JP5835779B2 - 安定的な梯子の架設ができるラダーレシーバー - Google Patents

安定的な梯子の架設ができるラダーレシーバー Download PDF

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Description

この発明は、点検、作業、その他で建造物の屋根面への昇降を要する際、梯子を建造物の軒先、又は、ケラハ破風部へ架設する場合に、既存建造物への損傷を生じさせず、且つ、架設昇降具の安定を確保するために、架設部位に適合する規格の装具を所定の部位に装着する事により、既存建造物構成部材への損傷防止と、屋根面への昇降時の安全が確保される機能を保有する装具の提供をするものである。
従来の技術方式は
1 梯子の上端部分を、建造物の軒先戸樋、又は、軒先瓦面、若しくは鉄板その他の葺材による屋根軒先面に直接架設し、昇降する方式。
2 梯子の上端末をケラハ風切瓦面、又は、破風部に直接架設し昇降する方式があり、そのいずれの方式による場合でも、建造物の保全、昇降者の安全確保面から、さまざまな問題点がある。
特許第4484954号 特許第4491361号
架設する梯子の上端部が、何らかの原因で横ずれ変位する事を防止する装備を保有する水平横架材を、建造物外辺より外側に持ち出して設置し、建造物本体部に損傷を及ぼさないよう、ラダーレシーバーのアンカー部を建造物の各部仕様に適合する連結装具により、建造物のアンカー部材に連結し、以下の1から5に記述する問題点が解決できる架設梯子の安定装具を提供をするものである。
1 梯子上端部を建造物の軒戸樋に架設した場合
架設された部位に、凹みや、破損が生ずるおそれがある。
2 梯子上端部を建造物の軒先瓦に架設した場合
(1) 瓦の軒先部分を押し下げる加力で、瓦の固定施工が確実でない場合は、瓦の奥部分が浮上したり、破損、脱落を発生させるおそれがある。
(2) 梯子架設時に、梯子上端部がなにかのはずみで瓦に衝撃を与えた場合、衝撃による欠けや、破損を生じさせる事がある。
3 梯子上端部を建造物のケラハ風切瓦に架設した場合
(1) 瓦の固定施工が確実でない場合、瓦の浮上や、架設時の衝撃による欠け、破断が生じさせる事 がある
(2) 屋根勾配の影響で架設する梯子の上端部と、建造物のケラハ部分は、なじみが悪く架設された梯子上端部は不安定となり、昇降時の安全確保面から問題点が生ずることが多い。
4 梯子上端部を、建造物の鉄板その他の葺き材による屋根の軒先部や、ケラハ部に架設した場合。
(1) 梯子上端部が軒先葺き材や、ケラハ部葺き材に加圧による凹み、曲がり、破断を生じさせる事がある。
(2) 鉄板葺きその他の葺き材による屋根軒先部、ケラハ部に生じさせた変形、破断その他の損傷は、通常の補修施工では不可能な程度に施工難度が高い。
5 建造物の軒戸樋、軒先瓦、鉄板葺き等の屋根軒先部、ケラハ瓦、破風板のいずれに架設する場合であっても梯子上端部に何らかの原因で横ずれが発生した場合は、これを防止する手段が無く、極めて危険である。
この発明による問題点の解決手段について、図面を併用し、主たる用語の定義と、それぞれの装具が保有する機能の発揮による問題解決手段を記述する。
1 主たる用語の定義
(1) ラダーレシーバー:
図1〜図20に例示された各装具の部材を組み合わせる方式によりで架設梯子の安定装具が構成され、架設される梯子の上端部を支承し、梯子架設時の安定を確保するため、アンカーとなる建造物の部材と、同装具のアンカー部材を連結固着することにより、架設梯子の安定装具と建造物が一体化され、その機能を発揮させる事が出来る装具の全体を指す。
(2) ラダーレシーバー本体ビーム
ラダーレシーバーを構成する部材のうち、図1〜図6・図10〜図16・図19・図20・符号1−1に例示された、架設される梯子の上端部を、直接支承する水平に装着される部材で、ラダーレシーバー機能を発揮させるための主要部材を指す。
