JP5852732B2 - パーソナルケア組成物用コンディショニング剤 - Google Patents

パーソナルケア組成物用コンディショニング剤 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年4月13日に出願された、米国仮出願第61/475,145号からの優先権を主張する。
本発明は、新規で穏やかなコンディショニング剤に関する。特に、本発明は、天然原料に由来し得る新規な皮膚軟化剤に関する。
クレンジング製品(限定することなく、液体ハンドソープ、ボディウォッシュ、シャンプー、バスウォッシュ、ヘアコンディショナー、液体食器用洗剤、洗車用洗剤などを含む)の開発は、良好な泡立ち性、良好な洗浄性、良好なすすぎ洗い性、穏やかさ向上、及び皮膚感触の改善などの性能特性の組合せを提供する課題に長い間推進されてきた。この特性の組合せは、非常に要望されているクリアクレンジング製品において提供することがさらにより課題となっている。クレンジング組成物の処方物へある成分を添加すると、組成物の別の所望の特性を損ねて、一つの特性を向上させることができることが多い。例えば、泡立ちを犠牲にして皮膚軟化剤を組み込むことによって、組成物はスキンコンディショニングを向上させることができる。したがって、当業者は、望ましい性能特性の均衡を達成するのに役立つ新規な処方を探求してきた。
低刺激、良好な触感特性、良好な泡立ち性、及び良好な洗浄性の均衡をとることを探求するクレンジング処方物における開発の例としては、Grollierらの米国特許第4,664,835号(これには、合成界面活性剤及びアニオン性ポリマーを含有する洗浄(washing)及びクレンジング処方物が記載されている);Haugkらの米国特許第5,646,100号(これには、アニオン性界面活性剤、ベタイン、及びアルキルポリグリコシドを含有する液体パーソナルクレンジング処方物が記載されている);及びSubramanyamらの米国特許第5,310,508号(これには、アルコールエトキシグリセリルスルホネート(「AGS」)の塩及び第2の合成界面活性剤を含有するパーソナルクレンジング組成物が記載されている)が挙げられる。
液体クレンジング組成物が、典型的には水性であり、1種以上の中性洗浄界面活性剤及び/又は石鹸を含むことは周知である。例えば、従来のハンドクレンザー、ボディウォッシュ、シャンプー、又は液体石鹸は、典型的には合成洗剤及び/又は脂肪酸石鹸、並びに1種以上の気泡安定剤、湿潤剤、又は乳化性界面活性剤を含む。
しかしながら、合成洗剤に基づくクレンジング組成物は、しばしば使用の間及び後に不十分な皮膚感触を与え、このような性能の触覚面を改善するために添加剤を必要とする。皮膚感触及び柔軟性を改善するための公知の皮膚軟化剤の一つは、ポリエチレングリコール-7ヤシ脂肪酸グリセリル(PEG-7ヤシ脂肪酸グリセリル)であり、これは、平均7モルのエチレンオキシドを含有する、ヤシ脂肪酸グリセリルのポリエチレングリコールエーテルである。PEG-7ヤシ脂肪酸グリセリルは、例えば、商品名Glycerox HEの下で、Croda, Inc.、商品名Cetiol HEの下で、Cognis Corporation、及び商品名Tegosoft GCの下で、Degussa Care Specialtiesなどのいくつかの供給元から市販されている。このような皮膚軟化剤を組み込むと、クレンジング組成物における皮膚感触を改善するのに役立つ可能性があるが、それは、他の必要な特性、例えば、魅力的な製品の外観及び粘度に寄与し得ず、泡立ち性に対して負の効果を有することがある。したがって、追加の成分、例えば、泡ビルダー及び粘度ビルダーなどを、クレンジング組成物に組み込むことが必要となることがあり、これは、このような組成物の製造のコスト増加をもたらし得る。さらに、約2重量%より高い濃度では、PEG-7ヤシ脂肪酸グリセリルは、特に周囲温度で水系中に混合することが困難となることがあり、これは、クレンジング組成物を製造するためにより念入りの及び/又は費用のかかる混合操作を必要とすることがある。
米国特許第4,664,835号 米国特許第5,646,100号 米国特許第5,310,508号
これらの開発にもかかわらず、特にクリアクレンジング製品において、皮膚感触の向上、低い皮膚刺激、低い皮膚乾燥、良好な洗浄能力、良好な泡立ち性、及び良好なすすぎ洗い性の特徴/特性を与えるクレンジング処方物に対する必要性が依然としてある。多機能である成分を利用し、それにより、より少ない成分で所望の特性の均衡を得る(これは、より低い製造コストをもたらす)クレンジング処方物に対する必要性も依然としてある。
本明細書での本発明は、式:
Figure 0005852732
(式中:
R1は、CH3(CH2)mであり、アミン、エーテル、エステル、アミド、硫黄、一酸化硫黄、二酸化硫黄、スルファメート、ヒドロキシ、又はそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種のヘテロ原子で中断されていてもよく;
m=6〜16であり、
n=0又は1であり、
R2=H又はCH3であり;
R3=CO(CH)2COOH又はCO(CH2)2COOHである)
により表される皮膚軟化剤に関する。
本発明はさらに、本明細書における皮膚軟化剤を製造する方法、並びに該皮膚軟化剤を含む組成物及びその使用に関する。
本明細書は、本発明を特に指摘し、且つ明確に主張する特許請求の範囲によって結論づけるが、本発明は、以下の説明からより良く理解されると考えられる。
特に断りのない限り、パーセンテージ、部及び比のすべては、本発明の組成物の全重量に基づく。特に断りのない限り、記載成分に関するような重量はすべて、活性レベルに基づき、したがって、市販の材料中に含まれ得る溶媒又は副生成物は含まない。「重量パーセント」という用語は、本明細書で「重量%」として示される。
特に断りのない限り、本明細書で使用される場合の分子量はすべて、グラム/モルとして表される重量平均分子量である。
