JP5853602B2 - 携帯端末装置、情報表示方法及び情報表示プログラム - Google Patents

携帯端末装置、情報表示方法及び情報表示プログラム Download PDF

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本発明は、携帯端末装置、情報表示方法及び情報表示プログラムに関する。
例えば、複数の閲覧者が情報を閲覧する技術として、情報を大画面のプロジェクタに映写する技術や、情報を各閲覧者の端末装置に提供する技術等が広く知られている。これらの技術によれば、プロジェクタや各閲覧者の端末装置を使用して、情報を複数の閲覧者で同時に閲覧できる。
また、近年、例えば、A3〜A6サイズの表示画面を備えたタブレット端末等の携帯端末装置が広く普及している。閲覧者は、例えば、1台のタブレット端末を机上に水平姿勢に置く。そして、複数の閲覧者は、1台のタブレット端末を囲んで、当該タブレット端末の表示部に画面表示した情報を同時に閲覧できる。
特開平5−108523号公報 特開2009−251896号公報 特開2005−84969号公報 特開2007−323562号公報
しかしながら、上記タブレット端末等の携帯端末装置では、表示部に表示された情報を複数の閲覧者で閲覧できてしまうため、例えば、個人情報等の秘匿性のある情報の場合、閲覧者毎の情報の秘匿性を確保できていないのが実情である。
一つの側面では、閲覧者毎の情報の秘匿性を確保できる携帯端末装置、情報表示方法及び情報表示プログラムを提供することを目的とする。
開示の態様は、装置本体の基準方位に基づく方向を示す方向情報を取得する方向取得部と、前記方向情報と、当該装置本体の表示部に設定する表示モードとを対応付けて記憶する記憶部とを有する。更に、開示の態様は、前記方向取得部によって当該装置本体の方向情報が取得されると、当該方向情報に対応した前記表示モードを前記記憶部から読み出し、読み出された前記表示モードを前記表示部に設定する設定部を有する。
開示の態様では、方向情報に応じた閲覧者毎の情報の秘匿性を確保できる。
図1は、実施例のタブレット端末の一例を示すブロック図である。 図2は、タブレット端末の使用態様の一例を示す説明図である。 図3は、ユーザ管理DBの一例を示す説明図である。 図4は、ファイル管理DBの一例を示す説明図である。 図5は、タブレット端末の傾き閾値の一例を示す説明図である。 図6は、共有画面の一例を示す説明図である。 図7は、個別画面の一例を示す説明図である。 図8は、隣接二者の使用態様の一例を示す説明図である。 図9は、タブレット端末のソフト動作態様の一例を示す説明図である。 図10は、姿勢認識モジュールに関わるタブレット端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、入出力モジュールに関わるタブレット端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図12は、ユーザ管理モジュールに関わるタブレット端末の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、情報表示プログラムを実行する携帯端末装置を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する携帯端末装置、情報表示方法及び情報表示プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例のタブレット端末の一例を示すブロック図である。図1に示すタブレット端末1は、タッチパネル11と、表示部12と、表示制御部13と、加速度センサ14と、方位センサ15と、ジャイロセンサ16と、記憶部17と、CPU(Central Processing Unit)18とを有する。タブレット端末1は、例えば、縦寸法が192mm、横寸法が275mm及び厚さ寸法が16.2mmのタブレット型の電子機器である。尚、タブレット端末1は、縦仕様又は横仕様で使用できる。図2は、タブレット端末1の使用態様の一例を示す説明図である。縦仕様では、タブレット端末1の短辺1Aを表示画面の天地とし、横仕様では、タブレット端末1の長辺1Bを表示画面の天地とする。
タッチパネル11は、表示部12の表示画面上に搭載され、表示部12に画面表示されたキーに対するタッチ操作を検出する。尚、タッチパネル11は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式や静電容量方式等を採用しても良い。表示部12は、各種情報を画面表示すると共に、タッチパネル11によりタッチ操作が検出される操作キーを画面表示するものである。表示制御部13は、CPU18の指示に基づき、表示部12を画面制御する。方位センサ15は、例えば、タブレット端末1の向きに基づき、タブレット端末1の基準方位を検出する3軸の方位センサである。加速度センサ14は、例えば、タブレット端末1の動きに基づき、方位センサ15により検出されたタブレット端末1の基準方位に対するタブレット端末1の方向を示す方向情報を検出する3軸の加速度センサである。更に、加速度センサ14は、タブレット端末1の動きに基づき、タブレット端末1の傾き、例えば、表示部12の表示画面の水平姿勢に対する表示画面の傾斜角度を示す姿勢情報を検出する。また、ジャイロセンサ16は、例えば、タブレット端末1の水平面に対する傾斜角度を示す傾斜角度情報を検出する3軸のジャイロセンサである。尚、方向情報又は傾斜角度情報の検出の際には、加速度センサ14及びジャイロセンサ16を併用しても良い。
