JP5838514B2 - 圧力トランスミッタのためのナノ粒子改質充填流体 - Google Patents

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Description

本発明は、工業用処理制御システムに使用される処理計器に一般的に関する。より詳細には、本発明は、圧力トランスミッタに使用される油圧充填流体に関する。
処理トランスミッタは、処理流体の処理変数を遠隔的にモニタするのに使用される。例えば、圧力トランスミッタは、石油化学製品又は水の圧力を感知するために化学処理の業界で広く使用されている。圧力トランスミッタは、処理圧力における物理的変化に応答して電気出力を発生するセンサ又は変換器を含む。例えば、容量型圧力変換器は、処理流体の圧力の変化に起因するキャパシタンスの変化に基づいて電気信号を生成する。センサの電気信号は、トランスミッタ回路によって処理され、処理流体の圧力の指示としてモニタすることができる電気出力が生成される。圧力トランスミッタはまた、制御室のような中央監視位置で制御ループ又はネットワークを通じて電気出力を遠隔的にモニタするか、又はLCD画面を用いるなどでローカルにモニタするかのいずれかのための電子機器及び回路も含む。
典型的な容量型圧力変換器は、処理流体圧力を容量型変換器に伝える簡単な油圧システムを含む。油圧システムは、正確なレベルの充填流体で満たされた油圧通路から成る。油圧通路の第1の端部には、充填流体を処理流体から分離するトランスミッタ隔離ダイアフラムが存在する。油圧通路の第2の端部には、圧力センサのための可変コンデンサプレートとして機能するセンサダイアフラムが存在する。充填流体は、典型的には、処理流体圧力をトランスミッタ隔離ダイアフラムからセンサダイアフラムまで伝達する油圧流体を含む。処理流体圧力が変動すると、処理流体は、油圧システムの第1の端部で、隔離ダイアフラムに対して対応する力を作用し、これは、充填流体を通じてセンサダイアフラムの位置を調節する。
更に、圧力トランスミッタを危険な測定環境から遠ざけるために、又は不都合な位置にある処理流体に圧力トランスミッタを連結するために、多くの場合に遠隔シールシステムが使用される。例えば、遠隔シールは、多くの場合に腐食性又は高温の処理流体と共に使用される。それらの状況では、油圧充填流体で満たされた毛細管を有する遠隔シールを使用して、圧力トランスミッタを安全に離して位置させながら圧力トランスミッタを処理流体に関連させることができる。圧力トランスミッタを処理流体に連結するために、毛細管は、数十メートル延ばすことができる。遠隔シールは、毛細管の第1の端部に、処理流体から充填流体を分離する隔離ダイアフラムを含む。毛細管の第2の端部は、トランスミッタの隔離ダイアフラムに連通している。非圧縮性の充填流体は、従って、処理流体の圧力変化を遠隔シール隔離ダイアフラムからトランスミッタ隔離ダイアフラムに移動させる。従って、圧力センサの電気出力は、油圧システム及び遠隔シールにおける油圧充填流体の容積及びキャパシタンスのような性質に直接に関連する。
処理トランスミッタ通路及び遠隔シール毛細管は、工場で正確な量の油圧充填流体で満たされ、次に、密封される。システム性能は、充填流体の正確なレベルに相関し、温度変動に伴って低下する。例えば、圧力トランスミッタは、高温環境で頻繁に使用される。そのような環境で作動する充填流体は、様々な隔離ダイアフラムに対して力を加える熱膨張を受け、それは、圧力センサに「背圧」を読み取らせ、従って、処理流体からの正確な圧力読取値の取得を妨げる。更に、容量型圧力センサのキャパシタンスは、センサのコンデンサプレート間の油圧充填流体の存在によって影響を受ける。従って、改良された作動特性及び品質を有する油圧充填流体に対する必要性が存在する。
