JP5843903B2 - 監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークの状況を画面表示する技術に関する。
通信事業者のネットワークには、転送装置や制御装置等様々な装置が用いられている。ネットワーク構成を表示する場合、その方法の一つに、装置の地理的な位置情報を用いて、地図上の対応箇所に装置(例えば、図1に示す下位サービス装置101,102,103、転送装置121,122、制御装置141、上位サービス装置161)を描画する方法がある(図1、非特許文献1)。この方法は、装置の位置や、装置がカバーする地理的な範囲を認識しやすくなる利点がある。
ネットワーク構成を表示する他の方法には、地理的な情報を全く考慮せずに、装置(図2では四角形表示)間の論理的な接続関係(論理トポロジ)のみに基づいた表示方法(図2、非特許文献2)がある。さらに、その派生形として同じ機能と役割のものを同じ階層に配置する方法がある(図3、非特許文献1)。図3では、階層の上下関係は、ネットワークの末端に位置する装置(下位サービス装置101,102,103)の階層(破線で囲んだ部分)を最下位として、末端の装置から経由する装置の数(ホップ数)を基に定義する。また、同じ機能と役割を備える装置群を「階梯」として定義する。図3の方法では、装置の役割やネットワークの論理構成を認識しやすい利点がある。
図1〜3に示す画面表示方法においては、ネットワーク全体表示のほかに、ネットワークの一部のみを切り出して表示することが可能である。切り出し方としては、例えば、一部の装置周辺の構成のみを切り出す方法、一部地域の装置構成のみを切り出す方法、ある特定の機能を持つ装置群と階梯のみを切り出す方法、ある特定のサービスに関する階梯のみを切り出す方法、がある。
例えば、特定の制御系機能を持つ装置群とサービスに係る階梯(サービスプレーン)のみを切り出す例を、図4Bに示す。図4Bは、図4Aの構成から制御系機能を持つ制御装置141とサービス装置(下位サービス装置101,102,103、上位サービス装置161)のみを切り出して表示した場合を表している。制御装置141と下位サービス装置101,102,103および上位サービス装置161との間には、物理的には転送装置121,122や転送リンクが介在する。そこで、この表示方法においては、制御系装置相互の接続状況を明確にするために、制御系装置間に介在する転送装置や転送リンク等物理的な接続状況を抽象化して制御リンク151(図4Bでは破線)として表示する。これにより装置間の制御系機能の動作状況を認識しやすくする利点がある。
また、ある特定のサービスに係る階梯のみ切り出す例として、ユーザが相互に通信を行う場合に、ユーザが接続する装置(サービスプレーン)が属する階梯のみ切り出して表示する場合を、図5Bに示す。図5Bは、図5Aの構成から上位サービス装置161と下位サービス装置101,102,103のみを切り出して表示した場合を表している。上位サービス装置161と下位サービス装置101,102,103との間には転送装置や転送リンクが介在し、サービスを実現するために制御プレーンに属する制御系装置が協調動作している。そこで、この表示方法においては、これら装置やリンクの動作状況を抽象化してサービスリンク152(図5Bでは破線)として表示する。これにより装置間のサービス提供状況を認識しやすくする利点がある。
前記した図1〜図5に示す表示画面は、2次元表示の場合であるが、さらに3次元表示や、時間軸を加味した表示画面についても開示されている(非特許文献1)。
図6は、空間軸(X,Y,Z軸の3次元)を用いた3次元表示画面を表している。3次元のうちXY平面には地図を重畳し、実世界で装置が配置されている箇所の緯度経度等の地理情報を用いて、XY平面に重畳した地図上の対応するポイントに装置を配置する。さらに、Z軸(高さ)を利用して階梯を表現する。ある高さのXY平面に同じ階梯(同じ属性)の装置を配置し、異なる階梯の装置は異なる高さに配置する。これら配置した装置について、実際のネットワーク接続情報を基に、接続関係にある装置を線(リンク)で結ぶ。また、末端階梯より上の階梯の装置が存在する箇所(例えば、下位サービス装置102、転送装置122および上位サービス装置161)は、これらの装置群を重要ビル155として立方体で囲む。このようにすることで、閲覧者は、各装置の階梯を視認しやすくなる。さらに、複数の装置で、現用系・待機系(以降、運用系・バックアップ系とも称すこともある。)を組む装置については、画面上において、これら装置群を線で囲む等してグループを明示する。例えば、図6では、同じグループの装置群を楕円154で囲む。これにより、現用系・待機系を組む装置群を、閲覧者が画面上で認識しやすくなる。よって、ある装置の障害発生時における、サービスの影響度を、閲覧者が画面上で推測しやすくなる。
この3次元画面表示方法では、視点(図7Aの第1の視点、第2の視点)の位置や向きを自由に設定して、任意の装置およびリンクの状況にフォーカスしたネットワークの状況を確認することができる。すなわち、視点は、カメラに相当している。
例えば、図7Bは、図7Aの第1の視点から見た表示画面例であり、装置およびリンクを、XY平面に投影した平面図を表している。また、図7Cは、図7Aの第2の視点から見た表示画面例であり、装置およびリンクを、YZ平面に投影した立面図を表している。
さらに、画面の閲覧者が選択した過去のある時刻から現在までのネットワークの障害の状況の変化を連続的に表示するような画面表示についても開示されている(非特許文献1)。
例えば、最初にネットワークの転送装置121で障害が発生し(図8A)、次いで、転送装置122で障害が発生(図8B)したような場合、閲覧者により表示画面上の時間軸バー159等で選択された過去のある時刻から次の時刻までのネットワークの状況を示すことができる。これにより、閲覧者が、ネットワークのどの装置が障害の起因となっており、警報の初発箇所となっているか、および警報や障害の発生状況について、表示画面上で順を追って確認しやすくなる。
立石直規、他3名、「大規模ネットワークの情報可視化方式に関する検討」、電子情報通信学会技術研究報告、社団法人電子情報通信学会、巻112号、492(ICM2012 59-80)、pp.89-94、(2013年3月) ITU-T Z.352, Z.361,Z.371, Z.372、[online]、[平成26年2月6日検索]、インターネット<URL: http://www.itu.int/ITU-T/recommendations/index.aspx?ser=Z[Z.352,Z.361,Z371,Z.372]>
前記した画面表示方法は、複数階梯によって構成されるネットワークの情報や警報が一元的に表示され、閲覧者にとって障害の発生ポイント、原因箇所、階梯の把握を容易にすることはできる。
しかしながら、障害発生時に前記の表示画面を使用した場合、下記のような問題がある。
