JP5848946B2 - 入出力システム、入出力システムの制御方法、制御プログラム、および記録媒体 - Google Patents

入出力システム、入出力システムの制御方法、制御プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、入力された情報を外部の被制御装置に送出する入力装置等に関するものである。
タッチパネルを備えた表示画面を有する電子機器が広く普及するなか、ユーザが当該電子機器に手書き入力を行う機会が増えている。例えば、いわゆるスマートフォンをはじめとする情報端末や一部の家庭用ゲーム機においては、ユーザが指やスタイラスなどの指示具(以下、単に「指示具」と称する)で手書き操作を行うことにより、文字や図形などを入力する形態が一般的である。また、近年では、主に教育目的で使用可能な電子黒板が教育機関等に導入されつつある。
図14に基づいて、ユーザが手書き操作で情報を入力可能な電子機器の例として、電子黒板について説明する。図14は、一般的な電子黒板の使用例を表した模式図である。このように、発表者が資料を表示させてプレゼンテーションを行う場合などに、電子黒板は使用される。こうした電子黒板では、発表者はプレゼンテーションの最中に電子黒板に手書き操作を行うことにより、表示させた資料に対して文字等を書き加えることができる。
ここで、従来の電子黒板には、入力領域に対して指示具で手書きした軌跡がそのまま表示領域に表示されることにより、ユーザは直感的な手書き感覚を得ることができるという利点がある一方で、次のような問題がある。すなわち、例えば小さい文字等を書き加えたい場合に、ユーザは太すぎる筆記具で細かい文字等を書き込むような不便を感じることがある。反対に、大きな文字等を書き加えたい場合に、電子黒板のように物理的な入力領域が大きいほど手間がかかる。
この問題を解決するために、例えば下記の特許文献1には、すでに表示された手書き情報を縮小し、新たな手書き情報が入力可能な領域を確保できる手書き入力装置が記載されている。また、下記の特許文献2には、表示画面上の手書き表示範囲に情報を直接手書きするのではなく、手書き表示範囲より拡大された枠内に情報を手書きできる手書き入力装置が記載されている。さらに、下記の特許文献3には、手書き文字の入力時に、その入力領域の大きさをユーザが所望する大きさに設定変更できる手書き文字入力領域設定装置が記載されている。
特開2009−116476号公報(平成21年5月28日公開) 特開平9−124164号公報(平成6年5月6日公開) 特開平5−143770号公報(平成5年6月11日公開)
上記の特許文献に記載された従来技術は、いずれも入力領域と表示領域とを異ならせることにより、上記の問題を解決しようとするものである。すなわち、入力領域に対して指示具で手書きした軌跡をそのまま表示領域に表示するのではなく、当該手書きした軌跡に所定の変更を加えて、表示領域に表示するアプローチを採用している。
しかし、上記特許文献に記載された従来技術は、いずれも煩雑な操作を必要とする。すなわち、入力された文字等に所定の処理を加えて表示させるまでに、ユーザは数ステップを要する複雑な操作(アイコンモード切り替え、縮小率の設定、拡大操作など)を行う必要がある。また、必要となる操作は、所定のメニューを選択するなど「手書き操作」という利点を生かした直感的な操作ではない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な手書き操作で外部の被制御装置にコマンドを送出するよう指示することを可能にすることにより、ユーザの利便性を向上させることができる入力装置、入力装置の制御方法、被制御装置、電子黒板システム、制御プログラム、および記録媒体を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の入力装置は、
(1)ユーザによる手書き操作の軌跡を取得できる入力面を備え、前記軌跡に基づいて情報を入力可能であり、入力された当該情報を外部の被制御装置に送出する入力装置であって、
(2)コマンドと所定のパターンとが対応付けられて予め格納された記憶装置を参照し、前記軌跡と前記パターンとが一致するか否かを判定する照合手段と、
(3)前記照合手段によって前記軌跡と前記パターンとが一致しないと判定された場合は前記軌跡を送出し、一致すると判定された場合は一致した当該パターンに対応付けられた前記コマンドを送出する送出手段とを備えたことを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の入力装置の制御方法は、
(1)ユーザによる手書き操作の軌跡を取得できる入力面を備え、前記軌跡に基づいて情報を入力可能であり、入力された当該情報を外部の被制御装置に送出する入力装置の制御方法であって、
(2)コマンドと所定のパターンとが対応付けられて予め格納された記憶装置を参照し、前記軌跡と前記パターンとが一致するか否かを判定する照合ステップと、
(3)前記照合ステップにおいて前記軌跡と前記パターンとが一致しないと判定された場合は前記手書き操作の軌跡を送出し、一致すると判定された場合は一致した当該パターンに対応付けられた前記コマンドを送出する送出ステップとを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の入力装置および当該入力装置の制御方法は、ユーザによる手書き操作で入力された軌跡と、予め与えられたパターンとが一致するか否かを判定できる。そして、一致すると判定する場合は、当該パターンと対応付けられた所定のコマンドを被制御装置に送出し、一致しないと判定する場合は、当該軌跡を手書き情報として被制御装置に送出する。
すなわち、前述したように、従来は所定の処理(例えば、入力された文字等に所定の変更を加えて表示させる等)を被制御装置に行わせるために、ユーザは数ステップを要する複雑な操作が必要であった。これに対して、本発明の入力装置等によれば、ユーザが手書き操作で文字入力を行っている途中であっても、被制御装置に所定の処理を行わせるコマンドを、ユーザは簡単な手書き操作で入力できる。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
