JP5828085B2 - ウェブブラウザ制御装置、ウェブブラウザ制御方法及びテレビジョン受像機 - Google Patents

ウェブブラウザ制御装置、ウェブブラウザ制御方法及びテレビジョン受像機 Download PDF

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Description

本発明は、ウェブブラウザを搭載したウェブブラウザ制御装置及びウェブブラウザ制御方法に関する。また、本発明は、ウェブブラウザを搭載したインターネット対応のテレビジョン受像機に関する。
近年、ウェブページを閲覧(ブラウジング)するためのウェブブラウザを搭載したインターネット対応の情報機器が開発され、普及し始めている。従来のウェブブラウザには、通常のブラウジングモードでウェブページを閲覧するタイプ(例えば、特許文献1参照)と、プライベートブラウジングモードでウェブページを閲覧するタイプ(例えば、特許文献2参照)とが存在する。
通常のブラウジングモードでは、ウェブブラウザを起動してから終了するまでの間、ウェブページの履歴情報が記憶領域に記憶される。記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報は、ウェブブラウザの終了後も記憶領域に保持される。
プライベートブラウジングモードでは、ウェブブラウザを起動してから終了するまでの間、ウェブページの履歴情報が記憶領域に記憶される。ウェブブラウザの終了時には、記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報は全て削除される。
なお、ウェブページの履歴情報は、例えばCookie、キャッシュデータ及び入力履歴データ等である。Cookieは、ウェブサーバとウェブブラウザとの間でやり取りされる識別情報データであり、例えばユーザの識別、認証、セッション管理及びウェブページのカスタマイズ情報の保持等に利用される。キャッシュデータは、記憶装置に一時的に保存されるウェブページのデータである。使用頻度の高いウェブページのデータを記憶装置に一時的に保存しておくことにより、ネットワークを通してウェブサーバからからウェブページのデータを読み出す時間的ロスを省いて、処理の高速化を図ることができる。入力履歴データは、ユーザがウェブページ内の入力エリアに入力した文字列のデータであり、ウェブブラウザに搭載されたオートコンプリート機能に利用される。オートコンプリート機能とは、ユーザの入力に対して入力履歴データを参照して次の入力内容を予想し、ユーザに対して予想した入力内容を候補として提示する機能である。
特開2011−96028号公報 特許第4574327号公報
しかしながら、上述した従来のインターネット対応の情報機器では、プライバシーを十分に保護することができず、さらには、ウェブページを閲覧する際の利便性が低いという課題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、その目的は、ウェブページを閲覧する際の利便性を高めながら、プライバシーの保護を図ることができるウェブブラウザ制御装置、ウェブブラウザ制御方法及びテレビジョン受像機を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置は、ウェブページとブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面とを表示させる表示制御部と、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報及びブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報を記憶する記憶部と、ウェブブラウザの起動時に、前記記憶部に記憶されたブックマーク情報に基づいて前記ブックマーク一覧画面を表示させるように前記表示制御部に指示し、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するウェブブラウザ制御部と、を備え、前記記憶部は、第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有し、前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報が記憶され、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報を前記第1の記憶領域及び前記第2の記憶領域にそれぞれ記憶させ、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除し、使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在する場合には、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用し、使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在する場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用すると判定し、使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在しない場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用しないと判定する
なお、これらの全般的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明のウェブブラウザ制御装置、ウェブブラウザ制御方法及びテレビジョン受像機では、ウェブページを閲覧する際の利便性を高めながら、プライバシーの保護を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るウェブブラウザ制御装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1のウェブブラウザ制御部の構成を示すブロック図である。 図3は、ドメイン判定部によるドメイン及びパスの判定方法を説明するための図である。 図4は、ブックマーク一覧画面を示す図である。 図5は、ブックマーク一覧画面の一部を拡大して示す図である。 図6は、実施の形態1のウェブブラウザ制御装置によるウェブブラウザ制御方法の流れを示すフローチャートである。 図7は、図6における履歴情報の削除処理の流れを具体的に示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態2に係るウェブブラウザ制御装置のウェブブラウザ制御部の構成を示すブロック図である。 図9は、実施の形態2のウェブブラウザ制御装置によるウェブブラウザ制御方法の流れを説明するためのフローチャートである。 図10は、図9におけるCookieの保存処理の流れを具体的に示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施の形態3に係るウェブブラウザ制御装置のウェブブラウザ制御部の構成を示すブロック図である。 図12は、実施の形態3のウェブブラウザ制御装置によるウェブブラウザ制御方法の流れを説明するためのフローチャートである。 図13は、図12におけるCookieの送信処理の流れを具体的に示すフローチャートである。 図14は、本発明の実施の形態4に係るテレビジョン受像機の外観を示す斜視図である。 図15は、図14のテレビジョン受像機の機能的構成を示すブロック図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載したインターネット対応の情報機器に関し、以下の問題が生じることを見出した。例えばインターネット対応のテレビジョン受像機は、一般に、家族及び親戚等の複数のユーザによって使用されることが多い。複数のユーザによって使用される場合、通常のブラウジングモードでウェブページを閲覧するタイプでは、ウェブページの履歴情報が複数のユーザによって共有される。例えばCookieが複数のユーザによって共有されることによって、あるユーザがインターネット通販のウェブサイトで商品を購入した際の購入履歴等が、後でその情報機器を使用した家族及び親戚等の他のユーザに見られるおそれがある。このように、通常のブラウジングモードでは、プライバシーを十分に保護することができないという問題がある。
また、プライベートブラウジングモードでウェブページを閲覧するタイプでは、複数のユーザによって共有することができるウェブページの履歴情報、例えばウェブページのカスタマイズ情報等もウェブブラウザの終了時に削除されてしまう。そのため、例えばウェブブラウザを起動する度に、ユーザはウェブページのカスタマイズを設定し直す必要がある。従って、プライベートブラウジングモードでは、ウェブページを閲覧する際の利便性が著しく低下するという問題がある。
なお、仮に、ユーザによって通常のブラウジングモードとプライベートブラウジングモードとが切り替えられるように構成した場合には、ユーザは、プライベートブラウジングモードの意味を理解し、ブラウジングモードの切り替え方法を習得した上で、ウェブページを閲覧する前に、通常のブラウジングモード又はプライベートブラウジングモードに切り替える設定を意識して行う必要がある。従って、この場合にも、ウェブページを閲覧する際の利便性が低下するという問題が生じる。
このような問題を解決するために、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置は、ウェブページとブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面とを表示させる表示制御部と、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報及びブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報を記憶する記憶部と、ウェブブラウザの起動時に、前記記憶部に記憶されたブックマーク情報に基づいて前記ブックマーク一覧画面を表示させるように前記表示制御部に指示し、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するウェブブラウザ制御部と、を備える。