図2に示すタブレット端末1は、例えば、縦仕様で使用し、机80上に水平姿勢で配置され、A、B、C及びDの4人の閲覧者に囲まれて使用されるものとする。タブレット端末1の短辺1Aの地側をタブレット端末1の基準方位とする。尚、図2の例では、タブレット端末1の方向情報はA方向とする。A方向は、現在のタブレット端末1の基準方位であるため、当該基準方位に対して略0度である。B方向は、基準方位に対して略90度、C方向は、基準方位に対して略180度、D方向は、基準方位に対して略270度である。また、AB方向は、基準方位に対して略45度、BC方向は、基準方位に対して略135度、CD方向は、基準方位に対して略225度、AD方向は、基準方位に対して略315度である。
記憶部17は、各種情報を記憶すると共に、ユーザ管理DB21及びファイル管理DB22を記憶する。図3は、ユーザ管理DB21の一例を示す説明図である。図3に示すユーザ管理DB21は、ユーザアカウント21Aと、ログイン登録時の方向情報21Bとを対応付けて管理する。ユーザアカウント21Aは、タブレット端末1のログインに関わる閲覧者を識別するログイン情報である。ログイン登録時の方向情報21Bは、ユーザアカウントのログイン時に検出したタブレット端末1の方向情報である。CPU18は、図3のユーザ管理DB21を参照し、タブレット端末1の現在の向きがA方向の場合、方向情報21Bの“A”方向に対応したユーザアカウント21Aの“AAAA”の閲覧者と特定できる。
図4は、ファイル管理DB22の一例を示す説明図である。図4に示すファイル管理DB22は、ユーザアカウント22Aと、ファイル22Bと、アトリビュート22Cとを対応付けて管理する。ファイル22Bは、ユーザアカウント22Aの閲覧者が利用できる、例えば、画面内容等のファイルである。アトリビュート22Cは、ユーザアカウント22Aの閲覧者のシステム全体の各ファイルに対するアクセス権を識別するものである。例えば、アトリビュート22Cには、例えば、3種類のアクセス権があり、アクセス権限の高い順にスーパーバイザ>グループ>ユーザがある。スーパーバイザは、例えば、システム内の全てのファイルに対してアクセス権を有する。グループは、例えば、システム内の同一グループ内の全てのファイルに対してアクセス権を有する。ユーザは、例えば、システム内で管理する自分のファイルに対してのみアクセス権を有する。
図5は、タブレット端末1の傾き閾値の一例を示す説明図である。図5の例では、閲覧者Aは、タブレット端末1の地側の短辺1Aを自分側のA方向に向けて使用している。この際、閲覧者Aの対面にいる閲覧者Cは、例えば、机80の上面から目の位置までの高さを約400mm、タブレット端末1の地側の短辺1Aから約600mm離間しているものとする。傾斜角度αは、タブレット端末1の地側の短辺1Aを基点に表示部12の表示画面の水平姿勢に対する表示画面の傾斜角度である。例えば、閲覧者Aは、閲覧者B、閲覧者C及び閲覧者Dの位置から表示画面の内容が視認できなくなる位置として、表示部12の表示画面の傾斜角度を傾き閾値α1、すなわち約35度以上とした。尚、傾き閾値α1を約35度としたが、タブレット端末1の画面サイズに応じて適宜変更可能である。
CPU18は、設定部18Aと、記憶制御部18Bと、判定部18Cとを有する。設定部18Aは、現在の方向情報に対応したユーザアカウント(閲覧者)を特定し、特定したユーザアカウント(閲覧者)の画面を表示部12に画面表示する。また、記憶制御部18Bは、ログイン登録時のタブレット端末1の方向情報21Bに対応付けて閲覧者のユーザアカウント21Aを記憶部17のユーザ管理DB21に登録する。判定部18Cは、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1、例えば、約35度以上である否かを判定する。判定部18Cは、傾斜角度αが傾き閾値α1以上でない場合、秘匿性の低い共有画面を表示部12に画面表示する。図6は、共有画面の一例を示す説明図である。図6の共有画面51は、例えば、宿泊料金の一覧を画面表示する。また、判定部18Cは、傾斜角度αが傾き閾値α1以上の場合、表示画面を他の閲覧者から隠す行為と判断し、秘匿性の高い個別画面を表示部12に画面表示する。図7は、個別画面の一例を示す説明図である。図7の個別画面52は、図6の共有画面51上に、例えば、当該閲覧者の秘匿性の高いクレジットカードの信用情報52Aを入力する画面を画面表示する。
つまり、CPU18は、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上でないと判定された場合、図6に示す共有画面51を表示部12に画面表示する。その結果、例えば、閲覧者Aは、閲覧者B,C及びDからも表示部12に画面表示した共有画面51を同時に閲覧できる。しかし、CPU18は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上であると判定された場合、閲覧者の秘匿性の高い図7に示す個別画面52を表示部12に画面表示する。その結果、閲覧者Aは、自分の個別画面52を閲覧できるが、傾斜角度αが傾き閾値α1以上のため、閲覧者B,C及びDからは閲覧者Aの個別画面52を閲覧できない。つまり、閲覧者Aの情報の秘匿性を確保することになる。
図8は、隣接二者の使用態様の一例を示す説明図である。隣接二者、すなわち隣接する2人の閲覧者、例えば、閲覧者A及び閲覧者D等で両者の個別画面を同時に閲覧できるようにしたタブレット端末1の一機能である。CPU18は、図8に示すように、タブレット端末1の方向情報が、例えば、AD方向の場合、A方向に対応する閲覧者Aの個別画面及びD方向に対応する閲覧者Dの個別画面を含む個別AD画面を表示部12に画面表示する。尚、個別AD画面は、閲覧者A及び閲覧者Dの個別画面の情報の内、アクセス権の低い方の閲覧者の個別画面を表示部12に画面表示する。例えば、閲覧者Aがスーパーバイザ、閲覧者Dがグループの場合、アクセス権の低い閲覧者Dの個別画面を個別AD画面として表示部12に画面表示する。また、例えば、タブレット端末1の現在の方向情報がBC方向の場合、個別BC画面を表示部12に画面表示する。尚、閲覧者B及び閲覧者Cの両者のアクセス権が同一グループであるため、両者の個別画面を個別BC画面として表示部12に画面表示する。
