JP5836897B2 - 歯車研削工具の加工方法及び歯車研削工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク工具(加工前の歯車研削工具)の螺旋状の研削歯に設けられた研削面を加工歯車にて加工(ツルーイング)することにより、ワーク歯車の歯面をクラウニング研削するための歯車研削工具を形成する歯車研削工具の加工方法及び歯車研削工具に関する。
例えば、歯車研削工具の研削面は、螺旋状の研削歯の母材にメッキ層を介して砥粒を電着することにより形成されている。一般的に、このような研削面の表面粗さは均一でないため、該歯車研削工具を用いてワーク歯車の歯面を精度良く研削することは容易ではない。
歯車研削工具の研削面の表面粗さを均一化する方法として、前記研削面が形成された研削歯を有するワーク工具と加工歯車とを噛み合わせた状態で、該ワーク工具と該加工歯車とを同期回転させることにより、該ワーク工具の研削面の全面を加工する技術的思想が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この場合、歯車研削工具の研削面の切れ味が低下するため、該歯車研削工具を用いてワーク歯車の歯面を高負荷で荒研削することができない。そのため、ワーク歯車の歯面の研削に多大な工数を要する上、歯車研削工具の寿命が低下してしまう。
そこで、本出願人は、このような問題を解決するために、荒研削用の研削面の一部に仕上研削用の帯状の仕上研削面を設けた歯車研削工具を提案している(例えば、特許文献2参照)。このような歯車研削工具では、単一の工具に研削面と仕上研削面とを設けているので、ワーク歯車の歯面を効率的に精度良く研削することができる。
特開2005−81472号公報 特開2011−73071号公報
ところで、上述した特許文献2のような歯車研削工具を用いてワーク歯車の歯面をクラウニング研削することがある。そして、このようなクラウニング研削は、歯車研削工具とワーク歯車とを噛み合わせて回転駆動させた状態で、該ワーク歯車の回転軸線方向に相対変位させながら切込量を変えることにより行われる。すなわち、ワーク歯車の歯面の歯幅方向端部を研削する時の切込量は、該歯面の歯幅方向中央部を研削する時の切込量よりも多くなる。
本発明者等は、このようなワーク歯車の歯面のクラウニング研削を行う場合、特に、該歯面の歯幅方向端部を帯状の仕上研削面で研削する際に、ワーク歯車のクラウニング量、歯幅寸法、及び径寸法等によっては該歯面が仕上研削面以外の研削面に当たり該歯面の表面粗さが悪化することがあることを突き止めた。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、ワーク歯車の歯面をクラウニング研削する場合であっても、該歯面を効率的に研削することができると共に該歯面の表面粗さが悪化することを抑えることができる歯車研削工具の加工方法及び歯車研削工具を提供することを目的とする。
[1] 本発明に係る歯車研削工具の加工方法は、ワーク工具の螺旋状の研削歯の母材に砥粒が設けられることにより形成された研削面を加工歯車にて加工することにより、ワーク歯車の歯面をクラウニング研削するための歯車研削工具を形成する歯車研削工具の加工方法であって、前記ワーク工具と前記加工歯車とを第1噛合位置で回転駆動させ前記研削面の延在方向に沿って該研削面の前記砥粒を加工することにより帯状の仕上研削面形成する第1形成工程と、前記ワーク工具と前記加工歯車とを相対変位させて前記第1噛合位置から第2噛合位置に変更することにより、該ワーク工具と該加工歯車との作用線の位置を該ワーク工具の内側にずらす変位工程と、前記ワーク工具と前記加工歯車とを前記第2噛合位置で回転駆動させ前記研削面のうち前記仕上研削面よりも内側に位置する前記砥粒を加工することにより、前記仕上研削面にて前記ワーク歯車の歯面をクラウニング研削する際に前記研削面のうち前記仕上研削面よりも内側に位置する前記砥粒と前記ワーク歯車の歯面とが干渉することを回避する干渉回避部形成する第2形成工程と、を行うことを特徴とする。