本明細書で、「含む(comprising)」は、最終結果に影響を与えない他の工程及び他の成分が加えられ得ることを意味する。この用語は、「からなる(consisting of)」及び「から本質的になる(consisting essentially of)」という用語を包含する。本発明の組成物及び方法(methods)/方法(processes)は、本明細書で記載される本発明の必須要素及び限定、並びに本明細書で記載される追加又は任意選択の成分(ingredient)、成分(component)、工程、又は限定のいずれもを含み、それらからなり、及びそれらから本質的になり得る。
本明細書で使用される場合、「電荷密度」という用語は、ポリマーが構成されるモノマー単位上の正電荷の数と、前記モノマー単位の分子量との比を指す。ポリマー分子量を乗じた電荷密度は、所与のポリマー鎖上の正に帯電した部位の数を定める。
本明細書で使用される場合の「パーソナルケア組成物」という用語は、特に断りのない限り、毛髪又は皮膚への局所適用のための組成物のみを含むことが意図され、具体的には硬質表面洗浄、布地又は洗濯物洗浄などの他の用途、及び主として毛髪又は皮膚への局所適用を意図しない同様の他の用途に主として関する組成物を排除する。
本明細書で使用される場合の「ポリマー」という用語は、1種のモノマーの重合により製造されるか又は2種(すなわち、コポリマー)以上のモノマーにより製造される材料を含むものとする。
本明細書で使用される場合の「固体粒子」という用語は、液体又は気体でない粒子を意味する。
本明細書で使用される場合の「水溶性」という用語は、ポリマーが、本組成物中で水に可溶性であることを意味する。一般に、ポリマーは、25℃で水溶媒の重量で、少なくとも0.1%、好ましくは少なくとも1%、より好ましくは少なくとも5%、最も好ましくは少なくとも15%の濃度で可溶性であるべきである。
本明細書で使用される場合の「水不溶性」という用語は、化合物が、本組成物中で水に可溶性でないことを意味する。したがって、その化合物は、水と混和性でない。
皮膚軟化剤
本明細書での皮膚軟化剤は、一般式I:
Figure 0005852732
(式中:
R1は、CH3(CH2)mであり、アミン、エーテル、エステル、アミド、硫黄、一酸化硫黄、二酸化硫黄、スルファメート、ヒドロキシ、又はそれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種のヘテロ原子で中断されていてもよく;
m=6〜16であり、
n=0又は1であり、
R2=H又はCH3であり;
R3=CO(CH)2COOH又はCO(CH2)2COOHである)
に従う。
一実施形態において、R1は、分岐のアルキル又はアルケニルであり得る。R1がアルケニルである場合、それは、好ましくは一以下の二重結合を含む。「m」は、C6からC16であり得るが、それは、より好ましくはC8からC14、最も好ましくはC10からC12である。
本明細書での皮膚軟化剤は、米国特許出願公開第2008/0051592号及び同第2008/0319236号に記載された合成技術によって形成され得る。
本明細書での皮膚軟化剤は、伝統的な石油化学供給源に由来してもよいが、一実施形態において、皮膚軟化剤は、天然供給源に由来し、「グリーン」で且つ環境的に優しいと見なされてもよい。この発明の目的として、「天然に由来する」という用語は、本明細書での皮膚軟化剤、及び皮膚軟化剤が得られる原料が、前もって石油化学系溶媒などの石油化学材料中で増やされていないか又はそれらで処理されていないことを意味する。それは、原料又は皮膚軟化剤の初期の供給源が、石油化学製品ではないことも意味する。石油は、当然、天然に存在する材料である。しかし、「天然の」という用語は、合成又は石油化学製品、例えば、溶媒などを用いて製造されたか又はそれにより処理された物質を排除するように本明細書で使用される。本明細書での皮膚軟化剤は、他の合成又は石油化学系成分及び界面活性剤と組み合わされてもよいが、一実施形態において、皮膚軟化剤それ自体が、天然に由来すると見なされてよい。
本明細書での皮膚軟化剤は、様々なパーソナルケア組成物に適する。例えば、界面活性剤は、ボディウォッシュ、シャンプー、洗顔クレンザー、及び家庭又は身体で用いられる他の組成物中に存在し得る。組成物は、特に皮膚に優しくあるべきであると考えられているため、ボディウォッシュ及びシャンプーはこのような皮膚軟化剤に特によく適している。パーソナルケア組成物中で処方される場合、皮膚軟化剤は、約0.5%から約25%、好ましくは約0.8%から約20%、最も好ましくは約1%から約15%のレベルで存在し得る。
一実施形態において、皮膚軟化剤は、単一相又は視覚的に区別できる複数相のパーソナルケア組成物中に存在し得る。視覚的に区別できる相の少なくとも一つの相は、界面活性剤成分を含むクレンジング相を含み得る。界面活性剤成分は、1種以上の界面活性剤成分を含んでもよく、複数相は、互いに物理的に接触していてもよい。このような複数相の組成物は、米国特許出願公開第2005/0192187号に記載されている。
界面活性剤成分
パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物の重量で、約1%から約30%の界面活性剤成分を含み得る。一部の実施形態において、パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物の重量で、約3%から約22%の、アニオン性界面活性剤を含む界面活性剤成分を含む。一部の実施形態において、パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物の重量で、約5%から15%の界面活性剤成分を含む。一部の実施形態において、パーソナアルケア組成物は、パーソナルケア組成物の重量で、約10%から約15%の界面活性剤成分を含む。一部の実施形態において、界面活性剤成分は、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、両性イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及びそれらの混合物から選択される界面活性剤の混合物を含む。パーソナルケア組成物のための適切な界面活性剤は、McCutcheon's: Detergents and Emulsifiers North American Edition (Allured Publishing Corporation 1947)(1986)、McCutcheon's、Functional Materials North American Edition(Allured Publishing Corporation 1973)(1992)及び米国特許第3,929,678号(1974年8月1日出願)に記載されている。
