JP5850813B2 - き電用同軸ケーブル接続装置 - Google Patents

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本発明は、電車の同軸ケーブル交流き電システムにおいてき電線として使用されるき電用同軸ケーブルに2本の単心電力ケーブルを接続するためのき電用同軸ケーブル接続部に関する。
従来、交流式電気鉄道のき電システムとして、内部導体と外部導体の二重構造を有する同軸ケーブルを用いたケーブルき電方式が実用化されている。ケーブルき電方式のシステム概略を図1に示す。
図1に示すように、同軸ケーブル交流き電システム1では、電鉄変電所2から出力されたき電電流が、き電用同軸ケーブル10の内部導体11及びトロリー線3を介して電車5に供給される。そして、帰線電流は、レール4から吸い上げられ、き電用同軸ケーブル10の外部導体13を通って電鉄変電所2に帰還される。
電鉄変電所2では、発電所から送電されてきた三相交流が、き電システムに適した電圧(例えば30kV)に降圧されるとともに、単相交流に変換され、単相2線式で電力が供給される。同軸ケーブル交流き電システム1によれば、き電用同軸ケーブル10の内部導体11と外部導体13には逆向きの電流が流れ、それぞれの電流による磁力が相殺されるため、通信誘導障害の発生を抑制することができる。
また、同軸ケーブル交流き電システム1において、き電用同軸ケーブル10の端末部には、き電用同軸ケーブル10の内部導体11と外部導体13のそれぞれに単心の電力ケーブル20、30を接続するためのき電用同軸ケーブル接続装置Cが設けられる。電鉄変電所2に設置されているき電用変圧器(図示略)とき電用同軸ケーブル10は、電力ケーブル20、30を介して電気的に接続される。
従来のき電用同軸ケーブル接続装置C2は、図2に示すように、それぞれのケーブル10〜30の端末に磁器碍管タイプの気中終端接続部41〜43が施工され、導体引出部同士が架空線44、45(ジャンパー線)で接続される構成となっている。具体的には、気中終端接続部41の碍管内で導体引出部411とき電用同軸ケーブル10の内部導体11とが電気的に接続され、導体引出部412とき電用同軸ケーブル10の外部導体13とが電気的に接続されている。また、気中終端接続部42の碍管内で導体引出部421と、第1の単心電力ケーブル20のケーブル導体21とが電気的に接続され、気中終端接続部43の碍管内で導体引出部431と第2の単心電力ケーブル30のケーブル導体31とが電気的に接続されている。そして、導体引出部411と導体引出部421とを架空線(ジャンパー線)44で接続することにより、き電用同軸ケーブル10の内部導体11と第1の単心電力ケーブル20のケーブル導体21とが電気的に接続される。また、導体引出部412と導体引出部431とを架空線(ジャンパー線)45で接続することにより、き電用同軸ケーブル10の外部導体13と第2の単心電力ケーブル30のケーブル導体31とが電気的に接続される。
なお、複数の電力ケーブルを接続する技術、又は電力ケーブルの終端接続部に関する技術としては、以下の特許文献に開示されているものがある。
例えば、特許文献1、2には同軸ケーブル同士の接続技術について開示されており、特許文献3には単心の電力ケーブル同士の接続技術について開示されている。また、特許文献4には、Y分岐型のケーブル接続部が開示されている。特許文献5には、同軸ケーブル用の終端接続部が開示されている。
特開2007−325442号公報 特開2001−112139号公報 特開2009−240020号公報 特開平10−136549号公報 特開2008−312303号公報
しかしながら、従来のき電用同軸ケーブル接続装置C2は、磁器碍管タイプの気中終端接続部41〜43を利用しているため、以下のような課題がある。