問題(1)警報の色や大きさのみで障害の発生を閲覧者に伝えているため、障害における重要回線の有無や障害時間長期化の有無等の、障害によるサービスへの影響を表すことができない。
問題(2)障害が複数箇所で同時発生した場合、障害の確認順序を示すことができない。例えば、従来は、閲覧者が、自らの経験に基づいて障害の確認順序を決定していたため、確認順序が人によって異なっていた。
問題(3)視点の位置や向きが閲覧者の手動操作によって決められていた。そのため、異なるスキルや考え方の閲覧者達が共通の表示画面を大画面テレビやウォールディスプレイに表示して検討する場合、表示すべき画面の優先順序が定まらないため、画面の切り替えが困難となる場合がある。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、障害発生地点の重要度や、複数の障害が発生した場合の障害確認順序に基づいて、表示画面を生成することによって、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくする監視装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の監視装置は、装置の座標および前記装置間のリンクを記憶している記憶部と、警報を取得したとき、前記記憶部を参照し、前記警報に含まれる装置の情報を用いて、前記警報の座標位置を決定する座標計算部と、地図上に定められた演算エリアに対し、前記演算エリア内に存在する前記警報から、障害の大きさ、前記装置への対処の緊急度、障害によって生じているサービスへの影響の大きさのいずれかまたは組み合わせに比例する当該演算エリアの障害重要度を演算する重要度解析部と、前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリアと前記障害重要度の最も大きい演算エリアとの間の距離、前記演算エリアと保守拠点との間の距離および前記演算エリアの障害重要度を用いて、優先度を演算する優先度解析部と、前記優先度の大きさに基づいて、前記警報の存在する演算エリアを確認する障害確認順序を決定する確認順序解析部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、監視装置は、障害発生地点の重要度(障害重要度)を演算することができる。したがって、監視装置は、その重要度に基づいた表示画面を生成できるようになるので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくすることができる。
また、監視装置は、障害を確認する順序を決定することができる。したがって、監視装置は、その決定した順序に基づいて表示画面を生成できるようになるので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくすることができる。
前記監視装置は、前記優先度解析部が、前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリアと前記障害重要度の最も大きい演算エリアとの間の距離に反比例する第1の値を演算し、前記演算エリアと保守拠点との間の距離に反比例する第2の値を演算し、前記第1の値、前記第2の値、前記演算エリアの障害重要度それぞれに重み係数を積算した後、その積算値を加算することによって前記優先度を演算することを特徴とする。
このような構成によれば、監視装置は、警報の存在する演算エリアごとに、その演算エリアと障害重要度の最も大きな演算エリアとの間の距離に反比例する値、その演算エリアと保守拠点の存在する演算エリアとの間の距離に反比例する値、その演算エリアの障害重要度を演算することによって、定量的に、表示画面の優先度を演算することができる。したがって、監視装置は、優先度に基づいた表示画面を生成できるようになるので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくすることができる。
前記監視装置は、前記確認順序解析部が、前記障害重要度の最も大きい演算エリアを障害確認順序の1番目として決定し、前記優先度の最も大きい演算エリアを障害確認順序の2番目として決定することを特徴とする。
前記監視装置は、前記優先度解析部が、前記障害確認順序が決定された演算エリア以外で前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリアと前記障害確認順序のn番目(n≧2)として決定された演算エリアとの間の距離に反比例する第3の値を演算し、前記演算エリアと保守拠点との間の距離に反比例する第2の値を演算し、前記第3の値、前記第2の値、前記演算エリアの障害重要度それぞれに重み係数を積算した後、その積算値を加算することによって前記優先度を演算する優先度演算処理を実行し、前記確認順序解析部が、前記優先度演算処理によって演算された前記優先度の中で前記優先度の最も大きい演算エリアを障害確認順序の(n+1)番目として決定することを特徴とする。
このような構成によれば、監視装置は、障害重要度および優先度を用いて、障害確認順序を決定することができる。したがって、監視装置は、障害確認順序に基づいて表示画面を閲覧者に示すことができるようになるので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくすることができる。
本発明の監視装置は、装置の座標および前記装置間のリンクを記憶している記憶部と、警報を取得したとき、前記記憶部を参照し、前記警報に含まれる装置の情報を用いて、前記警報の座標位置を決定する座標計算部と、地図上に定められた演算エリアに対し、前記演算エリア内に存在する前記警報から、障害の大きさ、前記装置への対処の緊急度、障害によって生じているサービスへの影響の大きさのいずれかまたは組み合わせに比例する当該演算エリアの障害重要度を演算する重要度解析部と、前記装置における通過フロー情報とトラフィック量とを取得する流量情報解析部と、前記警報に係る障害に対してユーザから受け付けたユーザ申告数を取得する入出力部と、を備え、前記記憶部は、さらに、前記装置間の接続情報、前記装置に収容されているユーザ数、末端装置からのホップ数を示す前記装置の階層数、前記装置に収容されている回線および運用系とバックアップ系の両系、を記憶し、前記重要度解析部は、前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリア内の前記警報の数である警報発出数、前記演算エリア内で重要と判定された前記警報の数である重要警報発生数、前記演算エリア内で最も長時間発生している前記警報の発生時間である警 報継続時間、前記演算エリア内で前記警報を発生している装置が収容する前記ユーザ数、前記演算エリア内で前記警報を発生している装置の中で最高の階層数である警報発生最高階層数、前記演算エリア内で前記警報の発生している装置に収容されている前記回線の中で重要と判定された重要回線設定数、前記演算エリア内で前記両系とも切断した数である両系断数、前記演算エリア内で前記警報の発生している装置の所定の単位時間当たりのトラフィック変化量が所定の閾値を上回ったまたは別の所定の閾値を下回ったと判定した回数を示すトラフィック急増減数、前記演算エリア内の前記ユーザ申告数、前記装置間の接続情報を参照して前記演算エリア内の警報に係る障害が当該演算エリア外の警報の原因となっていると判定された警報数である警報相関数を、それぞれ演算して、その演算結果のいずれかまたはそれらの組み合わせを用いて、前記演算エリアの障害重要度を演算することを特徴とする。