(3) ラダーストッパー
図1〜図3・図10〜図20・符号1−2、又は、図4・符号1−2−Bに例示されたラダーレシーバー本体ビームの長辺側両端末に装備される立ち上がりプレート、又は、図4・符号1−2−Bに例示された連結リングを保有するアクセサリー装具を指し、梯子の固定、及び、作業員の転落防止のため装備される保安装具の連結具を、図2〜図4・図10〜図20・符号1−5、又は、符号1−5−Bに例示されたピット、又は、リングへ連結することにより、梯子上端末部の架設部位の変位防止や、作業中の転落防止装具が連結出来る機能を保有する装具を指す。
(4) セーフテイフック挿入ピット
図2・図3・図10〜16・図18〜20・符号1−5に例示された。ラダーストッパーの所定部位に穿孔され、梯子上端末の連結装具や、作業員のセーフテイフック端末装具が挿入されるピットを指す。
(5) セーフテイフック連結リング
前記1(3)図4・符号1−2−Bに例示されたラダーストッパーが、軒先飾りのアクセサリー装備方式である場合に、セーフテイフック挿入ピットと同様の機能を発揮させるため、同図・符号1−5−Bに例示されたアクセサリーに装備するリングを指す。
(6) アジャスタブルBOX
前記1(2)に記述され、図6符号1−1−Eに例示た本体ビームの最端末小口部に装備された角形シリンダーに,同シリンダーの内径と同一径の角形に加工された後記1(10)に記述されたコネクトステックの角形端末部を挿入するために、アウトサイド側板に前期シリンダーの内径と同一の角形ピットが、もう一方のインサイド側板には後記1−(10)に記述された螺条ボルトが挿入される丸形ピットがそれぞれ穿孔され、そのピットに、後記1-(!0)に記述されたコネクトステックの所定部分が挿入出来る構造を保有するBOXで、同BOXを左右一対で建造物のアンカー部材に装着する事により、前記1-(1)に記述されたラダーレシーバー構成部材の全てが一体化され、同装具の機能を発揮させる事が可能となる主要連結装具を指す。
(7) アジャスタブルハンガー
図1〜図4・図10〜図14・符号2−1に例示されたラダーレシーバー本体の前記1(6)に記述されたBOXユニット部と、建造物のアンカー部材となる軒先垂木を連結し固定する装具のアンカーユニット部との双方を併せた、軒先垂木装着方式装具の全体を指す。
(8) アジャスタブルハンガーBOX部
前記1(7)に記述されたアジャスタブルハンガーのうち、図1〜図6・図11〜図14・符号2−1に例示され、前記1(6)に記述された機能を発揮する装具の連結機能を保有する部位を指す。
(9) エンドシリンダー
図6・符号2−2−OのBOXアウトサイド側板に穿孔された角形のピットと、同図・符号1−1−Eの本体ビーム最端末部に装備される前記角形ピットと同一内径の角形のシリンダー部分に、後記1(10)に記述されたコネクトステックが挿入出来るように、ビームの最端末部に装備される角形部分を指す。
(10) エンドシリンダー挿入コネクトステック
前記1(6)に記述のされたBOXと、同(2)に記述されたラダーレシーバー本体ビームを連結固着するための装具で、図5〜図8・符号1−3−Sの部分は、図6・図9・符号2−2に例示されたBOXアウトサイド側板の角形ピットと、符号1−1−Eの本体ビーム角形シリンダー部へ挿入される事により、レシーバー本体ビームの回転と、上下方向への変位が防止され、同図・符号1−3−Bの螺条ボルトの部分は,同図・符号2−3に例示されたBOXインサイド側板の丸形ピットへ大入れ遣り戻し方式により挿入され、同図・符号1−3−Nに例示されたBOX内部のナットと、図5〜図7符号2−4に例示されたBOX外部のナットで、符号2−1−Iのインサイド側板に緊締固着され、前記1(2)に記述された本体ビームと符号2−1のBOXを連結固着する事が出来る、連家BOXの内装補助装具を指す。
同ステックによる連結固着方式は、アジャスタブルハンガーBOX、コネクトアジャスタブルBOXの双方にに共通する連結固着方式である。
