JP5853353B2 - 測光装置及びカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、測光装置及びカメラに関するものである。
従来、露出制御を行うに当たり、測光装置(例えば測光用CCDセンサー)のR,G,B出力値から輝度信号を合成し、補正等を行い、Bv値を算出している。測光装置のR,G,B出力は、一般的なAGC制御(自動利得制御(Automatic Gain Control)の場合、次回蓄積時間=(目標の信号出力電圧/前回蓄積における出力電圧)×前回蓄積時間より求められる。このように、次回の蓄積時間は、前回の蓄積時間と出力電圧とに基づいて、次回の出力電圧が目標の信号出力電圧(VAGC)に一致するように計算している。
また、露出制御を行うに当たり、ある蓄積時間におけるBv値を算出し、そのBv値と目標Bv値とを比較し、次回の露出補正の方向が前回の露出補正の方向と逆の場合、1/2倍し、次回の露出補正の方向が前回の露出補正の方向と同じ場合、2倍しているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−295521号公報
蓄積時間と出力値との間において線形性が保たれている場合、上記従来技術で問題ない。しかし、測光装置に強い光が入射してオーバーフローし、その影響により線形性が保たれていない場合、上記一般的なAGC制御において、目標の信号出力電圧(VAGC)に近づかずに発振する(収束しない状態)可能性がある。
また、上記特許文献1によると、収束に至るまでの間、一時的に、収束方向から外れる可能性がある。このため、Bv値の誤差が更に大きくなり、飽和する蓄積時間にコントロールされるケースもありえる。また、オーバーフローしているときも、していないときも同じ制御なので結果的に時間がかかり、ルックアップテーブル(LUT)を持たせている為、メモリー容量を多く必要とする。
本発明の課題は、オーバーフローの影響を適切に回避できる測光装置及びカメラを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。
本発明の測光装置は、被写界からの光を光電変換して、光強度に応じた電気信号を出力する受光素子と、該受光素子から電気信号を受信し、予備オーバーフロー判定と、本オーバーフロー判定とを行い、前記受光素子にオーバーフローが生じているかを判定する判定部と、前記オーバーフローが発生していると判定された場合、前記オーバーフローが収束するよう前記受光素子の蓄積時間の制御を行う制御部と、を備え、前記判定部は、前記本オーバーフロー判定において、測光モードとしてスポット測光が選択され、スポット領域における画素の最大輝度が、目標とする輝度と比較したときに、第1の値より小さい場合、または、前記スポット領域における画素の最大輝度が、目標とする輝度と比較したときに、第2の値より大きい場合に、オーバーフローと判定し、前記スポット領域における画素の最大輝度が、前記第1のと前記第2のとの間となったときに、前記オーバーフローが収束したものと判定する構成とする。
また、本発明のカメラは、上記測光装置を備える構成とした。
本発明によれば、オーバーフローの影響を適切に回避できる測光装置及びカメラを提供することができる。
本実施形態による測光装置の受光素子を含む、カメラを示す図である。 受光素子の測光部を示した図である。 オーバーフロー状態を説明する図である。 スポット領域の例を示す図である。 予備オーバーフロー判定を示すフローチャートである。 測光装置における、スポット領域を示す図である。 本オーバーフロー判定を示すフローチャートである。 本オーバーフロー判定を示すフローチャートである。 次回蓄積時間の算出を示す図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の測光装置の受光素子9を含む、カメラ100の概略図である。撮影レンズ1を通過した光束は、クイックリターンミラー2、拡散スクリーン3、コンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、接眼レンズ6を通って、撮影者の目に到達する。一方、拡散スクリーン3によって拡散された光束の一部は、コンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、測光用プリズム7、測光用レンズ8を通して受光素子9へ到達する。