本発明は、処理流体の圧力を測定するための圧力トランスミッタに関する。圧力トランスミッタは、圧力センサ、油圧中継システム、及び圧力センサ充填流体を含む。圧力センサは、処理流体の圧力を感知し、油圧中継システムは、処理流体と圧力センサの間の伝達チャンネルを提供する。油圧中継システムにおける圧力センサ充填流体は、第1の油圧流体及び第1の容積のナノ粒子を含む。第1の油圧流体は、処理流体の圧力の変化をセンサに伝達する。第1の容積のナノ粒子は、第1の油圧流体内に懸濁され、圧力センサ充填流体の特性を変更する。
本発明の充填流体が使用される遠隔シールを有する圧力トランスミッタを含む処理制御システムを示す図である。 差圧測定のために構成された容量型圧力センサを含む図1の圧力トランスミッタの概略側面図である。
図1は、圧力トランスミッタ12と、制御室14と、遠隔シールシステム14と、処理容器16とを含む処理制御システム10を示している。圧力トランスミッタ12は、処理容器16に収容された処理流体18の圧力レベルを遠隔シールシステム14を通じて感知し、次に、制御ループ22を通じて制御室14に圧力信号を中継する。また、制御室14は、制御ループ22上で電源24からトランスミッタ12に電力を供給する。また、制御ループ22は、通信システム26が制御室14からトランスミッタ12にデータを送信し、トランスミッタ12からデータを受信することを可能にする。
圧力トランスミッタ12は、トランスミッタ回路28及びセンサ30を含む。センサ30は、遠隔シール隔離ダイアフラム32A及び32Bと、毛細管34A及び34Bと、遠隔シール36A及び36Bとを含む遠隔シールシステム15を通じて処理流体18と油圧的に接続される。圧力トランスミッタ12は、圧力センサによって発生した電気信号を制御ループ22上で制御室14又はLCD画面のようなローカルディスプレイ又は両方に送信するための構成要素も含む。一実施形態では、制御ループ22及び通信システム26は、Fieldbusのようなデジタルネットワークプロトコル上で作動する。センサ30及びトランスミッタ12から受信したデータに基づいて、制御室14は、制御ループ22又は別の制御ループのいずれかを通じて処理パラメータを調節することができる。例えば、制御室14は、適切なバルブを調節することによって容器16への処理流体18の流量を調節することができる。
処理流体18の圧力を圧力センサ30に伝達するために、トランスミッタ12は、油圧中継システム38を用いて構成され、遠隔シールシステム15に接続される。中継システム38は、その第1の端部でトランスミッタ12内の隔離ダイアフラムに連結され、その第2の端部でセンサ30に連結された通路を含む。油圧中継システム38には、第1の容積の特性変更ナノ粒子が懸濁された第1の油圧流体から成る第1の充填流体が供給される。毛細管34A及び34Bは、トランスミッタ隔離ダイアフラムから遠隔シール36A及び36Bのダイアフラム32A及び32Bまで延び、そこで、それらは、容器16の処理流体18に接触する。毛細管34A及び34Bは、第2の油圧流体と第2の容積の特性強化ナノ粒子とを含む第2の充填流体で満たされる。第2の油圧流体は、処理流体18の圧力を容器16からトランスミッタ12に伝達し、一方で第1の油圧流体は、処理流体18の圧力を中継システム38を通じてセンサ30に伝達する。第1及び第2の容積のナノ粒子の組成は、センサ30又はトランスミッタ12の性能に過度に影響を与えることなく、充填流体の性能を改善するように選択することができる。例えば、ナノ粒子は、トランスミッタ12に性能に対する温度変化のような環境的変動の影響を低減するように選択することができる。他の実施形態では、ナノ粒子は、容量型圧力センサの誘電率を調節するように選択することができる。
図2は、各々が油圧流体とある一定の容積のナノ粒子とを含む第1及び第2の充填流体を有する処理トランスミッタ12の実施形態を示している。処理トランスミッタ12は、トランスミッタ回路28、センサ30、ハウジング40、モジュール42、基部44、及びLCD45を含む。センサ30は、油圧中継システム38の充填流体A及び遠隔シールシステム15(図1)の充填流体Bを通じて処理流体18(図1)の圧力の物理的変化を感知する。ナノ粒子を含む充填流体は、遠隔シールシステムを有することなくトランスミッタに使用することができることが認められる。センサ30は、トランスミッタ回路28と電子的に通信している。回路28は、センサ30の出力を使用可能なフォーマットに調整し、それによって出力は、電子機器28に接続したLCD45でのローカルモニタリングのために、又は制御ループ22(図1)を通じて制御室14(図1)に中継される。他の実施形態では、トランスミッタ回路28は、無線ネットワーク上で通信する。更に他の実施形態では、センサ30の調整された出力は、圧力トランスミッタ12に有線又は無線で連結された手持ち式デバイスによって読取可能である。