このような構成によれば、監視装置は、障害発生地点の重要度(障害重要度)を演算することができる。したがって、監視装置は、その重要度に基づいた表示画面を生成できるようになるので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくすることができる。
また、監視装置は、警報発出数、重要警報発生数、警報継続時間、ユーザ数、警報発生最高階層数、重要回線設定数、両系断数、トラフィック急増減数、ユーザ申告数、警報相関数のいずれかまたは組み合わせを用いて、障害重要度を演算することができる。したがって、監視装置は、その障害重要度に基づいた表示画面を生成できるようになるので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくすることができる。
前記監視装置は、前記障害重要度、前記優先度、前記障害確認順序のいずれかまたは組み合わせに応じて表示画面を生成し、前記生成した表示画面を表示装置に表示することを特徴とする。
このような構成によれば、監視装置は、障害重要度、優先度、障害確認順序のいずれかまたは組み合わせに応じて表示画面を生成するので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくなる。
本発明によれば、障害発生地点の重要度や、複数の障害が発生した場合の障害確認順序に基づいて、表示画面を生成するので、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくなる。
ネットワークの状況を地理的な配置に基づき表示した例を示す図である。 ネットワークの状況を論理トポロジに基づき表示した例を示す図である。 ネットワークの各階梯の接続状況を一括表示した例を示す図である。 図3に示したネットワークの各階梯の接続状況の例を示す図である。 図4Aに対して、制御系装置間に介在する転送装置、転送リンク等物理的な接続状況を制御リンクに抽象化して表示した例を示す図である。 図3に示したネットワークの各階梯の接続状況の例を示す図である。 図5Aに対して、サービス系装置間に介在する転送装置、制御装置等の構成をサービスリンクに抽象化して表示した例を示す図である。 3次元表示した例を示す図である。 視点の位置および向きを設定した場合の表示画面例を示す図である。 図7Aに示す第1の視点から見た表示画面例を示す図である。 図7Aに示す第2の視点から見た表示画面例を示す図である。 時間軸バーによって選択された過去の状況表示の画面例を示した図である。 時間軸バーによって選択された次の時刻の状況表示の画面例を示した図である。 本実施形態における、障害重要度および障害確認順序の演算に用いる演算エリアの決め方の一例を示す図である。 装置警報情報、装置情報および設定情報の一例を示す図である。 トラフィック量急増減情報、演算エリア重要度情報および障害確認順序情報の一例を示す図である。 本実施形態の監視装置の機能例を示す図である。 装置属性情報、装置間接続情報および装置配置設定情報の一例を示す図である。 監視装置の処理フロー例を示す図である。 カメラ視点を自動変更する場合の俯瞰表示モードの一例を示す図である。 カメラ視点を自動変更する場合の接近モードの一例を示す図である。 カメラ視点を自動変更する場合の巡回モードの一例を示す図である。 カメラ視点を自動変更する場合の注意喚起モードの一例を示す図である。
本発明を実施するための形態(以降、「本実施形態」と称す。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
はじめに、発明が解決しようとする課題において説明した問題(1)〜(3)を解決するために、本実施形態における監視装置によって実行される障害重要度および障害確認順序の演算処理の概要について、図9、図10、図11を用いて説明する。図9は、本実施形態における、障害重要度および障害確認順序の演算に用いる演算エリアの決め方の一例を表している。図10は、障害重要度および障害確認順序の演算処理に用いられる、警報情報、装置情報および設定情報の一例を表している。図11は、障害重要度および障害確認順序の演算処理に用いられる、トラフィック量急増減情報、演算エリア重要度情報および障害確認順序情報の一例を表している。なお、図10および図11に示した一例は、警報の存在する演算エリアの一例を表しているものとする。
(障害重要度の演算処理)
障害重要度を演算するためには、まず演算エリアを決める必要がある。例えば、図9に示すように、地図の表示された画面を縦線および横線で示すグリッド91(図9では破線)で分割する。そして、グリッド91の縦線と横線とで囲まれたエリアを演算エリア92(図9では矩形)とする。グリッド91の位置およびグリッド91間の間隔は、図10の設定情報のグリッド始点設定情報およびグリッド間隔設定情報に基づいて決められる。なお、図10に例示したグリッド間隔設定情報は、距離を「1」としているが、整数に限られることはなく、1未満の小数点で表しても構わない。また、図9では、見やすさのために警報の中で、重要情報を黒丸印で表し、その他の警報を三角印で表しているが、図8Aのように、装置と併せて警報を表示しても構わない。
障害重要度は、後記する重要度解析部226(図12参照)によって、警報情報を用いて算出される。
警報情報としては、警報発出数、重要警報発生数、警報継続時間、ユーザ数、警報発生最高階層数、重要回線設定数、両系断数、トラフィック急増減数、ユーザ申告数、警報相関数等が挙げられる。このような警報情報によって、閲覧者は、障害の大きさ、該当装置および設備への対処の緊急度、障害によって生じているサービスへの影響の大きさのいずれかを把握することができる。
警報発出数は、演算エリア92において、発出された警報の数である。例えば、図10の装置警報情報では、警報発出数は4である。
重要警報発生数は、演算エリア92において、閲覧者によって特に重要と判定された警報の発生数である。例えば、図10の重要警報設定情報では、重要設定として「非常」が選択され、閲覧者によって特に重要と判定されている。したがって、図10の装置警報情報の中で、閲覧者によって重要度が「非常」のものだけを重要と判定された場合には、重要警報発生数は2となる。
