JP5835045B2 - 粉体収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機等の画像形成装置に補給される現像剤を収容する粉体収納容器に関する。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリまたはそれらの複合機等の画像形成装置には、現像剤としてのトナーを用いて、潜像担持体に形成された静電潜像を可視像化することにより画像形成を行うものがある。この種の画像形成装置では、画像形成に伴って現像装置内のトナーが消費される。
その現像装置へのトナー補給のため、トナーを収納する粉体収納容器、いわゆるトナーボトルが用いられている。このトナーボトルは、一般的に、筒状の容器本体の一端側にトナーの吐出口が形成されている。
このようなトナーボトルは水平向きに画像形成装置内へ取り付けられる。そして、トナー補給装置により軸線を中心にして回転されることによって内部のトナーを吐出口側へ搬送して吐出口から現像部へ供給している。
しかし、このようなトナーボトルは、トナーが無くなると新品に補充する必要がある。特に近年においては、高速で大量に印刷を行うことが多くトナーの交換が頻繁に行われる。しかし、トナーの交換作業が煩わしいので、トナーボトルに充填するトナーの量を多くして欲しいとの要望が多い。そこで、トナーボトルを大きくすることが考えられるが、そのための設備を大型化にしなければならないのでコスト高になる。
また、ボトルの成形法にはブロー成形が用いられている。このブロー成形は、上方向から熱で軟らかくした材料である熱可塑性樹脂を筒状に下方へ押し出して金型で成形するものである。しかし、ボトルを大きくする場合には、熱可塑性樹脂をより下方へ押し出すことになるので自重で伸びてしまう。そのため、引き伸ばされた上部が薄肉になって成形が上手くいかない。したがって、ブロー成形によってボトルを大きくするには限界があった。
また、トナーボトルを二つに分けて成形し、これらをホットメルト等で接着する方法がある。しかし、この方法は、手間がかかる上に接着強度にバラツキが生じて安定した密封性が得られない。特にトナーボトルは、搬送、運搬などで過酷な扱いをされることが多い。そのため、上記の方法を適用する場合には梱包を厳重に行わなければならず、コストがかかってしまう。
そこで、例えば、トナーボトルを二つに分けて成形した容器を連結部材を用いてねじ構造により連結する粉体収納容器が提案されている(特許文献1参照)。この場合には、容器を大きくする必要がないので設備を大型化する必要もなく、コストを抑えてトナーボトル全体を大きくすることが可能になっている。
特許文献1の粉体収納容器では、双方の容器の内周面に半径方向内方に向かって突出する突起が螺旋状に形成されている。しかし、双方の突起の螺旋方向は同じ方向に設定されていない。また、ねじ構造の螺旋方向については特に記載されていない。したがって、トナーを吐出口へ搬送するときには突起を利用してトナーを上手く搬送することができない。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、コストを抑えて大きくすることができ、且つ、粉体の搬送機能の低下を抑えることができる粉体収納容器を提供することを目的とする。
本発明者等は、鋭意研究の結果、前記課題を解決するために以下のような粉体収納容器を採用した。
本発明は、両端が開口した筒状に形成されて一端側に粉体の吐出口が形成された第1容器と、一端側が開口した有底の筒状に形成された第2容器と、両端が開口した筒状に形成されて前記第1容器の他端部と前記第2容器の一端部とを連結する連結部材とを備える粉体収納容器であって、
前記第1容器は、内周面に螺旋状の第1突起が設けられ、且つ、他端部の外周面には内周面側に第1ねじ山が突出するように形成された第1ねじ溝が設けられ、
前記第2容器は、内周面に螺旋状の第2突起が設けられ、且つ、一端部の外周面には内周面側に第2ねじ山が突出するように形成された第2ねじ溝が設けられ、
前記連結部材の両端側の部分の内周面には、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝にそれぞれ螺合する第1ねじ突起と第2ねじ突起が設けられ、
前記第1突起と前記第2突起の螺旋方向を同じ方向に設定するとともに、前記第1ねじ山および前記第2ねじ山の螺旋方向を前記第1突起および前記第2突起の螺旋方向と同じ方向に設定したことを特徴としている。
