JP5845133B2 - 通信制御システム及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ノード間での制御情報を利用した通信制御システム及び通信制御方法に関する。
(ノード内クロスレイヤ協調アーキテクチャ:CEAL)
慶應義塾大学理工学部情報工学科の寺岡研究室ではノード内におけるレイヤ間協調アーキテクチャとしてCEAL(Cross layer information Exchange between Arbitrary Layers)を提案している(例えば、非特許文献1参照。)。図5にCEALのアーキテクチャを示す。図において、PE11はISO(International Standardization Organization)のOSI(Open Systems Interconnection)のモデルで定義されているProtocol Entityであり、プロトコルを解釈実行する実体である。PE11は各レイヤに存在し、異なるレイヤのPE11間のデータ交換はレイヤの境界に存在するSAP(Service Access Point)17を介して行われる。これに対し、CEALではAE12(Abstract Entity)とILS(Inter−Layer System)13を導入している。AE12はPE11ごとに設けられ、PE11がもつプロトコル依存あるいはデバイス依存の制御情報を、プロトコルやデバイスに依存しない制御情報に変換する。そしてこの制御情報はILS13を介して任意のレイヤ間で交換される。
CEALは元々ネットワークレイヤ(L3)がリンクレイヤ(L2)の情報を利用して高速ハンドオーバを実現することを目的として設計されており、図6に示す9種類のL2プリミティブを定義している。図6においてISはInformation Serviceであり、リンクレイヤの情報を得るためのプリミティブである。ESはEvent Serviceであり、リンクレイヤで発生したイベントを非同期に得るためのプリミティブである。CSはCommand Serviceであり、リンクレイヤの動作を指示するプリミティブである。
各プリミティブは図7に示すシーケンスで動作する。ISの場合は、(n+m)レイヤは(n)レイヤにRequest(req)を送信し、(n)レイヤはRequestへの応答として(n+m)レイヤにConfirm(conf)を返す。たとえばネットワークレイヤ(L3)がL2−PoAListを使用する場合を考える。L3はL2−PoAList.reqをL2に送信すると、L2はアクセスポイントのリストを格納したL2−PoAList.confをL3に返す。
ESの場合は、(n+m)レイヤは(n)レイヤにRequestを送信し、受信したいイベントの種類などを登録する。(n+m)レイヤはその応答としてConfirmを(n+m)レイヤに返す。(n)レイヤでイベントが発生すると(n)レイヤはIndication(ind)を(n+m)レイヤに送信する。(n+m)レイヤはIndicationの応答として(n)レイヤにResponse(res)を返す。最後のResponseは省略可能とする。たとえばL3がL2−LinkUpを使用する場合を考える。L3はL2−LinkUp.reqをL2に送信すると、L2はこの要求を記録してL2−LinkUp.confをL3に返す。そしてL2でリンクが実際に使用可能になると、L2はL2−LinkUp.indをL3に送信する。L3はL2にL2−LinkUp.resを返してもよい。
CSの場合は、(n+m)レイヤはRequestを(n)レイヤに送信する。(n)レイヤはその応答としてConfirmを(n+m)レイヤに返す。たとえばL3がL2−LinkConnectを使用する場合を考える。L3はL2−LinkConnect.reqをL2に送信する。L2はその応答としてL2−LinkConnect.confをL3に返し、その後指示された動作を実行する。
(ネットワークレイヤでの高速ハンドオーバ)
図8にCEALによる高速ハンドオーバの実行手順を示す(例えば、非特許文献2参照。)。まずL3とL2はL2−LinkStatusChanged.req/confおよびL2−LinkUp.req/confの交換を済ませておく(S301〜S304)。やがてリンクのシグナルレベルが閾値よりも低くなるとL2はL3にL2−LinkStatusChanged.indを送信する(S305)。L3はL2−PoAList.req/confにより使用可能なアクセスポイントのリストを得る(S306〜S307)。そしてL3は最適なアクセスポイントを選択し、L2にL2−LinkConnect.reqを送信してハンドオーバ実行を指示する(S308〜S309)。その後L2がハンドオーバを完了すると、L2−LinkUp.indがL3に送信される(S310)。その後L3はシグナリング処理を行い、ハンドオーバが完了する。
(SCTPの高速フェイルオーバ)
