JP5852139B2 - オーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置 - Google Patents

オーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置 Download PDF

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Description

本発明は、オーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置に係り、
さらに詳細には、オーディオ信号の音質を改善することができるオーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置、並びにスイッチング増幅動作時に発生しうるノイズ及びエラーを低減させることができるオーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置に関する。
オーディオ信号を入力され、聴覚的に認識することができる信号を出力することができるオーディオ用のパワーアンプとしては、A級、B級、AB級及びD級が使用される。このうち、D級アンプは、A級アンプ、B級アンプ、AB級アンプなどで発生する増幅効率低下を低減させることができて広く利用されている。
D級アンプは、アナログ状で入力されるオーディオ信号にデジタル状に変調し、デジタル変調されたオーディオ信号に対して、ノイズ除去などの信号処理及び増幅させるデジタルアンプである。デジタル変調されたオーディオ信号は、高い電圧レベルを有する信号に増幅される。ここで、前記増幅は、スイッチング増幅器(switching amplifier)を介して行われる。スイッチング増幅器は、高い電圧レベル及び低い電圧レベルの電源を供給される。そして、スイッチング増幅器は、入力されたデジタル信号によってスイッチング動作を行い、高い電圧レベル及び低い電圧レベルを有するオーディオ信号を出力する。
デジタルアンプは、増幅効率が高いが、出力されるオーディオ信号の音色がソフトではなく、ハードであるという短所がある。また、デジタルアンプによって発生する高調波成分によって、音の単純歪曲が発生しうる。
また、前述のスイッチング増幅器で、スイッチング動作を行うとき、スイッチングノイズ(switching noise)が発生する。また、このようなスイッチングノイズは、スイッチング増幅器の信号対ノイズ比(SNR:signal to noise ratio)を低下させる。また、スイッチング増幅器に供給される電源には、リップル(ripple)のような電源ノイズが存在する。このような電源ノイズも、信号対ノイズ比を低下させる。また、スイッチング増幅時に発生するスイッチング損失(switching loss)、スイッチング駆動信号の立ち下り(falling)タイム及び立ち上がり(rising)タイムの遅延は、出力オーディオ信号の非線形特性を引き起こす。
従って、前述のデジタルアンプの短所ともいえる単調な音色、信号対ノイズ比の低下及び非線形性(non-linearity)の問題を改善することができる方法及びその装置を提供する必要がある。
本発明は、音質を改善することができるオーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置の提供を目的とする。
具体的には、本発明は、真空管音色を具現することができるデジタルアンプを利用したオーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置の提供を目的とする。
また、本発明は、スイッチング増幅時に発生しうるノイズ及び非線形性を減少させ、信号対ノイズ比を上昇させ、それにより、音質を改善することができるオーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置は、第1周波数を有する第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックを利用して、1チャネルでの入力オーディオ信号をパルス変調し、第1変調信号を生成するパルス信号生成部、真空管を含み、前記第1変調信号を前記真空管に通過させ、真空管信号を生成する真空管フィルタ部、前記真空管信号をパルス変調し、第2変調信号を生成する周波数変調部、及び前記第2変調信号に対応する増幅信号を出力するパワー・スイッチング増幅部を含む。
また、前記周波数変調部は、前記第1周波数以上になる第2周波数を有する第2キャリア信号または第2サンプリング・クロックを利用して、前記真空管信号をパルス変調し、第2変調信号を生成し、前記第2変調信号を、前記パワー・スイッチング増幅部に出力することができる。
また、前記真空管は、所定帯域の信号をフィルタリングする真空管帯域制限フィルタでもある。
また、前記真空管フィルタ部は、前記第1変調信号から、前記第1周波数を有する信号成分をフィルタリングし、前記真空管で発生する高調波成分(harmonic component)を追加し、前記真空管信号を生成することができる。
また、前記真空管フィルタ部は、所定利得値を有し、前記第1周波数を有する信号成分をフィルタリングするローパス・フィルタ、及び前記ローパス・フィルタの出力信号に二次高調波成分を追加し、前記真空管信号を生成する真空管帯域制限フィルタを含んでもよい。
また、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置は、前記増幅信号と前記第1変調信号とを比較し、前記比較結果により、前記増幅信号の遅延値及び利得値のうち少なくとも一つが調節されて出力されるように制御する負フィードバック利得調節部をさらに含んでもよい。
また、前記負フィードバック利得調節部は、前記増幅信号をフィードバックして出力するフィードバック・ループ、及び前記第1変調信号から前記フィードバック・ループの出力信号を減算する合算部を含んでもよい。
また、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置は、前記1チャネルでの前記真空管信号と、異なるチャネルでの真空管信号とをミキシングし、前記周波数変調部に出力するミキシング部をさらに含んでもよい。
また、前記ミキシング部は、前記1チャネルでの真空管信号と、前記他のチャネルでの真空管信号とを所定の比率でミキシングし、前記真空管信号のオーディオデプス値、音の感度及びクロストークのうち少なくとも一つを調節することができる。
