JP5837537B2 - 人工雪製造プラントのための制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、人工雪製造プラントのための制御システムに関する。さらに特に、本発明は、スキー滑走路に沿って配置されており且つ通信ラインに接続されている複数の雪製造機器を有する人工雪製造プラントに関する。
天然雪の欠如を補填するための、または、スキー滑走路の積雪下層を形成するための、スキー滑走路に沿った人工雪製造システムの設置が公知である。さら特に、各々の雪製造機器は、雪製造装置(一般的に「スノーキャノン(snow cannon)」と呼ばれている)と、関連の雪製造装置に連結されている雪製造液体を供給するためのそれぞれのユニット(一般的に「チャンバ」として知られている)とを備える。
さらに詳細に述べると、この雪製造装置は、雪製造液体を供給するためのそれぞれのユニットに隣接して配置され、および、スキー滑走路の予め定められた地理的な雪製造区域を有効範囲に含む。したがって、この説明では、雪製造機器は、予め定められた地理的な雪製造区域を有効範囲に含む、雪製造装置(スノーキャノン)と雪製造液体を供給するためのユニット(チャンバ)とのアセンブリを定義する、概括的な術語である。一連の地理的な雪製造区域がスキー滑走路の表面を画定する。
従来の技術では、雪製造機器は、下流に配置されているかまたは適切に画定された場所にある制御ステーションから雪製造機器を制御するように、通信ラインに接続されている。さらに詳細に述べると、従来技術の制御システムは、雪製造機器の状況を制御するように、且つ様々な気象条件に応じて動作を制御するように構成されている、通信ラインに接続されているプロセシングユニットを備える。
しかし、この従来技術は短所を有する。
実際には、この制御システムは、一般的に、スキー滑走路の雪状態が検査されることを可能にしない。この理由から、雪製造機器が、スキー滑走路を公衆に対して公開するために必要な雪よりも多くの雪を製造すること、または、スキー滑走路を公衆に対して公開するための十分な量の雪を製造しないことが生じる。他の場合には、主要な欠点が、スキー滑走路の特定の区域内では、スキー滑走路を公衆に対して公開するために必要な雪よりも多くの雪が存在するが、一方、スキー滑走路の他の区域内では、スキー滑走路を公開するための十分な量の雪が存在しないということにある。
この状況において、本発明の目的は、従来技術の欠点を克服する、人工雪製造プラントのための制御システムを提供することである。さらに詳細に述べると、本発明の目的は、スキー滑走路の雪状態が監視されることを可能にする制御システムを提供することである。
さらに、本発明の目的は、スキー滑走路を雪で覆うための時間が推定されることを可能にする制御システムを提供することである。最後に、本発明の目的は、予め定められた最小レベルよりも低い積雪レベルを有するスキー滑走路の地理的区域が識別されることを可能にする制御システムを提供することである。
これらの目的は、添付されている特許請求の範囲に記載されている人工雪製造プラントのための制御システムによって実質的に実現される。
具体的には、本発明の一態様において、制御システムは、スキー滑走路に沿って配置され、且つ通信ラインに接続される複数の雪製造機器を有する人工雪製造プラントを制御するためのものであって、通信ラインに接続されたプロセシングユニットを備える。
このプロセシングユニットは、関連する雪製造機器によって現時点で製造された雪の量を表す状況信号を、雪製造機器の各々から受信し、状況信号の各々に含まれるデータを、予め定められた到達すべき単一雪製造値の各々と比較し、予め設定された製造すべき雪の量を表し、比較に応じて、機器の状態信号を生成し、機器の状態信号の内容に応じて、スキー滑走路の状態信号を生成するように構成される。
また、機器の状態信号は、各機器によって現時点で製造された雪の量とそれぞれの単一雪製造値との間の差を表し、スキー滑走路の状態信号は、スキー滑走路の現時点の雪状況を表す。
プロセシングユニットは、単一雪製造値の各々よりも大きい雪の量を現時点で製造した機器の数を決定し、決定された機器の数を、予め定められた最小破綻値と比較し、比較に応じて、スキー滑走路の状態信号を決定するように構成されててもよい。
プロセシングユニットは、状況信号の各々に含まれるデータを、予め定められた最小雪製造値の各々と比較し、比較に応じて、機器の状態信号を変更するように構成されてもよい。この場合において、予め定められた最小雪製造値は、最小の雪の量を表しており、単一雪製造値よりも小さくてもよい。
