JP5827573B2 - バルブ - Google Patents

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本発明は、燃料タンク内の液面検知を行うバルブに関するものである。
燃料タンク、特に自動車用の燃料タンクには、その内部に液面検知用のバルブが取付けられるのが一般的である。この液面検知バルブは、側面に液面検知用窓が形成されたケーシングを有して、該ケーシングの上部空間がキャニスタに連通されると共に、その内部にはキャニスタへの連通部位を開閉するためのフロート弁が配設される。このようなバルブは、燃料タンク内の液面が液面検知用窓よりも低いときは、フロート弁が低い位置とされてケーシング内(つまり燃料タンク内)がキャニスタ(つまり大気側)と連通される。そして、給油によって燃料タンク内の液面が上昇して、燃料が液面検知用窓から流入すると、フロート弁が上昇して、燃料タンク内とキャニスタとが遮断される。燃料タンク内がキャニスタと遮断されると、燃料タンクの内圧が上昇してフュラーチューブ内の液面が上昇され、これにより給油ノズル側に満タンを早期に検知させることが可能になる。
特許文献1には、高さの異なる液面検知用窓を2種類設けると共に、この2種類の液面検知用窓に対応して2種類のフロート弁を設けて、液面検知を2段階で行うことが開示されている。
特開2003−293876号公報
ところで、上記ケーシングは、製造上等の理由により、下方が開口されたカップ状の上部ケーシングと、上方が開口された桶状の下部ケーシングとの分割構成として、この上下の分割ケーシング同士を一体化することにより構成することが行われている。このような一体化を、例えば、下部ケーシングに嵌合用窓を形成する一方、上部ケーシングに該嵌合用窓に嵌合係止される係止爪部を設けることにより行うことも考えられている。嵌合用窓に係止爪部を嵌合係止させた状態では、嵌合用窓を通して燃料が通過可能なため、嵌合用窓は液面検知用窓よりも上方位置に設けるようにしている。
一方、液面検知用窓を大きく確保することは、燃料タンク内に満タンになった際に燃料をすばやくケーシング内に導入して、フロート弁によるキャニスタとの遮断をすばやく行うという応答性確保の上で重要となる。しかしながら、液面検知用窓を大きく確保するには限度があり、なんらかの対策が望まれることになる。特に、ケーシングを上下方向に小型化するために、上部ケーシングと下部ケーシングとの嵌合係止位置を低い位置に設定しようとすると、液面検知用窓を形成する面積範囲が減少してしまうことになる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、上部ケーシングと下部ケーシングとの嵌合係止部位を十分に低い位置としつつ、液面検知の応答性をも十分満足できるようにしたバルブを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
燃料タンク内に取付けられるケーシングを備え、該ケーシング内の上部空間がキャニスタに連通されると共に、該キャニスタへの連通部位を開閉するフロート弁が該ケーシング内に配設されたバルブであって、
前記ケーシングが、カップ型の上部ケーシングと桶状の下部ケーシングとの分割構成とされ、
前記下部ケーシングには、嵌合用窓と燃料タンク内の燃料が流入される液面検知用窓とが形成され、
前記上部ケーシングの外側面には、前記嵌合用窓に嵌合係止されて該上部ケーシングと前記下部ケーシングとを一体化するための係止爪部が突出形成され、
前記上部ケーシングと前記下部ケーシングとの間には、径方向において、燃料通過用の隙間が形成され、
前記嵌合用窓の下端開口縁部と前記液面検知用窓の下端開口縁部とが同一高さに設定されて、該嵌合用窓から流入された燃料が前記隙間を通って前記下部ケーシング内に流入可能とされて、該嵌合用窓が該液面検知用窓を兼用している、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、嵌合用窓を、液面検知用窓として兼用させるようにしてあるので、液面検知用窓として十分な開口面積を確保することができて、応答性を向上させることができる。また、嵌合用窓は、その下端開口縁部が液面検知用窓の下端開口縁部と同一高さ位置まで十分に低い位置に設定できるので、ケーシング全体として上下方向に小型化することが可能になる。なお、嵌合用窓を液面検知用窓よりも下方に設定することは、満タンとなる前に燃料タンク内がキャニスタと遮断されてしまうので、採用しがいものである。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記係止爪部が、
前記下部ケーシングの内周面が当接されるリブ部と、
前記リブ部よりも径方向外方側に大きく突出されて前記嵌合用窓に嵌合係止される係止部と、
を有しているようにしてある(請求項2対応)。この場合、リブ部によって、上部ケーシングと下部ケーシングとの間に径方向の隙間を確実に確保して、液面検知用窓および嵌合用窓から流入する燃料をすみやかにケーシング内に導入して、応答性向上の上でさらに好ましいものとなる。