また、前記パルス信号生成部は、前記第1キャリア信号と、前記入力オーディオ信号とを比較し、前記比較結果により、前記入力オーディオ信号に対応するパルス幅変調信号を、前記第1変調信号として生成するパルス幅変調部を含んでもよい。
また、前記周波数変調部は、前記第2周波数を有する第2サンプリング・クロックを利用して、前記真空管信号をシグマデルタ変調し、前記第2変調信号を出力するシグマデルタ変調部を含んでもよい。
本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力方法は、第1周波数を有する第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックを利用して、1チャネルでの入力オーディオ信号をパルス変調し、第1変調信号を生成する段階、前記第1変調信号を真空管に通過させ、真空管信号を生成する段階、前記真空管信号をパルス変調し、第2変調信号を生成する段階、及び前記第2変調信号に対応する増幅信号を出力する段階を含んでもよい。
本発明によるオーディオ信号出力装置及びオーディオ信号出力方法は、真空管の高調波成分をオーディオ信号に混合して出力することができる。具体的には、本発明によるオーディオ信号出力装置及びオーディオ信号出力方法は、真空管を通過させたオーディオ信号を増幅させることにより、豊かな音色を有するオーディオ信号を出力することができる。それにより、出力されるオーディオ信号の音質を改善することができる。
また、本発明によるオーディオ信号出力装置及びオーディオ信号出力方法は、高周波数に合わせてパルス信号に変調された信号を利用して、スイッチング増幅動作を行う。それにより、スイッチングノイズを最小化することができ、信号対ノイズ比を改善させることができる。
本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。 本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置の真空管フィルタ部を示す図面である。 図1Aのオーディオ信号出力装置の変調信号生成部から出力される第1変調信号の周波数特性を示すグラフである。 図1Aのオーディオ信号出力装置の真空管フィルタ部から出力される真空管信号の周波数特性を示すグラフである。 図1Aのオーディオ信号出力装置の周波数変調部から出力される第2変調信号の周波数特性を示すグラフである。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。 本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。 図6のオーディオ信号出力装置をさらに詳細に示す図面である。 一般デジタルアンプを利用して増幅動作を行うオーディオ信号出力装置から出力されるオーディオ信号を示す図面である。 本発明の一実施形態で出力されるオーディオ信号について説明するための図面である。 本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力方法を示すフローチャートである。
以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施形態について詳細に説明する。
アナログ方式の増幅器では、A級、B級及びAB級がある。このようなアナログ増幅器は、アンプの出力部に、トランジスタや真空管を使用し、出力オーディオ信号の線形性が保証される。アナログ方式の増幅器は、線形性にすぐれ、良好な音色を有するが、電力利用効率が、デジタルアンプに比べてはるかに低い。また、低い電力利用効率により、増幅器自体の発熱問題が発生し、それにより、増幅器の寿命(aging)特性が良好ではない。また、アナログ方式の増幅器は、低い電力利用効率により、高い出力を出すためには、内部素子が大型化し、増幅器サイズが大きくなるという問題がある。
しかし、アナログ方式の増幅器は、出力オーディオ信号の線形性が好ましく、真空管を介して、豊かな音色を具現することができるという長所がある。
以下では、真空管を利用して、デジタル増幅器を具現することにより、アナログ方式の増幅器が有する短所を取り除きつつ、オーディオ信号の線形性を増大させ、豊かな音色を具現することができるオーディオ信号出力方法、及びそれによるオーディオ信号出力装置について詳細に説明する。
図1A,Bは、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。図1Aは、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置100を示す図面である。図1Bは、真空管フィルタ部120を詳細に示す図面である。
図1Aを参照すれば、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置100は、変調信号生成部110、真空管フィルタ部120、周波数変調部130及びパワー・スイッチング増幅部140を含む。
変調信号生成部110は、所定周波数を有する第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックを利用して、1チャネルでの入力オーディオ信号S1をパルス変調(pulse modulation)し、第1変調信号S2を生成する。以下では、第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックの周波数を第1周波数とする。
具体的には、変調信号生成部110は、1チャネルに対応する入力オーディオ信号S1を入力され、これをパルス信号に変調するパルス幅変調部(PWM unit:pulse width modulation unit)(図示せず)またはパルス密度変調部(PDM unit:pulse density modulation unit)(図示せず)を含んでもよい。
例えば、変調信号生成部110が、パルス幅変調部(図示せず)を含む場合、変調信号生成部110は、入力オーディオ信号S1をパルス幅変調(pulse width modulation)し、パルス幅変調信号を生成する。
