JP5840263B2 - 燃料タンクの熱溶着装置 - Google Patents

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本発明は、燃料タンクの樹脂製の給油口に、給油ホースを接続するための樹脂製のジョイント部材を熱により溶着させる燃料タンクの熱溶着装置に関する。
従来、例えば燃料タンクとジョイント部材を熱溶着する場合、図7に示す装置が採用されている。すなわち、燃料タンク1の円形の給油口3の周囲に外側に突出したフランジ部3aを設け、このフランジ部3a上に、燃料タンク1と同種の樹脂製のリング形状のジョイント部材2を載置し、このジョイント部材2上に内部にニクロム線100aが内蔵された平板状の電熱ヒータ100を載置する。
そして、この電熱ヒータ100のニクロム線100aに電源101から所定の電圧を供給して発熱させて、フランジ部3aとジョイント部材2の溶着部4を加熱溶融させつつ、加圧装置102で電熱ヒータ100をジョイント部材2に押圧することにより、燃料タンク1のフランジ部3aとジョイント部材2が熱溶着されるようになっている。なお、樹脂部材の熱溶着に関する特許文献としては、例えば特許文献1が知られている。
特開2010−173168号公報
しかしながら、このような熱溶着装置にあっては、電熱ヒータ100をジョイント部材2に直接接触させた状態で、ジョイント部材2を介して燃料タンク1のフランジ部3aを加熱するため、ジョイント部材2とフランジ部3aの溶着部4のきめ細かな熱管理が困難で、良好な加熱(溶着)状態が得られ難く、両部材2、3aに所定の溶着強度を安定して得ることが難しい。また、加熱手段として電熱ヒータ100が使用されるため、加熱効率面でも劣り、所定の加熱温度を得るためには、高電力が必要になる等、省エネの面でも好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、誘導加熱ヒータの効果的な使用により、給油口とジョイント部材の溶着部を効率的かつ均一に加熱できて、所定の溶着強度を安定して得ることができると共に、省エネの面でも優れた燃料タンクの熱溶着装置を提供することにある。
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、樹脂部材からなる燃料タンクの給油口の周囲にリング状に突出形成されたフランジ部と、樹脂部材からなり平面視リング形状に形成されて前記フランジ部上に載置されるジョイント部材と、を熱により溶着させる燃料タンクの熱溶着装置であって、前記ジョイント部材の上面に電気絶縁性を有する絶縁材を介して面接触されると共にその中心位置に前記ジョイント部材の中心位置に設けた孔より小径な孔を有してリング形状に形成された磁性体からなる誘導加熱ヒータと、該誘導加熱ヒータを前記ジョイント部材に押圧する押圧装置と、前記誘導加熱ヒータの外周側にその内周面が前記誘導加熱ヒータの外周面に対して所定の空間を介して配置された平面視円形の加熱コイルと、該加熱コイルに高周波電流を供給可能なトランジスタインバータと、前記誘導加熱ヒータの表面温度を検出可能な温度センサと、これらを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記押圧装置を作動させ前記誘導加熱ヒータを下降させて前記ジョイント部材を前記フランジ部に所定圧で押圧した状態で、前記加熱コイルに前記トランジスタインバータから高周波電流を供給して前記誘導加熱ヒータを誘導加熱し、その輻射熱で前記フランジ部とジョイント部材の溶着部を加熱して熱溶着すると共に、前記温度センサの検出温度に基づいて前記トランジスタインバータから前記加熱コイルに供給される高周波電流を制御することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記絶縁材が、前記誘導加熱ヒータの下面に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項1、2に記載の発明によれば、溶着部の一方の外面側に誘導加熱ヒータを配置し、この誘導加熱ヒータを加熱コイルにより誘導加熱してその輻射熱で溶着部を加熱するため、瞬時に所定温度まで誘導加熱される誘導加熱ヒータの輻射熱を利用して、給油口とジョイント部材の溶着部を効率的かつ均一に加熱できて、所定の溶着強度を安定して得ることができると共に、誘導加熱の利用で省エネの面でも優れた熱溶着装置を得ることができる。