測光装置10は、上述の受光素子9及びその受光素子9から接続された制御部11とを備える。制御部11は、受光素子9からの出力信号をA/D変換によってデジタル信号に変換する。そして、制御部11は、このデジタル信号をもとに、受光素子9においてオーバーフロー(OF)が発生しているかを判定し、絞り13の絞り値及びシャッター14のシャッタースピードを設定する。
受光素子9は、CCDセンサ等の蓄積型の素子である。図2は、受光素子9の測光部の一例である。図示するように、受光素子9において被写界が横14個、縦10個の140領域に分割されている。なお、それぞれの領域は、それぞれG(グリーン)、R(レッド)、B(ブルー)の3つの画素を有している。図2の上に示す数値は、縦方向の画素番号である。図中右側の縦のラインは、縦オプティカルブラックが並ぶライン(OPBVライン)である。
[オーバーフロー判定と受光素子制御]
オーバーフロー(OF)とは、強光により受光素子9のそれぞれの画素が蓄えられる電荷容量を越え、さらに、水平転送レジスタ容量を超えた電荷が転送方向の次画素に加算される現象である。この現象が起こった場合、一般的なAGC制御で次回蓄積時間を算出すると、その制御に支障をきたすことがある。
図3(a)及び(b)は、スポット測光(SP測光)を行っている場合の、それぞれの画素における輝度を数値(単位LSB)示したものであり、OF状態であることを示す図である。
図3では、「LT」で示す部分(縦方向のライン9からライン11)が、スポット測光(SP測光)を行っているスポット領域(SP領域)である。図3は、そのSP領域よりも図中右側(縦方向のライン6及びライン7)に強い光が入射した例を示したものである。
SP領域内の最大値Vomaxは、図3(a)の場合、20LSBである(ライン9B)。SP領域の目標レベルを100LSBとすると、例えば図3(a)において蓄積時間が例えば10μsの場合、その5倍の50μsにすれば目標の値となると考えられる。
しかし、蓄積時間を5倍にすると、実際には、隣接する画素から電荷が溢れ、Vomaxの出力値が急激に上昇し、その結果、図3(b)に示すように、目標レベルである100LSBを超えてしまう(図3(b)においては420LSBとなる)。
特に、逆光時にSP測光を行うと、OF発生の可能性が高いため影響が大きい。そこで、本実施形態では、以下に説明するいくつかの特定条件によりAGC制御を専用モードに切り替え、不安定な制御にならないようにしている。
なお、以下のOF判定と次回蓄積時間算出の説明において使用するパラメータを以下の通り定義する。
OF:OF判定フラグ
PreOF:OF判定フラグ
vOPBV_OF[i]:縦OPB判定領域、縦OPB出力
VOREFave:VREF出力の平均
OPBV_OF_REF:縦OPB判定領域、縦OPB閾値(半固定値 所定初期値)
OPBV_OF_CNT:縦OPB判定領域、闘値を超えたものをカウント
OFOPBV:縦OPB判定領域、縦OPBレベル判定フラグ
Vob_OF[i,j]:OF判定領域B出力 (縦OPB減算後信号成分)
Vog_OF[i,j]:OF判定領域G出力 (縦OPB減算後信号成分)
Vor_OF[i,j]:OF判定領域R出力 (縦OPB減算後信号成分)
Hout_REV:OF判定領域、R,G,B出力閾値 (半固定値 所定初期値)
Hout_CNT:OF判定領域、R,G,B出力閾値を超えたものをカウント
Hout_SR:OF判定領域、カウント閾値(半固定値 所定初期値)
OFRG:OF判定領域、レベルゲート判定フラグ
SP_OF:SPAGC係数(半固定値 所定初期値)
OFD(収束方向フラグ):収束方向フラグ
IOF(蓄積時間判定レベル):蓄積時間判定レベル(半固定値 所定初期値)
int:今回蓄積時間
int':次回蓄積時間
