JPS6321436Y2 - - Google Patents

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JPS6321436Y2
JPS6321436Y2 JP1984200145U JP20014584U JPS6321436Y2 JP S6321436 Y2 JPS6321436 Y2 JP S6321436Y2 JP 1984200145 U JP1984200145 U JP 1984200145U JP 20014584 U JP20014584 U JP 20014584U JP S6321436 Y2 JPS6321436 Y2 JP S6321436Y2
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decorative body
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fitting
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、台所、風呂場等の床面、壁面などに
用いられる装飾体に関する。
〔従来の技術〕
本考案者らは、装飾体の本体と装飾体の本体下
面に突設され、嵌挿用ベースの嵌合孔に嵌着する
少なくとも1つの嵌子とからなる装飾体であつ
て、前記嵌子が嵌挿用ベースの前記嵌合孔との係
止部を有し、かつ嵌挿用ベースの厚さ以下の寸法
を有する装飾体について、先に出願した(実願昭
59−95418号公報)。
〔解決しようとする問題点〕
しかしながら、装飾体の本体下面は面一で、し
かも嵌挿用ベースの表面と対接しており、装飾体
の弾力性は、装飾体、嵌挿用ベースの材質に依存
しているため、クツシヨン性が十分でなかつた。
また、装飾体は、平板状に一体に形成されてい
るため、数多くの装飾体を用いた障壁や額縁など
にあつては、重量が大きくなり、倒れたり、落下
したりするおそれがあり、安全性に欠けるだけで
なく、また高価となる欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、装飾体の本体と嵌子とからなる装飾
体において、前記嵌子は、装飾体取着用ベースの
嵌合孔に有する係止部と係合する係止部を有し、
かつ装飾体取着用ベースの厚さよりも小なる寸法
を有するものであり、また装飾体の本体下面は前
記取着用ベース表面と対接する周縁部を残して少
なくとも前記嵌子の周囲部に凹所が形成されてお
り、上記の構成を採用することにより、前記問題
点を解決するものである。
〔作用〕
本考案における装飾体の本体は、その下面にお
いて装飾体取着用ベースの表面と対接する周縁部
を残して凹所が形成されているため、装飾体を装
飾体取着用ベースに取着した状態では、周縁部が
取着用ベース表面に密着するとともに、その内方
において装飾体の本体下面と前記ベースとの対接
部に前記凹所による空間部が形成され、しかも前
記凹所では装飾体の本体が肉薄であり、装飾体
は、荷重により窪み、荷重を解くと復元する弾力
性を有する。
そのため、嵌子に有する係止部と嵌合孔に有す
る係止部とが、特に装飾体が取着用ベース表面に
強く密着した状態において係合する位置関係に形
成されていても、前記本体の具有弾性を利用して
押圧することにより容易に係合させることがで
き、しかもこの係合によつて装飾体の本体下面の
周縁部をベース表面に対し弾力的に強く密着した
状態に確実に保持できることになる。そして前記
嵌子の長さは、装飾体取着用ベースの厚さよりも
小であるため、装飾体に荷重がかかつても嵌子の
先端部が、前記ベースの裏面から突出することが
ない。
特に、凹所が少なくとも嵌子の周囲部に形成さ
れているため、嵌子は、前記ベースの厚さより小
であるにも拘らず、実質的に寸法が長くなり、弾
力性が大となる。従つて、嵌子が突出した係止部
を有していても、嵌子は、ベースの嵌合孔の周壁
に沿つてスムースに圧入され、正確に係合する。
また、弾力性が大となつた嵌子は、嵌合孔との係
止部を有しているため、装飾体に荷重がかかつて
も、前記ベースから装飾体が脱落することがない
反面、装飾体を着脱自在とすることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図中、符号2は、装飾体であり、この装飾
体2は、平面が方形状の装飾体の本体4と、この
本体4下面に突設された2つの嵌子6,6とから
なり、ABS樹脂により一体成形されている。
なお、装飾体の本体は、平面が三角形、長方
形、六角形などの多角形、円形状、扇形状などで
あつてもよく、敷設したとき、装飾体の本体の周