図9は、タブレット端末1のソフト動作態様の一例を示す説明図である。タブレット端末1は、図9に示すように、姿勢認識モジュール31と、入出力モジュール32と、ユーザ管理モジュール33とを実行する。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の現在の方向情報を取得し、現在の方向情報に対応するログイン中のユーザアカウント(閲覧者)をユーザ管理DB21から特定する。更に、姿勢認識モジュール31は、閲覧者(ユーザアカウント)が特定されると、タブレット端末1の姿勢情報、すなわち傾斜角度αが傾き閾値α1以上であるか否かに基づき、表示部12に画面表示する閲覧者の画面通知を入出力モジュール32に指示する。
入出力モジュール32は、姿勢認識モジュール31からの画面通知に応じて共有画面、個別画面又はログイン画面をファイル管理DB22から読み出し、読み出された共有画面、個別画面又はログイン画面を表示部12に画面表示する。
ユーザ管理モジュール33は、閲覧者のログイン要求に応じてログイン画面上で入力したログイン情報をユーザアカウント21Aとしてユーザ管理DB21に登録する。ユーザ管理モジュール33は、閲覧者のログイン情報登録後、閲覧者の個別画面の登録要求に応じて閲覧者の個別画面をファイル22Bとしてファイル管理DB22に登録する。
次にタブレット端末1の動作について説明する。図10は、姿勢認識モジュール31の処理動作の一例を示すフローチャートである。図10に示す姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の現在の方向情報及び姿勢情報に対応する閲覧者の画面通知を入出力モジュール32に指示する処理である。
図10において姿勢認識モジュール31は、表示画面の水平姿勢に対する傾斜角度αが傾き閾値α1以上であるか否かを判定する(ステップS11)。姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上でない場合(ステップS11否定)、共有画面通知を入出力モジュール32に通知し(ステップS12)、図10に示す処理動作を終了する。
また、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上である場合(ステップS11肯定)、タブレット端末1の方向情報がA方向であるか否かを判定する(ステップS13)。尚、方向情報は、例えば、タブレット端末1が縦仕様の場合、タブレット端末1の地側の短辺1Aの向いた方向である。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がA方向である場合(ステップS13肯定)、タブレット端末1の方向情報がAB方向であるか否かを判定する(ステップS14)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAB方向である場合(ステップS14肯定)、個別AB画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS15)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAB方向でない場合(ステップS14否定)、タブレット端末1の方向情報がAD方向であるか否かを判定する(ステップS16)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAD方向である場合(ステップS16肯定)、個別AD画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS17)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAD方向でない場合(ステップS16否定)、個別A画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS18)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
また、姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がA方向でない場合(ステップS13否定)、タブレット端末1の方向情報がB方向であるか否かを判定する(ステップS19)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がB方向である場合(ステップS19肯定)、タブレット端末1の方向情報がBC方向であるか否かを判定する(ステップS20)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がBC方向である場合(ステップS20肯定)、個別BC画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS21)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がBC方向でない場合(ステップS20否定)、タブレット端末1の方向情報がAB方向であるか否かを判定する(ステップS22)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAB方向である場合(ステップS22肯定)、個別AB画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS23)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAB方向でない場合(ステップS22否定)、個別B画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS24)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