intOF1:PreOFモード判定で、PreOF=1を満たした時の蓄積時間 (OF蓄積時間限度値)
intOF2:OFモード判定でOF=1を満たした時の蓄積時間 (OF蓄積時間限度値)
PreInt(前回蓄積時間):前回蓄積時間(OFモード時)
CurrInt(今回蓄積時間):今回蓄積時間(OFモード時)
NextInt(次回蓄積時間):次回蓄積時間(OFモード時)
VagcSP(目標AGCレベル):目標AGCレベル
Vomax:SP領域内の最大値
VagcSP:SP領域内の最大値の目標レベル
[1]OFモード移行判定
OF判定は、ある蓄積で以下の判定1(予備OF判定)を満たし、かつ、判定1の次の蓄積時間から、以下の判定2(本OF判定)を満たす場合、OF=1としてOFモードに移行する。
[1−1]判定1(予備OF判定)
まず、蓄積において以下の処理を行い、以下の全ての条件を満たす場合、PreOF=1とする。
[1−1−1]処理1
縦OPB(縦オプティカルブラック)判定領域(別途定義)のレベル判定
強い光が当たった場合、縦OPBが浮く(出力値が大きくなる)ので、それを判定材料の1つとする。
図4は、SP領域の例を示す図である。例えば図4(a)で説明すると、選択されたSP領域(ライン12,13,14)の行方向の縦OPB判定領域(OPB5、OPB6)の出力値vOPBV_OF[i]をVOREFave(VREF出力の平均)で減算し、所定閾値(OPBV_OF_REF)を超えるものをカウント(OPBV_OF_CNT)し、2画素以上の場合、縦OPBレベル判定フラグ(OFOPBV)を1とする。
すなわち、
VOREFave−vOPBV_OF[i]≧OPBV_OF_REF → OF_OPBV_CNTをインクリメント
OPBV_OF_CNT≧2の場合、OF OPBV=1とし、それ以外は、OF OPBV=0
[1−1−2]処理2
OF判定領域(別途定義)のレベルゲート判定
(強い光が当たった場合、有効画素のレベルを判定基準の1つとする)
選択されたSP領域の右側のOF判定領域(図4(a)においてLS_BM)において、B画素,G画素,R画素の出力値、Vob_OF[i,j]、Vog_OF[i,j]、Vor_OF[i,j]が所定閾値(Hout_REV)を超えるものをカウント(Hout_CNT)し、閾値(Hout_SR)以上の場合にレベルゲート判定フラグ(OFRG)を1とする。
ここで、Hout_REVは半固定値であり、所定初期値を有する。Hout_SRも半固定値であり、所定初期値を有する。
すなわち、
Vob_OF[i,j]≧Hout_REV→Hout_CNT カウントインクリメント
Vog_OF[i,j]≧Hout_REV→Hout_CNT カウントインクリメント
Vor_OF[i,j]≧Hout_REV→Hout_CNT カウントインクリメント
Hout_CNT≧Hout_SRのとき、OFRG=1 それ以外 OFRG=0
図5は予備OF判定を示すフローチャートである。また、図6は、受光素子9における、SP領域を示す図である。
1)SP測光で図6に示す領域LS、LT、LB、C、T、B、Lが選択されている場合(ステップS1)。
2)縦OPB判定領域のレベル判定フラグがOFOB=1の場合(処理1)(S2)
3)OF判定領域のレベルゲート判定フラグOFRG=1の場合(処理2)(S2)
4)変数IOF(蓄積時間判定レベル)が所定の蓄積時間以上の場合(S3)
以上1)から4)の全てを満たす場合、上記処理結果と、測光モード、蓄積時間から、以下の条件を満たす場合PreOF=1とする(S4)。
[1−2]判定2(本OF判定)
図7、図8は本OF判定及び、OF判定されたOFモード時に行う次回蓄積時間算出示すフローチャートである。
今回の蓄積時間の結果から、Vomax(SP領域内の最大値)とVagcSP(目標AGCレベル)、SPAGC係数SP_OFから算出した値を比較し、以下の条件を満たす場合OF判定OF=1とする(S107)としてOFモードに入る。
また、比較結果より、収束方向フラグ(OFD(収束方向フラグ))を設定する。SP_OFは半固定値で所定の初期値を有する。
すなわち、
