点、例えば各噴流軸の投影交差点と、スロットの少なくとも一方との間の距離がスロットの長手方向で変化するように構成することができる。
噴出ノズルは、少なくとも一方のノズルが空気を下向きに案内するように配置することができる。噴出ノズルは、両方のノズルが空気を下向きに案内するように配置することができる。
ノズルは、それぞれのスロットの間の距離がスロットの長手方向で変化するように配置することができる。各スロットの間の距離は、スロットの中央領域において、スロットの中央領域の各側の領域の距離よりも小さくすることができる。
本発明をより良く理解するために、及び本発明を実装する方法を明示するために、本発明は、単に例示的に以下の図面を参照して説明される。
手乾燥装置の斜視図である。 図1に示す手乾燥装置の断面斜視図である。 図1に示す手乾燥装置のノズルの断面斜視図である。 図3に示す1つのノズルの線IV−IV沿った断面図である。 図4に示すノズルの線V−Vに沿った断面図である。 図4に示すノズルの線VI−VIに沿った断面図である。 図4に示すノズルの線VII−VIIに沿った断面図である。 図3に示すノズルの一部を通る流れを模式的に示す。 図4に示すノズルの一部を模式的に示す。
図1及び図2は、ハウジング4と、第1の噴出ノズル6と、第2の噴出ノズル8と、第1の噴出ノズル6及び第2の噴出ノズル8を通って空気を吹き込む電動コンプレッサの形態のブロア10とを備える壁掛け式手乾燥装置2を示す。手乾燥装置2は直立状態で示され、直立(つまり垂直)方向と直交する横断方向を有する。
ハウジング4は、下側部分12と、前側アーム14と、後側アーム16とを備える。前側アーム14及び後側アーム16は、下側部分12から上向きに延びている。前側アーム14及び後側アーム16は、それらの間に乾燥キャビティ18を規定し、乾燥キャビティ18は、最上部に細長い開口部20を有する。手は、細長い開口部20から乾燥キャビティ18に挿入することができる。
第1の噴出ノズル6及び第2の噴出ノズル8は、細長い開口部20の両側に配置され、第1の噴出ノズル6は前側アーム14に収容され、第2の噴出ノズル8は後側アーム16に収容される。
ブロア10は、ハウジング4の下側部分12に収容される。吸気口22は、ハウジング4の底部を貫通して形成される。吸気ダクト24は、吸気口22とブロア10との間に延び、吸気口22とブロア10との間の流体連通を可能にする。前置ブロアフィルタ26は吸気ダクト24内に配置され、吸気口22からブロア10に引き込まれる空気をフィルタ処理するように配置される。
接続ダクト28は、ブロア10と第1の噴出ノズル6及び第2の噴出ノズル8との間に延びる。接続ダクト28は、第1の管体30及び第2の管体32に接続されるスプリッタ29を備える。第1の管体30は、第1のアーム14内で上向きに延び、第1の噴出ノズル6に至る。第2の管体32は、第2のアーム16内で上向きに延び、第2の噴出ノズル8に至る。
図3は、単独の噴出ノズル6および噴出ノズル8を示す。噴出ノズル6は第1スロット38と流体連通する第1ダクト34を備える。噴出ノズル8は第2スロット40と流体連通する第2ダクト36を備える。第1スロット38および第2スロット40は、真っ直ぐなスロットでありノズル出口を構成する。第1ダクト34は、膨張セクション42と噴出セクション46とを備える。第2ダクト36は、膨張セクション44と噴出セクション48とを備える。
膨張セクション42は、噴出ノズル6の第1の管体30と噴出セクション46との間の流体連通を可能にする発散ダクトである。膨張セクション44は、噴出ノズル8の第2の管体32と噴出セクション48との間の流体連通を可能にする発散ダクトである。噴出セクション46は、噴出ノズル6の膨張セクション42から延び、膨張セクション42に対して傾いている。噴出セクション48は、噴出ノズル8の膨張セクション44から延び、膨張セクション44に対して傾いている。噴出セクション46、噴出セクション48は、手乾燥装置2の直立方向に対して下向きに延びる。
図8に示すように、噴出セクション46は、上面50と、下面54とを備え、噴出セクション48は、上面52と、下面56とを備えている。噴出セクション46の上面50及び下面54は、噴出セクション46の対向壁を形成する。噴出セクション48上面52及び下面56は、噴出セクション48の対向壁を形成する。