トランスミッタ12は、中継システム38及び処理フランジ46を通じて毛細管34A及び34Bに接続される。処理フランジ46は、典型的には、トランスミッタ12の基部44にボルト締め又は他の方法で固定される。一実施形態では、フランジ16は、COPLANAR(登録商標)処理フランジを含む。フランジ16は、遠隔シールシステム15の毛細管34A及び34Bにそれぞれ接続されたチャンネル50A及び50Bを含む。毛細管34A及び34Bは、ねじ込みカプラのようなあらゆる連結システムを含むことができるカプラ47A及び47Bを通じてフランジ46に接続される。充填流体Bを通じて、チャンネル50A及び50Bは、基部44のダイアフラム52A及び52Bと流体連通する。充填流体Aを通じて、ダイアフラム52A及び52Bは、下側通路54A及び54Bと上側通路56A及び56Bとを含む中継システム38を用いてセンサ30と流体連通する。
モジュール42及び基部44は、典型的には、単一部分として成形及び機械加工され、モジュール42は、センサ30を保持するためのくり抜かれた空洞を本来的に含む。モジュール42及び基部44は、ダイアフラム52A及び52Bがセンサ30と伝達することを可能にするフレームワークを一緒に提供し、かつトランスミッタ12を遠隔シールシステム15の毛細管34A及び34Bに接続するための中継システム38を提供する。下側通路54A及び54Bは、典型的には、取付基部44に機械加工された狭いチャンネルを含む。上側通路56A及び56Bは、典型的には、下側通路54A及び54Bの開口部で基部44に溶接されたステンレス鋼配管のセグメントを含む。上側及び下側通路は、直列に、基部44の底面からセンサダイアフラム58まで通して延び、センサ30の到達範囲をダイアフラム52A及び52Bまで拡張する密封チャンネルを提供する。通路54A及び54Bは、下端でそれぞれダイアフラム52A及び52Bによって密封され、上端で通路56A及び56Bの下端に接合される。通路54A及び54Bの上端は、次に、センサ30のコンデンサプレート60A及び60Bに接合される。
中継システム38は、圧力センサ30が処理流体18と接触することを可能にする。遠隔シールシステム15は、中継システム38がトランスミッタ12の境界を超えて延びることを可能にする。そのようにするために、第1の充填流体A及び第2の充填流体Bを処理制御システム10内に導入することが必要であり、その各々が、システムに潜在的誤差の別の原因を持ち込む。通路54A及び54Bと56A及び56Bは、第1の充填流体で満たされる。従って、ダイアフラム52A及び52Bは、センサ30のダイアフラム58に油圧的に接続される。ダイアフラム52A及び52Bは、毛細管34A及び34Bを通じて、処理流体18に接続された遠隔シール36A及び36B(図1)に油圧的に接続される。毛細管34A及び34Bは、第2の充填流体Bで満たされる。従って、処理流体18は、毛細管34A及び34Bに存在する第2の充填流体B、並びに通路54A、54B、56A、及び56Bに存在する第1の充填流体Aを通じてセンサ30に流体的に接続される。