SCTP(Stream Control Transmission Protocol)はTCPの後継プロトコルとしてIETF(Internet Engineering Task Force)で標準化されたプロトコルである。TCPのコネクションに相当するものをSCTPではアソシエーションと呼ぶ。SCTPの1つのアソシエーション内には複数のパスを持つことができる。パスとはTCPのコネクションに相当するものと言える。そしてアソシエーション内の1つのパスをプライマリパスとして通信に使用し、他のパスをセカンダリパスとして障害対策のために未使用としておく。プライマリパスに障害が発生するとセカンダリパスの1つをプライマリパスとすることにより、通信を継続させることができる。この動作をフェイルオーバと呼ぶ。しかしSCTPの仕様ではパス障害をタイムアウトで検出することになっており、障害が発生してからSCTPがそれを検出するまでには30秒以上の時間を要する。
CEALに基づくレイヤ間協調を利用することにより、高速にフェイルオーバを実行することができる(例えば、非特許文献3を参照。)。
まず、図6に示すリンクレイヤ(L2)プリミティブに加えて図9に示すネットワークレイヤ(L3)プリミティブを定義した。図10において、Host−Aは2つのネットワークインタフェース、L2−1とL2−2、を持ち、最初はL2−1をプライマリパスに割り当ててHost−Bと通信している。するとL2−1のリンクに障害が発生し、これを検知したL2−1はL3(すなわちIP)にL2−LinkDown.indを送信する(S401)。するとL3はL4(すなわちSCTP)にL3−ReachabilityLost.indを送信する(S402)。L4は代替経路を知るため、L3にL3−Route.reqを送信する(S403)。L3はセカンダリパスとなっているL2−2とL2−LinkStatus.req/confを交換し、L2−2の状態を知る(S404)。この結果、L3はHost−Bに到達するにはL2−2を使用すれば良いことが分かるので、L3はこの情報を格納したL3−Route.confをL4に返す(S405)。L4はL2−2のパスをプライマリパスにすることを決定し、これをHost−BのL4(すなわちSCTP)に通知する。
(IEEE 802.21)
IEEE 802.21(例えば、非特許文献4を参照。)はクロスレイヤ協調を利用して異種無線技術(たとえばWiFiやWiMAXなど)間でのスムーズなハンドオーバの実現を目的としたMedia Independent Handover Function(MIHF)を定義している。IEEE 802.21の参照モデルを図11に示す。MIHFは前述のCEALと同様にES、CS及びISを提供する。MIHFはMIH LINK SAPを介してリンクレイヤと制御情報を交換し、MIH SAPを介して上位レイヤプロトコルにリンクレイヤ情報を受け渡す。さらにMIHFはMIH NET SAPを介して他ノードのMIHFと制御情報を交換する。
MIHFのISではインフォメーションサーバから次のような情報を得ることができるとしているが、インフォメーションサーバの詳細は本規格の範囲外としている。
・利用可能な無線ネットワークのリスト(IEEE802.11/16/22及びGSM(登録商標)等)
・リンクレイヤの情報(近隣のマップ)
・上位レイヤのサービス(ISP及びMMS等)
F. Teraoka, K. Gogo, K. Mitsuya, R. Shibui, and K. Mitani. Unified Layer 2(L2)Abstractions for Layer 3(L3)−Driven Fast Handover, May 2008. RFC 5184http://www.rfc-editor.org/rfc/rfc5184.txt K. Gogo, R. Shibui, and F. Teraoka. An L3−Driven Fast Handover Mechanism in IPv6 Mobility. In Proceedings of SAINT 2006, January 2006http://ieeexplore.ieee.org/xpls/abs_all.jsp?arnumber=1581358 Y. Han and F. Teraoka. SCTPfx: A Fast Failover Mechanism Based on Cross−Layer Architecture in SCTP Multiho−ming. In Proceedings of AINTEC 2008, November 2008http://dl.acm.org/citation.cfm?id=1503370.1503399&coll=DL&dl=GUIDE&CFID=63195011&CFTOKEN=44527594 IEEE. IEEE Standard for Local and metropolitan area networks − Part21: Media Independent Handover Services, January 2009. IEEE Std 802.21−2008http://ieeexplore.org/xpl/mostRecentIssue.jsp?punumber=4769363
既存技術には次のような課題がある。