また、加圧装置によって誘導加熱ヒータ及び絶縁材を介してジョイント部材がフランジ部に所定圧で押圧されるため、溶着時のジョイント部材とフランジ部の位置ズレ等が抑制されて、溶着状態をより安定化させることができ、溶着強度の一層のアップを図ることが可能になる。
本発明に係わる熱溶着装置の基本概念を示す概略構成図 同その溶着状態の断面図 同溶着方法の一例を示す工程図 本発明に係わる熱溶着装置の一実施形態を示す概略構成図 本発明に係わる熱溶着装置の参考例を示す概略構成図 同その溶着状態の断面図 従来の熱溶着装置を示す概略構成図
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明に係わる熱溶着装置の基本概念を示している。図1に示すように、一方の樹脂部材としての例えば燃料タンク1には、円形の給油口3が設けられており、この給油口3の周囲には、リング状に外側(図において上方)に突出したフランジ部3aが一体成形されている。
この給油口3に溶着される他方の樹脂部材としての例えば図示しない給油管が接続されるジョイント部材2は、円板状でその中心位置に例えば給油口3より大きな孔2aが形成されることで平面視リング状に形成されている。なお、燃料タンク1とジョイント部材2の材質は、熱により互いに溶着可能な適宜の材質が使用され、また、図示したジョイント部材2の形態も一例であって、給油口3にジョイントされるホースコネクタ形状等の適宜形状のものが使用される。
そして、両樹脂部材である燃料タンク1のフランジ部3aとジョイント部材2とを熱溶着する熱溶着装置10は、ジョイント部材2の上方に所定の間隙hを有して配置された誘導加熱ヒータ11と、この誘導加熱ヒータ11の外周側に所定の空間tを介して配置された加熱コイル12と、この加熱コイル12に接続されたトランジスタインバータ13と、このトランジスタインバータ13を制御する制御装置14等を備えている。また、誘導加熱ヒータ11の反ジョイント部材2側の表面には、接触式のサーミスタ等からなる温度センサ15が固定され、この温度センサ15は前記制御装置14に接続されている。
さらに、誘導加熱ヒータ11は、中心位置に孔11aが設けられて平面視リング状に形成され、間隙調整装置16に支持されている。この間隙調整装置16が制御装置14の制御信号により作動することで誘導加熱ヒータ11が上下動して、ジョイント部材2との前記間隙hが所定に調整されるようになっている。なお、前記加熱コイル12は、銅の丸パイプを所定回数巻回することにより、平面視略円形(もしくは馬蹄形)に形成されて、その内周面が誘導加熱ヒータ11の外周面に対して所定の空間tを有するように設定されている。
この加熱コイル12がケーブルで接続される前記トランジスタインバータ13は、トランジスタ、MOSFET、IGBT等の半導体スイッチング素子を、例えばフルブリッジ接続したインバータ回路を有し、その入力側が前記制御装置14に接続され、その出力側が前記加熱コイル12に接続されている。
また、前記制御装置14は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなる制御部とI/O及び入力装置等を有し、前記温度センサ15で検出された温度に基づいて、トランジスタインバータ13の出力を調整して、加熱コイル12に所定の高周波電流を供給したり、入力装置で入力された数値等に基づいて、前記間隙調整装置16を作動させるようになっている。なお、図示はしないが、燃料タンク1は、適宜形態のタンク支持部材に位置決め状態で例えば上下動可能に支持されると共に、ジョイント部材2は、適宜のセット機構によりその孔2aが燃料タンク1の給油口3と上下方向で一致した状態で支持(セット)されるようになっている。
次に、前記熱溶着装置10による熱溶着方法の一例を、図3の工程図に基づいて説明する。先ず、燃料タンク1(樹脂部材W1という)をタンク支持部材にセット(K01)すると共に、この燃料タンク1のフランジ部3a上にジョイント部材2(樹脂部材W2という)を載置してセット(K02)する。これらの樹脂部材W1、W2のセットは、手動で行っても良いし、自動的に行うこともできる。一対の樹脂部材W1、W2をセットしたら、制御装置14の制御信号により、間隙調整装置16を作動させて待避位置にある誘導加熱ヒータ11を下降させて所定位置にセットすると共に、加熱コイル12を所定位置にセット(K03)する。これにより、誘導加熱ヒータ11とジョイント部材2との間隙hが所定に設定されることになる。