また、姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がB方向でない場合(ステップS19否定)、タブレット端末1の方向情報がC方向であるか否かを判定する(ステップS25)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がC方向である場合(ステップS25肯定)、タブレット端末1の方向情報がBC方向であるか否かを判定する(ステップS26)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がBC方向である場合(ステップS26肯定)、個別BC画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS27)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がBC方向でない場合(ステップS26否定)、タブレット端末1の方向情報がCD方向であるか否かを判定する(ステップS28)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がCD方向である場合(ステップS28肯定)、個別CD画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS29)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がCD方向でない場合(ステップS28否定)、個別C画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS30)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
また、姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がC方向でない場合(ステップS25否定)、タブレット端末1の方向情報がD方向であるか否かを判定する(ステップS31)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がD方向である場合(ステップS31肯定)、タブレット端末1の方向情報がAD方向であるか否かを判定する(ステップS32)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAD方向である場合(ステップS32肯定)、個別AD画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS33)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がAD方向でない場合(ステップS32否定)、タブレット端末1の方向情報がCD方向であるか否かを判定する(ステップS34)。姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がCD方向である場合(ステップS34肯定)、個別CD画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS35)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、タブレット端末1の方向情報がCD方向でない場合(ステップS34否定)、個別D画面通知を入出力モジュール32に通知する(ステップS36)。そして、姿勢認識モジュール31は、図10に示す処理動作を終了する。
姿勢認識モジュール31は、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上でない場合、共有画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がA方向の場合、閲覧者Aの個別A画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がAB方向の場合、閲覧者A及び閲覧者Bの個別AB画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がAD方向の場合、閲覧者A及び閲覧者Dの個別AD画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がB方向の場合、閲覧者Bの個別B画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がBC方向の場合、閲覧者B及び閲覧者Cの個別BC画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がC方向の場合、閲覧者Cの個別C画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がCD方向の場合、閲覧者C及び閲覧者Dの個別CD画面通知を入出力モジュール32に通知する。
更に、姿勢認識モジュール31は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上、かつ、タブレット端末1の方向情報がD方向の場合、閲覧者Dの個別D画面通知を入出力モジュール32に通知する。
図11は、入出力モジュール32の処理動作の一例を示すフローチャートである。図11に示す入出力モジュール32は、姿勢認識モジュール31からの画面通知や現在のログイン状態に基づき、個別画面、共有画面やログイン画面等の各種画面を表示部12に画面表示する処理である。図11に示す入出力モジュール32は、共有画面通知を受信したか否かを判定する(ステップS41)。入出力モジュール32は、共有画面通知を受信した場合(ステップS41肯定)、表示部12の画面表示中の個別画面を消去し(ステップS42)、共有画面を表示部12に画面表示し(ステップS43)、図11に示す処理動作を終了する。尚、ステップS42の処理は、表示部12に画面表示中の個別画面がない場合、そのまま、ステップS43に移行する。
