JP5828012B2 - 分散液の安定性評価方法 - Google Patents
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Description
本実施形態の分散液の解析方法は、分散液から調製される試料液を用いて解析する。図1(a)及び図2(a)に示されるように分散液11は、液状の分散媒12に液状又は固体状の分散質13が分散されて構成される。図1(b)及び図2(b)に示される試料液14は、分散質13の凝集体15を分散媒12中で形成させることで調製される。
分散液11の形態としては、エマルション(乳濁液、乳化液又は乳液)及びサスペンション(懸濁液)に分類される。エマルションは、液状の分散媒12中に液状の分散質13が微小な液滴粒子として分散している分散系である。エマルションとしては、例えばO/W型エマルション、W/O型エマルション、O/W/O型エマルション、W/O/W型エマルション等が挙げられる。こうしたエマルションは、一般に乳化剤を含有させることにより形成される。
図1(b)及び図2(b)に示されるように、試料液14の分散媒12中には、凝集(agglomeration)した分散質13である凝集体15が存在する。この凝集体15は分散段階において再分散可能な凝集体15であって、凝集体15の状態としては凝集(agglomeration)した状態及び軟凝集(flocculation)した状態が挙げられる。なお、試料液14中には、分散質13の粒子が凝結(aggregation)した凝結体、及び凝固(coagulation)した凝固体の少なくとも一方を含んでいてもよい。
分散段階では、図1(c)及び図2(c)に示されるように試料液14中において凝集体15を形成する分散質13が分散される。これにより、高濃度領域14aにおける分散質13の濃度が低下するとともに低濃度領域14bにおける分散質13の濃度が高まる。
計測段階では、分散段階によって分散した分散質13の量が計測される。例えば、分散質13の種類が同一であり、且つ、分散状態の異なる複数種の分散液11を用いて、同じ条件で調製した複数種の試料液14では、凝集体15の凝集力が異なっていると推測される。このような凝集力の差異は、複数種の試料液14について、分散段階及び計測段階の条件を同じ条件として計測値を取得することで確認できるようになる。すなわち、各計測値は各試料液14で形成された凝集体15について凝集の度合いを表す定量的な指標となる。
本実施形態の安定性評価方法は、上記計測段階の計測値に基づいて分散液11の安定性が評価される。例えば複数の分散液11についての安定性を比較する評価の場合には、各分散液11の計測値を比較することにより、各分散液11の安定性の優劣を定量的に評価することができる。また例えば、分散液11の安定性について合否を決定づける評価の場合には、合格基準となる分散液11の計測値を基準値とし、その基準値と評価対象の分散液11の計測値とを比較するようにしてもよい。このような安定性の評価は、粒子間の凝集力に基づいて評価されると考えられる。そして、計測値による定量的な評価であるため、例えば製品の品質基準を決定づける評価方法として有効である。
分散液11の解析装置は、上記試料液14を用いて分散液11を解析する装置である。この解析装置は、上記解析方法を実施する。すなわち、解析装置は、凝集体15を形成する分散質13が分散媒12中に分散される分散手段と、分散手段によって分散した分散質13の量が計測される計測手段とを備えている。本実施形態の解析装置は、図3に示すように、試料液14の外部から音波を伝播させるスピーカ21と、試料液14の低濃度領域14bにおける吸光度を測定する分光光度計22と、それらスピーカ21及び分光光度計22を制御するコンピュータ23とを備えている。スピーカ21はコンピュータ23とともに分散手段を構成している。分光光度計22はコンピュータ23とともに計測手段を構成している。コンピュータ23には、制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM等)等が内蔵されている。このコンピュータ23にはスピーカ21及び分光光度計22が電気的に接続されている。
分散液11の安定性評価装置は、上記試料液14を用いて分散液11の安定性を評価する装置である。この安定性評価装置は、上記安定性評価方法を実施する。すなわち、安定性評価装置は、凝集体15を形成する分散質13が分散媒12中に分散される分散手段と、分散手段によって分散した分散質13の量が計測される計測手段とを備えている。この計測手段の計測値に基づいて分散液11の安定性が評価される。安定性評価装置については、上記解析装置と異なる点を中心に説明する。
<乳化液A1〜A3の調製>