また、本発明の入力装置は、
(1)前記照合手段によって前記軌跡と前記パターンとが一致すると判定された場合、前記軌跡の特徴量を抽出する抽出手段をさらに備え、
(2)前記送出手段は、前記抽出手段によって抽出された特徴量をさらに前記被制御装置に送出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の入力装置は、ユーザによる手書き操作で入力された軌跡の特徴量を抽出し、上記コマンドとともに被制御装置に送出する。すなわち、ユーザは、軌跡の特徴量として上記コマンドにパラメータを付与し、被制御装置に送出できる。
ここで、被制御装置が手書き情報に所定の変更を加える上記の例を考える。上記の特許文献に記載された従来技術は、いずれも入力した文字等をユーザが所望の形態で表示させることを可能にするものではない。これに対して、本発明の入力装置は、手書き文字等を表示させる位置、サイズ、回転角度などを、簡単な手書き操作によって指示できる。
これにより、本発明の入力装置は、例えばユーザが自身で入力した手書き情報を所望する形態で表示させることができるなど、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明の入力装置では、
(1)前記照合手段は、ユーザが前記手書き操作を開始した前記入力面における開始位置とユーザが前記手書き操作を終了した前記入力面における終了位置とが略同一であって、前記開始位置から前記開始位置とは異なる折り返し位置を経由して前記終了位置までを略直線で往復する操作により描かれる軌跡が入力された場合、前記パターンと一致すると判定することを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザが本発明の入力装置にコマンドを送出させるためには、入力面上で往復操作を行うだけでよい。したがって、ユーザは、直感的で簡単な操作により被制御装置にコマンドを送出できる。
また、本発明の入力装置では、
(1)前記抽出手段は、前記開始位置、前記終了位置、または前記折り返し位置のうち少なくとも1つを前記特徴量の1つとして抽出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の入力装置は、往復操作の開始位置、終了位置、または折り返し位置のうち少なくとも1つを特徴量の1つとして抽出し、これをコマンドとともに被制御装置へ送出する。したがって、被制御装置は、例えばユーザから入力された往復操作の開始位置等に入力情報を表示させることができる。
また、本発明の入力装置では、
(1)前記抽出手段は、前記開始位置または前記終了位置から、前記折り返し位置までの距離を特徴量の1つとして抽出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の入力装置は、往復操作の開始位置または終了位置から、折り返し位置までの距離を特徴量の1つとして抽出し、これをコマンドとともに被制御装置へ送出する。したがって、被制御装置は、例えばユーザから入力された往復操作の往復距離に応じて入力情報を拡縮して表示させることができる。
また、本発明の入力装置では、
(1)前記抽出手段は、前記入力面に設定された所定の基準線に対して、前記開始位置または前記終了位置と、前記折り返し位置とを結ぶ直線がなす角を特徴量の1つとして抽出することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の入力装置は、往復操作の傾き(角度)を特徴量の1つとして抽出し、これをコマンドとともに被制御装置へ送出する。したがって、被制御装置は、例えばユーザから入力された往復操作の傾きに応じて入力情報を回転して表示させることができる。
また、本発明の被制御装置は、
(1)上記入力装置から送出された前記コマンドを実行する実行手段を備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の被制御装置は、上記入力装置から送出されたコマンドを受信し、当該コマンドに規定される所定の処理を実行する。したがって、当該コマンドにおいて、例えば手書き情報に所定の変更を加えることが規定されている場合であれば、上記入力装置から送出された手書き情報にユーザの意図する変更を加えることができる。
また、本発明の被制御装置は、
(1)前記入力装置から送出された軌跡を出力する出力手段を備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の被制御装置は、上記入力装置から送出された軌跡を受信し、当該軌跡を出力する。したがって、ユーザは、上記入力装置を介して入力した情報を、被制御装置からの出力として得ることができる。
また、本発明の被制御装置では、
(1)前記コマンドは、前記軌跡に対して変更を適用することを指示するコマンドであり、
(2)前記実行手段は、特徴量が前記コマンドとともに前記入力装置から送出された場合、当該特徴量に応じて前記変更を適用することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の被制御装置は、上記入力装置から送出された軌跡の特徴量に応じて軌跡に変更を加える。これにより、ユーザは自身が入力した手書き情報を所望する形態で表示させることができる。
また、本発明の電子黒板システムは、
(1)上記入力装置と、
(2)上記被制御装置とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、ユーザは自身が入力した手書き情報を所望する形態で表示させることができる。