一部の実施形態において、界面活性剤成分は、等張性組成物である。一部の実施形態において、界面活性剤成分は、得られるパーソナルケア組成物が、ラメラ組成物であるか、又はラメラ相に少なくとも一部分は存在するように構造化される。
アニオン界面活性剤は、一部の実施形態において、イセチオン酸でエステル化された、及び水酸化ナトリウムで中和された脂肪酸の反応生成物を含む。一部の実施形態において、界面活性剤成分は、パーソナルケア組成物の重量で、約0.1%から約50%;或いは約0.5%から約10%の両性又は両性イオン性界面活性剤を含む。適切な両性又は両性イオン又は両性界面活性剤は、一部の実施形態において、米国特許第5,104,646号(1990年7月16日出願)及び米国特許第5,106,609号(1990年7月16日)に記載されたものを含む。両性界面活性剤は、一部の実施形態において、脂肪族基及び第二級アミン又は第三級アミン(ここで、脂肪族部分は、直鎖又は分岐鎖であることができ、脂肪族置換基の一つは、約8から約18個の炭素原子を有し、一つは、カルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、又はホスホネートなどのアニオン性の水可溶化基を含有する)を含むとして広く記載される界面活性剤を含む。両性イオン性界面活性剤は、一部の実施形態において、脂肪族基並びに四級アンモニウム、ホスホニウム、及びスルホニウム化合物(ここで、脂肪族基は、直鎖又は分岐鎖であることができ、脂肪族置換基の一つは、約8から約18個の炭素原子を有し、且つカルボキシ、スルホネート、スルフェート、ホスフェート、又はホスホネートなどのアニオン性基を含有する)を含むとして広く記載される界面活性剤を含む。一部の実施形態において、両性イオン性界面活性剤は、ベタインを含む。
一部の実施形態において、両性又は両性イオン性界面活性剤は、ココアミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ココベタイン、ラウリルベタイン、ココアンホアセテート、ココアンホジアセテート、ラウロアンホアセテート、ラウロアンホジアセテート、ラウラミンオキシド、サルコシネート、グルタメート、ラクテート及びそれらの混合物から選択される。界面活性剤成分は、一部の実施形態において、本発明のパーソナルケア組成物中に溶解される場合、正に帯電するアミノ又は第四級アンモニウム親水性部分を含むカチオン界面活性剤を含む。カチオン性界面活性剤は、Schwartzら、Surface Active Agents、Their Chemistry and Technology (Interscience Publishers)(1949);米国特許第3,155,591号(1961年12月6日出願);米国特許第3,929,678号(1974年8月1日出願);米国特許第3,959,461号(1974年5月28日出願)及び米国特許第4,387,090号(1981年2月13日出願)に開示されている。
一部の実施形態において、界面活性剤成分は、ココアミドモノエタノールアミン、ラウラミドモノエタノールアミン、ココイルグルコシド、ラウリルグルコシド、デシルグルコシド、他のアルキルグルコシド、トリデセス-1、トリデセス-3(EXXAL(登録商標)23からの)、及びラウレス1、-2、-3、-4及び-5、アルキルエトキシレート(直鎖、分岐、及び不飽和炭化水素からの)から選択される非イオン性界面活性剤を含む。
一部の実施形態において、界面活性剤成分は、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸トリエチルアミン、ラウレス硫酸トリエチルアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウレス硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウレス硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸ジエタノールアミン、ラウレス硫酸ジエタノールアミン、ラウリン酸モノグリセリド硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウレス硫酸カリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、ラウロイルサルコシン酸ナトリウム、ラウリルサルコシン、ココイルサルコシン、ココイル硫酸アンモニウム、ラウロイル硫酸アンモニウム、ココイル硫酸ナトリウム、ラウロイル硫酸ナトリウム、ココイル硫酸カリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ココイル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、ラウロアンホ酢酸ナトリウム、アルキルグリセリルエーテルスルホネート、及びそれらの混合物から選択される界面活性剤を含む。
化粧品として許容される媒体
パーソナアルケア組成物の成分として界面活性剤を含む実施形態は、化粧品として許容される媒体を含む。媒体のレベル及び種類は、他の成分との適合性及び製品の他の所望される特徴によって選択される。一般に、化粧品として許容される媒体は、組成物の重量で約20%から約95%の量で存在する。化粧品として許容される媒体は、本発明の組成物が、例えば、注ぐことができる液体、ゲル、ペースト、乾燥粉末、又は乾燥フィルムの形態であり得るように選択され得る。