縁が、緊密に隣接し、装飾体の本体相互間に空隙
が生じないものが好ましい。また、前記本体の表
面は、凹凸状、起毛状のものであつてもよく、ま
た、梨地模様等を施したり、着色したものであつ
てもよい。
また、嵌子は少なくとも1つ有すればよい。
更には、前記装飾体はABS樹脂に限らず、各
種硬質樹脂、軟質材料が用い得る。硬質材料とし
ては、アクリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、硬
質塩化ビニル樹脂など各種のもの、軟質樹脂とし
てはポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、軟質塩化ビ
ニル樹脂など各種の樹脂が挙げられる。なお、後
者の軟質樹脂によるときは、弾力性が大である。
前記嵌子6,6は、後述する装飾体取着用ベー
ス20の2つの嵌合孔22,22に嵌着されるも
のである。
このような装飾体2の前記嵌子6,6の縦方向
寸法は、前記嵌子6,6の先端が、前記ベース2
0の裏面から突出しないようにするため、前記ベ
ース20の厚さ以下の長さである。また、前記嵌
子6,6は、前記ベース20の嵌合孔22,22
への取着を容易にするため、前記本体4下面に突
設した円柱を縦方向に4分割した4つの嵌子片7
から構成されている。
なお、嵌子は円柱状、角柱状、条片状など分割
されていなくともよく、また、分割されたものに
あつては2分割、3分割など分割数は任意であ
る。
前記嵌子片7の先端部には、それぞれ前記ベー
ス20の嵌合孔22の内周に有する係止部と係合
する係止部8が設けられている。この係止部8
は、嵌子片7の先端部を横方向外方へ突出して形
成されている。
なお、係止部は、前記嵌子の基部を除き、嵌子
の適所に適数設けることができ、また係止部は膨
出状の他、凹部等として形成されていてもよい。
前記装飾体の本体4下面には、装飾体2の弾力
性、クツシヨン性を良くし、また嵌子6の弾力性
を大とするために、嵌子6の基部及び周縁部12
を除いて凹所10が形成されている。
この凹所は、装飾体の本体下面の適所に適数形
成してもよく、例えば第2図に示すように、嵌子
の基部の周囲に少なくとも形成されればよい。ま
た凹所の大きさ、深さは装飾体の本体の大きさや
要求されるクツシヨン性の程度などに応じて任意
に選択できる。なお、この場合、前記本体の周縁
部は下方に突出しており、装飾体への荷重に対し
て支持部として機能する。
前記本体4の周縁部12にはドライバー等によ
り、装飾体2の取外しを容易にするため、切欠部
14が設けられている。
この切欠部14は、必ずしも必要でないが設け
るとしても、装飾体の本体4の前記周縁部12の
適所に少なくとも1つ設ければよい。前記切欠部
の数、大きさに応じて装飾体の弾力性を大きくす
ることができる。
上記の装飾体2は以下に述べる装飾体取着用ベ
ース20と組合せて使用される。
第3図において符号20は、ハイインパクトポ
リスチレン樹脂(HIST)製の平板状装飾体取着
用ベースであり、このベース20には、前記装飾
体2の嵌子6,6に適合した大きさ、形状の嵌合
孔22,22が規則的に配設されている。
なお、前記ベースの素材は、装飾体と同じく他
の硬質樹脂あるいは軟質樹脂であつてもよく、前
記ベース、装飾体の少なくとも一方が軟質樹脂で
あれば弾力性、クツシヨン性が大きいため好まし
い。また、双方が軟質樹脂であるときは軟質樹脂
に基づく弾力性により嵌子の嵌着の程度が大であ
る。
前記嵌合孔は、装飾体の大きさ、形状や嵌子に
数に応じて適数設けることができ、必ずしも規則
的に配設される必要はない。
前記嵌合孔22は、第4図に示すように嵌子6
の外径に適合した径を有しており、前記ベース2
0の表裏面に近い側で拡径して段部23が形成さ
れ、この段部23は、前記嵌子片7の係止部8と
着脱自在に係合する。
なお、嵌合孔は、嵌子の係止部に対応した箇所
で、前記段部等、嵌子の係止部と係合する構造の
ものであればよい。この場合、装飾体への荷重に
伴ない嵌子が嵌合孔内を自由に移動し、嵌子に過
度の負荷がかからないようにするために、前記嵌
合孔の拡径部を長くしたものが好ましい。
このような嵌合孔22を有するベース20にあ
つては、前記ベース20の表裏両面から装飾体2
を取着でき、コースターとして好適である。なお
この場合、嵌合孔22の縦方向中央部の壁面に嵌
子の係子部と係合する凹部等を設けたものの他前
記ベースの表裏いずれか一方から装飾体を取着で
きるよう表裏いずれか一方に近い側のみ突出させ
てもよい。
また、前記ベース20には、取着された装飾体
2の取外しを容易にするため溝や装飾体の本体の
周縁部に対応した箇所に凹部を設けてもよい。こ