なお、前記入力装置および前記被制御装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合には、コンピュータを前記入力装置および前記被制御装置の各手段として動作させることにより、前記入力装置および前記被制御装置をコンピュータで実現させる制御プログラム、およびこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明の入力装置は、コマンドと所定のパターンとが対応付けられて予め格納された記憶装置を参照し、前記軌跡と前記パターンとが一致するか否かを判定する照合手段と、前記照合手段によって前記軌跡と前記パターンとが一致しないと判定された場合は前記軌跡を手書き情報として送出し、一致すると判定された場合は一致した当該パターンに対応付けられた前記コマンドを送出する送出手段とを備えた構成である。
また、本発明の入力装置の制御方法は、コマンドと所定のパターンとが対応付けられて予め格納された記憶装置を参照し、前記軌跡と前記パターンとが一致するか否かを判定する照合ステップと、前記照合ステップにおいて前記軌跡と前記パターンとが一致しないと判定された場合は前記手書き操作の軌跡を手書き情報として送出し、一致すると判定された場合は一致した当該パターンに対応付けられた前記コマンドを送出する送出ステップとを含む構成である。
したがって、ユーザが手書き操作で文字入力を行っている途中であっても、被制御装置に所定の処理を行わせるコマンドを、ユーザは簡単な手書き操作で入力できる。これにより、ユーザの利便性を向上させることが可能となるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る入力装置および表示装置を内蔵した電子黒板の一部構成を示すブロック図である。 上記入力装置の入力面に対して行う手書き操作の例と、上記表示装置が表示部に表示する手書き文字の例を示した模式図であり、(a)は手書き操作と当該操作によって描かれる軌跡の例、(b)は手書き文字の例を示している。 上記入力装置の入力面に対して行うジェスチャーの例を示した模式図である。 ユーザが文字入力操作によって入力する、手書き文字の例を示した模式図である。 図3に示した上記ジェスチャーに応じて、図4に示した上記手書き文字が変更手書き文字に変更される例を示した模式図である。 上記入力装置の入力面に対して行うジェスチャーの例を示した模式図である。 図6に示した上記ジェスチャーに応じて、図4に示した上記手書き文字が変更手書き文字に変更される例を示した模式図である。 上記入力装置の入力面に対して行うジェスチャーの例を示した模式図である。 図8に示した上記ジェスチャーに応じて、図4に示した上記手書き文字が変更手書き文字に変更される例を示した模式図である。 上記入力装置がジェスチャーとして認識するパターンを例示した模式図であり、(a)は手書き文字の表示形態を表示領域の対角線で指定するジェスチャーの例、(b)は上記表示装置にアプリケーションを終了させる処理を実行させるコマンドに対応付けられたジェスチャーの例、(c)は往復操作を2回繰り返すジェスチャーの例を示す。 開始位置、終了位置、および折り返し位置と手書き文字の表示位置との関係を示した模式図であり、(a)は折り返し位置が、開始位置および終了位置より右に位置する場合、(b)は折り返し位置が、開始位置および終了位置より左に位置する場合を示す。 ジェスチャーの一例である往復操作において、開始位置または終了位置と、折り返し位置とを曲線で結ぶ往復操作の軌跡と、これにより表示される変更手書き文字の一例を示す模式図である。 上記入力装置および上記表示装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 従来の一般的な電子黒板の使用例を表した模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。
なお、入力装置11および表示装置12が扱う情報の関連性を明示するために、関連する情報には同一の符号にa、b、またはcを付し、それぞれ異なる部材名を用いることがある。すなわち、手書き操作3は、文字入力操作3aとジェスチャー3bとを含む。入力情報4は、手書き文字4a、コマンド4b、および変更手書き文字4cを含む。特徴量5は、距離5a、角度(なす角)5b、位置(開始位置または終了位置)5cを含む。
さらに、手書き操作3の位置に関して、手書き操作3を開始する位置を開始位置8a、終了する位置を終了位置8b、および折り返す位置を折り返し位置8cという。角度5bを形成する線に関して、水平線(入力面に設定された所定の基準線)9aおよび斜め線(開始位置と折り返し位置とを結ぶ直線)9bという。
〔入力装置11、表示装置12、および電子黒板100の概要〕
図1に基づいて、本実施の形態に係る入力装置11および表示装置12を備えた電子黒板100の概要について説明する。図1は、電子黒板100の一部構成を示すブロック図である。
入力装置11は、ユーザの手書き操作3による入力を受け付ける入力面を備え、当該入力面から入力された入力情報4を表示装置12に送出可能な装置である。ここで、ユーザが指やスタイラスなどの指示具(以下、単に「指示具」と称する)を入力面に接触させて手書き操作3を行うため、入力装置11は指示具の接触位置の当該入力面上における2次元の座標情報6を取得できるものとする。
表示装置(被制御装置)12は、入力装置11から送出された入力情報4(手書き文字4a、コマンド4b)と特徴量5とを受信し、所定の処理を施して表示部70に手書き文字4aまたは変更手書き文字4cを表示する装置である。所定の処理とは、後述するように、入力装置11から受信したコマンド4bにしたがって、手書き文字4aに特徴量5に応じた変更を加える処理をいう。なお、コマンド4bの詳細については、後で説明する。
電子黒板(電子黒板システム)100は、上記の入力装置11と表示装置12とを含む入出力システムである。例えば、ユーザは、表示装置12に資料を表示させてプレゼンテーションを行うことができる。また、ユーザは、手書き操作3により入力装置11に入力情報4を与えることで、表示している当該資料に対して文字や図形等を書き加えることができる。