予め定められた最小雪製造値は、時間経過において変動する基準曲線によって定義されてもよい。この場合において、状況信号の各々に含まれるデータと、最小雪製造値との比較は、状況信号の各々に含まれるデータを参照して、予め定められた時間的瞬間で、周期的に行われるとともに、最小雪製造値は、予め定められた同じ時間的瞬間で参照されてもよい。
制御システムは、プロセシングユニットに接続されている記憶ユニットを備えてもよい。この記憶ユニットにおいて、前年において雪製造機器によって製造された雪の量に関するデータは、現在の期間に対応する年間期間に関連して記憶されてもよい。
プロセシングユニットは、機器の状態信号における状況信号に含まれるデータと、記憶ユニット内に含まれるデータとに応じて、総合雪製造値に達するための総合残余雪製造時間を計算するように構成されてもよい。この場合において、総合雪製造値は、単一雪製造値の合計によって定義されてもよい。
プロセシングユニットは、状況信号に含まれるデータと、機器の状態信号に含まれるデータと、記憶ユニット内に含まれるデータとに応じて、予め定められた単一雪製造値に達するための、機器の各々に関する残余単一雪製造時間を計算し、算出された単一雪製造時間の間で、最大の残余単一雪製造時間を識別するように構成されてもよい。ここで、総合値に達するための総合残余雪製造時間は、算出された最大の残余単一雪製造時間によって定義されてもよい。
プロセシングユニットは、機器の状態信号に含まれるデータと、記憶ユニット内に含まれるデータとに応じて、単一雪製造値に達するための、製造すべき残余雪量を計算するように構成されてもよい。
プロセシングユニットは、予め定められた温度範囲内において機器の現時点の雪製造に応じて、残余単一雪製造時間を計算するように構成されてもよい。ここで、残余単一雪製造時間は、同一の温度範囲内の現在の期間に対応する期間内において過去に製造された雪の平均量を表す平均履歴流量値によって、残余雪量の値を除算し、この除算の結果に、特定の区域を雪で覆うために過去に機器が要した平均時間に関する履歴単一雪製造時間を乗算することによって計算されてもよい。また、平均履歴流量値、履歴平均量、および履歴単一雪製造時間は、記憶ユニット内に記憶されてもよい。
記憶ユニットが、現在の年の期間に対応する年の期間内の雪製造に関するデータを含まない場合には、プロセシングユニットは、予め定められた温度範囲内における最大単一雪製造時間と最小単一雪製造時間とを計算するように構成されてもよい。
この場合において、最大単一雪製造時間は、予め定められた最小流量値によって、残余雪量値を除算することによって計算されてもよい。ここで、最小流量値は、温度範囲内において第1のタイプの雪製造機器によって、単位時間内に製造可能な雪の量を表す。
また、最小単一雪製造時間は、予め定められた最大流量値によって、残余雪量値を除算することによって計算されてもよい。ここで、最大流量値は、温度範囲内において第2のタイプの雪製造機器によって製造可能な雪の量を表す。
また、残余単一雪製造時間は、最大単一雪製造時間と最小単一雪製造時間との間にあり、第1のタイプの機器は、第2のタイプの機器よりも低い雪製造性能を有してもよい。
制御システムは、プロセシングユニットに接続されたグラフィクスインタフェースを備えてもよい。このグラフィクスインタフェースは、最終的な総合雪製造値に達するための総合残余雪製造時間と、単一雪製造値に達するための残余単一雪製造時間と、機器の状態信号の内容と、スキー滑走路の状態信号の内容と、雪製造プラントが沿って設けられている地理的マップとを、リアルタイムで表示してもよい。
雪製造機器によって製造される雪の量は、該雪製造機器の各々に供給される雪製造液体の量に応じて計算されてもよい。この場合において、状況信号の内容は、機器によって現在消費されている雪製造液体の量によって定義されてもよい。また、単一雪製造値および総合雪製造値は、機器に供給されるべき雪製造液体の量によって定義されてもよい。
本発明の他の態様において、人工雪製造プラントは、複数の雪製造機器を備え、雪製造機器の各々は、雪製造液体を供給するためのユニットと、人工雪を製造するための雪製造装置とを備える。雪製造装置は、雪製造液体を引き込むためにユニットに接続されている。ここで、この人工雪製造プラントは、上述した制御システムを備える。雪製造機器の各々によって製造される雪の量は、雪製造液体を供給するための、関連するユニット内を通過する雪製造液体の量に基づいて計算されてもよい。
さらに、本発明の特徴的な特徴要素と利点とが、添付図面に示されている人工雪製造プラントのための制御システムの非排他的な好ましい実施形態の詳細な説明から、より明確になるだろう。
図1は、本発明による人工雪製造プラントのための制御システムの概略図である。 図2は、スキー滑走路の積雪の状態に関するグラフ曲線の概略図である。
上記の図を参照すると、番号1は、人工雪製造プラント100のための制御システムをその全体において示す。