・IEEE 802.21は高速ハンドオーバを目的としており、汎用的なクロスレイヤアーキテクチャとはなっていない。
・IEEE 802.21はインフォメーションサーバを利用してさまざま情報をノードが取得することを想定しているが、インフォメーションサーバの詳細は規格の範囲外となっている。
・CEALは汎用的なクロスレイヤアーキテクチャだが、ノード内部での制御情報交換しか考慮していない。
そこで、本発明は、各ノードの各レイヤから収集した情報を提供可能な汎用的なクロスレイヤ協調アーキテクチャの提供を目的とする。
本発明に係る通信制御システムは、
複数ノードの備わる通信ネットワークを制御するための通信制御システムであって、
各ノードに備わり、ノードに関する情報を管理する知識ベース部と、
各ノードに備わり、ノード間で制御情報を送受信する制御情報送受信部と、
各ノードに備わり、各レイヤに共通の形式で表された自ノード内の各レイヤからの制御情報を交換するレイヤ間協調部と、
各ノードに備わり、前記レイヤ間協調部からの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記制御情報送受信部の受信した他のノードからの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてレイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記知識ベース部からの制御情報を取得し、レイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又はノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するノード間協調部と、
を備え
いずれかのノードの前記知識ベース部は、全ノードについてのノードに関する情報を提供する知識ベースサーバとして機能し、
前記ノード間協調部は、
前記制御情報として、自ノード内のいずれかのレイヤから、他ノード内の対象とするレイヤの情報の取得を要求するIN−ISプリミティブが前記レイヤ間協調部を介して入力されると、該IN−ISプリミティブを前記知識ベース部に出力し、前記知識ベース部に該IN−ISプリミティブを前記知識ベースサーバへの問い合わせ形式に変換させ、該変換されたIN−ISプリミティブを前記制御情報送受信部を介して前記知識ベースサーバを有するノードへ送信し、
前記知識ベースサーバを有するノードから、前記IN−ISプリミティブに対する応答を前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した応答を前記レイヤ間協調部を介して前記IN−ISプリミティブの要求元のレイヤに出力することを特徴とする
本発明に係る通信制御システムでは、前記ノード間協調部は、前記制御情報として、他ノード内のいずれかのレイヤから、自ノード内の対象とするレイヤで発生したイベントの通知を要求するIN−ESプリミティブを前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した前記IN−ESプリミティブに対応する要求を登録し、登録されている前記要求に一致するイベントが発生すると、当該要求の送信元に向けた応答用の制御情報を生成し、前記制御情報送受信部を介して前記IN−ESプリミティブの要求元のノードに送信してもよい。
本発明に係る通信制御方法は、
複数ノードの備わる通信ネットワークを制御するための通信制御方法であって、
各ノードは、ノードに関する情報を管理する知識ベース部と、ノード間で制御情報を送受信する制御情報送受信部と、レイヤ間協調部と、ノード間協調部とを備え、
前記レイヤ間協調部が、各レイヤに共通の形式で表された自ノード内の各レイヤからの制御情報を交換するレイヤ間協調手順と、
前記ノード間協調部が、前記レイヤ間協調部からの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記制御情報送受信部の受信した他のノードからの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてレイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記知識ベース部からの制御情報を取得し、レイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又はノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するノード間協調手順と、
を順に有し、
いずれかのノードの前記知識ベース部は、全ノードについてのノードに関する情報を提供する知識ベースサーバとして機能し、
前記ノード間協調手順では、前記ノード間協調部が、
前記制御情報として、自ノード内のいずれかのレイヤから、他ノード内の対象とするレイヤの情報の取得を要求するIN−ISプリミティブが前記レイヤ間協調部を介して入力されると、該IN−ISプリミティブを前記知識ベース部に出力し、前記知識ベース部に該IN−ISプリミティブを前記知識ベースサーバへの問い合わせ形式に変換させ、該変換されたIN−ISプリミティブを前記制御情報送受信部を介して前記知識ベースサーバを有するノードへ送信し、