本発明の粉体収納容器では、二つの容器内にある突起の螺旋方向と、二つの容器を連結するねじ構造を構成しているねじ山の螺旋方向を同じ方向に設定した。これにより、粉体収納容器が回転して容器内の粉体を吐出口へ搬送するときには、粉体が突起とねじ山により吐出口まで案内される。よって、本発明の粉体収納容器は、粉体の搬送機能の低下を抑えることができる。また、本発明の粉体収納容器では、従来と同様に、二つの容器を連結部材で連結して粉体収納容器を形成したことから、二つの容器をそれぞれ大きく形成する必要がないので設備を大型化する必要がない。よって、本発明の粉体収納容器は、コストを抑えて大きくすることができる。
工業用アナログ式広幅複写機の構成図である。 本発明の第1の実施の形態のトナーボトルの分解図である。 図2のトナーボトルを組み立てた状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のトナーボトルの分解図である。 図4のトナーボトルを組み立てた状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態のトナーボトルの側面図である。 本発明の第4の実施の形態のトナーボトルの側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
まず本発明が適用される工業用アナログ式広幅複写機2の構成について説明する。
図1は、工業用アナログ式広幅複写機2の構成図である。この工業用アナログ式広幅複写機2において、原稿4の搬送路には、原稿搬送ローラ6,8が配置され、また原稿の位置等を検出するための原稿レジストセンサー10が配置されている。
ロール紙12の搬送路には、用紙搬送ローラ14,16,18が配置され、また用紙の位置等を検出するための用紙レジストセンサー20,用紙を切断するためのカッター22,定着装置24が配置されている。
原稿読取り部には、照射ランプ26,光学系28が配置されている。感光ドラム30には回転方向に沿って、帯電チャージャー32、現像ローラ34,転写チャージャー36,分離チャージャー38,クリーニングブレード40,除電ランプ41が配置されている。
(第1の実施の形態)
次に、本発明にかかるトナーボトル(粉体収納容器)の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態を示すトナーボトル7の分解図であり、図3は図2のトナーボトル7を組み立てた状態を示す図である。このトナーボトル7は、内部にトナー(粉体)を収容するものであり、工業用アナログ式広幅複写機2内の所定位置に水平向きに取り付けられている。
このトナーボトル7は、第1容器71と、第2容器72と、双方の容器71、72を着脱可能に連結する連結部材73とを備えている。
第1容器71は、両端が開口した筒状に形成されている。第1容器71の一端側にはトナーの吐出口71aが形成されている。吐出口71aには、内キャップ75が容易に抜き差し可能に装着されている。内キャップ75の外側には、トナーが外に漏れ出ないように吐出口71aを完全に密閉する外キャップ74が一端部71bに着脱可能に装着されている。
第1容器71の内周面には螺旋状の第1突起71cが設けられている。第1容器71の他端部71dは連結部材73に挿入可能に形成されている。他端部71dの外周面には第1ねじ溝71eが設けられている。この第1ねじ溝71eは、他端部71dの内周面側に第1ねじ山71fが突出するように形成されている。
第2容器72は、一端側が開口した有底の筒状に形成されている。第2容器72の内周面には螺旋状の第2突起72cが設けられている。第2容器72の一端部72dの外周面には第2ねじ溝72eが設けられている。この第2ねじ溝72eは、一端部72dの内周面側に第2ねじ山72fが突出するように形成されている。
連結部材73は両端が開口した筒状に形成されており、第1容器71の他端部71dと第2容器72の一端部72dとを連結するものである。連結部材73の両端側の部分の内周面には、第1ねじ溝71eと第2ねじ溝72eにそれぞれ螺合する第1ねじ突起73aと第2ねじ突起73bが設けられている。
本実施の形態では、螺旋状に形成された第1突起71cと第2突起72cの螺旋方向が同じ方向に設定されている。さらに、第1ねじ山71f(第1ねじ溝71e)および第2ねじ山72f(第2ねじ溝72e)の螺旋方向が第1突起71cおよび第2突起72cの螺旋方向と同じ方向に設定されている。