上記において定義したように、人工雪製造プラント100は、複数の雪製造機器101を備える。これら雪製造機器101は、スキー滑走路に沿って配置されており、且つ通信ライン102に直列に接続されている。
さらに詳細に述べると、各々の雪製造機器101は、雪製造装置103(一般的には「スノーキャノン」と呼ばれている)と、この雪製造装置103に連結されていた、雪製造液体を供給するためのそれぞれのユニット104(一般的に「チャンバ」として知られている)とを備える。図1は、データライン107によって通信ライン102に接続された、機器101の雪製造装置103を示す。さらに、供給ユニット104の各々は、導管105によって雪製造装置103に連結されている。雪製造液体は、導管105内を流れる。
さらに詳細に述べると、雪製造装置103は、雪製造液体を供給するための各ユニット104に近接して配置されており、スキー滑走路の予め定められた地理的な雪製造区域をカバーする。
制御システム1は、通信ライン102とデータ接続しているプロセシングユニット2を備える。さらに詳細に述べると、このプロセシングユニット2は、各雪製造機器101から状況信号Sを受信するように構成されている。
状況信号Sは、雪製造機器101によって現時点で製造された雪の量を表す。言い替えると、状況信号Sは、雪製造機器101が製造した雪の量を表す。さらに詳細に述べると、状況信号Sは、機器101によって消費された雪製造液体の量に関するデータを含む。このため、現時点で製造された雪の量が消費された雪製造液体の量に依存するので、状況信号Sは、現時点で製造された雪の量を表す。
詳細に述べると、状況信号Sは、雪製造機器101の供給ユニット104(「チャンバ」)によって生成され、プロセシングユニット2に送信される。
さらに、プロセシングユニット2は、状況信号Sの各々に含まれているデータを、到達すべき予め定められた単一雪製造値Pの各々と比較し、予め設定された製造すべき雪の量を表すように、構成されている。さらに詳細に述べると、この予め定められた単一雪製造値Pは、初期積雪状況から開始して到達すべき「目標」を表す。
さらに、プロセシングユニット2は、この比較に応じて、機器101の状態信号Aを生成するように構成されている。機器101の状態信号Aは、各装置によって現時点で製造された雪の量と、単一雪製造値Pの各々との間の差を表す。
さらに、プロセシングユニット2は、機器101の状態信号Aの内容に応じて、スキー滑走路の状態信号Pを生成するように構成されている。スキー滑走路の状態信号Pは、スキー滑走路の現時点の雪状況を表す。
詳細に述べると、プロセシングユニット2は、
− 単一雪製造値Pの各々よりも大きい量の雪を現時点で製造し終わっている機器101の個数を決定し、
− 決定された機器101の個数を、予め定められた最小破綻値(minimum insolvency value)Pと比較し、
− この比較に応じて、スキー滑走路の状態信号Pを決定する
ように構成されている。
単一雪製造値Pに一致する雪の製造を満足する機器101の個数が最小破綻値よりも小さい場合、スキー滑走路が非常に不十分な積雪状況であることを意味する。
具体的には、単一雪製造値Pに一致する雪の製造を満足する機器101の個数が、最小破綻値よりも大きい場合、スキー滑走路が不十分な積雪状態であることを意味する。
全ての機器101が、単一雪製造値Pに一致する雪の製造を満足する場合にはスキー滑走路が十分な積雪状態であることを意味する。
さらに、機器101の状態信号Aを生成するために、プロセシングユニット2は、状況信号Sの各々に含まれるデータを、予め定められた最小雪製造値Pminの各々と比較するように、構成されている。なお、最小雪製造値Pminは、予め定められた雪の最小量を表す。また、予め定められた最小雪製造値Pminが、単一雪製造値Pよりも小さいということに留意されたい。
図2を参照しながら、さらに詳細に後述するように、最小雪製造値Pminは、機器101に対する第1の区域P1と第2の区域P2との間の積雪閾値を表す。最小雪製造値Pminが、機器101の供給ユニット104(「チャンバ」)に対する第1の区域P1と第2の区域P2との間の積雪閾値を表すことが好ましい。
さらに詳細に述べると、機器101の状態信号Aは、関連した機器101によって消費される雪製造液体の量に応じて決定される。さらに詳細に述べると、消費される雪製造液体の量は、超過すべき最小雪製造値Pminと比較される。
プロセシングユニット2は、この比較に応じて、機器101の状態信号Aを更新するように構成されている。