0.5質量%の牛血清アルブミン(BSA)と2.5質量%のトウモロコシ油とを、pH7.0に調整した200mMリン酸緩衝液に混合した後、ホモジナイザーで均質化処理を行なうことにより、予備乳化液を調製した。
サンプルチューブに封入されている乳化液A1〜A3を20℃、140000×g、20分間の条件で遠心分離することで試料液A1〜A3を調製した。なお、各試料液に含まれる油滴は、浮上するとともに液面付近で凝集した状態であった。
サンプルチューブに封入されている各試料液に100Hzの振動を、1時間の条件で印加することで、油滴を分散媒に再分散させた。振動の印加には、スピーカ(フォスター電機株式会社製、GY−1)による正弦波の音波を用いた。
分散後の各試料液をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により2倍希釈を行った。次いで、それら希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。なお、分散により増加する白色の濁度を測定するため、波長600nmを選択している。また、上記分散を行う前の試料液の吸光度についても別途測定した。次に、分散を行う前後の吸光度差(ΔAbs)を算出した。なお、吸光度差(ΔAbs)の結果は、上記乳化液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表1及び図4(a)に示す。
<乳化液A4及びA5の調製>
乳化液A4は、実施例1の乳化液A1と同様に調製したものである。乳化液A5は、実施例1の乳化液A3と同様に調製したものである。
試料液A4は、乳化液A4から実施例1と同様に調製したものである。乳化液A5は、乳化液A5から実施例1と同様に調製したものである。
サンプルチューブに封入されている各試料液に対して100Hzの振動を、20分間の条件で印加することで、油滴を分散媒に再分散させた。振動の印加には、スピーカ(フォスター電機株式会社製、GY−1)による正弦波の音波を用いた。
分散後の試料液A4及びA5をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により2倍希釈を行った。次いで、それら希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。また、上記分散を行う前の試料液の吸光度についても別途測定した。なお、吸光度の結果は、上記乳化液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表2及び図4(b)に示す。
実施例2−2においては、油滴の分散の条件を20分から40分に変更した以外は、実施例2−1と同様にして分散量を計測した。その結果を表2及び図4(b)に示す。
実施例2−3においては、油滴の分散の条件を20分から60分に変更した以外は、実施例2−1と同様にして分散量を計測した。その結果を表2及び図4(b)に示す。
<乳化液A6及びA7の調製>
乳化液A6は、実施例1の乳化液A1と同様にして調製したものである。乳化液A7は、実施例1の乳化液A3と同様にして調製したものである。
試料液A6は、乳化液A6から実施例1と同様に調製したものである。試料液A7は、乳化液A7から実施例1と同様に調製したものである。
サンプルチューブに封入されている各試料液に対してボルテックスミキサーの回転振動を1分間印加し、油滴を分散媒に再分散させた。
分散後の各試料液をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により8倍希釈を行った。次いで、それら希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。また、上記分散を行う前の試料液の吸光度についても別途測定した。なお、吸光度の結果は、上記乳化液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表3及び図3に示す。
実施例3−2においては、油滴の分散の条件を1分から2分に変更した以外は、実施例3−1と同様にして分散量を計測した。その結果を表3及び図5(a)に示す。
<乳化液A8及びA9の調製>
乳化液A8は、実施例1の乳化液A1と同様にして調製したものである。乳化液A9は、実施例1の乳化液A3と同様にして調製したものである。
サンプルチューブに封入されている乳化液A8及びA9を20℃、12000×g、30分間の条件で遠心分離することで試料液A8及びA9を調製した。なお、各試料液に含まれる油滴は、浮上するとともに液面付近で凝集した状態であった。
サンプルチューブに封入されている各試料液に対してボルテックスミキサーの回転振動を1分間印加し、油滴を分散媒に再分散させた。
