JP5842650B2 - データ管理サーバ、データ管理システム、プログラム、およびデータ管理方法 - Google Patents
データ管理サーバ、データ管理システム、プログラム、およびデータ管理方法 Download PDFInfo
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Description
本発明は、一例として以下に説明する実施形態のように、多様な形態で実施され得る。また、本発明の実施形態による帳票管理システムは、
A:金融機関から受信した帳票の返送処理に対する課金データを記憶する記憶部(課金データ記憶部230)と、
B:前記金融機関から前記帳票が再送されると、前記帳票の再送情報に基づいて前記帳票の返送処理が返送側のミスであったか否かを判断する再送判断部(248)と、
C:前記再送判断部により前記帳票の返送処理が返送側のミスであると判断された場合、前記帳票の返送処理に対する課金が行われないように前記課金データを更新するデータ管理部(244)と、を有するデータ管理サーバ20を備える。
図1は、本発明の実施形態による帳票管理システムの構成を示した説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による帳票管理システムは、複数の金融機関、および複数の金融機関により共同利用される為替集中センタからなる。複数の金融機関および為替集中センタは専用線や広域LAN(Local Area Network)のような専用ネットワーク14により接続される。
図2は、為替集中センタの基本動作を示した説明図である。なお、図2においては、クライアント端末30Aがエントリ作業を行うためのエントリ端末であり、クライアント端末30Bがベリファイ作業を行うためのベリファイ端末であり、クライアント端末30Cが承認作業を行うための承認端末である例を示している。
しかし、為替集中センタ側のミスにより帳票が金融機関に返送される場合も考えられる。例えば、為替集中センタ側のミスとしては、オペレータが、実際には金融機関名が記載されているのに金融機関名が記載されていないと判断を誤ったり、漢字と仮名が一致していないと誤認したり、操作を誤ったりするケースが考えられる。
図3は、本実施形態によるデータ管理サーバ20の構成を示した機能ブロック図である。図3に示したように、データ管理サーバ20は、通信部210と、帳票管理データ記憶部220と、課金データ記憶部230と、制御部240と、を備える。
以上、本実施形態によるデータ管理サーバ20の構成を説明した。続いて、図6および図7を参照し、本実施形態によるデータ管理サーバ20の動作を説明する。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。以下、本実施形態の変形例を説明する。
上記の実施形態では、返送処理が為替集中センタ側のミスであったか否かを帳票の返送ミスチェック欄76に基づいて判断する例を説明したが、他の情報に基づいて当該判断を行うことも可能である。
上記の実施形態においては、再送された帳票に返送ミスチェック欄76にチェックが入っている場合に返送回数が減算される。このため、返送処理が為替集中センタ側のミスでなかった場合であっても、金融機関側が帳票に返送ミスチェック欄76にチェックを入れた場合、返送回数が減算されてしまう。すなわち、金融機関への課金が不当に減少してしまう。
第2の変形例では、オペレータの事前連絡により返送ミスをより確実に判断する例を説明したが、他の方法により当該判断を行うことも可能である。着目すべきは、為替集中センタ側のミスにより返送された帳票を再送する場合、再送される帳票の内容は、返送された帳票の内容から変化がないと考えられることである。
上記の実施形態では、返送処理に対する課金データとして、返送処理の回数を用いる例を説明したが、課金データ記憶部230は、返送処理が行われた各帳票の通番を課金データとして記憶してもよい。
また、上記では、本発明を為替集中センタ側のミスによる返送処理に対する課金が行われないようにする帳票管理システムに適用する例を説明したが、本発明は他の目的及び用途にも適用可能である。例えば、複数ユーザで1つのシステムを共同利用する形態のシステムであって、共同センタ側のミスによる課金データを自動的に減算するシステムにも本発明を適用可能である。
14 専用ネットワーク
16 金融機関内ネットワーク
20 データ管理サーバ
30 クライアント端末
42 FAXサーバ
48 帳票プリンタ
52 通信ゲートウェイ
54 勘定系LAN