図2に基づいて、入力装置11および表示装置12の動作の概要について説明する。図2は、入力装置11の入力面に対して行う手書き操作3の例と、表示装置12が表示部70に表示する手書き文字4aの例を示した模式図であり、(a)は手書き操作3と当該操作によって描かれる軌跡1の例、(b)は手書き文字4aの例を示している。なお、軌跡1の集合として表現される文字を、手書き文字4aと称している。説明の便宜のために文字に限定するが、手書き操作3で入力される軌跡1の集合は任意の図形であってよい。
図2(a)に示すように、ユーザが入力装置11の入力面に指示具(同図では指)を接触させたまま手書き操作3を行うと、手書き操作3の開始位置8a(ユーザが入力面に指示具を接触させた位置)から終了位置8b(入力面から指示具を離した位置)までの指示具の軌跡1が、入力装置11に入力情報4として入力される。なお、同図では、開始位置8aを白丸で、終了位置8bを黒丸で表現しているが、これは開始位置8aおよび終了位置8bを明示するためであり、実際にこれらが丸印として表示されるわけではない。後述する折り返し位置8cについても同様である。
図2(b)に示すように、ユーザは手書き操作3を繰り返すことにより、手書き文字4aを入力装置11に入力できる。なお、手書き操作3のうち、手書き文字4aを入力する操作を、特に「文字入力操作3a」と称する。そして、本実施の形態における入力装置11は、手書き文字4aを表示装置12に送出する。これにより、表示装置12が備える表示部70に、手書き文字4aが表示される。
図3〜図9に基づいて、入力装置11および表示装置12の動作の概要についてさらに説明する。図3、図6、図8は、いずれも入力装置11の入力面に対して行うジェスチャー3bの例を示した模式図である。また、図4は、ユーザが文字入力操作3aによって入力する、手書き文字4aの例を示した模式図である。さらに、図5、図7、図9は、それぞれ図3、図6、図8に示したジェスチャー3bに応じて、図4に示した手書き文字4aが、変更手書き文字4cに変更される例を示した模式図である。
図3、図6、図8に示すように、入力装置11は、ユーザにより入力されたジェスチャー3bを認識する。ここで、ジェスチャー3bとは、例えば同図に示されるような往復操作、すなわち開始位置8aと終了位置8bとが略同一であって、開始位置8aから開始位置8aとは異なる折り返し位置8cを経由し、終了位置8bまでを略直線で往復する操作をいう。
入力装置11は、軌跡1と所定のパターン2とを照合し、これらが互いに一致するか否かを判定する。ここで、照合するパターン2は複数であってもよい。その場合、入力装置11は、すべてのパターンに対して順番に照合を試みる。本実施の形態では、パターン2は、ユーザが往復操作をした場合に描かれる軌跡のパターンであるとする。ここで、パターン2は、文字入力操作3aとジェスチャー3bとを混同しない程度に誤差を許容するように定義されているため、軌跡1とパターン2とは厳密に同一でなくともよい。
軌跡1とパターン2とが一致しないと判定する場合、入力装置11は、軌跡1を手書き文字4aとして、その他の処理を経ることなく表示装置12に送出する。一方、一致すると判定する場合、入力装置11は、軌跡1の特徴量5を抽出する。そして、入力装置11は、一致したパターン2に対応付けられたコマンド4bと特徴量5とを表示装置12に送出する。
ここで、特徴量5とは、図3、図6、図8に示すように、例えば往復操作であるジェスチャー3bの、開始位置8a、終了位置8b、または折り返し位置8cであり、あるいは開始位置8aまたは終了位置8bから、折り返し位置8cまでの距離5aである。または、図8に示すように、例えば水平線9aと斜め線9bとが作る角度5bである。
図4に示すように、入力装置11は、特徴量5を抽出した後で、ユーザから文字入力操作3aを受け付ける。そして、入力装置11は、特徴量5に応じて当該文字入力操作によって入力された手書き文字4aに変更を加え、変更手書き文字4cを表示装置12に表示させる。
例えば、図5、図7、図9に例示するように、表示装置12の表示部70において、ジェスチャー3bの開始位置8aまたは終了位置8bに対応する位置に手書き文字4aを表示する。または、同図に例示するように、ジェスチャー3bの距離5aに応じて、手書き文字4aを文字の高さおよび幅について拡縮して表示する。または、図9に例示するように、ジェスチャー3bの角度5bに応じて、手書き文字4aを回転させて表示する。
以上、図2〜5を参照して説明した概要をまとめる。入力装置11は、ユーザから受け付けた手書き操作3が文字入力操作3aに該当する場合は、軌跡1を手書き文字4aとして表示装置12に送出し、ジェスチャー3bに該当する場合は、コマンド4bと特徴量5とを表示装置12に送出する。
表示装置12は、入力装置11から手書き文字4aが送出された場合は、当該手書き文字を表示部70に表示させ、入力装置11からコマンド4bと特徴量5とが送出された場合は、続いて送出される手書き文字4aに対して、コマンド4bおよび特徴量5に応じて変更を加えた変更手書き文字4cを表示部70に表示させる。
これにより、ユーザは、ジェスチャー3bによりパターン2と同じ軌跡1を与えることで、表示装置12にコマンド4bを与えることができる。具体的には、例えば当該コマンドが手書き文字4aに所定の変更を加えることを指示するものであれば、入力装置11は表示装置12に当該変更の処理を行わせることができる。
ここで、当該コマンドを与えるためのジェスチャー3bは、入力面上で往復操作を行うだけでよい。すなわち、前述した従来技術のように、手書き文字4aに変更を加えるにあたり、数ステップを要する複雑な操作を必要としない。これにより、ユーザは簡単で直感的な操作を行うだけで、入力装置11に手書き文字4aを所望する形態で表示させることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、当該変更を加えるためのユーザインターフェース(User Interface;UI)も必要とならないため、UIを開発するためのコストも削減できる。
〔電子黒板100の構成〕
図1に基づいて、本実施の形態に係る入力装置11および表示装置12を備えた電子黒板100の各構成の詳細について説明する。図示のように、電子黒板100は、入力装置11、表示装置12、および記憶装置30を含む。