入出力モジュール32は、共有画面通知を受信しなかった場合(ステップS41否定)、個別A画面通知を受信したか否かを判定する(ステップS44)。入出力モジュール32は、個別A画面通知を受信した場合(ステップS44肯定)、ユーザ管理DB21の閲覧者A(ユーザアカウント21A)に対応した方向情報21Bの登録有無を参照し、ログイン済みであるか否かを判定する(ステップS45)。入出力モジュール32は、方向情報21Bの登録済み、すなわちログイン済みである場合(ステップS45肯定)、閲覧者Aの個別A画面を表示部12に画面表示し(ステップS46)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Aは、個別A画面を閲覧できる。閲覧者B,C及びDは、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上であるため、個別A画面を閲覧できない状態にある。
また、入出力モジュール32は、方向情報21Bの未登録、すなわちログイン済みでない場合(ステップS45否定)、ログイン画面を表示部12に画面表示し(ステップS47)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Aは、ログイン画面を閲覧してログイン入力を実行できる。
入出力モジュール32は、個別A画面通知を受信しなかった場合(ステップS44否定)、個別B画面通知を受信したか否かを判定する(ステップS48)。入出力モジュール32は、個別B画面通知を受信した場合(ステップS48肯定)、ユーザ管理DB21の閲覧者Bに対応した方向情報21Bの登録有無を参照し、ログイン済みであるか否かを判定する(ステップS49)。入出力モジュール32は、ログイン済みである場合(ステップS49肯定)、個別B画面を表示部12に画面表示し(ステップS50)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Bは、個別B画面を閲覧できる。閲覧者A,C及びDは、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上であるため、個別B画面を閲覧できない状態にある。
また、入出力モジュール32は、ログイン済みでない場合(ステップS49否定)、ログイン画面を表示部12に画面表示し(ステップS51)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Bは、ログイン画面を閲覧してログイン入力を実行できる。
入出力モジュール32は、個別B画面通知を受信しなかった場合(ステップS48否定)、個別C画面通知を受信したか否かを判定する(ステップS52)。入出力モジュール32は、個別C画面通知を受信した場合(ステップS52肯定)、ユーザ管理DB21の閲覧者Cに対応した方向情報21Bの登録有無を参照し、ログイン済みであるか否かを判定する(ステップS53)。入出力モジュール32は、ログイン済みである場合(ステップS53肯定)、個別C画面を表示部12に画面表示し(ステップS54)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Cは、個別C画面を閲覧できる。閲覧者A,B及びDは、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上であるため、個別C画面を閲覧できない状態にある。
また、入出力モジュール32は、ログイン済みでない場合(ステップS53否定)、ログイン画面を表示部12に画面表示し(ステップS55)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Cは、ログイン画面を閲覧してログイン入力を実行できる。
入出力モジュール32は、個別C画面通知を受信しなかった場合(ステップS52否定)、個別D画面通知を受信したか否かを判定する(ステップS56)。入出力モジュール32は、個別D画面通知を受信した場合(ステップS56肯定)、ユーザ管理DB21の閲覧者Dに対応した方向情報21Bの登録有無を参照し、ログイン済みであるか否かを判定する(ステップS57)。入出力モジュール32は、ログイン済みである場合(ステップS57肯定)、個別D画面を表示部12に画面表示し(ステップS58)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Dは、個別D画面を閲覧できる。閲覧者A,B及びCは、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上であるため、個別D画面を閲覧できない状態にある。
また、入出力モジュール32は、ログイン済みでない場合(ステップS57否定)、ログイン画面を表示部12に画面表示し(ステップS59)、図11に示す処理動作を終了する。尚、閲覧者Dは、ログイン画面を閲覧してログイン入力を実行できる。
入出力モジュール32は、個別D画面通知を受信しなかった場合(ステップS56否定)、複数個別画面通知を受信したか否かを判定する(ステップS60)。尚、複数個別画面とは、例えば、個別AB画面、個別BC画面、個別CD画面及び個別AD画面である。入出力モジュール32は、複数個別画面通知を受信した場合(ステップS60肯定)、複数個別画面を表示部12に画面表示し(ステップS61)、図11に示す処理動作を終了する。尚、複数個別画面は、ファイル管理DB22内の閲覧者(ユーザアカウント22A)に対応したアトリビュート22Cのアクセス権に応じた画面内容となる。また、入出力モジュール32は、複数個別画面通知を受信しなかった場合(ステップS60否定)、図11に示す処理動作を終了する。
入出力モジュール32は、共有画面通知を受信した場合、共有画面を表示部12に画面表示する。その結果、各閲覧者は、共有画面を閲覧できる。