本態様によれば、ブックマーク(お気に入り)に登録されたウェブページの一覧がウェブブラウザの起動時に表示されるため、ユーザは、その情報機器を共用する他のユーザも前記ウェブページの一覧を見るであろうことを容易に認識することができる。ユーザは、一般に、他のユーザに閲覧していることが知られたくないウェブページ、換言すると、ウェブページの履歴情報を他のユーザと共有したくないウェブページを、ウェブブラウザの起動時に毎回表示されるブックマークに登録しない傾向にある。従って、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、本態様のようにブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が記憶部から削除されることにより、ユーザがブラウジングモードを手動で切り替えなくても、プライバシーを保護することができる。一方、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報は記憶部に保持されるので、ユーザが切り替わった場合であっても、例えばウェブページのカスタマイズ情報等を引き継ぐことができ、ウェブブラウザを閲覧する際の利便性を高めることができる。さらに、ユーザは、自分が頻繁に閲覧するウェブページをブックマークに登録する傾向にある。そのため、ウェブブラウザの起動時にブックマーク一覧画面が表示制御部により表示されることにより、ユーザは、頻繁に閲覧するウェブページに、より簡単にアクセスすることができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記記憶部は、不揮発性記憶領域又は揮発性記憶領域で構成される記憶領域を有し、前記記憶領域には、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報及びブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報が記憶され、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報及びブックマーク情報に基づいて、前記記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報のうちブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶領域から削除するように構成してもよい。
本態様によれば、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が記憶領域から削除されることにより、プライバシーを十分に保護することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記記憶領域には、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報に関するドメインと、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインとが記憶され、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報に関するドメインが、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインを包含するか否かを判定するドメイン判定部と、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記ドメイン判定部により包含すると判定された場合には、ウェブページの履歴情報を前記記憶領域に保持し、前記ドメイン判定部により包含しないと判定された場合には、ウェブページの履歴情報を前記記憶領域から削除する処理部と、を有するように構成してもよい。
本態様によれば、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を記憶領域から削除する処理を確実に行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記記憶部は、第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有し、前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報が記憶され、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報に基づいて、前記表示制御部により表示されたウェブページのうちブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を前記第1の記憶領域に記憶させ、前記表示制御部により表示されたウェブページのうちブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記第2の記憶領域に記憶させ、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記第2の記憶領域から削除するように構成してもよい。
本態様によれば、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が第2の記憶領域から削除されることにより、プライバシーを十分に保護することができる。また、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報は第1の記憶領域に保持されるので、ウェブブラウザを閲覧する際の利便性を高めることができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインが記憶され、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報に関するドメインが、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインを包含するか否かを判定するドメイン判定部と、前記ドメイン判定部により包含すると判定された場合には、ウェブページの履歴情報を前記第1の記憶領域に記憶させ、前記ドメイン判定部により包含しないと判定された場合には、ウェブページの履歴情報を前記第2の記憶領域に記憶させ、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除する処理部と、を有するように構成してもよい。
本態様によれば、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を第1の記憶領域に記憶させる処理及びブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を第2の記憶領域から削除する処理を確実に行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記第1の記憶領域は不揮発性記憶領域であり、前記第2の記憶領域は揮発性記憶領域であるように構成してもよい。
本態様によれば、第1の記憶領域を不揮発性記憶領域とすることにより、ウェブブラウザ制御装置の通電が遮断された際に、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を第1の記憶領域に保持させることができる。また、第2の記憶領域を揮発性記憶領域とすることにより、ウェブブラウザ制御装置の通電が遮断された際に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が第2の記憶領域から消去される。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記記憶部は、第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有し、前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報が記憶され、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報を前記第1の記憶領域及び前記第2の記憶領域にそれぞれ記憶させ、使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在する場合には、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用し、使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報に基づいて、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用するか否かを判定し、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除するように構成してもよい。
本態様によれば、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が第2の記憶領域から削除されることにより、プライバシーを十分に保護することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインが記憶され、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合において、使用すべきウェブページの履歴情報に関するドメインが、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインを包含するか否かを判定するドメイン判定部と、前記ドメイン判定部により包含すると判定された場合には、前記第1の記憶領域に記憶された履歴情報を使用し、前記ドメイン判定部により包含しないと判定された場合には、前記第1の記憶領域に記憶された履歴情報を使用せず、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除する処理部と、を有するように構成してもよい。
本態様によれば、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間において、第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報のうちブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を使用する処理及びブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を使用しない処理を確実に行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記第1の記憶領域は不揮発性記憶領域であり、前記第2の記憶領域は揮発性記憶領域であるように構成してもよい。
本態様によれば、第1の記憶領域を不揮発性記憶領域とすることにより、ウェブブラウザ制御装置の通電が遮断された際に、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を第1の記憶領域に保持させることができる。また、第2の記憶領域を揮発性記憶領域とすることにより、ウェブブラウザ制御装置の通電が遮断された際に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が第2の記憶領域から消去される。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びサブドメインの履歴情報以外の履歴情報を前記記憶部から削除するように構成してもよい。