本発明に係る歯車研削工具の加工方法によれば、ワーク工具の研削面の砥粒を加工することにより帯状の仕上研削面形成し、該研削面のうち仕上研削面よりも内側に位置する砥粒を加工することにより干渉回避部形成している。そのため、このようにして形成された歯車研削工具を用いれば、ワーク歯車の歯面を効率的に研削することができる。また、該歯車研削工具の帯状の仕上研削面にてワーク歯車の歯面をクラウニング研削する際に、該歯面が仕上研削面以外の研削面に当たることを好適に抑えることができる。これにより、ワーク歯車の歯面の表面粗さが悪化することを抑えることができる。
[2] 上記の歯車研削工具の加工方法において、前記変位工程では、前記ワーク工具と前記加工歯車とを該ワーク工具の回転軸線方向に沿って相対変位させることにより、前記第1噛合位置から前記第2噛合位置に変更してもよい。
このような方法によれば、ワーク工具と加工歯車とを該ワーク工具の回転軸線方向に沿って相対変位させることにより、第1噛合位置から第2噛合位置に変更しているので、例えば、加工歯車の歯先(歯底)がワーク工具の歯底(歯先)に干渉することを好適に抑えることができる。
[3] 上記の歯車研削工具の加工方法において、前記変位工程では、前記ワーク歯車の前記歯面をクラウニング研削する際における切込量又は引抜量に相当する分量だけ前記第1噛合位置の作用線と前記第2噛合位置の作用線とがずれるように前記ワーク工具と前記加工歯車とを相対変位させてもよい。
このような方法によれば、ワーク歯車の歯面をクラウニング研削する際における切込量又は引抜量に相当する分量だけ第1噛合位置の作用線と第2噛合位置との作用線とをずらしているので、研削面のうちワーク歯車の歯面に干渉するおそれのある部位を確実に加工することができる。
[4] 上記の歯車研削工具の加工方法において、前記第2形成工程の切込量は、前記第1形成工程の切込量よりも小さくてもよい。
このような方法によれば、第2形成工程の切込量を第1形成工程の切込量よりも小さくしているので、前記研削面のうちワーク歯車の歯面に接触可能な部分(該歯面の表面粗さを悪化させるような部分)のみを加工して干渉回避部に形成することができる。これにより、干渉回避部を形成する際の加工歯車の磨耗量を低減することができるため、該加工歯車の長寿命化を図ることができる。
[5] 本発明に係る歯車研削工具は、ワーク歯車の歯面をクラウニング研削するための螺旋状の研削歯を有する歯車研削工具であって、前記研削歯は、該研削歯に沿って該研削歯の母材に設けられた砥粒を有する研削面と、前記研削面の延在方向に沿って形成され、前記研削面の前記砥粒が加工された第1加工砥粒を有する帯状の仕上研削面と、前記研削面のうち前記仕上研削面よりも内側に形成され、前記研削面の前記砥粒が加工された第2加工砥粒を有し、前記仕上研削面にて前記ワーク歯車の歯面をクラウニング研削する際に前記第2加工砥粒と前記ワーク歯車の歯面とが干渉することを回避する干渉回避部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る歯車研削工具によれば、研削面の砥粒が加工された第1加工砥粒を有する帯状の仕上研削面を研削面の延在方向に沿って形成しているので、ワーク歯車の歯面を効率的に研削することができる。また、研削面の砥粒が加工された第2加工砥粒を有する干渉回避部を研削面のうち仕上研削面よりも内側に形成しているので、該仕上研削面にてワーク歯車の歯面をクラウニング研削する際に、該歯面が仕上研削面以外の研削面に当たることを好適に抑えることができる。これにより、ワーク歯車の歯面の表面粗さが悪化することを抑えることができる。
