JP5849436B2 - アートブロック - Google Patents
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Description
このような、従来のアートブロックでは、盲穴の開口位置の決定や作成には感性を、カラーブラシ体の色交換時のU字釘抜き取りには作業経験等を必要とし、初心者には作成が難しいものであった。
しかし、この構成では着色ブロックが単色であり、小さな台板とすると直線的な図柄しか表現できず、異色の混在する曲線的図柄とする時は台板を広くせざるを得ず、複雑な図柄を小さな台板で表現するのが難しいものであった。
まず、請求項1に記載の発明は、台板(1)に縦横複数個の植毛穴(2)・(2)
・・・を開口し、該植毛穴(2)にカラーブラシ(3)を取付けて着色板(4)とす
るアートブロックに於いて、台板(1)を樹脂材とし、台板(1)の天井板(16)
から円筒状に突出する円筒壁(12)内周を植毛穴(2)とし、該植毛穴(2)の円
筒壁(12)底部の底壁(10)に左右の係止孔(2a)・(2b)を貫通して設け
ると共に、別部材の松葉様に先端二股状の係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)間
上方にカラーブラシ(3)を位置させて、左右脚(6)・(7)を植毛穴(2)の底
壁(10)に貫通して設けた左右の係止孔(2a)・(2b)に挿入係止したことを
特徴とするアートブロックである。
・(2)・・・を縦横列状に略等ピッチで並べる場合、偶数列の植毛穴(2)位置を
奇数列穴に対し半ピッチずらして台板(1)の端縁を、一方は、円筒壁(12)の半
円部まで延出する直線的端縁の上辺(16a)や右辺(16d)とし、他方は、隣の
仮想円筒壁(12)の半円部まで延出する凹凸端縁の下辺(16b)や左辺(16c
)とし、台板群(1A)とする際に、直線的端縁と凹凸端縁とを合致させ両者の隣り
合う円筒壁(12)・(12)廻りに連結固定環(9)を差し込むことで両者を連結
したことを特徴とする請求項1記載のアートブロックであって、この構成としたこと
により、一枚の台板(1)に数多くの植毛穴(2)・(2)・・・を密に設けること
ができ、一枚の台板(1)内での色合いを、簡単に複数色に組み合わせ変化させるこ
とができると共に、一枚の台板(1)を台板群(1A)とする際に、それぞれの台板
(1)・(1)端縁の直線的端縁と凹凸端縁とを合致させることで、両者の左右や上
下のずれが生じ難く、また、両者間の隣り合う円筒壁(12)・(12)廻りに連結
固定環(9)を差し込むだけで、台板群(1A)を簡単に造ることができる。
の上部空間(k)下方内部に、カラーブラシ(3)の落下を規制する規制爪(8)を
、左右脚(6)・(7)の上下方向中間部外側に係止爪(15)・(15)を、それ
ぞれ設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアートブロックであって
、この構成としたことによりU字状の、係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)間上
方部に位置させるカラーブラシ(3)が、特別に押さえていなくても規制爪(8)に
より下方に落下せず、係止ピン(5)の縦横方向移動が容易で、植毛穴(2)の底壁
(10)に貫通して設けた左右の係止孔(2a)・(2b)に左右脚(6)・(7)
を挿入し、それぞれの係止爪(15)・(15)を円筒壁(12)底部の底壁(10
)の外部に押し出すとカラーブラシ(3)を円筒壁(12)内周の植毛穴(2)に固
定することが楽に行なえる。
を開口し、該植毛穴(2)にカラーブラシ(3)を取付けて着色板(4)とするアー
トブロックに於いて、台板(1)を樹脂材とし、台板(1)の天井板(16)から円
筒状に突出する円筒壁(12)内周を植毛穴(2)とし、該植毛穴(2)の円筒壁(
12)底部の底壁(10)に左右の係止孔(2a)・(2b)を貫通して設けると共
に、別部材の松葉様に先端二股状の係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)間上方に
カラーブラシ(3)を位置させて、左右脚(6)・(7)を植毛穴(2)の底壁(1
0)に貫通して設けた左右の係止孔(2a)・(2b)に挿入係止したことを特徴と
するアートブロックである。
この構成としたことにより、最初から開口している縦横複数個の植毛穴(2)・(
2)のうち、適当と考えられる植毛穴(2)にカラーブラシ(3)を挟持した係止ピ
ン(5)の左右脚(6)・(7)を挿入し、植毛穴(2)の円筒壁(12)底部の底
壁(10)に設けた左右の係止孔(2a)・(2b)を貫通し外方に突出することを
繰り返すだけで、夫々色合いの異なった着色板(4)を、初心者でも簡単に得ること
ができる。