具体的には、パルス幅変調部(図示せず)は、所定周波数を有するキャリア信号(carrier signal)である第1キャリア信号と、アナログ信号である入力オーディオ信号S1とを比較する。そして、前記比較結果により、入力オーディオ信号S1に対応するパルス幅変調信号を、第1変調信号S2として生成する。例えば、パルス幅変調部(図示せず)は、キャリア信号と、入力オーディオ信号S1との信号レベルを比較し、入力オーディオ信号S1の信号レベルが、キャリア信号の信号レベルより高い区間では、論理ハイレベルの第1変調信号S2を生成し、入力オーディオ信号S1の信号レベルが、キャリア信号の信号レベルより低い区間では、論理ローレベルの第1変調信号S2を生成することができる。
他の例として、変調信号生成部110が、パルス密度変調部(PDM:pulse density modulation unit)(図示せず)を含む場合、変調信号生成部110は、所定周波数を有するサンプリング・クロックである第1サンプリング・クロックを利用して、入力オーディオ信号S1をパルス密度変調(pulse density modulation)し、パルス密度変調信号を第1変調信号S2として生成する。例えば、パルス密度変調部(図示せず)は、所定周波数を有するサンプリング・クロックに合わせてパルス密度変調動作を行う。
真空管フィルタ部120は、第1変調信号S2を真空管に通過させ、真空管信号S3を生成する。また、真空管フィルタ部120を通過すれば、パルス信号である第1変調信号S2は、アナログ信号である真空管信号S3に形態転換される。真空管フィルタ部120に含まれる真空管は、以下で、図1Bを参照して説明する。
具体的には、真空管フィルタ部120は、第1変調信号S2から、第1周波数を有する信号成分をフィルタリングし、真空管で発生する高調波成分(harmonic component)を追加し、真空管信号S3を生成する。真空管で発生する高調波成分は、入力オーディオ信号S1が有する周波数の偶数倍になる周波数を有する二次高調波成分(second harmonic component)であり、二次高調波成分は、基本音である入力オーディオ信号S1を補強し、全体的な音に厚みを持たせて豊かにする。真空管フィルタ部120を通過して生成された真空管信号S3は、以下で、図8A,Bを参照して詳細に説明する。
図1Bは、真空管フィルタ部120を詳細に示す図面である。具体的には、図1Bを参照すれば、真空管フィルタ部120は、真空管150を含んでもよい。また、真空管150は、真空空間に入力された信号を増幅したり変更して出力することができる。具体的には、真空管が、所定利得値(gain value)を有する真空管フィルタで構成される場合、入力された信号を増幅して出力することができる。そして、真空管が真空管帯域制限フィルタである場合、入力された信号から、所定帯域の周波数信号のみをフィルタリングして出力することができる。
図1Bを参照すれば、真空管フィルタ部120は、フィードバック・ループ170をさらに含んでもよい。真空管フィルタ部120は、フィードバック・ループ170を利用して、真空管150を通過しながら発生する信号の遅延を補正することができる。例えば、入力オーディオ信号S1に対応する第1変調信号S2が、真空管150を通過するのに、所定遅延時間が発生する。従って、真空管フィルタ部120は、真空管150を通過する前の第1変調信号S2の立ち上がりエッジまたは立ち下りエッジと、真空管150を通過して生成された真空管信号S3の立ち上がりエッジまたは立ち下りエッジとを同期化させることができる。
また、真空管150は、所定帯域の信号をフィルタリングして出力する真空管帯域制限フィルタを含んでもよい。その場合、真空管は、第1変調信号S2からの出力の目的になるオーディオ信号が有する周波数区間を除外した信号成分をフィルタリングすることができる。それにより、第1変調信号S2が真空管150を通過すれば、出力の目的になるオーディオ信号成分を除外した信号成分が除去される。
また、図1Bを参照すれば、真空管フィルタ部120は、ローパス・フィルタ(LPF:low pass filter)160をさらに含んでもよい。具体的には、ローパス・フィルタ160は、所定利得値を有し、第1変調信号S2に含まれた第1周波数成分の信号をフィルタリングすることができる。例えば、音楽または音声のように、出力の目的になるオーディオ信号は、一般的に低い周波数帯域を有する。従って、出力の目的になるオーディオ信号S1の周波数帯域の上限を超える信号成分をフィルタリングする。
ここで、所定利得値は、オーディオ信号出力装置100のユーザまたは製作者らが所定値として設定することができる。それにより、ローパス・フィルタ160は、第1変調信号S2が所定利得値を有し、フィルタリングされて出力されるようにする。
また、フィードバック・ループ170の出力端は、第1ノードN1または第2ノードN2と連結される。
周波数変調部130は、真空管信号S3をパルス変調し、第2変調信号S4を生成する。具体的には、周波数変調部130は、パルス密度変調またはパルス幅変調のような、入力信号をパルス信号に変調する変調動作を行う。具体的には、周波数変調部130は、アナログ信号である真空管信号S3を、パワー・スイッチング増幅部140を駆動(driving)させることができるパルス信号である第2変調信号S4に変換する。
具体的には、周波数変調部130は、第1周波数以上になる第2周波数を有する第2キャリア信号または第2サンプリング・クロックを利用して、真空管信号S3をパルス変調して第2変調信号S4を生成する。
また、パルス密度変調としては、シグマデルタ変調(SDM:sigma delta modulation)が利用されもする。それにより、周波数変調部130は、シグマデルタ変調部(SDM unit:sigma delta modulation unit)(図示せず)を含んでもよい。
周波数変調部130が、シグマデルタ変調部(図示せず)を含む場合、第1周波数より高い第2周波数を有する第2サンプリング・クロックを利用して、真空管信号S3をシグマデルタ変調し、第2変調信号S4を生成する。サンプリング・クロックは、シグマデルタ変調部(図示せず)の内部に具備されるオシレータ(osillator)(図示せず)が自体的に生成することができ、サンプリング・クロックによるサンプリング・レート(sampling rate)は、第2変調信号S4で、1つのパルス周期を決定する。
パワー・スイッチング増幅部(power switching amplifier)140は、周波数変調部130から出力される第2変調信号S4に応答して、ターンオンまたはターンオフされる少なくとも1つのスイッチング素子(図示せず)を含む。そして、スイッチング素子(図示せず)を利用して、入力オーディオ信号S1に対応する増幅されたオーディオ信号を生成する。以下では、パワー・スイッチング増幅部140で生成される信号を増幅信号S5とする。また、パワー・スイッチング増幅部140の増幅動作を、スイッチング増幅動作とする。