本態様によれば、ブックマークに登録されたウェブページを閲覧する際の利便性を高めることができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びサブディレクトリの履歴情報以外の履歴情報を前記記憶部から削除するように構成してもよい。
本態様によれば、ブックマークに登録されたウェブページを閲覧する際の利便性を高めることができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記ウェブブラウザ制御部は、特定のウェブページのブックマーク情報が前記記憶部から削除された際に、前記特定のウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するように構成してもよい。
本態様によれば、特定のウェブページのブックマーク情報が記憶部から削除された際に、特定のウェブページの履歴情報が記憶部に保持されたままになることがなく、プライバシーをより確実に保護することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記記憶部に記憶されるウェブページの履歴情報は、Cookie、キャッシュデータ、入力履歴データ、ページ閲覧履歴データ及びページ関連情報データのうち少なくとも1つを含むように構成してもよい。
本態様によれば、記憶部に記憶されるウェブページの履歴情報を、Cookie、キャッシュデータ、入力履歴データ、ページ閲覧履歴データ及びページ関連情報データのうち少なくとも1つで構成することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記ページ関連情報データは、画面イメージ又はrefererであるように構成してもよい。
本態様によれば、ページ関連情報データを画面イメージ又はrefererで構成することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記ページ関連情報データは、当該ページ関連情報データが取得されたウェブページのドメインとともに前記記憶部に記憶されるように構成してもよい。
本態様によれば、ページ関連情報データが取得されたウェブページのドメインに基づいて、ページ関連情報データの処理(例えば、削除処理、保存処理又は使用処理)を行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記入力履歴データは、入力が行われたウェブページのドメインとともに前記記憶部に記憶されるように構成してもよい。
本態様によれば、入力が行われたウェブページのドメインに基づいて、入力履歴データの処理(例えば、削除処理、保存処理又は使用処理)を行うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記表示制御部は、ブックマークに登録された複数のウェブページに対応する複数のブックマーク表示を前記ブックマーク一覧画面に表示させ、前記複数のブックマーク表示の各々を1つずつフォーカス表示させることが可能であり、前記複数のブックマーク表示のうち特定のブックマーク表示がフォーカス表示されている際に、前記特定のブックマーク表示に対応するウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するための削除メニューを前記ブックマーク一覧画面に表示させるように構成してもよい。
本態様によれば、ブックマーク一覧画面に表示された削除メニューを用いて、フォーカス表示された特定のブックマーク表示に対応するウェブページの履歴情報を削除することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記表示制御部は、ブックマークに登録された複数のウェブページに対応する複数のブックマーク表示を前記ブックマーク一覧画面に表示させ、前記複数のブックマーク表示の各々を1つずつフォーカス表示させることが可能であり、前記複数のブックマーク表示のうち特定のブックマーク表示がフォーカス表示されている際に、前記特定のブックマーク表示に対応するウェブページの履歴情報を前記記憶部に記憶させるか否かを設定するための設定メニューを前記ブックマーク一覧画面に表示させるように構成してもよい。
本態様によれば、ブックマーク一覧画面に表示された設定メニューを用いて、フォーカス表示された特定のブックマーク表示に対応するウェブページの履歴情報を記憶部に記憶させるように又は記憶させないように設定することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記設定メニューにより、前記特定のブックマーク表示に対応するウェブページの履歴情報を前記記憶部に記憶させるように設定されたときには、前記表示制御部は、ウェブページの履歴情報を前記記憶部に記憶させる設定であることを示す表示を前記ブックマーク一覧画面に表示させるように構成してもよい。
本態様によれば、ユーザは、ブックマーク一覧画面の表示を見ることにより、ウェブページの履歴情報を記憶部に記憶させる設定であることを容易に認識することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記設定メニューにより、前記特定のブックマーク表示に対応するウェブページの履歴情報を前記記憶部に記憶させないように設定されたときには、前記表示制御部は、ウェブページの履歴情報を前記記憶部に記憶させない設定であることを示す表示を前記ブックマーク一覧画面に表示させるように構成してもよい。
本態様によれば、ユーザは、ブックマーク一覧画面の表示を見ることにより、ウェブページの履歴情報を記憶部に記憶させない設定であることを容易に認識することができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記表示制御部は、前記ブックマーク一覧画面において、前記複数のブックマーク表示を仮想的に略円筒状に並べて配置させ、且つ、前記複数のブックマーク表示を仮想的に所定方向に回転させるように構成してもよい。
本態様によれば、ブックマーク一覧の表示が一画面に収まらない場合においても、表示サイズを落とすことなく、全てのブックマーク表示を表示させることができる。従って、ユーザは、視認性を落とすことなく、ブラウジング開始前により多くのブックマーク表示を見ることができる。これにより、本発明において、より多くのブックマーク表示を扱うことができる。
例えば、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御装置において、前記ブックマーク表示は、ブックマークに登録されたウェブページの画面をキャプチャした画像で構成されるように構成してもよい。
本態様によれば、ユーザは、ブックマーク表示を見ることによって、ブックマークに登録されたウェブページの内容を視覚的に容易に認識することができる。
また、本発明の一態様に係るウェブブラウザ制御方法は、ウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面を表示部に表示させるステップと、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示部に表示されたウェブページの履歴情報を記憶部に記憶させるステップと、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するステップと、を含む。
本態様によれば、ブックマーク(お気に入り)に登録されたウェブページの一覧がウェブブラウザの起動時に表示されるため、ユーザは、その情報機器を共用する他のユーザも前記ウェブページの一覧を見るであろうことを容易に認識することができる。ユーザは、一般に、他のユーザに閲覧していることが知られたくないウェブページ、換言すると、ウェブページの履歴情報を他のユーザと共有したくないウェブページを、ウェブブラウザの起動時に毎回表示されるブックマークに登録しない傾向にある。従って、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、本態様のようにブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が記憶部から削除されることにより、ユーザがブラウジングモードを手動で切り替えなくても、プライバシーを保護することができる。一方、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報は記憶部に保持されるので、ユーザが切り替わった場合であっても、例えばウェブページのカスタマイズ情報等を引き継ぐことができ、ウェブブラウザを閲覧する際の利便性を高めることができる。さらに、ユーザは、自分が頻繁に閲覧するウェブページをブックマークに登録する傾向にある。そのため、ウェブブラウザの起動時にブックマーク一覧画面が表示部に表示されることにより、ユーザは、頻繁に閲覧するウェブページに、より簡単にアクセスすることができる。
また、本発明の一態様に係るテレビジョン受像機は、表示部と、ウェブページとブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面とを前記表示部に表示させる表示制御部と、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報及びブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報を記憶する記憶部と、ウェブブラウザの起動時に、前記記憶部に記憶されたブックマーク情報に基づいて前記ブックマーク一覧画面を表示させるように前記表示制御部に指示し、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するウェブブラウザ制御部と、を備える。
本態様によれば、ブックマーク(お気に入り)に登録されたウェブページの一覧がウェブブラウザの起動時に表示されるため、ユーザは、その情報機器を共用する他のユーザも前記ウェブページの一覧を見るであろうことを容易に認識することができる。ユーザは、一般に、他のユーザに閲覧していることが知られたくないウェブページ、換言すると、ウェブページの履歴情報を他のユーザと共有したくないウェブページを、ウェブブラウザの起動時に毎回表示されるブックマークに登録しない傾向にある。従って、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、本態様のようにブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が記憶部から削除されることにより、ユーザがブラウジングモードを手動で切り替えなくても、プライバシーを保護することができる。一方、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報は記憶部に保持されるので、ユーザが切り替わった場合であっても、例えばウェブページのカスタマイズ情報等を引き継ぐことができ、ウェブブラウザを閲覧する際の利便性を高めることができる。さらに、ユーザは、自分が頻繁に閲覧するウェブページをブックマークに登録する傾向にある。そのため、ウェブブラウザの起動時にブックマーク一覧画面が表示部に表示されることにより、ユーザは、頻繁に閲覧するウェブページに、より簡単にアクセスすることができる。