前記リブ部が、前記上部ケーシングの周方向に間隔をあけて複数形成され、
前記嵌合用窓から流入する燃料が、前記複数のリブ部の間を通して前記下部ケーシング内に流入可能とされている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、係止爪部を利用して、つまりリブ部の間の隙間を利用して、嵌合用窓からケーシング内への燃料の流入通路がさらに確保されることになり、応答性向上の上でさらに好ましいものとなる。
前記複数のリブ部が左右一対とされ、
前記係止部が、前記左右一対のリブ部同士を連結している、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、左右一対のリブ部の間からも燃料をケーシング内に導入しつつ、この左右一対のリブ部同士を係止部によって連結して、リブ部同士の隙間を確実に確保することができる。勿論、係止爪部としても剛性の高いものとなり、上部ケーシングと下部ケーシングとの強固な一体化という点でも好ましいものとなる。
前記上部ケーシングの周方向において、前記複数のリブ部の周方向長さが、前記嵌合用窓の周方向長さよりも小さくされている、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、嵌合用窓からケーシング内への燃料の流入通路面積を十分に確保して、応答性向上の上で極めて好ましいものである。
前記嵌合用窓と前記係止爪部とが、前記ケーシングの周方向180度対称位置に形成され、
前記180度対称位置に形成された係止爪部同士は、前記上部ケーシングからの突出方向が、前記ケーシングの中心に対して互いに180度反対方向となるようにされている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、上部ケーシングを例えば射出成形する等の際に、例えば金型を2面割りにする等の上で好ましい設定となって、成形性のよいものとする上で好ましいものとなる。
本発明によれば、上部ケーシングと下部ケーシングとの嵌合係止部位を十分に低い位置に設定してケーシング全体として上下方向寸法を小さくすることが可能となり、また液面が所定高さ位置になったことの検知応答性を十分に確保することができる。
本発明が適用されたバルブの一例を示す側面断面図。 図1に示すバルブの斜視図。 図2に示すバルブから取付フランジ部材を取外して示す上方斜視図。 図1に示すバルブの平面図。 図1に示すバルブの正面図。 図1に示すバルブの右側面図。 上部ケーシングを斜め上方から見た斜視図。 上部ケーシングの正面図 上部ケーシングを斜め下方から見た斜視図。 係止爪部の一例を示すもので、斜め上方から見た要部斜視図。 図10に示す係止爪部を斜め下方から見た斜視図。 係止爪部と嵌合用窓との嵌合係止部位を拡大して示す斜視図。 係止爪部と嵌合用窓との嵌合係止部位を拡大して示す正面図。 図13のX14−X14線相当断面図。
まず、図1を参照しつつ、本発明が適用されたバルブVの概要について説明する。図1中、Kはケーシングで、このケーシングKは、それぞれ合成樹脂により形成された上部ケーシング1と下部ケーシング10とを一体化することにより構成されている。上部ケーシング1は、下方が開口されたカップ状とされて、その上部には、図外のキャニスタに接続される接続パイプ2を有する。この接続パイプ2は、上部ケーシング1内においては下向きに開口されて、下向きの開口縁部には弁座3が形成されている。
一方、下部ケーシング10は、上方が開口された桶状とされて、上部ケーシング1よりも大径とされている。この下部ケーシング10は、上部ケーシング1のうち接続パイプ2よりも下方部分の殆どを覆っている。図2〜図6に示すように、下部ケーシング10の側面には液面検知用窓11と嵌合用窓12とが形成されている。嵌合用窓12に対応させて、上部ケーシング1には、係止爪部5が形成されている。この係止爪部5を嵌合用窓に嵌合係止することにより、上部ケーシング1と下部ケーシング10とが一体化される。
ケーシングK内には、上下動可能としてフロート弁30が収納されている。フロート弁30は、スプリング32による下方からの付勢力によって、その自重が受け止められている。すなわち、ケーシングK内に導入された燃料によってフロート弁30がすみやかに上昇するようにされている。上部ケーシング1の下側部分は、上下方向に伸びる案内筒部6とされて、この案内筒部6内にフロート弁30が嵌合されて、該フロート弁30の円滑な上下動が確保されるようになっている。なお、フロート弁30の上端部には、弁座3に離着座される弁体部材31が保持されている。
ケーシングKは、上部ケーシング1の上面に固定された取付フランジ部材40を利用して、燃料タンクに取付けられる。燃料タンクへの取付状態においては、ケーシングKが全体的に燃料タンク内に位置されて、液面検知用窓11の下端下縁部11aが、燃料タンクの満タンの液面高さ位置と一致するようにされる。なお、図1中7は、下部ケーシング10の底壁部に設けられたワンウエイバルブからなる排出弁であり、燃料タンク内の液面が低下した際に、ケーシングK内の燃料が排出弁7を通して排出される。