第1の充填流体A及び第2の充填流体Bの各々は、圧力伝達油圧流体及びある一定の容積のナノ粒子から成る。第1の充填流体Aは、第1の油圧流体及び第1の容積のナノ粒子から成る。第2の充填流体Bは、第2の油圧流体及び第2の容積のナノ粒子から成る。第1の油圧流体及び第2の油圧流体は、当業技術で公知のいずれかの適切な油圧流体とすることができる。こうした油圧充填流体は、典型的には、不活性、安定、かつ実質的に非圧縮性である。更に、油圧流体は、それらをキャパシタンスベースの圧力センサ内での使用に適切にする誘電特性を有する。様々な実施形態では、第1及び第2の油圧流体は、米国ミシガン州ミッドランド所在の「Dow Corning Corporation」から市販されている「DC 200(登録商標)」、「DC 704(登録商標)」、又は「Syltherm XLT(登録商標)」シリコーン油から成る。他の実施形態では、米国ニュージャージー州リバーエッジ所在の「Halocarbon Product Corporation」が提供しているHalocarbon(登録商標)、米国イリノイ州ノースフィールド所在の「Stepan Company」が提供している「Neobee(登録商標)M−200」、グリセリン及び水、ピーナッツ油又はプロピレングリコールのような類似した流体を使用することができる。本発明の他の実施形態では、第1の充填流体A及び第2の充填流体Bは、付加的な添加物で補充することができる。例えば、必要に応じて、漏れ検出及び防止添加物を充填流体組成に含めることができる。
充填流体A及び充填流体Bの温度感応性から特定の誤差が生じる。一般的に、圧力トランスミッタは、工場で電子的に較正され、それによって圧力センサは、例えば、約25℃である室温で圧力ゼロを測定するように設定される。代替的に、トランスミッタ12の較正は、トランスミッタが設けられた後に手動的にリセットすることができる。しかし、これは、時間を消費し、処理制御システム10の日常の作動中に発生する温度変動を考慮しない。例えば、充填流体A及び充填流体Bは、極度に暑い日に影響を受ける可能性がある。また、遠隔シールシステム15は、いかなる較正調節機構も含まない。トランスミッタ12の作動温度の変化は、センサ30の出力において無視できない誤差を生じる場合がある。高い熱膨張率を有する油圧流体は、加熱されると容積が膨張する。具体的には、第1及び第2の油圧流体は、トランスミッタ12及び遠隔シールシステム15の作動環境に基づいて様々な程度の熱膨張を受ける。容器16は、極度に熱い環境で作動している可能性があり、そのために遠隔シール36A及び36Bがトランスミッタ12を遠ざけるために使用される。従って、第2の充填流体Bは、それが遠隔シール36A及び36Bからトランスミッタ12に延びるのに従って、付随する熱膨張と共に特定の温度勾配を示す。同様な状況において、トランスミッタ12及び遠隔シールシステム15は、容器16を有する1つの実施に使用することができ、次に、その後、異なる作動温度を有する別の容器に移動することができる。従って、各実施に対して、第1の充填流体A及び第2の充填流体Bは、異なる程度の熱膨張を示す。
従って、遠隔シールシステム15又はトランスミッタ12が、それが較正された温度よりも高い温度を有する環境に置かれると、油圧流体は、膨張して隔離ダイアフラム52A及び52B、並びに遠隔シール36A及び36Bの隔離ダイアフラム32A及び32Bを歪める。従って、圧力センサ30は、圧力読取値の10%までの誤差を生じさせる可能性がある「背圧」を示す。これは、圧力トランスミッタの目的が、作動環境温度の変更ではなく処理流体の圧力の変化を測定することであるので、望ましくない誤差である。従って、第1の充填流体A及び第2の充填流体Bには、それぞれの油圧流体の熱膨張率の影響を低減するためにそれぞれの容積のナノ粒子が備えられる。一実施形態では、油圧流体よりも低い熱膨張係数を有するナノ粒子添加物を使用し、充填流体の熱膨張による誤差は、圧力読取値の約1%まで低減される。
処理流体18は、容器16の上部近くで隔離ダイアフラム32Aに力を加える付随圧力P1を有する。処理流体18はまた、隔離ダイアフラム32Bに力を加える容器16の底部近くの付随圧力P2も有する。P1は、毛細管34A内の圧力が圧力P1に等しいように、隔離ダイアフラム32Aから毛細管34Aの第2の充填流体Bによってトランスミッタ12の隔離ダイアフラム52Aに伝達される。同様に、P2は、毛細管34B内の圧力が圧力P2に等しいように、隔離ダイアフラム32Bから毛細管34Bの第2の充填流体Bによってトランスミッタ12の隔離ダイアフラム52Bに伝達される。P1及びP2に付随する力は、通路54A及び54B内の圧力が圧力P1及びP2にそれぞれ等しいように、隔離ダイアフラム52A及び52Bから第1の充填流体Aによってセンサダイアフラム58に伝達される。従って、圧力差P1−P2が、圧力ダイアフラム58にわたって生成される。
