JP5848940B2 - 出退勤管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭乗する乗務員の出勤および退勤を管理する出退勤管理システムに関する。
近年、タクシー業界では、労務に関する管理が重要になってきており、労働基準法に基づいた管理が必要不可欠となっている。
現在、出退勤管理に関し、事務所側では、タイムカードを利用した手作業の管理が行われている。また、タクシーメータ側では、タクシーメータの管理機能を用いた出入庫の管理が行われている。
また、この種の先行技術として、勤務時間が許容勤務時間を超える場合、空車モードから実車モードへの切り替えを抑止するタクシーメータが知られている(特許文献1参照)。
特開2008−293175号公報
しかしながら、上記従来の出退勤管理システムでは、つぎのような問題があった。すなわち、タイムカードを利用した管理では、事務所側の紙を用いて、出勤、対面点呼、出庫前点検などを管理表に記入する作業が必要となる。このため、その集計に手間がかかったり、紙が無駄に使われていた。
また、タクシーメータの管理機能を用いた管理では、専用のメモリカードが必要であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車載器および携帯情報端末を用いて簡便に出退勤管理を行うことができる出退勤管理システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る出退勤管理システムは、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 車両に搭載された車載器と携帯情報端末とが通信可能に接続され、前記車両に搭乗する乗務員の出勤および退勤を管理する出退勤管理システムであって、
前記携帯情報端末は、
前記乗務員の出勤および退勤の指示を受け付ける出退勤受付手段と、
前記車両の点検を含む出庫前チェックを実施するチェック実施手段と、
前記出庫前チェックの実施後、出庫データを前記車載器に送信する第1の送信手段と、
前記車載器から入庫データを受信する第1の受信手段と、
前記出庫データおよび前記入庫データをもとに、労務状況を表示する表示手段と、
を備え、
前記車載器は、
前記携帯情報端末から前記出庫データを受信する第2の受信手段と、
入庫の指示を受け付ける入庫受付手段と、
前記入庫の指示が受け付けられた場合、前記携帯情報端末に前記入庫データを送信する第2の送信手段と、
を備えること。
(2) 上記(1)の構成の出退勤管理システムであって、
前記携帯情報端末は、前記車両を管理する情報管理装置と通信可能に接続され、
さらに、前記表示手段によって表示された労務状況を確認する確認手段と、
前記確認手段によって労務状況が確認された場合、前記入庫データを前記情報管理装置に送信する第3の送信手段と、を備え、
前記出庫前チェックの実施後、前記第1の送信手段は、前記出庫データを前記車載器および前記情報管理装置に送信すること。
) 上記()の構成の出退勤管理システムであって、
前記確認手段は、前記表示手段によって表示された前記労務状況および前記営業データを確認し、
前記確認手段によって前記労務状況および前記営業データが確認された場合、前記第3の送信手段は、前記入庫データおよび前記営業データを前記情報管理装置に送信すること。
上記(1)〜()の構成の出退勤管理システムによれば、携帯情報端末は、出勤および退勤の指示を受け付け、出庫前チェックを実施して出庫データを車載器に送信し、また、車載器から入庫データを受信し、出庫データおよび入庫データをもとに労務状況を表示する。これにより、車載器および携帯情報端末を用いて簡便に出退勤管理を行うことができる。従って、従来のように、タイムカードの利用や、紙に記入された作業の集計や、無駄な紙の使用を排除し、また、専用のメモリカードを必要とすることがなくなる。
本発明によれば、携帯情報端末は、出勤および退勤の指示を受け付け、出庫前チェックを実施して出庫データを車載器に送信し、また、車載器から入庫データを受信し、出庫データおよび入庫データをもとに労務状況を表示する。これにより、車載器および携帯情報端末を用いて簡便に出退勤管理を行うことができる。従って、従来のように、タイムカードの利用や、紙に記入された作業の集計や、無駄な紙の使用を排除し、また、専用のメモリカードを必要とすることがなくなる。
図1は、実施形態における出退勤管理システム1の構成を示すブロック図である。 図2は、タクシーメータ3およびスマートフォン5の外観を示す図である。 図3は、出退勤管理システムにおける労務管理の全体的な流れを示す図である。 図4は、スマートフォン5において出勤から出庫までに表示される画面の流れを示す図である。 図5は、スマートフォン5における動作手順を示すフローチャートである。 図6は、図5につづくスマートフォン5における動作手順を示すフローチャートである。 図7は、タクシーメータ3における動作手順を示すフローチャートである。 図8は、タクシーメータ3およびスマートフォン5における入庫の流れを示す図である。 図9は、入庫データを受信した際、スマートフォン5の表示部22に表示される営業データおよび労務状況の一覧画面を示す図である。