すなわち、高圧部・充電部が露出しているため、接触により人災(感電)や火災が生じるおそれがある。また、接触による人災や火災を防止するためには離隔距離が必要となるので、設置スペースを広く確保しなければならない。また、大気中の塩分や塵埃により碍子が汚損されると、漏洩電流が流れやすくなり地絡事故等を引き起こすおそれがあるため、定期的な清掃メンテナンスが必要となる。また、磁器碍管や架台等の重量が重く、運搬作業が煩雑である上、気中終端接続部を構成するのにケーブル処理長を長くとる必要があるため、施工時間が長大化する。
本発明の目的は、安全性に優れるとともに、省スペース化を図ることができ、さらにはメンテナンス性、作業性を格段に改善できるき電用同軸ケーブル接続装置を提供することである。
本発明に係るき電用同軸ケーブル接続装置は、き電用同軸ケーブルの内部導体と第1の単心電力ケーブルのケーブル導体を接続する第1の埋込電極と、
前記き電用同軸ケーブルの外部導体と第2の単心電力ケーブルのケーブル導体を接続する第2の埋込電極と、
前記第1の埋込電極及び前記第2の埋込電極の外周面を包囲するとともに、前記き電用同軸ケーブル、前記第1の単心電力ケーブル、及び前記第2の単心電力ケーブルを装着するためのケーブル端末受容部を有する硬質の絶縁材料からなる絶縁部と、が一体的に形成され、さらに前記絶縁部の外表面に遮へい層が形成された絶縁ユニットを備え、
前記絶縁ユニット内において、前記き電用同軸ケーブルの内部導体と前記第1の単心電力ケーブルのケーブル導体が前記第1の埋込電極を介して電気的に接続されるとともに、前記き電用同軸ケーブルの外部導体と前記第2の単心電力ケーブルのケーブル導体が前記第2の埋込電極を介して電気的に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、安全性に優れるとともに、省スペース化を図ることができ、さらにはメンテナンス性、作業性を格段に改善できるき電用同軸ケーブル接続装置を実現することができる。
同軸ケーブル交流き電システムの概略を示す図である。 従来のき電用同軸ケーブル接続装置を示す図である。 実施の形態に係るき電用同軸ケーブル接続装置を模式的に示す図である。 実施の形態に係るき電用同軸ケーブル接続装置を詳細に示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図3は、実施の形態に係るき電用同軸ケーブル接続装置を模式的に示す図である。図4は、実施の形態に係るき電用同軸ケーブル接続装置を詳細に示す図である。図3、4に示すき電用同軸ケーブル接続装置C1は、例えば図1に示す同軸ケーブル交流き電システム1において、き電用同軸ケーブル10をき電系統に接続する箇所(図1の符号C1の箇所)に設けられる。
図3、4に示すように、き電用同軸ケーブル接続装置C1では、き電用同軸ケーブル10に対して、第1の単心電力ケーブル20と第2の単心電力ケーブル30を接続するのに、絶縁ユニット50を用いる。
図3では簡略化して示しているが、き電用同軸ケーブル10は、中心から順に、内部導体11、内部絶縁用内部半導電層(図示略)、内部絶縁層12、内部絶縁用外部半導電層(図示略)、外部導体13、外部絶縁用内部半導電層(図示略)、外部絶縁層14、外部絶縁用外部半導電層(図示略)、遮へい層(図示略)、押さえテープ(図示略)、ビニルシース(図示略)等を含んで構成される。
き電用同軸ケーブル10は、内部絶縁層12及び外部絶縁層14が架橋ポリエチレンで構成された、いわゆる高圧同軸ケーブルである。同軸ケーブル交流き電システム1においては、内部導体11には第1の電圧(例えば対地30kV)によるき電電流が流れて電力が送電され、外部導体13には第2の電圧(例えば6.6kV)による帰線電流が流れて電力が送電される。内部導体11にかかる第1の電圧は、外部導体13にかかる第2の電圧よりも高い電圧である。また、遮へい層は接地となる。
