JP5843287B2 - 鍵盤装置および鍵盤センサユニット - Google Patents
鍵盤装置および鍵盤センサユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5843287B2 JP5843287B2 JP2012002711A JP2012002711A JP5843287B2 JP 5843287 B2 JP5843287 B2 JP 5843287B2 JP 2012002711 A JP2012002711 A JP 2012002711A JP 2012002711 A JP2012002711 A JP 2012002711A JP 5843287 B2 JP5843287 B2 JP 5843287B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- key
- hammer
- virtual hammer
- virtual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
或る鍵が押鍵されてその鍵の動きが停滞する停滞区間を検出すると、その鍵の平均速度を求め、求めた平均速度に基づいて、実際には存在しない仮想的なハンマーである仮想ハンマーの暫定の速度である仮想ハンマー暫定速度を求める暫定速度演算手段と、
前記或る鍵の実際の速度である実速度に基づいて、前記仮想ハンマーの実際の速度である仮想ハンマー実速度を求める実速度演算手段と、
前記仮想ハンマー暫定速度と前記仮想ハンマー実速度とを比較してより速い方の速度を採用する速度採用手段と、
前記速度採用手段で採用した速度に対応する、前記仮想ハンマーの移動量を積算していく積算手段と、
この積算値が所定値を超えた場合に、前記或る鍵に対応する音を発音するように音源を制御する音源制御手段と、を備えたことを特徴とするようにした。
図9は、アコースティックピアノとしてのグランドピアノのハンマー動作を行うアクション機構の構成図である。図9は、例えば88個の鍵(白鍵と黒鍵とがある)を備えた鍵盤部を有するグランドピアノにおける、鍵盤配列方向と垂直な方向における断面図である。なお、鍵盤部は、図の手前側から図の奥側に複数(例えば88個)の鍵を配列して構成されているが、図9においては、理解の容易化のため1つの鍵(白鍵)のみを図示している。鍵400はバランスピン3を支点として押鍵操作に応じて揺動可能に構成されており、この揺動動作を確実に行うために、フロントピン2が設けられている。フロントピン2は、平面視中空の円盤状の弾性部材であって押鍵時の衝撃を吸収するフロントパンチング4の中空部を貫通して鍵400内の不図示のフロントピン移動穴を利用して上下動可能に構成されていると共に、このフロントパンチング4は基板1の上面に載置されている。
図1の構成において、鍵盤40を取り除いて他の構成要素を筺体に収納し、この筺体をユニットとして電子鍵盤楽器等に装着可能な鍵盤センサユニットを構成することができる。また、鍵盤40だけではなく音源50も既存のものを利用するとすれば、CPU20は既存の音源に対して発音動作を行うような指示信号を与える指示信号付与手段を備える構成とすれば良い。かくして、既存の電子鍵盤装置に装着可能な鍵盤センサユニットを実現することもできる。
2 フロントピン
3 バランスピン
4 フロントパンチング
6 突起部
7 クランク部
8 ダンパー
9 金属線
10a、10b、…、10n センサ
11 弦
15 A/D変換部
20 CPU
25 ROM
30 RAM
40 鍵盤部
50 音源
60 スピーカ
70 操作子
80 バス
100 センサ
400 鍵
500 打弦機構
501 ハンマー
1000 電子鍵盤楽器
Claims (5)
- 複数の鍵からなる鍵盤部を有する鍵盤装置において、
或る鍵が押鍵されてその鍵の動きが停滞する停滞区間を検出すると、その鍵の平均速度を求め、求めた平均速度に基づいて、実際には存在しない仮想的なハンマーである仮想ハンマーの暫定の速度である仮想ハンマー暫定速度を求める暫定速度演算手段と、
前記或る鍵の実際の速度である実速度に基づいて、前記仮想ハンマーの実際の速度である仮想ハンマー実速度を求める実速度演算手段と、
前記仮想ハンマー暫定速度と前記仮想ハンマー実速度とを比較してより速い方の速度を採用する速度採用手段と、
前記速度採用手段で採用した速度に対応する、前記仮想ハンマーの移動量を積算していく積算手段と、
この積算値が所定値を超えた場合に、前記或る鍵に対応する音を発音するように音源を制御する音源制御手段と、を備えたことを特徴とする鍵盤装置。 - 請求項1に記載の鍵盤装置において、
前記停滞区間は、前記或る鍵の押鍵深さの変化量が所定値以下であることが所定時間継続された場合に検出されることを特徴とする鍵盤装置。 - 請求項1および2の内のいずれか一項に記載の鍵盤装置において、
前記積算手段は、
前記速度採用手段によって前記仮想ハンマー暫定速度が採用された場合には前回採用された仮想ハンマー暫定速度に今回採用された前記仮想ハンマー暫定速度を加算していく処理を行っていく一方、前記速度採用手段によって前記仮想ハンマー実速度が採用された場合には前回採用された仮想ハンマー実速度に今回採用された前記仮想ハンマー実速度を加算していく処理を行っていく手段であることを特徴とする鍵盤装置。 - 請求項1、2および3の内のいずれか一項に記載の鍵盤装置において、
前記暫定速度演算手段と前記実速度演算手段とは、並列(パラレル)に演算処理を実行するように構成されていることを特徴とする鍵盤装置。 - 押鍵された鍵の動きが停滞する停滞区間が検出されたと判断した場合に、その押鍵の平均速度に基づいて、実際には存在しない仮想的なハンマーである仮想ハンマーの暫定の速度である仮想ハンマー暫定速度を求める暫定速度演算手段と、
前記鍵の実際の速度である実速度に基づいて、前記仮想ハンマーの実際の速度である仮想ハンマー実速度を求める実速度演算手段と、
前記仮想ハンマー暫定速度と前記仮想ハンマー実速度とを比較してより速い方の速度を採用する速度採用手段と、
前記速度採用手段で採用した速度に対応する、前記仮想ハンマーの移動量を積算していく積算手段と、