本発明の実施形態における出退勤管理システム、出退勤管理方法、携帯情報端末及び車載器について図面を用いて説明する。本実施形態では、車載器としてタクシー車両に搭載されるタクシーメータが用いられ、携帯情報端末としてスマートフォンが用いられた場合を示す。スマートフォンは、事務所側に設置された配車システムである情報管理装置(図示せず)と連動しており、通話やメールなどの送受信が可能である。
図1は実施形態における出退勤管理システム1の構成を示すブロック図である。出退勤管理システム1は、走行距離に応じた課金を行うタクシーメータ3、および通信機能を有し、各種のアプリケーションを実行可能なスマートフォン5から構成される。
タクシーメータ3は、演算部11、表示部12、操作部13、車両データ入力部14、営業データ格納部(RAM)15、設定データ格納部(ROM)16、無線通信モジュール17および外部インタフェース(I/F)18を有する。
演算部11は、CPU、ROM、RAM、タイマなどを有し、CPUがROMに格納された制御プログラムを実行することで、タクシーメータ全体を制御する。表示部12は、LCDからなり、走行距離、タクシ走行料金(運賃)、タリフ状態等を表示する。操作部13は、各種のボタンを有し、これらのボタンの押下を受け付ける。
車両データ入力部14は、車両に備わる各種センサから、走行距離、車両速度、エンジン回転数などの車両データを入力する。
営業データ格納部15(RAM)には、乗車時間や走行距離の他、迎車、割増、高速の有無などの営業データが記憶される。設定データ格納部16(ROM)には、乗務員の認証データ、車両番号、労務情報などの設定データが格納されている。
無線通信モジュール17は、無線基地局を介してスマートフォン5と通信可能である。通信キャリアとしては、3G(第3世代携帯電話)、WIMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などを用いることができる。外部I/F18には、プリンタなどの外部デバイスが接続可能である。
一方、スマートフォン5は、制御部21、表示部22、カメラ部23、音声処理部24、無線通信モジュール25、操作部26、座標検出部27および記憶部28を有する。
制御部21は、CPU、ROM、RAMなどを有し、CPUがROMに格納された制御プログラムを実行することで、スマートフォン全体を制御する。また、制御部21は、記憶部28に登録された各種のアプリケーションを実行可能である。
表示部22は、LCDからなり、後述するように、労務情報、各種のチェック項目、各種データの一覧等を表示する。カメラ部23は撮影機能を有する。音声処理部24は、マイク24bおよびスピーカ24aを有し、音声出力および通話処理を行う。
無線通信モジュール25は、無線基地局を介してタクシーメータ3と通信可能である。操作部26は、各種ボタンを有し、これらのボタンの押下を受け付ける。座標検出部27は、表示部22の画面に設けられたタッチパネルからなり、使用者の指などによるタッチ位置を座標として検出する。
記憶部28には、後述する出退勤管理プログラムを含む、各種のアプリケーションが登録されている。
図2はタクシーメータ3およびスマートフォン5の外観を示す図である。タクシーメータ3の筐体前面には、走行料金(運賃)などが表示される表示部12、「空車」、「実車」などの各種ボタンからなる操作部13、および外部デバイスが接続可能なコネクタを有する外部I/F18が設けられている。
一方、スマートフォン5の筐体前面には、登録された各種アプリケーションのアイコンが表示される表示部22、各種ボタンからなる操作部26、マイク24bおよびスピーカ24aが設けられている。
上記構成を有する出退勤管理システムの動作を示す。図3は出退勤管理システムにおける労務管理の全体的な流れを示す図である。ここでは、タクシーメータ側の動作と、スマートフォン側の動作とに分けて説明する。
まず、スマートフォン5は、ログイン処理、始業点検などの出庫前チェックを実施した後、画面に表示された出庫ボタン22e(図4(D)参照)が押下されると、出庫処理を行い、出庫データをタクシーメータ3に送信する。出庫データには、出庫時刻の他、各種チェック項目のチェック結果などのデータが含まれる。
タクシーメータ3は、スマートフォン5から送信された出庫データを受信すると、出庫の状態に移行し、営業を開始する。乗客を乗せ、乗務員によって実車ボタンが押下されると、タクシーメータ3は、「空車」の状態から「実車」の状態となり、課金が行われる。目的地に到着し、乗務員によって支払ボタンが押下されると、走行料金(運賃)の支払いが行われる。このように、空車、実車、支払いといった営業が行われると、タクシーメータ3からスマートフォン5に営業データが送信される。