前記知識ベースサーバを有するノードから、前記IN−ISプリミティブに対する応答を前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した応答を前記レイヤ間協調部を介して前記IN−ISプリミティブの要求元のレイヤに出力する
ことを特徴とする
本発明に係る通信制御方法では、前記ノード間協調手順では、前記ノード間協調部が、前記制御情報として、他ノード内のいずれかのレイヤから、自ノード内の対象とするレイヤで発生したイベントの通知を要求するIN−ESプリミティブを前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した前記IN−ESプリミティブに対応する要求を登録し、登録されている前記要求に一致するイベントが発生すると、当該要求の送信元に向けた応答用の制御情報を生成し、前記制御情報送受信部を介して前記IN−ESプリミティブの要求元のノードに送信してもよい。
本発明によれば、各ノードの各レイヤから収集した情報を提供可能な汎用的なクロスレイヤ協調アーキテクチャを提供することができる。
本実施形態に係る通信制御システムの一例を示す。 本実施形態に係るL2プリミティブの一例を示す。 本実施形態に係るL3プリミティブの一例を示す。 ハンドオーバによって帯域が減少する場合の一例を示す。 CEALアーキテクチャの一例を示す。 CEALのL2プリミティブの一例を示す。 CEALのインタラクションモデルを示す。 CEALによる高速ハンドオーバの処理手順 CEALのL3プリミティブの一例を示す。 CEALによるSCTPの高速フェイルオーバ手順の一例を示す。 IEEE 802.21の参照モデルの一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1に、本実施形態に係る通信制御システムの一例を示す。本実施形態に係る通信制御システムは、複数のノード10の備わる通信ネットワークを制御するための通信制御システムである。本実施形態では、一例として、通信ネットワークが4つのノード10を備える場合を示し、さらに、ノード10のうちの第1のノード10が、(n−m)レイヤから(n+2)レイヤまでを有する例について示した。
図2に提案方式におけるリンクレイヤ(L2)のプリミティブを、図3にネットワークレイヤ(L3)のプリミティブを示す。ISはInformation Serviceであり、対象とするレイヤの情報を取得するためのプリミティブである。ESはEvent Serviceであり、対象とするレイヤで発生したイベントを非同期に受信するためのプリミティブである。CSはCommand Serviceであり、対象とするレイヤの動作を指示するためのプリミティブである。また、IN−ISはノード間クロスレイヤ協調でのInformation Serviceを、IN−ESはノード間クロスレイヤ協調でのEvent Serviceを表す。
ノード10はエンドホストやルータなどのノードを表す。ノード10のうちの第1のノードはノード10間でのクロスレイヤ協調を実行しようとするノードである。先行技術のCEALと同様に、ノード内部にはレイヤごとにプロトコルを処理する実体であるPE(Protocol Entity)11と、プロトコルやデバイス依存の制御情報をプロトコルやデバイスに非依存の制御情報に変換するAE(Abstract Entity)12が対になっている。
各ノード10は、知識ベース部としてのKB(Knowledge Base)クライアント16と、制御情報送受信部としてのL3制御プレーン15と、レイヤ間協調部としてのILS13と、ノード間協調部としてのINS(Inter−Node System)14と、を備える。各ノードのL3制御プレーン15は、互いにプリミティブなどの各種制御情報を送受信する。ILS13は、各レイヤに共通の形式で表された自ノード内の各レイヤからの制御情報を交換する。INS14は、ILS13、KBクライアント16又はL3制御プレーン15のいずれかから制御情報を取得し、制御情報の内容に応じて、当該制御情報を、ILS13、KBクライアント16又はL3制御プレーン15のいずれかへ出力する。
KBクライアント16は、IN−ISプリミティブを処理するために用いられる。いずれかのノード10のKBクライアント16は、全ノード10についてのノードに関する情報を格納するKB(Knowledge Base)サーバとして機能する。例えば、第4のノード10のように、ネットワーク内の選ばれたノードはKBサーバの役割を果たす。
本実施形態に係る通信制御方法は、レイヤ間協調手順と、ノード間協調手順と、を順に有する。
レイヤ間協調手順では、各ノードにおけるAE12を用いて、各レイヤから出力された制御情報を、各レイヤに共通の形式で表された制御情報に変換し、ILS13へ出力する。
ノード間協調手順では、各ノードにおけるINS14を用いて、ILS13からの制御情報を、当該制御情報の内容に応じて、他ノード10に送信するか又はKBクライアント16へ問い合わせる。