第1の単心電力ケーブル20は、中心から順に、ケーブル導体21、内部半導電層(図示略)、絶縁層22、外部半導電層(図示略)、遮へい層(図示略)、押さえテープ(図示略)、シース(図示略)等を含んで構成される。第1の単心電力ケーブル20は、絶縁層22が架橋ポリエチレンで構成された、例えば対地30kVに対応可能な66kV用のCVケーブルである。第1の単心電力ケーブル20は、例えば電鉄変電所2に設置される電力機器の66kV側に接続される。
第2の単心電力ケーブル30は、第1の単心電力ケーブル20と同様の構成を有する。第2の単心電力ケーブル30は、絶縁層32が架橋ポリエチレンで構成された、例えば6.6kVのCVケーブルである。第2の単心電力ケーブル30は、例えば電鉄変電所2に設置される電力機器の6.6kV側に接続される。
き電用同軸ケーブル10、第1の単心電力ケーブル20、及び第2の単心電力ケーブル30を絶縁ユニット50に装着するに際して、それぞれの端末は、先端部から所定長で段剥ぎされ、各層が露出した状態とされる。また、き電用同軸ケーブル10の内部導体11、第1の単心電力ケーブル20のケーブル導体21、及び第2の単心電力ケーブル30のケーブル導体31の先端には、金属材料からなる通電に適した導電性の導体接続スリーブ(図示略)が圧縮により取り付けられる。
絶縁ユニット50は、第1の埋込電極51、第2の埋込電極52、絶縁部53、遮へい層54等を備える。
絶縁ユニット50におけるき電用同軸ケーブル10の装着部は、スリップオン構造であることが好ましい。スリップオン構造の場合、ケーブル処理長が短く、ケーブルの着脱も容易となるので、施工時間を大幅に短縮できる。
絶縁部53は、エポキシ樹脂等の硬質の絶縁体で構成された中空状の成形体である。絶縁部53は、第1の単心電力ケーブル20の端末を装着するための第1のケーブル端末受容部53a、第2の単心電力ケーブル30の端末を装着するための第2のケーブル端末受容部53b、及びき電用同軸ケーブル10の端末を装着するための第3のケーブル端末受容部53cを有する。ここで、ケーブルの端末とは、接続部品を含むものとする。図4では、第2のケーブル端末受容部53bは第3のケーブル端末受容部53cが形成されている部分から分岐した部分に形成されている。
第1の埋込電極51は銅合金等の通電に適した金属材料で構成され、第1のケーブル端末受容部53aと第3のケーブル端末受容部53cを連結するように配置される。
第2の埋込電極52は銅合金等の通電に適した金属材料で構成され、第2のケーブル端末受容部53bと第3のケーブル端末受容部53cを連結するように配置される。
第1の埋込電極51、第2の埋込電極52、及び絶縁部53は、エポキシ樹脂のモールド成形により一体的に形成される。
段剥ぎ処理が施された第1の単心電力ケーブル20の端末は、第1のケーブル端末受容部53aに装着される。具体的には、第1の単心電力ケーブル20の端末には、ストレスコーン61、圧縮装置62(ここでは押し金具、スプリング、押し金具フランジ621)等を含む接続部品60が取り付けられる。接続部品60が取り付けられた第1の単心電力ケーブル20の端末を第1のケーブル端末受容部53aに接続する(図4では挿入する)ことにより、ケーブル導体21と第1の埋込電極51が電気的に接続される。また、第1の単心電力ケーブル20の遮へい層は、ここでは押し金具フランジ621を介して接地電位に接続される。第1の単心電力ケーブル20の端末の構成は既知の接続方式を用いればよく、これに限定されない。
段剥ぎ処理が施された第2の単心電力ケーブル30の端末は、第2のケーブル端末受容部53bに装着される。これにより、ケーブル導体31と第2の埋込電極52が電気的に接続される。図4では、第2の単心電力ケーブル30の端部に取り付けたT形(あるいはL形)のコネクタを、第2のケーブル端末受容部53bに被せ、コネクタ外周の遮へい層(図示略)と絶縁ユニット50の遮へい層54とを接続している。つまり、コネクタ外周の遮へい層によって充電部が露出しない構造となっている。第2の単心電力ケーブル30の遮へい層は接地となる。第2の単心電力ケーブルの端末の構成は既知の接続方式を用いればよく、図4の形態に限定されない。
