JP5853302B2 - クラゲポリプの付着死滅方法 - Google Patents

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クラゲには、いろいろな種類がみられて、もつとも知見されているのがミズクラゲである。このクラゲの着生世代のポリプを付着しやすい網で、付着を好む場所に展開しておき十分に付着させてから引き上げ船内のタンクに設けた電極対に直流を加えて電場を発生させてポリプの細胞膜を破壊することで迅速かつ簡単に死滅させる方法に関する。
クラゲは、浮遊クラゲ世代と着生世代を交代している。クラゲの受精卵からプラヌラ幼生という球状が付着場所を探してよい場所に付着しポリプに姿を変えます。ポリプは口の周りにある触手でエサを捕らえて食べます。成長したポリプは,分裂をして無性的に増えます。コロニーを形成する。水温低下など刺激を受けると体部に横くびれが生じ横分体ストロビラを形成する。この一つ一つが切れて多数のお皿状のエフイラが遊泳を開始するとエサを捕り成長とともにクラゲらしい形に変わり成長してクラゲ成体となる。
これらのクラゲ成体は海水冷却プラントの火力発電所、原子力発電所の取水口に来襲して取水困難を生じ発電量低下など重大事故を引き起こしているが成体予防対策には、効果がみられていない現状である。
クラゲのポリプは再生力が強く十分な組織・細胞を死滅させることが困難である。親クラゲの子孫存続を断つ目的で完全死滅を行うことが求められている。
特開2004−275028号公報 特開2009−189312号公報 特許第740562号 特許第4032970号
本発明はかかる従来技術の現状にかんがみ創案されたものであり、その目的はクラゲのポリプを迅速かつ簡単に付着させ死滅させるための好適な方法を提供することである。
ノリは葉体から果胞子を貝殻に付着させて、果胞子が糸状に成長し殻胞子が放出されて網に付着させて成長したものである。同様に網に付着する性質があるポリプをポリプの好む波静かな港湾内の発電所取水口周辺などの浮上台船の下面に垂下して取り付けた網を縦横方向に無数に張り巡らしポリプの付着を進行させて害敵の少くない場所として成長させ展開して十分に付着させてから船上に手繰りあげて網を回収して付着したクラゲのポリプを船内のタンクに設けた複数の電極対に直流電力を加えてタンク内のポリプの細胞膜を破壊して瞬間的に死滅させる方法を提供することである。
漁業者は高齢化と後継者不足傾向により漁獲の減少に加えて外国産漁獲物の輸入による打撃で年々廃業が増加している現状である。そのための網は製造業者も倒産か縮小されて在庫の網の処分は不可能である。農家も同様な生産体制と高齢化により廃業がどんどん増加した結果、野生動物による被害が増加し、危険な猿、猪などの食害防除網として少し再利用されている現状である。
海中に漂うポリプが探している付着可能物でもある網は、ポリプの触手が絡みやすくコンクリート基盤よりはるかに付着しやすい海中ロープとしても安定している。ポリプの害敵である小魚などは網に恐れを抱き警戒して近寄らないのでポリプは食害されずに大量に付着できるので、この網を回収し船上でポリプを死滅できることで漁家と家族の仕事場を提供できる雇用関係を電力会社が行えば、海面利用者間係が円滑になるとともにクラゲが減少するので、安定した発電が得られ一方では漁業もプランクトン、魚類が増加し漁獲も上昇するので網を利用できて日本経済の発展に不可欠な電力の安定供給が可能となり国民生活にも寄与できる特徴がある。
実施例の試験方法におけるポリプの付着状況を示す写真である 実施例の試験方法における死滅電極対と塩素測定器の配置状況を示す写真である 実施例の試験方法におけるポリプ死滅タンクと電極対の配置状況を示す写真である。 実施例の試験方法における電源装置印加電圧をしめす写真である。。 実施例の試験方法における電源装置印加電流をしめす写真である。 実施例の試験方法におけるポリプの網付着状況をしめす写真である。 実施例の試験方法におけるポリプの網付着状況をしめす写真である。 通電処理前における2個のポリプの触手付着状況をしめす写真である。 通電1日後のポリプの固まりが変化なしの死滅状況をしめす写真である。
海面の台船の底部に設けた網保持具より他方の保持具に網を張りこみ付着させたクラゲポリプを網ごと回収して船内のタンクに収容する際タンクに設けた電極対に直流電力を印加してポリプの細胞膜を電気ショツクさせて瞬間的に死滅させる形態を採用する。
海面の網に付着したポリプを一部分切り取り500cc容器をタンクとして電極対をタンク上におきポリプを吸い取つた海水を別容器に確保して電極対に直流電圧を加えてその上からポリプと海水を注ぐことでポリプは瞬間的に死滅してタンク内に回収された。1日後の再度確認したが変化無く死滅した。電圧電流は図4、図5に示すごとく低い値である。
電力事情が国民的最大の関心事である現在クラゲごときに日本の経済を左右されてたまるかとたかがクラゲではすまないのである。大飯原発が7月再稼動しても2回もクラゲ大発生による取水量不足により発電量低下が見られている。他の発電所も同じような事故があり至急対策して国難を打開すべきであるがいまだに対応できない。そこで親を殺すこととは別に子供をころしてクラゲの生存を断ち切る方法をもつて経済的な国難を解決できるめどがたつた。親1個が100個の子供を産んでいるのでこの方法だとどんどん付着させて死滅することが可能である。日本の経済界の発展を後押しできる方法の一つである。
1・台船
2・ポリプ
3・付着網
4・タンク
5・巻取り器
6・電源装置
7・電極対
8・クラゲ

Claims (3)

  1. 浮上台船及び浮き桟橋のポリプ付着網を回収し船のタンクを通過させてタンク内のチタン金網に白金メツキを施した電極対に直流電力を通電して電場を発生させて電気シヨツクを細胞膜に与え破壊しポリプを瞬間的に死滅させることを特徴とするクラゲポリプの死滅方法。
  2. 浮上台船及び浮き桟橋の底部と側面にポリプ付着網を回収する為の巻き取り機など回収用具を設け上部でポリプを死滅させる浮上台船及び浮き桟橋を用いることを特徴とする請求項1に記載のクラゲポリプの死滅方法。
  3. 浮上台船及び浮き桟橋の底部と側面にポリプ付着網を設けた請求項2に記載のクラゲポリプの死滅方法。
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