なお、これらの全般的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
(実施の形態)
以下、本発明に係るウェブブラウザ制御装置、ウェブブラウザ制御方法及びテレビジョン受像機の各種実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るウェブブラウザ制御装置の構成を示すブロック図である。ウェブブラウザ制御装置10は、例えばテレビジョン受像機11に接続されている。
テレビジョン受像機11は、放送信号を受信することにより映像信号を取得するチューナ部(図示せず)と、取得した映像信号等を表示する表示部111と、表示部111に表示された表示画面等を操作する入力部112と、を備えている。表示部111は、例えば液晶ディスプレイで構成されている。入力部112は、例えばリモートコントローラで構成されている。ユーザは、この入力部112を操作することによって、例えば表示部111に表示されたブックマーク一覧画面(後述する)を操作する、或いは、表示部111に表示されたウェブページ内の入力エリアに文字列を入力することができる。
なお、本実施の形態では、ウェブブラウザ制御装置10とテレビジョン受像機11とを別体に構成したが、両者を一体に構成してもよい。
図1に示すように、ウェブブラウザ制御装置10は、ウェブブラウザ制御部101、記憶部102、表示制御部103及びネットワーク接続部104を備えている。
ウェブブラウザ制御部101は、ウェブサーバ12からネットワーク接続部104を介してHTMLファイル及び画像ファイル等をダウンロードし、レイアウトを解析することにより、表示制御部103に対してウェブページを表示するように指示する。ウェブブラウザ制御部101の構成については後述する。なお、ウェブブラウザは、ブラウジング機能を有するアプリケーションの一部に実装されていてもよい。
記憶部102は、例えば不揮発性メモリ等で構成される不揮発性記憶領域102a(図2参照)を有している。この不揮発性記憶領域102aには、表示制御部103により表示された(即ち、ユーザにより閲覧された)ウェブページに関する情報である履歴情報及びブックマークに登録されたウェブページを示すブックマーク情報等が記憶されている。
本実施の形態では、ウェブページの履歴情報は、Cookie、キャッシュデータ及び入力履歴データで構成されている。Cookieは、ウェブサーバ12とウェブブラウザとの間でやり取りされる識別情報データである。キャッシュデータは、高速の記憶装置に一時的に保存されるウェブページのデータである。入力履歴データは、ユーザがウェブページ内の入力エリアに入力した文字列のデータであり、ウェブブラウザに搭載されたオートコンプリート機能に利用される。なお、入力履歴データは、ユーザが入力を行ったウェブページのURL(Uniform Resource Locator)とともに記憶されている。
また、ブックマーク情報は、ブックマーク(お気に入り)に登録されたウェブページのURL、ウェブページのサムネイル画像データ及びブックマークに登録された年月日を含むデータである。
表示制御部103は、ウェブブラウザ制御部101からの指示によって、ウェブページ及びブックマーク一覧画面(後述する)等を表示部111に表示させる。
ネットワーク接続部104は、インターネットを介してウェブブラウザ制御部101とウェブサーバ12とを相互に接続するためのものである。
ウェブサーバ12には、HTMLファイル及び画像ファイル等が蓄積されている。ウェブサーバ12は、ウェブブラウザ制御部101からの要求に応じて、ネットワーク接続部104を介してHTMLファイル及び画像ファイル等をウェブブラウザ制御部101に提供する。
次に、ウェブブラウザ制御部101の構成について説明する。図2は、図1のウェブブラウザ制御部の構成を示すブロック図である。図2に示すように、ウェブブラウザ制御部101は、ブラウザコア部106、処理部107及びドメイン判定部108を有している。
ブラウザコア部106は、ウェブブラウザの起動時に、処理部107に対して、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を削除するように指示する。また、ブラウザコア部106は、ウェブブラウザの起動時に、表示制御部103に対してブックマーク一覧画面を表示するように指示する。表示制御部103は、ブラウザコア部106からの指示に基づいて、ウェブページのブックマーク情報を不揮発性記憶領域102aから取得することにより、表示部111にブックマーク一覧画面を表示させる。
処理部107は、ブラウザコア部106からの指示に基づいて、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパス並びにウェブページの履歴情報に関するドメイン及びパスを不揮発性記憶領域102aから取得することにより、ドメイン判定部108に対してドメイン及びパスの判定を指示する。また、処理部107は、ドメイン判定部108からの判定結果に基づいて、不揮発性記憶領域102aに記憶されているウェブページの履歴情報のうち、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を削除する。
ドメイン判定部108は、処理部107からの指示に基づいて、ウェブページの履歴情報に関するドメイン及びパスが、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメイン及びパスを包含するか否かを判定する。ドメイン判定部108により包含すると判定された場合には、処理部107は、ウェブページの履歴情報を不揮発性記憶領域102aに保持させる。ドメイン判定部108により包含しないと判定された場合には、処理部107は、ウェブページの履歴情報を不揮発性記憶領域102aから削除する。
ドメイン判定部108によるドメイン及びパスの判定は、次のようにして行われる。図3は、ドメイン判定部108によるドメイン及びパスの判定方法を説明するための図である。図3に示すように、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメイン及びパスが「www.aaa.com/dir1/dir2」であり、履歴情報がCookieである場合について説明する。ドメイン判定部108は、Cookieのドメインがブックマークに登録されたウェブページのドメインを包含するか否かについて、文字列の後方一致検索により判定する。また、ドメイン判定部108は、Cookieのパスがブックマークに登録されたウェブページのパスを包含するか否かについて、文字列の前方一致検索により判定する。
Cookieのドメイン及びパスが「www.aaa.com/dir1/dir2」である場合には、ドメイン判定部108は、Cookieのドメイン及びパスがブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを包含すると判定する。また、Cookieのドメイン及びパスが「login.www.aaa.com/dir1/dir2/dir3」である場合には、ドメイン判定部108は、Cookieのドメイン及びパスがブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを包含すると判定する。
Cookieのドメイン及びパスが「aaa.com/dir1/dir2」である場合には、ドメイン判定部108は、Cookieのドメイン及びパスがブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを包含しないと判定する。また、Cookieのドメイン及びパスが「www.aaa.com/dir1/bbb」である場合には、ドメイン判定部108は、Cookieのドメイン及びパスがブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを包含しないと判定する。
なお、キャッシュデータ及び入力履歴データについても、上述したCookieと同様に判定することができる。キャッシュデータについては、キャッシュされたウェブページのURLのファイル名を除いた部分に対して、ドメイン及びパスの判定が行われる。入力履歴データについては、ユーザが入力を行ったウェブページのURLのドメイン及びパスに対して、ドメイン及びパスの判定が行われる。
上述したように、表示制御部103は、ブックマーク一覧画面の表示を制御する。ここで、このブックマーク一覧画面について説明する。図4は、ブックマーク一覧画面を示す図である。図4に示すように、ブックマーク一覧画面は、表示エリア121と、表示エリア121の上側に配置された表示バー122とで構成される。表示バー122には、ロケーションバー123及び検索バー124が表示されている。ロケーションバー123には、ユーザが入力部112を操作することによって、閲覧したいウェブページのURLが入力される。検索バー124には、ユーザが入力部112を操作することによって、所定の検索エンジンで検索したいワードが入力される。
表示エリア121には、ブックマークに登録された複数のウェブページに対応する複数のブックマーク表示125が表示される。ブックマーク表示125は、例えばウェブページの画面をキャプチャすることにより作成されたサムネイル画像である。このサムネイル画像は、ユーザがウェブページをブックマークに登録する操作を行った際に、そのウェブページの画面をキャプチャすることにより作成される。複数のブックマーク表示125は、仮想的に略円筒状に並べて配置され、且つ、仮想的に所定方向(図4中に矢印で示す方向)に自動的に回転される。複数のブックマーク表示125の回転が一周することにより、全てのブックマーク表示125が複数個ずつ順に表示エリア121に表示される。なお、ユーザが入力部112を操作することによって、複数のブックマーク表示125の回転を停止させることも可能である。
また、ユーザが入力部112を操作することによって、表示エリア121に表示された複数のブックマーク表示125の各々を1つずつ順にフォーカス表示させることができる。このフォーカス表示は、例えばブックマーク表示125の外周部を囲む矩形状の太枠で構成される。
図5は、ブックマーク一覧画面の一部を拡大して示す図である。図5に示すように、特定のブックマーク表示125がフォーカス表示されている際に、ユーザが入力部112を操作することにより、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対する削除メニュー126及び設定メニュー127がそれぞれ表示エリア121に表示される。