段剥ぎ処理が施されたき電用同軸ケーブル10の端末は、第1の単心電力ケーブル20と同様にして、第3のケーブル端末受容部53cにスリップオン式で装着される。内部導体11と第1の埋込電極51が電気的に接続される。また、外部導体13と第2の埋込電極52が電気的に接続される。き電用同軸ケーブル10の遮へい層は、フランジ622を介して接地電位に接続される。
すなわち、絶縁ユニット50内の密閉空間において、き電用同軸ケーブル10の内部導体11と第1の単心電力ケーブル20のケーブル導体21とが、第1の埋込電極51を介して電気的に接続される。また、き電用同軸ケーブル10の外部導体13と第2の単心電力ケーブル30のケーブル導体31とが、第2の埋込電極52を介して電気的に接続される。
き電用同軸ケーブル10の内部導体11と第1の単心電力ケーブル20のケーブル導体21とが接続される部分(第1の埋込電極51を含む)は第1の高圧部となり、き電用同軸ケーブル10の外部導体13と第2の単心電力ケーブル30のケーブル導体31とが接続される部分(第2の埋込電極52を含む)は第2の高圧部となる。これらの第1の高圧部及び第2の高圧部はすべて絶縁部53で覆われ、外部と絶縁された状態となる。第1の高圧部には第1の電圧が印加され、第2の高圧部には第2の電圧が印加される。実施の形態では、第1の高圧部には対地30kV、第2の高圧部には6.6kVの電圧が印加される。
なお、内部導体11に取り付けられた導体接続スリーブと第1の埋込電極51との間、及びケーブル導体21に取り付けられた導体接続スリーブと第1の埋込電極51との間に、必要に応じてマルチラムバンド等の導体接触子を介在させるようにしてもよい。
絶縁ユニット50の遮へい層54は、絶縁部53の外表面に形成された導電層である。遮へい層54が接地されることにより、絶縁ユニット50の外表面は接地電位に保持される。これにより、絶縁部53内の電界ストレスが緩和されるとともに、電界の外部漏洩が防止される。
遮へい層54は、例えば絶縁部53の外表面に導電塗料を塗布することにより形成される。導電塗料を塗布して遮へい層54を形成する場合、簡単に遮へい層54を形成できるので、絶縁部53の形状の設計自由度が増す。
絶縁ユニット50の遮へい層54と、き電用同軸ケーブル10の遮へい層、第1の単心電力ケーブル20の遮へい層、又は第2の単心電力ケーブル30の遮へい層とは、後述する縁切り部を設けることにより縁切りされる。この縁切り部を設けることにより、電力機器の開閉サージや雷サージからケーブルの遮へい層を保護することができる。
縁切り部はエポキシ樹脂製の絶縁筒によって形成してもよいが、図4に示すように、絶縁部53の端部53d、53eに遮へい層54を形成しないことにより、絶縁部53の一方の端部53dが第1の単心電力ケーブル20の遮へい層(ここでは押し金具フランジ621)と遮へい層54を縁切りする縁切り部となり、絶縁部53の他方の端部53eが、き電用同軸ケーブル10の遮へい層(ここではフランジ622)と遮へい層54を縁切りする縁切り部となる。これにより、縁切りのための絶縁筒が不要となりるため部品点数が低減され、組立て時の作業性が向上するので、より好ましい。
このように、実施の形態に係るき電用同軸ケーブル接続装置C1は、き電用同軸ケーブル10の内部導体11と第1の単心電力ケーブル20のケーブル導体21を接続する第1の埋込電極51と、き電用同軸ケーブル10の外部導体13と第2の単心電力ケーブル30のケーブル導体31を接続する第2の埋込電極52と、第1の埋込電極51及び第2の埋込電極52の外周面を包囲するとともに、き電用同軸ケーブル10、第1の単心電力ケーブル20、及び第2の単心電力ケーブル30を装着するためのケーブル端末受容部53a〜53cを有するエポキシ樹脂等の硬質の絶縁材料からなる絶縁部53と、が一体的に形成され、さらに絶縁部53の外表面に遮へい層54が形成された絶縁ユニット50を備える。