警報継続時間は、演算エリア92において、最も長時間発生している警報の継続時間である。例えば、図10の装置警報情報の中では、警報継続時間は30である。
ユーザ数は、演算エリアにおいて、警報を発出している装置に収容されているユーザ数である。ユーザ数は、図10の装置情報の収容ユーザ数の欄に記載されている。
警報発生最高階層数は、演算エリア92において、警報を発生した装置の中で、全域における末端装置からのホップ数が最も大きなものを表す。上位階層装置で警報が発生するほど大きな値になる。例えば、図10の装置情報の中では、警報発生最高階層数は10である。ただし、警報情報の重要度を「非常」の場合に限った場合には、警報発生最高階層数は4である。
重要回線設定数は、演算エリア92において、閲覧者によって特に重要と判定された回線数である。例えば、図10の装置情報の中で、警報情報の重要度を「非常」の場合に限った場合には、重要回線設定数は0である。
両系断数は、演算エリア92において、運用系とバックアップ系の両系が切断した数である。例えば、図10の装置警報情報では、両系断数は0である。
トラフィック急増減数は、演算エリア92において、所定の単位時間当たりのトラフィック変化量が所定の閾値を上回ったまたは別の所定の閾値を下回ったと判定された回数である。例えば、図11のトラフィック量急増減情報のトラフィック変化量は−100であるが、別の所定の閾値との比較判定において、該当しないと判定された場合には、トラフィック急増減数は0である(図11の演算エリア重要度情報のトラフィック急増減数の欄参照)。なお、トラフィック急増減数は、装置からトラフィック急増減に係る警報を受信した回数によって集計されても構わない。
ユーザ申告数は、演算エリア92内の警報に係る障害に対して、ユーザから受け付けた申告数であり、入出力部240を介して取得される。例えば、図11の演算エリア重要度情報のユーザ申告数の欄では、演算エリア識別情報が演算エリア92の中心座標(x,y)=(30,30)の場合には、ユーザ申告数は100である。
警報相関数は、演算エリア92内の警報に係る障害が、当該演算エリア外の警報の原因となっていると判定された警報数である。警報相関数は、装置の接続関係の情報である装置間接続情報(図13参照)と警報の発生した装置とを参照して、重要度解析部226によって算出される。例えば、図11の演算エリア重要度情報の警報相関数の欄では、演算エリア識別情報が(30,30)の場合には、警報相関数は1である。
次に、障害重要度を演算する一例について説明する。
図9に表示した地図を複数の演算エリア92に分割し、各演算エリア92を、その演算エリア92の中心の座標(x,y)で表すものとする。すなわち、演算エリア92を識別する情報(演算エリア識別情報)を、(x,y)で表す。
また、障害重要度Level(x,y)は、次の式(1)で表される。
Level(x,y)=α×(警報発出数)+β×(重要警報発生数)+γ×(警報継続時間)+δ×(ユーザ数)+ε×(警報発生最高階層数)+ζ×(重要回線設定数)+η×(両系断数)+θ×(トラフィック急増減数)+ι×(ユーザ申告数)+κ×(警報相関数) ・・式(1)
ただし、α,β,・・,κの各係数は、目的に応じた値に設定して構わない。
なお、障害重要度Level(x,y)の値は、大きいほど、重要度が高いことを表し、障害の大きさ、該当装置および設備への対処の緊急度、障害によって生じているサービスへの影響の大きさのいずれかまたは組み合わせに比例させることが好ましい。
グリッド91によって囲まれた演算エリア(x,y)に含まれる装置の情報(装置名)は、装置属性情報の緯度、経度欄(図13参照)から求められる。そして、図10に示す装置情報の緯度経度を参照して、各演算エリア(x,y)内の装置名を取得し、当該装置名の装置を用いて、装置情報(図10参照)に含まれる装置階層数、収容ユーザ数(ユーザ数)および重要回線設定数や、装置警報情報(図10参照)に含まれる警報継続時間および両系断数や、トラフィック量急増減情報(図11参照)に含まれるトラフィック変化量等を紐付けることができる。なお、警報発出数および重要警報発生数は、装置警報情報(図10参照)から求められる。ユーザ申告数は入出力部240を介して取得される。警報相関数は、装置間接続情報(図13参照)と警報の発生した装置とを参照して、重要度解析部226によって算出される。
そして、重要度解析部226(後記)は、演算エリア(x,y)に紐付けられた警報情報を用いて、障害重要度を演算し、その演算結果を演算エリア重要度情報(図11参照)として重要度保存部215(後記)に記憶する。
(障害確認順序の演算処理)
次に、障害確認順序の演算処理について説明する。
優先度解析部227(後記)は、重要度保存部215(後記)から取得した障害重要度(図11参照)を用いて、障害確認の順序の早い方には、大きな値の優先度となるような演算を実行する。その後、確認順序解析部228(後記)が優先度に基づいて、演算エリア92の障害確認順序を決定する。
例えば、図11に示す障害確認順序情報には、演算エリア(30,30)から別の演算エリア(x,y)への優先度を例示している。優先度欄の数値は、その値が大きい方ほど早く確認されることを表している。また、障害確認順序情報(図11参照)には、各演算エリア(x,y)に対して、演算エリア(30,30)からの距離や、保守拠点からの距離等が記憶されている。
障害を確認する順序は、優先度の大きい演算エリア92からの距離が近い障害や保守拠点からの距離が近い障害等を優先することとする。障害確認順序の演算例を以下に説明する。
まず、算出した障害重要度Level(x,y)の値が最も大きい演算エリア(x1,y1)を障害確認順序の1番目とする。
次に、障害確認順序の2番目を決めるために、警報の存在する演算エリア(x,y)に対して、次の式(2)に示す優先度Priority(x,y)の演算を実行する。
Priority(x,y)=ρ×1/(演算エリア(x1,y1)と演算エリア(x,y)との距離)+σ×Level(x,y)+τ×1/((保守拠点(x0,y0)と演算エリア(x,y)との距離)) ・・式(2)
ただし、ρ,σ,τの各係数は、目的に応じた値に設定して構わない。
そして、式(2)により算出されたPriority(x,y)の値が最も大きい演算エリア(x2,y2)を障害確認順序の2番目とする。
次に、障害確認順序の3番目を決めるために、障害確認順序が決定された演算エリア92以外で警報の存在する演算エリア(x,y)に対して、次の式(3)に示す優先度Priority(x,y)の演算を実行する。
Priority(x,y)=ρ×1/(演算エリア(x2,y2)と演算エリア(x,y)との距離)+σ×Level(x,y)+τ×1/((演算エリア(x0,y0)と演算エリア(x,y)との距離)) ・・式(3)
ただし、ρ,σ,τの各係数は、目的に応じた値に設定して構わない。