以上説明したように、本発明によれば、研削面の砥粒を加工して仕上研削面及び干渉回避部に形成しているので、歯車研削工具を用いてワーク歯車の歯面をクラウニング研削する場合であっても、該歯面を効率的に研削することができると共に該歯面の表面粗さが悪化することを抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る歯車研削工具が適用された歯車研削システムの斜視図である。 図1に示す歯車研削システムの概略ブロック図である。 図1に示す歯車研削工具の斜視図である。 図4Aは、荒研削領域の研削面を模式的に示した平面図であり、図4Bは、仕上研削領域の研削面と仕上研削面を模式的に示した平面図である。 図5Aは、図4AのVA−VA線に沿った一部省略断面図であり、図5Bは、図4BのVB−VB線に沿った一部省略断面図である。 図1に示す歯車研削システムを用いてワーク歯車を研削する手順を説明するためのフローチャートである。 クラウニング荒研削時の歯車研削工具とワーク歯車との噛合状態を示す要部拡大説明図である。 ワーク歯車の歯面のクラウニング形状を説明するための一部省略模式図である。 クラウニング仕上研削時の歯車研削工具とワーク歯車との噛合状態を示す要部拡大説明図である。 クラウニング仕上研削している際のワーク歯車と歯車研削工具との位置関係を模式的に示した説明図である。 ワーク工具の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る歯車研削工具の加工方法を説明するためのフローチャートである。 図13Aは、ワーク工具の研削面を模式的に示した平面図であり、図13Bは、前記研削面に仕上研削面を形成した状態を模式的に示した平面図であり、図13Cは、前記研削面に干渉回避部を形成した状態を模式的に示した平面図である。 図14Aは、図13AのXIVA−XIVA線に沿った一部省略断面図であり、図14Bは、図13BのXIVB−XIVB線に沿った一部省略断面図であり、図14Cは、図13CのXIVC−XIVC線に沿った一部省略断面図である。 第1噛合位置における第5作用線と第2噛合位置における第6作用線との位置関係を示した説明図である。
以下、本発明に係る歯車研削工具の加工方法及び歯車研削工具について、好適な実施形態を例示して添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、本発明の一実施形態に係る歯車研削工具10を適用した歯車研削システム12について説明する。歯車研削システム12は、ワーク歯車Wを歯車研削工具10にて研削するためのシステムである。ワーク歯車Wは、例えば、はすば歯車(ヘリカルギヤ)として構成されており、クラウニング形状の歯面を有している(図8参照)。
図1及び図2に示すように、歯車研削システム12は、ベッド14と、ベッド14の上面に配設された第1機構16と第2機構18と、第2機構18に装着された歯車研削工具10と、ベッド14に隣接して配設された制御部20とを備える。
第1機構16は、ワーク歯車Wが回転可能な状態で装着されるものであって、ワーク歯車Wの回転軸線と直交する方向(矢印A方向)に進退可能な状態でベッド14の上面に設けられた切込テーブル22と、切込テーブル22を矢印A方向に進退させる切込モータ24と、ワーク歯車Wの回転軸線方向(矢印B方向)に移動可能な状態で切込テーブル22に設けられたトラバーステーブル26と、トラバーステーブル26を矢印B方向に移動させるトラバースモータ28とを有する。
また、第1機構16は、ワーク歯車Wを着脱可能なテールストック30と、減速機構32を介してワーク歯車Wを正逆両方向に回転させる第1回転モータ34と、ワーク歯車Wの回転角度に対応した信号(パルス信号)を出力する第1エンコーダ36とをさらに有する。
テールストック30には、歯車研削工具10とワーク歯車Wとの接触を検出する接触検出部38が設けられている。接触検出部38としては、歯車研削工具10とワーク歯車Wの接触時に生じる弾性波(接触音)Pを検出するAEセンサが用いられる。AEセンサは、接触方式又は非接触方式のいずれの方式であっても構わない。
第2機構18は、ベッド14の上面に立設されたコラム40と、コラム40のうち第1機構16に指向する側面に沿って(矢印C方向に)旋回可能な状態で該コラム40に設けられた旋回テーブル42と、旋回テーブル42を矢印C方向に移動させる図示しない旋回モータと、歯車研削工具10の回転軸線方向(矢印D方向)に移動可能な状態で旋回テーブル42に設けられたシフトテーブル44と、シフトテーブル44を矢印D方向に移動させるシフトモータ46とを有する。