噴出セクション46の上面50は下向きに延び、噴出セクション46の上縁部58を形成する縁部を有する。噴出セクション48の上面52は下向きに延び、噴出セクション48の上縁部60を形成する縁部を有する。また、噴出セクション46の下面54は下向きに延び、噴出セクション46の下縁部62を形成する対応する縁部を有する。また、噴出セクション48の下面56は下向きに延び、噴出セクション48の下縁部64を形成する対応する縁部を有する。
噴出セクション46の上面50及び下面54は、膨張セクション42から離れる方向に収束する。噴出セクション48の上面52及び下面56は、膨張セクション44から離れる方向に収束する。上面50及び下面54は、第1スロット38の長さに沿って距離を置いて配列されるスペーサ65(図4に示す)によって間隔を置いて配置される。上面52及び下面56は、第2スロット40の長さに沿って距離を置いて配列されるスペーサ65(図4に示す)によって間隔を置いて配置される。
第1のスロット38は、第1のノズル6の噴出セクション46のスロート部に対応し、スロート部は、噴出セクション46の最も狭い部分である。第1のスロット38は、噴出セクション46に対して横断方向に延びる。図示の実施形態において、第1のスロット38は、噴出セクション46の上面50と噴出セクション46の下面62との間に形成される。図8に示すように、第1のスロット38の幅WIは、上面50と直交する方向での上面50と下面62との間の距離である。図示の実施形態において、第1のスロット38の幅W1は1mm未満である。更に、第1のスロット38の幅WIは、第1のスロット38の長さに沿って変化する。例えば、第1のスロット38の幅は、第1のスロット38の両端部での0.3mmと、第1のスロット38の中央部での0.4mmとの間で変化することができる。第1のスロット38の平面は、下縁部62の長さの方向に沿って、上面50に直交する方向に延びる。
上面50は、第1のスロット38の前方に延びるリップ部66を備える。リップ部66は、第1のスロット38から離れる方向に所定距離Lだけ延びる。図示の実施形態において、リップ部66は、第1のスロット38から離れる方向に1.25mmだけ延びる。図示の実施形態において、リップ部66は、第1のスロット38の上流の上面50の一部と同一平面にある。しかしながら、リップ部66は、第1のスロット38の上流の上面50の一部に対して傾くこと、及び/又は湾曲することができ、第1のスロット38から流出する空気を所望の方向に案内するようになっていることを理解されたい。
噴出セクション46の上面50は、水平方向に対して傾斜する。図9に示すように、水平方向に対する上面50の傾斜角θは、第1のスロット38の長手方向で変化する。特に、上面50の傾斜角θは、第1のスロット38の長手方向において水平方向に対して0度未満ではなく75度より大きくない角度の間で実質的に正弦波的に変化する。図示の実施形態において、傾斜角θは、第1のスロット38の一端での51度(θ1)から、第1のスロット38の前述の一端と第1のスロット38の中央部との間に位置する第1の中間領域での59度(θ2)を経て、第1のスロット38の中央部での50度(θ3)まで変化する。同様に、傾斜角θは、第1のスロット38の中央部から、傾斜角が59度(θ4)である第1のスロット38の第2の中間領域を経て、傾斜角が51度(θ5)である第1のスロット38の反対端まで変化する。
また、上面50の角度変化の結果としての上面50の輪郭変化は、図4から図7に示されている。図4は、第1のスロット38の上流平面における、第1の噴出ノズル6を通る前方断面図である。図5から図7は、第1の噴出ノズル6を通り、線V−V、線VI−VI、及び線VII−VIIに沿った断面図である。
上面50は、図9に示す隆起した隆起状突状部68を有する隆起状突状表面を形成し、隆起状突状部68は、第1のスロット38の中央部の各側で上縁部58から噴出セクション46の上流方向に延びる。各隆起状突状部68の高さは、上縁部58から第1の噴出セクション46の後方に向かって減少している。