そして、絶縁ユニット50内の密閉空間において、き電用同軸ケーブル10の内部導体11と第1の単心電力ケーブル20のケーブル導体21が第1の埋込電極51を介して電気的に接続される。また、き電用同軸ケーブル10の外部導体13と第2の単心電力ケーブル30のケーブル導体31が第2の埋込電極52を介して電気的に接続される。
き電用同軸ケーブル接続装置C1によれば、高圧部・充電部が遮へい層54で覆われて、露出しない完全密閉構造が実現されるため、接触による人災(感電)や火災を効果的に防止でき、安全性に優れる。
また、一つの絶縁ユニット50により、き電用同軸ケーブル10、第1の単心電力ケーブル20、第2の単心電力ケーブル30を接続できる上、従来の気中終端接続部を設置する場合のような離隔距離を確保する必要がなくなるため、従来のき電用同軸ケーブル接続装置C2(図2参照)に比較して、大幅に省スペース化を図ることができる。
また、碍管タイプではない絶縁ユニット50を用いるため、碍子汚損が生じることはなく、定期的な清掃メンテナンスが不要となる。さらには、絶縁ユニット50は、磁器碍管に比較して軽量であるため、運搬作業も簡素化される。つまり、メンテナンス性、作業性が格段に改善される。
したがって、き電用同軸ケーブル接続装置C1は、同軸ケーブル交流き電システム1のき電系統に設けられるケーブル接続装置として好適である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 き電用同軸ケーブル
11 内部導体
12 内部絶縁層
13 外部導体
14 外部絶縁層
20 第1の単心電力ケーブル
21 ケーブル導体
22 絶縁層
30 第2の単心電力ケーブル
31 ケーブル導体
32 絶縁層
50 絶縁ユニット
51 第1の埋込電極
52 第2の埋込電極
53 絶縁部
53a、53b、53c ケーブル端末受容部
54 遮へい層
60 接続部品
61 ストレスコーン
62 圧縮装置
621 押し金具フランジ
622 フランジ
C、C1 き電用同軸ケーブル接続装置

Claims (3)

  1. き電用同軸ケーブルの内部導体と第1の単心電力ケーブルのケーブル導体を接続する第1の埋込電極と、
    前記き電用同軸ケーブルの外部導体と第2の単心電力ケーブルのケーブル導体を接続する第2の埋込電極と、
    前記第1の埋込電極及び前記第2の埋込電極の外周面を包囲するとともに、前記き電用同軸ケーブル、前記第1の単心電力ケーブル、及び前記第2の単心電力ケーブルを装着するためのケーブル端末受容部を有する硬質の絶縁材料からなる絶縁部と、が一体的に形成され、さらに前記絶縁部の外表面に遮へい層が形成された絶縁ユニットを備え、
    前記絶縁ユニット内において、前記き電用同軸ケーブルの内部導体と前記第1の単心電力ケーブルのケーブル導体が前記第1の埋込電極を介して電気的に接続されるとともに、前記き電用同軸ケーブルの外部導体と前記第2の単心電力ケーブルのケーブル導体が前記第2の埋込電極を介して電気的に接続されていることを特徴とするき電用同軸ケーブル接続装置。
  2. 前記絶縁部が、エポキシ樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のき電用同軸ケーブル接続装置。
  3. 前記遮へい層と、前記き電用同軸ケーブルの遮へい層、及び/又は前記第1の単心電力ケーブルの遮へい層とを縁切りする縁切り部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のき電用同軸ケーブル接続装置。
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