ケーシングK内に燃料が流入されていない状態では、図1に示すようにフロート弁30は下方位置にあって、その弁体部材31が弁座3から離間し、ケーシングK内(燃料タンク内)は接続パイプ2を介してキャニスタ(つまり大気)に連通される(燃料タンクの呼吸確保)。一方、ケーシングK内に燃料が導入されると、フロート弁30が上昇して、その弁体部材31が弁座3に着座して、燃料タンク内とキャニスタとの連通が遮断される。これにより、燃料タンク内の内圧が上昇して、フュラーチューブ内の燃料液面レベルが上昇されて、給油ノズル側での満タン検知がすみやかに行われることになる。
次に、液面検知用窓11,嵌合用窓12,係止爪部5に着目して、その詳細について説明する。まず、前述のように液面検知用窓11の下端開口縁部11aの高さは、燃料タンク内の満タン時の液面高さ位置と一致されている。嵌合用窓12の下端開口縁部12aの高さ位置が、液面検知用窓11の下端開口縁部11aの高さ位置と一致されている。つまり、嵌合用窓12は、液面検知用窓11と同様に、燃料タンク内の液面高さが満タン相当となったときに、燃料が嵌合用窓12内に流入可能な高さ位置に設定されている。
液面検知用窓11および嵌合用窓12はそれぞれ、下部ケーシング10の周方向等間隔に複数(実施形態ではそれぞれ4個づつ)形成されている。そして、液面検知用窓11と嵌合用窓12とは、下部ケーシング10の周方向において交互に位置するように形成されている。
嵌合用窓12に対応して上部ケーシング1に形成された係止爪部5も、嵌合用窓12に対応して複数(実施形態では4個)形成されている。この係止爪部5の詳細が、図10〜図14に示される。この図10〜図14において、係止爪部5は、上部ケーシング1の周方向に小間隔をあけて上下方向に伸びる左右一対のリブ部5aを有する。この左右一対のリブ部5aの上下方向中間部同士が、係止部5bによって連結されている。そして、リブ部5aの外周面側には、係止部5bの上方および下方においてそれぞれ、上下一対の当接部5cが形成されている。係止部5b、当接部5cはそれぞれ、上部ケーシング1の外周面よりも径方向外方側に突出されているが、上部ケーシング1からの突出高さは、係止部5bの方が当接部5cよりも大きくされている。
下部ケーシング10に対して上部ケーシング1を嵌合させた際、下部ケーシング1の内周面が、当接部5cと接触するようにされている。すなわち、下部ケーシング10の内径は、上部ケーシング1の外径よりも大きくされているが、下部ケーシング10の内周面が当接部5cに接触した状態で、上部ケーシング1と下部ケーシング10とは、径方向に所定の隙間が確保された状態で、ほぼがつきなく嵌合された状態とされる。この嵌合状態では、係止部5bが、嵌合用窓12内に突出されて、上部ケーシング1と下部ケーシング10とが上下方向に分離不能に結合一体化される。
なお、係止部5bを嵌合用窓12内に嵌合係止させる際には、上部ケーシング1,下部ケーシング10および係止爪部5をそれぞれ若干弾性変形させることにより行われ、嵌合用窓12に対して係止爪部5が嵌合係止された状態では、弾性復帰によって、嵌合係止状態が維持される。なお、係止爪部5全体としては、左右一対のリブ部5a同士を係止部5bで連結した構造となっているため、全体として剛性が確保されて、上部ケーシング1と下部ケーシング10との結合強度になんら問題は生じないものである。
係止爪部5における上部ケーシング1の周方向長さは、左右一対のリブ部5aの周方向長さに相当するが、その長さは、嵌合用窓12における上部ケーシング1の周方向長さよりも十分小さくされている。換言すれば、嵌合用窓12の周方向長さが、係止爪部5の周方向長さよりも十分大きくされている。これにより、嵌合用窓12は、係止爪部5が嵌合係止された状態において、係止爪部5の周囲において燃料の流入用空間が十分に確保された状態となっている。
係止部5bの下方には、左右一対のリブ部5aの間において、燃料の流通用の流通空間Sが形成される。この流通空間Sは、図12〜図14に示すように、その上部が嵌合用窓12に連通され、その下部がケーシングK内に連通される。この流通空間Sによって、嵌合用窓12を通してケーシングK内に燃料が流入させるための流通経路面積がより大きく確保されるようになっている。
以上のような構成において、燃料タンク内の液面が、液面検知用窓11の下端開口縁部11aおよび嵌合用窓12の下端開口縁部12aよりも低い位置では、フロート弁30が低い位置にあって、ケーシングK内(つまり燃料タンク内)がキャニスタに連通される。この状態から、給油によって燃料タンク内の液面が上昇して、燃料タンク内の液面高さが各窓11,12の下端開口縁部11a、12aにまで達すると、液面検知用窓11から燃料がケーシングK内に流出されると共に、嵌合用窓12からも流入される。これにより、ケーシングK内への燃料の流入がすみやかに行われて、フロート弁30がすみやかに上昇されて、ケーシングK内(燃料タンク内)がキャニスタと遮断されることになる。
