JP5850787B2 - 皺取り方法、皺取り装置、フィルム搬送処理装置 - Google Patents
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Description
帯状フィルムの搬送方法に関しては、下記特許文献1では、グリップフィード方式が開示されている。しかし、この方式ではフィルムを挟み込んで把持するため、把持手段を当然処理面に接触させる必要がある。接触部分は接触時に損傷している可能性があるため、接触部分を処理未使用部分として最終的には切断する必要があり、フィルムの無駄な領域が生まれるという不都合があった。
また、帯状フィルムの川幅方向の端部の一部のみを把持する構成であり、フィルムのたわみにより、配置台上のフィルムに皺が発生することが懸念された。
本発明は皺取り方法であって、前記第一、第二の吹き付け位置を次第に離間させる際には、前記第一の吹き付け位置と前記第二の吹き付け位置との間の位置には、前記押圧ガスを吹き付ける皺取り方法である。
本発明は皺取り方法であって、前記第一、第二の吹き付け位置を次第に離間させる際には、前記第一の吹き付け位置と前記第二の吹き付け位置との間の位置には、前記押圧ガスの吹き付けを停止する皺取り方法である。
本発明は皺取り方法であって、前記第一、第二の吹き付け位置を次第に離間させた後、前記配置台の表面に設けられた排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気して、前記押圧対象物の前記第一の吹き付け位置と前記第二の吹き付け位置との間の位置を前記配置台に真空吸着させる皺取り方法である。
本発明は皺取り方法であって、前記第一、第二の吹き付け位置に前記押圧ガスを吹き付ける前に、前記配置台の表面に設けられた排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間の排気を開始し、前記第一、第二の吹き付け位置に前記押圧ガスを吹き付ける際には、前記押圧対象物の前記第一、第二の吹き付け位置を前記配置台に真空吸着させる皺取り方法である。
本発明は、押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、を有する皺取り装置であって、前記吹出装置は、前記配置台に対向して配置された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接して配置された第二の吹出管と、前記第一、第二の吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた第一、第二の吹出孔と、前記第一、第二の吹出管に押圧ガスを供給するガス供給部と、前記第一の吹出管と前記第二の吹出管との間が次第に離間するように、前記第一、第二の吹出管を移動させる吹出管移動装置と、を有する皺取り装置である。
本発明は、押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、を有する皺取り装置であって、前記吹出装置は、前記配置台に対向して一列に並んで配置された複数の吹出管と、各前記吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた吹出孔と、各前記吹出管に前記押圧ガスを供給するガス供給部と、各前記吹出管と前記ガス供給部との間の接続を切り替える切替部と、前記切替部に制御信号を送信して、前記吹出管から選択された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接した第二の吹出管とを前記ガス供給部に接続し、前記第一、第二の吹出管から次第に離間する順序で、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する制御装置と、を有する皺取り装置である。
本発明は皺取り装置であって、前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を維持する皺取り装置である。
本発明は皺取り装置であって、前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を切断する皺取り装置である。
本発明は皺取り装置であって、前記配置台の表面に設けられた排気孔と、前記排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気する排気手段と、を有する皺取り装置である。
本発明は、台座と、前記台座上に固定されたレールと、前記レール上に配置され、押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、前記配置台の表面に設けられた排気孔と、前記排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気する排気手段と、前記配置台を前記レールに沿って移動させる台移動装置と、前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、前記吹出装置に対して前記レールの長手方向に離間して配置され、前記配置台上に配置された前記押圧対象物の表面を処理する処理装置と、を有し、前記吹出装置は、前記配置台に対向して配置された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接して配置された第二の吹出管と、前記第一、第二の吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた第一、第二の吹出孔と、前記第一、第二の吹出管に押圧ガスを供給するガス供給部と、前記第一の吹出管と前記第二の吹出管との間が次第に離間するように、前記第一、第二の吹出管を移動させる吹出管移動装置と、を有するフィルム搬送処理装置である。