Vomax<VagcSP×(2-SP_OF)の時 → OF=1、OFD(収束方向フラグ)=1
(S121,YES)
VagcSP×SP_OF<Vomaxの時 → OF=1、OFD(収束方向フラグ)=0
(S121,NO)
上記式は、目標レベルに対し、輝度が大きく外れていることを意味する。すなわち、OFの影響で線形性が保たれていない場合である。
上記範囲外、つまり、
VagcSP(2-SP_OF)≦Vomax≦VagcSP×SP_OFの時OF=0であってオーバーフローは発生していないと判定する。(S108,NO)
なお、判定1が満たされた場合の次回蓄積時間int'の算出は、一般的な処理と同じで、VagcSP(目標AGCレベル)をVomax(SP領域内の最大値)で割った値に前回蓄積時間intを乗じて行う
すなわち、
int'=VagcSP/Vomax×int
より算出する。
なお、Vomax(SP領域内の最大値)は、PreOF判定からOFモード終了までの間、固定するものとする。
[2]縦OPB判定領域とOF判定領域
OPBV_OF_CNT、Hout_CNTを求める為の領域を設定する。
選択されているSP領域の、行方向の縦OPB領域を「縦OPB判定領域」、有効画素領域を「OF判定領域」とし、それらは下記(a)〜(g)のように定める。
また、縦OPB判定領域の縦OPB出力をvOPBV_OF[i]とする。
OF判定領域のR,G,B出力をVob_OF[i,j]、Vog_OF[i,j]、Vor_OF[i,j](縦OPB減算後信号成分)とする。
なお、図6における、SP領域のRT、RB、RS、R(受光素子9の右側部分)においては、縦OPB判定領域とOF判定領域を設けない。
(a)SP領域が「LS」の場合(図4(a))、
OPBV_OF_CNTを求める縦OPB判定領域は、LS_OPBV
Hout_CNTを求めるOF判定領域は、LS_BM
(b)SP領域が「LT」の場合(図4(b))、
OPBV_OF_CNTを求める縦OPB判定領域は、LT_OPBV
Hout_CNTを求めるOF判定領域は、LT_BM
(c)SP領域が「LB」の場合(図4(c))、
OPBV_OF_CNTを求める縦OPB判定領域は、LB_OPBV
Hout_CNTを求めるOF判定領域は、LB_BM
(d)SP領域が「C」の場合(図4(d))、
OPBV_OF_CNTを求める縦OPB判定領域は、C_OPBV
Hout_CNTを求めるOF判定領域は、C_BM
(e)SP領域が「T」の場合(図4(e))、
OPBV_OF_CNTを求める縦OPB判定領域は、T_OPBV
Hout_CNTを求めるOF判定領域は、T_BM
(f)SP領域が「B」の場合(図4(f))、
OPBV_OF_CNTを求める縦OPB判定領域は、B_OPBV
Hout_CNTを求めるOF判定領域は、B_BM
(g)SP領域が「L」の場合(図4(g))、
OPBV_OF_CNTを求める縦OPB判定領域は、L_OPBV
Hout_CNTを求めるOF判定領域は、L_BM
[3]OFモード時の次回蓄積時間算出
予備OF判定、及び本OF判定においてOFと判定された場合、次回蓄積時間(NextInt)の算出は、下記(1)〜(3)より求める。
まず、PreOF判定で、PreOF=1を満たした時の蓄積時間をintOF1とする(S101)。
OF判定でOF=1を満たした時(S108,YES)の蓄積時間をintOF2とし(S109)する。図9は次回蓄積時間の算出を示す図であり、次回蓄積時間(NextInt)算出は、図示するようにintOF1とintOF2の範囲内で制御する。
(次回蓄積時間算出)
1)CurrInt(今回蓄積時間)、PrevInt(前回蓄積時間)の差が、1dr、
すなわち、abs|CurrInt-PrevInt|=1drの場合 (S110,Yes)
OFD(収束方向フラグ)=1の時 (S121,YES)
→NextInt(次回蓄積時間)=CurrInt(今回蓄積時間) (S122)
OFD(収束方向フラグ)=0の時 (S121,NO)
→NextInt(次回蓄積時間)=CurrInt(今回蓄積時間)-1dr (S123)