(11) アジヤスタブルハンガーフット部
アジャスタブルハンガーのBOX部に直結固定され、図1・図3・図4〜図8・符号Tに例示された建造物の軒先垂木部へ、同ハンガーを連結固着し、ラダーレシーバーの機能を発揮させる同装具のアンカーユニット部分を指す。
(12) コネクトアジャスタブルBOX
装具が保有する基本的な機能は、アジャスタブルハンガーBOXが保有する機能と同一で、図15・図16・符号Fに例示された鼻隠し、図17・図18・符号Hに例示された破風、それぞれの部位を建造物のアンカー部材とし、同部位に装着される図15・図16・符号3−5、及び、図18・符号4−5に例示された、装具自体のアンカー部材の後記1(16)に記述されたベースプレートと、ラダーレシーバーの本体ユニット部を、連結固着させるための連結母体装具を指す。
(13) コネクタルピース
前記1(12)に記述のコネクトアジャスタブルBOXと、符号3−5、又は、符号4−5の、ベースプレートを連結させるため、図15・符号3−D、又は、図18・符号4−Dに例示されたべースプレートの、ダクト部に挿入される連結装具を指す。
(14) アンカ−部材
図1・図3・図10〜図14・符号Tに例示された建造物の垂木、又は、図15・図16・図19図20・符号Fに例示された建造物の鼻隠し、及び、図17・図18・符号Hに例示された建造物の破風で、アジャスタブルハンガーフット部や、コネクトアジャスタブルBOXのベースプレートを装着する事が可能であり、アンカー機能が確保できる建造物の各部材を指す。
(15) ベースプレート
図9・図10・図13・図14・符号Fに例示された建造物の鼻隠し部材見付面や、図11・図12・符号Hに例示された建造物の破風見付面のアンカー部材へ、図11・図14・符号3−6に例示の本体ビームが装着されたコネクトアジャスタブルBOXと、前記1(14)に記述されたアンカー部材を連結固着させるために同アンカー部材の見付面に装着するレシーバー構成装具自体のアンカー部材を指す。
(16) ベースプレートサポーター
破風部へ、ベースプレートを装着する際、ベースプレートの所要強度を補足するため破風部材へ装着する図18・符号PSで例示されたベースプレートの補剛部材を指す。
2 ラダーレシーバーが発揮する機能
(1) 建造物の各部仕様相違に合致することが可能な機能
図10〜図14・符号Tに例示された建造物の軒先垂木、図15・図16・図19・図20・符号Fに例示された鼻隠し、図17・図19・符号Hに例示された破風、のそれぞれの部位に合致する規格の装具を選択することで、建造物各部の仕様の相違に合致する装具の装着が可能となり、建造物各部により異なる仕様にも、全て対応出来る機能を保有している。
(2) 梯子架設部位の変位防止機能と保安機能
前記1(3)に記述されたラダーストッパー、及び、図4・符号1−2−Bに例示されたアクセサリーピースが、架設された梯子上端部の横ずれによる架設部位の変位を防止するほか、前記のラダーストッパーに装備される1(4)に記述されたセーフテイフック挿入ピット、及び、前記1(5)に記述されたセーフテイフック連結リングへの連結装具挿入により、梯子上端部の固定や、命綱端末装具の連結で転落事故防止の保安機能を発揮する事ができる。。
(3) アジャスタブルBOXが保有する機能
前期1(6)に記述され、図6符号2−1−Oに例示されたアジャスタブルBOXの、アウトサイド側板に穿孔される同図符号2−2の角形ピットと、前記1(9)に記述されたエンドシリンダーに、前記1(10)に記述されたコネクトステックが挿入されることにより、ラダーレシーバー本体ビームの上下方向への変位と、回転変位が防止でき、図5〜図8・符号2−1−IのBOXのインサイド側板に挿入される図5〜図8・符号1−3−Bの、エンドシリンダー挿入コネクトステックボルト部分を、符号1−3−Nに例示されたBOX内部のナットと、符号2−4に例示されたBOX外部ナットで、、同ステックを同側板に緊締し、同BOXを左右一対で建造物に装着する事により、ビームの左右方向の変位が防止出来、装具全体を一体固定化する事が出来る機能を保有している。