また、第2機構18は、シフトテーブル44に固定された状態で歯車研削工具10を回転自在に支持する工具支持部48と、歯車研削工具10を正逆両方向に回転させる第2回転モータ50と、歯車研削工具10の回転角度に対応した信号(パルス信号)を出力する第2エンコーダ52とをさらに有する。
図3〜図5Bに示すように、歯車研削工具10は、工具軸54と、工具軸54の周面に設けられた螺旋状の研削歯56を備えている。本実施形態では、研削歯56は6山設けられており、以下の説明では、該6山のうち、上部3山を荒研削領域R1、下部3山を仕上研削領域R2と称することがある。
荒研削領域R1には、ワーク歯車Wの右歯面60Rを荒研削するための研削面62と、ワーク歯車Wの左歯面60Lを荒研削するための研削面64とが設けられている(図7参照)。各研削面62、64は、研削歯56の母材66に単層のCBN(立方晶窒化硼素)等で構成された砥粒68をニッケルメッキ層等のバインダ70を介して電着することにより形成されている(図5A参照)。
仕上研削領域R2には、ワーク歯車Wの右歯面60Rに対応する研削面72と、研削面72に形成されて該右歯面60Rを仕上研削するための帯状の仕上研削面74と、ワーク歯車Wの左歯面60Lに対応する研削面76と、研削面76に形成されて該左歯面60Lを仕上研削するための帯状の仕上研削面78とが設けられている(図9参照)。
各研削面72、76は、上述した研削面62、64と同一の構成を有している。仕上研削面74は、研削歯56の延在方向に沿って研削面72の砥粒68を加工することにより螺旋状に形成されている(図5B参照)。
すなわち、仕上研削面74の表面粗さは、研削面72の表面粗さよりも小さくなっている。これにより、仕上研削面74にてワーク歯車Wの右歯面60Rの仕上研削を容易に行うことが可能となる。仕上研削面78についても同様である。
なお、研削歯56の山数、各仕上研削面74、78の幅寸法、各仕上研削面74、78の表面粗さ(砥粒68の加工度合い)等についてはワーク歯車Wの仕様や研削条件等に応じて適宜設定される。
図4B及び図5Bから諒解されるように、研削面72のうち仕上研削面74の内側には、砥粒68のうち所定の高さ位置よりも高い位置にある砥粒68aの頂部を加工することにより干渉回避部80が形成されている。このような干渉回避部80は、仕上研削面74の全長に亘って内側方に隣接するラインL1上に位置している。
干渉回避部80の高さ寸法は、ワーク歯車Wの右歯面60Rの歯幅方向端部を仕上研削する際に、該右歯面60Rに接触しない程度に設定されている。すなわち、干渉回避部80の高さ寸法は、仕上研削面74の高さ寸法よりも高く設定されている。この効果については追って説明する。
これと同様に、研削面76のうち仕上研削面78の内側には干渉回避部82が形成されており、該干渉回避部82は仕上研削面78の内側方に隣接するラインL2上に位置している(図9参照)。
制御部20は、図示しない旋回モータを制御して旋回テーブル42を矢印C方向に旋回させる。また、図2に示すように、制御部20は、制御部本体100と複数のサーボアンプ102a〜102eとを有する。制御部本体100は、切込モータ制御部104、トラバースモータ制御部106、シフトモータ制御部108、及びコントローラ110を含む。
切込モータ制御部104は、サーボアンプ102aを介して切込モータ24を制御して切込テーブル22を矢印A方向に進退させ、トラバースモータ制御部106は、サーボアンプ102bを介してトラバースモータ28を制御してトラバーステーブル26を矢印B方向に移動させ、シフトモータ制御部108は、サーボアンプ102eを介してシフトモータ46を制御してシフトテーブル44を矢印D方向に移動させる。