入力装置11は、入力部(軌跡を入力できる入力面)40、入力制御部50、照合部(照合手段)15、抽出部(抽出手段)17、および送出部(送出手段)16を含む。表示装置12は、変更適用部(実行手段)18、表示制御部(出力手段)60、および表示部(出力手段)70を含む。また、上記抽出部17は、距離抽出部171、角度抽出部172、および位置抽出部173を含む。上記変更適用部18は、拡縮部181、回転部182、および位置調整部183を含む。
なお、本実施の形態に直接関係のない部分(例えば、外部機器との接続やプリンター機能などを実現する部分)は、記載の簡潔性を担保する観点から、構成の説明およびブロック図から省略した。ただし、実施の実情に則して、本実施の形態に係る電子黒板100は当該省略した構成を含んでもよい。
以下、入力装置11(入力部40、入力制御部50、照合部15、抽出部17、送出部16)、表示装置12(変更適用部18、表示制御部60、表示部70)、記憶装置30の順序で各構成が担う機能を説明する。
(入力装置11)
入力装置11は、ユーザによる手書き操作で軌跡を入力できる入力面(入力部40)から情報を入力可能であり、入力された当該情報を表示装置12に送出する装置である。
入力部40は、ユーザによる手書き操作3を受け付ける。本実施の形態では主にタッチパネルを想定している。ただし、ユーザによる手書き操作3で表示装置12に対して情報の入力が可能な入力面を備えてさえいれば(すなわち、当該入力面は入力部40に含まれる)、ハードウェアの種類は限定されない。入力部40は、その入力面に接触した指示具の当該入力面上における2次元の座標情報6を、入力制御部50に出力する。
入力制御部50は、入力部40の入力面に対するユーザからの手書き操作3の軌跡1を検出する。例えば、入力部40から座標情報6を所定の時間間隔で取得し、その一連の座標データを軌跡1として照合部15へ出力する。
照合部15は、軌跡1とパターン2とが同一であるか否かを判定する。記憶装置30には、表示装置12に対するコマンド4bと所定のパターン2とが対応付けられて予め格納されている。照合部15は、入力制御部50から入力された手書き操作3による軌跡1と、記憶装置30から読み出したパターン2とが一致するか否かを照合する。
軌跡1とパターン2とが一致しない(当該軌跡が文字入力操作3aによる手書き文字4aである)と判定した場合、照合部15は、手書き文字4aを送出部16へ出力する。
一方、軌跡1とパターン2とが一致する(当該軌跡がジェスチャー3bによるコマンド4bの入力操作である)と判定した場合、照合部15は、パターン2に対応付けられたコマンド4bおよび軌跡1を、それぞれ送出部16および抽出部17へ出力する。
この場合、照合部15は、入力制御部50から続けて入力された軌跡1を、手書き文字4aとして送出部16へ出力する。ここで、照合部15は、当該手書き文字の入力操作(文字入力操作3a)が終了したか否かを検知する。この検知方法としては、例えば当該入力操作がなされてからの経過時間を測定し、その経過時間が所定の制限時間を超えた場合、照合部15は当該終了を検知して手書き文字4aを送出部16へ出力する。または、照合部15は、ユーザによる所定のジェスチャーを検出した場合に、当該終了を検知してもよい。例えば、入力制御部50から照合部15に続けて入力される軌跡1が、パターン2と一致する場合であってよい。あるいは、他のパターン(例えば、後述する図10(b)のようなパターン)と一致する場合であってもよい。
抽出部17は、照合部15から入力された軌跡1の特徴量5を抽出する。具体的には、距離抽出部171が軌跡1の距離5aを抽出する。角度抽出部172が角度5bを抽出する。そして、位置抽出部173が位置5cを抽出する。抽出部17は、各構成で抽出した軌跡1の特徴量5を、送出部16へ出力する。
送出部16は、照合部15から入力された入力情報4(手書き文字4a、コマンド4b)、および抽出部17から入力された特徴量5(距離5a、角度5b、位置5c)を、表示装置12の変更適用部18へ送出する。
(表示装置12)
表示装置12は、入力装置11から送出された入力情報4(手書き文字4a、コマンド4b)と特徴量5(距離5a、角度5b、位置5c)とを受信し、所定の処理を施して表示部70に表示する装置である。
変更適用部18は、入力装置11の送出部16から特徴量5が入力されると、当該特徴量に応じて送出部16から入力された手書き文字4aに変更を加える。具体的には、拡縮部181が距離5aに応じて手書き文字4aを拡縮する。回転部182が角度5bに応じて手書き文字4aを回転させる。そして、位置調整部183が位置5cに応じて手書き文字4aの表示部70における表示位置を決定する。
ここで、位置調整部183は、例えば変更手書き文字4cの全体がおさまる外接矩形の文字列先頭側の辺上における任意の1点が開始位置8aと一致する位置に、変更手書き文字4cを表示させる。また、拡縮部181は、手書き文字4aの上記外接矩形のアスペクト比を保って拡縮を行う。
変更適用部18における手書き文字4aの変更は、開始位置8aまたは終了位置8bが上記外接矩形の文字列先頭側の辺上にあるとき、折り返し位置8cが当該文字列先頭側の辺と相対する文字列末尾側の辺上にあるように、手書き文字4aを変更することと言える。ただし、必ずしも上記のように矩形の両端をジェスチャー3bで規定される各位置に揃える必要はない。例えば、拡縮部181は、長さ5aの実数倍として(すなわち、長さ5aと手書き文字4aの拡縮率が比例するように)手書き文字4aを変更してもよい。
変更適用部18は、各構成で変更を加えた手書き文字4aを、変更手書き文字4cとして表示制御部60へ出力する。ただし、送出部16から手書き文字4aだけが入力され、コマンド4bおよび特徴量5が入力されなかった場合、変更適用部18は、手書き文字4aに変更を加えることなく表示制御部60へ出力する。