スマートフォン5は、営業データを受信すると、この営業データを時系列に記憶部28に記録するとともに、決済処理を行う。また、営業中、スマートフォン5は、事務所側に設置された情報管理装置(配車システム)と連動し、メールの送受信を行ったり、外付け料金の外部入力化を行ったり、営業データの送受信を行う。
タクシーメータ3は、乗務員によって入庫ボタン12a(図8(A)参照)が押下されると、入庫の状態に移行し、スマートフォン5に入庫データを送信する。入庫データには、入庫時刻などのデータが含まれる。スマートフォン5は、タクシーメータ3から送信された入庫データを受信すると、入庫処理を行い、入庫後の処理として退勤処理を行う。
(出勤から出庫時の動作)
図4はスマートフォン5において出勤から出庫までに表示される画面の流れを示す図である。乗務員がスマートフォン5に登録されたアプリケーションの中から、出退勤管理アプリケーションを選択して実行させると、表示部22には、待機画面が表示される(図4(A)参照)。
出退勤管理アプリケーションが起動すると、表示部22には、IDおよびパスワードの入力欄22aおよびログインボタン22bが表示され、ログイン待ちとなる(図4(B)参照)。このログインは、出勤を受け付ける出退勤受付手段に相当する。
ログインが行われ、乗務員の認証が確認されると、表示部22には、横長の状態で労務情報が表示される(図4(C)参照)。この労務情報として、乗務員名、拘束時間、乗務距離および車両番号が表示されるとともに、「本日も安全運転を心掛けましょう」といったメッセージが表示される。
この後、表示部22には、同様に横長の状態で、複数の出庫前チェック項目が表示される(図4(D)参照)。ここでは、「日常点検」、「車両点検」、「点呼」、「健康診断」、「労務情報」のチェック項目22dが表示される。いずれかのチェック項目22dのボタンが押下されると、対応するチェック用のアプリケーション33が起動し、チェックが行われる。また、全てのチェック項目22dのボタンが押下されてチェックが完了すると、「出庫」を表す出庫ボタン22eがブランクの状態から選択可能な状態に変化する。
そして、出庫ボタン22eが押下され、出庫のアプリケーション33が起動すると、タクシーメータ3および事務所側の情報管理装置に出庫データが送信される。このとき、表示部22の画面には、「出庫中」であることが表示される(図4(E)参照)。
図5および図6はスマートフォン5における動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムはスマートフォン5の制御部21内のROMに格納されており、スマートフォン5を制御する制御部21内のCPUによって実行される。
まず、制御部21は、アプリケーション起動中の待機画面(図4(A)参照)を表示する(ステップS1)。アプリケーションが起動すると、制御部21は、表示部22の画面に、IDおよびパスワードの入力欄22aおよびログインボタン22bを表示し(図4(B)参照)、ログイン、つまり認証データの入力を待つ(ステップS2)。
入力された認証データを受け付けると、制御部21は、入力された認証データが登録されているか否かを判別する(ステップS3)。登録されていない場合、制御部21は、表示部22にエラー表示を行い(ステップS4)、ステップS2の処理に戻る。一方、入力された認証データが登録されている場合、制御部21は、登録されているIDの情報を取得し(ステップS5)、この取得した情報を表示部22に表示する(ステップS6)。ここでは、図4(C)に示す労務情報が表示される。
制御部21は、今回のログインが入庫後であるか否かを判別する(ステップS7)。入庫後でない場合、制御部21は、出庫前であるか否かを判別する(ステップS8)。出庫前でない場合、制御部21は、営業中であるか否かを判別する(ステップS9)。営業中でない場合、制御部21はそのまま本動作を終了する。
一方、ステップS7で入庫後である場合、制御部21は、始業ツールを起動する(ステップS10)。このとき、表示部22には、前述した各種のチェック項目が表示される(図4(D)参照)。そして、各種のチェックが実施される(チェック実施手段)。この後、制御部21はステップS13の処理に進む。
また、ステップS8で出庫前である場合、制御部21は、同様に、始業ツールを起動する(ステップS11)。表示部22には各種のチェック項目が表示され(図4(D)参照)、各種のチェックが実施される。さらに、制御部21は、出庫前であるとして、前回の入力データを表示部22に表示する(ステップS12)。