処理制御システム10を取り囲む周囲温度が上昇すると、第1の充填流体Aの第1の油圧流体及び第2の充填流体Bの第2の油圧流体は、それらのそれぞれの熱膨張に対応する割合で容積が膨張する。従って、通路54A及び通路56A内の充填流体Aは、センサダイアフラム58及び隔離ダイアフラム52Aを歪め、毛細管34A内の充填流体Bは、隔離ダイアフラム52A及び隔離ダイアフラム32Aを歪める。同様に、通路54B及び通路56B内の充填流体Aは、センサダイアフラム58及び隔離ダイアフラム52Bを歪め、毛細管34B内の充填流体Bは、隔離ダイアフラム52B及び隔離ダイアフラム32Bを歪める。ダイアフラム52A及び52B、32A及び32B、及びセンサダイアフラム58は、通路54A−56Bと毛細管34A及び34Bとに対して内向き又は外向きのいずれかに曲がることができるバネ類似要素である。従って、遠隔シールシステム15及び中継システム38内部に充填流体A及びBの堆積膨張がどのように加算されるかに基づいて、圧力センサ30は、圧力P1−P2±X(式中Xは、センサダイアフラム58への正味の体積膨張圧力の影響を表す)を感知することができる。
充填流体A及びBの体積膨張の量は、通路54A−56Bと毛細管34A及び34Bとの幾何学的形状と、充填流体A及びBの体積と、充填流体A及びBの熱膨張係数とを含むいくつかの変数に依存する。通路54A−56Bと毛細管34A及び34Bとは、一般的に長く、細く、かつ剛性であるので、充填流体A及びBは、ダイアフラム32A及び32B、52A及び52B、及び58の方向に膨張すべきである。従って、充填流体A及びBの僅かな膨張であっても、センサ30によって検出可能なダイアフラムの歪みをもたらす。この充填流体は、それらを圧力トランスミッタ及び容量型圧力センサにおいて機能するのに都合よくする特定の機械的及び電気的特性を有するので、より低い熱膨張係数を有する充填流体と交換することは実行不可能である。すなわち、この膨張は、充填流体A及びBよりも低い熱膨張係数を有するナノ粒子を添加することによって補償することができ、充填流体A及びBの全体の容積が、それらの望ましい機械的及び電気的性質を変更することなく低減される。
ナノ粒子は、それらが第1及び第2の油圧流体の機能を妨害しないので、容易に添加される。ナノ粒子は、油圧流体内に懸濁され、かつそのような状態に留まることになるほど十分に細かい。ナノ粒子は、油圧流体から分離して沈殿せず、かつその中にナノ粒子が分散される通路及び毛細管に沿って堆積しないことになる。また、ナノ粒子は不活性であり、それによってナノ粒子は油圧流体と反応せず、かつ油圧流体の特性を変化させないことになる。しかし、ナノ粒子は、油圧流体とナノ粒子容積との容積分配に比例する量で充填流体の全体の特性に寄与することになる。換言すれば、50体積%の油圧流体と50体積%のナノ粒子とを有する充填流体は、油圧流体及びナノ粒子の電気的及び機械的特性の平均である電気的及び機械的特性(例えば、誘電率及び熱膨張係数)を有することになる。しかし、充填流体の圧力伝達機能を維持するためには、ナノ粒子が充填流体の約25%未満を構成することが望ましい。
十分な容積のナノ粒子を添加することにより、充填流体A又はBの容積は、熱影響からの体積膨張の効果を低下させるほど十分に低減することができる。充填流体A又はBの容積が低減されているので、膨張する充填流体はより少ないことになる。P1又はP2が正確にセンサ30に伝達することができるように、充填流体A又はBの失われた容積を補充するために、通路54A−56Bと毛細管34A及び34B内の容積は、ナノ粒子で補充される。ナノ粒子は、低い熱膨張係数を有するので、通路54A−56Bと毛細管34A及び34B内の充填流体A及びBを含む溶液の総括の熱膨張は低減される。ナノ粒子は、充填流体内部に懸濁液の状態で留まるほど十分に細かく、そのために充填流体の圧力伝達機能は良好な状態のままとされる。従って、ナノ粒子強化充填流体は、圧力測定信号において、例えば、熱膨張によって熱的に誘起される誤差を顕著に低減する。