入出力モジュール32は、個別A画面通知を受信した場合、個別A画面を表示部12に画面表示する。その結果、閲覧者Aは、閲覧者Aの個別画面を閲覧できる。
入出力モジュール32は、個別B画面通知を受信した場合、個別B画面を表示部12に画面表示する。その結果、閲覧者Bは、閲覧者Bの個別画面を閲覧できる。
入出力モジュール32は、個別C画面通知を受信した場合、個別C画面を表示部12に画面表示する。その結果、閲覧者Cは、閲覧者Cの個別画面を閲覧できる。
入出力モジュール32は、個別D画面通知を受信した場合、個別D画面を表示部12に画面表示する。その結果、閲覧者Dは、閲覧者Dの個別画面を閲覧できる。
入出力モジュール32は、複数個別画面通知を受信した場合、複数個別画面を表示部12に画面表示する。その結果、隣接する二人の閲覧者は、両者のアクセス権に応じた個別画面、例えば、個別AB画面、個別BC画面、個別CD画面又は個別AD画面等を同時に閲覧できる。
図12は、ユーザ管理モジュール33の処理動作の一例を示すフローチャートである。図12に示すユーザ管理モジュール33は、ログイン要求に応じて閲覧者の個別画面をファイル管理DB22に登録する処理である。図12に示すユーザ管理モジュール33は、ログイン要求を検出したか否かを判定する(ステップS71)。
ユーザ管理モジュール33は、ログイン要求を検出した場合(ステップS71肯定)、ユーザ管理DB21の方向情報21Bを参照し、ログインの空きがあるか否かを判定する(ステップS72)。尚、タブレット端末1のログイン可能人数は、例えば、A方向、B方向、C方向及びD方向の各方向に対応した4人である。
ユーザ管理モジュール33は、全ての4方向の方向情報21Bが登録済みでなく、ログインの空きがある場合(ステップS72肯定)、ログイン画面上で入力したログイン情報(ユーザアカウント)があるか否かを判定する(ステップS73)。ユーザ管理モジュール33は、ログイン情報があった場合(ステップS73肯定)、ログイン情報をユーザアカウント21Aとしてユーザ管理DB21に登録する(ステップS74)。尚、ユーザ管理モジュール33は、ユーザアカウント21Aに対応付けて現在の方向情報を方向情報21Bとしてユーザ管理DB21に登録する。ユーザ管理モジュール33は、閲覧者に対応した個別画面があるか否かを判定する(ステップS75)。
ユーザ管理モジュール33は、閲覧者に対応した個別画面がある場合(ステップS75肯定)、閲覧者のユーザアカウント22Aに対応付けて個別画面のファイル22Bをファイル管理DB22に登録し(ステップS76)、図12に示す処理動作を終了する。尚、ユーザ管理モジュール33は、閲覧者のユーザアカウント22Aに対応付けて閲覧者のアクセス権をアトリビュート22Cとしてファイル管理DB22に登録する。
ユーザ管理モジュール33は、ログイン要求を検出しなかった場合(ステップS71否定)、図12に示す処理動作を終了する。ユーザ管理モジュール33は、ログインの空きがない場合(ステップS72否定)、ステップS71で検出したログイン要求を解除し(ステップS77)、ログイン情報があるか否かを判定すべく、ステップS73に移行する。
ユーザ管理モジュール33は、ログイン情報がない場合(ステップS73否定)、閲覧者に対応した個別画面があるか否かを判定すべく、ステップS75に移行する。
ユーザ管理モジュール33は、ログイン要求を検出し、ログインの空きがある場合、ログイン情報のユーザアカウント21Aと、ログイン時のタブレット端末1の方向情報21Bとを対応付けてユーザ管理DB21に登録する。その結果、タブレット端末1は、タブレット端末1の方向情報に対応付けてログイン閲覧者のユーザアカウントを登録できる。
更に、ユーザ管理モジュール33は、閲覧者の個別画面がある場合、閲覧者のユーザアカウント22Aに対応付けて、閲覧者の個別画面をファイル22Bとしてファイル管理DB22に登録する。その結果、タブレット端末1は、ユーザアカウント22Aに対応付けて個別画面のファイル22Bを登録できる。
本実施例のタブレット端末1は、閲覧者のユーザアカウントと、ログイン時の方向情報と、閲覧者の画面のファイルとを対応付けて記憶部17に記憶した。そして、タブレット端末1は、タブレット端末1の現在の方向情報が取得されると、当該方向情報に対応したユーザアカウントを特定し、特定されたユーザアカウントの閲覧者に対応する画面のファイルを記憶部17から読み出す。そして、タブレット端末1は、読み出された画面のファイルを表示部12に画面表示する。その結果、閲覧者は、タブレット端末1の方向情報に応じて自分の画面を閲覧できる。
更に、タブレット端末1は、複数の方向情報に対応付けて閲覧者のログイン情報(ユーザアカウント)を登録できるため、1台のタブレット端末1で複数の閲覧者、例えば4人の閲覧者がログインできる。
しかも、タブレット端末1は、表示部12の表示画面を水平姿勢にした場合、ログイン中の閲覧者の共有画面を表示部12に画面表示する。その結果、ログイン中の閲覧者は、1台のタブレット端末1で共有画面を同時に閲覧できる。しかも、タブレット端末1は、方向情報及び姿勢情報に対応付けて閲覧者の個別画面及び共有画面を表示部12に切替表示可能にしたので、1台のタブレット端末1で複数人のポーカー等の対戦ゲームが可能となる。
タブレット端末1は、閲覧者のログイン情報をユーザアカウントとしてユーザ管理DB21にログイン登録する際、閲覧者のユーザアカウントに対応付けてログイン登録時のタブレット端末1の方向情報をユーザ管理DB21に登録した。その結果、閲覧者は、ログイン登録時の方向情報を登録できる。
タブレット端末1は、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上でない場合、当該方向情報に対応した閲覧者の共有画面を表示部12に画面表示する。その結果、閲覧者は、表示部12に画面表示された共有画面を同時に閲覧できる。