そして、式(3)により算出されたPriority(x,y)の値が最も大きい演算エリア(x3,y3)を障害確認順序の3番目とする。
以降、式(3)の演算エリア(x2,y2)を演算エリア(x3,y3)に置き換えて、Priority(x,y)の値が最も大きい演算エリア(x,y)を障害確認順序の4番目とする。つまり、演算エリア(x(n−1),y(n−1))(n≧2)を演算エリア(xn,yn)に置き換えて、Priority(x,y)の値を演算し、その演算結果の中で最も大きい演算エリア(x,y)を障害確認順序の(n+1)番目とする演算を繰り返す。
そして、確認順序解析部228(後記)は、優先度の大きい順に、演算エリア(x,y)の障害確認順序を決定する。
(監視装置の構成)
次に、図12を用いて、監視装置200の構成を説明する。監視装置200は、ネットワークの全装置の階梯や接続関係、複数系(現用系・待機系)を組む箇所の情報、各種警報や障害の発生状況を示した三次元表示画面を生成する。この監視装置200は、ネットワークを構成する各装置(例えば、図8Aに示す転送装置121,122、制御装置141、上位サービス装置161、下位サービス装置101〜103)と接続されており、これらの装置から、ネットワークに関する警報や通過フローやのその流量(トラフィック量)情報を受信する。また、監視装置200は、閲覧者から画面表示に関する各種指示入力を受け付けるキーボードやマウス等の入力装置320を接続している。また、監視装置200は、画面表示を行う液晶ディスプレイ等の表示装置310を接続している。監視装置200は、入力装置320からの指示入力と、各装置から受信した情報とに基づき、ネットワークの状況を示す三次元表示画面を生成し、表示装置310に出力表示する。閲覧者は、この三次元表示画面を見ることでネットワークの状況を確認することができる。
監視装置200の機能は、記憶部210、処理部220および入出力部240を有する。
記憶部210は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。記憶部210には、ネットワークを構成する各装置の接続関係や、ネットワークに関する警報や通過フローの流量情報等、処理部220の表示画面生成時に参照される各種データ等が記憶される。
処理部220は、入出力部240から入力された指示入力に基づき、記憶部210の各種データを参照して、表示画面を生成し、入出力部240経由で表示装置310に表示する機能を有する。また、処理部220は、この監視装置200が備えるCPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理や、専用回路等により実現される。なお、処理部220の機能をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部210には、この処理部220の機能を実現するためのプログラムが格納される。
入出力部240は、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク経由で他の装置と通信を行うための通信インタフェースや入出力インタフェースから構成される。入出力部240は、入力装置320からの各種指示入力を受け付け、処理部220へ出力する。また、入出力部240は、処理部220で生成された表示画面を、表示装置310に出力表示する。
記憶部210は、装置情報保存部211、地理的情報保存部212、警報保存部213、流量情報保存部214、重要度保存部215、優先度保存部216、確認順序保存部217および設定保存部218を備える。
装置情報保存部211は、さらに装置属性情報保存部2111と装置接続関係保存部2112とを備える。
装置属性情報保存部2111は、装置属性情報(図13参照)を記憶している。この装置属性情報は、各時刻における、ネットワークの各装置の属性(階梯)と、当該装置の地図上の座標位置(緯度、経度の組み合わせ)と、当該装置に現用系または待機系のペアとなる装置(複数系装置)がある場合のペアとなる装置とを示した情報である。図13に例示する装置属性情報は、装置番号(装置の識別情報)ごとに、その装置の装置名と、階梯と、階梯の番号(階梯番号)と、経度および緯度と、複数系装置とを関連付けて示している。
図12に戻って、装置接続関係保存部2112は、各時刻における装置間接続情報(図13参照)を記憶している。この装置間接続情報は、ネットワークにおける各装置の接続関係を示した情報である。図13に例示する装置間接続情報は、接続番号ごとに、装置の番号(装置番号)と、装置名と、その装置にリンク接続される装置の装置番号と、装置名とを関連付けて示している。また、この装置間接続情報は、図13に例示するように、物理的な接続情報(接続関係情報1)の他に、制御プレーンにおける接続情報(接続関係情報2)と、サービスプレーンにおける接続情報(接続関係情報3)とを含んでいてよい。
図12に戻って、地理的情報保存部212は、表示する地図の緯度経度情報を記憶している。
警報保存部213は、各時刻における、ネットワークの各装置やリンクの警報に係る情報(図10に示す装置警報情報)を記憶している。この警報に係る情報は、警報解析部224(後記)により作成される。
流量情報保存部214は、各時刻における、各フローのトラフィック量を記憶している。このトラフィック量は、流量情報解析部225(後記)により作成される。
重要度保存部215は、重要度解析部226(後記)によって作成された、図11に示す演算エリア重要度情報を記憶している。
優先度保存部216は、優先度解析部227(後記)によって演算された演算エリア92ごとの優先度に関する情報を図11に示す障害確認順序情報に記憶している。
確認順序保存部217は、確認順序解析部228(後記)によって作成された障害確認順序に関する情報を記憶している。
設定保存部218は、各種設定情報(図10に示す設定情報や図13に示す装置配置設定情報)を記憶している。設定情報は、例えば図10の設定情報に示すように、画面表示に関する情報として、グリッド始点設定情報、グリッド間隔設定情報、画面遷移時間情報や、障害重要度および優先度の演算に用いる保守拠点情報、計算係数情報、重要警報設定情報である。また、設定情報は、例えば図13の装置配置設定情報に示すように、装置の属する階梯ごとに、その階梯の表示階層を示した属性階層設定情報や、表示階層ごとに、その表示階層の高さ座標を示した階層座標設定情報を含む。各装置の高さ座標は、ネットワークの末端に位置する属性の装置ほど低い座標としている。なお、図13に示す重要ビル情報は、図12の処理部220が、末端階梯以外の装置が配置される箇所に、立方体の重要ビル155で高さを示す目印(図6参照)を画面上に表示するときに参照される情報である。