本発明で有用な化粧品として許容される媒体としては、水、及び低級アルキルアルコールの水溶液が挙げられる。本明細書で有用な低級アルキルアルコールは、1から6個の炭素を有する一価アルコールであり、好ましくはエタノール及びイソプロパノールから選択される。
化粧適用において、本発明の組成物のpHは、正味で測定して、好ましくは約3から約9、より好ましくは約4から約8である。
自動食器洗浄組成物において、pHは、約7から約13、より好ましくは約8から約12、最も好ましくは約9から約10である。
所望のpHを得るために、緩衝剤及び他のpH調整剤を含むことができる。
油性コンディショニング剤
本発明の好ましい実施形態において、パーソナルケア組成物は、1種以上の油性コンディショニング剤を含む。油性コンディショニング剤は、毛髪及び/又は皮膚に特定のコンディショニング利益を与えるために用いられる材料を含む。ヘアトリートメント組成物において、適切なコンディショニング剤は、つや(shine)、柔らかさ、櫛とおり(combability)、静電防止性、濡れ取扱い性(wet-handling)、損傷、処理しやすさ、こし(body)、及び脂気(greasiness)に関する1以上の利益を与えるものである。本発明の組成物で有用な油性コンディショニング剤は、典型的には乳化された液体粒子を形成する水不溶性、水分散性、不揮発性の液体を含む。組成物に用いられる適切な油性コンディショニング剤は、一般にシリコーン(例えば、シリコーン油、カチオン性シリコーン、シリコーンゴム、高屈折性シリコーン、及びシリコーン樹脂)、有機コンディショニング油(例えば、炭化水素油、ポリオレフィン、及び脂肪エステル)、若しくはそれらの組合せとして特徴付けられるコンディショニング剤、又は別に本明細書で水性界面活性剤マトリックス中に液体の分散粒子を形成するコンディショニング剤である。
1種以上の油性コンディショニング剤は、典型的には組成物の重量で、約0.01%から約10%、好ましくは約0.1%から約8%、より好ましくは約0.2%から約4%の濃度で存在する。
シリコーンコンディショニング剤
本明細書での本発明は、1種以上の油性コンディショニング剤を含み得る。このような油性コンディショニング剤は、水溶性シリコーンコンディショニング剤を含み得る。シリコーンコンディショニング剤は、揮発性シリコーン、不揮発性シリコーン、又はそれらの組合せを含み得る。不揮発性シリコーンコンディショニング剤が好ましい。揮発性シリコーンが存在する場合、それは、典型的にはシリコーンゴム及び樹脂などの不揮発性シリコーン材料成分の市販の形態のための溶媒又は担体としてのそれらの使用に付随的である。シリコーンコンディショニング剤粒子は、シリコーン流体コンディショニング剤を含んでもよく、且つ他の成分、例えば、シリコーン流体沈積効率を改善し、又は毛髪の光沢度を向上させるためのシリコーン樹脂を含んでもよい。
適切なシリコーンコンディショニング剤、及びシリコーンのための任意の懸濁化剤の非限定的な例は、米国再発行特許第34,584号、米国特許第5,104,646号、及び米国特許第5,106,609号に記載されている。本発明の組成物に用いられるシリコーンコンディショニング剤は、好ましくは25℃で測定して、約20から約2,000,000センチストークス(「csk」)、より好ましくは約1,000から約1,800,000csk、さらにより好ましくは約5,000から約1,500,000csk、より好ましくは約10,000から約1,000,000cskの粘度を有する。
一般に不透明な組成物を含む実施形態において、パーソナルケア組成物は、パーソナアルケア組成物中で測定して約1μmから約50μmの粒径を有する不揮発性シリコーン油を含む。透明、半透明、又は不透明であり得る実施形態において、パーソナルケア組成物は、パーソナルケア組成物中で測定して約100nmから約1μmの粒径を有する不揮発性シリコーン油を含む。一実施形態は、パーソナルケア組成物中で測定して約100nm未満の粒径を有する不揮発性シリコーン油を含む。
組成物中での使用に適した不揮発性シリコーン油は、有機変性シリコーン及びフルオロ変性シリコーンから選択され得る。本発明の一実施形態において、不揮発性シリコーン油は、アルキル基、アルケニル基、ヒドロキシル基、アミン基、第四級基、カルボキシル基、脂肪酸基、エーテル基、エステル基、メルカプト基、硫酸基、スルホン酸基、リン酸基、プロピレンオキシド基、及びエチレンオキシド基からなる群から選択される有機基を含む有機変性シリコーンである。
本発明の好ましい実施形態において、不揮発性シリコーン油は、ジメチコーンである。
シリコーン流体、ゴム、及び樹脂、並びにシリコーンの製造を検討する項を含む、シリコーンについての参考資料は、Encyclopedia of Polymer Science and Engineering、第15巻、第2版、204〜308頁、John Wiley & Sons, Inc.(1989年)に見られる。
本発明の組成物中での使用に適したシリコーン流体は、米国特許第2,826,551号、米国特許第3,964,500号、米国特許第4,364,837号、英国特許第849,433号、及びSilicon Compounds、Petrarch Systems, Inc.(1984年)に開示されている。
有機コンディションング油
油性コンディショニング剤は、単独で又は他のコンディショニング剤、例えば、上に記載されたシリコーンと組み合わせて、少なくとも1種の有機コンディショニング油も含み得る。
炭化水素油
本発明の組成物中でコンディショニング剤として用いられる適切な有機コンディショニング油としては、限定されるものではないが、少なくとも約10個の炭素原子を有する炭化水素油、例えば、ポリマーを含めて、環状炭化水素、直鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)、及び分岐鎖脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)、並びにそれらの混合物が挙げられる。直鎖炭化水素油は、好ましくは約C12から約C19である。炭化水素ポリマーを含めて、分岐鎖炭化水素油は、典型的には19個を超える炭素原子を有する。