誘導加熱ヒータ11や加熱コイル12が所定位置にセットされたら、制御装置14の制御信号によりトランジスタインバータ13が作動(K04)して、加熱コイル12に所定の高周波電流が供給される。加熱コイル12に高周波電流が供給されると、加熱コイル12の内側に配置されている誘導加熱ヒータ11の表面に渦電流が誘起されて、該誘導加熱ヒータ11が誘導加熱され、その表面温度が温度センサ15で検出される。
そして、誘導加熱により誘導加熱ヒータ11の表面温度が、溶着すべき樹脂の材質等に応じて予め設定した所定温度になったか否かが制御装置14で判断(K05)される。この判断K05で「NO」の場合は、トランジスタインバータ13の出力を持続したり調整する等の制御(K07)をして、工程K05に戻る。また、判断K05で「YES」の場合は、トランジスタインバータ13の作動を停止(K06)し、誘導加熱ヒータ11等を待避位置に戻して、熱溶着された溶着品Wをアンセット(K08)する。
これにより、図2に示すように、燃料タンク1の給油口3にジョイント部材2が熱溶着された溶着品Wが得られ、このとき、燃料タンク1のフランジ部3aの上面(接触面)の一部とジョイント部材2の下面(接触面)の一部が溶融して溶着部4となって互いに熱溶着される。つまり、誘導加熱ヒータ11をジョイント部材2に対して所定の間隙hを維持しつつ、加熱コイル12で誘導加熱ヒータ11を瞬時に誘導加熱することにより、誘導加熱ヒータ11の輻射熱によって、接触(積層)状態のフランジ部3aとジョイント部材2が加熱溶融されて溶着部4で熱溶着されることになる。
このように、前記熱溶着装置10によれば、ジョイント部材2の溶着部4の一方の外面4aである上面側に誘導加熱ヒータ11を配置し、この誘導加熱ヒータ11を加熱コイル12への通電で誘導加熱すると共に、制御装置14により、温度センサ15で検出される誘導加熱ヒータ11の表面温度(検出温度)に基づいて加熱コイル12に供給される高周波電流を制御するため、瞬時に所定温度まで誘導加熱される誘導加熱ヒータ11の輻射熱を利用して、燃料タンク1とジョイント部材2の溶着部4を効率的かつ均一に加熱できて、当該溶着部4に所定の溶着強度を安定して得ることができる。
特に、誘導加熱ヒータ11がジョイント部材2の溶着部4の外面4aに対して所定の間隙hを有して配置されているため、誘導加熱ヒータ11の輻射熱を両部材の溶着部4に効果的に輻射できて、溶着部4に安定した溶着状態を容易に得ることができる。また、誘導加熱ヒータ11とジョイント部材2の外面4aとの間の間隙hが間隙調整装置16によって調整可能であるため、両部材の溶着部4の形態等に応じて間隙hを調整できて、燃料タンク1のフランジ部3aとジョイント部材2との溶着部4に最適な溶着状態を安定して得ることができる。
また、燃料タンク1とジョイント部材2の溶融時に、誘導加熱ヒータ11を加熱コイル12で誘導加熱してその輻射熱で溶着部4を加熱するため、従来の電熱ヒータ100による加熱に比較して、低電力で加熱することができ、省エネの面でも優れた熱溶着装置10を得ることができる。また、誘導加熱ヒータ11の中心位置に孔11aが設けられて、その全体形状がリング状に形成されているため、円形の給油口3やリング状のジョイント部材2の形状に的確に対応できて、燃料タンク1の円形のフランジ部3aとリング状のジョイント部材2の溶着部4を効率的に加熱して熱溶着させることができる。
図4は、本発明に係わる熱溶着装置の一実施形態を示している。以下、前記基本概念と同一部位には、同一符号を付して説明する。本発明の熱溶着装置10は、誘導加熱ヒータ11の下面(ジョイント部材2側の面)をジョイント部材2に面接触させると共に、誘導加熱ヒータ11を加圧装置17により下方に押圧可能に構成されている。この誘導加熱ヒータ11は、その下面にガラス繊維等の絶縁材からなる所定厚の絶縁層18が設けられており、誘導加熱ヒータ11自体が直接ジョイント部材2の表面に接触しないように設定されている。
また、前記加圧装置17は、制御装置14の制御信号により、誘導加熱ヒータ11を下降させることにより、該ヒータ11の下面(絶縁層18)でジョイント部材2をフランジ部3aに所定圧で押圧するようになっている。この熱溶着装置10においても、誘導加熱ヒータ11の輻射熱により、接触状態にある燃料タンク1のフランジ部3aとジョイント部材2とを熱溶着させることができて、前記基本概念と同様の作用効果を得ることができる。
また、この実施形態の場合、加圧装置17によって誘導加熱ヒータ11の絶縁層18を介してジョイント部材2がフランジ部3aに所定圧で押圧されるため、溶着時のジョイント部材2とフランジ部3aの位置ズレ等が抑制されて、溶着状態をより安定化させることができ、溶着強度の一層のアップを図ることが可能となる。なお、この例の絶縁層18は、誘導加熱ヒータ11の下面のみならず、外周面の全面に設けることも勿論可能である。