の場合、溝と凹部はいずれか一方を設ければよ
い。
また、被装飾体の大きさ等に応じて前記ベース
20を適宜使用できるようにするため、前記ベー
ス20には所定間隔ごとに切離できる溝やミシン
目などの切離部24が設けられている。この切離
部を設けることにより、前記ベースを有効に利用
でき、またベースを軟質樹脂で作つたものにあつ
ては、曲面等にも前記ベースを取り付けることが
できる。
上記の装飾体2、ベース20は次のようにして
使用される。
先ず、貼着、止め具等の適宜手段により、前記
ベース20を台所の床面等被装飾箇所に固定す
る。次いで、装飾体2の嵌子6を前記ベース20
の嵌合孔22に圧入して取着する。この場合、1
つの嵌子を有する装飾体と複数の嵌子を有する装
飾体とを組合わせて使用したり、大小さまざまな
装飾体を組合わせて使用してもよい。また、1つ
の嵌合孔に2つの嵌子を圧入してもよい。
一方、季節等に応じて模様替えをするときは、
装飾体の本体4の周縁部12に設けた切欠部14
やベース20の溝、凹部を利用してドライバー等
により装飾体2を容易に取外すことができる。
〔考案の効果〕
本考案は、上記の構成を採用したことにより以
下の効果を奏する。
装飾体の本体下面は装飾体取着用ベースの表面
と対接する周縁部を残して少なくとも嵌子の周囲
部には、凹所が形成され、周縁部が取着用ベース
表面に密着するとともに、その内方において装飾
体の本体下面とベース表面との間には空間部が形
成されるため、装飾体取着用ベースに取着された
装飾体は、弾力性を有し、クツシヨン性が良い。
したがつて、嵌子に有する係止部と嵌合孔に有す
る係止部とが、特に装飾体が取着用ベース表面に
強く密着した状態において係合する位置関係にあ
つても、前記本体の具有弾性を利用して押圧する
ことにより容易に係合させることができ、その取
着操作が行ない易く、しかも前記の係合によつて
装飾体の本体下面の周縁部がベース表面に対し弾
力的に強く密着した状態に確実に保持でき、以て
装飾体を浮きや隙間を生じさせるこことなく、良
好な装着状態を得ることができる。また、装飾体
を取着しても軽く被装飾物が倒れたり、落下する
ことがないため、安全性が良いだけでなく、装飾
体は少量の素材で作ることができるため安価であ
る。
また、嵌子は、装飾体取着用ベースの厚さ以下
の寸法を有し、装飾体に荷重がかかつた場合でさ
えも前記ベースの裏面から嵌子の先端部が突出す
ることがなく、しかも嵌子は凹所を形成したこと
により、弾力性が大となるため、装飾体を取着し
易いだけでなく、嵌子に過度の負荷がかかること
がなく、長期間にわたり装飾効果を維持できる。
更には嵌子は前記ベースの嵌合孔との係止部を
有し、装飾体が前記ベースから脱落することがな
いため、長期間にわたり装飾効果を維持すること
ができ、また着脱自在に装飾体が取着されている
ため季節等に応じて模様替えを容易に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、装飾体を下方からみた斜視図、第2
図は、他の実施例の装飾体を下方からみた斜視
図、第3図は装飾体取着用ベースの斜視図、第4
図は装飾体取着用ベースから切離されたベース片
の一部欠載斜視図、第5図は装飾体取着用ベース
に装飾体を取着した状態を示す断面図である。 2……装飾体、4……本体、6……嵌子、7…
…嵌子片、8……係止部、10……凹所、12…
…周縁部、14……切欠部、20……ベース、2
2……嵌合孔、23……段部、24……切離部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装飾体の本体と、装飾体の本体下面に突設さ
    れ、装飾体取着用ベースの嵌合孔に嵌着する少な
    くとも1つの嵌子とからなる装飾体であつて、前
    記嵌子は前記装飾体取着用ベースの厚さより小な
    る寸法で、しかも前記装飾体取着用ベースの嵌合
    孔に有する係止部と係合する係止部を有し、また
    前記装飾体の本体下面は前記取着用ベース表面と
    対接する周縁部を残して少なくとも前記嵌子の周
    囲部に凹所が形成されてなることを特徴とする装
    飾体。
JP1984200145U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPS6321436Y2 (ja)

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JPS5326785U (ja) * 1976-08-13 1978-03-07

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