表示制御部60は、入力装置11が出力する情報(例えば手書き文字4a)を、表示部70で表示可能な形式にしたがう表示用データ7に変換する。ここで、表示用データ7としては、例えばビットマップ(bitmap)形式の画像であってよいし、他の形式に従う画像、またはその他表示に適したデータ形式であってもよい。なお、表示制御部60は、当該情報を表示用データ7へ形式変換できるものであればよく、例えば一般的なディスプレイアダプタでよい。
表示部70は、映像等を表示する装置である。本実施の形態では主に液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)を想定しているが、表示機能を有する装置(特に、フラットパネルディスプレイ)でありさえすればハードウェアの種類は限定されない。例えば、プラズマディスプレイ(Plasma Display Panel;PDP)やEL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示素子と、表示制御部60から入力を受けた表示用データ7に基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備える装置等で構成できる。
図1では、各構成が有する機能を明示するために、入力部40と表示部70とを分離して示している。しかし、例えば入力部40がタッチパネルであり、表示部70が液晶ディスプレイである場合、両者は一体として構成されることが望ましい。すなわち、入力部40は、矩形板状に形成されたガラス等の透明な透過部材からなるデータ入力面を含んで構成され、表示部70が有するデータ表示面を覆うように一体的に形成されてよい。これにより、入力部40の入力面に対する指示具の接触位置と、表示部70が当該接触に応じて表示面に表示する図形の位置とが一致するため、ユーザは自然な手書き感覚を得ることができる。
(記憶装置30)
記憶装置30は、パターン2を記憶した不揮発性の記憶機器である。記憶装置30は、例えばハードディスク、半導体メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等で構成できる。なお、本実施の形態では、記憶装置30は、入力装置11および表示装置12とは別体に電子黒板100に内蔵される装置として図1に示しているが、入力装置11または表示装置12に内蔵された内部記憶装置であってもよいし、電子黒板100の外部に通信可能に接続された外部記憶装置であってもよい。
〔ジェスチャー3bおよびコマンド4bの種類〕
図10に基づいて、ジェスチャー3bの種類について説明する。図10は、入力装置11がジェスチャー3bとして認識するパターン2を例示した模式図であり、(a)は手書き文字4aの表示形態(位置、大きさ)を表示領域の対角線で指定するジェスチャーの例、(b)は表示装置12にアプリケーションを終了させる処理を実行させるコマンド4bに対応付けられたジェスチャーの例、(c)は往復操作を2回繰り返すジェスチャーの例を示す。
図10(a)で例示されるように、ユーザは手書き文字4aの表示形態を、矩形の表示領域の対角線で指定することもできる。この場合、入力装置11は、当該対角線で張られる矩形の表示領域に手書き文字4aがおさまるように、その大きさおよび表示位置を決定し、変更手書き文字4cとして表示する。
図10(b)で例示されるようなジェスチャー3bを、コマンド4bを送出する入力として入力装置11は認識してもよい。このとき、入力装置11が表示装置12に送出するコマンド4bは、例えば文字入力用のアプリケーションを終了させることを指示するものであってよいし、電子黒板100の電源を切ることを指示するものであってもよい。
すなわち、パターン2として定義されるジェスチャー3b、およびパターン2に対応付けられて記憶装置30に格納されるコマンド4bは、任意に定義できる。したがって、ジェスチャー3bとコマンド4bとの組み合わせを工夫することにより、さまざまな機器に対して手書き操作3による直感的な操作を与えることが可能になる。
ただし、ジェスチャー3bは、文字入力操作3aとジェスチャー3bとを入力装置11が明確に区別できるように定義されていることが望ましい。文字入力操作3aにジェスチャー3bに相当する軌跡が含まれると、入力装置11が両者を混同してしまい、ユーザが予期せずコマンド4bを実行してしまうからである。したがって、上述した往復操作(開始位置8aと終了位置8bとが略同一であって、開始位置8aから開始位置8aとは異なる折り返し位置8cを経由し、終了位置8bまでを略直線で往復する操作)は、文字や図形等の通常の入力では行われない操作であるため、ジェスチャー3bとして好適である。また、上記往復操作は、開始位置8a、終了位置8b、折り返し位置8c、距離5a、角度5b等の特徴量5を1回の手書き操作で入力できるため、手書き文字を変更するためのコマンド4bに対応付けられるジェスチャー3bとして最適である。
さらに、例えば図10(c)で例示されるような、往復操作を2回繰り返すジェスチャー3bであれば、文字入力操作3aと混同が生じるおそれがより小さく、入力が煩雑となるほど複雑な操作でもないため、例えば文字入力用のアプリケーションの終了や電子黒板100の電源を切るための指示に適している。
本実施の形態では、入力装置11および表示装置12を含む電子黒板100について説明したが、入力装置11と組み合わせる装置は表示装置12でなくともよいし、これにより構成されるシステムは電子黒板100でなくともよい。
例えば、より汎用的な処理が可能なパーソナルコンピュータや携帯電話が、入力装置11と組み合わされることによりコマンド4bの入力を受けることを考える。このとき、適当なジェスチャー3bにメールの送信やインターネットブラウザの起動等を指示するコマンド4bを対応させておくことにより、従来はマウスやキーボード等を介した煩雑な操作が必要であったところを、手書き操作3による簡単かつ直感的な操作で上記処理を実行させることができる。
〔変更手書き文字4cの表示態様〕