ステップS10のチェック実施後、あるいはS11でチェックを実施し、S12の処理後、制御部21は、出庫ボタン22eが押下されるまで待つ(ステップS13)。出庫ボタン22eが押下されると、制御部21は、表示部22に出庫中の画面を表示し(図4(E)参照)、出庫データを、無線通信モジュール25を通じて、タクシーメータ3および事務所側の情報管理装置に送信する(ステップS14)。このステップS14の処理は第1の送信手段に相当する。この後、制御部21は、営業中の画面を表示し(ステップS15)、営業中の動作に移行する。
制御部21が営業中の画面表示を行っている間、空車、実車、支払いなどを含む営業データがタクシーメータ3から送信されると、スマートフォン5は、この営業データを受信し(第3の受信手段)、記録する。
図7はタクシーメータ3における動作手順を示すフローチャートである。この動作プログラムはタクシーメータ3の演算部11内のROMに格納され、タクシーメータ3を制御する演算部11内のCPUによって実行される。
まず、演算部11は、無線通信モジュール17を通じて、出庫データを受信するまで待つ(ステップS31)。このステップS31の処理は第2の受信手段に相当する。
出庫データを受信すると、演算部11は、この出庫データを営業データ格納部15に格納し、営業中の画面を表示する(ステップS32)。営業中、演算部11は、空車、実車、支払いなどの処理が行われると、営業データを作成し、随時、スマートフォン5に送信する。
(入庫時の動作)
図8はタクシーメータ3およびスマートフォン5における入庫の流れを示す図である。タクシーメータ3において、操作部13内のメニューボタンが押下されると、メニュー画面が表示部12に表示される(図8(A)参照)。さらに、乗務員によって入庫ボタン12aが押下されると、入庫処理中、表示部12の画面には、労務情報が表示される(図8(B)参照)。ここでは、労務情報として、乗務員名、拘束時間、乗務距離の他、「お疲れ様でした。しばらくお待ちください」のメッセージ、および通信中を表す記号が表示される。
そして、入庫処理が完了し、入庫OKになると(図8(C)参照)、タクシーメータ3からスマートフォン5に入庫データが送信される。この後、タクシーメータ3の表示部12は出庫画面に切り替わる(図8(D)参照)。
一方、スマートフォン5は、タクシーメータ3から入庫データを受信すると、表示部22に、営業データの一覧画面および労務状況の一覧画面を表示し、さらに、確認ボタン45を表示する(図8(E)参照)。図9は入庫データを受信した際、スマートフォン5の表示部22に表示される営業データおよび労務状況の一覧画面を示す図である。表示部22の画面には、営業データとして、空車、実車、支払料金などのデータが表示され、また、労務状況として、出勤時刻、出庫時刻、入庫時刻、退勤時刻、拘束時間、乗務距離などのデータが表示がされる。なお、この段階では、退勤前であるので、退勤時刻は空白のままである。
使用者によって確認ボタン45が押下されると、スマートフォン5は、入庫データを事務所側の情報管理装置に送信する。
前述したように、制御部21は、ステップS15で営業中の画面を表示部22に表示中、タクシーメータ3で入庫ボタン12aが押下され、入庫データの送信が開始されたか否かを判別する(ステップS16)。入庫データが送信が開始されていない場合、制御部21はステップS15に戻り、営業中の画面の表示を継続する。この間、営業データが送信されると、営業データの記録が行われる。
一方、ステップS16で入庫データの送信が開始されると、制御部21は、タクシーメータ3から送信された入庫データを受信する(ステップS17)。このステップS17の処理は第1の受信手段に相当する。
制御部21は、受信した入庫データおよび営業データをもとに、入庫後の画面を表示部22に表示する(ステップS18)。この入庫後の画面表示では、前述した営業データの一覧画面および労務状況の一覧画面が表示される(図8(E)参照)。
この後、制御部21は、確認ボタン45が押下されるまで待つ(ステップS19)。確認ボタン45が押下されると、制御部21は、入庫データを、事務所側の情報管理装置に送信する(ステップS20)。このステップS20の処理は第3の送信手段に相当する。
そして、制御部21は、乗務員によって退勤ボタン(図示せず)が押下されるまで待つ(ステップS21)。退勤ボタンが押下されると、制御部21は出退勤管理アプリケーションの動作を終了する。このとき、退勤時刻はスマートフォン内の記憶部28に記録され、営業データおよび労務状況の一覧画面で表示可能となる。なお、退勤ボタンは、表示部22の画面上にボタンとして表示されてもよいし、出退勤アプリケーションの終了ボタンで代用されてもよい。また、退勤ボタンの押下は、退勤を受け付ける出退勤受付手段に相当する。
一方、タクシーメータ3において、演算部11は、ステップS32で営業中の画面を表示している間、乗務員によってメニュー画面(図8(A)参照)で入庫ボタン12aが押下されたか否かを判別する(ステップS33)。この入庫ボタン12aの押下は入庫受付手段に相当する。入庫ボタン12aが押下されていない場合、演算部11はステップS32の処理に戻る。一方、入庫ボタン12aが押下された場合、演算部11は、入庫処理を行う(ステップS34)。入庫処理中、図8(B)に示す画面が表示部22に表示される。