予め定められた最小雪製造値Pminが、時間経過に応じて変化する基準曲線によって定義されるということに留意されたい。このため、状況信号Sの各々に含まれているデータを最小単一雪製造値Pminと比較することは、予め定められた時間的瞬間Dで、状況信号Sに含まれているデータを参照して周期的に行われる。このとき、最小単一雪製造値Pminは、予め定められた同じ時間的瞬間Dで参照される。
この点に関して、図2は、スキー滑走路の相対的位置に配置された雪製造機器101の雪製造状況を決定可能とするグラフを示す。
さらに詳細に述べると、最小単一雪製造値Pminに対する曲線が図2に示されており、この曲線は、時間経過において一定の第1のセグメントS1と、時間の経過とともに変化する第2のセグメントS2と含む。
さらに詳細に述べると、図2は、最小雪製造値Pminが第2のセグメントS2に沿って時間の経過とともに増大するということを示している。換言すれば、最小雪製造値Pminは、雪製造を終了する、予め設定された時間Dの接近に応じて増大する。
さらに、2つの点が、現在時間Dにおいて示されている。ここで、これら2つの点は、それぞれ、雪製造機器101によって交互に生成され得る、2つの異なる現在雪製造値Pa1、Pa2(第1および第2の現在雪製造値)を表す。図2に示すように、第1の現在雪製造値Pa1は、プラント100を開くために必要な雪を機器101が製造していないということを示す。実際に、第1の現在雪製造値Pa1を表す点は、基準曲線の下方に位置している。
第2の現在雪製造値Pa2は、機器101が最小雪製造値Pminよりも多い量の雪を製造したことを示す。
実際に、第2の現在雪製造値Pa2を表す点は、基準曲線の上方に位置している。
さらに、時間経過に応じた最小雪製造値Pminのトレンドを定義する基準曲線は、主グラフを、以下の4つの区域に分割する。すなわち、
− 現在雪製造値Pが最小雪製造値Pminよりも小さい区域を識別する、X軸と基準曲線との間の第1の区域P1と、
− 現在雪製造値Pが最小雪製造値Pminよりも大きい区域を識別する、基準曲線の上方を延びる第2の区域P2と、
− 雪製造開始時間Dの前、および、雪製造終了時間Dの後の期間に画定され、雪製造の開始日付Dおよび終了日付Dの外側の期間を識別する、第3の区域P3と、
− 雪製造の開始時間Dと終了時間Dとの間の、到達すべき単一雪製造値を識別する目標ラインよりも大きい、第4の区域P4である。この目標ラインは基準曲線の上方に配置されている。
第1のセグメントS1が最小雪製造閾値を定義するということに留意されたい。有利には、この第1のセグメントS1の存在が、雪製造開始時間において、区域P1を区域P2から、より明瞭に区別する。これにより、時間Dにおいて機器によって製造される雪の量が、最小雪製造値Pminを既に上回っているという(ユーザにとっての)誤解を生じさせることを回避する。
また、スキー滑走路上における雪製造の開始時間Dと雪製造終了時間Dとが、ユーザによって予め設定される時間であり、雪製造設備における実際の切替時間とは一致しないことがあることに、留意されたい。
さらに、この機器は、プロセシングユニット2に接続された記憶ユニット4を備える。プロセシングユニット2において、前年に雪製造機器101によって製造された雪の量に関するデータが、現在の期間に対応する年間の期間に関連して記憶される。
さらに詳細に述べると、プロセシングユニット2は、機器101の状態信号Aにおける状況信号Sに含まれているデータ、および、記憶ユニット4内に含まれているデータに応じて、総合雪製造値に達するための総合残余雪製造時間を計算するように構成されている。なお、総合雪製造値が単一雪製造値Pの合計によって定義されるということに留意されたい。
さらに、制御ユニットは、状況信号Sに含まれるデータと、機器101の状態信号Aに含まれるデータと、記憶ユニット4内に含まれるデータとに応じて、予め定められた単一雪製造値Pに達するための、各機器101に関する残余単一雪製造時間TINNを計算するように構成されている。実際に、スキー滑走路の各区域の現在雪製造状況を知ることによって、および、単一雪製造値Pに対するスキー滑走路の各区域の雪製造状況の比較に関する情報(スキー滑走路の状態信号Pに含まれる情報)を知ることによって、単一雪製造値Pに達するまでのスキー滑走路のその区域に関する残余雪製造時間TINNを計算することが可能である。
この後に、制御ユニット2は、算出された単一雪製造時間TINNの間で最大の残余単一雪製造時間を識別するように構成されている。総合値に達するための総合残余雪製造時間は、算出された最大残余単一雪製造時間によって定義される。
言い替えると、制御ユニット2は、算出された単一雪製造時間の間で最大の残余単一雪製造時間TINNを識別するように構成されている。実際は、機器101が同時に動作するので、総合値に達するための総合残余雪製造時間は、最大の残余単一雪製造時間TINNを有する機器101によって定義される。
