JP5842121B2 - 電動工具 - Google Patents
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Description
前記減速機構部は、軸方向にスライド自在な切替部材と、前記切替部材の軸方向のスライド位置に応じて前記切替部材との係合状態と非係合状態が切り替えられるギア部材と、を用いて、減速比が切り替わるように形成されたものである。
前記減速比切替手段は、前記切替部材を軸方向にスライドさせる変速用アクチュエータと、前記変速用アクチュエータの動作負荷状態を検知する負荷検知部と、前記変速用アクチュエータを起動させるとともに前記負荷検知部の検知結果に応じて前記モータの回転動力を一時的に低下または増大させる制御部と、を有する。
前記制御部は、さらに、前記負荷検知部の検知結果に応じて前記変速用アクチュエータの駆動制御を変更するものであり、前記変速用アクチュエータを駆動させたときに、前記切替部材が所定の目標位置にまでスライド移動していないと前記負荷検知部の検知結果により判断されるときには、前記変速用アクチュエータによる前記切替部材のスライド方向を一旦逆転させる。
本発明の電動工具は、駆動源であるモータと、前記モータの回転動力を減速したうえで伝達する減速機構部と、前記減速機構部の減速比を切り替える減速比切替手段と、を具備する電動工具である。
前記減速機構部は、軸方向にスライド自在な切替部材と、前記切替部材の軸方向のスライド位置に応じて前記切替部材との係合状態と非係合状態が切り替えられるギア部材と、を用いて、減速比が切り替わるように形成されたものである。
前記減速比切替手段は、前記切替部材を軸方向にスライドさせる変速用アクチュエータと、前記変速用アクチュエータの動作負荷状態を検知する負荷検知部と、前記変速用アクチュエータを起動させるとともに前記負荷検知部の検知結果に応じて前記モータの回転動力を一時的に低下または増大させる制御部と、を有する。
前記制御部は、さらに、前記負荷検知部の検知結果に応じて前記変速用アクチュエータの駆動制御を変更するものであり、前記変速用アクチュエータを駆動させたときに、前記切替部材が所定の目標位置にまでスライド移動していないと前記負荷検知部の検知結果により判断されるときには、前記変速用アクチュエータによる前記切替部材のスライド駆動を維持した状態で、前記切替部材と前記ギア部材の相対回転位置を変更させる。
本発明の電動工具は、駆動源であるモータと、前記モータの回転動力を減速したうえで伝達する減速機構部と、前記減速機構部の減速比を切り替える減速比切替手段と、を具備する電動工具である。
前記減速機構部は、軸方向にスライド自在な切替部材と、前記切替部材の軸方向のスライド位置に応じて前記切替部材との係合状態と非係合状態が切り替えられるギア部材と、を用いて、減速比が切り替わるように形成されたものである。
前記減速比切替手段は、前記切替部材を軸方向にスライドさせる変速用アクチュエータと、前記変速用アクチュエータの動作負荷状態を検知する負荷検知部と、前記変速用アクチュエータを起動させるとともに前記負荷検知部の検知結果に応じて前記モータの回転動力を一時的に低下または増大させる制御部と、を有する。
前記制御部は、さらに、前記負荷検知部の検知結果に応じて前記変速用アクチュエータの駆動制御を変更するものであり、前記変速用アクチュエータを駆動させたときに、前記切替部材が所定の目標位置にまでスライド移動していないと前記負荷検知部の検知結果により判断されるときには、前記変速用アクチュエータによる前記切替部材のスライド駆動を停止した状態で、前記切替部材と前記ギア部材の相対回転位置を変更させる。
図2〜図4には、本発明の電動工具の実施形態1を示している。本実施形態の電動工具は、駆動源であるモータ(メインモータ)1と、このモータ1の回転動力を減速したうえで伝達する減速機構部2と、減速機構部2を介して伝達された回転動力を出力軸4にまで伝達する駆動伝達部3とを、胴体ハウジング101内に収容したものである。胴体ハウジング101からは把持部ハウジング102が延設され、把持部ハウジング102にはトリガスイッチ103を引き込み自在に設けている。電動工具の本体ハウジング100は、胴体ハウジング101と把持部ハウジング102とで構成される。
本実施形態の電動工具においても、ギア同士がうまく噛み合わず変速を失敗した場合には、変速用アクチュエータ6の駆動制御を変更するように設けている。これにより、スムーズ且つ安定的な自動変速を実現し、また、衝突によるギアの磨耗や破損も抑制する。しかし、本実施形態においては、変速用アクチュエータ6の駆動制御の変更の仕方が実施形態1の場合と相違している。
本実施形態の電動工具においては、ギア同士がうまく噛み合わず変速を失敗した場合(変速未完了時)に、切替部材7とギア部材5の相対回転位置を変更するように設けている。これにより、スムーズ且つ安定的な自動変速を実現し、また、衝突によるギアの磨耗や破損も抑制する。しかし、本実施形態においては、変速を失敗した場合における制御の変更の仕方が実施形態1の場合と相違している。
本実施形態の電動工具においても、ギア同士がうまく噛み合わず変速を失敗した場合(変速未完了時)には、切替部材7とギア部材5の相対回転位置を変更するように設けている。これにより、スムーズ且つ安定的な自動変速を実現し、また、衝突によるギアの磨耗や破損も抑制する。しかし、本実施形態においては、変速を失敗した場合における制御の変更の仕方が実施形態1の場合と相違している。そして、切替部材7が所定の目標位置にまでスライド移動しておらず、且つモータ1が略駆動していないと判断されるときに実施される点は、実施形態3と同様である。しかし、該判断後の制御の仕方において、実施形態3とは相違する。
本実施形態の電動工具では、スライド位置検知部63が実施形態1とは相違している。本実施形態のスライド位置検知部63は、実施形態1のように切替部材7に連動する他部材(変速カムプレート8)の位置を検知するのではなく、切替部材7の位置を直接的に検知する構造となっている。