前述のスイッチング増幅動作を行うとき、スイッチング増幅を行うための駆動信号の立ち上がり時間(rising time)遅延及び立ち下り時間(falling time)遅延、またはスイッチングロス(switching loss)によって、スイッチング・ノイズ(switching noise)が発生しうる。また、高電圧レベル及び低電圧レベルの電源供給にあたり、電源ノイズが発生しうる。このようなスイッチング・ノイズまたは電源ノイズは、オーディオ信号出力装置100の信号対ノイズ比(SNR:signal to noise ratio)を低下させる。また、信号対ノイズ比(SNR)の低下は、D級アンプを介して出力されるオーディオ信号の音質低下をもたらす。
ここで、パワー・スイッチング増幅部140の信号対ノイズ比(SNR)を上昇させるためには、パワー・スイッチング増幅部140を高速で駆動させなければならない。パワー・スイッチング増幅部140が高速で動作するほど、スイッチング・ノイズが減少し、信号対ノイズ比(SNR)が上昇する。また、パワー・スイッチング増幅部140を高速駆動するためには、第2変調信号S4の周波数が高くなければならず、スイッチング増幅動作に最適化された値に、第2変調信号S4の周波数を設定しなければならない。
従って、本発明では、第2変調信号S4を生成するためのサンプリング・クロックまたはキャリア信号の周波数である第2周波数が、前述の第1周波数以上になるように設定する。それにより、パワー・スイッチング増幅部140を高速で駆動させることができ、オーディオ信号出力装置100の全体信号対ノイズ比(SNR)を上昇させることができる。
また、第2周波数は、パワー・スイッチング増幅部140を動作させる動作周波数になる。
前述のように、本発明では、パルス変調された第1変調信号を、真空管フィルタ部120に通過させることにより、豊かな音色を有するオーディオ信号が出力される。そして、真空管フィルタ部120を通過して出力された真空管信号を、高速でスイッチング増幅させることにより、増幅信号S5のスイッチング・ノイズを低減させ、信号対ノイズ比を改善させることができる。
図2A、図2B及び図2Cは、図1のオーディオ信号出力装置において入出力されるオーディオ信号の周波数特性について説明するための図面である。
図2Aは、変調信号生成部110から出力される第1変調信号S2の周波数特性を示す。x軸は、周波数を示し、y軸は、第1変調信号S2の信号サイズを示す。図2Aを参照すれば、第1変調信号S2には、入力オーディオ信号S1に対応する出力の目的になるオーディオ信号成分210と、第1変調信号S2を生成するために利用された第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックに対応する信号成分211とが含まれる。出力の目的になるオーディオ信号成分210は、所定周波数f1以下の周波数帯域を有する。また、信号成分211は、第1周波数fc1を有する信号成分になる。一般的に、第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックの周波数は、出力の目的になるオーディオ信号成分210の上限周波数より大きい値を有する。
図2Bは、真空管フィルタ部120から出力される真空管信号S3の周波数特性を示す。x軸は、周波数を示し、y軸は、真空管信号S3の信号サイズを示す。真空管フィルタ部120は、所定帯域の信号をフィルタリングし、アナログ信号に変換された真空管信号S3を出力する。従って、第1変調信号S2が、真空管フィルタ部120を通過すれば、第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックに対応する信号成分211は除去され、出力の目的になるオーディオ信号成分220のみを含む真空管信号S3が出力される。
図2Cは、周波数変調部130から出力される第2変調信号S4の周波数特性を示す。x軸は、周波数を示し、y軸は、第2変調信号S4の信号サイズを示す。図2Cを参照すれば、第2変調信号S4には、出力の目的になるオーディオ信号成分230と、第2変調信号S4を生成するために利用された第2キャリア信号または第2サンプリング・クロックに対応する信号成分231とが含まれる。出力の目的になるオーディオ信号成分230は、所定周波数f1以下の周波数帯域を有する。また、信号成分231は、第2周波数fc2を有する信号成分になる。本発明で、第2周波数fc2は、第1周波数fc1より大きい値を有する。
図3は、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。図3に図示されたオーディオ信号出力装置300、変調信号生成部310、真空管フィルタ部320、周波数変調部330及びパワー・スイッチング増幅部340は、それぞれ図1Aで図示した、オーディオ信号出力装置100、変調信号生成部110、真空管フィルタ部120、周波数変調部130及びパワー・スイッチング増幅部140と同一に対応する。従って、図1と重複する説明は省略する。
図3を参照すれば、オーディオ信号出力装置300は、図1Aで図示したオーディオ信号出力装置100に比べ、負フィードバック利得調節部(negative feedback gain controller)350をさらに含む。また、オーディオ信号出力装置300は、図1で図示したオーディオ信号出力装置100に比べ、復調フィルタ部360及びスピーカ部370をさらに含んでもよい。
負フィードバック利得調節部350は、増幅信号S5と第1変調信号S2とを比較し、前記比較結果による増幅信号S5と第1変調信号S2との差により、増幅信号S5の遅延値及び利得値のうち少なくとも一つが調節されて出力されるように制御する。
具体的には、負フィードバック利得調節部350は、第1変調信号S2から、パワー・スイッチング増幅部340から出力される増幅信号S5を減算し、減算された第1変調信号S2を、真空管フィルタ部320に入力させる。それにより、パワー・スイッチング増幅部340に出力される増幅信号S5の利得値が、オーディオ信号出力装置300の目標利得値に近接することができる。
例えば、負フィードバック利得調節部350は、フィードバック・ループ351と合算部352とを含んでもよい。
フィードバック・ループ351は、増幅信号S5をフィードバックし、変調信号生成部310の出力端に伝送する。