削除メニュー126は、「ブックマークを削除」、「Cookieを削除」、「キャッシュを削除」及び「入力履歴を削除」と表示された4つのメニューで構成される。「ブックマークを削除」と表示されたメニューを選択して実行すると、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページのブックマーク情報が不揮発性記憶領域102aから削除される。このとき、ウェブブラウザ制御部101は、ウェブページのブックマーク情報を削除する際に、そのウェブページの履歴情報(Cookie、キャッシュデータ及び入力履歴データ)については不揮発性記憶領域102aから削除せず、ウェブブラウザの終了時又は次回のウェブブラウザの起動時に削除するように構成することもできる。「Cookieを削除」と表示されたメニューを選択して実行すると、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページのCookieが不揮発性記憶領域102aから削除される。「キャッシュを削除」と表示されたメニューを選択して実行すると、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページのキャッシュデータが不揮発性記憶領域102aから削除される。「入力履歴を削除」と表示されたメニューを選択して実行すると、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページの入力履歴データが不揮発性記憶領域102aから削除される。このように、削除メニュー126を用いることによって、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報をユーザが個別に削除することができる。なお、図5では、削除メニュー126のうち、「ブックマークを削除」と表示されたメニューが選択された状態を図示している。
設定メニュー127は、「Cookieを保存しない」、「キャッシュを保存しない」及び「入力履歴を保存しない」と表示された3つのメニューで構成される。「Cookieを保存しない」と表示されたメニューを選択して実行すると、それ以降、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページのCookieは、ウェブブラウザの起動時に不揮発性記憶領域102aから削除される。「キャッシュを保存しない」と表示されたメニューを選択して実行すると、それ以降、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページのキャッシュデータは、ウェブブラウザの起動時に不揮発性記憶領域102aから削除される。「入力履歴を保存しない」と表示されたメニューを選択して実行すると、それ以降、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページの入力履歴データは、ウェブブラウザの起動時に不揮発性記憶領域102aから削除される。
なお、「Cookieを保存しない」と表示されたメニューを選択して実行した際には、このメニューは「Cookieを保存する」と表示されたメニューに変化する。この「Cookieを保存する」と表示されたメニューを選択して実行すると、それ以降、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページのCookieは、ウェブブラウザの起動時に不揮発性記憶領域102aから削除されない。このことは、「キャッシュを保存しない」及び「入力履歴を保存しない」と表示されたメニューについても同様である。
設定メニュー127により、Cookieが不揮発性記憶領域102aに記憶されないように設定されているときには、Cookieが不揮発性記憶領域102aに記憶されない設定であることを示す表示であるマーク128がブックマーク表示125の左上部に表示される。このマーク128は、例えば、お菓子のクッキーの画像に×印が付されたマークで構成される。また、設定メニュー127により、Cookieが不揮発性記憶領域102aに記憶されるように設定されているときには、Cookieが不揮発性記憶領域102aに記憶される設定であることを示す表示であるマーク129がブックマーク表示125の左上部に表示される。このマーク129は、例えば、お菓子のクッキーの画像が表示されたマークで構成される。キャッシュデータ及び入力履歴データについても、上述したCookieと同様にマークを表示させることができる。
次に、本実施の形態のウェブブラウザ制御装置10によるウェブブラウザ制御方法について説明する。図6は、実施の形態1のウェブブラウザ制御装置によるウェブブラウザ制御方法の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザが入力部112を操作することによって、ウェブブラウザ制御部101は、ウェブブラウザを起動させる(S101)。ウェブブラウザの起動時に、ウェブブラウザ制御部101は、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報(Cookie、キャッシュデータ及び入力履歴データ)を不揮発性記憶領域102aから削除する処理を行う(S102)。
図7は、図6における履歴情報の削除処理の流れを具体的に示すフローチャートである。図7に示すように、ブラウザコア部106は、ウェブブラウザの起動時に、処理部107に対して、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を削除するように指示する(S201)。処理部107は、ブラウザコア部106からの指示に基づいて、ブックマークに登録された全てのウェブページのドメイン及びパス並びに全てのウェブページの履歴情報のドメイン及びパスを不揮発性記憶領域102aから取得する(S202)。その後、処理部107は、ドメイン判定部108に対してドメイン及びパスの判定を指示する(S203)。
ドメイン判定部108は、処理部107からの指示に基づいて、Cookie、キャッシュデータ及び入力履歴データの各々について、ドメイン及びパスの判定を行う。まず、ドメイン判定部108は、ウェブページのCookieのドメイン及びパスが、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを包含するか否かを判定する。このドメイン判定部108による判定は、上述したようにして行われる。ドメイン判定部108により包含すると判定された場合には(S204でYES)、処理部107は、Cookieを不揮発性記憶領域102aに保持させる(S205)。ドメイン判定部108により包含しないと判定された場合には(S204でNO)、処理部107は、Cookieを不揮発性記憶領域102aから削除する(S206)。このようにして、不揮発性記憶領域102aに記憶されている全てのCookieに対して、上述したのと同様の処理が行われる。
なお、不揮発性記憶領域102aに記憶されている全てのキャッシュデータ及び入力履歴データについても、上述したS204〜S206と同様の処理が行われる。
処理部107により取得された全ての履歴情報についてドメイン及びパスの判定が行われることによって、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が不揮発性記憶領域102aから削除される。これにより、不揮発性記憶領域102aには、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報のみが保持される。
処理部107により取得された全ての履歴情報についてドメイン及びパスの判定が行われた後に(S207でYES)、ブラウザコア部106は、表示制御部103に対して、ブックマーク一覧画面を表示するように指示する。表示制御部103は、ブラウザコア部106からの指示に基づいて、ウェブページのブックマーク情報を不揮発性記憶領域102aから取得する。そして、表示制御部103は、取得したウェブページのブックマーク情報に基づいて、表示部111にブックマーク一覧画面を表示させる(S103)。
ユーザが入力部112を操作することにより、ブックマーク一覧画面で閲覧したいウェブページのブックマーク表示125をフォーカス表示させる。この状態で、ユーザがさらに入力部112を操作することにより、フォーカス表示されたブックマーク表示125に対応するウェブページが表示部111に表示され、ブラウジングが開始される(S104)。
ブラウジング中に、ウェブサーバ12からウェブブラウザ制御部101にCookieが送信された場合には(S105でYES)、処理部107は、Cookieを不揮発性記憶領域102aに記憶させる(S106)。
また、ブラウジング中に、ユーザが入力部112を操作してウェブページ内の入力エリアに文字列を入力した場合には(S107でYES)、処理部107は、入力履歴データを不揮発性記憶領域102aに記憶させる(S108)。このとき、入力履歴データは、ユーザが入力を行ったウェブページのURLとともに記憶される。
さらに、ブラウジング中に、ユーザが入力部112を操作してウェブページを遷移させた場合には(S109でYES)、新たなウェブページのキャッシュデータが不揮発性記憶領域102aに記憶される(S110)。
このように、ブラウジング中にCookie等が不揮発性記憶領域102aに記憶されるので、セッション管理にCookieを使用するウェブページを閲覧する場合であっても、Cookieを利用したブラウジングを行うことができる。
なお、ブックマークに登録されていないウェブページを閲覧したいときには、ロケーションバー123に閲覧したいウェブページのURLを入力すればよい。この場合にも、上述したS105〜S110と同様の処理が行われる。
ユーザがブラウジングを終了するときには(S111でYES)、ユーザが入力部112を操作することにより、ウェブブラウザ制御部101はウェブブラウザを終了する(S112)。なお、ウェブブラウザの終了後に、ウェブブラウザを再度起動させた場合には、上述と同様にして、履歴情報の削除処理が行われる。
本実施の形態のウェブブラウザ制御装置10では、次のような効果を得ることができる。ブックマークに登録されたウェブページは、テレビジョン受像機11を使用する複数のユーザによって見られる可能性がある。そのため、ユーザは、一般に、他のユーザに閲覧していることが知られたくないウェブページをブックマークに登録しない傾向にある。従って、ウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が不揮発性記憶領域102aから削除されることにより、プライバシーを十分に保護することができる。ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報は不揮発性記憶領域102aに保持されるので、ユーザが切り替わった場合であっても、例えばウェブページのカスタマイズ情報等を引き継ぐことができ、ウェブブラウザを閲覧する際の利便性を高めることができる。