コントローラ110は、第1エンコーダ36及び第2エンコーダ52からの各々の出力信号に基づいて、サーボアンプ102cを介して第1回転モータ34を制御すると共にサーボアンプ102dを介して第2回転モータ50を制御することにより、歯車研削工具10とワーク歯車Wとを同期回転させる。また、コントローラ110は、第1回転モータ34を制御してワーク歯車Wのみを回転させることもできる。
次に、以上のように構成された歯車研削システム12を用いた歯車研削方法について説明する。なお、初期状態において、工具支持部48に歯車研削工具10が装着され、テールストック30にワーク歯車Wが装着されている。
先ず、制御部20は、各種モータ24、28、34、46、50を駆動制御して歯車研削工具10の荒研削領域R1にワーク歯車Wを噛み合わせる(図6のステップS1)。
そして、ワーク歯車Wをクラウニング荒研削する(ステップS2)。この場合、コントローラ110は、第1回転モータ34と第2回転モータ50を回転駆動することにより、歯車研削工具10とワーク歯車Wとを同期回転させる。また、このとき、トラバースモータ制御部106がトラバースモータ28を駆動制御してワーク歯車Wを矢印B方向に変位させながら、切込モータ制御部104が切込モータ24を駆動制御してワーク歯車Wを矢印A方向に変位させる。
すなわち、図4A及び図7に示すように、歯車研削工具10の研削面62とワーク歯車Wの右歯面60Rとの噛合接触点(作用点)は、第1作用線N1と第2作用線N2との間を複数回往復することになる。
ここで、第1作用線N1は、右歯面60Rの一端部P1又は他端部P3を荒研削している時の研削面62と右歯面60Rとの法線であり、第2作用線N2は、ワーク歯車Wの右歯面60Rの中央部P2を荒研削している時の研削面62と右歯面60Rとの法線である(図8参照)。これにより、ワーク歯車Wの右歯面60Rがクラウニング荒研削される。
本実施形態では、歯車研削工具10の研削面62でワーク歯車Wの右歯面60Rをクラウニング荒研削した後、ワーク歯車Wと歯車研削工具10との噛合位置を調節した上で、歯車研削工具10の研削面64にて左歯面60Lをクラウニング荒研削する。
ただし、本実施形態において、前記研削面62による前記右歯面60Rのクラウニング荒研削と、前記研削面64による前記左歯面60Lのクラウニング荒研削とを同時に行っても構わない。この場合、クラウニング荒研削の工数を低減することができる。
続いて、制御部20は、各種モータ24、28、34、46、50を駆動制御して歯車研削工具10の仕上研削領域R2にワーク歯車Wを噛み合わせる(ステップS3)。詳細には、ワーク歯車Wの歯を歯車研削工具10の荒研削領域R1の歯溝から抜き出した状態で該歯車研削工具10をその回転軸線方向に変位させた後、ワーク歯車Wの歯を歯車研削工具10の仕上研削領域R2の歯溝に挿入する。
そして、ワーク歯車Wをクラウニング仕上研削する(ステップS4)。ここでの歯車研削工具10及びワーク歯車Wの動作は、上述したクラウニング荒研削を行うときの動作と基本的に同じである。
すなわち、図4B及び図9に示すように、歯車研削工具10の仕上研削面74とワーク歯車Wの右歯面60Rとの噛合接触点(作用点)は、第3作用線N3と第4作用線N4との間を複数回往復することになる。
ここで、第3作用線N3は、右歯面60Rの一端部P1又は他端部P3を仕上研削している時の仕上研削面74と右歯面60Rとの法線であり、第4作用線N4は、ワーク歯車Wの右歯面60Rの中央部P2を仕上研削している時の仕上研削面74と右歯面60Rとの法線である。これにより、ワーク歯車Wの右歯面60Rがクラウニング仕上研削される。
本実施形態では、歯車研削工具10の仕上研削面74にてワーク歯車Wの右歯面60Rをクラウニング仕上研削した後、ワーク歯車Wと歯車研削工具10との噛合位置を調節した上で、歯車研削工具10の仕上研削面78にて左歯面60Lをクラウニング仕上研削する。
ただし、本実施形態において、前記仕上研削面74による前記右歯面60Rのクラウニング仕上研削と、前記仕上研削面78による前記左歯面60Lのクラウニング仕上研削とを同時に行っても構わない。この場合、クラウニング仕上研削の工数を低減することができる。この段階で今回のフローチャートが終了する。