(4) 装具総体として発揮できる機能
建造物の各部仕様に対応できる装具の選択が可能である事から、建造物の各部位の仕様に合致する梯子架設安定装具の装着が可能となり、梯子の架設部位が構造物各部の仕様により限定される事が解除され、且つ、既存構造物への損傷が防止できる。
この発明で得られる効果について図面を併用して記述する。図1〜図4・図10〜図14に例示された建造物の軒先垂木にアンカー装具を装着する方式、図15・図16・図19図・図20に例示された、建造物の鼻隠しに装具を装着する方式、図17・図18に例示された、建造物の破風に装具を装着する方式のいずれかを選択することにより、建造物各部仕様の相違にかかわらず、建造物のそれぞれ任意部位に架設梯子の安定装具を装着することができる。
2 架設梯子の保安効果
いずれの架設方式による場合でも、図2〜図4・図10〜図20に例示されたラダーストッパーの機能により、梯子上端部の横ずれ変位が防止できるほか、同ストッパーに装備されている図2〜図3・図10〜図16・符号1−5に例示されたセーフテイフック挿入ピット、又は、図4・符号1−5−Bに例示されたセーフテイフック連結リングへの保安端末装具の連結で、転落防止の保安効果が得られる。
3 既存建造物の保全効果
いずれの装備装着方式による場合でも、ラダーレシーバー本体ビームは、既存建造物の外辺より外側に設置されているため、梯子が、既存建造物に直接接触することは無く、既存建造物の各部位に損傷を及ぼす事は無い。
4 ユニット構成による装具取り扱い上の効果
各装具がアジャスタブルBOXに固着された装具本体のユニット部と、建造物各部のアンカー部材に前記ユニット部を連結固着させるためのアンカーユニット部で構成され、各ユニット毎に装具が組み立て施工されるため、新規装着時、その後のメンテナンス時に、部材や装具の取扱いが容易である。
アンカー部材を建造物の軒先垂木とするアジャスタブルハンガー装着方式の、水平投影イメージ図である。 ラダーレシーバーの、各装着方式に共通する、正面、側面、の立面イメージ図である。 アジャスタブルハンガー装着方式による装具装着時のイメージ斜視図である。 ラダーストッパーにアクセサリーピースを装着した場合のイメージ斜視図である。 アジャスタブルハンガーBOX・コネクトアジャスタブルBOXに共通する連結装具エンドシリンダー挿入コネクトステックの装着イメージ断面図である。 ラダーレシーバー本体ビームの最端末に装備されるエンドシリンダーと、アジヤスタブルBOX側板、エンドシリンダー挿入コネクトステックの大入れ遣り戻し工法による連結固着のイメージ斜視図である。 エンドシリンダー挿入コネクトステックのイメージ図である。 エンドシリンダー挿入コネクトステックのBOXアウトサイド側板に挿入される端末部の形状と、同インサイド側板に挿入される端末部の形状イメージ図である。 アジャスタブルBOXアウトサイド側板と、同BOXインサイド側板に装備される連結固着用ピットのイメージ図である。 アジャスタブルハンガー装着方式による建造物軒先垂木への装着イメージ側面図である。 アジャスタブルハンガー装着方式により建造物軒先垂木へ装着される装具の正面に向かい右側アウトサイド側板の詳細イメージ図である。 アジャスタブルハンガー装着方式により建造物軒先垂木へ装着される装具の正面に向かい左側インサイド側板の詳細イメージ図である。 アジャスタブルハンガー装着方式により建造物軒先垂木へ装着される装具の正面に向かい右側インサイド側板の詳細イメージ図である。 アジャスタブルハンガー装着方式により建造物軒先垂木へ装着される装具の正面に向かい左側アウトサイド側板詳細イメージ図である。 