本発明はフィルム搬送処理装置であって、帯状の前記押圧対象物を、その長手方向が前記レールの長手方向と平行に向く向きで、前記配置台上に掛け渡して支持するフィルム支持部を有し、前記第一、第二の吹出管の長手方向は前記レールの長手方向と平行に向けられており、前記吹出管移動装置は前記第一、第二の吹出管を前記レールの長手方向に対して直角な方向に移動させるフィルム搬送処理装置である。
本発明は、台座と、前記台座上に固定されたレールと、前記レール上に配置され、押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、前記配置台の表面に設けられた排気孔と、前記排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気する排気手段と、前記配置台を前記レールに沿って移動させる台移動装置と、前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、前記吹出装置に対して前記レールの長手方向に離間して配置され、前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面を処理する処理装置と、を有し、前記吹出装置は、前記配置台に対向して一列に並んで配置された複数の吹出管と、各前記吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた吹出孔と、各前記吹出管に前記押圧ガスを供給するガス供給部と、各前記吹出管と前記ガス供給部との間の接続を切り替える切替部と、前記切替部に制御信号を送信して、前記吹出管から選択された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接した第二の吹出管とを前記ガス供給部に接続し、前記第一、第二の吹出管から次第に離間する順序で、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する制御装置と、を有するフィルム搬送処理装置である。
本発明はフィルム搬送処理装置であって、帯状の前記押圧対象物を、その長手方向が前記レールの長手方向と平行に向く向きで、前記配置台上に掛け渡して支持するフィルム支持部を有し、各前記吹出管は長手方向を前記レールの長手方向と平行に向けられて、前記レールの長手方向に対して直角な方向に並んで配置されたフィルム搬送処理装置である。
本発明はフィルム搬送処理装置であって、前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を維持するフィルム搬送処理装置である。
本発明はフィルム搬送処理装置であって、前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を切断するフィルム搬送処理装置である。
本発明の第一例の皺取り装置の構造を説明する。
図1は第一例の皺取り装置20aの概略平面図、図2は同概略側面図である。
第一、第二の吹出管311、312には、第一、第二の吹出管311、312の内側に押圧ガスを供給するガス供給部34が接続されている。
なお、吹出管移動装置331、332は第一の吹出管311と第二の吹出管312との間が次第に離間するように、第一、第二の吹出管311、312を移動できるならば上記構成に限定されない。
この吹出管移動装置351、352はモーターを備えており、第一、第二の吹出管311、312の長手方向の端部にそれぞれ配置され、第一、第二の吹出管311、312に、配置台22の表面に対して直角な回転軸線361、362を中心とする、互いに逆向きの回転動力を伝達するように構成されている。
ここでは配置台22の表面は多数の孔を備えるスポンジ状のポーラス材から成り、排気孔23はそのポーラス材の孔である。
なお、排気孔23は、配置台22と配置台22上の押圧対象物50との間を、配置台22の表面内で均等な流量で排気できるならば、上述の構成に限定されず、配置台22の表面内に等間隔に配置され、一端の開口が配置台22の表面に露出する複数の細孔から構成されていてもよい。
本発明の第一例の皺取り方法を、上述の第一例の皺取り装置20aを用いて説明する。
図5(a)を参照し、ここでは排気手段24の動作を停止しておき、配置台22上に押圧対象物50であるフィルムを配置する。符号521、522は押圧対象物50の皺を示している。ここで皺521、522の下端は配置台22の表面に接触しているが、不図示の保持手段で押圧対象物50の端部を保持して、皺521、522の下端を配置台22から離間させていてもよい。
第一、第二の吹出管311、312を互いに近接させておく。
第一、第二の吹出孔321、322から吹き出された押圧ガスは、押圧対象物50上の第一、第二の吹出孔321、322に対向する線状の第一、第二の吹き付け位置511、512にそれぞれ吹き付けられ、押圧ガスにより第一、第二の吹き付け位置511、512は配置台22に向かって押圧され、第一の吹き付け位置511と第二の吹き付け位置512との間の部分は配置台22の表面に接触する。