ノード内のクロスレイヤ協調の場合は、レイヤ間協調手順の後に、CEALと同様にAE12によって変換された制御情報がILS(Inter−Layer System)13を介して交換される。例えば、破線で示すように、(n−m)レイヤのAE12と(n)レイヤのAE12は、ILS13を介して制御情報を交換する。
IN−ESの場合、ノード間協調手順において、プリミティブは、実線で示すように、ILS13からINS14に渡され、さらにL3制御プレーン15を介してノード10間で転送され、各ノード10にIN−ESの要求を登録していく。例えば、第1のノード10のプリミティブが、実線で示すように、L3制御プレーン15を介して第2のノード10及び第3のノード10に転送され、登録される。
IN−ESの要求が登録されたノード10で対象となるイベントが発生すると、IN−ESの要求が登録された経路を逆にたどってIN−ESを要求したAE12にイベント発生が通知される。例えば、第3のノード10のあるレイヤでイベントが発生した場合、要求時の経路である実線で示される経路をたどって第1のノード10の(n+1)レイヤのAE12へ通知される。
IN−ISの場合、ノード間協調手順において、プリミティブはILS13からINS14に渡され、さらにKBクライアント16に渡される。KBクライアント16はIN−ISプリミティブを解釈して知識ベース問い合わせ形式に変換し、これをL3制御プレーン15を介して該当するKBサーバへ転送する。例えば、2点鎖線で示すように、第1のノード10の(n+2)レイヤからのプリミティブがKBクライアント16に渡され、KBクライアント16からのプリミティブが第1のノード10のL3制御プレーン15から第4のノード10のL3制御プレーン15へ送信される。第4のノード10のKBクライアント16が第1のノード10のKBクライアント16からの問い合わせに応答し、第4のノード10のL3制御プレーン15から第1のノード10のL3制御プレーン15へ応答が送信される。
以上説明したように、本実施形態に係る発明は、汎用的なクロスレイヤ協調アーキテクチャとするため、PE11に対してAE12を導入して制御情報をプロトコルやデバイスに依存しない形式に変換し、ILS13を介して任意のレイヤ間で制御情報を交換する。本実施形態に係る発明は、ノード間のクロスレイヤ協調を可能にするため、INS14とL3制御プレーン15を導入した。また、各ノード10から収集した生データからより高度な加工した情報を提供するため、KBサーバを導入した。また、各ノード10にはKBサーバに問い合わせるためにKBクライアント16を導入した。
(L3−PathStatChangedの実行例)
第1のノード10内の(n+1)レイヤにおけるPE11は、あるノード(例えば第nのノード)との通信中に経路(パス)が切断した場合は即座にこのイベントを知りたいとする。(n+1)レイヤにおけるPE11はまずL3−PathStatChanged.reqを(n+1)レイヤにおけるAE12を介してILS13に発行する。このとき、引数としてパスの終点アドレス(この例では第nノードのアドレス)と知りたいパス状態の種類(この例ではパスの切断)を指定する。ILS13はこのL3−PathStat.Changed.reqの終点アドレスが別ノードであることを判別し、L3−PathStatChanged.reqをINS14に渡す。INS41はL3−PathStatChanged.reqを第nのノード10に向けて送信する。L3−PathStatChanged.reqは第1のノード10のL3制御プレーン15を介して第2のノード、第3のノード、・・・と第nのノードに向かって転送されていく。各ノード10では転送の際、L3制御プレーン15とINS14にこの要求が登録される。第nのノード10がL3−PathStatChanged.reqを受信すると、第nのノード10におけるINS14がL3−PathChanged.confを生成し、第1のノード10に返送する。L3−PathChanged.confはL3−PathChanged.reqが転送された経路の逆をたどって第1のノード10のL3制御プレーン15に到達し、最終的には(n+1)レイヤにおけるPE11に到達する。
第3のノード10は第1のノード10が送信したL3−PathStatChanged.reqを中継したノードとし、自ノードが接続しているリンクに障害を検知したとする。第3のノード10内ではL2がL2−LinkStatChanged.indを生成し、ILS13に通知する。
第3のノード10のILS13はさらにこれをINS14に通知する。第3のノード10のINS14には第1のノード10が発行したL3−PathStatChanged.reqが登録されているため、INS14はL3−PathStatChanged.indを生成し、L3制御プレーン15を介してこれを第1のノード10に向けて送信する。L3−PathStatChanged.indは第2のノード10を経て第1のノード10のL3制御プレーン15に到達する。そしてINS14、ILS13および(n+1)レイヤのAE12を介して(n+1)レイヤのPE11に通知される。
本提案手法では通信経路上のリンク障害をエンドノードが素早く検知することが可能となり、このような場合でも素早くフェイルオーバを実行することができるようになる。