次に、処理部220について説明する。処理部220は、装置属性情報解析部221、装置接続関係解析部222、地理的情報解析部223、警報解析部224、流量情報解析部225、重要度解析部226、優先度解析部227、確認順序解析部228、座標計算部229、表示用情報生成部230および視点決定部231を備える。
装置属性情報解析部221は、入出力部240経由で入力された時刻(表示時刻)に対応する装置属性情報(図13参照)を装置属性情報保存部2111から読み出す。
装置接続関係解析部222は、入出力部240経由で入力された時刻における装置間接続情報(図13参照)を装置接続関係保存部2112から取得し、2つの装置間の装置間接続情報をつなぎあわせてネットワーク全体の装置間接続構造を求める。
地理的情報解析部223は、表示する警報の座標位置に応じて、その座標位置を含む地図データを地理的情報保存部212から読み出す。
警報解析部224は、警報受信部241(後記)経由でネットワークの各装置からの警報を取得し、警報の発生しているリンクや装置と、警報の発生時刻とを対応付けた警報に係る情報を作成し、警報保存部213に記憶する。
流量情報解析部225は、流量情報受信部242(後記)経由でネットワークの各装置からの通過フロー情報とトラフィック量とを受信する。そして、流量情報解析部225は、受信した通過フロー情報とトラフィック量とを流量情報保存部214に記憶する。
重要度解析部226は、ネットワークで発生した各障害に対して演算エリア重要度情報(図11参照)を作成し、その作成した演算エリア重要度情報を重要度保存部215に記憶する。
優先度解析部227は、警報保存部213から警報に係る情報を取得し、重要度保存部215から障害重要度を取得し、ネットワークで発生した各障害に対して演算エリアごとの優先度を演算し、その演算した優先度を優先度保存部216に記憶する。
確認順序解析部228は、優先度保存部216から演算エリアごとの優先度を取得し、当該優先度に基づいて、警報の発生している演算エリア92を確認する順序を決定し、その決定した順序を障害確認順序として確認順序保存部217に記憶する。
座標計算部229は、入出力部240経由で入力された時刻における各種情報を記憶部210から取得し、三次元表示画面における各装置、リンク、警報等の座標位置(座標データ)を決定する。この座標計算部229の詳細は後記する。
表示用情報生成部230は、座標計算部229によって演算された座標データに基づき各装置、各装置間を接続するリンク、各装置およびリンクの警報を重畳して配置した三次元表示画面データを生成し、入出力部240経由で表示装置310へ出力する。
視点決定部231は、入出力部240経由で入力された視点(カメラ)の位置や方向(図7Aに示す第1の視点、第2の視点)を取得し、取得した視点の位置や方向の情報を、表示用情報生成部230に出力する。
入出力部240は、表示装置310、入力装置320、ネットワークの各装置との入出力インタフェースを備える。この入出力部240は、警報受信部241と、流量情報受信部242と、表示部243と、操作部244とを備える。
警報受信部241は、ネットワークの各装置から警報を受信し、受信した警報を警報解析部224へ出力する。警報には、少なくともその警報を発出した装置名が含まれている。
流量情報受信部242は、ネットワークの各装置からの通過フロー情報とトラフィック量とを受信し、受信した通過フロー情報とトラフィック量とを流量情報解析部225へ出力する。
表示部243は、表示用情報生成部230で生成された三次元表示画面を表示装置310へ出力する。
操作部244は、入力装置320経由で入力された時刻の情報を座標計算部229へ出力し、入力装置320経由で入力された視点の位置や方向に関する情報を視点決定部231へ出力する。
次に、座標計算部229を詳細に説明する。座標計算部229は、装置属性情報解析部221から装置属性情報(図13参照)を取得し、装置接続関係解析部222から装置間接続情報(図13参照)を取得し、設定保存部218から装置配置設定情報(図13参照)を取得する。また、座標計算部229は、警報保存部213から各装置やリンクに紐づけられた警報に係る情報を取得する。また、座標計算部229は、操作部244から入力装置320経由で入力された時刻の情報を取得する。
そして、座標計算部229は、装置間接続情報を参照して、選択された時刻における装置および装置間のリンクを特定する。また、座標計算部229は、装置属性情報および装置配置設定情報を参照して、特定した装置および装置間のリンクの、三次元表示画面上のXY軸の座標位置と、各装置の属する階梯に対応するZ軸の座標位置とを決定する。さらに、座標計算部229は、装置属性情報を参照して、ある装置と現用系・待機系のペアとなる装置があるとき、三次元表示画面上に、このペアとなる装置群をペアとなる装置群であることを示す表示とともに配置する。例えば、図7Aの表示画面例では、ペアとなる装置群付近にこれらの装置を囲む楕円154を配置する。さらに、座標計算部229は、三次元表示画面上での装置間の接続関係の交差や、各階層内での装置重なりを低減するよう配置位置を調整する。
また、座標計算部229は、警報保存部213の警報に係る情報を参照して、選択された表示時刻の警報があれば、その警報の座標位置を、三次元表示画面上の警報の対象となる装置およびリンクの近傍に配置する。そして、座標計算部229は、三次元表示画面上に、装置、リンクおよび警報を重畳して配置したデータ(座標データ)を表示用情報生成部230へ出力する。そして、表示用情報生成部230は、この座標データに基づき、三次元表示画面データを生成する。
<処理フロー>
次に、監視装置200の処理フローについて、図14を用いて説明する(適宜、図11、図12、図13参照)
ステップS1では、操作部244が入力装置320から時刻の入力を受け付けると、装置属性情報解析部221は、装置属性情報保存部2111から、この選択された時刻に対応する装置属性情報(図13参照)を取得する。これにより、各装置の属性(階梯)と、各装置のxy軸の座標位置とが分かる。
ステップS2では、装置接続関係解析部222は、装置接続関係保存部2112から、選択された時刻に対応する装置間接続情報(図13参照)を取得する。これにより、ネットワーク全体の装置間接続構造が分かる。
ステップS3では、座標計算部229は、設定保存部218から、選択された時刻に対応する装置配置設定情報(図13参照)を取得する。これにより、各装置の属する階梯に対応するZ軸の座標が分かる。
ステップS4では、座標計算部229は、S1で取得した装置属性情報、S2で取得した装置間接続構造およびS3で取得した装置配置設定情報を参照して、装置および装置間のリンクの、三次元表示画面上のXY軸の座標位置と、各装置の属する階梯に対応するZ軸の座標位置とを決定する。このとき、座標計算部229は、装置属性情報を参照して、ある装置と現用系・待機系のペアとなる装置がある場合、ペアとなる装置群を囲む表示(楕円154等)を三次元表示画面上に配置する。さらに、複数階梯にまたがる装置群が設置される箇所に、ビル等の目印を配置する場合には、座標計算部229は、装置配置設定情報に含まれる重要ビル情報を参照して、三次元表示画面上に重要ビル155(立方体)等の目印を配置する。
