JP5843352B2 - キースイッチ装置 - Google Patents
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Description
すなわち、上記特許文献1に記載の技術では、パンタグラフを構成する第1リンク部材及び第2リンク部材が樹脂製であるため、剛性が低く、キートップの端部を押し下げた際にリンク部材が撓んでキートップが斜めに押し下げられてしまう不都合があった。このため、キートップの中心部を押し下げた際とキートップの端部を押し下げた際とでスイッチ特性の差が大きくなってしまい、キートップの遊びが増えてスイッチの操作感が悪化してしまう問題があった。
また、従来の構造では、リンク部材等の撓みにより、キートップの押し下げ時にキートップが所望のストロークよりも大きくなる場合があり、内蔵するラバードームスイッチの打鍵耐久性が低下するおそれがあった。
すなわち、このキースイッチ装置では、内側リンク部材及び外側リンク部材とベースプレートとの一方に、パンタグラフ部が所定の位置まで低くなった際に他方に当接する凸部が形成されているので、一方の凸部が他方に当接してキートップ押し下げ時の下限を規制することで、押し下げ時にオーバーストロークにならず、内蔵するラバードームスイッチの打鍵耐久性を増加させることができる。特に、内側リンク部材及び外側リンク部材が金属製であるため、高い剛性によって凸部が当接した際にも撓まず、高精度なストロークを得ることができる。
すなわち、このキースイッチ装置では、金属製のベースプレートが、結合ピンの直下に形成された中間逃げ孔部と、結合ピンの外側かつ中間逃げ孔部の縁に立設されたピン押さえ部とを有しているので、結合ピンが挿通される内側貫通孔及び外側貫通孔の周囲を剛性を得るために幅広にしても中間逃げ孔部によりスペースを確保できると共に、ピン押さえ部により結合ピンが外側にずれることを抑制可能である。さらに、中間逃げ孔部の縁にピン押さえ部が立設されることで、剛性が向上し、近傍で凸部が当接しても撓みを抑制することができる。
本発明に係るキースイッチ装置によれば、上部内側シャフト部材,上部外側シャフト部材,下部内側シャフト部材,下部外側シャフト部材,内側リンク部材及び外側リンク部材が、全て金属で形成されているので、パンタグラフ部全体が高剛性になり、キートップの中心部を押し下げた際とキートップの端部を押し下げた際とのスイッチ特性の差が低減し、キートップの遊びも減って操作感が向上する。
上記キートップ4は、例えば図3に示すように、略四角形状であって上面に文字や記号等が印字されている。
したがって、下部外側シャフト部材14がスナップフィット的に一対の第4係止部5bに嵌め込まれて支持されている。また、一対の第4係止部5bが、大径部14aの両側に嵌め込まれているので、下部外側シャフト部材14が延在方向に動くことを規制している。
さらに、ベースプレート6は、一対の結合ピン17の直下に形成された一対の中間逃げ孔部6cと一対の結合ピン17の外側かつ中間逃げ孔部6cの縁に立設された一対のピン押さえ部6dとを有している。
なお、上記各下部係止部5,受け部6b及びピン押さえ部6dは、金属板のベースプレート6を曲げ加工することにより形成されている。
例えば、上記実施形態では、内側リンク部材15及び外側リンク部材16に、ベースプレート6に当接する凸部15c,16cが形成されているが、逆に、ベースプレート6上に凸部を形成して、内側リンク部材15及び外側リンク部材16に当接するようにしても構わない。
Claims (1)
- 裏面に複数の上部係止部を有するキートップと、
該キートップの下方に設けられ複数の下部係止部を有するベースプレートと、
前記キートップと前記ベースプレートとの間に配され前記キートップを上下動可能に支持するパンタグラフ部と、
前記キートップを上方に付勢する付勢機構とを備え、
前記パンタグラフ部が、互いに平行に配されそれぞれ前記上部係止部に回動可能に係止された上部内側シャフト部材及び上部外側シャフト部材と、
前記上部内側シャフト部材及び前記上部外側シャフト部材に平行に配されそれぞれ前記下部係止部に回動可能に係止された下部内側シャフト部材及び下部外側シャフト部材と、
前記上部内側シャフト部材の両端にそれぞれ一端が固定されていると共に前記下部内側シャフト部材に他端が固定され中間に内側貫通孔が形成された一対の内側リンク部材と、
前記上部外側シャフト部材の両端にそれぞれ一端が固定されていると共に前記下部外側シャフト部材に他端が固定され中間に外側貫通孔が形成された一対の外側リンク部材と、
互いに隣接して配された前記内側貫通孔と前記外側貫通孔とに挿通された一対の結合ピンとを備え、
前記上部内側シャフト部材,前記上部外側シャフト部材,前記下部内側シャフト部材,前記下部外側シャフト部材,前記内側リンク部材及び前記外側リンク部材が、全て金属で形成され、
前記内側リンク部材及び前記外側リンク部材と前記ベースプレートとの一方に、前記パンタグラフ部が所定の位置まで低くなった際に他方に当接する凸部が形成され、
前記凸部が、前記外側リンク部材の前記外側貫通孔の近傍に設けられ、
前記ベースプレートが、金属で形成され、一対の前記結合ピンの直下に形成された一対の中間逃げ孔部と、一対の前記結合ピンの外側かつ前記中間逃げ孔部の縁に立設された一対のピン押さえ部とを有していることを特徴とするキースイッチ装置。
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JP2011234985A JP5843352B2 (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | キースイッチ装置 |
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