さらに、プロセシングユニット2が、機器101の状態信号Aに含まれるデータに応じて、および、記憶ユニット4に含まれるデータに応じて、単一雪製造値Pに達するために製造されるべき残余雪量PRIMを計算するように構成されていることに留意されたい。
さらに、プロセシングユニット2は、予め定められた温度範囲内のその機器の現在の雪製造に応じて、残余単一雪製造時間TINNを推定するように構成されている。残余単一雪製造時間TINNは、同一の温度範囲内の現在の期間に対応する期間内において過去に製造された雪の平均量PSTOを表す平均履歴流量値FSTOで残余雪量PRIMの値を除算することと、この除算の結果に、特定の区域を雪で覆うためにその機器101が履歴的に要した平均時間に関する予め定められた履歴単一雪製造時間TINN−STOを乗算することとによって、計算される。言い替えると、雪製造時間は、次式によって計算される。
Figure 0005837537
平均履歴流量値FSTOと、履歴平均量PSTOと、履歴単一雪製造時間TINN−STOは記憶ユニット4内に記憶されるということに留意されたい。
あるいは、代替策として、記憶ユニット4が、現在期間に対応する年の期間に関する雪製造に関連したデータを含まない場合には、プロセシングユニット2は、予め定められた温度範囲内における最大単一雪製造時間TINN−MAXと最小単一雪製造時間TINN−MINとを計算するように構成される。最大単一雪製造時間TINN−MAXは、対応する温度範囲内において第1のタイプの雪製造機器101によって単位時間中に製造されることが可能な雪の量を表す予め定められた最小流量値FMINで残余雪量値PRIMを除算することによって計算される。最小単一雪製造時間TINN−MINは、対応する温度範囲内において第2のタイプの雪製造機器101によって製造されることが可能な雪の量を表す予め定められた最大流量値FMAXで残余雪量値PRIMを除算することによって計算される。したがって、残余単一雪製造時間TINNは、最大単一雪製造時間TINN−MAXと最小単一雪製造時間TINN−MINとの間である。
さらに、第1のタイプの機器101が第2のタイプの機器101の雪製造性能よりも低い雪製造性能を有するということに留意されたい。言い替えると、最大雪製造時間TINN−MAXと最小雪製造時間TINN−MINとが、次式を使用して計算される。
Figure 0005837537
単一雪製造時間TINNは予め定められた温度範囲に応じて計算されるということに留意されたい。実際に、雪製造時間は、機器101が動作する周囲温度に応じて変化する。詳細に述べると、制御システム1は、単一雪製造時間TINNがそれに関連して計算されることが可能な4つの異なる温度範囲を有する。
さらに、制御システム1は、
− 総合雪製造値、
− 最小雪製造値Pmin
− 単一雪製造値P
− 最大破綻態値、
− 機器101のパラメータ
が事前に記憶されている基本記憶ユニット3を備える。
さらに、基本記憶ユニット3は、各々の雪製造機器に関する起動優先権値を記憶するように構成されている。さらに詳細に述べると、プロセシングユニット2は、機器101の状態信号Aの内容に応じて起動優先権値を変更するように構成されている。さらに詳細に述べると、プロセシングユニット2は、雪製造が不足している機器101に応じて起動優先権値を変更するように構成されている。言い替えると、プロセシングユニット2は、単一雪製造値Pよりも少ない量の雪を製造し終わっている機器101に応じて起動優先権値を増大させるように構成されている。機器101に関する優先権値が高ければ高いほど、より早くその機器101が起動されるということに留意されたい。
さらに、制御システム1は、
− 最終的な総合雪製造値に達するための残余総合雪製造時間、
− 単一雪製造値Pに達するための残余単一雪製造時間TINN
− 機器101の状態信号Aの内容、
− スキー滑走路の状態信号Pの内容、
− 時間経過に応じた最小雪製造値Pminのトレンドを定義する基準曲線に関するグラフ(図2)、および、
− 雪製造プラント101がそれに沿って設備されている地理的マップ
をリアルタイムで表示するための、プロセシングユニット2に接続されているグラフィックスインタフェース5を備える。
このようにして、ユーザは、スキー滑走路を雪で覆うことに関するデータを監視および制御することが可能である。
さらに、システム1が、プロセシングユニット2と基本記憶ユニット3とに接続されている、基本記憶ユニット3内に含まれているデータを変更するように構成されているモジュール6を備える。このモジュール6は、基本記憶ユニット3内に含まれているデータをユーザが手作業で修正することを可能にする。モジュール6は、修正されるデータのグラフィカルな管理のためのグラフィクスインタフェース5に接続されている。