分散後の各試料液をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により3倍希釈を行った。次いで、それら希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。また、上記分散を行う前の試料液の吸光度についても別途測定した。なお、吸光度の結果は、上記乳化液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表4及び図5(b)に示す。
実施例4−2においては、油滴の分散の条件を1分から2分に変更した以外は、実施例4−1と同様にして分散量を計測した。その結果を表4及び図5(b)に示す。
<乳化液A10及びA11の調製>
実施例5においては、予備乳化液を実施例1と同様にして調製した。予備乳化液50mLと純水200mLとを500mL容量の遠沈管に分注した後に混合することで、乳化液A10を調製した。
遠沈管に封入されている乳化液A10及びA11を20℃、12000×g、30分間の条件で遠心分離することで試料液A10及びA11を調製した。なお、各試料液に含まれる油滴は、浮上するとともに液面付近で凝集した状態であった。
遠沈管に封入されている各試料液をスターラー(IWAKI社製、SLOWSTIRRER BS56L)を用いて1分間撹拌することで、油滴を分散媒に再分散させた。
分散後の各試料液を遠沈管からマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により3倍希釈を行った。次いで、それら希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。また、上記分散を行う前の試料液の吸光度についても別途測定した。なお、吸光度の結果は、上記乳化液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表5及び図6(a)に示す。
<懸濁液B1〜B4の調製>
粒子懸濁液240μLと純水960μLとをサンプルチューブに注入した後に混合することで、粒子を0.5質量%含有した懸濁液B1を調製した。なお、上記粒子懸濁液は、分散質として平均粒径0.5μmのポリスチレンラテックス粒子を2.5質量%含むとともに、分散媒として水を含んでいる。
サンプルチューブに封入されている懸濁液B1〜B4を20℃、1960×g、5分間の条件で遠心分離した後に、さらに20℃、7830×g、10分間の条件で遠心分離することで試料液B1〜B4を調製した。なお、各試料液に含まれる粒子は、液底部で凝集した状態であった。
サンプルチューブに封入されている各試料液に100Hzの振動を、60分間の条件で印加することで、粒子を分散媒に再分散させた。振動の印加には、スピーカ(フォスター電機株式会社製、GY−1)による正弦波の音波を用いた。
分散後の各試料液をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により4倍希釈を行った。次いで、それら希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。この吸光度と上記分散を行う前の試料液の吸光度との吸光度差(ΔAbs)を算出した。なお、吸光度差(ΔAbs)の結果は、上記懸濁液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表6及び図6(b)に示す。
<懸濁液B5及び試料液B5の調製>
懸濁液B5は、実施例6の懸濁液B1と同様に調製したものである。試料液B5は、実施例6の試料液B1と同様にして調製したものである。
サンプルチューブに封入されている試料液に100Hzの振動を、20分間の条件で印加することで、粒子を分散媒に再分散させた。振動の印加には、スピーカ(フォスター電機株式会社製、GY−1)による正弦波の音波を用いた。
分散後の試料液をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により4倍希釈を行った。次いで、その希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。また、上記分散を行う前の試料液の吸光度についても別途測定した。なお、吸光度の結果は、上記懸濁液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表7及び図7(a)に示す。
実施例7−2においては、粒子の分散の条件を20分から40分に変更した以外は、実施例7−1と同様にして分散量を計測した。その結果を表7及び図7(a)に示す。
実施例7−3においては、粒子の分散の条件を20分から60分に変更した以外は、実施例7−1と同様にして分散量を計測した。その結果を表7及び図7(a)に示す。
<懸濁液B6及び試料液B6の調製>
懸濁液B6は、実施例6の懸濁液B1と同様に調製したものである。試料液B6は、実施例6の試料液B1と同様にして調製したものである。