これらの炭化水素油の具体的で非限定的な具体例としては、パラフィン油、鉱油、飽和及び不飽和ドデカン、飽和及び不飽和トリデカン、飽和及び不飽和テトラデカン、飽和及び不飽和ペンタデカン、飽和及び不飽和ヘキサデカン、ポリブテン、ポリデセン、並びにそれらの混合物が挙げられる。これらの化合物、及びより長い鎖長の炭化水素の分岐鎖異性体も、用いることができ、それらの例としては、Permethyl Corporationから入手可能な2,2,4,4,6,6,8,8-ジメチル-10-メチルウンデカン及び2,2,4,4,6,6-ジメチル-8-メチルノナンが挙げられる。好ましい炭化水素ポリマーは、Amoco Chemical CorporationからL-14ポリブテンとして市販されている、イソブチレンとブテンとのコポリマーなどのポリブテンである。
ポリオレフィン
有機コンディショニング油としては、液体ポリオレフィン、より好ましくは液体ポリ-α-オレフィン、より好ましくは水素化液体ポリ-α-オレフィンも挙げられ得る。本明細書で用いられるポリオレフィンは、C4から約C14の、好ましくは約C6から約C12のオレフェンモノマーの重合によって調製される。
本明細書でポリオレフィン液体の調製に用いられるオレフェンモノマーの非限定的な例としては、エチレン、プロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセン、1-テトラデセン、分岐鎖異性体(4-メチル-1-ペンテンなど)、及びそれらの混合物が挙げられる。オレフィン含有精製原料又は廃液も、ポリオレフィン液体の調製に適する。
脂肪エステル
他の適切な有機コンディショニング油としては、少なくとも10個の炭素原子を有する脂肪エステルが挙げられる。これらの脂肪エステルとしては、脂肪酸又はアルコールに由来するヒドロカルビル鎖を有するエステルが挙げられる。これらの脂肪エステルのヒドロカルビル基は、それに共有結合した他の適合性官能基、例えば、アミド及びアルコキシ部分(例えば、エトキシ又はエーテル結合など)を含んでいても有していてもよい。
好ましい脂肪エステルの具体例としては、限定されるものではないが、イソステアリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソヘキシル、パルミチン酸イソヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸デシル、オレイン酸イソデシル、ステアリン酸ヘキサデシル、ステアリン酸デシル、イソステアリン酸イソプロピル、アジピン酸ジヘキシルデシル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ステアリン酸オレイル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オレイル、酢酸ラウリル、プロピオン酸セチル、及びアジピン酸オレイルが挙げられる。
本発明の組成物での使用に適した他の脂肪エステルは、多価アルコールエステルとして公知のものである。このような多価アルコールエステルとしては、アルキレングリコールエステルが挙げられる。
本発明の組成物での使用に適したさらに他の脂肪エステルは、限定されるものではないが、モノ-、ジ-、及びトリグリセリド、好ましくはジ-及びトリグリセリド、より好ましくはトリグリセリドを含む、グリセリドである。様々なこれらの種類の材料は、植物及び動物の脂肪並びに油、例えば、ヒマシ油、紅花油、綿実油、トウモロコシ油、オリーブ油、タラの肝油、アーモンド油、アボカド油、ヤシ油、ゴマ油、ラノリン及びダイズ油が含まれる。合成油としては、限定されるものではないが、ジラウリン酸トリオレイングリセリル及びジラウリン酸トリステアリングリセリルが含まれる。
フッ素化コンディショニング化合物
有機コンディショニング油として毛髪又は皮膚にコンディショニングを与えるために適したフッ素化化合物としては、パーフルオロポリエーテル、パーフッ素化オレフィン、前に記載されたシリコーン流体と同様の流体又はエラストマー形態であり得るフッ素系特殊ポリマー、及びパーフッ素化ジメチコーンが含まれる。適切なフッ素化化合物の非限定的な具体例としては、HC/04、HC/25、HC01、HC/02、HC/03を含む、Ausimontからのフォンブリン(Fomblin)製品ライン;Biosil Technologiesにより供給される一般にBiosil Basics Fluoro Gerbet 3.5と呼ばれる、ジオクチルドデシルフルオロエプチルシトレート(Dioctyldodecyl Fluoroeptyl Citrate);及びBiosil Technologiesによりやはり供給されるBiosil Basics Fluorosil LFが挙げられる。
脂肪アルコール
本発明のパーソナルケア組成物に用いられる他の適切な有機コンディショニング油としては、限定されるものではないが、少なくとも約10個の炭素原子、より好ましくは約10から約22個の炭素原子、最も好ましくは約12から約16個の炭素原子を有する脂肪アルコールが挙げられる。一般式:
CH3(CH2)nCH2(OCH2CH2)pOH
(式中、nは、約8から約20、好ましくは約10から約14の値を有する正の整数であり、pは、約1から約30、好ましくは約2から約23の値を有する正の整数である)
に従うアルコキシル化脂肪アルコールも、本発明のパーソナルケア組成物での使用に適する。
アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体