建造物の鼻隠し見付面に、ベースプレートをアンカー装具とし、コネクタルピースでラダーレシーバー本体部と連結するコネクトアジャスタブルBOX方式による装具装着のイメージ図である。 建造物の鼻隠し見付面に、コネクトアジャスタブルBOX方式による装具の装着をした側面イメージ図である。 コネクトアジャスタブルBOX方式による装具を、建造物の破風に装着したイメージ図である。 コネクトアジヤスタブルBOX連結方式によるベースプレートを、建造物破風部に装着する際にベースプレートの補剛材として、ベースプレートサポーターを装着した破風部分のイメージ図である。 コネクトアジャスタブルBOX連結方式による装具の、建造物鼻隠し部材の正面に向かって右側インサイド部の断面イメージ図である。 コネクトアジャスタブルBOX連結方式による装具の建造物鼻隠し部材の正面に向かって左側のアウトサイド部断面イメージ図である。 コネクトアジャスタブルBOX連結方式によるベースプレートがアンカー部材に固着され、同プレートとコネクトアジャスタブルBOXを、コネクタルピースで連結するため、同ピースがベースプレートのダクト部へ挿入固着された場合のイメージ断面図である。 コネクトアジャスタブルBOX連結方式によるベースプレートがアンカー部材に固着され、同プレートのダクト部へ挿入されたコネクタルピースにより同BOXと同と同プレートが固着された場合の正面図である。 コネクトアジャスタブルBOX連結方式による同BOXとベースプレートがコネクタルピースで連結固着された場合のイメージ斜視図である。
この発明にかかわる最良の実施形態を図面を併用して記述する。
1 建造物の各部仕様に合致する装具の装着方式を、図1〜図4・図10〜図14に例示された建造物軒先垂木装着方式、図15・図16・図19・図20に例示された建造物鼻隠し見付面装着方式、図17・図18に例示された建造物破風見付面装着方式のいずれかから選択する。
2 いずれの方式であっても、アジャスタブルBOXと、ラダーレシーバー本体ビームとの連結固定は、図5・各符号に例示された、エンドシリンダー挿入コネクトステックのBOX内遣り戻し工法による連結固着方式によるものとする。
3 ラダーレシーバーを建造物軒先垂木に装着する場合、特記の無い限り図1・図3・図10〜図14・符号2−5に例示されたアジャスタブルハンガーフット部の固定は、図1・図10〜図14・符合2―6に例示されたボルト締めによるものとする。
4 コネクトアジャスタブルBOXによる装具の装着は、鼻隠し、破風共に同一の方式であり、ベースプレートへの補強も設計に基づき準用する。
この発明の実施例を図面を併用して記述する。
1 装具を装着しようとする建造物のアンカーとなる部材の仕様を確認し、その箇所に適合するアンカー結合方式を選択確定する。
2 図5〜図9に例示された、ラダーレシーバー本体ビームと、コネクタルBOXとの連結固定は、図6・符号1−1−Eに例示された同ビーム最端末部の角形シリンダーと、同図・符号2−2に例示されたBOXアウトサイド側板に装備された角形ピットに、図5〜図7・符号1−3−Sに例示されたエンドシリンダー挿入コネクトステックの角形加工された部分を大入れ遣戻し工法で同ピット部に挿入し、もう一方の符号2−3に例示されたBOXインサイド側板の丸形ピットには、図7・符号1−3−Bに例示の螺条加工されたボルト部分を挿入し、図5・符号1−3−NのBOX内のナットと、同図・符号2―4のBOX外のナットで、同ステックを、同図符号2−1−IのBOXインサイド側板に緊締する事により装具全体が連結固定一体化される。。
3 図1〜図14に例示された建造物軒先垂木へ装具を装着する方式の場合、図1・図3・図10〜図14・符号2―5に例示されたアジャスタブルハンガーフット部の固定は、特記の無い限り同図・符号2―6に例示されたボルト締めとする。