サンプルチューブに封入されている試料液に対してボルテックスミキサーの回転振動を1分間印加し、粒子を分散媒に再分散させた。
分散後の試料液をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により32倍希釈を行った。次いで、その希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。また、上記分散を行う前の試料液の吸光度についても別途測定した。なお、吸光度の結果は、上記懸濁液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表8及び図7(b)に示す。
実施例8−2においては、粒子の分散の条件を1分から2分に変更した以外は、実施例8−1と同様にして分散量を計測した。その結果を表8及び図7(b)に示す。
<懸濁液B7〜B9及び懸濁液B10〜B12の調製>
実施例9においては、実施例6と同じ粒子懸濁液を準備した。イオン交換水960μLと粒子懸濁液60μLとをサンプルチューブに分注した後に混合した。さらにイオン交換水を加えることにより全量を1200μLに合わせた。これにより得られた懸濁液B7の粒子濃度は、0.125質量%である。
試料液B7〜B9は、上記懸濁液B7〜B9から実施例6と同様に調製した。試料液B10〜B12は、上記懸濁液B10〜B12から実施例6と同様に調製した。なお、各試料液に含まれる粒子は、液底部で凝集した状態であった。
サンプルチューブに封入されている各試料液に対してボルテックスミキサーの回転振動を2分間印加し、粒子を分散媒に再分散させた。
分散後の各試料液をサンプルチューブからマイクロシリンジで採取した後、蒸留水により20倍希釈を行った。次いで、それら希釈液について分光光度計(日立U−2000型)により、波長600nmの吸光度を測定した。また、上記各懸濁液の吸光度、及び上記分散を行う前の各試料液の吸光度についても別途測定した。各懸濁液の吸光度については、各懸濁液を蒸留水により60倍希釈して測定し、その測定結果を3倍することで各懸濁液の20倍希釈に相当する吸光度を算出した。なお、吸光度の結果は、上記各懸濁液の調製から分散量の計測に至る一連の操作を3回実施することで、平均値を算出した結果である。その結果を表9に示す。
<乳化液C1の調製>
全脂粉乳14.0gを60℃の純水300mLに加え、ミキサーで2分間溶解して全脂粉乳の水分散液を調製した。次に、乳化剤(理研ビタミン社製、商品名:ポエムDP−95)0.25gと乳化剤(理研ビタミン社製、商品名:ポエムBS−20)0.15gを85℃の純水300mLに加え、ミキサーで3分間溶解して乳化剤液を調整した。上記水分散液と乳化剤液との両者を混合したのち、純水で1000mLに調整し、さらにホモジナイザーで均質化処理を行い、乳化液C1を調整した。乳化液C1は、食品用の殺菌処理として、121℃、30分の条件で加熱処理を行った後、室温で24時間静置した。24時間静置後も乳化液C1の乳化状態は維持されていた。
サンプルチューブに1.2mL分取した乳化液C1を、20℃、140000×g、20分間の条件で遠心分離することで試料液C1を調整した。なお、試料液C1に含まれる油滴は、浮上するとともに液面付近で凝集した状態であった。
図3に示される解析装置を用い、油滴の分散、及び分散量の計測を連続的に行った。すなわち、正弦波振動を100Hzで1時間印加して油滴の分散を行いながら、波長600nmの吸光度を連続的に測定した。その結果を図9に示す。
Claims (3)
- 液状の分散媒に液状又は固体状の分散質が分散した分散液の調製後に前記分散質の凝集体を前記分散媒中で形成してなる試料液を用いて前記分散液の安定性を評価する方法であって、
前記凝集体を形成する分散質が前記分散媒中に分散される分散段階と、
同分散段階によって分散した分散質の量が計測される計測段階とを含み、
前記計測段階は、
前記分散段階で分散した分散質の量を前記分散液中の分散質の全体量に対する比率として算出するとともに、前記比率の経時変化を計測した計測値の変化量から分散速度を算出し、
分散質の種類が同一であり、分散質の平均粒径が同じ場合を含むとともに分散質の分散状態が異なる複数種の分散液から同じ条件で調製された複数種の前記試料液について、前記分散速度により前記凝集体の凝集の度合いを定量的に示すことで、複数種の前記分散液の安定性を比較して評価することを特徴とする分散液の安定性評価方法。 - 前記分散段階が、前記試料液の外部から前記試料液に振動を伝播することにより実施されることを特徴とする請求項1に記載の分散液の安定性評価方法。
- 前記振動の波形が、正弦波であることを特徴とする請求項2に記載の分散液の安定性評価方法。
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