また、ウェブブラウザの起動時にブックマーク一覧画面が表示部111に表示されるので、ユーザは、テレビジョン受像機11を利用する他のユーザにもブックマーク一覧画面が表示されることを容易に認識することができる。さらに、ユーザは、自分が頻繁に閲覧するウェブページをブックマークに登録する傾向にある。そのため、ウェブブラウザの起動時にブックマーク一覧画面を表示部111に表示させることにより、ユーザは、ブックマークに登録されたウェブページを容易に閲覧することができる。
なお、本実施の形態では、ウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が不揮発性記憶領域102aから削除されるように構成したが、このような構成に代えて、ウェブブラウザの終了時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が不揮発性記憶領域102aから削除されるように構成することもできる。このように構成した場合であっても、上述と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、ウェブページの履歴情報は、Cookie、キャッシュデータ及び入力履歴データで構成したが、これらに加えて、ウェブページ閲覧履歴データ及びウェブページ関連情報データを含むように構成することもできる。ウェブページ閲覧履歴データは、閲覧されたウェブページのURL及び閲覧年月日に関するデータである。ウェブページ関連情報データは、閲覧されたウェブページの画面イメージ又はrefererに関するデータである。ウェブページ関連情報データは、そのウェブページ関連情報データが取得されたときのウェブページのURLとともに、不揮発性記憶領域102aに記憶される。なお、ウェブページの履歴情報は、Cookie、キャッシュデータ、入力履歴データ、ページ閲覧履歴データ及びページ関連情報データのうち少なくとも1つを含むように構成することができる。
また、本実施の形態では、記憶部102は不揮発性記憶領域102aを有するように構成したが、ウェブブラウザ制御装置10が連続的に通電される機器である場合には、記憶部102は不揮発性記憶領域102aに代えて揮発性記憶領域を有するように構成することもできる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係るウェブブラウザ制御装置のウェブブラウザ制御部の構成を示すブロック図である。図8に示すように、ウェブブラウザ制御装置20の記憶部202は、第1の記憶領域としての不揮発性記憶領域202aと、第2の記憶領域としての揮発性記憶領域202bと、を有している。不揮発性記憶領域202aは、例えば不揮発性メモリ等で構成されている。揮発性記憶領域202bは、例えば揮発性メモリ等で構成されている。
ウェブブラウザ制御部201の処理部207は、ブラウザコア部206からの指示に基づいて、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパス並びにウェブページの履歴情報のドメイン及びパスを不揮発性記憶領域202aから取得することにより、ドメイン判定部208に対してドメイン及びパスの判定を指示する。また、処理部207は、ドメイン判定部208からの判定結果に基づいて、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を不揮発性記憶領域202aに記憶させ、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を揮発性記憶領域202bに記憶させる。
次に、本実施の形態のウェブブラウザ制御装置20によるウェブブラウザ制御方法の流れを説明する。図9は、実施の形態2のウェブブラウザ制御装置によるウェブブラウザ制御方法の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザが入力部(図示せず)を操作することによって、ウェブブラウザ制御部201は、ウェブブラウザを起動させる(S301)。ウェブブラウザの起動時に、ブラウザコア部206は、表示制御部203に対して、ブックマーク一覧画面を表示するように指示する。表示制御部203は、ブラウザコア部206からの指示に基づいて、ウェブページのブックマーク情報を不揮発性記憶領域202aから取得し、表示部(図示せず)にブックマーク一覧画面を表示させる(S302)。ユーザがブックマーク一覧画面を操作することにより、ウェブページが表示部に表示され、ブラウジングが開始される(S303)。
ブラウジング中に、ウェブサーバ(図示せず)からウェブブラウザ制御部201にCookieが送信された場合には(S304でYES)、処理部207は、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を不揮発性記憶領域202aに記憶させ、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を揮発性記憶領域202bに記憶させる処理を行う(S305)。
図10は、図9における履歴情報の保存処理の流れを具体的に示すフローチャートである。図10に示すように、ブラウザコア部206は、処理部207に対して、ウェブサーバから送信されたCookieを保存するように指示する(S401)。処理部207は、ブラウザコア部206からの指示に基づいて、ブックマークに登録された全てのウェブページのドメイン及びパスを不揮発性記憶領域202aから取得する(S402)。その後、処理部207は、ドメイン判定部208に対してドメイン及びパスの判定を指示する(S403)。
ドメイン判定部208は、処理部207からの指示に基づいて、ウェブサーバから送信されたCookieのドメイン及びパスが、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを包含するか否かを判定する。このドメイン判定部208による判定は、実施の形態1で説明したようにして行われる。ドメイン判定部208により包含すると判定された場合には(S404でYES)、処理部207は、Cookieを不揮発性記憶領域202aに記憶させる(S405)。ドメイン判定部208により包含しないと判定された場合には(S404でNO)、処理部207は、Cookieを揮発性記憶領域202bに記憶させる(S406)。このようにして、Cookieの保存処理が終了する。
その後、ブラウジング中に、ユーザが入力部を操作してウェブページ内の入力エリアに文字列を入力した場合には(S306でYES)、処理部207は、ブックマークに登録されたウェブページで入力された入力履歴データを不揮発性記憶領域202aに記憶させ、ブックマークに登録されていないウェブページで入力された入力履歴データを揮発性記憶領域202bに記憶させる処理を行う(S307)。この入力履歴データの保存処理は、上述したCookieの保存処理と同様にして行われるので、その説明を省略する。
その後、ブラウジング中に、ユーザが入力部を操作してウェブページを遷移させた場合には(S308でYES)、処理部207は、ブックマークに登録されたウェブページのキャッシュデータを不揮発性記憶領域202aに記憶させ、ブックマークに登録されていないウェブページのキャッシュデータを揮発性記憶領域202bに記憶させる処理を行う(S309)。このキャッシュデータの保存処理は、上述したCookieの保存処理と同様にして行われるので、その説明を省略する。
このようにして、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報は不揮発性記憶領域202aに記憶され、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報は揮発性記憶領域202bに記憶される。
ユーザがブラウジングを終了するときには(S310でYES)、ユーザが入力部を操作することにより、ウェブブラウザ制御部201はウェブブラウザを終了する(S311)。ウェブブラウザの終了時に、処理部207は、揮発性記憶領域202bに記憶されているウェブページの履歴情報を全て削除する(S312)。
なお、本実施の形態では、ウェブブラウザの終了時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が揮発性記憶領域202bから削除されるように構成したが、このような構成に代えて、ウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が揮発性記憶領域202bから削除されるように構成することもできる。この場合において、ウェブブラウザの終了後に、ウェブブラウザ制御装置20の通電が遮断された際には、揮発性記憶領域202bに記憶されたウェブページの履歴情報は消去される。
また、本実施の形態では、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を不揮発性記憶領域202aに記憶するように構成したが、不揮発性記憶領域202a及び揮発性記憶領域202bの双方に記憶するように構成することもできる。これにより、ブックマークに登録されたウェブページの表示速度を高めることができる。
また、本実施の形態では、記憶部202は不揮発性記憶領域202aを有するように構成したが、ウェブブラウザ制御装置20が連続的に通電される機器である場合には、記憶部202は不揮発性記憶領域202aに代えて揮発性記憶領域を有するように構成することもできる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の実施の形態3に係るウェブブラウザ制御装置のウェブブラウザ制御部の構成を示すブロック図である。図11に示すように、ウェブブラウザ制御装置30の記憶部302は、第1の記憶領域としての不揮発性記憶領域302aと、第2の記憶領域としての揮発性記憶領域302bと、を有している。
ウェブブラウザ制御部301の処理部307は、ブラウザコア部306からの指示に基づいて、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを不揮発性記憶領域202aから取得することにより、ドメイン判定部308に対してドメイン及びパスの判定を指示する。また、処理部307は、ドメイン判定部308からの判定結果に基づいて、不揮発性記憶領域202aに記憶されたウェブページの履歴情報のうち、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報を使用(送信を含む)させ、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を使用(送信を含む)させない。
次に、本実施の形態のウェブブラウザ制御装置30によるウェブブラウザ制御方法の流れを説明する。図12は、実施の形態3のウェブブラウザ制御装置によるウェブブラウザ制御方法の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ユーザが入力部(図示せず)を操作することによって、ウェブブラウザ制御部301は、ウェブブラウザを起動させる(S501)。ウェブブラウザの起動時に、ブラウザコア部306は、表示制御部303に対して、ブックマーク一覧画面を表示するように指示する。表示制御部303は、ブラウザコア部306からの指示に基づいて、ウェブページのブックマーク情報を不揮発性記憶領域302aから取得し、表示部(図示せず)にブックマーク一覧画面を表示させる(S502)。ユーザがブックマーク一覧画面を操作することにより、ウェブページが表示部に表示され、ブラウジングが開始される(S503)。