4 図15・図16・図18〜図22に例示されたコネクトアジャスタブルBOX結合方式による連結装具装着の場合、鼻隠し見付面に装着する場合は、同図・符号3−1に例示されたコネクトアジャスタブルBOXと、同図・符号3―5に例示されたベースプレートを。同図・符号3−Dに例示されたベースプレートのダクト部へ、破風見付面への装着の場合は、符号4−Dに例示されたベースプレートのダクト部へ、同図・符号3−6に例示されたコネクタルピースを挿入し連結固定する。ラダーレシーバー本体ビーム最端末部と,BOX部との連結固着工法は、前2項に記述した連結固定方式に同じ。
5 各装具の装着方式に共通する留意事項として架設梯子の上端末部が、既存の建造物の樋、軒先瓦、ケラハ瓦等の工作物に直接触れる事が無いように設計する事が重要である。
1−1 ラダーレシーバー本体ビーム
1−1−E ラダーレシーバー本体ビーム最端末連結シリンダー部
1−2 ラダーストッパー
1−2−B アクセサリーピース装着方式のラダーストッパー
1−3−S エンドシリンダー挿入コネクトステック、アウトサイド角形部
1−3−B エンドシリンダー挿入コネクトステック、インサイドボルト部
1−3−N エンドシリンダー挿入コネクトステック、インサイドBOX内部ナット
1−4 ラダーストッパー補強プレート
1−5 セーフテイフック挿入ピット
1−5−B セーフテイフック挿入連結リング
2−1 アジャスタブルハンガーBOX部
2−2 BOXアウトサイド側板に装備される角形ピット
2−3 BOXインサイド側板に装備される丸形ピット
2−4 エンドシリンダー挿入コネクトステックボルト部固着用外部ナット
2−5 アジャスタブルハンガーフット部
3−1 鼻隠しに装着される破風と共通のコネクトアジャスタブルBOX本体
3−2 コネクトアジャスタブルBOXアウトサイド側板に装備される角形ピット
3−4 コネクトアジャスタブルBOXインサイド側板に装備される丸形ピット
3−5 コネクトアジャスタブルBOXを固着するためのベースプレート
3−6 コネクトアジャスタブルBOXをベースプレートに連結するコネクタブル
ピース
3−D ベースプレートにコネクタブルピース挿入するためのダクト部
4−1 破風に装着される鼻隠しと共通のコネクトアジャスタブルBOX本体
4−5 破風材に装着されるベースプレート
4−D 破風部のベースプレートにコネクタルピースを挿入するためのダクト部
P−S ベースプレートを補強するための補強部材
B 建造物の桁
F 建造物の鼻隠し
H 建造物の破風
K 建造物の瓦
K2 建造物の風切瓦
KS 引っ掛け瓦桟
N 野地板
S 建造物の軒天井
P 建造物の柱
M 建造物の棟
W 建造物の戸樋
Z 建造物の屋根瓦

Claims (3)

  1. 架設される梯子を直接支承するラダーレシーバー本体ビーム(1−1)が構造物外周面より外側に装着できるように折曲げ加工され、且つ、その端末部の小口面に、角形のシリンダー(1−1−E)を装備し、アジャスタブルBOX(2−1)と連結するためのコネクトステック(1−3)を挿入し、左右一対で装備された前記BOX(2−1)を、建造物のアンカー部材に装着することによりレシーバー装具全体が固着一体化され、既存建造物の構成部材に損傷を及ぼさず梯子架設時の保安効果が得られる事を特徴とするラダーレシーバー
  2. 前記アジャスタルBOXが、建造物のアンカー部材に、連結固着出来る機能を保有するアジャスタブルハガーBOX、又は、コネクトアジャスタブルBOXを介して、軒先垂木、鼻隠し、又は、破風見付面に装着される事を特徴とする、請求項1に記載のラダーレシーバー
  3. ラダーレシーバー本体ビーム(1−1)の長辺側両端末に、保安装具が挿入出来るピット、又は、リングが装備され、同ピット、又は、リングに保安装具の端末部が挿入される事により、架設された梯子上端部の固定、及び、高所作業時の転落防止が図られる事を特徴とする請求項1記載のラダーレシーバー
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