第一、第二の吹き付け位置511、512を次第に離間させた後、真空吸着を継続すると、配置台22上の押圧対象物50に皺が発生することが防止される。
本発明の第二例の皺取り装置の構造を説明する。
図6は第二例の皺取り装置20bの概略平面図、図7は同概略側面図である。
第二例の皺取り装置20bは、第一例の皺取り装置20aの吹出装置30とは異なる構造の吹出装置40を有している。
吹出孔42は、ここでは各吹出管411〜418の側面に長手方向に沿って線状に並んで設けられており、それぞれ配置台22の表面と対向する向きに向けられている。
バルブ46にはここでは電磁バルブが用いられているが、シーケンスバルブ又はチェック弁等が用いられてもよい。
各吹出管411〜418がガス供給部44に接続されると、ガス供給部44から吹出管411〜418の内側に押圧ガスが供給され、供給された押圧ガスは吹出孔42から吹出管411〜418の長手方向にわたって均等な流量で放出される。
本発明の第二例の皺取り方法を、上述の第二例の皺取り装置20bを用いて説明する。
図8(a)を参照し、ここでは排気手段24の動作を停止しておき、配置台22上に押圧対象物50であるフィルムを配置する。符号521、522は押圧対象物50の皺を示している。ここで皺521、522の下端は配置台22の表面に接触しているが、不図示の保持手段で押圧対象物50の端部を保持して、皺521、522の下端を配置台22から離間させていてもよい。
第一、第二の吹き付け位置511、512を次第に離間させた後、真空吸着を継続すると、配置台22上の押圧対象物50に皺が発生することが防止される。
上述の第一例の皺取り装置20aを備える第一例のフィルム搬送処理装置の構造を説明する。
図10は第一例のフィルム搬送処理装置10aの概略側面図、図11は同概略平面図である。
第一例のフィルム搬送処理装置20aの構造のうち、第一例の皺取り装置20aの構造と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
台移動装置27は、ここではラックと、ラックの歯と噛み合うピニオン(歯車)と、ピニオンに回転動力を伝達するモーターとを備えている。
なお、台移動装置27は、配置台22をレール26に沿って移動できるならば上述のラック・アンド・ピニオン機構に限定されず、例えばボールネジやリニアモーターであってもよい。
処理装置55はここでは露光装置であるが、押圧対象物50の表面を処理できるならば露光装置に限定されず、例えばインクジェット装置でもよい。
ここでは、第一のボビン12aと第一のダンサー機構13aと第一、第二の補助ローラ141、142とはレール26の長手方向の一端より外側に配置され、第二のボビン12bと第二のダンサー機構13bと第三、第四の補助ローラ143、144とはレール26の長手方向の他端より外側に配置されている。第一、第二のボビン12a、12bの中心軸線と第一〜第四の補助ローラ141〜144の中心軸線はそれぞれレール26の長手方向に対して直角で配置台22の表面と平行な向きに向けられている。
(準備工程)
長手方向の一端を中心にロール状に巻かれた帯状の押圧対象物50のロールの中心に第一のボビン12aを挿入する。そしてロールの外周から押圧対象物50の端部を引き出し、第一の補助ローラ141に掛け渡した後、第一のダンサー機構13aを通して、第二の補助ローラ142に掛け渡し、次いで配置台22上に掛け渡し、第三の補助ローラ143に掛け渡した後、第二のダンサー機構13bを通して、第四の補助ローラ144に掛け渡し、第二のボビン12bに巻き付ける。
ここでは、第二、第三の補助ローラ142、143の上端の高さは配置台22の表面の高さより高くされ、配置台22の表面と押圧対象物50の裏面との間には隙間が空けられている。
配置台22を移動させ、吹出装置30と対向する位置に静止させる。
上述の第一例の皺取り方法を行って、図5(a)〜(e)を参照し、第一、第二の吹出孔321、322から押圧ガスを吹き出させながら、第一の吹き付け位置511と第二の吹き付け位置512との間が次第に離間するように、第一、第二の吹出管311、312を移動させる。
図10、11を参照し、配置台22上の押圧対象物50を配置台22の表面に真空吸着させた後、真空吸着を維持しながら、配置台22をレール26に沿って移動させると、第二の補助ローラ142と第三の補助ローラ143との間の押圧対象物50は配置台22と一緒にレール26に沿って搬送される。
また、配置台22は押圧対象物50の裏面に接触し、表面には接触しておらず、搬送により押圧対象物50の表面が損傷することはない。
配置台22を処理装置55と対向する位置で静止させる。配置台22上の押圧対象物50は処理装置55と対向する。
処理装置55を動作させて、配置台22上の押圧対象物50の表面を処理する。配置台22上の押圧対象物50からは皺が取り除かれており、表面処理の精度が向上する。
上述の第二例の皺取り装置20bを備える第二例のフィルム搬送処理装置の構造を説明する。
図12は第二例のフィルム搬送処理装置10bの概略側面図、図13は同概略平面図である。
なお、図12の図面上では、吹出装置40の符号412〜418の吹出管は符号411の吹出管の裏側に位置し、図示を省略されている。