さらに詳細に述べると、システム1は、雪で覆われるべきスキー滑走路に関する天気予測を行う天気予測ユニット7に接続されることが可能である。さらに詳細に述べると、プロセシングユニット2は、天気予測信号Mを受信してグラフィクスインタフェース5にこの天気予測信号Mを送るように構成されている。言い替えると、グラフィクスインタフェース5は、天気予測信号Mに含まれているデータを表示するように構成されている。このようにして、ユーザは、天気予測信号Mの内容に応じて1つまたは複数の機器101の雪製造の進捗を調整することが可能である。この調整は、例えば、機器101のスイッチを切ってからその次にスイッチを入れることによって行われてもよい。例えば、ユーザは、特定の時間期間中に1つまたは複数の機器101の雪製造動作を(その機器101のスイッチを切ることによって)中断し、天気予測信号Mの内容に応じて温度の低下が予測される(その時間期間に続く)時間的瞬間を待機することが可能である。言い替えると、機器101は、温度低下が予測される時間的瞬間の後に、再びスイッチを入れられる。実際には、温度がより低い場合に、雪製造に関連したコストも低下させられ、したがって、ユーザが機器101を運転することが、より価値がある。
本発明は、複数の雪製造機器101を有し、この雪製造機器101の各々が、雪製造液体を供給するためのユニット104(一般的は「チャンバ」として知られている)と、雪製造液体を引き込むために供給ユニット104に連結されている、人工雪を生成するための雪製造装置103(一般的には「スノーキャノン」として知られている)とを備える、人工雪製造プラント100に関する。さらに詳細に述べると、雪製造機器101は通信ライン102に接続されている。これに加えて、人工雪製造プラント100は、上述した制御システム1を備える。特に、各々の雪製造機器101によって製造される雪の量が、雪製造液体を供給するための関連ユニット104内を通過する雪製造液体の量に基づいて計算されるということに留意されたい。
さらに詳細に述べると、状況信号Sの内容は、機器101によって現時点で消費されている雪製造液体の量によって定義される一方、単一雪製造値Pと総合雪製造値は、機器101に供給されるべき雪製造液体の量によって定義される。
詳細に述べると、雪製造装置103(「スノーキャノン」)は、雪製造装置103に供給される雪製造液体の流量を計算するように構成されている関連した処理ユニット108を備える。さらに詳細に述べると、この処理ユニットl08は、機器101に供給される雪製造液体の圧力と、開放および/または閉鎖された流路弁の数とに応じて、雪製造液体の流量を計算する。
このようにして、処理ユニット108は状況信号Sを生成し、プロセシングユニット2は状況信号Sを受信する。言い替えると、処理ユニット108は、プロセシングユニット2に送られるべき状況信号Sを生成するように構成されている。
その次に、プロセシングユニット2は、状況信号Sの内容に応じて、消費される雪製造液体の体積を計算するように構成されている。さらに詳細に述べると、プロセシングユニット2は、時間経過に応じた雪製造液体の流量の数学的積分によって、消費された雪製造液体の量を計算するように構成されている。このようにして、プロセシングユニット2は、1つまたは複数の機器101によって消費される雪製造液体の量(体積として)を決定することが可能である。
いずれの場合にも、状況信号Sが、機器101内を通過する雪製造液体の流量に関するデータを含み、したがって、機器101によって消費される液体の量をすでに表すということに留意されたい。
図1は、雪製造装置103の処理ユニット108が通信ライン102に接続されていることを示す。
本発明は、予め設定された目的を達成する。
実際に、本発明は、各チャンバによって現時点で消費されている雪製造液体の量の計算によって、スキー滑走路の積雪状況が監視されることを可能にする。さらに、本発明は、現時点で消費されている雪製造液体の量と、スキー滑走路を公開するのに十分な積雪状況に到達するために消費されるべき雪製造液体の「目標」レベルとの間のリアルタイムの比較によって、スキー滑走路の積雪時間が推定されることを可能にする。さらに詳細に述べると、この「目標」レベルは、過去において消費された雪製造液体の量に応じて決定される。
最後に、本発明は、予め定められた最小レベルよりも低い積雪レベルを有するスキー滑走路の地理的区域が識別されることを可能にする。実際に、制御システムは、単一の雪製造機器によって製造される雪の量を監視し、製造された人工雪の最小要件を満たさない雪製造機器を監視することを可能にする。
さらに、本発明が製造が比較的に容易であるということと、本発明の具体化に関連したコストがあまり高くはないということとに留意されたい。