(L3−PathStatの実行例)
第1のノード10の(n+2)レイヤのPE11は、あるノード(第nのノード10)への経路の中で、帯域が1Mbps、遅延が20ms以下の経路を知りたいとする。PE11はまずAE12を介してL3−PathStat.reqをILS13に発行する。このとき引数として終点アドレス(この例の場合は第nのノード10のアドレス)および取得したい情報(この例の場合は経路とその条件である帯域1Mbpsと遅延20ms)を指定する。ILS13はこのL3−PathStatの終点アドレスが他ノードであることを判別し、L3−PathStat.reqをINS14に渡す。INS14はさらにこれをKBクライアント16に渡す。KBクライアント16はL3−PathStat.reqの内容を知識ベース問い合わせ言語に変換し、第4のノード10に存在するKBサーバに向けて知識ベース問い合わせを送信する。この知識ベース問い合わせは第2のノード10を経て第4のノード10上のKBサーバに到達する。KBサーバは知識ベース問い合わせへの回答を生成し、第1のノード10上のKBクライアント16に送信する。
ここで、KBサーバは、各ノード10に関する情報を格納する。各ノード10に関する情報は、各ノードの各レイヤにおける通信状態であり、例えば、ノード間の接続情報(トポロジー)、各リンクの最大帯域、各リンクの遅延、各リンクで使用されている帯域である。このため、KBクライアント16を用いてKBサーバに問い合わせることで、各ノードから収集した生データからより高度な加工した情報を提供することが可能になる。
以上述べたように、提案手法では、KBクライアント16及びKBサーバを利用することにより、エンドノードは帯域と遅延などの条件を満たす経路といった加工したデータを取得できるようになる。
(実施形態2)
本実施形態では、図4に示すように、列車95に移動ルータ91が設置され、WiFiや3G無線技術などでインターネットに接続する場合を考える。移動ルータ91は車内にはWiFiによるLANを提供し、車内の携帯機器94は移動ルータ91を介してインターネットに接続する。列車95の移動により、移動ルータ91はハンドオーバしながら通信を継続する。たとえば移動ルータ91がWiFiアクセスルータ92のエリアから3Gアクセスルータ93のエリアにハンドオーバする際、ハンドオーバの前後で利用可能帯域が大きく減少する。このとき、携帯機器94のTCP(トランスポートレイヤ(L4))は利用可能帯域が大きく減少したことに気づかないため、ハンドオーバ前の状況での輻輳制御を行うため、無線リンクが輻輳してしまい、多くのパケットロスが発生することが考えられる。
本実施形態では、移動ルータ91には車内LANの情報を管理するKBサーバが設置されているとする。車内の携帯機器94のTCPはL3−PathStatChanged.reqを発行することにより、通信経路の状態変化を取得して最適な輻輳制御を目指すとする。この要求は携帯機器94のKBクライアント16から移動ルータ91のKBサーバに通知され、KBサーバに登録される。一方、移動ルータ91のネットワークレイヤ(L3)はノード内のクロスレイヤ協調によりハンドオーバを予測し、その事象をKBサーバに登録する。
KBサーバはハンドオーバによって利用可能帯域が大きく減少することを検知し、ハンドオーバ終了後直ちに登録されているL3−PathStatChanged.reqに対してL3−PathStatChanged.indを生成し、携帯機器94に通知する。携帯機器94のL3制御プレーン15がL3−PathStatChanged.indを受信すると、携帯機器94のINS14及びILS13がこれをTCPに知らせる。TCPは利用可能帯域が大きく減少したことを知り、それに合わせた輻輳制御を行うことにより無線リンクの輻輳を回避し、結果としてパケットロスを回避することができる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10:ノード
11:PE
12:AE
13:ILS
14:INS
15:L3制御プレーン
16:KBクライアント
17:SAP
91:移動ルータ
92:WiFiアクセスルータ
93:3Gアクセスルータ
94:携帯機器
95:列車
96:通信相手

Claims (4)

  1. 複数ノードの備わる通信ネットワークを制御するための通信制御システムであって、
    各ノードに備わり、ノードに関する情報を管理する知識ベース部と、
    各ノードに備わり、ノード間で制御情報を送受信する制御情報送受信部と、
    各ノードに備わり、各レイヤに共通の形式で表された自ノード内の各レイヤからの制御情報を交換するレイヤ間協調部と、
    各ノードに備わり、前記レイヤ間協調部からの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記制御情報送受信部の受信した他のノードからの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてレイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記知識ベース部からの制御情報を取得し、レイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又はノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するノード間協調部と、