なお、1drは受光素子9(例えばCCDセンサー)を蓄積できる最短時間である。
2)CurrInt(今回蓄積時間)、PrevInt(前回蓄積時間)の差が、1drでない、
すなわち、abs|CurrInt-PrevInt|≠1drの場合 (S110,NO)
OFD=1の時 →NextInt=CurrInt+abs|CurrInt-PrevInt|/2 (S112)
OFD=0の時 →NextInt=CurrInt-abs|CurrInt-PrevInt|/2 (S113)
3)VagcSP(目標AGCレベル)(2-SP_OF)≦Vomax(SP領域内の最大値)≦VagcSP(目標AGCレベル)×SP_OFを満たす、
すなわち、VagcSP(2-SP_OF)≦Vomax≦VagcSP×SP_OFの場合 (S118)
または、abs|CurrInt(今回蓄積時間)-PrevInt(前回蓄積時間)|=1dr
すなわち、abs|CurrInt-PrevInt|=1dr (S110,YES)
となるまで、上記2を繰り返す。
上記次回蓄積時間の算出により、例えば、図9の(a)→(b)→(c)→(d)→(e)のような収束をする。
[4]OFモード収束判定
OFモード時、下記の条件を満たした場合、OF_OK=1(S119)とし、AGCが収束したものと判定する。
1)Vomax(SP領域内の最大値)がVagcSP(目標AGCレベル)(2−SP_OF)≦Vomax(SP領域内の最大値)≦VagcSP(目標AGCレベル)×SP_OF
すなわち、VagcSP(2-SP_OF)≦Vomax≦VagcSP×SP_OFを満たす場合 (S118,Yes)
2)abs|CurrInt(今回蓄積時間)-PrevInt(前回蓄積時間)|=1dr
すなわち、abs|CurrInt-PrevInt|=1drを満たす場合 (S110,Yes)
[5]OFモード終了の条件
下記の1)〜4)いずれかになった場合、OFモードを終了(OF=0)とする。また、同時にPrevOF=0とする(S120)。
1)選択されている縦OPB判定領域、OF判定領域において、
OF_OPB_CNT<2の場合→OFOB=0
かつ、
Hout_CNT<Hout_SRの場合→OFRG=0
(構図が変わったことを想定している、S106,NO、S127,NO)
2)次回蓄積時間が、intOF1とintOF2の範囲を超えた場合。
3)SP領域「RT、RB、RS、R SP」へ切り替わった時
4)SP測光から別の測光モードに切り替わった時
5)OFモードAGCが収束した場合。→OF_OK=1 (S119)
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)本発明によれば、受光素子9に強い光が入射してオーバーフローした場合であっても、目標の信号出力電圧(VAGC)に近づくことができ、発振する(収束しない状態)ことがなくなる。
(2)また、オーバーフローしていないときは通常の制御を行い、オーバーフローしているときのみ、次回蓄積時間の算出において収束させるための計算を行う。このためオーバーフローしていないときの計算時間が増大することがない。
1:撮影レンズ、2:クイックリターンミラー、3:拡散スクリーン、4:コンデンサレンズ、5:ペンタプリズム、7:測光用プリズム、8:測光用レンズ、9:受光素子、10:測光装置、11:制御部、100:カメラ

Claims (8)

  1. 被写界からの光を光電変換して、光強度に応じた電気信号を出力する受光素子と、
    該受光素子から電気信号を受信し、予備オーバーフロー判定と、本オーバーフロー判定とを行い、前記受光素子にオーバーフローが生じているかを判定する判定部と、
    前記オーバーフローが発生していると判定された場合、前記オーバーフローが収束するよう前記受光素子の蓄積時間の制御を行う制御部と、を備え、
    前記判定部は、
    前記本オーバーフロー判定において、測光モードとしてスポット測光が選択され、スポット領域における画素の最大輝度が、目標とする輝度と比較したときに、第1の値より小さい場合、または、