ブラウジング中において、処理部307は、Cookie、キャッシュデータ及び入力履歴データを不揮発性記憶領域302a及び揮発性記憶領域302bの双方に記憶させる(S504)。
ウェブブラウザ制御部301からウェブサーバ(図示せず)にCookieを送信する場合には(S505でYES)、処理部307は、不揮発性記憶領域202aに記憶されたウェブページの履歴情報のうち、ブックマークに登録されたウェブページのCookieを送信させ、ブックマークに登録されていないウェブページのCookieを送信させない処理を行う(S506)。
図13は、図12におけるCookieの送信処理の流れを具体的に示すフローチャートである。図13に示すように、ブラウザコア部306は、処理部307に対して、ウェブサーバにCookieを送信するように指示する(S601)。処理部307は、ブラウザコア部306からの指示に基づいて、該当するドメイン及びパスを有するCookieが揮発性記憶領域302bに存在するかを検索する。該当するドメイン及びパスを有するCookieが揮発性記憶領域302bに存在する場合には(S602でYES)、処理部307は、揮発性記憶領域302bからCookieを取得してウェブサーバに送信する(S603)。
該当するドメイン及びパスを有するCookieが揮発性記憶領域302bに存在しない場合には(S602でNO)、処理部307は、ブックマークに登録された全てのウェブページのドメイン及びパスを不揮発性記憶領域302aから取得する(S604)。その後、処理部307は、ドメイン判定部308に対してドメイン及びパスの判定を指示する(S605)。
ドメイン判定部308は、処理部307からの指示に基づいて、送信指示されたCookieのドメイン及びパスが、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びパスを包含するか否かを判定する。このドメイン判定部308による判定は、実施の形態1で説明したようにして行われる。ドメイン判定部308により包含すると判定された場合には(S606でYES)、処理部307は、該当するCookieが不揮発性記憶領域302aに存在するかを検索する。
該当するCookieが不揮発性記憶領域302aに存在する場合には(S607でYES)、処理部307は、不揮発性記憶領域302aからCookieを取得してウェブサーバに送信する(S608)。該当するCookieが不揮発性記憶領域302aに存在しない場合には(S607でNO)、処理部307は、Cookieを送信することなく処理を終了する。
また、ドメイン判定部308により包含しないと判定された場合には(S606でNO)、処理部307は、Cookieを送信することなく処理を終了する。このようにして、Cookieの送信処理が終了する。
その後、ブラウジング中に、ユーザが入力部を操作してウェブページ内の入力エリアに文字列を入力した場合には(S507でYES)、処理部307は、不揮発性記憶領域302aに記憶されたウェブページの入力履歴データのうち、ブックマークに登録されたウェブページの入力履歴データを使用させ、ブックマークに登録されていないウェブページの入力履歴データを使用させない処理を行う(S508)。この入力履歴データの使用処理は、上述したCookieの送信処理と同様にして行われるので、その説明を省略する。
その後、ブラウジング中に、ユーザが入力部を操作してウェブページを遷移させた場合には(S509でYES)、処理部307は、不揮発性記憶領域302aに記憶されたウェブページのキャッシュデータのうち、ブックマークに登録されたウェブページのキャッシュデータを使用させ、ブックマークに登録されていないウェブページのキャッシュデータを使用させない処理を行う(S510)。このキャッシュデータの使用処理は、上述したCookieの送信処理と同様にして行われるので、その説明を省略する。
このようにして、不揮発性記憶領域302aに記憶されている履歴情報のうち、ブックマークに登録されたウェブページの履歴情報は使用され、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報は使用されない。
ユーザがブラウジングを終了するときには(S511でYES)、ユーザが入力部を操作することにより、ウェブブラウザ制御部301はウェブブラウザを終了する(S512)。ウェブブラウザの終了時に、処理部307は、揮発性記憶領域302bに記憶されているウェブページの履歴情報を全て削除する(S513)。
なお、本実施の形態では、ウェブブラウザの終了時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が揮発性記憶領域302bから削除されるように構成したが、このような構成に代えて、ウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報が揮発性記憶領域302bから削除されるように構成することもできる。この場合において、ウェブブラウザの終了後に、ウェブブラウザ制御装置30の通電が遮断された際には、揮発性記憶領域302bに記憶されたウェブページの履歴情報は自動的に削除される。
また、本実施の形態では、記憶部302は不揮発性記憶領域302aを有するように構成したが、ウェブブラウザ制御装置30が連続的に通電される機器である場合には、記憶部302は不揮発性記憶領域302aに代えて揮発性記憶領域を有するように構成することもできる。
(実施の形態4)
図14は、本発明の実施の形態4に係るテレビジョン受像機の外観を示す斜視図である。図15は、図14のテレビジョン受像機の機能的構成を示すブロック図である。
図14及び図15に示すように、テレビジョン受像機41は、ウェブブラウザ制御部401、記憶部402、表示制御部403、ネットワーク接続部404、表示部405及び入力部406を備えている。
ウェブブラウザ制御部401、記憶部402、表示制御部403及びネットワーク接続部404はそれぞれ、上記実施の形態1におけるウェブブラウザ制御装置10のウェブブラウザ制御部101、記憶部102、表示制御部103及びネットワーク接続部104と同様である。表示部405及び入力部406はそれぞれ、例えば、上記実施の形態1におけるテレビジョン受像機11の表示部111及び入力部112と同様である。
テレビジョン受像機41は、さらに、放送信号を受信することにより映像信号を取得するチューナ部(図示せず)を備えている。表示部405には、チューナ部により取得された映像信号が表示される。
従って、本実施の形態のテレビジョン受像機41では、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、ウェブブラウザ制御部401、記憶部402、表示制御部403及びネットワーク接続部404はそれぞれ、上記実施の形態2におけるウェブブラウザ制御装置20の各構成要素又は上記実施の形態3におけるウェブブラウザ制御装置30の各構成要素と同様に構成することも可能である。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。ここで、上記各実施の形態の画像復号化装置などを実現するソフトウェアは、次のようなプログラムである。
すなわち、このプログラムは、ウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面を表示部に表示させるステップと、ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示部に表示されたウェブページの履歴情報を記憶部に記憶させるステップと、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するステップと、をコンピュータに実行させる。
以上、本発明の一つ又は複数の態様に係るウェブブラウザ制御装置、ウェブブラウザ制御方法及びテレビジョン受像機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思い付く各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つ又は複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
上記実施の形態では、ウェブブラウザの起動時にブックマーク一覧画面が表示部に表示されるように構成したが、ユーザがブラウジングを開始する前に、ブックマーク一覧画面を表示部に表示させればよい。例えば、ウェブブラウザの起動後に広告等を表示部に表示させ、その後にブックマーク一覧画面を表示部に表示させ、さらにその後にユーザによるブラウジングを開始するように構成することもできる。従って、「ブラウジングの起動時」には、ブラウジングを起動させてからユーザがブラウジングを開始する前の状態を含む。
また、上記実施の形態では、ドメイン判定部は、ドメインの包含及びパスの包含を判定するように構成したが、ドメイン判定部は、ドメインの包含のみを判定するように構成することもできる。
また、上記実施の形態では、ウェブページの履歴情報をウェブブラウザ制御装置又はテレビジョン受像機の内部の記憶領域に保存するように構成したが、ネットワーク対応のストレージやメモリーカード等を用いて、ウェブページの履歴情報をウェブブラウザ制御装置又はテレビジョン受像機の外部の記憶領域に保存するように構成することもできる。或いは、ウェブページの履歴情報をインターネット上のウェブサーバの記憶領域に保存するように構成することもできる。
また、上記実施の形態では、ウェブブラウザ制御装置をテレビジョン受像機に接続する場合について説明したが、例えばウェブブラウザ制御装置をタブレット型情報端末又はテーブル型情報端末等に接続することもできる。或いは、ウェブブラウザ制御装置をタブレット型情報端末又はテーブル型情報端末等に内蔵することもできる。
また、上記実施の形態では、ブックマーク一覧画面で削除メニュー及び設定メニューが表示されるように構成したが、設定メニューを省略するとともに、削除メニューを「ブックマークを削除」のメニューのみで構成することもできる。或いは、削除メニューを「ブックマークを削除」、「Cookieを削除」及び「キャッシュを削除」のメニューで構成することもできる。
また、上記実施の形態では、ブックマーク一覧画面で削除メニュー及び設定メニューが表示されるように構成したが、設定メニューを省略し、削除メニューのみが表示されるように構成することもできる。
また、上記実施の形態では、入力履歴データは、入力部としてのリモートコントローラで入力されたデータで構成したが、これに限られず、例えば入力部としてのキーボードで入力されたデータ又は入力部としてのマイクロホンで入力された音声データで構成することもできる。