合算部352は、第1変調信号S2から、フィードバック・ループ351の出力信号である増幅信号S5を減算して出力する。合算部352から出力される信号を、補正第1変調信号S2Cといい、補正第1変調信号S2Cは、真空管フィルタ部320に入力される。すなわち、補正第1変調信号S2Cは、増幅信号S5の利得値及び位相(phase)を考慮し、第1変調信号S2の利得値及び遅延値のうち少なくとも一つを調節した信号になる。
パワー・スイッチング増幅部340から出力される増幅信号S5は、パルス信号の形態を有する。また、パワー・スイッチング増幅部340の動作周波数である第2周波数が大きいほど、また増幅信号S5の振幅が大きいほど、パワー・スイッチング増幅部340から出力される増幅信号S5に、電磁波干渉(EMI:electronic magnetic interference)が高レベル(high level)で発生しうる。
復調フィルタ部360は、パルス信号の形態を有する増幅信号S5をアナログ信号に復調する。また、復調フィルタ部360は、前述の増幅信号S5に発生した電磁波干渉(EMI)成分をフィルタリングすることができる。
また、復調フィルタ部360は、ローパス・フィルタ(図示せず)を含んでもよく、ローパス・フィルタ(図示せず)は、増幅信号S5をアナログ信号に復調して出力する。スピーカ部370は、復調フィルタ部360の出力信号を、ユーザが聴覚的に認識することができる物理的な振動信号に変換して出力する。
図4は、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。図4を参照すれば、図示されたオーディオ信号出力装置400は、少なくとも1つのチャネル別オーディオ信号出力装置401,480を含んでもよい。図4では、オーディオ信号出力装置400が、2個のチャネル別オーディオ信号出力装置401,480を含む場合を例として挙げて図示している。例えば、第1チャネルオーディオ信号出力装置401は、Rチャネル(right channel)に対応するRチャネル・オーディオ信号を出力し、第2チャネル・オーディオ信号出力装置480は、Lチャネル(left channel)に対応するLチャネル・オーディオ信号を出力する。
チャネル別オーディオ信号出力装置401,480は、図1Aまたは図3で図示したオーディオ信号出力装置100,300と同一に対応する。すなわち、変調信号生成部410、真空管フィルタ部420、周波数変調部430、パワー・スイッチング増幅部440、負フィードバック利得調節部450及び復調フィルタ部460は、それぞれ図3で図示した変調信号生成部310、真空管フィルタ部320、周波数変調部330、パワー・スイッチング増幅部340、負フィードバック利得調節部350及び復調フィルタ部360と同一に対応する。従って、図1A及び図3と重複する説明は省略する。
さらに詳細には、負フィードバック利得調節部450は、フィードバック・ループ451及び合算部452を含む。図4のフィードバック・ループ451及び合算部452は、それぞれ図3のフィードバック・ループ351及び合算部352と対応する。
図4において、真空管フィルタ部420は、オーディオ信号出力装置400内に含まれる多数のチャネル別オーディオ信号出力装置401,480で共有されて利用されてもよい。また、真空管フィルタ420部は、チャネル別オーディオ信号出力装置401,480それぞれで、個別的に具備されてもよい。図4では、真空管フィルタ部420が多数のチャネル別オーディオ信号出力装置401,480で共有される場合を、例として上げて図示している。
図5は、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。図5において、オーディオ信号出力装置500、及び少なくとも1つのチャネル別オーディオ信号出力装置501,580は、それぞれ図4で図示したオーディオ信号出力装置400、及び少なくとも1つのチャネル別オーディオ信号出力装置401,480に同一に対応するので、図4と重複する説明は省略する。また、変調信号生成部510、真空管フィルタ部520、周波数変調部530、パワー・スイッチング増幅部540、負フィードバック利得調節部550及び復調フィルタ部560は、それぞれ図3で図示した変調信号生成部310、真空管フィルタ部320、周波数変調部330、パワー・スイッチング増幅部340、負フィードバック利得調節部350及び復調フィルタ部360と対応する。従って、図1A及び図3と重複する説明は省略する。
オーディオ信号出力装置500において、負フィードバック利得調節部550の構成において、図3の負フィードバック利得調節部350と、配置構成及び詳細連結関係において違いがある。
負フィードバック利得調節部550は、真空管フィルタ部520から出力される真空管信号S23と、パワー・スイッチング増幅部540からフィードバックされた信号とを比較し、前記比較結果により、増幅信号S25の遅延値及び利得値のうち少なくとも一つが調節されて出力されるように制御する。
具体的には、負フィードバック利得調節部550は、フィードバック・ループ551及び合算部553を含む。図5のフィードバック・ループ551及び合算部553は、図3で説明したフィードバック・ループ351及び合算部352と対応する。
具体的には、フィードバック・ループ551は、パワー・スイッチング増幅部540から出力される増幅信号S25をフィードバックし、真空管フィルタ部520の出力端に伝送する。
合算部553は、真空管信号S23から、フィードバック・ループ551の出力信号を減算し、補正真空管信号S23Cを生成する。フィードバック・ループ551の出力信号は、パワー・スイッチング増幅部540から出力される信号の位相及び利得の情報をいずれも含んでいるので、真空管信号S23から、フィードバック・ループ551の出力信号を減算することができる。真空管信号S23から、フィードバック・ループ551の出力信号を減算して周波数変調部530に入力すれば、増幅信号S25の利得値を、目標利得値に合わせ、さらに正確に調節することができる。そして、合算部553は、生成された補正真空管信号S23Cを、周波数変調部530に伝送する。
また、負フィードバック利得調節部550は、デジタル・ツー・アナログ・コンバータ552をさらに含んでもよい。
デジタル・ツー・アナログ・コンバータ552は、増幅信号S25をアナログ信号に変換する。増幅信号S25は、パルス信号形態を有するデジタル信号である。そして、真空管フィルタ部520から出力される真空管信号S23は、アナログ信号の形態を有する。増幅信号S25が、真空管信号S23と同一の形態を有するように変形すれば、増幅信号S25と真空管信号S23とをさらに容易に比較することができる。従って、デジタル・ツー・アナログ・コンバータ552は、フィードバックされた増幅信号が、真空管信号S23と同一のアナログ信号形態を有するように、増幅信号S25を変換する。