本実施形態では、歯車研削工具10の荒研削領域R1の研削面62、64にてワーク歯車Wのクラウニング荒研削を行った後、該歯車研削工具10の仕上研削領域R2の仕上研削面74、78にてワーク歯車Wのクラウニング仕上研削を行っているので、ワーク歯車Wの歯面を効率的に精度良く研削することができる。
次に、図10を参照して、本実施形態の作用効果についてさらに説明する。図10では、ワーク歯車Wの右歯面60Rの一端部P1を仕上研削している時のワーク歯車Wの位置を実線で示し、右歯面60Rの中央部P2を仕上研削している時のワーク歯車Wの位置を細い二点鎖線で示し、右歯面60Rの他端部P3を仕上研削している時のワーク歯車Wの位置を太い二点差線で示している。
図10から諒解されるように、例えば、歯車研削工具10において、干渉回避部80が形成されていない場合、ワーク歯車Wの右歯面60Rの一端部P1又は他端部P3をクラウニング仕上研削する際に、研削面72のうち仕上研削面74よりも内側の部位と右歯面60Rとが干渉することがある。
つまり、ワーク歯車Wの右歯面60Rのうち既に仕上研削がなされた部位に研削面72の砥粒68の頂部が当たることにより、該右歯面60Rにキズが付くことがある。そうすると、該右歯面60Rの表面粗さが悪化してしまう。
しかしながら、本実施形態では、研削面72のうち仕上研削面74よりも内側の部位(ラインL1上)に干渉回避部80を形成しているので、ワーク歯車Wの右歯面60Rの一端部P1又は他端部P3をクラウニング仕上研削する際に、該右歯面60Rが仕上研削面74以外の研削面72の砥粒68の頂部に当たることを好適に抑えることができる。これにより、ワーク歯車Wの右歯面60Rの表面粗さが悪化することを抑えることができる。
なお、ワーク歯車Wの左歯面60Lの一端部又は他端部を歯車研削工具10の仕上研削面78でクラウニング仕上研削する場合についても同様である。
次に、上述した歯車研削工具10の加工方法について、歯車研削工具加工システム(工具加工システムと称することがある。)150との関係で説明する。なお、工具加工システム150は、基本的な構成が上述した歯車研削システム12の構成と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
工具加工システム150は、ワーク工具152を加工歯車154で加工することにより該ワーク工具152に仕上研削面74、78と干渉回避部80、82を形成するためのものである。
図1及び図2に示すように、第1機構16のテールストック30に装着される加工歯車154は、例えば、はすば歯車(ヘリカルギヤ)として構成されており、クラウニング形状の歯面を有している。加工歯車154の歯面は、ダイヤモンド等で構成された砥粒がニッケルメッキ層等のバインダを介して電着することにより形成されている。
図11に示すように、ワーク工具152は、第2機構18の工具支持部48に装着されるものであって、螺旋状の研削歯156を備えている。本実施形態では、研削歯156は6山設けられており、研削歯156には上述した研削面62、64、72、76が設けられている(図11、図13A、図14A、及び図15参照)。
次に、このような工具加工システム150を用いてワーク工具152を加工して歯車研削工具10を形成する方法について説明する。
先ず、制御部20は、各種モータ24、28、34、46、50を駆動制御してワーク工具152と加工歯車154とを第1噛合位置に噛み合わせる(図12のステップS10)。このとき、第1噛合位置における研削面72と右加工歯面158Rとの法線である第5作用線N5の位置は、上述した第4作用線N4の位置と略同一となる。
そして、ワーク工具152の研削面72の一部を帯状の仕上研削面74に形成する(ステップS11:第1形成工程、図13B及び図14B参照)。この場合、切込モータ制御部104の作用下で加工歯車154をワーク工具152に所定の切込量だけ切り込ませた状態で、コントローラ110が第1回転モータ34と第2回転モータ50とを同期回転させる。これにより、加工歯車154の右加工歯面158Rにて仕上研削面74が研削歯156に沿って螺旋状に形成されることとなる。