また、上記実施の形態では、ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びサブドメインの履歴情報以外の履歴情報を記憶部から削除するように構成したが、例えば次のように構成することもできる。即ち、ウェブブラウザ制御部は、ドメイン判定部の文字列比較において、後方一致検索に代えて完全一致検索を用いることにより、ブックマークに登録されたウェブページのドメインの履歴情報以外の履歴情報を記憶部から削除するように構成することもできる。また、ドメイン判定部においてディレクトリを判定する場合に、ウェブブラウザ制御部は、ドメイン判定部の文字列比較において、前方一致検索に代えて完全一致検索を用いるように構成することもできる。
本発明は、ウェブページを閲覧する際の利便性を高めながら、プライバシーの保護を図ることができるウェブブラウザ制御装置、ウェブブラウザ制御方法及びテレビジョン受像機として利用することができる。
10,20,30 ウェブブラウザ制御装置
11,41 テレビジョン受像機
12 ウェブサーバ
101,201,301,401 ウェブブラウザ制御部
102,202,302,402 記憶部
102a,202a,302a 不揮発性記憶領域
103,203,303,403 表示制御部
104,404 ネットワーク接続部
106,206,306 ブラウザコア部
107,207,307 処理部
108,208,308 ドメイン判定部
111,405 表示部
112,406 入力部
121 表示エリア
122 表示バー
123 ロケーションバー
124 検索バー
125 ブックマーク表示
126 削除メニュー
127 設定メニュー
128,129 マーク
202b,302b 揮発性記憶領域

Claims (9)

  1. ウェブページとブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面とを表示させる表示制御部と、
    前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報及びブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報を記憶する記憶部と、
    ウェブブラウザの起動時に、前記記憶部に記憶されたブックマーク情報に基づいて前記ブックマーク一覧画面を表示させるように前記表示制御部に指示し、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するウェブブラウザ制御部と、を備え
    前記記憶部は、第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有し、
    前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報が記憶され、
    前記ウェブブラウザ制御部は、
    ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報を前記第1の記憶領域及び前記第2の記憶領域にそれぞれ記憶させ、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除し、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在する場合には、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用し、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在する場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用すると判定し、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在しない場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用しないと判定する
    ウェブブラウザ制御装置。
  2. 前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインが記憶され、
    前記ウェブブラウザ制御部は、
    ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合において、使用すべきウェブページの履歴情報に関するドメインが、ブックマークに登録されたウェブページのURLのドメインを包含するか否かを判定するドメイン判定部と、
    前記ドメイン判定部により包含すると判定された場合には、前記第1の記憶領域に記憶された履歴情報を使用し、前記ドメイン判定部により包含しないと判定された場合には、前記第1の記憶領域に記憶された履歴情報を使用せず、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除する処理部と、を有する
    請求項に記載のウェブブラウザ制御装置。
  3. 前記第1の記憶領域は不揮発性記憶領域であり、前記第2の記憶領域は揮発性記憶領域である
    請求項又はに記載のウェブブラウザ制御装置。
  4. 前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びサブドメインの履歴情報以外の履歴情報を前記記憶部から削除する
    請求項1に記載のウェブブラウザ制御装置。
  5. 前記ウェブブラウザ制御部は、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページのドメイン及びサブディレクトリの履歴情報以外の履歴情報を前記記憶部から削除する
    請求項1に記載のウェブブラウザ制御装置。
  6. 前記ウェブブラウザ制御部は、特定のウェブページのブックマーク情報が前記記憶部から削除された際に、前記特定のウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除する
    請求項1に記載のウェブブラウザ制御装置。
  7. 前記記憶部に記憶されるウェブページの履歴情報は、Cookie、キャッシュデータ、入力履歴データ、ページ閲覧履歴データ及びページ関連情報データのうち少なくとも1つを含む
    請求項1に記載のウェブブラウザ制御装置。
  8. ウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面を表示部に表示させるステップと、
    ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示部に表示されたウェブページの履歴情報を記憶部に記憶させるステップと、
    ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するステップと、を含み、
    前記記憶部は、第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有し、
    前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報が記憶され、
    前記削除するステップは、さらに、
    ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示部に表示されたウェブページの履歴情報を前記第1の記憶領域及び前記第2の記憶領域にそれぞれ記憶させ、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除するステップと、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在する場合には、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用するステップと、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在する場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用すると判定するステップと、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在しない場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用しないと判定するステップと、を含む
    ウェブブラウザ制御方法。
  9. 表示部と、
    ウェブページとブックマークに登録されたウェブページの一覧を示すブックマーク一覧画面とを前記表示部に表示させる表示制御部と、
    前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報及びブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報を記憶する記憶部と、
    ウェブブラウザの起動時に、前記記憶部に記憶されたブックマーク情報に基づいて前記ブックマーク一覧画面を表示させるように前記表示制御部に指示し、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、ブックマークに登録されていないウェブページの履歴情報を前記記憶部から削除するウェブブラウザ制御部と、を備え
    前記記憶部は、第1の記憶領域及び第2の記憶領域を有し、
    前記第1の記憶領域には、ブックマークに登録されたウェブページのブックマーク情報が記憶され、
    前記ウェブブラウザ制御部は、
    ウェブブラウザの起動時から終了時までの間に、前記表示制御部により表示されたウェブページの履歴情報を前記第1の記憶領域及び前記第2の記憶領域にそれぞれ記憶させ、ウェブブラウザの終了時又はウェブブラウザの起動時に、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を削除し、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在する場合には、前記第2の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用し、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在する場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用すると判定し、
    使用すべきウェブページの履歴情報が前記第2の記憶領域に存在しない場合であって、前記第1の記憶領域に記憶されたブックマーク情報が存在しない場合には、前記第1の記憶領域に記憶されたウェブページの履歴情報を使用しないと判定する
    テレビジョン受像機。
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