以上のように構成されているトナーボトル7は、ねじ部分(第1ねじ溝71eと第1ねじ突起73a、第2ねじ溝72eと第2ねじ突起73b)を締め付けて嵌合させることにより第1容器71と第2容器72とを連結して確実な密閉性を確保することができる。そして、軸線を中心にして回転させることで内部のトナーを吐出口71aへ搬送させ、吐出口71aから吐出されたトナーを現像装置(図示せず)へ供給している。
本実施の形態のトナーボトル7では、上記で説明したように二つの容器71、72内にある突起71c、72cの螺旋方向と、二つの容器71、72を連結するねじ構造を構成しているねじ山71f、72fの螺旋方向を同じ方向に設定している。このため、トナーの搬送時には、トナーが突起71c、72cとねじ山71f、72fにより吐出口71aまで案内される。よって、本実施の形態のトナーボトル7は、トナーの搬送機能の低下を抑えることができる。
また、本実施の形態のトナーボトル7は、従来と同様に、二つの容器71、72を連結部材73で連結してトナーボトル7を形成するようにした。したがって、二つの容器71、72をそれぞれ大きく形成する必要がないので設備を大型化する必要がない。よって、本実施の形態のトナーボトル7は、コストを抑えて大きくすることができる。また、トナーボトル7の内周面は、連結後に連結部材73による段差が少なくなる形状が好ましい。
なお、第1容器71および第2容器72の原料は、PET材やPE材などの低コストで中身の量がわかる熱可塑性樹脂が主流で、ブロー成形によって成形される。
ブロー成形とは、ボトルやパイプなどの中空状の成形品を容易に得ることができる成形方法である。まず、押出し機で溶融させた樹脂を、ダイスと呼ばれる押し出し機が上方から筒状に押出す。この筒状の溶融樹脂をパリソンという。このパリソンを金型にはさみ、パリソン内に空気を吹き込んで、金型に押し付ける。金型は一定温度にコントロールされ、パリソンを金型に一定時間押し付けて固化させた後に、中空成形品を得ることができる。
ブロー成形は外側の形状を正確に形作るのに適しており、第1容器71および第2容器72の開口がある外周(第1容器71の他端部71d、第2容器72の一端部72d)にブロー成形によってねじ形状をつくる。
連結部材73は、プラスチック成形で最も一般的な射出成形によって成形される。また、この射出成形によって内周面にねじ形状を忠実に成形する。射出成形とは、軟化する温度に加熱したプラスチックに射出圧を加えて金型に押し込み、型に充填して成形する方法で、ギヤなどの成形も可能である。
この組み合わせにより、連結部材73をねじ(第1ねじ溝71eと第1ねじ突起73a、第2ねじ溝72eと第2ねじ突起73b)に沿って締め付けることにより、安価で、軸線方向に長い、且つ、隙間がない密封性の高いトナーボトル7を得ることができる。
また、双方の容器71、72を小型にすることで、扱いやすく、容器の製造に必要な金型や保管して置くための場所を小さくすることもでき、費用を削減できる。
また、双方の容器71、72に対して連結部材73を容易に着脱可能とすることで、たとえ容器71、72と連結部材73の原料が異なっていても、これらを分解することによってリサイクルを可能にすることができる。
また、連結部材73、一般的にPET材で作られている飲料用ボトル容器のキャップ部に類似しているので強度が強い。したがって、これまで外部からの衝撃緩和のために必要であった梱包部材をなくすことが可能になり、低コスト化を図ることができる。
また、本実施の形態のトナーボトル7は、着脱可能な外キャップ74を備えたことによりトナーの流出を防止することが可能になるので、運搬を容易に行うことができる。また、運搬等に際してトナーの流出を防止するための厳重な梱包を行う必要がない。よって、梱包にかかるコストを抑えることもできる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態を示すトナーボトル107の分解図であり、図5は図4のトナーボトル107を組み立てた状態を示す図である。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。なお、図4と図5では、第1の実施の形態(図2と図3)で説明した内キャップ75と外キャップ74を省略している。
本実施の形態のトナーボトル107は、第1の実施の形態と同様に、第1容器171と、第2容器172と、双方の容器171、172を着脱可能に連結する連結部材173とを備えている。