噴出セクション46の下面54の傾斜角は、第1のスロット38の長手方向で実質的に一定である(つまり下面54は平坦である)。図示の実施形態において、下面の傾斜角は40度である。しかしながら、傾斜角は25度から50度の間とすることができる。
図8を参照すると、第2のスロット40は、第2のノズル8の噴出セクション48のスロート部に対応し、スロート部は、噴出セクション48の最も幅が狭い部分である。第2のスロット40は、噴出セクション48に対して横断方向に延びる。
第2のスロット40は、噴出セクション48の上縁部60と下縁部64との間に形成される。第2のスロット40の幅WIIは、上縁部60と下縁部64との間の距離である。第2のスロット40の幅は1mm未満である。例えば、第2のスロット40の幅は、スロット40の端部での0.3mmと、スロット40の中央部での0.4mmとの間で変化することができる。
各噴出ノズル6、8のスロット38、40は、開口部20の上方(つまり、手を乾燥キャビティ18内に挿入する方向)から見ると、スカラップ状輪郭を有する。特に、各スロット38、40は、隣接する凹部を備える。凹部は、スロット38、40のそれぞれのスカラップ部を形成する。第1のスロット38のスカラップ部は、第2のスロット40のそれぞれのスカラップ部と対向して、細長い開口部20の2つの実質的に卵型領域を形成するようになっている。スロット38、40は、それぞれのスカラップ部の間の細長い開口部20の中央領域で最接近する。
図示の実施形態において、第1のノズル6の噴出セクション46の上面50の傾斜角θは、第1のスロット38のスカラップ状輪郭に応じて変化して、傾斜角θは、細長い開口部20のスロット38、40が最接近する領域(つまり、第1のスロット38の中央領域及び両端部)で最小になっている。
使用時、空気は、ブロア10によって吸気口22、吸気ダクト24、及び前ブロアフィルタ26を通って引き込まれる。空気は、ブロア10によって接続ダクト28に沿って、ノズル6、8を通って吹き込まれる。空気は、各ノズル6、8の噴出セクション46、48を通って漏斗状に送り込まれるので、収束する上面及び下面50、52、54、56によって圧縮され、各スロット38、40から比較的高速の平面的な空気噴流として流出する。
空気噴流は、投影噴出軸線に沿って乾燥キャビティ18内に略下向きに広がる。投射噴出軸線は、細長い開口部20の下方の乾燥キャビティ内で互いに交差する。噴流は、スロット38、40から離れる方向に発散することになるので、各噴流の間の衝突領域がもたらされることを理解されたい。噴流の衝突領域は交差領域である。噴流が交差する領域は、手乾燥装置2に対して横断方向に延びる。
図1に示すように、スロット38、40のスカラップ状輪郭は、スロット38、40から流出する空気を、細長い開口部20の卵型領域の各々の中心に向かって案内する。これにより、ユーザの手が挿入される乾燥キャビティ18の領域に空気流が集まり(つまり集中して)、結果的にこれらの領域での乾燥効率が向上する。
第2のノズル8から発生する噴流の傾斜角は、第2のスロット40の長さに沿って一定である。対照的に、第1のノズル6から発生する噴流の傾斜角は、第1のスロット38の長手方向で変化する。傾斜角は、第1のスロット38を通る空気を案内する第1の噴出セクション46の上面50の傾斜角θに対応する。噴流方向は、第1のスロット38から流出する空気を案内する上面50の傾斜角θ、特にリップ部66の角度によって決まる。
第1のノズル6から発生する噴流は、第1のスロット38の中間領域においてさらに下向きに傾斜するので、噴流は、第1のスロット38の中央領域又は端部領域よりも中間領域において乾燥キャビティ18内に更に下向きに放出される。その結果、第1のノズル6から発生する噴流は、第2のノズル8から発生する噴流と、中央領域又は端部領域よりも中間領域において乾燥キャビティ18内の低い位置で交差する。従って、噴流が交差する距離は、スロット38、40の中央領域及び端部領域よりも中間領域においてスロット38、40の各々からさらに離れている。
結果として、各噴流の干渉は、中間領域では他の領域よりもより少ないので、発生する騒音がより少ない。また、中間領域における乾燥効率は低下するが、一般に乾燥キャビティ内に置かれた手の水分はスロット38、40の中央部又は端部領域よりも中間領域で少ないので、全体の乾燥時間は延びない。従って、各領域での乾燥時間は、一部の領域での乾燥効率が他の領域よりも劣っていても同じである。