負フィードバック利得調節部550が、デジタル・ツー・アナログ・コンバータ552を含む場合、合算部553は、真空管信号S23から、デジタル・ツー・アナログ・コンバータ552の出力信号を減算し、補正真空管信号S23Cを生成する。生成された補正真空管信号S23Cは、周波数変調部530に入力される。
周波数変調部530は、補正真空管信号S23Cを入力され、それに対応する第2変調信号S24を生成する。
図6は、本発明の他の実施形態によるオーディオ信号出力装置を示す図面である。図6において、変調信号生成部610、真空管フィルタ部620、周波数変調部630及びパワー・スイッチング増幅部640は、それぞれ図1Aで図示した変調信号生成部110、真空管フィルタ部120、周波数変調部130及びパワー・スイッチング増幅部140と同一に対応する。従って、図1Aと重複する説明は省略する。
図6を参照すれば、オーディオ信号出力装置600は、図1のオーディオ信号出力装置100に比べ、ミキシング部625をさらに含んでもよい。オーディオ信号出力装置600は、1チャネルに対応するオーディオ信号を出力する。
ミキシング部625は、真空管フィルタ部620の出力端に連結される。ミキシング部625は、真空管フィルタ部620から出力される真空管信号S63と、異なるチャネルに対応するオーディオ信号出力装置(図示せず)から出力される真空管信号S63_C2とをミキシングし、ミキシング信号S63Mを生成する。ミキシング信号S63Mは、周波数変調部630に入力される。
具体的には、ミキシング部625は、1チャネルでの真空管信号S63と、異なるチャネルでの真空管信号S63_C2とを、所定の比率で混合(mixing)し、1チャネルでの真空管信号S63のオーディオデプス(depth)値、音(tone)の感度及びクロストーク(crosstalk)のうち少なくとも一つを調節する。前記混合の比率は、オーディオ信号出力装置600の自体設定またはユーザの設定などによって異なりもする。
周波数変調部630は、ミキシング信号S63Mを入力され、これに対応する第2変調信号S64を生成する。パワー・スイッチング増幅部640は、第2変調信号S64を増幅し、増幅信号S65を出力する。
図7は、図6のオーディオ信号出力装置をさらに詳細に示す図面である。図7を参照すれば、オーディオ信号出力装置700は、図4及び図5のオーディオ信号出力装置400,500と類似して、少なくとも1つのチャネル別に、オーディオ信号出力装置701,780を含む。図7において、変調信号生成部710、真空管フィルタ部720、ミキシング部725、周波数変調部730及びパワー・スイッチング増幅部740は、それぞれ図6の変調信号生成部610、真空管フィルタ部620、ミキシング部625、周波数変調部630及びパワー・スイッチング増幅部640と同一に対応するので、図6と重複する説明は省略する。
例えば、第1チャネル・オーディオ信号出力装置701は、Rチャネル(right channel)に対応するRチャネル・オーディオ信号を出力し、第2チャネル・オーディオ信号出力装置780は、Lチャネル(left channel)に対応するLチャネル・オーディオ信号を出力することができる。
ミキシング部725は、第1チャネルでの真空管信号S73と、第2チャネルでの真空管信号S73_C2とを、所定の比率で混合するための可変抵抗部731を含んでもよい。可変抵抗部731の可変抵抗値により、第1チャネルでの真空管信号S73と、第2チャネルでの真空管信号S73_C2とのミキシング比率が異なることもある。可変抵抗部731でミキシングされた真空管信号は、周波数変調部730に伝送される。また、ミキシング部725は、第1チャネル・オーディオ信号出力装置701と、第2チャネル・オーディオ信号出力装置780とで共有されて利用されもする。
図8A及び図8Bは、本発明の一実施形態で出力されるオーディオ信号について説明するための図面である。
図8Aは、一般デジタルアンプを利用して増幅動作を行うオーディオ信号出力装置から出力されるオーディオ信号を示す図面である。x軸は、周波数値を示し、y軸は、オーディオ信号の出力レベルを電圧値として示す。
図8Aを参照すれば、オーディオ信号出力装置が出力するオーディオ信号は、多数の周波数成分810,811,812,813を含む。グラフ810は、基本周波数1kを有する目標オーディオ信号成分を示し、グラフ811及び813は、デジタルアンプによって派生される二次高調波成分を示す。そして、グラフ812は、デジタルアンプによって派生される三次高調波成分(third harmonic component)を示す。ここで、三次高調波成分は、基本周波数1kの奇数倍になる周波数を有する信号成分である。
二次高調波成分は、前述のように、基本音である目標オーディオ信号を補強し、全体的な音に厚みを付けて豊かにする。また、自然な音感を有し、音色の微妙な変化を表現することができ、広い空間の奥にまで伸びて行くことができる豊かな音を作る。
それに比べ、三次高調波成分は、ハードな音色を有し、単純なノイズとして認識される。従って、三次高調波成分は、基本音の単純な歪曲を引き起こす。
図8Aに図示されたように、一般デジタルアンプを利用して増幅動作を行うオーディオ信号出力装置は、二次高調波成分811が小さい値を有するものの、三次高調波成分812が大きい値を有する。
従って、出力されるオーディオ信号は、目標オーディオ信号に比べ、低い音質を有する。
図8Bは、本発明のオーディオ信号出力装置から出力されるオーディオ信号を示す図面である。x軸は、周波数値を示し、y軸は、オーディオ信号の出力レベルを電圧値として示す。図8Bを参照すれば、オーディオ信号出力装置が出力するオーディオ信号は、多数の周波数成分850,851,852,853を含む。グラフ850は、基本周波数1kを有する目標オーディオ信号成分を示し、グラフ851及び853は、デジタルアンプによって派生される二次高調波成分を示す。そして、グラフ852は、デジタルアンプによって派生される三次高調波成分を示す。
本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置は、入力オーディオ信号を真空管に通過させた後、デジタル増幅動作を行うことにより、基本周波数1kを有する目標オーディオ信号成分と、二次高調波成分851,853とを含むオーディオ信号を出力する。従って、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力装置は、豊かな音色を有するオーディオ信号を出力することができる。