適切な有機コンディショニング油としては、限定されるものではないが、アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体が挙げられ得る。適切なアルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体の具体的で非限定な例としては、Amercholから市販されているGlucam E-10、Glucam E-20、Glucam P-10、及びGlucquat 125が挙げられる。
他のコンディショニング剤
四級アンモニウム化合物
適切な四級アンモニウム化合物としては、限定されるものではないが、アミド部分のようなカルボニル部分、又はリン酸エステル部分若しくは同様の親水性部分を有する長鎖置換基を有する親水性四級アンモニウム化合物が挙げられる。
有用な親水性四級アンモニウム化合物の例としては、限定されるものではないが、リシノレアミドプロピルトリモニウムクロリド、リシノレアミドトリモニウムエチルスルフェート、ヒドロキシステアラミドプロピルトリモニウムメチルスルフェート及びヒドロキシステアラミドプロピルトリモニウムクロリドとしてCTFA化粧品事典(CTFA Cosmetic Dictionary)に指定された化合物、又はそれらの組合せが挙げられる。
他の有用な四級アンモニウム界面活性剤の例としては、限定されるものではないが、CTFA事典に指定されたとおりの、クオタニウム-33、クオタニウム-43、イソステアラミドプロピルエチルジモニウムエトスルフェート、クオタニウム-22及びクオタニウム-26、又はそれらの組合せが挙げられる。
本発明の組成物で有用な他の親水性四級アンモニウム化合物としては、限定されるものではないが、クオタニウム-16、クオタニウム-27、クオタニウム-30、クオタニウム-52、クオタニウム-53、クオタニウム-56、クオタニウム-60、クオタニウム-61、クオタニウム-62、クオタニウム-63、クオタニウム-71、及びそれらの組合せが挙げられる。
ポリエチレングリコール
コンディショニング剤として本明細書で有用なさらなる化合物としては、最大約2,000,000までの分子量を有するポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコール、例えば、PEG-200、PEG-400、PEG-600、PEG-1000、PEG-2M、PEG-7M、PEG-14M、PEG-45MというCTFA名を有するもの、及びそれらの混合物が挙げられる。
追加の成分
パーソナルケア組成物は、ヘアケア又はパーソナルケア製品での使用について知られた1種以上の追加の成分をさらに含み得るが、但し、追加の成分が、本明細書で記載される必須成分と物理的及び化学的に適合性であるか、又は別に製品安定性、審美性若しくは性能を過度に損わないことを条件とする。このような追加の成分の個々の濃度は、パーソナルケア組成物の重量で約0.001%から約10%の範囲とすることができる。
組成物に用いられる追加の成分の非限定的な例としては、天然カチオン性沈着ポリマー、合成カチオン性沈着ポリマー、ふけ防止剤、粒子、懸濁化剤、パラフィン系炭化水素、噴射剤、粘度調整剤、色素、不揮発性溶媒又は希釈剤(水溶性及び水不溶性)、真珠光沢助剤、泡立て増進剤、追加の界面活性剤又は非イオン性共界面活性剤、殺シラミ剤、pH調整剤、香料、防腐剤、キレート剤、タンパク質、皮膚活性剤、日焼け止め剤、UV吸収剤、及びビタミンが挙げられる。
セルロース又はグアーカチオン性沈着ポリマー
本発明のパーソナルケア組成物は、セルロース又はグアーカチオン性沈着ポリマーも含み得る。一般に、このようなセルロース又はグアーカチオン性沈着ポリマーは、組成物の重量で、約0.05%から約5%の濃度で存在し得る。適切なセルロース又はグアーカチオン性沈着ポリマーは、約5,000を超える分子量を有する。さらに、このようなセルロース又はグアー沈着ポリマーは、パーソナルケア組成物の目的とする使用のpHで約0.5meq/gから約4.0meq/gの電荷密度を有する。本発明の組成物のpHは、正味で測定される。
適切なセルロース又はグアーカチオン性ポリマーは、以下の式:
Figure 0005852732
(式中、Aは、無水グルコース残基、例えば、セルロース無水グルコース残基であり;Rは、アルキレンオキシアルキレン、ポリオキシアルキレン、若しくはヒドロキシアルキレン基、又はそれらの組合せであり;R1、R2、及びR3は、独立して、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキル、又はアルコキシアリール基であり、それぞれの基は、最大約18個の炭素原子を有し、それぞれのカチオン部分についての炭素原子の合計数(すなわち、R1、R2及びR3中の炭素原子の合計)は、好ましくは約20個以下であり;Xは、アニオン性対イオンである)
に従うものを含む。このような対イオンの非限定的な例としては、ハロゲン化物(例えば、塩素、フッ素、臭素、ヨウ素)、スルフェート及びメチルスルフェートが含まれる。これらの多糖類ポリマー中のカチオン置換度は、典型的には無水グルコース単位当たり約0.01から約1個のカチオン基である。
本発明の一実施形態において、セルロース又はグアーカチオン性ポリマーは、業界(CTFA)でポリクオタニウム10と称され、Amerchol Corp.(Edison、ニュージャージー州、米国)から入手可能な、トリメチルアンモニウム置換エポキシドと反応させたヒドロキシセルロースの塩である。
合成カチオン性沈着ポリマー
本発明のパーソナルケア組成物は、合成カチオン性沈着ポリマーも含み得る。一般に、このような合成カチオン性沈着ポリマーは、組成物の重量で、約0.025%から約5%の濃度で存在し得る。このような合成カチオン性沈着ポリマーは、約1,000から約5,000,000の分子量を有する。さらに、このような合成カチオン性沈着ポリマーは、約0.5meq/gから約10meq/gの電荷密度を有する。
適切な合成カチオン性沈着ポリマーは、(i)1以上のカチオン性モノマー単位;及び(ii)1以上の非イオン性モノマー単位、又は末端の負電荷を有するモノマー単位を含む水溶性又は分散性のカチオン性非架橋コンディショニングコポリマーであって、約0.5meq/gから約10meq/gのカチオン電荷密度である正味の正電荷、及び約1,000から約5,000,000の平均分子量を有するコポリマーであるものを含む。