    を備え
    いずれかのノードの前記知識ベース部は、全ノードについてのノードに関する情報を提供する知識ベースサーバとして機能し、
    前記ノード間協調部は、
    前記制御情報として、自ノード内のいずれかのレイヤから、他ノード内の対象とするレイヤの情報の取得を要求するIN−ISプリミティブが前記レイヤ間協調部を介して入力されると、該IN−ISプリミティブを前記知識ベース部に出力し、前記知識ベース部に該IN−ISプリミティブを前記知識ベースサーバへの問い合わせ形式に変換させ、該変換されたIN−ISプリミティブを前記制御情報送受信部を介して前記知識ベースサーバを有するノードへ送信し、
    前記知識ベースサーバを有するノードから、前記IN−ISプリミティブに対する応答を前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した応答を前記レイヤ間協調部を介して前記IN−ISプリミティブの要求元のレイヤに出力する
    ことを特徴とする通信制御システム。
  2. 前記ノード間協調部は、
    前記制御情報として、他ノード内のいずれかのレイヤから、自ノード内の対象とするレイヤで発生したイベントの通知を要求するIN−ESプリミティブを前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した前記IN−ESプリミティブに対応する要求を登録し、
    登録されている前記要求に一致するイベントが発生すると、当該要求の送信元に向けた応答用の制御情報を生成し、前記制御情報送受信部を介して前記IN−ESプリミティブの要求元のノードに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 複数ノードの備わる通信ネットワークを制御するための通信制御方法であって、
    各ノードは、ノードに関する情報を管理する知識ベース部と、ノード間で制御情報を送受信する制御情報送受信部と、レイヤ間協調部と、ノード間協調部とを備え、
    前記レイヤ間協調部が、各レイヤに共通の形式で表された自ノード内の各レイヤからの制御情報を交換するレイヤ間協調手順と、
    前記ノード間協調部が、前記レイヤ間協調部からの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記制御情報送受信部の受信した他のノードからの制御情報を取得し、当該制御情報の内容に応じてレイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又は前記知識ベース部へ出力するとともに、前記知識ベース部からの制御情報を取得し、レイヤを指定して前記レイヤ間協調部へ出力するか又はノードを指定して当該制御情報を前記制御情報送受信部へ出力するノード間協調手順と、
    を順に有し、
    いずれかのノードの前記知識ベース部は、全ノードについてのノードに関する情報を提供する知識ベースサーバとして機能し、
    前記ノード間協調手順では、前記ノード間協調部が、
    前記制御情報として、自ノード内のいずれかのレイヤから、他ノード内の対象とするレイヤの情報の取得を要求するIN−ISプリミティブが前記レイヤ間協調部を介して入力されると、該IN−ISプリミティブを前記知識ベース部に出力し、前記知識ベース部に該IN−ISプリミティブを前記知識ベースサーバへの問い合わせ形式に変換させ、該変換されたIN−ISプリミティブを前記制御情報送受信部を介して前記知識ベースサーバを有するノードへ送信し、
    前記知識ベースサーバを有するノードから、前記IN−ISプリミティブに対する応答を前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した応答を前記レイヤ間協調部を介して前記IN−ISプリミティブの要求元のレイヤに出力する
    ことを特徴とする通信制御方法。
  4. 前記ノード間協調手順では、前記ノード間協調部が、
    前記制御情報として、他ノード内のいずれかのレイヤから、自ノード内の対象とするレイヤで発生したイベントの通知を要求するIN−ESプリミティブを前記制御情報送受信部を介して受信すると、該受信した前記IN−ESプリミティブに対応する要求を登録し、
    登録されている前記要求に一致するイベントが発生すると、当該要求の送信元に向けた応答用の制御情報を生成し、前記制御情報送受信部を介して前記IN−ESプリミティブの要求元のノードに送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信制御方法。
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