56 金融機関クライアント
58 金融機関帳票プリンタ
59 イメージサーバ
60 FAX
80 スキャナPC
210 通信部
220 帳票管理データ記憶部
230 課金データ記憶部
240 制御部
244 データ管理部
248 再送判断部
R ルータ
Claims (10)
- 金融機関から受信した帳票の返送処理に対する課金データを記憶する記憶部と、
前記金融機関から前記帳票が再送されると、前記帳票の再送情報に基づいて前記帳票の返送処理が返送側のミスであったか否かを判断する再送判断部と、
前記再送判断部により前記帳票の返送処理が返送側のミスであると判断された場合、前記課金データを前記帳票の返送処理に対する課金が行われないような状態とするデータ管理部と、
を備える、データ管理サーバ。 - 前記記憶部は、各帳票の処理状態を示す帳票管理データをさらに記憶し、
前記再送判断部は、前記金融機関から再送された帳票の処理状態が返送状態であるか否かをさらに判断し、
前記データ管理部は、前記再送判断部により前記帳票の返送処理が返送側のミスであると判断され、かつ、前記金融機関から再送された帳票の処理状態が返送状態であると判断された場合に、前記課金データを前記帳票の返送処理に対する課金が行われないような状態とする、請求項1に記載のデータ管理サーバ。 - 前記課金データは、前記返送処理の回数を示すデータを含み、
前記データ管理部は、前記返送処理の回数を減算することにより前記課金データを前記帳票の返送処理に対する課金が行われないよう更新する、請求項1または2に記載のデータ管理サーバ。 - 前記データ管理サーバは、
前記再送判断部は、前記金融機関に返送した帳票と前記金融機関から再送された帳票との同一性をさらに判断し、
前記データ管理部は、追加的な条件として、前記再送判断部により双方の帳票の同一性が確認された場合に、前記課金データを前記帳票の返送処理に対する課金が行われないよう更新する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデータ管理サーバ。 - 前記帳票の再送情報は、前記帳票の特定の記入項目の示す情報である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ管理サーバ。
- 前記帳票の再送情報は、前記帳票の再送時に前記金融機関から前記帳票と併せて送信される情報である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ管理サーバ。
- 前記データ管理部は、前記金融機関から再送された前記帳票の処理が完了した場合、前記帳票の処理に対する課金データを更新する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータ管理サーバ。
- 金融機関から受信した帳票の返送処理に対する課金のためのデータを記憶する記憶部と、
前記金融機関から前記帳票が再送されると、前記帳票の再送情報に基づいて前記帳票の返送処理が返送側のミスであったか否かを判断する再送判断部と、
前記再送判断部により前記帳票の返送処理が返送側のミスであると判断された場合、前記課金のためのデータを前記帳票の返送処理に対する課金が行われないような状態とするデータ管理部と、
を備える、データ管理システム。 - コンピュータを、
金融機関から受信した帳票の返送処理に対する課金のためのデータを記憶する記憶部と、
前記金融機関から前記帳票が再送されると、前記帳票の再送情報に基づいて前記帳票の返送処理が返送側のミスであったか否かを判断する再送判断部と、
前記再送判断部により前記帳票の返送処理が返送側のミスであると判断された場合、前記課金のためのデータを前記帳票の返送処理に対する課金が行われないような状態とするデータ管理部と、
として機能させるための、プログラム。 - コンピュータが実行する情報処理のステップからなるデータ管理方法であって、前記情報処理のステップは、
金融機関から受信した帳票のうち返送した帳票に対する課金のためのデータを記憶するステップと、
前記金融機関から前記帳票が再送されると、前記帳票の再送情報に基づいて前記帳票の返送処理が返送側のミスであったか否かを判断するステップと、
前記帳票の返送処理が返送側のミスであると判断された場合、前記課金のためのデータを前記帳票の返送処理に対する課金が行われないような状態とするステップと、
を含む、データ管理方法。
Priority Applications (2)
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