1 制御システム
2 プロセシングユニット
5 グラフィクスインタフェース
7 天気予測ユニット
100 人工雪製造プラント
101 雪製造機器
102 通信ライン
103 雪製造装置
104 雪製造液体供給ユニット
105 導管
108 処理ユニット

Claims (14)

  1. スキー滑走路に沿って配置され、且つ通信ライン(102)に接続される複数の雪製造機器(101)を有する人工雪製造プラント(100)を制御するためのシステム(1)であって、
    前記通信ライン(102)に接続されたプロセシングユニット(2)を備え、
    前記プロセシングユニット(2)は、
    関連する前記雪製造機器(101)によって現時点で製造された雪の量を表す状況信号(S)を、前記雪製造機器(101)の各々から受信し、
    状況信号(S)の各々に含まれるデータを、予め定められた到達すべき単一雪製造値(P)の各々と比較し、予め設定された製造すべき雪の量を表し、
    前記比較に応じて、前記機器(101)の状態信号(A)を生成し、
    前記機器(101)の前記状態信号(A)の内容に応じて、前記スキー滑走路の状態信号(P)を生成する
    ように構成され、
    前記機器(101)の前記状態信号(A)は、各機器(101)によって現時点で製造された雪の量と前記単一雪製造値(P)の各々との間の差を表し、
    前記スキー滑走路の状態信号(P)は、前記スキー滑走路の現時点の雪状況を表す、制御システム。
  2. 前記プロセシングユニット(2)は、
    前記単一雪製造値(P)の各々よりも大きい雪の量を現時点で製造した機器(101)の数を決定し、
    決定された前記機器(101)の数を、予め定められた最小破綻値(P)と比較し、
    前記比較に応じて、前記スキー滑走路の前記状態信号(P)を決定する
    ように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記プロセシングユニット(2)は、さらに、
    状況信号(S)の各々に含まれるデータを、予め定められた最小雪製造値(Pmin)の各々と比較し、
    前記比較に応じて、前記機器(101)の前記状態信号(A)を変更する
    ように構成され、
    前記予め定められた最小雪製造値(Pmin)は、最小の雪の量を表しており、前記単一雪製造値(P)よりも小さいことを特徴とする、請求項1または2に記載の制御システム。
  4. 前記予め定められた最小雪製造値(Pmin)は、時間経過において変動する基準曲線によって定義され、
    前記状況信号(S)の各々に含まれる前記データと、前記最小雪製造値(Pmin)との比較は、前記状況信号(S)の各々に含まれるデータを参照して、予め定められた時間的瞬間(D)で、周期的に行われるとともに、前記最小雪製造値(Pmin)は、予め定められた同じ前記時間的瞬間(D)で参照されることを特徴とする、請求項に記載の制御システム。
  5. 前記プロセシングユニット(2)に接続されている記憶ユニット(4)を備え、
    前記記憶ユニット(4)において、前年において前記雪製造機器(101)によって製造された雪の量に関するデータは、現在の期間に対応する年間期間に関連して記憶されることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御システム。
  6. 前記プロセシングユニット(2)は、前記機器(101)の前記状態信号(A)における前記状況信号(S)に含まれるデータと、前記記憶ユニット(4)内に含まれるデータと、に応じて、総合雪製造値に達するための総合残余雪製造時間を計算するように構成され、
    前記総合雪製造値は、単一雪製造値(P)の合計によって定義されることを特徴とする、請求項5に記載の制御システム。
  7. 前記プロセシングユニット(2)は、
    前記状況信号(S)に含まれるデータと、前記機器(101)の前記状態信号(A)に含まれるデータと、前記記憶ユニット(4)内に含まれるデータと、に応じて、前記予め定められた単一雪製造値(P)に達するための、前記機器(101)の各々に関する残余単一雪製造時間(TINN)を計算し、
    算出された前記残余単一雪製造時間(TINN)の間で、最大の残余単一雪製造時間(TINN)を識別する
    ように構成され、
    総合値に達するための総合残余雪製造時間は、算出された前記最大の残余単一雪製造時間(TINN)によって定義されることを特徴とする、請求項6に記載の制御システム。