図9は、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力方法を示すフローチャートである。本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力方法は、図1A,Bないし図8A,Bを参照して説明した本発明によるオーディオ信号出力装置と、その動作構成が同一である。従って、図1A,Bないし図8A,Bと重複する説明は省略する。また、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力方法は、図1Aのオーディオ信号出力装置を参照して説明する。
図9を参照すれば、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力方法900は、第1周波数を有する第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックを利用して、1チャネルでの入力オーディオ信号S1をパルス変調し、第1変調信号S2を生成する(910段階)。910段階は、変調信号生成部110で遂行される。
910段階で生成された第1変調信号S2を真空管に通過させ、真空管信号S3を生成する(920段階)。920段階は、真空管フィルタ部120で遂行される。具体的には、第1変調信号S2から、第1周波数を有する信号成分をフィルタリングし、真空管で発生する高調波成分を追加し、真空管信号S3を生成することができる。
そして、真空管信号S3をパルス変調し、第2変調信号S4を生成する(930段階)。具体的には、第1周波数以上になる第2周波数を有する第2キャリア信号または第2サンプリング・クロックを利用して、真空管信号S3をパルス変調し、第2変調信号S4を生成することができる。930段階は、周波数変調部130で遂行される。
930段階で生成される第2変調信号S4に対応する増幅信号S5を生成する(940段階)。940段階は、パワー・スイッチング増幅部140で遂行される。
また、940段階に続き、増幅信号S5と、第1変調信号S2または真空管信号S3とを比較し、前記比較結果により、第1変調信号S2または真空管信号S3のうち少なくとも一つを補正する(段階は図示せず)。前記段階は、オーディオ信号出力装置300,400,500の負フィードバック利得調節部350,450,550で遂行される。それにより、920段階は、補正された第1変調信号を入力され、それに対応する真空管信号を生成することができ、930段階は、補正された真空管信号を入力され、それに対応する第2変調信号を生成することができる。
また、本発明の一実施形態によるオーディオ信号出力方法900は、1チャネルでの真空管信号S3と、異なるチャネルでの真空管信号とをミキシングする段階をさらに含んでもよい(段階は図示せず)。それにより、930段階は、ミキシングされた真空管信号をパルス変調し、第2変調信号S4を生成することができる。
前述のように、本発明によるオーディオ信号出力装置及びオーディオ信号出力方法は、真空管のハーモニック高調波成分をオーディオ信号に混合して出力することができる。具体的には、本発明によるオーディオ信号出力装置及びオーディオ信号出力方法は、真空管を通過させたオーディオ信号を増幅させることにより、豊かな音色を有するオーディオ信号を出力することができる。それにより、出力されるオーディオ信号の音質を改善することができる。
また、本発明によるオーディオ信号出力装置及びオーディオ信号出力方法は、高周波数に合わせてパルス信号に変調された信号を利用して、スイッチング増幅動作を行う。それにより、スイッチング・ノイズを最小化することができ、信号対ノイズ比を改善させることができる。
また、本発明は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に、コンピュータで読み取り可能なコードまたはプログラムとして具現することも可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータ・システムによって読み取り可能なデータが保存される全ての種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(read-only memory)、RAM(random-access memory)、CD(compact disc)−ROM、磁気テープ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュメモリ、光データ保存装置などがある。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータ・システムに分散され、分散方式で、コンピュータで読み取り可能なコードとして保存されて実行される。
以上の説明は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明が属する技術分野で当業者であるならば、本発明の本質的特性から外れない範囲で変形された形態に具現することができるであろう。従って、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した内容と同等な範囲内にある多様な実施形態が含まれるものであると解釈されなければならないのである。

Claims (20)

  1. 第1周波数を有する第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックを利用して、1チャネルでの入力オーディオ信号をパルス変調し、第1変調信号を生成するパルス信号生成部と、
    真空管を含み、前記第1変調信号を前記真空管に通過させ、真空管信号を生成する真空管フィルタ部と、
    前記真空管信号をパルス変調し、第2変調信号を生成する周波数変調部と、
    前記第2変調信号に対応する増幅信号を出力するパワー・スイッチング増幅部と、を含むことを特徴とするオーディオ信号出力装置。
  2. 前記周波数変調部は、
    前記第1周波数以上になる第2周波数を有する第2キャリア信号または第2サンプリング・クロックを利用して、前記真空管信号をパルス変調し、第2変調信号を生成し、前記第2変調信号を、前記パワー・スイッチング増幅部に出力することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力装置。