)・・・を縦横列状に略等ピッチで並べる場合、偶数列の植毛穴(2)位置を奇数列
穴に対し半ピッチずらして台板(1)の端縁を、一方は、円筒壁(12)の半円部ま
で延出する直線的端縁の上辺(16a)や右辺(16d)とし、他方は、隣の仮想円
筒壁(12)の半円部まで延出する凹凸端縁の下辺(16b)や左辺(16c)とし
、台板群(1A)とする際に、直線的端縁と凹凸端縁とを合致させ両者の隣り合う円
筒壁(12)・(12)廻りに連結固定環(9)を差し込むことで両者を連結したこ
とを特徴とする請求項1記載のアートブロックであって、この構成としたことにより
、一枚の台板(1)に数多くの植毛穴(2)・(2)・・・を密に設けることができ
、一枚の台板(1)内での色合いを、簡単に複数色に組み合わせ変化させることがで
きると共に、一枚の台板(1)を台板群(1A)とする際に、それぞれの台板(1)
・(1)端縁の直線的端縁と凹凸端縁とを合致させることで、両者の左右や上下のず
れが生じ難く、また、両者間の隣り合う円筒壁(12)・(12)廻りに連結固定環
(9)を差し込むだけで、台板群(1A)を簡単に造ることができる。
間(k)下方内部に、カラーブラシ(3)の落下を規制する規制爪(8)を、左右脚
(6)・(7)の上下方向中間部外側に係止爪(15)・(15)を、それぞれ設け
たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアートブロックであって、この構
成としたことによりU字状の、係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)間の上部空間
(k)に位置させるカラーブラシ(3)が、特別に押さえていなくても規制爪(8)
により下方に落下せず、係止ピン(5)を縦横方向に移動することが容易となり、さ
らに植毛穴(2)の底壁(10)に貫通して設けた左右の係止孔(2a)・(2b)
に左右脚(6)・(7)を挿入し、それぞれの係止爪(15)・(15)を円筒壁(
12)底部の底壁(10)の外部に押し出すとカラーブラシ(3)を円筒壁(12)
内周の植毛穴(2)に固定することが楽に行なえる。
この発明において、台板(1)は合成樹脂等の軟質材であるプラスチック系素材を、射出成型して作っている。
また、植毛穴(2)の底壁(10)には、左右の小孔である係止孔(2a)・(2b)が貫通して設けられ、この孔に後述する係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)を挿入している。
また、植毛穴(2)は図示のように、縦横列状に略等ピッチで並べる場合、偶数列の植毛穴(2)位置を、奇数列穴に対し左右方向と上下方向に半ピッチずらしており、天井板(1a)の狭い面積に対し多くの植毛穴(2)を設けている。
左の凹凸端縁部は、隣の台板の右側略直線的端縁に合致する。下の凹凸端縁部は、下隣の台板の上側略直線的端縁に合致する。
図4正面図は、二股に分岐した左右脚(6)・(7)を下半部に有し、上端部に円柱状の保持体(13)を設けた樹脂材から成る係止ピン(5)であって、左右脚(6)・(7)間内の上端空間(k)部にポリエステルやナイロン等の細径樹脂材から成るブラシ線材400本程度(太さにより変動あり。)を位置させる。
群としている。
そして、上端空間(k)の下部に、左右脚(6)・(7)内面から斜め上方に突出する規制爪(8)・(8)を設けている。
また、係止ピン(5)上部円柱状の保持体(13)外周には、筋状の凸部(13a)が複数本(図例は2本。)設けられ、後述する工具使用取付け時の安定化を図っている。
連結固定環(9)の取り付け位置は制限されず、図で斜め方向に隣接する円筒壁(12)・(12)間なら何れの位置でも取り付き、隣り合う台板(1)・(1)の接続具として大きな台板群(1A)を構成したり、台板(1)自身の背面支脚として利用することもできる。
連結固定環(9)の高さは、図7で示すように植毛穴(2)外周の円筒壁(12)長さの略2倍程度あり、植毛穴(2)の底壁(10)の係止孔(2a)・(2b)から下方に貫通して突出する係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)が下面に当らない高さを保持している。
取付工具(14)は、図12で示すように下方先端部に筒状の先端パイプ(14a)を備え、上端部に木製の押圧握り(14b)と中間支持体(14c)から成っている。
この先端パイプ(14a)内周部に、先ず係止ピン(5)の上部円柱状の保持体(13)を挿入する。
この状態でカラーブラシ(3)群の内必要な色群を、係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)間から脚上方の上部空間(k)へと、規制爪(8)・(8)を押し開けて上方移動する。