第二例のフィルム搬送処理装置10bの使用方法は、第一例のフィルム搬送処理装置10aの使用方法と皺取り工程以外は同じであり、以下では皺取り工程を説明し、他の工程の説明を省略する。
配置台22を移動させ、吹出装置40と対向する位置で静止させる。
上述の第二例の皺取り方法を行って、図8(a)〜(e)を参照し、吹出管411〜418から選択された第一の吹出管414と、第一の吹出管414に近接した第二の吹出管415とをガス供給部44に接続し、それぞれの吹出孔42から押圧ガスを吹き出させた後、第一、第二の吹出管414、415から次第に離間する順序で、各吹出管411〜418をガス供給部44に順次接続して、第一の吹き付け位置511と第二の吹き付け位置512との間を次第に離間させる。
補助排気孔63と補助排気手段64とフレーム移動装置67の構造は、排気孔23と排気手段24と台移動装置27の構造とそれぞれ同じであり、説明を省略する。
次いで、補助排気手段64の動作を継続し、吸着フレーム62と押圧対象物50との間の真空吸着を維持しながら、排気手段24の動作を停止し、配置台22と押圧対象物50との間の真空吸着を解消する。
ただし、押圧対象物50の厚みが薄く、皺が発生しやすい場合には、配置台22の表面に面で真空吸着させながら、配置台22ごと移動させる構成の方が、配置台22上の押圧対象物50に皺が発生することを確実に防止できて好ましい。
11a、11b……フィルム支持部
21……台座
22……配置台
23……排気孔
24……排気手段
26……レール
30、40……吹出装置
311、312……第一、第二の吹出管
321、322……第一、第二の吹出孔
331、332……吹出管移動装置
411〜418……吹出管
42……吹出孔
43……切替部
44……ガス供給部
45……制御装置
50……押圧対象物
511、512……第一、第二の吹き付け位置
521、522……皺
55……処理装置
Claims (16)
- 配置台上に押圧対象物であるフィルムを配置し、
前記押圧対象物に対向して配置された吹出装置から、前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る皺取り方法であって、
前記押圧対象物上の線状の第一の吹き付け位置と、前記第一の吹き付け位置に近接した線状の第二の吹き付け位置とに前記押圧ガスが吹き付けられるように、前記吹出装置の第一、第二の吹出部から前記押圧ガスを吹き出させ、
前記第一の吹き付け位置と前記第二の吹き付け位置との間が次第に離間するように、前記第一、第二の吹出部を移動させる皺取り方法。 - 前記第一、第二の吹き付け位置を次第に離間させる際には、前記第一の吹き付け位置と前記第二の吹き付け位置との間の位置には、前記押圧ガスを吹き付ける請求項1記載の皺取り方法。
- 前記第一、第二の吹き付け位置を次第に離間させる際には、前記第一の吹き付け位置と前記第二の吹き付け位置との間の位置には、前記押圧ガスの吹き付けを停止する請求項1記載の皺取り方法。
- 前記第一、第二の吹き付け位置を次第に離間させた後、前記配置台の表面に設けられた排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気して、前記押圧対象物の前記第一の吹き付け位置と前記第二の吹き付け位置との間の位置を前記配置台に真空吸着させる請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の皺取り方法。
- 前記第一、第二の吹き付け位置に前記押圧ガスを吹き付ける前に、前記配置台の表面に設けられた排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間の排気を開始し、
前記第一、第二の吹き付け位置に前記押圧ガスを吹き付ける際には、前記押圧対象物の前記第一、第二の吹き付け位置を前記配置台に真空吸着させる請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の皺取り方法。 - 押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、
前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、
を有する皺取り装置であって、
前記吹出装置は、
前記配置台に対向して配置された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接して配置された第二の吹出管と、
前記第一、第二の吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた第一、第二の吹出孔と、
前記第一、第二の吹出管に押圧ガスを供給するガス供給部と、
前記第一の吹出管と前記第二の吹出管との間が次第に離間するように、前記第一、第二の吹出管を移動させる吹出管移動装置と、
を有する皺取り装置。 - 押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、
前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、
を有する皺取り装置であって、
前記吹出装置は、
前記配置台に対向して一列に並んで配置された複数の吹出管と、
各前記吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた吹出孔と、