図5は、本発明に係わる熱溶着装置の参考例を示している。この参考例の熱溶着装置は、燃料タンク1のフランジ部3aとジョイント部材2間に誘導加熱ヒータ11を介装させ、この誘導加熱ヒータ11を溶着部4に内蔵するようにしている。すなわち、誘導加熱ヒータ11は、平面視でリング状に形成された薄板の鋼板等で形成され、この誘導加熱ヒータ11を燃料タンク1のフランジ部3a上に載置し、さらにこの誘導加熱ヒータ11上にジョイント部材2を載置してセットする。この状態で、加熱コイル12に高周波電流を供給して、誘導加熱ヒータ11を所定温度まで誘導加熱し、この誘導加熱ヒータ1の表面温度を非接触式の放射温度計19(温度センサ)で検出しつつ、誘導加熱ヒータ11の輻射熱で該ヒータ11の上下面に接触状態とされているフランジ部3aとジョイント部材2の一部を熱溶着させる。
これにより、図6に示すように、フランジ部3aとジョイント部材2の溶着部4に誘導加熱ヒータ11が内蔵された状態で両部材3a、2が熱溶着される。この例においても、誘導加熱ヒータ11の誘導加熱による輻射熱を利用してフランジ部3aとジョイント部材2を熱溶着することができて、上記基本概念や実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、この熱溶着装置10によれば、熱溶着後に誘導加熱ヒータ11が溶着部4に内蔵された状態となるため、該ヒータ11自体で溶着部4の剛性を高めることができて、溶着部4の機械的強度がアップする等、溶着強度をより一層高めることができる。この例の場合、誘導加熱ヒータ11の円周方向に所定間隔で板厚方向に開口する孔(図示せず)を設けるようにすれば、この孔内に溶融した樹脂が進入した状態となり、溶着部4の溶着強度がより一層高まることになる。
なお、前記基本概念や実施形態における、誘導加熱ヒータ11の形状は一例であって、その全体形状や厚さ、孔11aの有無や形状等、熱溶着すべき樹脂部材の形態等に応じて適宜形状の誘導加熱ヒータを使用することができる。
本発明は、燃料タンクとジョイント部材の熱溶着に限らず、燃料タンクに熱溶着すべき全ての樹脂部材に利用できる。
1・・・燃料タンク、2・・・ジョイント部材、2a・・・孔、3・・・給油口、3a・・・フランジ部、4・・・溶着部、4a・・・外面、10・・・熱溶着装置、11・・・誘導加熱ヒータ、12・・・加熱コイル、13・・・トランジスタインバータ、14・・・制御装置、15・・・温度センサ、16・・・間隙調整装置、17・・・加圧装置、18・・・絶縁層、19・・・放射温度計、W1、W2・・・樹脂部材、W・・・溶着品、h・・・間隙、t・・・空間。

Claims (2)

  1. 樹脂部材からなる燃料タンクの給油口の周囲にリング状に突出形成されたフランジ部と、樹脂部材からなり平面視リング形状に形成されて前記フランジ部上に載置されるジョイント部材と、を熱により溶着させる燃料タンクの熱溶着装置であって、
    前記ジョイント部材の上面に電気絶縁性を有する絶縁材を介して面接触されると共にその中心位置に前記ジョイント部材の中心位置に設けた孔より小径な孔を有してリング形状に形成された磁性体からなる誘導加熱ヒータと、該誘導加熱ヒータを前記ジョイント部材に押圧する押圧装置と、前記誘導加熱ヒータの外周側にその内周面が前記誘導加熱ヒータの外周面に対して所定の空間を介して配置された平面視円形の加熱コイルと、該加熱コイルに高周波電流を供給可能なトランジスタインバータと、前記誘導加熱ヒータの表面温度を検出可能な温度センサと、これらを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記押圧装置を作動させ前記誘導加熱ヒータを下降させて前記ジョイント部材を前記フランジ部に所定圧で押圧した状態で、前記加熱コイルに前記トランジスタインバータから高周波電流を供給して前記誘導加熱ヒータを誘導加熱し、その輻射熱で前記フランジ部とジョイント部材の溶着部を加熱して熱溶着すると共に、前記温度センサの検出温度に基づいて前記トランジスタインバータから前記加熱コイルに供給される高周波電流を制御することを特徴とする燃料タンクの熱溶着装置。
  2. 前記絶縁材は、前記誘導加熱ヒータの下面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料タンクの熱溶着装置。
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