ステップS5では、座標計算部229は、三次元表示画面上での装置間の接続関係の交差や、各階層内での装置の重なりを低減するよう各装置およびリンクの座標位置を調整する。
ステップS6では、警報解析部224は、警報受信部241が既に受信している警報を取得する。そして、警報解析部224は、装置属性情報解析部221から装置属性情報(図13参照)を取得し、警報の対象となる装置およびリンクを特定する。次に、警報解析部224は、この警報の対象となるリンクおよび装置と、警報発生時刻とを紐づけた警報に係る情報を作成し、警報保存部213に出力する。これにより、警報保存部213に最新の警報に係る情報が保存される。
ステップS7では、座標計算部229は、警報保存部213に保存された警報に係る情報(図10に示す装置警報情報)から、S1で選択された時刻における警報に含まれる装置の情報(例えば、装置名)を取得し、S5で調整した各装置およびリンクの座標位置とを参照して、三次元表示画面上での警報の座標位置を決定する。
ステップS8では、重要度解析部226は、演算エリア(x,y)に紐付けられた警報情報を用いて、障害重要度を演算する。そして、重要度解析部226は、その演算結果である障害重要度を重要度保存部215の演算エリア重要度情報(図11参照)に記憶する。
ステップS9では、優先度解析部227は、重要度保存部215から取得した障害重要度(図11参照)を用いて、優先度を演算する。そして、優先度解析部227は、その演算結果である優先度を優先度保存部216の障害確認順序情報(図11参照)に記憶する。
ステップS10では、確認順序解析部228は、優先度保存部216から取得した優先度に基づいて、演算エリア92の障害確認順序を決定する。そして、確認順序解析部228は、決定した障害確認順序を確認順序保存部217に記憶する。
ステップS11では、座標計算部229は、S7で決定された警報の座標位置とS5で調整された各装置およびリンクの座標位置を参照して、三次元表示画面上に、ネットワークの装置、リンクおよび警報を重畳して配置した配置データを生成する。そして、座標計算部229は、S10で生成された障害確認順序と前記生成した配置データとを関連付けて、その関連付けた結果を表示用情報生成部230へ出力する。
ステップS12では、表示用情報生成部230は、S11で障害確認順序を関連付けた配置データを取得し、視点決定部231からカメラの座標位置および方向を取得して、表示すべき座標、色等を調整して三次元表示画像(表示用データ)を生成し、その生成した三次元表示画像を表示装置310へ出力する。具体的には、視点決定部231は、操作部244経由で視点の選択入力を受け付けると、この視点に対応する三次元表示画面のカメラ座標位置および方向を決定する。そして、視点決定部231は、表示用情報生成部230へ、カメラの座標位置および方向を出力する。表示用情報生成部230は、視点決定部231から取得したカメラ座標位置および方向と、S11で障害確認順序に関連付けた配置データに基づいて、入力装置320によって選択された視点から見た三次元表示画面を生成する。その三次元表示画面には、装置、リンクおよび警報が重畳して配置されている。そして、表示用情報生成部230は、生成した三次元表示画面を、表示部243を経由して、表示装置310に出力する。
なお、視点決定部231は、確認順序保存部217から障害確認順序を取得し、その障害確認順序に基づいて、自動で視点(カメラの座標位置および向き)を各障害箇所に移動するように決定する機能(以降、カメラ視点自動変更機能と称する。)を有していてもよい。また、視点決定部231は、障害重要度の注意を喚起する表示を生成する機能(以降、注意喚起機能と称する。)を有していてもよい。
また、座標計算部229は、ステップS11において、障害重要度、優先度、障害確認順序のいずれかまたは組み合わせと前記生成した配置データとを関連付けて、その関連付けた結果を表示用情報生成部230へ出力してもよい。そして、表示用情報生成部230は、ステップS12において、S11で障害重要度、優先度、障害確認順序のいずれかまたは組み合わせを関連付けた配置データを取得し、視点決定部231からカメラの座標位置および方向を取得して、表示すべき座標、色等を調整して三次元表示画像(表示用データ)を生成し、その生成した三次元表示画像を表示装置310へ出力するようにしてもよい。
ここで、カメラ視点自動変更機能および注意喚起機能の詳細について説明する。
<カメラ視点自動変更機能>
カメラ視点自動変更機能は、図15A、図15B、図15Cに示す3つのモードで表示画面を表示する。3つのモードの中の第1のモードは、図15Aに示すように地図全体を俯瞰したように表示する俯瞰表示モードである。第2のモードは、警報群に接近して拡大(強調)表示する接近モードであり、図15Bでは重要警報等が集中しているエリア(1501)を拡大表示している。第3のモードは、警報群の中心を周回しながら表示する巡回モードであり、図15Cでは、図15Bに示した画像(1501)を、時計回りに90度回転した画像(1502)、さらに90度回転した画像(1503)、さらに90度回転した画像(1504)を表示することができる。
カメラ視点自動変更機能は、まず第2のモードによって障害重要度が最も大きい演算エリア92の中心地に視点を動かして拡大し、次に第1のモードによって一旦全体を俯瞰表示に戻した後、障害確認順序の値が次に大きい演算エリア92に視点を動かして拡大するといった処理を繰り返すようにしてもよい。また、第3のモードでは、演算エリア92の中心座標を中心として、カメラを周回させるようにしてもよい。
なお、視点決定部231は、図10に示す設定情報の画面遷移時間情報から画面遷移時間を取得して、その取得した画面遷移時間以内で、第2のモードの拡大表示を実行したり、第1のモードの俯瞰表示を実行したりするようにしてもよい。
<注意喚起機能>
閲覧者に障害の状況を認識させる方法として、図16に例示するように、障害重要度ごとに波紋1101の大きさを変えて表示するようにしてもよい。
視点決定部231は、注意喚起機能を実行する場合、まず障害重要度が最も大きい演算エリア92の中心の中心座標から障害重要度の大きさに比例するように波紋の数を表示し、その後一旦波紋を消去し、次に、障害確認順序の値が2番目に大きい演算エリア92の中心から波紋を表示して消去するといった処理を繰り返すようにしてもよい。
以上、本実施形態における監視装置200は、障害重要度を演算し、障害確認順序を決定する機能を有する。そのため、監視装置200は、障害確認順序に従って、複数階梯によって構成される装置、現用系・待機系のペアとなる装置群、警報情報等が表示された三次元表示画面を表示装置310に表示することができる。このような表示画面によれば、ネットワークの障害の発生ポイントや、原因箇所や、階梯や、り障範囲等を画面の閲覧者が把握しやすくなるとともに、閲覧者が障害の発生地点やサービスへの影響等を把握しやすくする。