続いて、ワーク工具152と加工歯車154とを第2噛合位置に噛み合わせる(ステップS12:変位工程)。すなわち、ワーク工具152と加工歯車154とを相対変位させて第1噛合位置から第2噛合位置に変更することにより、ワーク工具152と加工歯車154との第5作用線N5の位置をワーク工具152の内側にずらす。このとき、第2噛合位置における仕上研削面74と右加工歯面158Rとの法線である第6作用線N6の位置は、上述した第3作用線N3の位置と略同一となる。
具体的には、図15から諒解されるように、ワーク歯車Wの右歯面60Rをクラウニング仕上研削する際における切込量(引抜量)A0(図10参照)に相当する分量だけ第1噛合位置における第5作用線N5と第2噛合位置における第6作用線N6とがずれるようにワーク工具152をその回転軸線方向(矢印D方向)に沿って工具支持部48が位置する側に変位させる。
ステップS12では、加工歯車154を矢印A方向に沿ってワーク工具152側に進行させることによって第1噛合位置から第2噛合位置に変更することも可能であるが、この場合、例えば、加工歯車154の歯先(歯底)がワーク工具152の歯底(歯先)に干渉する懸念がある。
しかしながら、上述したように、ワーク工具152を矢印D方向に沿って変位させた場合には、例えば、加工歯車154の歯先(歯底)がワーク歯車Wの歯底(歯先)に干渉することを好適に抑えることができる。
その後、研削面72のうち仕上研削面74よりも内側の部位を加工して干渉回避部80に形成する(ステップS13:第2形成工程、図13C及び図14C参照)。具体的には、切込モータ制御部104の作用下で加工歯車154をワーク工具152に切り込んで行き、該加工歯車154の右加工歯面158Rがワーク工具152の研削面72に接触した位置で加工歯車154の切込動作を停止する。このとき、加工歯車154とワーク工具152との接触は、接触検出部38の出力信号に基づいて判断することができる。
そして、その位置において、コントローラ110が加工歯車154とワーク工具152とを同期回転させることにより、研削面72のうち仕上研削面74の内側に位置する部位の砥粒68を加工する。これにより、研削面72における仕上研削面74の全長に亘って内側方に隣接する部位(ラインL1上)の砥粒68のうちワーク歯車Wの右歯面60Rに接触するおそれのある砥粒68aの頂部のみが加工され、その結果、干渉回避部80が形成されることとなる。
続いて、上述したステップS10〜S13の手順と同様の手順により、加工歯車154の左加工歯面158Lにてワーク工具152の研削面76に仕上研削面78と干渉回避部82を形成する。この段階で今回のフローチャートが終了する。
本実施形態では、ワーク工具152の研削面72、76の少なくとも一部を帯状の仕上研削面74、78に形成し、研削面72、76のうち仕上研削面74、78よりも内側の部位を加工して干渉回避部80、82に形成している。
そのため、このようにして形成された歯車研削工具10を用いれば、ワーク歯車Wの歯面60R、60Lを効率的に研削することができる。また、該歯車研削工具10の帯状の仕上研削面74、78にてワーク歯車Wの歯面60R、60Lをクラウニング研削(クラウニング仕上研削)する際に、該歯面60R、60Lが仕上研削面74、78以外の研削面72、76に当たることを好適に抑えることができる。これにより、ワーク歯車Wの歯面60R、60Lの表面粗さが悪化することを抑えることができる。
本実施形態によれば、ワーク歯車Wの歯面60R、60Lをクラウニング仕上研削する際における切込量(引抜量)A0に相当する分量だけ第1噛合位置の第5作用線N5と第2噛合位置の第6作用線N6とをずらしているので、研削面72、76のうちワーク歯車Wの歯面60R、60Lに干渉するおそれのある部位(砥粒68aの頂部)を確実に加工することができる。