各前記吹出管に前記押圧ガスを供給するガス供給部と、
各前記吹出管と前記ガス供給部との間の接続を切り替える切替部と、
前記切替部に制御信号を送信して、前記吹出管から選択された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接した第二の吹出管とを前記ガス供給部に接続し、前記第一、第二の吹出管から次第に離間する順序で、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する制御装置と、
を有する皺取り装置。 - 前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を維持する請求項7記載の皺取り装置。
- 前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を切断する請求項7記載の皺取り装置。
- 前記配置台の表面に設けられた排気孔と、
前記排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気する排気手段と、
を有する請求項6乃至請求項9のいずれか1項記載の皺取り装置。 - 台座と、
前記台座上に固定されたレールと、
前記レール上に配置され、押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、
前記配置台の表面に設けられた排気孔と、
前記排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気する排気手段と、
前記配置台を前記レールに沿って移動させる台移動装置と、
前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、
前記吹出装置に対して前記レールの長手方向に離間して配置され、前記配置台上に配置された前記押圧対象物の表面を処理する処理装置と、
を有し、
前記吹出装置は、
前記配置台に対向して配置された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接して配置された第二の吹出管と、
前記第一、第二の吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた第一、第二の吹出孔と、
前記第一、第二の吹出管に押圧ガスを供給するガス供給部と、
前記第一の吹出管と前記第二の吹出管との間が次第に離間するように、前記第一、第二の吹出管を移動させる吹出管移動装置と、
を有するフィルム搬送処理装置。 - 帯状の前記押圧対象物を、その長手方向が前記レールの長手方向と平行に向く向きで、前記配置台上に掛け渡して支持するフィルム支持部を有し、
前記第一、第二の吹出管の長手方向は前記レールの長手方向と平行に向けられており、
前記吹出管移動装置は前記第一、第二の吹出管を前記レールの長手方向に対して直角な方向に移動させる請求項11記載のフィルム搬送処理装置。 - 台座と、
前記台座上に固定されたレールと、
前記レール上に配置され、押圧対象物であるフィルムが配置される配置台と、
前記配置台の表面に設けられた排気孔と、
前記排気孔から前記配置台と前記押圧対象物との間を排気する排気手段と、
前記配置台を前記レールに沿って移動させる台移動装置と、
前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面に押圧ガスを吹き付けて、前記押圧対象物を前記配置台に押圧して前記押圧対象物の皺を取る吹出装置と、
前記吹出装置に対して前記レールの長手方向に離間して配置され、前記配置台に対向して配置された前記押圧対象物の表面を処理する処理装置と、
を有し、
前記吹出装置は、
前記配置台に対向して一列に並んで配置された複数の吹出管と、
各前記吹出管の前記配置台に向けられた側面に、長手方向に沿って並んで設けられた吹出孔と、
各前記吹出管に前記押圧ガスを供給するガス供給部と、
各前記吹出管と前記ガス供給部との間の接続を切り替える切替部と、
前記切替部に制御信号を送信して、前記吹出管から選択された第一の吹出管と、前記第一の吹出管に近接した第二の吹出管とを前記ガス供給部に接続し、前記第一、第二の吹出管から次第に離間する順序で、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する制御装置と、
を有するフィルム搬送処理装置。 - 帯状の前記押圧対象物を、その長手方向が前記レールの長手方向と平行に向く向きで、前記配置台上に掛け渡して支持するフィルム支持部を有し、
各前記吹出管は長手方向を前記レールの長手方向と平行に向けられて、前記レールの長手方向に対して直角な方向に並んで配置された請求項13記載のフィルム搬送処理装置。 - 前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を維持する請求項12又は請求項13のいずれか1項記載のフィルム搬送処理装置。
- 前記制御装置は、各前記吹出管を前記ガス供給部に順次接続する際には、既に前記ガス供給部に接続された前記吹出管の接続を切断する請求項12又は請求項13のいずれか1項記載のフィルム搬送処理装置。
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