なお、本実施形態では、表示画面を縦横のグリッド91で分割するように説明したが、グリッド91で分割するのではなく、警報の発生地点に対してクラスタ分析を行って、警報の部分集合を生成するようにして、演算エリア92を決定しても構わない。
101,102,103 下位サービス装置(末端の装置)
121,122 転送装置
141 制御装置
161 上位サービス装置(サーバ装置)
200 監視装置
210 記憶部
211 装置情報保存部
212 地理的情報保存部
213 警報保存部
214 流量情報保存部
215 重要度保存部
216 優先度保存部
217 確認順序保存部
218 設定保存部
220 処理部
221 装置属性情報解析部
222 装置接続関係解析部
223 地理的情報解析部
224 警報解析部
225 流量情報解析部
226 重要度解析部
227 優先度解析部
228 確認順序解析部
229 座標計算部
230 表示用情報生成部
231 視点決定部
240 入出力部
241 警報受信部
242 流量情報受信部
243 表示部
244 操作部
310 表示装置
320 入力装置
2111 装置属性情報保存部
2112 装置接続関係保存部

Claims (6)

  1. 装置の座標および前記装置間のリンクを記憶している記憶部と、
    警報を取得したとき、前記記憶部を参照し、前記警報に含まれる装置の情報を用いて、前記警報の座標位置を決定する座標計算部と、
    地図上に定められた演算エリアに対し、前記演算エリア内に存在する前記警報から、障害の大きさ、前記装置への対処の緊急度、障害によって生じているサービスへの影響の大きさのいずれかまたは組み合わせに比例する当該演算エリアの障害重要度を演算する重要度解析部と、
    前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリアと前記障害重要度の最も大きい演算エリアとの間の距離、前記演算エリアと保守拠点との間の距離および前記演算エリアの障害重要度を用いて、優先度を演算する優先度解析部と、
    前記優先度の大きさに基づいて、前記警報の存在する演算エリアを確認する障害確認順序を決定する確認順序解析部と、
    を備えることを特徴とする監視装置。
  2. 前記優先度解析部は、前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリアと前記障害重要度の最も大きい演算エリアとの間の距離に反比例する第1の値を演算し、前記演算エリアと保守拠点との間の距離に反比例する第2の値を演算し、前記第1の値、前記第2の値、前記演算エリアの障害重要度それぞれに重み係数を積算した後、その積算値を加算することによって前記優先度を演算する
    ことを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  3. 前記確認順序解析部は、前記障害重要度の最も大きい演算エリアを障害確認順序の1番目として決定し、前記優先度の最も大きい演算エリアを障害確認順序の2番目として決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  4. 前記優先度解析部は、前記障害確認順序が決定された演算エリア以外で前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリアと前記障害確認順序のn番目(n≧2)として決定された演算エリアとの間の距離に反比例する第3の値を演算し、前記演算エリアと保守拠点との間の距離に反比例する第2の値を演算し、前記第3の値、前記第2の値、前記演算エリアの障害重要度それぞれに重み係数を積算した後、その積算値を加算することによって前記優先度を演算する優先度演算処理を実行し、
    前記確認順序解析部は、前記優先度演算処理によって演算された前記優先度の中で前記優先度の最も大きい演算エリアを障害確認順序の(n+1)番目として決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  5. 前記監視装置は、前記障害重要度、前記優先度、前記障害確認順序のいずれかまたは組み合わせに応じて表示画面を生成し、前記生成した表示画面を表示装置に表示することを特徴とする請求項に記載の監視装置。
  6. 装置の座標および前記装置間のリンクを記憶している記憶部と、
    警報を取得したとき、前記記憶部を参照し、前記警報に含まれる装置の情報を用いて、前記警報の座標位置を決定する座標計算部と、
    地図上に定められた演算エリアに対し、前記演算エリア内に存在する前記警報から、障害の大きさ、前記装置への対処の緊急度、障害によって生じているサービスへの影響の大きさのいずれかまたは組み合わせに比例する当該演算エリアの障害重要度を演算する重要度解析部と、
    前記装置における通過フロー情報とトラフィック量とを取得する流量情報解析部と
    前記警報に係る障害に対してユーザから受け付けたユーザ申告数を取得する入出力部と、
    を備え、
    前記記憶部は、さらに、前記装置間の接続情報、前記装置に収容されているユーザ数、末端装置からのホップ数を示す前記装置の階層数、前記装置に収容されている回線および運用系とバックアップ系の両系、を記憶し、
    前記重要度解析部は、前記警報の存在する演算エリアごとに、前記演算エリア内の前記警報の数である警報発出数、前記演算エリア内で重要と判定された前記警報の数である重要警報発生数、前記演算エリア内で最も長時間発生している前記警報の発生時間である警 報継続時間、前記演算エリア内で前記警報を発生している装置が収容する前記ユーザ数、前記演算エリア内で前記警報を発生している装置の中で最高の階層数である警報発生最高階層数、前記演算エリア内で前記警報の発生している装置に収容されている前記回線の中で重要と判定された重要回線設定数、前記演算エリア内で前記両系とも切断した数である両系断数、前記演算エリア内で前記警報の発生している装置の所定の単位時間当たりのトラフィック変化量が所定の閾値を上回ったまたは別の所定の閾値を下回ったと判定した回数を示すトラフィック急増減数、前記演算エリア内の前記ユーザ申告数、前記装置間の接続情報を参照して前記演算エリア内の警報に係る障害が当該演算エリア外の警報の原因となっていると判定された警報数である警報相関数を、それぞれ演算して、その演算結果のいずれかまたはそれらの組み合わせを用いて、前記演算エリアの障害重要度を演算する
    ことを特徴とする監視装置。
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