ナノ粒子強化充填流体は、熱サイクルヒステレシスの影響も低減することができる。温度ヒステレシス誤差は、周囲温度により低い温度でからはなく、より高い温度から近づく時の同じ圧力での圧力センサ読取値の変動である。温度の変動は、充填流体の容積の変化に基づくヒステレシス誤差を拡大する。例えば、室温(約25℃)で、トランスミッタ12は、約80℃から冷却された後では、約0.005psiの誤差を示す場合がある。しかし、約−40℃から加熱された後では、トランスミッタ12は、約0.003psiの誤差を示す場合がある。この誤差の一部は、温度に伴う油圧流体の膨張及び収縮によって生じる。従って、充填流体積膨張の減少は、付随する誤差の低減に伴って熱サイクルヒステレシスも低減する。
充填流体A及びBに添加されるその容積のナノ粒子は、処理制御システム10がそこで使用される場合がある温度範囲においてより低い熱膨張係数を有するあらゆるナノ粒子から構成することができる。一実施形態では、ナノ粒子は、球状又は棒状の形状を有するカーボン粒子を含む。様々な実施形態では、ナノ粒子は、付随する熱膨張係数を有する以下のもの、すなわち、Zr229(0.4℃-1×106)、Li2−Al23−4SiO2[β−スポジュメン](0.9℃-1×106)、又は他の類似のナノ粒子の組成を有する。比較として、「DC 200」は、約1080℃-1×106の熱膨張係数を有する。一実施形態では、第1の充填流体A及び第2の充填流体Bは、約3:1から約4:1の容積比率での油圧流体のナノ粒子に対する組成の混合物から成る。本発明の他の実施形態では、負の熱膨張係数を有するナノ粒子を使用することができ、それによって油圧流体の熱膨張係数を完全に相殺することができる。例えば、先に参照したLi2O−Al23−2SiO2[β−ユークリプタイト]は、−6.2℃-1×106の熱膨張係数を有する。従って、ナノ粒子組成及び容積を変化させることにより、充填流体A及びBの熱膨張率を低下させることができ、圧力センサ30での関連する誤差が低減される。
充填流体Aの場合には、ナノ粒子が、センサ30のキャパシタンスベースの作動を妨害しないことも望ましい。しかし、より高い誘電率を有するナノ粒子を選択することによってセンサ30の作動を高めることも可能である。
典型的には、センサ30は、通路54A−54Bの第1の充填流体Aを通じて与えられる処理流体18の圧力の変化に応答して電気信号を生成する変換器である。センサ30は、差動式キャパシタンスベースの圧力セルであり、センサダイアフラム58、第1のコンデンサプレート60A、及び第2のコンデンサプレート60Bを含む。センサダイアフラム58は、典型的にステンレス鋼から成り、コンデンサプレート60A及び60Bは、典型的にセラミック又はガラス基板に堆積した薄い金属層から成る。一般的に、ダイアフラム58とコンデンサプレート60A及び60Bとは、耐食性材料から成る。ダイアフラム58と第1のコンデンサプレート60Aの間のキャパシタンス、及びダイアフラム58と第2のコンデンサプレート60Bの間のキャパシタンスは、充填流体A及びBを通じて与えられる処理流体18の圧力変化に基づいてダイアフラム58の位置が変化する時に変化する。ダイアフラム58とコンデンサプレート60A又は60Bのうちの一方との間のキャパシタンスは、他方が減少する時に増大することになる。これは、誤差を低減するのに役立つ二重信号を生成する圧力センサ30をもたらす。圧力変化に基づいてコンデンサ上に蓄積されたエネルギの量の変化は、トランスミッタ回路28により、圧力P1とPの間の差圧のマグニチュードの変化の指示として測定される。