適切な合成カチオン性沈着ポリマーの非限定的な例は、Gearyらの米国特許出願公開第US2003/0223951A1号に記載されている。
ふけ防止剤
組成物は、ふけ防止活性剤も含有し得る。適切なふけ防止活性剤の非限定的な例としては、ピリジンチオン塩、アゾール、硫化セレン、粒子状硫黄、角質溶解剤、及びそれらの混合物が挙げられる。このようなふけ防止活性剤は、組成物の必須成分と物理的及び化学的に適合性であるべきであり、及び別に製品安定性、審美性若しくは性能を過度に損なうべきではない。
ピリジンチオン抗菌及びふけ防止剤は、例えば、米国特許第2,809,971号;米国特許第3,236,733号;米国特許第3,753,196号;米国特許第3,761,418号;米国特許第4,345,080号;米国特許第4,323,683号;米国特許第4,379,753号;及び米国特許第4,470,982号に記載されている。
アゾール抗菌剤としては、クリンバゾール及びケトコナゾールなどのイミダゾール類が挙げられる。
硫化セレン化合物は、例えば、米国特許第2,694,668号;米国特許第3,152,046号;米国特許第4,089,945号;及び米国特許第4,885,107号に記載されている。
硫黄も、本発明の抗菌組成物中での粒子状抗菌/ふけ防止剤として用いられ得る。
本発明は、サリチル酸などの1種以上の角質溶解剤をさらに含み得る。
本発明のさらなる抗菌活性剤としては、フトモモ科メラルーカ属(Melaleuca)(ティーツリー)の抽出物及び木炭が挙げられ得る。
組成物中に存在する場合、ふけ防止活性剤は、組成物の重量で、約0.01%から約5%、好ましくは約0.1%から約3%、より好ましくは約0.3%から約2%の量で含まれる。
粒子
本発明の組成物は、場合によって粒子を含み得る。本発明で有用な粒子は、無機、合成、又は半合成であり得る。本発明の組成物において、組成物の重量で、約20%以下、より好ましくは約10%以下、さらにより好ましくは2%以下の粒子を組み込むことが好ましい。本発明のある実施形態において、粒子は、約300μm未満の平均粒径を有する。
無機粒子の非限定的な例としては、コロイドシリカ、ヒュームドシリカ、沈降シリカ、シリカゲル、ケイ酸マグネシウム、ガラス粒子、タルク、マイカ、巻雲母、並びに様々な天然及び合成のクレー(ベントナイト、ヘクトライト、及びモンモリロナイトを含む)が挙げられる。
合成粒子の例としては、シリコーン樹脂、ポリ(メタ)アクリレート、ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアミド(例えば、ナイロン(登録商標)、エポキシ樹脂、尿素樹脂、アクリル粉末などが挙げられる。
ハイブリッド粒子の非限定的な例としては、巻雲母と架橋ポリスチレンとのハイブリッド粉末、及びマイカとシリカとのハイブリッド粉末が挙げられる。
不透明化剤
本発明の組成物は、1種以上の不透明化剤も含有し得る。不透明化剤は、典型的には、色又は真珠光沢などの、組成物に所望の審美的利益を与えるためにクレンジング組成物で用いられる。本発明の組成物において、組成物の重量で、約20%以下、より好ましくは約10%以下、さらにより好ましくは2%以下の不透明化剤を組み込むことが好ましい。
適切な不透明化剤としては、例えば、ヒュームドシリカ、ポリメチルメタクリレート、微粉化Teflon(登録商標)、窒化ホウ素、硫酸バリウム、アクリレートポリマー、ケイ酸アルミニウム、オクテニルコハク酸デンプンアルミニウム、ケイ酸カルシウム、セルロース、チョーク、トウモロコシデンプン、珪藻土、フラー土(Fuller's earth)、グリセリルデンプン、ケイ酸、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム、三ケイ酸マグネシウム、マルトデキストリン、微結晶セルロース、コメデンプン、シリカ、二酸化チタン、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜鉛、ネオデカン酸亜鉛、ロジン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ポリエチレン、アルミナ、アタパルガイト、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、デキストラン、ナイロン、シリル化シリカ、シルク粉末、ダイズ粉、酸化スズ、水酸化チタン、リン酸トリマグネシウム、ウォルナットシェル粉末、又はそれらの混合物が挙げられる。上述の粉末は、レシチン、アミノ酸、鉱油、シリコーン油、又は種々の他の薬剤によって、単独で又は組み合わせて表面処理されていてもよく、これは、粉末表面を被覆し、且つ粒子を事実上疎水性にさせる。
不透明化剤は、様々な有機及び無機顔料も含み得る。有機顔料は、一般にアゾ、インジゴイド、トリフェニルメタン、アントラキノン、及びキサンチン染料を含む様々な芳香族タイプである。無機顔料としては、酸化鉄、ウルトラマリン及びクロム又は水酸化クロムの顔料(colors)、並びにそれらの混合物が挙げられる。
懸濁化剤
本発明の組成物は、組成物中に水不溶性材料を分散形態で懸濁させ、又は組成物の粘度を調整するために有効な濃度で懸濁化剤をさらに含み得る。このような濃度は、一般に組成物の重量で、約0.1%から約10%、好ましくは約0.3%から約5.0%の懸濁化剤の範囲である。
本明細書で有用な懸濁化剤としては、アニオン性ポリマー及び非イオン性ポリマーが挙げられる。CTFA名カルボマーを有する、架橋連結アクリル酸ポリマーなどのビニルポリマーが、本明細書で有用である。
パラフィン系炭化水素
本発明の組成物は、1種以上のパラフィン系炭化水素を含有し得る。本発明の組成物での使用に適したパラフィン系炭化水素は、ヘアケア又は他のパーソナルケア組成物での使用について公知の材料、例えば、約21℃(約70°F)以上で1気圧の水蒸気圧を有するものを含む。非限定的な例としては、ペンタン及びイソペンタンが挙げられる。