連結部材173は両端が開口した筒状に形成され、その両端側の部分の内周面には、第1ねじ溝71eと第2ねじ溝72eにそれぞれ螺合する第1ねじ突起73aと第2ねじ突起73b(図2参照)が設けられている。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、螺旋状に形成された第1突起71cと第2突起72cの螺旋方向が同じ方向に設定されている。さらに、第1ねじ山71fおよび第2ねじ山72f(図2参照)の螺旋方向が第1突起71cおよび第2突起72cの螺旋方向と同じ方向に設定されている。
このため、トナーの搬送時には、トナーが突起71c、72cとねじ山71f、72fにより吐出口71aまで案内されるので、本実施の形態のトナーボトル107は、第1の実施の形態のトナーボトル7と同様にトナーの搬送機能の低下を抑えることができる。
また、本実施の形態のトナーボトル107では、連結部材173の外周面にギヤ部173aが設けられている。具体的には、連結部材173の外周面全体をギヤ形状に形成し、この外周面全体をギヤ部173aとしている。このギヤ部173aは、トナーボトル107に回転を伝達するものである。
これにより、外部からギヤ部173aを介してトナーボトル107を回転駆動させることが可能になる。したがって、連結部材173にギヤ機能を兼用させることが可能になり、連結部材以外の部分にギヤを設ける場合に比べてトナーボトルの小型化を図ることができる。なお、連結部材173にギヤ部173aを設けた場合の成形方法は、射出成形の方が効率がよく、ポリアセタール(POM)のような、潤滑性の高い材料を用いて製造することが可能である。
また、第1容器171と第2容器172には、組み立て時に連結部材173を係止するストッパー部分(第1容器171の他端部71dの内端、第2容器172の一端部72dの内端)にそれぞれリブ77a,77bが設けられている。このリブ77a,77bは、トナーボトル7を水平向きに取り付けたときにフランジの役割となり、軸線方向へのずれを規制することができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態を示すトナーボトル207の側面図である。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。なお、図6では、第1の実施の形態(図2と図3)で説明した内キャップ75と外キャップ74を省略している。
本実施の形態のトナーボトル207は、第1の実施の形態と同様に、第1容器71と、第2容器272と、双方の容器71、272を着脱可能に連結する連結部材273とを備えている。
双方の容器71、272と連結部材273との連結構造は、第1の実施の形態の場合と同じねじ構造である。つまり、螺旋状に形成された第1突起71cと第2突起72cの螺旋方向が同じ方向に設定され、第1ねじ山71fおよび第2ねじ山72fの螺旋方向が第1突起71cおよび第2突起72cの螺旋方向と同じ方向に設定されている。
このため、トナーの搬送時には、トナーが突起71c、72cとねじ山71f、72fによって吐出口71aまで案内されるので、本実施の形態のトナーボトル207は、第1の実施の形態のトナーボトル7と同様にトナーの搬送機能の低下を抑えることができる。
また、本実施の形態のトナーボトル207は、第2容器272が第1容器271よりも細く形成されている。その他の部分は、第1の実施の形態の第2容器72と同じである。
連結部材273は両端が開口した筒状に形成されている。連結部材273において、第2容器272が接続される他端側の部分273bは、第1容器71が接続される一端側の部分273aよりも細く形成されている。
そのため、トナーボトル207を水平向きに取り付ける際に、第2容器272の他端側の部分273bに回転補助部材等のボトル支持部材を設けることが可能になる。これにより、トナーボトル207を安定した状態で回転させることが可能になり、トナーの搬送効率を高めることができる。
さらに、一端側の部分273aと他端側の部分273bとの間の部分273c(中間部分)の外周面273dは側方から視て斜めに形成されている。このため、トナーの滞留を減らすことができ、また手で持ちやすくすることができる。
(第4の実施の形態)
図7は、本発明の第4の実施の形態のトナーボトル307の側面図である。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分には同じ符号を付し、異なる部分を中心にして説明する。なお、図7では、第1の実施の形態(図2と図3)で説明した内キャップ75と外キャップ74を省略している。
本実施の形態のトナーボトル307は、第1容器71と、第1容器71に接続した連結部材373とを備えている。
連結部材373は、一端側が開口した有底の筒状に形成されている。連結部材373の一端側の部分の内周面には、第1ねじ溝71eに螺合する第1ねじ突起73a(図2参照)が設けられている。
連結部材373の底部には溝373aが設けられている。トナーボトル307を水平に設置した際に、回転駆動を伝達するカップリングを溝373aに嵌合させることで、トナーボトル307を回転駆動させることができる。したがって、複写機(画像形成装置)によって非互換性を持たせたい場合等、トナーボトルを区別させたい場合に、ボトル部分(第1容器71)は共通で使用することができるので、低コスト化を図ることができる。
以上、本発明に係る実施の形態を例示したが、この実施の形態は本発明の内容を限定するものではない。また、本発明の請求項の範囲を逸脱しない範囲であれば、各種の変更等は可能である。
例えば、上記の実施の形態では、連結部材を一個の筒状部材から構成したが、軸方向に連結された複数の筒状部材から構成しても良い。この場合には、第1容器と螺合する筒状部材の一端側の部分の内周面に第1ねじ突起73aを設け、第2容器と螺合する筒状部材の他端側の部分の内周面に第2ねじ突起73bを設ける。
このようにして連結部材を構成することにより、トナーボトルの長さを自由に変えることが可能になるため、現像装置が異なる他の複写機にも代用することが可能になる。したがって、大型複写機から小型複写機にいたるまで新規にトナーボトルを製造する必要がなく、それに伴う設備も必要がないのでコスト削減を図ることができる。また、ロット効果による低コスト化を図ることもできる。
7 トナーボトル(粉体収納容器)
71 第1容器
71a 吐出口
71b 一端部
71c 第1突起
71d 他端部
71e 第1ねじ溝
71f 第1ねじ山
72 第2容器
72c 第2突起
72d 一端部
72e 第2ねじ溝
72f 第2ねじ山
73 連結部材
73a 第1ねじ突起
73b 第2ねじ突起
74 外キャップ(キャップ)
77a リブ
77b リブ
107 トナーボトル
171 第1容器
172 第2容器
173 連結部材
173a ギヤ部
207 トナーボトル
272 第2容器
273 連結部材
273a 連結部材の一端側の部分
273b 連結部材の他端側の部分
307 トナーボトル
373 連結部材
特許第4180406号公報

Claims (4)

  1. 両端が開口した筒状に形成されて一端側に粉体の吐出口が形成された第1容器と、一端側が開口した有底の筒状に形成された第2容器と、両端が開口した筒状に形成されて前記第1容器の他端部と前記第2容器の一端部とを連結する連結部材とを備える粉体収納容器であって、
    前記第1容器は、内周面に螺旋状の第1突起が設けられ、且つ、他端部の外周面には内周面側に第1ねじ山が突出するように形成された第1ねじ溝が設けられ、
    前記第2容器は、内周面に螺旋状の第2突起が設けられ、且つ、一端部の外周面には内周面側に第2ねじ山が突出するように形成された第2ねじ溝が設けられ、
    前記連結部材の両端側の部分の内周面には、前記第1ねじ溝と前記第2ねじ溝にそれぞれ螺合する第1ねじ突起と第2ねじ突起が設けられ、
    前記第1突起と前記第2突起の螺旋方向を同じ方向に設定するとともに、前記第1ねじ山および前記第2ねじ山の螺旋方向を前記第1突起および前記第2突起の螺旋方向と同じ方向に設定したことを特徴とする粉体収納容器。
  2. 請求項1に記載の粉体収納容器において、
    前記連結部材を、軸方向に連結された複数の筒状部材から構成し、前記第1容器と螺合する筒状部材の一端側の部分の内周面に前記第1ねじ突起を設け、前記第2容器と螺合する筒状部材の他端側の部分の内周面に前記第2ねじ突起を設けたことを特徴とする粉体収納容器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の粉体収納容器において、
    前記連結部材に、前記粉体収納容器に回転を伝達するためのギヤ部を設けたことを特徴とする粉体収納容器。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の粉体収納容器において、
    前記第1容器に着脱可能に装着されて前記吐出口を完全に密閉するキャップをさらに備えることを特徴とする粉体収納容器。
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