    前記スポット領域における画素の最大輝度が、目標とする輝度と比較したときに、第2の値より大きい場合に、オーバーフローと判定し、
    前記スポット領域における画素の最大輝度が、前記第1のと前記第2のとの間となったときに、前記オーバーフローが収束したものと判定すること、
    を特徴とする測光装置。
  2. 請求項1に記載の測光装置であって、
    前記判定部は、前記予備オーバーフロー判定と前記本オーバーフロー判定とにおいてオーバーフローが発生していると判定された場合にのみ、前記受光素子においてオーバーフローが発生していると判定すること、
    を特徴とする測光装置。
  3. 請求項1または2に記載の測光装置であって、
    前記判定部は、前記受光素子における今回の蓄積時間がから前回の蓄積時間を引いた値の絶対値が、所定の値より小さいとき、前記オーバーフローが収束したものと判定すること、
    を特徴とする測光装置。
  4. 請求項3に記載の測光装置であって、
    前記制御部は、
    前記被写界の構図が変わったとき、
    次回の蓄積時間が、所定の範囲を超えたとき、
    前記スポット測光領域が切り替わったとき、
    測光モードがスポット測光から別の測光モードに切り替わったとき、
    前記判定部が、前記オーバーフローが収束したものと判定したとき、
    のいずれかの場合、前記オーバーフローを収束させるための制御を終了すること、
    を特徴とする測光装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の測光装置であって、
    前記判定部は、前記予備オーバーフロー判定において、
    測光モードとしてスポット測光が選択され、且つ前記受光素子の蓄積時間が第1の値以下で、
    前記受光素子の縦方向のオプティカルブラック画素において、その出力値が平均出力値より大きい画素数が第2の値以上であり、
    前記スポット測光に利用されている画素と同一方向のラインに位置する画素において、その出力値が第3の値以上である画素数が第4の値以上である場合に、
    前記受光素子においてオーバーフローが発生していると予備的判定すること、を特徴とする測光装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の測光装置であって、
    前記判定部が前記オーバーフローが発生していないと判定した場合、前記制御部は、
    目標とする輝度を前記スポット領域の画素における最大輝度で割ったものに今回蓄積時間を乗じたものを次回蓄積時間とし、
    前記判定部が前記オーバーフローが発生していると判定した場合、前記制御部は、
    今回蓄積時間と前回蓄積時間との間で収束するように次回蓄積時間を求めること、を特徴とする測光装置。
  7. 請求項4に記載の測光装置であって、
    前記判定部が前記オーバーフローが発生している場合と判定したとき、前記制御部は、
    今回蓄積時間と、前回蓄積時間との差が最小蓄積可能時間である場合であって、今回の輝度が暗い場合は、今回蓄積時間を次回蓄積時間とし、
    今回蓄積時間と、前回蓄積時間との差が最小蓄積可能時間である場合であって、今回の輝度が明るい場合は、今回蓄積時間から最小蓄積可能時間を引いた時間を次回蓄積時間とし、
    今回蓄積時間と、前回蓄積時間との差が最小蓄積可能時間でない場合であって、今回の輝度が暗い場合は、今回蓄積時間から前回の蓄積時間を引いた値の絶対値の1/2に今回の蓄積時間を足したものを次回蓄積時間とし、
    今回蓄積時間と、前回蓄積時間との差が最小蓄積可能時間でない場合であって、今回の輝度が明るい場合は、今回蓄積時間から最小蓄積可能時間を引いた値の絶対値の1/2を今回の蓄積時間から引いたものを次回蓄積時間とすること、
    を特徴とする測光装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の測光装置を備えるカメラ。
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