コンデンサ上に蓄積されたエネルギの量は、コンデンサのキャパシタンスに直接関係する。キャパシタンスは、電極プレートの面積及び電極プレートの間の材料の誘電率に比例し、電極プレートの間の距離に反比例する。センサ30において、第1のコンデンサは、センサダイアフラム58と第1のコンデンサプレート60Aとによって形成される。トランスミッタ回路28によって検出されるほど十分に大きいセンサ信号を生成するためには、コンデンサに蓄積された電荷が十分に大きくなければならない。しかし、センサ30及びトランスミッタ12の全体の寸法を縮小させるためにコンデンサの寸法をできるだけ縮小することも望ましい。従って、電荷を増加させるためにコンデンサプレートを大きくすることは非現実的である。コンデンサプレートをどのくらい接近させることができるかの程度に関しても実用的な限界がある。従って、コンデンサの電荷を増加させるためには、コンデンサプレートの間の誘電性を高めることが必要である。しかし、これも、センサダイアフラム58が様々な圧力条件の下で歪むことができるようにセンサダイアフラムの自由な運動が存在すべきであるので容易に達成されない。第1の油圧流体は、ダイアフラム58を歪めるための流体として典型的に使用され、かつ予測可能な誘電率を提供してセンサ30からノイズを除去するためダイアフラム58に振動減衰を提供するように選択される。従って、第1の作動流体は、コンデンサプレートの間に誘電体をもたらす。
本発明の一実施形態では、第2の容積のナノ粒子が第1の油圧流体内に懸濁され、圧力ダイアフラム58とコンデンサプレート60A及び60Bとの間の材料の誘電率が高められる。他の実施形態では、熱膨張を低下させる特性と誘電率を増大させる特性の両方を有するように、単一組成のナノ粒子を選択することができる。その結果、センサ30内に蓄積することができる電荷の量は、誘電率の増大に従って増加する。従って、設計の観点から、センサ30を形成するコンデンサプレートは、圧力センサ30の残りのキャパシタンス信号を維持するために縮小することができる。その結果、高い誘電率を有するナノ粒子をセンサ30の寸法を縮小するために使用することができる。他の実施形態では、高い誘電率を有するナノ粒子をセンサ30の感度を高めるために使用することができる。このセンサを構成するコンデンサが、より多くのエネルギを蓄積することができる場合、センサ30は、より小さい圧力変化に対してより明確な信号を生成することができる。従って、高い誘電率を有するナノ粒子をセンサ30の感度を高めるために充填流体Aに添加することができる。
ナノ粒子は、第1の油圧流体の誘電率よりも高い誘電率を有するあらゆるナノ粒子材料から構成することができる。一実施形態では、ナノ粒子は、球状又は棒状の形状を有するカーボン粒子を含むことができる。一実施形態では、第2の容積のナノ粒子は、約4.5の誘電率を有するアルミナ(セラミック)から成る。別の実施形態では、第2の容積のナノ粒子は、約7.0の誘電率を有する酸化アルミニウム粒子から成る。更に別の実施形態では、第2の容積のナノ粒子は、約3.5から約5.0の誘電率を有するダイヤモンドのようなカーボンベースの粒子から成る。「DC 200」の誘電率は、約2.3である。一実施形態では、第1の充填流体Aは、体積基準で約3:1から4:1の比率での油圧流体のナノ粒子組成物に対する混合物から成る。従って、ナノ粒子組成物及び第1の油圧流体の容積を変化させることにより、センサ30のキャパシタンスを高めることができ、センサ30の寸法が縮小されるか又はセンサ30の感度が高められる。
本発明の様々な実施形態では、様々な容積のナノ粒子を充填流体に懸濁させることができる。例えば、コンデンサベースの圧力センサの誘電性を高めるか又は充填流体の熱膨張を低減するために、単一の容積のナノ粒子を懸濁させることができる。また、単一の容積のナノ粒子は、コンデンサベースの圧力センサの誘電性を高め、かつ充填流体の熱膨張を低減する両方のために懸濁させることができる。別の実施形態では、複数の機能を提供するために、複数の容積のナノ粒子を充填流体内に懸濁させることができる。
本発明を好ましい実施形態に関連して説明したが、当業者は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく形態及び細部を変更することができることを認識するであろう。