  3. 前記真空管は、
    所定帯域の信号をフィルタリングする真空管帯域制限フィルタであることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力装置。
  4. 前記真空管フィルタ部は、
    前記第1変調信号から、前記第1周波数を有する信号成分をフィルタリングし、前記真空管で発生する高調波成分を追加し、前記真空管信号を生成することを請求項3に記載の特徴とするオーディオ信号出力装置。
  5. 前記真空管フィルタ部は、
    所定利得値を有し、前記第1周波数を有する信号成分をフィルタリングするローパス・フィルタと、
    前記ローパス・フィルタの出力信号に二次高調波成分を追加し、前記真空管信号を生成する真空管帯域制限フィルタと、を含むことを特徴とする請求項に記載1のオーディオ信号出力装置。
  6. 前記増幅信号と前記第1変調信号とを比較し、前記比較結果により、前記増幅信号の遅延値及び利得値のうち少なくとも一つが調節されて出力されるように制御する負フィードバック利得調節部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力装置。
  7. 前記負フィードバック利得調節部は、
    前記増幅信号をフィードバックして出力するフィードバック・ループと、
    前記第1変調信号から、前記フィードバック・ループの出力信号を減算する合算部と、を含むことを特徴とする請求項6に記載のオーディオ信号出力装置。
  8. 前記真空管信号と前記増幅信号とを比較し、前記比較結果により、前記増幅信号の遅延値及び利得値のうち少なくとも一つが調節されて出力されるように制御する負フィードバック利得調節部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力装置。
  9. 前記負フィードバック利得調節部は、
    前記増幅信号をフィードバックして出力するフィードバック・ループと、
    前記真空管信号から、前記フィードバック・ループの出力信号を減算する合算部と、を含むことを特徴とする請求項8に記載のオーディオ信号出力装置。
  10. 前記負フィードバック利得調節部は、
    前記フィードバック・ループと前記合算部との間に配置され、前記フィードバック・ループの出力信号をアナログ信号に変換し、前記合算部に出力するデジタル・ツー・アナログ・コンバータをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のオーディオ信号出力装置。
  11. 前記1チャネルでの前記真空管信号と、異なるチャネルでの真空管信号とをミキシングし、前記周波数変調部に出力するミキシング部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力装置。
  12. 前記ミキシング部は、
    1チャネルでの前記真空管信号と、異なるチャネルでの前記真空管信号とを所定の比率でミキシングし、前記真空管信号のオーディオデプス値、音の感度及びクロストークのうち少なくとも一つを調節し、前記調節された信号を、前記周波数変調部に出力することを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力装置。
  13. 前記パルス信号生成部は、
    前記第1キャリア信号と、前記入力オーディオ信号とを比較し、前記比較結果により、前記入力オーディオ信号に対応するパルス幅変調信号を、前記第1変調信号として生成するパルス幅変調部を含むことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号出力装置。
  14. 前記周波数変調部は、
    前記第2周波数を有する第2サンプリング・クロックを利用して、前記真空管信号をシグマデルタ変調し、前記第2変調信号を出力するシグマデルタ変調部を含むことを特徴とする請求項2に記載のオーディオ信号出力装置。
  15. 第1周波数を有する第1キャリア信号または第1サンプリング・クロックを利用して、1チャネルでの入力オーディオ信号をパルス変調し、第1変調信号を生成する段階と、
    前記第1変調信号を真空管に通過させ、真空管信号を生成する段階と、
    前記真空管信号をパルス変調し、第2変調信号を生成する段階と、
    前記第2変調信号に対応する増幅信号を出力する段階と、を含むことを特徴とするオーディオ信号出力方法。
  16. 前記第2変調信号を生成する段階は、
    前記第1周波数以上になる第2周波数を有する第2キャリア信号または第2サンプリング・クロックを利用して、前記真空管信号をパルス変調し、第2変調信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項15に記載のオーディオ信号出力方法。
  17. 前記真空管信号を生成する段階は、
    前記第1変調信号から、前記第1周波数を有する信号成分をフィルタリングし、前記真空管で発生する高調波成分を追加し、前記真空管信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項15に記載のオーディオ信号出力方法。
  18. 前記増幅信号と、前記第1変調信号または前記真空管信号とを比較し、前記比較結果により、前記第1変調信号または前記真空管信号のうち少なくとも一つを補正する段階をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載のオーディオ信号出力方法。
  19. 前記1チャネルでの前記真空管信号と、異なるチャネルでの真空管信号とをミキシングする段階をさらに含み、
    前記第2変調信号を生成する段階は、
    前記ミキシングされた真空管信号をパルス変調し、前記第2変調信号を生成する段階を含むことを特徴とする請求項15に記載のオーディオ信号出力方法。
  20. 前記真空管信号をミキシングする段階は、
    前記1チャネルでの真空管信号と、前記他のチャネルでの真空管信号と、を所定の比率でミキシングし、前記真空管信号のオーディオデプス値、音の感度及びクロストークのうち少なくとも一つを調節する段階を含むことを特徴とする請求項19に記載のオーディオ信号出力方法。
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