JP5824471B2 - 車両用運転支援装置 - Google Patents

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Description

この発明は、信号機が設置された交差点の上流地点で、車外(外部)の路側装置から前記信号機の信号情報を車両の受信部により受信し、受信した信号情報を利用して前記交差点の通行・停止を支援する車両用運転支援装置に関する。
従来から、路側ビーコンから送信される、車両の進行方向に設置されている信号機の位置及び信号機の色変化のパラメータの情報(信号情報)を受信し、該信号情報に基づき、前記車両が、次の信号機を含めた複数の信号機の青色点灯時間帯で各信号機を通過することができる速度範囲(最低速度と最高速度)を演算して表示器上に表示しドライバに知らせる路側通信受信装置及び路側通信システムが提案されている(特許文献1の[0008]、[0011]、及び図1、特許文献2の[0008]、[0012]、及び図1)。
また、光ビーコンから信号を受信したときに自車位置を補正する機能を備える車両位置検出システムが提案されている(特許文献3の[0011]、[0038]、及び[0054])。
さらに、光ビーコンの信号を受信した後に、車両位置の推定を所定時間経過の都度行い、次いで、路上装置と交信して該路上装置の位置を取得し、交信時点の直前に推定した車両位置の推定値を前記路上装置の位置に基づき更新する車両位置検出システムが提案されている(特許文献4の[0035]、[0051]、[0088]、及び[数5])。
特開平5−128399号公報 特開平5−128400号公報 特開2008−89353号公報 特開2008−196906号公報
道路の交通流の余裕度を上げるために、特許文献1、2に開示されているように、車両の直進方向に位置する次の交差点を信号機の灯色に従ってノンストップで通過できることが好ましい。
例えば、図9に「想定」と記載している欄に示すように、現在時刻tpにおいて、次の(直近の)信号機の現在の赤信号Trpが終了する時刻t1と、次の赤信号Trnが開始する時刻t2の間で、次の信号機が位置する交差点をノンストップで通過できる最大推奨速度Vmaxと最小推奨速度Vminとの間の推奨速度範囲が算出され、ドライバに報知されたものとする。
この場合、最大推奨速度Vmaxは、現在位置Ppから交差点の位置Pcまでの残距離(Pc−Pp)(これは、算出値あるいは推定値になる。)を現在の赤信号Trpが終了するまでの時間(t1−tp)で除した値{Vmax=(Pc−Pp)/(t1−tp)}として算出され、最小推奨速度Vminは、前記残距離(Pc−Pp)を次の赤信号Trnが開始するまでの時間(t2−tp)で除した値{Vmin=(Pc−Pp)/(t2−tp)}で算出される。
この場合、算出値である残距離(Pc−Pp)が正確でないと、例えば、図9に「実際」と記載している欄に示すように、算出した交差点までの残距離(Pc−Pp)より実際の残距離が短かったり長かったりした場合には、時刻t1´、時刻t2´に示すように、通過支援(推奨速度範囲)に従っても通過できない事態が発生する。
ここで、残距離の算出は、交差点の上流地点で光ビーコンから得た信号情報中の当該光ビーコンの位置から次の信号機が設置された交差点の位置までの距離から、前記信号情報を受信したときから時々刻々算出される距離を差し引くことで算出される(残距離=光ビーコン位置から次の交差点の位置までの距離−算出した走行距離)。
しかしながら、走行距離は、車速パルスに基づく車速に経過時間を乗算した「車速×経過時間」で算出されるので、当該車両の車速パルスやタイヤ径の誤差を原因として、正確に算出することができないという課題がある。
特許文献3、4では、前記走行距離を算出する際に、ジャイロセンサ等が必要な慣性航法装置を利用しているが、演算負荷が大きく且つコストも高くなり、さらに精度の向上にも限度がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、車両に搭載されている車速計に用いる車速を利用しながらも、演算負荷を少なく低コストに、車速パルスの誤差、タイヤ径のばらつき等を原因とする走行距離の算出誤差を小さくする(走行距離の算出精度を上げる)ことを可能とする車両用運転支援装置を提供することを目的とする。