嵌合用窓12からケーシングK内への燃料の流入は、係止爪部5の周囲からと、左右一対のリブ部5aの間の流通空間Sとの両方から行われるので、多量の燃料を嵌合用窓12を通してすみやかにケーシングK内に流入させることが可能になる。これにより、液面検知の応答性が十分に確保されることになり、検知応答性向上の上でも好ましいものとなる。
ここで、係止爪部5は、上部ケーシング1の周方向90度間隔で設けられている。つまり、上部ケーシング1の中心を境にして対称位置において一対の係止爪部5が形成されて、このような一対の係止爪部5が2組設けられることになる。このことは、上部ケーシング1を例えば射出生成する際に、金型を2面割りとしたり、あるいは4面割りにする等、生成を確保する上で好ましいものとなる。この成形性向上のために、図14に示すように、例えば係止部5bを含めて、上部ケーシング1の径方向外方側に向かうにつれて、徐々に先細となるように形成してある(径方向外方側に向けて先太になる部分が存在しない)。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。液面検知用窓11や嵌合用窓12の数が適宜設定できるものであり、この液面検知用窓11と嵌合用窓12との数が相違してもよいものである。係止爪部5に形成する流通空間Sは、孔形式でもよく、あるいは流通空間Sを形成しない場合であってもよい。
係止爪部5に当接部5cを設ける代わりに、上部ケーシング1の外周面と下部ケーシング10の内周面との一方に、当接部5cに相当する突起部を形成して、両ケーシング1と10との間に形成される所定の径方向隙間を確保するようにしてもよい。係止爪部5にリブ部5aを形成する場合、その数は3以上であってもよく、この場合、全てのリブ部5a同士を周方向に延びる係止部5bで連結するのが好ましい。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は液面検知用バルブとして好適である。
S:流通空間(係止爪部に形成)
1:上部ケーシング
2:接続パイプ(キャニスタへの接続用)
3:弁座
5:係止爪部
5a:リブ部
5b:係止部
5c:当接部
10:下部ケーシング
11:液面検知用窓
11a:下端開口縁部
12:嵌合用窓
12a:下端開口縁部
30:フロート弁
31:弁体部材

Claims (6)

  1. 燃料タンク内に取付けられるケーシングを備え、該ケーシング内の上部空間がキャニスタに連通されると共に、該キャニスタへの連通部位を開閉するフロート弁が該ケーシング内に配設されたバルブであって、
    前記ケーシングが、カップ型の上部ケーシングと桶状の下部ケーシングとの分割構成とされ、
    前記下部ケーシングには、嵌合用窓と燃料タンク内の燃料が流入される液面検知用窓とが形成され、
    前記上部ケーシングの外側面には、前記嵌合用窓に嵌合係止されて該上部ケーシングと前記下部ケーシングとを一体化するための係止爪部が突出形成され、
    前記上部ケーシングと前記下部ケーシングとの間には、径方向において、燃料通過用の隙間が形成され、
    前記嵌合用窓の下端開口縁部と前記液面検知用窓の下端開口縁部とが同一高さに設定されて、該嵌合用窓から流入された燃料が前記隙間を通って前記下部ケーシング内に流入可能とされて、該嵌合用窓が該液面検知用窓を兼用している、
    ことを特徴とするバルブ。
  2. 請求項1において、
    前記係止爪部が、
    前記下部ケーシングの内周面が当接されるリブ部と、
    前記リブ部よりも径方向外方側に大きく突出されて前記嵌合用窓に嵌合係止される係止部と、
    を有していることを特徴とするバルブ。
  3. 請求項2において、
    前記リブ部が、前記上部ケーシングの周方向に間隔をあけて複数形成され、
    前記嵌合用窓から流入する燃料が、前記複数のリブ部の間を通して前記下部ケーシング内に流入可能とされている、
    ことを特徴とするバルブ。
  4. 請求項3において、
    前記複数のリブ部が左右一対とされ、
    前記係止部が、前記左右一対のリブ部同士を連結している、
    ことを特徴とするバルブ。
  5. 請求項3または請求項4において、
    前記上部ケーシングの周方向において、前記複数のリブ部の周方向長さが、前記嵌合用窓の周方向長さよりも小さくされている、ことを特徴とするバルブ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
    前記嵌合用窓と前記係止爪部とが、前記ケーシングの周方向180度対称位置に形成され、
    前記180度対称位置に形成された係止爪部同士は、前記上部ケーシングからの突出方向が、前記ケーシングの中心に対して互いに180度反対方向となるようにされている、
    ことを特徴とするバルブ。
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