また、干渉回避部80、82を形成する際の加工歯車154の切込量を、仕上研削面74、78を形成する際の加工歯車154の切込量よりも小さくしているので、研削面72、76のうちワーク歯車Wの歯面60R、60Lに接触可能な部分のみを加工して干渉回避部80、82に形成することができる。
これにより、干渉回避部80、82を形成する際の加工歯車154の砥粒の磨耗量を低減することができるため、加工歯車154の長寿命化を図ることができる。さらに、本実施形態では、研削面72のうちワーク歯車Wの歯面60R、60Lに接触するおそれのある砥粒68aの頂部のみを加工しているので、加工歯車154の砥粒の磨耗量を一層低減することができる。
本発明は、上述した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。
10…歯車研削工具 56、156…研削歯
60L…左歯面 60R…右歯面
72、76…研削面 74、78…仕上研削面
80、82…干渉回避部 152…ワーク工具
154…加工歯車 158L…左加工歯面
158R…右加工歯面 N5…第5作用線
N6…第6作用線 W…ワーク歯車

Claims (5)

  1. ワーク工具の螺旋状の研削歯の母材に砥粒が設けられることにより形成された研削面を加工歯車にて加工することにより、ワーク歯車の歯面をクラウニング研削するための歯車研削工具を形成する歯車研削工具の加工方法であって、
    前記ワーク工具と前記加工歯車とを第1噛合位置で回転駆動させ前記研削面の延在方向に沿って該研削面の前記砥粒を加工することにより帯状の仕上研削面形成する第1形成工程と、
    前記ワーク工具と前記加工歯車とを相対変位させて前記第1噛合位置から第2噛合位置に変更することにより、該ワーク工具と該加工歯車との作用線の位置を該ワーク工具の内側にずらす変位工程と、
    前記ワーク工具と前記加工歯車とを前記第2噛合位置で回転駆動させ前記研削面のうち前記仕上研削面よりも内側に位置する前記砥粒を加工することにより、前記仕上研削面にて前記ワーク歯車の歯面をクラウニング研削する際に前記研削面のうち前記仕上研削面よりも内側に位置する前記砥粒と前記ワーク歯車の歯面とが干渉することを回避する干渉回避部形成する第2形成工程と、
    を行うことを特徴とする歯車研削工具の加工方法。
  2. 請求項1記載の歯車研削工具の加工方法において、
    前記変位工程では、前記ワーク工具と前記加工歯車とを該ワーク工具の回転軸線方向に沿って相対変位させることにより、前記第1噛合位置から前記第2噛合位置に変更することを特徴とする歯車研削工具の加工方法。
  3. 請求項2記載の歯車研削工具の加工方法において、
    前記変位工程では、前記ワーク歯車の前記歯面をクラウニング研削する際における切込量又は引抜量に相当する分量だけ前記第1噛合位置の作用線と前記第2噛合位置の作用線とがずれるように前記ワーク工具と前記加工歯車とを相対変位させることを特徴とする歯車研削工具の加工方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯車研削工具の加工方法において、
    前記第2形成工程の切込量は、前記第1形成工程の切込量よりも小さいことを特徴とする歯車研削工具の加工方法。
  5. ワーク歯車の歯面をクラウニング研削するための螺旋状の研削歯を有する歯車研削工具であって、
    前記研削歯は、該研削歯に沿って該研削歯の母材に設けられた砥粒を有する研削面と、
    前記研削面の延在方向に沿って形成され、前記研削面の前記砥粒が加工された第1加工砥粒を有する帯状の仕上研削面と、
    前記研削面のうち前記仕上研削面よりも内側に形成され、前記研削面の前記砥粒が加工された第2加工砥粒を有し、前記仕上研削面にて前記ワーク歯車の歯面をクラウニング研削する際に前記第2加工砥粒と前記ワーク歯車の歯面とが干渉することを回避する干渉回避部と、
    を備えることを特徴とする歯車研削工具。
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