  8. 前記プロセシングユニット(2)は、前記機器(101)の前記状態信号(A)に含まれるデータと、前記記憶ユニット(4)内に含まれるデータと、に応じて、前記単一雪製造値(P)に達するための、製造すべき残余雪量(PRIM)を計算するように構成されていることを特徴とする、請求項から7のいずれか一項に記載の制御システム。
  9. 前記プロセシングユニット(2)は、予め定められた温度範囲内において前記機器の現時点の雪製造に応じて、残余単一雪製造時間(TINN)を計算するように構成され、
    前記残余単一雪製造時間(TINN)は、
    同一の温度範囲内の現在の期間に対応する期間内において過去に製造された雪の履歴平均量(PSTO)を表す平均履歴流量値(FSTO)によって、残余雪量(PRIM)の値を除算し、
    この除算の結果に、特定の区域を雪で覆うために過去に前記機器(101)が要した平均時間に関する履歴単一雪製造時間(TINN−STO)を乗算する
    ことによって、計算され、
    前記平均履歴流量値(FSTO)、前記履歴平均量(PSTO)、および前記履歴単一雪製造時間(TINN−STO)は、前記記憶ユニット(4)内に記憶されることを特徴とする、請求項8に記載の制御システム。
  10. 前記記憶ユニット(4)が、現在の年の期間に対応する年の期間内の雪製造に関するデータを含まない場合には、前記プロセシングユニット(2)は、予め定められた温度範囲内における最大単一雪製造時間(TINN−MAX)と最小単一雪製造時間(TINN−MIN)とを計算するように構成されており、
    前記最大単一雪製造時間(TINN−MAX)は、予め定められた最小流量値(FMIN)によって、残余雪量値(PRIM)を除算することによって計算され、
    前記最小流量値(FMIN)は、前記温度範囲内において第1のタイプの雪製造機器(101)によって、単位時間内に製造可能な雪の量を表し、
    前記最小単一雪製造時間(TINN−MIN)は、予め定められた最大流量値(FMAX)によって、残余雪量値(PRIM)を除算することによって計算され、
    前記最大流量値(FMAX)は、前記温度範囲内において第2のタイプの雪製造機器(101)によって製造可能な雪の量を表し、
    残余単一雪製造時間(TINN)は、前記最大単一雪製造時間(TINN−MAX)と前記最小単一雪製造時間(TINN−MIN)との間にあり、
    前記第1のタイプの機器(101)は、前記第2のタイプの機器(101)よりも低い雪製造性能を有することを特徴とする、請求項5から8のいずれか一項に記載の制御システム。
  11. 前記プロセシングユニット(2)に接続されたグラフィクスインタフェース(5)を備え、
    前記グラフィクスインタフェース(5)は、
    最終的な総合雪製造値に達するための総合残余雪製造時間と、
    単一雪製造値(P)に達するための残余単一雪製造時間(TINN)と、
    前記機器(101)の状態信号(A)の内容と、
    前記スキー滑走路の状態信号(P)の内容と、
    前記人工雪製造プラント(100)が沿って設けられている地理的マップと、
    をリアルタイムで表示することを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の制御システム。
  12. 前記雪製造機器(101)によって製造される雪の量は、該雪製造機器(101)の各々に供給される雪製造液体の量に応じて計算され、
    前記状況信号(S)の内容は、前記機器(101)によって現在消費されている雪製造液体の量によって定義され、
    前記単一雪製造値(P)および総合雪製造値は、前記機器(101)に供給されるべき雪製造液体の量によって定義されることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の制御システム。
  13. 複数の雪製造機器(101)を備え、
    前記雪製造機器(101)の各々は、
    雪製造液体を供給するためのユニット(104)と、
    人工雪を製造するための雪製造装置(103)と、を備え、
    前記雪製造装置(103)は、前記雪製造液体を引き込むために前記ユニット(104)に接続されている、人工雪製造プラント(100)において、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の制御システムを備えることを特徴とする、人工雪製造プラント。
  14. 雪製造機器(101)の各々によって製造される雪の量は、前記雪製造液体を供給するための、関連する前記ユニット(104)内を通過する雪製造液体の量に基づいて計算されることを特徴とする、請求項13に記載の雪製造プラント。
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