この構成の利点は、第1のノズル6から発生する噴流の輪郭変更、従って噴流が交差する場所の変更を、スロット38、40のどちらかの輪郭を著しく変えることなく実現できる点にある。従って、スロット38、40の両方は、実質的に直線とすることができ、それにより両方のスロットがより単純になり、更にデザイン及び製造が比較的安価になる。
第1のスロットは、その長さに沿って一定の幅WIIを有することができることを理解されたい。また、第1のスロットの第2の表面は、第1のスロットの長手方向で変化する傾斜角を有することができる。第1のスロットの第1及び第2の表面の傾斜角は、第1のノズルから流出する空気噴流の傾斜角が第1のスロットの長さに沿って実質的に一定であるように構成できることを理解されたい。
また、第2のノズル8は、第2のスロット40の反対側に沿って延びる第1及び第2の表面を有するダクトを備えることができ、表面の少なくとも一方の傾斜角は、第2のスロット40の長手方向で変化する。第2のノズル8の前記表面の傾斜角は、第1のノズル8の傾斜面の傾斜角に対応することができる。
記載された実施形態は、交差する噴流を生成する2つの対向する噴出ノズルを示すが、噴出ノズルは、交差しない噴流を生成するように構成できることを理解されたい。更に、手乾燥装置は、単一の噴出ノズルを備えることができることを理解されたい。
2 手乾燥装置
6 噴出ノズル
8 噴出ノズル
10 ブロア
20 開口部
34 ダクト
36 ダクト
50 第1の表面
52 第1の表面
54 第2の表面
56 第2の表面

Claims (3)

  1. 手乾燥装置であって、
    第1のノズル出口を形成する第1のスロットと流体連通する第1のダクトを含む第1の噴出ノズルと、
    前記第1の噴出ノズルに対向して配置され、第2のノズル出口を形成する第2のスロットと流体連通する第2のダクトを含む第2の噴出ノズルと、
    前記第1の噴出ノズルおよび前記第2の噴出ノズルの各々を通って空気を吹き込んでそれぞれの空気噴流を生成するブロアとを備え、
    前記第1のスロット及び前記第2のスロットは、前記手乾燥装置に対して横断方向に延び、前記第1のスロット及び前記第2のスロットの各々の少なくとも一部は湾曲して、前記各スロットの間の距離が、前記第1のスロット及び前記第2のスロットのうちの少なくとも一方の長手方向で変化するようになっていて、
    前記第1のスロット及び前記第2のスロットの上方から見た輪郭は凹面状であり、
    前記第1のスロット及び前記第2のスロットの各々は、第1のスカラップ部及び第2のスカラップ部を備え、前記第1のスロット及び前記第2のスロットの各々の前記第1のスカラップ部及び前記第2のスカラップ部は、前記第1のスロット及び前記第2のスロットの各々の長手方向に対して互いに隣接して配置されていて、
    前記第1のスカラップ部の各々は互いに対向し、前記第2のスカラップ部の各々は互いに対向して、細長い開口部の2つの実質的に卵型領域を形成するようになっている、
    ことを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記第1の噴出ノズルおよび前記第2の噴出ノズルの各々は、空気が、前記第1のスロット及び前記第2のスロットの各々から、それぞれの前記第1のスロット及び前記第2のスロットの平面と略直交する方向に流出するように構成することができ、結果的に、前記各空気噴流を、対向する前記第1のスカラップ部及び対向する前記第2のスカラップ部によって規定されるそれぞれの領域の中央部に向かって集中させるようになっている、請求項1に記載の手乾燥装置。
  3. 前記第1の噴出ノズル及び前記第2の噴出ノズルは、前記空気噴流が互いに交差するように配置される、請求項1又は2に記載の手乾燥装置。
JP2013258553A 2012-12-13 2013-12-13 手乾燥装置 Active JP5854291B2 (ja)

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