タブレット端末1は、表示画面の傾斜角度αが傾き閾値α1以上である場合、当該方向情報に対応した閲覧者の個別画面を記憶部17から読み出し、読み出した閲覧者の個別画面を表示部12に画面表示する。その結果、表示画面を傾き閾値α1以上、自分側に傾けた閲覧者は、自分の個別画面を閲覧できるのに対し、他の閲覧者は、その画面表示された個別画面の内容を閲覧できない。
また、タブレット端末1は、基準方位に対して略0度(A方向)、略90度(B方向)、略180度(C方向)及び略270度(D方向)の方向情報に対応付けてログイン情報(ユーザアカウント)を記憶部17に記憶可能にした。更に、タブレット端末1は、閲覧者のユーザアカウント毎に、システム内のファイルに対するアクセス権をアトリビュートとして対応付けてファイル管理DB22内に記憶した。そして、タブレット端末1は、略45度(AB方向)、略135度(BC方向)、略225度(CD方向)又は略315度(AD方向)の方向情報が取得され、傾斜角度αは傾き閾値α1以上となると、複数個別画面を表示部12に画面表示する。すなわち、タブレット端末1は、これら隣接する閲覧者の内、アクセス権が低い方の閲覧者のアクセス権に応じた両者の個別画面を表示部12に画面表示する。その結果、隣接する両閲覧者は、アクセス権に応じた複数個別画面、例えば、個別AB画面、個別BC画面、個別CD画面や個別AD画面等を同時に閲覧できる。
尚、上記実施例では、タブレット端末1の特定辺の向きを相対的な基準方位とし、この基準方位をタブレット端末1の方向情報としたが、例えば、タブレット端末1を中心とする通常の方位で当該タブレット端末1の方向情報としても良い。
また、上記実施例では、タブレット端末1を縦仕様で使用した場合、タブレット端末1の短辺1Aの地側をタブレット端末1の基準方位としたが、横仕様で使用した場合、タブレット端末1の長辺1Bの地側をタブレット端末1の基準方位とする。
また、上記実施例のタブレット端末1は、閲覧者のユーザアカウントと、方向情報と、閲覧者の画面のファイルとを対応付けて記憶部17に記憶した。しかしながら、ユーザアカウント、方向情報及び閲覧者の画面の他に、表示画面の水平姿勢に対する表示画面の傾斜角度を対応付けて記憶部17に記憶しても良い。この場合、タブレット端末1は、方向情報及び傾斜角度に対応付けて閲覧者のユーザアカウント又は画面を特定できる。
また、上記実施例のタブレット端末1は、閲覧者のユーザアカウントに対応した画面(個別画面又は共有画面)をファイル22Bとしてファイル管理DB22に登録した。しかしながら、画面ではなく、アプリケーションに使用する画面環境をファイル22Bとしてファイル管理DB22に管理しても良い。この場合、タブレット端末1は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上の場合にのみ、当該アプリケーションが使用可能な画面環境に設定する。
また、上記実施例のタブレット端末1は、画面をファイル22Bとしてファイル管理DB22に管理したが、画面ではなく、利用可能なアプリケーションをファイル22Bとして管理しても良い。この場合、タブレット端末1は、傾斜角度αが傾き閾値α1以上の場合にのみ、当該アプリケーションを使用できる。
また、上記実施例のタブレット端末1は、ログイン中の隣接する2者の閲覧者の内、アクセス権が低い方のアクセス権に対応した個別画面を複数個別画面として表示部12に画面表示した。しかしながら、閲覧者のアクセス権に関係なく、ログイン順序の速い方の閲覧者のアクセス権に対応した個別画面を複数個別画面として表示部12に画面表示しても良い。
また、上記実施例のタブレット端末1は、ファイル毎に情報のセキュリティレベルを管理しておき、隣接する2者の閲覧者で複数個別画面を閲覧する際、そのセキュリティレベルに応じた個別画面を複数個別画面として表示部12に画面表示しても良い。
また、上記実施例のタブレット端末1は、画面等をファイル22Bとしてファイル管理DB22内に管理したが、記憶部17内の別格納領域に当該画面等のファイルを格納しても良い。
また、上記実施例のタブレット端末1は、加速度センサ14の代わりに、ジャイロセンサ16を使用しても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する携帯端末装置の一例を説明する。図13は、情報表示プログラムを実行する携帯端末装置を示す説明図である。
図13に示す情報表示プログラムを実行する携帯端末装置100では、HDD(Hard Disk Drive)110、RAM(Random Access Memory)120、ROM(Read Only Memory)130及びCPU140を有する。更に、携帯端末装置100は、操作部150、表示部160、通信部170及び方位センサ180を有する。そして、携帯端末装置100は、HDD110、RAM120、ROM130、CPU140、操作部150、表示部160、通信部170及び方位センサ180がバス190を介して接続される。
そして、HDD110には、上記実施例と同様の機能を発揮する情報表示プログラムが予め記憶されている。尚、HDD110ではなく、ROM130や、図示せぬドライブでコンピュータ読取可能な記録媒体に情報表示プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。情報表示プログラムとしては、図13に示すように、方向取得プログラム110A、登録プログラム110B及び設定プログラム110Cである。尚、プログラム110A、110B及び110Cについては、図1に示したタブレット端末1の各構成要素と同様、適宜統合又は分散してもよい。
そして、CPU140が、これらのプログラム110A、110B及び110CをHDD110から読み出してRAM120上で実行する。そして、図13に示すように、各プログラム110A、110B及び110Cは、RAM120上で方向取得プロセス120A、登録プロセス120B及び設定プロセス120Cとして機能するようになる。