この積算値が所定値を超えた場合に、前記鍵に対応する音を発音するように音源を制御する音源制御手段と、を備えた鍵盤センサユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002711A JP5843287B2 (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 鍵盤装置および鍵盤センサユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012002711A JP5843287B2 (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 鍵盤装置および鍵盤センサユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013142767A JP2013142767A (ja) | 2013-07-22 |
JP5843287B2 true JP5843287B2 (ja) | 2016-01-13 |
Family
ID=49039355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012002711A Active JP5843287B2 (ja) | 2012-01-11 | 2012-01-11 | 鍵盤装置および鍵盤センサユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5843287B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3147490B2 (ja) * | 1992-04-30 | 2001-03-19 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JP3584585B2 (ja) * | 1995-12-08 | 2004-11-04 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器 |
JP4483636B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2010-06-16 | ヤマハ株式会社 | 鍵盤楽器 |
JP5179224B2 (ja) * | 2008-02-26 | 2013-04-10 | ローランド株式会社 | 鍵盤装置 |
-
2012
- 2012-01-11 JP JP2012002711A patent/JP5843287B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013142767A (ja) | 2013-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3887968B2 (ja) | 鍵盤楽器および鍵速度判定装置 | |
CN101345045B (zh) | 用于音乐课程的电子辅助系统和装配该系统的乐器 | |
JP5223490B2 (ja) | 電子鍵盤楽器のペダルの力覚制御装置 | |
US10902830B2 (en) | Signal supply device, keyboard device and non-transitory computer-readable storage medium | |
US20150279343A1 (en) | Apparatus and method to enhance the expressive qualities of digital music | |
CN105845117B (zh) | 键盘单元 | |
JP2010122268A (ja) | 電子鍵盤楽器の楽音制御装置 | |
JP6149354B2 (ja) | 電子鍵盤楽器、方法及びプログラム | |
CN105741826B (zh) | 交互式钢琴及交互方法 | |
JP2005321576A (ja) | 自動演奏ピアノ | |
JP2006126748A (ja) | 力覚制御用基礎情報出力装置 | |
JP5843287B2 (ja) | 鍵盤装置および鍵盤センサユニット | |
JP5974756B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP4442531B2 (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP5320545B2 (ja) | 鍵盤ストローク検出装置 | |
JP6507519B2 (ja) | タッチ検出装置、方法、およびプログラム、電子楽器 | |
Dolhansky et al. | Designing an expressive virtual percussion instrument | |
JPH06266356A (ja) | 電子鍵盤楽器の発音制御方法 | |
JP2009204743A (ja) | 鍵盤装置 | |
JP2013137434A (ja) | 電子鍵盤楽器 | |
JP6394737B2 (ja) | 電子鍵盤楽器、方法及びプログラム | |
JP5298437B2 (ja) | 鍵盤楽器 | |
JP5572941B2 (ja) | 電子鍵盤楽器の力覚制御装置 | |
JP2011197399A (ja) | 楽音制御信号生成装置 | |
JP2008046249A (ja) | 電子鍵盤楽器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141003 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150626 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5843287 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |