JP5832333B2 - 蛍光灯型led照明装置 - Google Patents

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本発明は、既存の蛍光灯に代替して使用可能なLED(発光ダイオード)光源の照明装置に関する。
室内や屋外などの照明装置として蛍光灯が多用されているが、停電などの非常時には蛍光灯が点灯しないので、商用施設や宿泊施設などにおいては避難誘導用に非常灯を設置することが建築基準法で定められている。
しかしながら、従来の非常灯は通常時の照明装置としての蛍光灯とは別個に設置されるため、実際上その設置個数ないし設置場所が限られ、したがって非常時は暗闇の中で限られた場所に設置されたわずかな数の非常灯が点灯しているにすぎない状態となる。たとえば地下鉄や地下街などで地震や火災による停電事故が発生した場合を想定すると、人間の心理として明るい場所に移動しようとするので、群集心理も働いて、その場所にいる全員が非常灯の点灯場所に殺到して思わぬ事故につながる危険性が懸念される。
近年では、既存の蛍光灯に代替して使用可能なLED照明装置も提案されており(下記特許文献1,2など)、消費電力の削減などによる省エネや、CO2削減などによるエコ性、また水銀などの有害物質を含まないなどの安全性に優れていることから今後の更なる普及が期待されているが、このLED照明装置について停電等非常時に対する対応はこれまでほとんど考慮されていなかった。
特開2004−192833号公報 特開2004−303614号公報
したがって、本発明が解決しようとする課題は、既存の蛍光灯に代替して使用可能なLED光源の照明装置に停電などの非常時に自動点灯させる機能を付加し、地下鉄や地下街などで地震や火災による停電事故が発生したような場合であってもそこにいる各人が安全に且つ安心して避難できるようにして不慮の事故を防止することである。
この問題を解決するため、請求項1に係る本発明は、蛍光灯用に設けられた一対のソケット間に装着可能な照明装置であって、該ソケットから供給される交流電力を変換・整流して得られる直流電力でLEDを発光させる第一の電源回路と、内蔵するバッテリでLEDを発光させる第二の電源回路と、LEDの点消灯を制御する制御手段とを有し、制御手段は、施設内分電盤から交流電力が供給されているか否かと、施設内分電盤からの交流電力線に設けられる外部スイッチの点消灯操作状態と、バッテリ残量とを検知して、施設内分電盤から交流電力が供給されており且つ外部スイッチが点灯操作されているときはバッテリ残量に基づいて第一の電源回路でLEDを発光させると共にバッテリを充電する第一の通常点灯モードまたは第二の電源回路でLEDを発光させる第二の通常点灯モードでLEDを発光させ、施設内分電盤から交流電力が供給されているが外部スイッチが消灯操作されているときはLEDを通常消灯させ、施設内分電盤から交流電力が供給されていないときは外部スイッチが点灯操作されているか消灯操作されているかにかかわらず第二の電源回路でLEDを非常灯として発光させるようにLEDの点消灯を制御し、施設内分電盤から交流電力が供給されているか否かを、前記交流電力線とは別に施設内分電盤から直接入力されるように設けた停電検知用入力線からの電力供給情報を得て判別することを特徴とする蛍光灯型LED照明装置である。
請求項1記載の本発明によれば、LED照明装置を通常点灯モード/通常消灯モード/非常点灯モードのいずれで動作させるべきかを制御手段が自動的に判別するので、LED点消灯を状況に応じて的確に制御することができる。たとえば、停電などの非常時において、通常の消灯スイッチ操作によらずに第一の電源回路からの電力が供給停止されたときには、制御手段が非常点灯モードであることを自動判別し、LED照明装置に内蔵されたバッテリを駆動してLEDを発光させるように制御するので、従来の非常灯のように停電場所におけるごく一部のみが点灯されるのではなく、停電場所に設置されている複数のLED照明装置をすべて点灯させることができる。したがって、地下鉄や地下街などで地震や火災による停電事故が発生したような場合であっても、そこにいる各人が安全に且つ安心して避難することができる効果がある。また、商店やオフィスなどで営業中や業務時間内に停電などのために突然消灯した場合も、瞬時にバッテリ駆動に切り替えてすべてのLED照明装置を点灯させることができるので、通常業務に支障を来たすことがない。
本発明の蛍光灯型LED照明装置の概略構造図である。 このLED照明装置を用いたシステム構成図である。 このLED照明装置における通常点灯時の制御を概略的に示すフローチャートである。 このLED照明装置における通常点灯時の制御を説明する図である。 停電時に微弱電流を流して簡便な非常灯としての機能を持たせた実施形態における通常点灯/消灯モード時の制御チャートである。 この実施形態における非常点灯モード時の制御チャートである。 ブレーカーセンサを設けて正式な非常灯としての機能を持たせた実施形態の制御回路図である。 この実施形態における通常点灯/消灯モード時の制御チャートである。 この実施形態における非常点灯モード時の制御チャートである。 他の実施形態によるLED照明装置のソケット装着状態を示す図である。 図10の実施形態においてLED照明装置が通常点灯モードにあるとき(a)、通常消灯モードにあるとき(b)および非常点灯モードにあるとき(c)の各通電状態を示す図である。 通常消灯モード時の制御フローを示すフローチャートである。 夜間時間帯にバッテリ充電を行うようにした通常消灯モード時の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の蛍光灯型LED照明装置のカバー構造および内部構造の一例を示す概略断面図である。
図1および図2を参照して本発明の実施形態について詳述する。LED照明装置10は、既存の蛍光灯に代替して使用可能であり、その寸法および形状は既存の蛍光灯と略同一であって、既存の蛍光灯用に設けられている一対のソケット間に装着可能である。LED照明装置10は、断面略円筒形を有するカバー11の内部にLED実装基板(図示せず)が収容固定されており、LED22からの射出光をカバー11に透過または拡散させて照明する。一実施形態において、カバー11は、略半周で分割された2部材、すなわち、ポリカーボネートなどの光透過、光半透過または光拡散性を有するプラスチック材料で形成されるカバー部材と、アルミニウムなどの放熱性材料で形成されるヒートシンクとで構成され、カバー部材にLED実装基板が内蔵され、ヒートシンクに後述するバッテリその他の電源回路が内蔵される。
LED照明装置10は、特許文献1,2などに公知のように、口金部12を介して既存蛍光灯用のソケット(図示せず)に装着されたときに、該ソケットから供給される交流電力を変換・整流して得られる直流電力をLED駆動回路15に供給して、基板上のLED22を発光させる電源回路(第一の電源回路13)を有する。この第一の電源回路13は、交流電力を直流電力変換するAC−DCコンバータ24(図2参照、図1では図示省略)、AC−DCコンバータ24から出力される直流電力を整流する整流器16、該直流電力を所定電圧に変換する電圧トランス17、一時的に蓄電して電力供給を安定化させるためのバッファとして働く電解コンデンサ18(図1参照,図2ではいずれも図示省略)などを含んで構成される。後述するように、通常時は、既存蛍光灯照明設備として壁などに設けられている外部スイッチ27がONとされることにより、第一の電源回路13から直流電力がLED駆動回路15に供給されてLED22を発光させることによってLED照明装置10が点灯し、スイッチ27のOFFによって電力供給が停止することによって消灯する。
LED照明装置10は、さらに、バッテリ19でLED22を発光させる第二の電源回路20を有する。バッテリ19によるLED点灯時間を最大化させるために、バッテリ19は照明カバー11内に収容可能な小型でありながらできるだけ大きな電池容量を有するものが好ましく、現時点ではリチウムイオンバッテリの使用が最適である。そして、スイッチコントローラ14は、第一の電源回路13に設けられたICスイッチ25をあらかじめ設定された条件の下で開閉制御することにより、LED22の点灯に用いる電源回路13,20の切替などの制御を行う。チャージコントローラ21は、バッテリ19内の電圧および電流を検知することによりバッテリ残量を常時モニターし、バッテリ残量が上限閾値または下限閾値に達したときにはその旨を知らせる信号をスイッチコントローラ14に与える。あるいは、内部ICスイッチ25に製品仕様またはユーザによる設定値としてバッテリ残量の上限閾値および下限閾値を記憶させておき、チャージコントローラ21からのバッテリ残量検知信号を受けて上限閾値/下限閾値に達したことを判断しても良い。また、特にリチウムイオンバッテリは充放電時の電圧を厳密に制御する必要があるので、チャージコントローラ21は、たとえば、充電時は4.2V、放電時は3.0Vの電圧を維持するようにコントロールする。これらスイッチコントローラ14およびチャージコントローラ21(本発明の「制御手段」を構成する)による具体的な制御について以下に詳述する。
まず、図3に示すフローチャートを参照して、制御の概略的な流れを説明する。当該施設内の全部または任意区画された一部のLED照明装置10群を点灯させるための通常の操作(後述する外部スイッチ27:ON)が行われたことを前提として(S100)、S101で、複数のLED照明装置10が設置されたオフィスや店舗などの施設内において所要の交流電力が通電しているか否かを確認する。これは、たとえば、当該施設内の全部または任意区画された一部のLED照明装置10群に交流電力を供給する交流電力線に電流計および/または電圧計を接続し、交流電力線に流れる電流値および/または電圧値を常時モニターすることによって行うことができる。
通電が確認されたとき(S101:Yes)は、S102で、LEDをバッテリ19のみで点灯開始するに十分なバッテリ充電が残っているか否かを確認する。すなわち、バッテリ19によるLED点灯開始に必要なバッテリ残量について上限閾値を定めておき、この上限閾値を下回っているとき(S102:No)は、各LED照明装置10に供給される交流電力を変換・整流して得られる直流電力を用いてLED駆動回路15を駆動してLED22を点灯させると共にバッテリ19を充電させる第一の通常点灯モードに制御する(S103)。一例として、このときのLED照明装置10の全光束は2500Lmであり、消費電力は22〜25W程度である。第一の通常点灯モードでの作動中、S104で、バッテリ残量をモニターし、バッテリ残量が上限閾値以上に復活する(S104:Yes)まで、この第一の通常点灯モードでの作動が継続される。
一方、バッテリ残量が閾値以上であるとき(S102:Yes)は、バッテリ19のみでLED駆動回路15を駆動してLED22を発光させる第二の通常点灯モードに制御する(S105)。第二の通常点灯モードにおいては、一例として、LED照明装置10の全光束は1900Lmであり、このときは交流電力を使用しないので消費電力はゼロである。第二の通常点灯モードでの作動中、S106で、バッテリ残量をモニターし、バッテリ残量が所定の下限閾値以上である限り(S106:Yes)、この第二の通常点灯モードでの作動が継続される。
第一の通常点灯モードでの動作中にバッテリ19が充電された結果バッテリ残量が上限閾値以上に復活したとき(S104:Yes)は、第一の通常点灯モードから第二の通常点灯モードに切り替える。また、第二の通常点灯モードでの動作中にバッテリ19が放電していってバッテリ残量が下限閾値を下回ったとき(S106:No)は、第二の通常点灯モードから第一の通常点灯モードに切り替える。
S101で通電が確認されないとき(S101:No)は、S107で、通常の消灯操作による非通電であるのか、非常時停電によるのかを判別する。この判別の具体的手法については後に詳述する。ここで非常時停電によるものではないと判断されたとき(S107:No)は、当該施設内の全部または任意区画された一部のLED照明装置10群を消灯させるための通常の操作(後述する外部スイッチ27:OFF)によるものであるので、通常消灯モードとしてLED照明装置10を消灯する(S111)。このときも、停電でない限りはLED照明装置10に交流電力を供給してバッテリ19を充電する(後述)。
非常時停電であると判断されたとき(S107:Yes)は、S108で、非常点灯モードとしてLED照明装置10を制御する。このときのLED照明装置10は非常灯として機能するものであるから、全光束は400〜500Lm程度で実用上十分であり、バッテリ19のみでLED駆動回路15を駆動してLED22を発光させるので消費電力はゼロである。この非常点灯モードでLED照明装置10を点灯させているとバッテリ19が徐々に放電していくので、S109で、LEDをバッテリ19のみで非常灯として点灯を継続するに十分なバッテリ充電が残っているか否かを確認する。すなわち、非常灯としての点灯を継続して行うために必要なバッテリ残量について下限閾値を定めておき、この下限閾値を上回っている(S109:Yes)間は非常灯としての点灯を継続するが、これを下回ったとき(S109:No)にはLED照明装置10を強制消灯するように制御する(S110)。これによってバッテリ19の完全放電を防ぐことができる。
なお、S102,S104,S106およびS109で行うバッテリ残量チェックは、バッテリ19の電圧値および/または電流値を常時または一定のインタバルでモニターすることによって行うことができ、単一のセンサを用いて実施可能である。たとえば、上限閾値(たとえば満充電に対して90%の電圧値)以上または未満であることを知らせる信号を送出してこれに基づいてS102およびS104での判別を行い、下限閾値(たとえば満充電に対して20%の電圧値)以上または未満であることを知らせる信号を送出してこれに基づいてS106での判別を行い、下限閾値(たとえば満充電に対して10%の電圧値)以上または未満であることを知らせる信号を送出してこれに基づいてS109での判別を行うようにすることができる。S106およびS109での判別に用いる下限閾値は同一であっても良いが、上記例示のようにS109で用いる下限閾値の方をより低い値に設定して、バッテリ19の完全放電を防止しながら、非常灯としての機能をより長時間確保するような設定とすることが好ましい。
この照明装置10の点消灯のために施設内の壁などに設置されている外部スイッチ27がONとされているときの制御、すなわち、図3のフローチャートにおける通常点灯モード時の制御S103〜S106について、図3と共に図4を参照して説明する。このとき、スイッチコントローラ14は、バッテリ19の充電状態に応じて(図3:S102で判別される)、施設内分電盤26から各LED照明装置10に供給される交流電力を変換・整流して得られる直流電力を用いてLED駆動回路15を駆動してLED22を点灯させると共にバッテリ19を充電させる第一の通常点灯モード(図3:S103,図4(a))と、バッテリ19が十分に充電されている状態のときに交流電力を消費せずにバッテリ19のみでLED駆動回路15を駆動してLED22を点灯させる第二の通常点灯モード(図3:S105,図3(b))とを、内部ICスイッチ25を開閉制御することによって切り替える。
より具体的には、施設内分電盤26からの通電が正常に行われている状態(S101:Yes)において外部スイッチ27がONであるときは、第一の通常点灯モードでLED22を点灯させている間にバッテリ19が徐々に充填され、バッテリ残量が所定の上限閾値に達したことを知らせる検知信号をチャージコントローラ21から受けたとき(S104:Yes)に、スイッチコントローラ14は、内部ICスイッチ25をOFFにして第一の通常点灯モードから第二の通常点灯モードに切り替える。そして、第二の通常点灯モードでLED22を点灯させている間にバッテリ19は徐々に消耗していき、バッテリ残量が下限閾値に達したことを知らせる検知信号をチャージコントローラ21から受けたとき(S106:No)に、スイッチコントローラ14は、内部ICスイッチ25をONにして第二の通常点灯モードから第一の通常点灯モードに切り替える。あるいは、第一の通常点灯モードおよび第二の通常点灯モードでLED22を点灯させる時間インタバル(たとえば、第一の通常点灯モードで1時間LED点灯させた後、第二の通常点灯モードで3時間LED点灯させるサイクルを繰り返す)を設定しておいて、この時間インタバルで第一の通常点灯モードと第二の通常点灯モードを切り替えても良い。この場合は、バッテリ残量による制御を併用し、第二の通常点灯モードで点灯している間にバッテリ残量が所定の下限閾値に達したときにはその設定時間内であっても第一の通常点灯モードに強制的に切り替えてバッテリ19の過放電を防ぐようにすることが好ましい。
上記通常点灯時から外部スイッチ27がOFFにされると、照明装置10に供給される電力が瞬時に停止するので、スイッチコントローラ14はこれを検知したとき(S101:No)に、LED駆動回路15をOFFにしてLED22を消灯させる。このように、主電源からの交流電力供給が正常に行われている限り、外部スイッチ27のON/OFFに連動してLED22が点灯/消灯し、通常時の点灯/消灯が行われる。
本発明の蛍光灯型LED照明装置10は、停電時など主電源からの交流電力供給が途絶えたときには、その時点では仮に第一の電源回路13による通常点灯モード(第一の通常点灯モード)でLED22を点灯させていたとしても、これを強制的に第二の電源回路20に切り替えてバッテリ19でLED22を点灯させて非常灯として機能させる。非常灯は、商用施設や工業施設、宿泊施設などにおいて建築基準法上設置が義務付けられており、停電時に室内や廊下を照らす避難誘導用の照明装置である。この法律上の設置義務に基づいて非常灯は、外部スイッチ27のON/OFFにかかわらず、停電時には一定の照度(たとえば床面で1ルクス以上)を数十分から数時間程度点灯状態を維持しなければならず、このために通常点灯用の交流電力線2線(うち1線は非常灯用と兼用)とは別に非常灯用に3線目の電力線を引いている。
しかしながら、上述のような公共施設ではない一般の商店やオフィスなどでは、外部スイッチ27がON状態であって通常点灯(第一の通常点灯モードまたは第二の通常点灯モードによる)しているときに突如停電により消灯した場合に、非常灯としてLED22を点灯させれば実際上十分に有効に機能すると考えられる。また、設置対象施設の床面積やフロア数によっては非常灯用の電力線自体が引かれていない場合もあり、このような場合にも簡便な非常灯として機能させるシステム構成が有効である。これらの観点から、本発明の一実施形態にあっては、スイッチコントローラ14が微弱電流を回路に流すことにより停電を判断することで、簡便な非常灯としての機能を与えるように構成されている。以下、この実施形態の構成および作用について、図1〜図3に加えて図5および図6を参照して説明する。
既述した説明と一部重複するが、図2に示す構成を有する複数個のLED照明装置10が主電源(交流電力)に接続されているシステムにおいて、外部スイッチ27のON/OFFに連動してLED22を点灯/消灯させる通常点灯/消灯モード時の制御について再度説明する。このとき、施設内分電盤26はONである。そして、スイッチコントローラ14は、外部スイッチ27がONのときはバッテリ残量に基づいて内部ICスイッチ25をON/OFF制御し、交流電力を変換して得た直流電力(通常電源)により第一の電源回路13を介してLED点灯する第一の通常点灯モードでの通常点灯(図3:S103,図4(a))と、バッテリ19に蓄電された直流電力(バッテリ電源)により第二の電源回路20を介してLED点灯する第二の通常点灯モードでの通常点灯(図3:S105,図4(b))とを所定の制御条件の下で切り替える(図5:状態A−1)。
この状態から外部スイッチ27がOFFになると、スイッチコントローラ14は、照明装置10への電力供給が瞬時に停止したことを検知し(S11)、微弱電流を主電源の交流電力回路に流す(S12)が、外部スイッチ27がOFFであるのでサーキットブレーク状態である(流した微弱電流が帰ってこない)ことを検知する(S13)。この場合、スイッチコントローラ14は、外部スイッチ27のOFF操作による通常消灯であると判断し、いずれの通常点灯モードであっても(すなわち第一の通常点灯モードでの点灯時であるか第二の通常点灯モードでの点灯時であるかにかかわらず)、LED駆動回路15をOFFにしてLED22を消灯させる(図5:状態A−2)。なお、瞬時に電力停止したことの検知は、スイッチコントローラ14が電圧を常時モニターし、瞬時の急激な電圧低下を検知することで行うことができる(以下においても同じ)。
通常点灯状態(A−1)において停電が発生したときの制御について、図6を参照して説明する。この制御が、図3のフローチャートにおいてS107およびそれ以降のステップで実行される。この場合も、スイッチコントローラ14は、照明装置10への電力供給が瞬時に停止したことを検知する(S14)ので、微弱電流を主電源の交流電力回路に流す(S15)が、施設内分電盤26への電源供給が途絶えているとしても外部スイッチ27はONであって回路そのものは成立しているのでサーキットブレーク状態ではない(流した微弱電流が回路を通じて帰ってくる)ことを検知する(S16)。この場合、スイッチコントローラ14は、停電が発生したと判断し、外部スイッチ27がONである限り、内部ICスイッチ25のON/OFFにかかわらず(言い換えれば第一の通常点灯モードでの点灯時であるか第二の通常点灯モードでの点灯時であるかにかかわらず)、LED駆動回路15を駆動させる。内部ICスイッチ25がON/OFFいずれであっても第二の電源回路20は閉じた回路として成立しているので、バッテリ19を電源としてLED22を点灯させて非常灯として機能させることができる(図6:状態A−3)。
この実施形態において、外部スイッチ27がOFFであるとき(図5:状態A−2)に停電が生じても、そもそも照明装置10への電力供給が行われていない状態であるので、スイッチコントローラ14には瞬時電力停止の検知信号(S14)が入力されない。このため、この実施形態では、外部スイッチ27がOFFであるときに停電が生じても、LED22を点灯させて非常灯として機能させることはできない。
次に、正式な非常灯としての機能を持たせた実施形態の構成および作用について、図7〜図9を参照して説明する。この実施形態による照明システムの構成(図7)は上述実施形態による照明システムの構成(図2)とほぼ同様であるが、照明装置10内のAC−DCコンバータ24に通電される電力線29,30からの電流とは別にもう一本の電力線31からの電流を検知することで、施設内分電盤26が通電状態にあるか否かを検知するブレーカーセンサ28が接続され、その検知信号がスイッチコントローラ14に入力されるように構成されている。
このシステムにおいて複数個のLED照明装置10が主電源(交流電力)に接続されているときの、外部スイッチ27のON/OFFに連動してLED22を点灯/消灯させる通常点灯/消灯モード時の制御について説明する。このとき、施設内分電盤26はONである。そして、スイッチコントローラ14は、外部スイッチ27がONのときはバッテリ残量に基づいて内部ICスイッチ25をON/OFF制御し、通常電源による第一の通常点灯モードでの通常点灯(図3:S103,図4(a))と、バッテリ電源による第二の通常点灯モードでの通常点灯(図3:S105,図4(b))とを所定の制御条件の下で切り替える(図8:状態B−1)。
この状態から外部スイッチ27がOFFにされると、スイッチコントローラ14は、照明装置10への電力供給が瞬時に停止したことを検知する(S21)と共に、3線目の電力線31から通常通りに電力が供給されていることをブレーカーセンサ28からの信号(S22)によって確認する。この場合、スイッチコントローラ14は、外部スイッチ27のOFF操作による通常消灯であると判断し、いずれの点灯モードであってもLED駆動回路15をOFFにしてLED22を消灯させる(図8:状態B−2)。このときの制御は、先述の実施形態について図5を参照して説明した通常点灯/消灯モード時の制御と実質的に同じである。
通常点灯状態(B−1)または通常消灯状態(B−2)において停電が発生したときの制御について、図9を参照して説明する。この場合、スイッチコントローラ14は、瞬時電力停止の検知信号(S23)の入力有無にかかわらず(言い換えれば外部スイッチ27のON/OFFにかかわらず)、3線目の電力線31からの電力供給が途絶えたことをブレーカーセンサ28からの信号(S24)によって確認する。この場合、スイッチコントローラ14は、停電が発生したと判断してLED駆動回路15を駆動させ、バッテリ19を電源としてLED22を点灯させて非常灯として機能させることができる(図9:状態B−3)。
この実施形態によれば、外部スイッチONによる通常点灯状態(B−1)であっても(すなわち、内部ICスイッチ25のON/OFFにかかわらず、言い換えれば第一の通常点灯モードによる通常点灯であるか第二の通常点灯モードによる通常点灯であるかにかかわらず)、また外部スイッチ27OFFによる通常消灯状態(B−2)であっても、停電が発生したことをブレーカーセンサ28が検知するので、バッテリ19を電源としてLED照明装置10を非常灯として点灯させることができる。
図10および図11に、停電の発生を判別する(図3:S107)ための別の実施形態が示されている。この実施形態においても、図7〜図9に示す実施形態と同様に、LED照明装置10内のAC−DCコンバータ24に通電されて前述の第一の通常点灯モードにおいてLED照明装置10を点灯させると共にバッテリ19を充電するための電力線29,30からの電流とは別に、もう一本の電力線31からの電流が、蛍光灯設置用器具の長手方向左右両端にあるソケット32,32にそれぞれ2つ設けられている口金差込口32a,32bのうちのいずれか一方(図10,図11では口金差込口32a)に通電している。したがって、施設内分電盤26からの交流電力供給が行われている(言い換えれば停電状態ではない)限り、両端のソケット32,32間にLED照明装置10が装着されたとき(すなわち、各ソケット32の口金差込口32a,32bにそれぞれLED照明装置10の各口金部12の口金ピン12a,12bが差し込まれたとき)に、口金差込口32aおよび口金ピン12aを介して、電力線31からの電流がLED照明装置10内に通電する。この実施形態では、LED制御装置10に内蔵されたICチップ33が3本の電力線29,30,31の通電状態に基づいて停電の有無を判別する。このICチップは本発明の「制御手段」を構成し、先述の実施形態におけるスイッチコントローラ14に対応するものである。LED照明装置10に内蔵される他の部材や要素は、図10および図11では図示省略されている。なお、上記説明では、電力線31からの電流を両端のソケット32,32の一方の口金差込口32aに通電させるものとしたが、両端のソケット32,32の口金差込口32a,32bの両方に通電させても良いし、片側のソケット32の一方または両方の口金差込口32a,32bに通電させても良い。
外部スイッチ27がONであって施設内分電盤26から各LED照明装置10に交流電力が供給されているときは、3線すべてが通電状態であるので、このときは通常点灯モードでの制御を行い(図11(a))、既述したように主としてバッテリ残量に応じて、第一の電源回路13を介してLED点灯する第一の通常点灯モード(図3:S103,図4(a))と、バッテリ電源により第二の電源回路20を介してLED点灯する第二の通常点灯モード(図3:S105,図4(b))とを所定の制御条件の下で切り替える。
施設内分電盤26からの交流電力線は通電しているが外部スイッチ27がOFFであるときは、電力線31のみが通電状態であるので、このときは通常消灯モードでの制御を行い(図11(b))、LED照明装置10を消灯する(S111)と共に、電力線31から供給される交流電力でバッテリ19を充電する。
電力線29,30,31のすべてが非通電であるとき(図11(c))は、外部スイッチ27がON/OFFいずれであっても、施設内分電盤26からの交流電力線自体が通電していないことを示しているので、このときは非常時停電である(S107:Yes)と判別して、S108以降の制御を行う。このとき、LED照明装置10は、バッテリ19の残量が下限閾値を下回らない限り(S109:Yes)、バッテリ電源により非常灯として点灯を続ける。このとき、タイマーを併用して、非常灯としての点灯開始後所定時間(たとえば30分)を経過したときに、バッテリ残量が下限閾値以上であっても自動消灯させるに制御しても良い。
なお、この実施形態では、ICチップ33が、3本の交流電力線29,30,31の通電状態を検知し、その検知結果を基にして停電の有無を判別するので、図3のフローチャートにおけるS101とS107のステップを同時に実行している。
以上に幾つかの実施形態を提示して説明したように、スイッチコントローラ14による制御の下で、通常の消灯スイッチ操作によらずに消灯したときには、LED22をバッテリ19で点灯させるので、非常灯として機能させることができる。従来の非常灯は通常照明である蛍光灯とは別個にごく一部に設置されるので、停電場所においてその非常灯のみが点灯するにすぎないが、本発明によれば、停電が発生した交流電源回路に接続されたすべてのLED照明装置10を非常灯として点灯させることができるので、特に地下鉄や地下街などで地震や火災による停電事故が発生したような場合であっても、パニックを生じさせることなく円滑に避難誘導できるメリットがある。また、一般のオフィスなどでも有用な照明システムとして構築することができる。
図12は、停電ではない通常非通電時(S107:No)に外部スイッチ27がOFFされたときに実行される通常消灯モード(図3:S111)の制御フローを示すフローチャートである。まず、S112で、バッテリ残量を確認する。所定の下限閾値(たとえば満充電に対して20%の電圧値)未満であることが確認されたとき(S112:No)は、交流電力線31から供給される交流電力を用いてバッテリ19を充電する(S113)。これによってバッテリ残量が所定の上限閾値(たとえば満放電に対して90%の電圧値)まで復活したとき(S114:Yes)は、S112に戻り、下限閾値を下回った(S112:No)ときにバッテリ充電(S113)を再開する。
このように外部スイッチ27がOFFのときに交流電力でバッテリ19を充電する制御を行う実施形態の場合、夜間など電気料金が安い時間帯にバッテリ充電を行うようにしてコストダウンを図ることが好ましい。たとえば、東京電力の場合は午後10時から午前8時までが夜間時間となって電気料金が安くなるので、この夜間時間帯にバッテリ充電を行い、これによって実質的に満充電されたバッテリ19を用いて夜間時間帯以外(昼間)にLED照明装置10を点灯させる(第二の通常点灯モード)ようにすれば、電気料金を最大限に削減することが可能となる。
たとえば、図10および図11に示す実施形態によれば、外部スイッチ27がONの場合はもちろん、外部スイッチ27がOFFの場合であっても交流電力線31を用いてバッテリ19を充電することができるので、ICチップ33のクロック機能を活用することで、夜間電力を利用してバッテリ19を充電する機能を持たせることができる。このときは電力線31のみが通電状態となる(図11(b))から、この状態を検地して通常消灯モード(S111)での制御が開始される。この場合の制御フローが図13に示されている。この制御フローは図12に示す制御フローと近似しているが、通常消灯モード(S111)に入ったときに、現在時刻が夜間時間帯であるか否かを判別するステップS115が追加されている。S115で夜間時間帯であると判断したとき(S115:Yes)には、先述のバッテリ残量チェックのステップS112に移行してバッテリ充電のための制御を実行するが、夜間時間帯でないとき(S115:No)は夜間時間帯に入るまで待機する。
上述の制御は一例であり、電気料金の高い時間帯(昼間時間帯など)と安い時間帯(夜間時間帯など)とが設定されている場合において、夜間時間帯にバッテリ19を充電して、昼間時間帯が始まるまでにバッテリ19が満充電されるような制御であれば、いかなる制御手法を採用しても良い。たとえば、電流値や電圧値などから把握されるバッテリ残量と、昼間時間帯開始時刻までの残り時間とに基づいて、夜間時間帯が終了する直前で満充電となるように充電時の電力を調整することも可能である。たとえば、午前6時に充電処理を開始し、バッテリ19の電流値および/または電圧値などに基づいて充電電力を調整しながら、夜間時間帯の終了直前にバッテリ19が満充電されるようにすると、最も効率的な充電制御を行うことができる。また、LED照明装置10設置施設の電力会社との契約体系に併せて時間設定を任意に変更することができる。
ところで、このLED照明装置10には通信制御チップ23が内蔵されている(図1,図2参照)。通信制御チップ23には、各LED照明装置10に固有のIPアドレスが付与されているので、インターネットなどのネットワークでデータ送受信可能に接続された管理サーバ(図示せず)は、特定のLED照明装置10からその通信制御チップ23を介して送信されてきたデータを受信したときに、その固有のIPアドレスを参照することによって発信元のLED照明装置10を特定することができる。また、管理サーバから特定のLED照明装置10に制御用のデータを送信することも可能である。したがって、管理サーバは、その管理下にあるLED照明装置10で実行される制御内容(たとえば各種制御に用いる設定値)を、すべてのLED照明装置10について一元的に設定変更したり、固有のIPアドレスを元に特定のLED照明装置10のみについて設定変更したり、固有のIPアドレスを元に各LED照明装置10を別個独立的に設定変更することが可能となる。
より具体的には、たとえば店舗内の各照明設置場所ごとにLED照明装置10を一元的に遠隔管理することも可能である。すなわち、日本は南北にも東西にも長く、各地によって日の出・日の入りの時間が異なり、日照時間も異なることから、地域や時間帯によって店内で必要な光量が異なることがある。また、店舗の設置環境や、ドアなどの開口部の向き、季節、その日の天気などによっても店内で必要とされる光量は千差万別且つ時々刻々と変化する。このようなリアルタイムの変化に対しては、個々のLED照明装置10に内蔵される制御プログラムによる制御では対応しきれないことが多く、多数の店舗を全国展開しているチェーン店などでは全体として無視できない無駄を生ずることになる。これに対応するために、店舗の位置情報(緯度経度)とその位置の日照データ、開口部の向き、照明設置位置、季節、その日の天気予報データなどの各種情報と各LED照明装置10とを一意に対応付ける固体識別IDを各LED照明装置10に設定しておく。このようにすることにより、個々のLED照明装置10に内蔵される制御プログラムに依存することなく、各店舗内のそれぞれの設置位置のLED照明装置10を管理サーバで一括管理することが可能になる。各LED照明装置10に設定した固体識別IDに格納された各種情報は、管理サーバからの遠隔操作によって随時変更可能である。
一方、突然の天候変化や近隣建物での緊急工事など当初の設定では想定していなかった事情が現地で発生した場合、管理サーバ側ではこれらの状況を正確に把握することが困難であり、管理サーバからの設定で制御することが必ずしも適切ではない場合もある。これに対処するため、通信制御チップ23に対して、管理サーバからの信号とLED照明装置10自身が持つ情報との間に所定条件で優先順位を設定しておくことにより、突然の状況変化にも対応できる照明制御を行うことが可能となる。
以上に述べたシステム構成は本発明の応用の例示にすぎない。固有のIPアドレスやIDが付与されたLED照明装置10と管理サーバとがインターネットなどでデータ送受信可能に接続されているので、管理サーバから制御信号を特定または任意のLED照明装置10に送信することによってそれらLED照明装置10を個別または一律的に点灯・消灯させ、あるいはその他LED照明装置10に内蔵または関連付けられた機器などを作動させるように遠隔制御することが可能であり、また、LED照明装置10からの送信データを受信した管理サーバはその送信元のLED照明装置10を瞬時に特定した上で自動保守点検や防犯などに有効利用することが可能である。
図14は、本発明による蛍光灯型LED照明装置10のカバー構造および内部構造の好適な一例を示す概略断面図である。この実施形態によれば、断面略半円筒形に形成されたアルミニウム製ヒートシンク34の空間内に第一の電源回路13、バッテリ19、第二の電源回路20などを含む電源部が収容され、このヒートシンク34の平板部35上に高反射シート36を介して、多数のLED22を実装したLED実装基板37が固定されている。また、半透明ポリカーボネート製のLEDカバー38が断面略半円筒形に形成され、その両端の係止片39,39をヒートシンク34の両端の係止部40,40に係止することによって、全体として断面が真円の蛍光灯形状を形成している。
ところで、既存蛍光灯の平均外径は32.5mmであるので、既存の蛍光灯設置用器具に装着するためには、本発明のLED照明装置10の外形も32.5mmを超えないようにすることが好ましい。しかしながら、一方、バッテリ19として好適に使用される高容量のリチウムイオンバッテリは、現時点で製造されている最も小型のものでも約15mm径であるため、ヒートシンク34とLEDカバー38をいずれも半円(180度)で分割した形状とすると、ヒートシンク34にバッテリ19を収容し切れなくなるおそれがある。一方、ヒートシンク34が半円を超える形状とすると、LEDカバー38が相対的に小さくなり、LED22からの発光を広角度で拡散させることが困難になる。そこで、図14に示す好適なカバー構造においては、外周においてはヒートシンク34とLEDカバー38とを半円で接続しながら、ヒートシンク34の平板部35を半円を超えてLEDカバー38に変位させて設けることによってバッテリ19のための収容空間をより大きくした構造が採用されている。外周ではLEDカバー38が半円領域を確保しているため、高反射シート36による反射とも相俟って、LED22からの発光を効率的に拡散・反射させることで最大270°の広角度に光を拡散させることが可能である。また、外観的にはヒートシンク34とLEDカバー38がいずれも半円筒形状を有するように見えるので、見た目の違和感がない。
10 蛍光灯型LED照明装置
11 カバー
12 口金部
12a,12b 口金ピン
13 第一の電源回路
14 スイッチコントローラ(制御手段)
15 LED駆動回路
16 整流器
17 電圧トランス
18 電解コンデンサ
19 バッテリ
20 第二の電源回路
21 チャージコントローラ(制御手段)
22 LED
23 通信制御チップ
24 AC−DCコンバータ
25 内部ICスイッチ(制御手段)
26 施設内分電盤
27 外部スイッチ
28 ブレーカーセンサー
29,30 交流電力線
31 停電検知用入力線
32 ソケット
32a,32b 口金差込口
33 ICチップ(判別手段および制御手段)
34 ヒートシンク
35 平板部
36 高反射シート
37 LED実装基板
38 LEDカバー
39 係止片
40 係止部

Claims (1)

  1. 蛍光灯用に設けられた一対のソケット間に装着可能な照明装置であって、該ソケットから供給される交流電力を変換・整流して得られる直流電力でLEDを発光させる第一の電源回路と、内蔵するバッテリでLEDを発光させる第二の電源回路と、LEDの点消灯を制御する制御手段とを有し、制御手段は、施設内分電盤から交流電力が供給されているか否かと、施設内分電盤からの交流電力線に設けられる外部スイッチの点消灯操作状態と、バッテリ残量とを検知して、施設内分電盤から交流電力が供給されており且つ外部スイッチが点灯操作されているときはバッテリ残量に基づいて第一の電源回路でLEDを発光させると共にバッテリを充電する第一の通常点灯モードまたは第二の電源回路でLEDを発光させる第二の通常点灯モードでLEDを発光させ、施設内分電盤から交流電力が供給されているが外部スイッチが消灯操作されているときはLEDを通常消灯させ、施設内分電盤から交流電力が供給されていないときは外部スイッチが点灯操作されているか消灯操作されているかにかかわらず第二の電源回路でLEDを非常灯として発光させるようにLEDの点消灯を制御し、施設内分電盤から交流電力が供給されているか否かを、前記交流電力線とは別に施設内分電盤から直接入力されるように設けた停電検知用入力線からの電力供給情報を得て判別することを特徴とする蛍光灯型LED照明装置。
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