噴射剤
本発明の組成物は、1種以上の噴射剤も含有し得る。本発明の組成物での使用に適した噴射剤は、ヘアケア又は他のパーソナルケア組成物での使用について公知の材料、例えば、液化ガス噴射剤及び圧縮ガス噴射剤を含む。適切な噴射剤は、約21℃(約70°F)未満で1気圧の水蒸気圧を有する。適切な噴射剤の非限定的な例としては、アルカン、イソアルカン、ハロアルカン、ジメチルエーテル、窒素、亜酸化窒素、二酸化炭素、及びそれらの混合物が挙げられる。
他の任意成分
本発明の組成物は、芳香剤を含有し得る。
本発明の組成物は、水溶性及び水不溶性のビタミン、例えば、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、パントテン酸、パントテニルエチルエーテル、パンテノール、ビオチン及びそれらの誘導体、並びにビタミンA、D、E、及びそれらの誘導体も含有し得る。本発明の組成物は、水溶性及び水不溶性アミノ酸、例えば、アルパラギン酸、アラニン、インドール、グルタミン酸及びそれらの塩、並びにチロシン、トリプタミン、リシン、ヒスタジン及びそれらの塩も含有し得る。
本発明の組成物は、一価又は二価の塩、例えば、塩化ナトリウムを含有し得る。
本発明の組成物は、キレート剤も含有し得る。
本発明の組成物は、抜け毛予防及び発毛刺激剤又は作用物質に有用な材料をさらに含み得る。
パーソナルケア組成物の製造方法
本発明の組成物は、概して、室温又は高温(例えば、約72℃)のいずれかで成分を一緒に混合することによって製造され得る。固体成分が組成物中にある場合は、熱のみが使用されることが必要である。成分は、バッチ処理温度で混合される。電解質、ポリマー、芳香剤、及び粒子を含む、追加の成分が、室温で生成物に加えられ得る。
毛髪又は皮膚を処理する方法
本発明のパーソナルケア組成物は、毛髪又は皮膚をクレンジング及びコンディショニングするために従来の仕方で使用される。概して、本発明の毛髪又は皮膚を処理する方法は、本発明のパーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程を含む。より具体的には、有効量のパーソナルケア組成物が、好ましくは水で湿潤された毛髪又は皮膚に適用され、次いで、パーソナルケア組成物はすすぎ落とされる。このような有効量は、一般に約1gから約50g、好ましくは約1gから約20gの範囲である。毛髪への適用は、典型的には、毛髪のほとんど又はすべてが組成物と接触するように毛髪のすみずみまで組成物を働かせる工程を含む。
毛髪又は皮膚を処理するこの方法は、(a)有効量のパーソナルケア組成物を毛髪又は皮膚に適用する工程、及び(b)毛髪又は皮膚の適用域を水ですすぎ洗いする工程を含む。これらの工程は、必要に応じて多数回繰り返されて、所望のクレンジング及びコンディショニング利益を達成し得る。
本発明の方法で使用するために、パーソナルケア組成物は、様々な形態、例えば、シャンプー、ボディウォッシュ、ジェル、ローション、クリーム、ムース、及びスプレーであり得る。これらの形態の一部について、パーソナルケア組成物は、ポンプ分注器用ボトル又エアゾル容器に詰められ得る。他の有用な形態において、パーソナルケア組成物は、フィルム若しくは粉末に乾燥されてもよく、又はそれは、次いで、毛髪若しくは皮膚への適応のために使用される基材に塗布されてもよい。
[非限定的実施例]
以下の実施例で例証される組成物は、本発明の組成物の具体的な実施形態を例証するが、その限定的なものであることは意図されない。他の変更は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく当業者によって理解され得る。本発明の組成物のこれらの例示された実施形態では、毛髪及び/又は皮膚へのコンディショニング剤の沈着が増強される。
以下の実施例で例証される組成物は、従来の処方及び混合方法で調製され、この一例は、上に記載される。特に断りのない限り、例示された量のすべては、重量パーセントとして記載され、希釈剤、防腐剤、着色溶液、イメージ成分(imagery ingredient)、植物性薬品などの微量材料は除外される。
以下は、本発明のシャンプー組成物の代表例である。
非限定的実施例
Figure 0005852732
Figure 0005852732

Claims (7)

  1. :
    Figure 0005852732
    で表される皮膚軟化剤を含むパーソナルケア組成物。
  2. 前記パーソナルケア組成物が、コンディショニング剤、天然カチオン性沈着ポリマー、合成カチオン性沈着ポリマー、ふけ防止剤、粒子、懸濁化剤、パラフィン系炭化水素、噴射剤、粘度調整剤、色素、不揮発性溶媒又は希釈剤(水溶性及び水不溶性)、真珠光沢助剤、泡立て増進剤、さらなる界面活性剤又は非イオン性共界面活性剤、殺シラミ剤、pH調整剤、香料、防腐剤、キレート剤、タンパク質、皮膚活性剤、日焼け止め剤、UV吸収剤、及びビタミンからなる群から選択される1種以上の成分をさらに含み、前記成分が、化粧品として許容される媒体中で提供される、請求項1に記載のパーソナルケア組成物
  3. 前記パーソナルケア組成物が、天然又は天然由来である成分からなる、請求項1又は2に記載のパーソナルケア組成物
  4. 1種以上の界面活性剤をさらに含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  5. 前記皮膚軟化剤が、天然原料に由来する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパーソナルケア組成物。
  6. 前記天然原料が、植物油脂肪酸と1,3-プロパンジオールとのモノエステルである、請求項5に記載のパーソナルケア組成物。
  7. 前記植物油脂肪酸が、ココナッツ、ヤシ、ダイズ、ナタネ、ヒマワリの種、ラッカセイ、綿実、パーム核、及びオリーブからなる群から選択される、請求項6に記載のパーソナルケア組成物。

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