図11に基づいて、変更手書き文字4cの表示態様について説明する。図11は、開始位置8a、終了位置8b、および折り返し位置8cと手書き文字4aの表示位置との関係を示した模式図であり、(a)は折り返し位置8cが、開始位置8aおよび終了位置8bの右に位置する場合、(b)は折り返し位置8cが、開始位置8aおよび終了位置8bの左に位置する場合を示す。
前述したように、変更適用部18は、変更手書き文字4cの全体がおさまる外接矩形の文字列先頭側の辺上の任意の1点が開始位置8aと一致する位置に、変更手書き文字4cを表示させる。これにより、開始位置8aまたは終了位置8bと、折り返し位置8cとの位置関係によっては、図11(b)に例示されるように、手書き文字4aが逆さまに表示される。
〔往復操作の変形例〕
図12に基づいて、ジェスチャー3bに含まれる往復操作(図3、図6、図8を参照)の変形例について説明する。図12は、ジェスチャー3bの例として前述した往復操作において、開始位置8aおよび終了位置8bと、折り返し位置8cとを曲線で結ぶ往復操作の軌跡1と、これにより表示される変更手書き文字4cの一例を示す模式図である。
同図に例示されるような曲線の往復操作を行うと、手書き文字4aは当該曲線に沿って弯曲して表示される。これにより、簡単なジェスチャー3bで、ユーザはより豊かに文字を表現できる。
〔表示装置12が実行する処理〕
図13に基づいて、表示装置12が実行する処理の流れを説明する。図13は、入力装置11および表示装置12が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、入力部40はユーザによる手書き操作3を受け付け、座標情報6を入力制御部50に出力する(ステップ1a:以下、S1aのように略記する)。次に、入力制御部50は、入力部40の入力面に対するユーザからの手書き操作3の軌跡1を取得し、照合部15に出力する(S2a)。
照合部15は、入力制御部50から入力された軌跡1と記憶装置30に格納された所定のパターン2とが一致するか否かを判定する(S3、照合ステップ)。一致しないと判定する場合(S3においてNO)、照合部15は軌跡1を手書き文字4aとして送出部16に出力する。送出部16は、照合部15から入力された手書き文字4aを表示装置12へ送出する(S4a、送出ステップ)。
一方、軌跡1とパターン2とが一致すると判定する場合(S3においてYES)、照合部15は、パターン2に対応付けられたコマンド4bを送出部16へ出力する。同時に、照合部15は軌跡1を抽出部17へ出力する。抽出部17は、照合部15から入力された軌跡1から特徴量5を抽出し、特徴量5を送出部16へ出力する(S5)。送出部16は、照合部15から入力されたコマンド4bと、抽出部17から入力された特徴量5とを、表示装置12へ送出する(S6、送出ステップ)。
表示装置12の変更適用部18は、入力装置11から手書き文字4aの入力を受けた場合(S3においてNOとなる経路)、当該手書き文字をそのまま(変更を加えずに)、表示制御部60へ出力する。表示制御部60は、変更適用部18から入力された手書き文字4aを表示用データ7に変換することで、当該手書き文字を表示部70に表示させる(S9)。一方、入力装置11からコマンド4bおよび特徴量5の入力を受けた場合は(S3においてYESとなる経路)、入力装置11からさらに手書き文字4aが入力されるのを待ち受ける。
上記S1およびS2と同様の処理を経て、照合部15に軌跡1が入力される(S1b、S2b)。照合部15は、予め設定された時間が経過した場合(S7においてYES)、軌跡1を手書き文字4aとして送出部16に出力し、送出部16は手書き文字4aを表示装置12へ送出する(S4b)。変更適用部18は、コマンド4bにしたがって、入力装置11から入力された手書き文字4aに、特徴量5に応じた変更を加える(S8)。
変更適用部18は、変更を適用した後の変更手書き文字4cを表示制御部60に出力する。表示制御部60は、変更適用部18から入力された変更手書き文字4cを表示用データ7に変換することで、当該手書き文字を表示部70に表示させる(S9)。
〔入力装置11、表示装置12、および電子黒板100により奏される効果〕
ユーザはジェスチャー3bにより表示装置12にコマンド4bを与えることで、表示装置12に所定の処理(例えば、手書き文字4aに所定の変更を加えて、変更手書き文字4cとして表示させる)を行わせることができる。ここで、当該コマンドを与えるためのジェスチャー3bは、入力面上で往復操作を行うなどの簡単な手書き操作3である。すなわち、ユーザは簡単で直感的な操作を行うだけで、表示装置12に上記所定の処理を行わせることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
〔各実施の形態に含まれる構成(技術的手段)の組み合わせについて〕
上述した実施の形態に含まれる構成は、適宜組み合わせられることに注意する。すなわち、上記の実施の形態で説明したすべての構成は、当該説明に係る実施の形態のみならず、他の実施の形態においても当該構成の全部または一部を組み合わせて利用でき、それによって得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
さらに換言すれば、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、入力装置11および表示装置12の各ブロック(電子黒板100の各ブロック)は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、入力装置11および表示装置12(電子黒板100)は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである入力装置11および表示装置12(電子黒板100)の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、入力装置11および表示装置12(電子黒板100)に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、入力装置11および表示装置12(電子黒板100)を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、電子黒板、携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、その他手書き操作による入力で駆動可能な電子機器に適用できる。