12 処理トランスミッタ
28 トランスミッタ回路
30 センサ
40 ハウジング
42 モジュール

Claims (10)

  1. 処理流体の圧力を測定するための圧力トランスミッタであって、
    処理流体の圧力を感知するための容量型圧力センサと、
    前記処理流体と前記容量型圧力センサの間の伝達チャンネルを提供するための油圧中継システムと、
    前記油圧中継システムにおける圧力センサ充填流体と、
    を含み、
    前記圧力センサ充填流体は、
    前記処理流体の前記圧力の変化を前記容量型圧力センサに伝達するための第1の油圧流体、及び
    前記圧力センサ充填流体の誘電率を増大させるために前記第1の油圧流体内に懸濁された第1の容積のナノ粒子、
    を含み、前記第1の容積のナノ粒子は、前記第1の油圧流体のものよりも大きい誘電率を有するナノ粒子を含み、
    前記圧力トランスミッタは、
    前記油圧中継システムの到達範囲を拡張するための毛細管と、前記毛細管内の遠隔シール充填流体と、を含む遠隔シールシステムを更に含み、
    前記遠隔シール充填流体は、前記毛細管を通じて前記処理流体の前記圧力を伝達するための第2の油圧流体、及び前記遠隔シール充填流体の熱膨張係数を減少させるために前記第2の油圧流体内に懸濁された第2の容積のナノ粒子を含み、前記第2の容積のナノ粒子は、前記第2の油圧流体のものよりも低い熱膨張係数を有するナノ粒子を含み、
    前記圧力トランスミッタは、前記油圧中継システムと前記毛細管との間を連結する処理フランジを更に含む、
    ことを特徴とする圧力トランスミッタ。
  2. 前記圧力トランスミッタは、差圧トランスミッタを含むことを特徴とする請求項1に記載の圧力トランスミッタ。
  3. 前記第2の容積のナノ粒子は、Zr229、Li2O−Al23−4SiO2(β−スポジュメン)、又はLi2O−Al23−2SiO2(β−ユークリプタイト)から成る群から選択される、ことを特徴とする請求項1に記載の圧力トランスミッタ。
  4. 前記第1の容積のナノ粒子にある一定の容積の前記第1の油圧流体を加えたものが、前記処理流体の前記圧力が前記容量型圧力センサに伝わるように前記油圧中継システムを満たすことを特徴とする請求項1に記載の圧力トランスミッタ。
  5. 前記第1の油圧流体および第2の油圧流体及び第1の容積のナノ粒子および第2の容積のナノ粒子は、それぞれ、約4:1までの比率で容積によって分配されることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力トランスミッタ。
  6. 前記第1の容積のナノ粒子および第2の容積のナノ粒子の粒子は、カーボンベースの粒子、アルミナ(セラミック)粒子、及び酸化アルミニウム粒子から成る群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の圧力トランスミッタ。
  7. 前記第1の容積のナノ粒子は、前記容量型圧力センサのキャパシタンスを増大してナノ粒子を持たない充填流体と比較して該容量型圧力センサの感度を高めることを特徴とする請求項1に記載の圧力トランスミッタ。
  8. 前記第1の容積のナノ粒子および第2の容積のナノ粒子は、互いに異なるナノ粒子を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の圧力トランスミッタ。
  9. 前記第1の油圧流体および第2の油圧流体は、付加的な添加物を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の圧力トランスミッタ。
  10. 前記付加的な添加物は、漏れ検出添加物および漏れ防止添加物からなる群から選択されることを特徴とする請求項9に記載の圧力トランスミッタ。
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