CPU140は、方位センサ180を通じて現在の方向情報を取得する。CPU140は、方向情報と画面のファイルとを対応付けてHDD110に登録する。CPU140は、該装置本体の方向情報が取得されると、当該方向情報に対応した画面のファイルをHDD110から読み出す。更に、CPU140は、読み出された画面を表示部160に画面表示する。その結果、方向情報に応じた閲覧者毎の情報の秘匿性を確保できる。
1 タブレット端末
12 表示部
14 加速度センサ
15 方位センサ
17 記憶部
18 CPU
18A 設定部
18B 記憶制御部
18C 判定部

Claims (7)

  1. 装置本体の基準方位に基づく方向を示す方向情報を取得する方向取得部と、
    当該装置本体に対してログインする利用者の識別情報と、前記方向情報と、当該装置本体の表示部に設定する表示モードとを対応付けて記憶する記憶部と、
    当該装置本体に対するログイン要求を検出すると、前記方向取得部によって当該装置本体の前記方向情報を取得し、前記ログイン要求に関わる利用者の識別情報に対応付けて前記取得した方向情報を前記記憶部に記憶する記憶制御部と、
    前記方向取得部によって当該装置本体の方向情報が取得されると、当該方向情報に対応した前記表示モードを前記記憶部から読み出し、読み出された前記表示モードを前記表示部に設定する設定部と
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記表示部の表示画面の水平姿勢に対する当該表示画面の傾斜角度を示す姿勢情報を取得する姿勢取得部と、
    当該装置本体の方向情報及び識別情報に対応した前記表示モードを当該装置本体の表示部に設定する際に、前記姿勢取得部によって取得された前記姿勢情報に基づき、前記傾斜角度が所定閾値以上であるか否かを判定する判定部と
    を有し、
    前記記憶部は、
    前記識別情報に対応する、当該利用者の第1の情報及び、当該第1の情報よりも秘匿性の高い当該利用者の第2の情報を含む前記表示モードを記憶しておき、
    前記設定部は、
    前記判定部によって前記傾斜角度が前記所定閾値以上でない場合に、前記第1の情報を含む前記表示モードを前記表示部に設定すると共に、前記判定部によって前記傾斜角度が前記所定閾値以上の場合に、前記第2の情報を含む前記表示モードを前記表示部に設定することを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  3. 当該装置本体の基準方位に対して略0度、略90度、略180度及び略270度の所定の方向情報に対応付けて前記識別情報を前記記憶部に記憶可能とし、
    前記設定部は、
    前記所定の方向情報の内、隣接する2個の方向情報に関わる利用者がログイン中の場合に、前記方向取得部によって前記隣接する2個の方向情報間の中間の方向情報が取得されると、当該隣接する2個の方向情報に関わる利用者の情報を含む前記表示モードを前記記憶部から読み出し、読み出された情報を含む前記表示モードを前記表示部に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記記憶部は、
    前記利用者に関わる前記識別情報に対応付けて情報に対するアクセス権を記憶しておき、
    前記設定部は、
    前記隣接する2個の方向情報に関わる利用者の情報を含む表示モードを前記表示部に設定する際、隣接する2個の方向情報に関わる利用者の情報の内、アクセス権が低い方の利用者の情報を含む表示モードを前記表示部に設定することを特徴とする請求項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記表示部の表示画面の水平姿勢に対する当該表示画面の傾斜角度を示す姿勢情報を取得する姿勢取得部を有し、
    前記記憶部は、
    前記方向情報及び前記姿勢情報と、前記表示モードとを対応付けて記憶しておき、
    前記設定部は、
    当該装置本体に関わる前記方向情報及び前記姿勢情報が取得されると、これら方向情報及び姿勢情報に対応した前記表示モードを前記記憶部から読み出し、読み出された前記表示モードを前記表示部に設定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  6. 表示部を備えた携帯端末装置に、
    装置本体に対してログインする利用者の識別情報と、当該装置本体の基準方位に基づく方向を示す方向情報と、前記表示部に設定する表示モードとを記憶部に対応付けて記憶しておき、
    当該装置本体に対するログイン要求を検出すると、当該装置本体の前記方向情報を取得し、前記ログイン要求に関わる利用者の識別情報に対応付けて前記取得した方向情報を前記記憶部に記憶し、
    当該装置本体の方向情報が取得されると、当該方向情報に対応した前記表示モードを前記記憶部から読み出し、読み出された前記表示モードを前記表示部に設定する
    各処理を実行させることを特徴とする情報表示方法。
  7. 装置本体に対してログインする利用者の識別情報と、当該装置本体の基準方位に基づく方向を示す方向情報と、当該装置本体の表示部に設定する表示モードとを記憶部に対応付けて記憶しておき、
    当該装置本体に対するログイン要求を検出すると、当該装置本体の前記方向情報を取得し、前記ログイン要求に関わる利用者の識別情報に対応付けて前記取得した方向情報を前記記憶部に記憶し、
    当該装置本体の方向情報が取得されると、当該方向情報に対応した前記表示モードを前記記憶部から読み出し、読み出された前記表示モードを前記表示部に設定する
    各処理を携帯端末装置に実行させることを特徴とする情報表示プログラム。
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