1 軌跡
2 パターン
3 手書き操作
3a 文字入力操作
3b ジェスチャー(往復する操作)
4 入力情報(手書き操作で入力された情報)
4a 手書き文字
4b コマンド
4c 変更手書き文字
5 特徴量
5a 距離
5b 角度(なす角)
5c 位置(開始位置または終了位置)
8a 開始位置
8b 終了位置
8c 折り返し位置
9a 水平線(入力面に設定された所定の基準線)
9b 斜め線(開始位置と折り返し位置とを結ぶ直線)
11 入力装置
12 表示装置(被制御装置)
15 照合部(照合手段)
16 送出部(送出手段)
17 抽出部(抽出手段)
18 変更適用部(実行手段)
30 記憶装置
40 入力部(軌跡を入力できる入力面)
60 表示制御部(出力手段)
70 表示部(出力手段)
100 電子黒板(電子黒板システム)

Claims (13)

  1. ユーザによる手書き操作の軌跡を取得できる入力面を備え、前記入力面に入力された軌跡を表示部に表示させ入出力システムであって、
    コマンドと所定のパターンとが対応付けられて予め格納された記憶装置を参照し、前記軌跡と前記パターンとが一致するか否かを判定する照合手段と、
    前記照合手段によって前記軌跡と前記パターンとが一致しないと判定された場合は前記軌跡を送出し、一致すると判定された場合は一致した当該パターンに対応付けられた前記コマンドを送出する送出手段と
    送出された前記コマンドを実行する実行手段と、を備え、
    前記コマンドは、送出された前記軌跡に対して変更を適用することを指示するコマンドであり、
    前記実行手段は、前記コマンドが送出された場合、前記軌跡の入力を待ち受け、その後当該軌跡が入力された場合、送出された前記コマンドに応じた前記変更を適用することを特徴とする入出力システム
  2. 前記照合手段によって前記軌跡と前記パターンとが一致すると判定された場合、前記軌跡の特徴量を抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記送出手段は、前記抽出手段によって抽出された特徴量をさらに前記実行手段に送出することを特徴とする請求項1に記載の入出力システム
  3. 前記照合手段は、開始位置と終了位置とが略同一であって、前記開始位置から前記開始位置とは異なる折り返し位置を経由して前記終了位置までを略直線で往復するパターンと、前記軌跡との一致を判定することを特徴とする請求項2に記載の入出力システム
  4. 前記抽出手段は、前記開始位置、前記終了位置、または前記折り返し位置のうち少なくとも1つを前記特徴量の1つとして抽出することを特徴とする請求項3に記載の入出力システム
  5. 前記抽出手段は、前記開始位置または前記終了位置から、前記折り返し位置までの距離を特徴量の1つとして抽出することを特徴とする請求項3または4に記載の入出力システム
  6. 前記抽出手段は、前記入力面に設定された所定の基準線に対して、前記開始位置または前記終了位置と、前記折り返し位置とを結ぶ直線がなす角を特徴量の1つとして抽出することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の入出力システム。
  7. 前記照合手段は、開始位置と終了位置とが略同一であって、前記開始位置から前記開始位置とは異なる折り返し位置を経由して前記終了位置までを略直線で往復するパターンと、前記軌跡との一致を判定することを特徴とする請求項1に記載の入出力システム
  8. 前記実行手段は、前記軌跡を拡大または縮小することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の入出力システム。
  9. 前記実行手段は、前記軌跡を回転させることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の入出力システム。
  10. 前記実行手段は、前記コマンドの後に送出された軌跡を表示する上記表示部上の位置を、前記照合手段によって前記パターンと一致すると判定された軌跡が上記入力面上において入力された位置に対応する上記表示部上の位置に合わせることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の入出力システム。
  11. ユーザによる手書き操作の軌跡を取得できる入力面を備え、前記入力面に入力された軌跡を表示部に表示させ入出力システムの制御方法であって、
    コマンドと所定のパターンとが対応付けられて予め格納された記憶装置を参照し、前記軌跡と前記パターンとが一致するか否かを判定する照合ステップと、
    前記照合ステップにおいて前記軌跡と前記パターンとが一致しないと判定された場合は前記手書き操作の軌跡を送出し、一致すると判定された場合は一致した当該パターンに対応付けられた前記コマンドを送出する送出ステップと
    送出された前記コマンドを実行するステップと、を含み、
    前記コマンドは、送出された前記軌跡に対して変更を適用することを指示するコマンドであり、
    送出された前記コマンドを実行する前記ステップは、前記コマンドが送出された場合、前記軌跡の入力を待ち受け、その後当該軌跡が入力された場合、送出された前記コマンドに応じた前記変更を適用することを特徴とする入出力システムの制御方法。
  12. 請求項1から10のいずれか1項に記載の入出力システムを動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
  13. 請求項1に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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