演算部11は、入庫処理がOKになると(図8(C)参照)、入庫データをスマートフォン5に送信する(ステップS35)。このステップS35の処理は第2の送信手段に相当する。そして、演算部11は、出庫画面(図8(D)参照)を表示し(ステップS36)、本動作を終了する。
このように、出退勤管理システムでは、スマートフォン5は、出勤および退勤の指示を受け付け、出庫前チェックを実施して出庫データをタクシーメータ3に送信し、また、タクシーメータから入庫データを受信する。さらに、スマートフォン5は、出庫データおよび入庫データをもとに労務状況を表示する。これにより、タクシーメータおよびスマートフォンを用いて簡便に出退勤管理を行うことができる。従って、従来のように、タイムカードの利用や、紙に記入された作業の集計や、無駄な紙の使用を排除し、また、専用のメモリカードを必要とすることがなくなる。
また、乗務員が労務状況を確認してから、スマートフォンは入庫データを事務所側の情報管理装置に送信するので、入庫データの正確性が担保される。また、営業データも労務状況とともに表示されるので、スマートフォンで営業データも確認することができる。さらに、乗務員が営業データを確認してから、スマートフォンは入庫データとともに営業データを事務所側の情報管理装置に送信するので、営業データの正確性も担保される。
また、出庫前チェックでは、日常点検、車両点検、点呼、健康診断および労務情報が確認されるので、多くの紙に記入する作業を省くことができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、車載器として、タクシーメータに限らず、バス、電車等に搭載され、運行を管理する運行記録装置などに適用されてもよい。また、携帯情報端末としては、スマートフォンに限らず、タブレット端末、モバイルPC等であってもよい。
本発明は、車両に搭乗する乗務員の出勤および退勤を管理する際、車載器および携帯情報端末を用いて簡便に出退勤管理を行うことができ、有用である。
1 出退勤管理システム
3 タクシーメータ
5 スマートフォン
11 演算部
12、22 表示部
12a 入庫ボタン
13、26 操作部
14 車両データ入力部
15 営業データ格納部
16 設定データ格納部
17、25 無線通信モジュール
18 外部インタフェース(I/F)
21 制御部
22a 入力欄
22b ログインボタン
22d チェック項目
22e 出庫ボタン
23 カメラ部
24 音声処理部
24a スピーカ
24b マイク
27 座標検出部(タッチパネル)
33 アプリケーション
45 確認ボタン

Claims (3)

  1. 車両に搭載された車載器と携帯情報端末とが通信可能に接続され、前記車両に搭乗する乗務員の出勤および退勤を管理する出退勤管理システムであって、
    前記携帯情報端末は、
    前記乗務員の出勤および退勤の指示を受け付ける出退勤受付手段と、
    前記車両の点検を含む出庫前チェックを実施するチェック実施手段と、
    前記出庫前チェックの実施後、出庫データを前記車載器に送信する第1の送信手段と、
    前記車載器から入庫データを受信する第1の受信手段と、
    前記出庫データおよび前記入庫データをもとに、労務状況を表示する表示手段と、
    を備え、
    前記車載器は、
    前記携帯情報端末から前記出庫データを受信する第2の受信手段と、
    入庫の指示を受け付ける入庫受付手段と、
    前記入庫の指示が受け付けられた場合、前記携帯情報端末に前記入庫データを送信する第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする出退勤管理システム。
  2. 前記携帯情報端末は、前記車両を管理する情報管理装置と通信可能に接続され、
    さらに、前記表示手段によって表示された労務状況を確認する確認手段と、
    前記確認手段によって労務状況が確認された場合、前記入庫データを前記情報管理装置に送信する第3の送信手段と、を備え、
    前記出庫前チェックの実施後、前記第1の送信手段は、前記出庫データを前記車載器および前記情報管理装置に送信することを特徴とする請求項1記載の出退勤管理システム。
  3. 前記確認手段は、前記表示手段によって表示された前記労務状況および前記営業データを確認し、
    前記確認手段によって前記労務状況および前記営業データが確認された場合、前記第3の送信手段は、前記入庫データおよび前記営業データを前記情報管理装置に送信することを特徴とする請求項2記載の出退勤管理システム。
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