本実施形態の電動工具においても、スライド位置検知部63が実施形態1とは相違している。本実施形態のスライド位置検知部63は、切替部材7やこれと連動する他部材(変速カムプレート8)の位置を検知するのではなく、変速用アクチュエータ6の駆動状態を検知し、この検知結果を基にして切替部材7の位置を間接的に検知する。
本実施形態の電動工具においても、スライド位置検知部63が実施形態1とは相違している。本実施形態のスライド位置検知部63は、変速用アクチュエータ6の駆動状態を検知することで、切替部材7の位置を間接的に検知するものであり、この点においては実施形態6と同様である。しかし、以下の点において実施形態6とは相違する。
本実施形態の電動工具においても、スライド位置検知部63が実施形態1とは相違している。本実施形態のスライド位置検知部63は、切替棒材7とギア部材5の係合位置状態のみを検知するものである。
2 減速機構部
5 ギア部材
6 変速用アクチュエータ
7 切替部材
61 負荷検知部
62 制御部
63 スライド位置検知部
Claims (7)
- 駆動源であるモータと、
前記モータの回転動力を減速したうえで伝達する減速機構部と、
前記減速機構部の減速比を切り替える減速比切替手段と、を具備する電動工具であって、
前記減速機構部は、
軸方向にスライド自在な切替部材と、前記切替部材の軸方向のスライド位置に応じて前記切替部材との係合状態と非係合状態が切り替えられるギア部材と、を用いて、減速比が切り替わるように形成されたものであり、
前記減速比切替手段は、
前記切替部材を軸方向にスライドさせる変速用アクチュエータと、前記変速用アクチュエータの動作負荷状態を検知する負荷検知部と、前記変速用アクチュエータを起動させるとともに前記負荷検知部の検知結果に応じて前記モータの回転動力を一時的に低下または増大させる制御部と、を有し、
前記制御部は、
さらに、前記負荷検知部の検知結果に応じて前記変速用アクチュエータの駆動制御を変更するものであり、前記変速用アクチュエータを駆動させたときに、前記切替部材が所定の目標位置にまでスライド移動していないと前記負荷検知部の検知結果により判断されるときには、前記変速用アクチュエータによる前記切替部材のスライド方向を一旦逆転させることを特徴とする電動工具。 - 駆動源であるモータと、
前記モータの回転動力を減速したうえで伝達する減速機構部と、
前記減速機構部の減速比を切り替える減速比切替手段と、を具備する電動工具であって、
前記減速機構部は、
軸方向にスライド自在な切替部材と、前記切替部材の軸方向のスライド位置に応じて前記切替部材との係合状態と非係合状態が切り替えられるギア部材と、を用いて、減速比が切り替わるように形成されたものであり、
前記減速比切替手段は、
前記切替部材を軸方向にスライドさせる変速用アクチュエータと、前記変速用アクチュエータの動作負荷状態を検知する負荷検知部と、前記変速用アクチュエータを起動させるとともに前記負荷検知部の検知結果に応じて前記モータの回転動力を一時的に低下または増大させる制御部と、を有し、
前記制御部は、
さらに、前記負荷検知部の検知結果に応じて前記変速用アクチュエータの駆動制御を変更するものであり、前記変速用アクチュエータを駆動させたときに、前記切替部材が所定の目標位置にまでスライド移動していないと前記負荷検知部の検知結果により判断されるときには、前記変速用アクチュエータによる前記切替部材のスライド駆動を維持した状態で、前記切替部材と前記ギア部材の相対回転位置を変更させることを特徴とする電動工具。 - 駆動源であるモータと、
前記モータの回転動力を減速したうえで伝達する減速機構部と、
前記減速機構部の減速比を切り替える減速比切替手段と、を具備する電動工具であって、
前記減速機構部は、
軸方向にスライド自在な切替部材と、前記切替部材の軸方向のスライド位置に応じて前記切替部材との係合状態と非係合状態が切り替えられるギア部材と、を用いて、減速比が切り替わるように形成されたものであり、
前記減速比切替手段は、
前記切替部材を軸方向にスライドさせる変速用アクチュエータと、前記変速用アクチュエータの動作負荷状態を検知する負荷検知部と、前記変速用アクチュエータを起動させるとともに前記負荷検知部の検知結果に応じて前記モータの回転動力を一時的に低下または増大させる制御部と、を有し、
前記制御部は、
さらに、前記負荷検知部の検知結果に応じて前記変速用アクチュエータの駆動制御を変更するものであり、前記変速用アクチュエータを駆動させたときに、前記切替部材が所定の目標位置にまでスライド移動していないと前記負荷検知部の検知結果により判断されるときには、前記変速用アクチュエータによる前記切替部材のスライド駆動を停止した状態で、前記切替部材と前記ギア部材の相対回転位置を変更させることを特徴とする電動工具。 - 前記減速比切替手段は、
さらに、前記切替部材のスライド位置を検知するスライド位置検知部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動工具。 - 前記制御部は、
前記変速用アクチュエータを駆動させたときに、前記切替部材が所定の目標位置にまでスライド移動していないことを、前記負荷検知部の検知結果と前記スライド位置検知部の検知結果から判断することを特徴とする請求項4に記載の電動工具。 - 前記制御部は、
前記回転動力が低下または停止されていると判断されるときに、前記回転動力を増大させて、前記相対回転位置を変更させることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電動工具。 - 前記制御部は、
前記回転動力を増大させる回転加速度を、前記切替部材がスライド移動していないときに比べて、前記切替部材がスライド移動しているときのほうを大きくさせることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
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