左右脚(6)・(7)の上下方向中間部外側には、夫々係止爪(15)・(15)を設けており、図12で示す位置まで係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)が底壁(10)の係止孔(2a)・(2b)から下方に貫通して突出すると、係止爪(15)・(15)により係止ピン(5)は固定される。
1個の台板(1)の50個の植毛穴(2)・(2)・・・・に、同色のカラーブラシ(3)群を取り付けると1色の着色板(4)と成り、色違いの植毛穴(2)とすると夫々模様の異なる着色板(4)を得ることができる。
2 植毛穴 2a 左係止孔
2b 右係止孔 3 カラーブラシ
4 着色板 5 係止ピン
6 左脚 7 右脚
8 規制爪 9 連結固定環
9a 大突起 9b 小突起
10 底壁 11 リブ
12 円筒壁 13 保持体
13a 凸部 14 取付工具
14a 先端パイプ 14b 押圧握り
14c 中間支 15 係止爪
16 天井板 16a 上辺
16b 下辺 16c 左辺
16d 右辺 k 上部空間
Claims (3)
- 台板(1)に縦横複数個の植毛穴(2)・(2)・・・を開
口し、該植毛穴(2)にカラーブラシ(3)を取付けて着色板(4)とするアートブ
ロックに於いて、台板(1)を樹脂材とし、台板(1)の天井板(16)から円筒状
に突出する円筒壁(12)内周を植毛穴(2)とし、該植毛穴(2)の円筒壁(12
)底部の底壁(10)に左右の係止孔(2a)・(2b)を貫通して設けると共に、
別部材の松葉様に先端二股状の係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)間上方にカラ
ーブラシ(3)を位置させて、左右脚(6)・(7)を植毛穴(2)の底壁(10)
に貫通して設けた左右の係止孔(2a)・(2b)に挿入係止したことを特徴とする
アートブロック。 - 台板(1)に縦横複数個開口する植毛穴(2)・(2)・・
・を縦横列状に略等ピッチで並べる場合、偶数列の植毛穴(2)位置を奇数列穴に対
し半ピッチずらして台板(1)の端縁を、一方は、円筒壁(12)の半円部まで延出
する直線的端縁の上辺(16a)や右辺(16d)とし、他方は、隣の仮想円筒壁(
12)の半円部まで延出する凹凸端縁の下辺(16b)や左辺(16c)とし、台板
群(1A)とする際に、直線的端縁と凹凸端縁とを合致させ両者の隣り合う円筒壁(
12)・(12)廻りに連結固定環(9)を差し込むことで両者を連結したことを特
徴とする請求項1記載のアートブロック。 - 係止ピン(5)の左右脚(6)・(7)間上部の上部空間(
k)下方内部に、カラーブラシ(3)の落下を規制する規制爪(8)を、左右脚(6
)・(7)の上下方向中間部外側に係止爪(15)・(15)を、それぞれ設けたこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のアートブロック。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011115378A JP5849436B2 (ja) | 2011-05-24 | 2011-05-24 | アートブロック |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011115378A JP5849436B2 (ja) | 2011-05-24 | 2011-05-24 | アートブロック |
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---|---|
JP2012240386A JP2012240386A (ja) | 2012-12-10 |
JP5849436B2 true JP5849436B2 (ja) | 2016-01-27 |
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ID=47462578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011115378A Expired - Fee Related JP5849436B2 (ja) | 2011-05-24 | 2011-05-24 | アートブロック |
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JP5252970B2 (ja) * | 2008-04-02 | 2013-07-31 | 株式会社 菊星 | ブラシ |
-
2011
- 2011-05-24 JP JP2011115378A patent/JP5849436B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012240386A (ja) | 2012-12-10 |
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