この発明に係る車両用運転支援装置は、車両の進行方向に位置する第1交差点と、前記車両の進行方向上で前記第1交差点より遠方に位置する第2交差点での前記車両の通過又は停止を支援する車両用運転支援装置であって、前記第1交差点の手前に設置された第1路側装置の通過時に前記第1路側装置より、前記第1交差点に設置された信号機の灯色の遷移と各灯色の点灯時間とからなる第1交差点信号情報、前記第1路側装置から前記第1交差点までの距離、及び前記第1路側装置から前記第2交差点までの距離を受信し、前記第2交差点の手前に設置された第2路側装置の通過時に前記第2路側装置より、前記第2交差点に設置された信号機の灯色の遷移と各灯色の点灯時間とからなる第2交差点信号情報、及び前記第2路側装置から前記第2交差点までの距離を受信する受信部と、補正係数を用いて前記第1路側装置通過後の走行距離を算出する走行距離算出部と、前記受信部により受信した前記第1路側装置から前記第1交差点までの前記距離と前記走行距離算出部により算出した前記第1路側装置を通過後の前記走行距離とに基づいて、前記第1交差点までの残距離を算出する残距離算出部と、前記第1路側装置を通過後の経過時間に基づいて、前記第1交差点信号情報を更新して更新信号情報を生成する信号情報更新部と、前記更新信号情報と前記残距離とに基づいて、前記第1交差点での通過又は停止を支援する運転支援情報を生成する運転支援情報生成部と、を備え、前記走行距離算出部は、前記第1路側装置から前記第2路側装置までの走行距離を算出し、算出した前記走行距離、前記第1路側装置より受信した前記第1路側装置から前記第2交差点までの距離、及び前記第2路側装置より受信した前記第2路側装置から前記第2交差点までの距離に基づいて、前記補正係数を算出することを特徴とする。
この発明によれば、走行距離算出部は、補正係数を用いて前記第1路側装置通過後の走行距離を算出する。前記補正係数を算出する際に、前記第1路側装置より受信した前記第1路側装置から前記第2交差点までの距離、及び前記第2路側装置より受信した前記第2路側装置から前記第2交差点までの距離、及び前記第1路側装置から前記第2路側装置までの走行距離の算出値に基づき算出するようにしているので、演算負荷を少なく低コストに、車速パルスの誤差、タイヤ径のばらつき等を原因とする走行距離の算出誤差を小さくする(走行距離の算出精度を上げる)ことができる。これにより誤った通過支援又は停止支援を減らすことができる。
ここで、補正係数は、前記走行距離算出部より、前記第1路側装置より受信した前記第1路側装置から前記第2交差点までの距離と前記第2路側装置より受信した前記第2路側装置から前記第2交差点までの距離の差を算出することで前記第1路側装置から前記第2路側装置までの距離を算出し、この算出距離を前記第1路側装置から前記第2路側装置までの前記走行距離と比較することで、前記補正係数を算出すればよい。
より具体的に更新後の補正係数(αとする。)は、第1交差点の通過後に、次の第2交差点の手前に設置されている第2路側装置の設置位置で受信される当該第2路側装置から前記第2交差点までの距離(B´とする。)と、前記第1交差点よりも手前の第1路側装置の設置位置で既に受信して記憶している当該第1路側装置の設置位置から前記第2交差点までの距離(Bとする。)との差(B−B´)を求め、この差(B−B´)を前記第1路側装置の設置位置から前記第2路側装置の設置位置までの走行距離(Xqとする。)で除した値{α=(B−B´)/Xq}として算出することができる。走行距離Xqは、更新前の補正係数(αとする。)に車速(Vとする。)と算出周期(ΔTとする。)を乗算した積算値{Σ(V×ΔT×α)}として算出される。
この発明によれば、走行距離算出部が算出した走行距離を補正する補正係数を算出する際に、第1路側装置及び第2路側装置から配信される距離情報と第1路側装置から第2路側装置までの算出走行距離に基づき補正係数を算出し、それ以降は、この補正係数を用いて、走行距離を算出するようにしたので、車速パルスの誤差、タイヤ径のばらつき等を原因とする走行距離の算出誤差を小さくする(走行距離の算出精度を上げる)ことができる。結果として、交差点に対する誤った通過支援又は停止支援を減らすことができるという効果が達成される。
また、従来技術のように、ジャイロセンサ等が必要な慣性航法装置を利用する必要がないので、演算負荷が少なく装置自体の低コスト化が可能である。
この実施形態に係る車両用運転支援装置が搭載された車両が走行する道路に関するインフラが整備された車両運転システムの模式的概略構成図である。 この実施形態に係る車両用運転支援装置のブロック図である。 この実施形態に係る車両用運転支援装置の動作説明に供されるフローチャートである。 路車間通信により得られた信号情報の構成例を示す説明図である。 図5Aは、第1信号機が設置された第1交差点の手前の光ビーコン送受信機で信号情報を取得する状態を示す模式図、図5Bは、第1交差点の手前の光ビーコン送受信機の設置位置からの車両の走行距離と、第1交差点の停止位置までの残距離の説明図である。 青信号内での通過可能速度範囲の算出例に供される説明図である。 信号機を青信号で通過する際の運転支援表示例を示す説明図である。 補正係数の算出の仕方に供される説明図である。 従来技術の課題の説明図である。
以下、この発明に係る車両用運転支援装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この実施形態に係る車両用運転支援装置10が搭載された車両(自車両ともいう。)12が走行する道路14に関するインフラが整備された車両運転支援システム16の模式的な概略構成を示している。
この車両運転支援システム16は、車両12が走行する道路14上の前記車両12の直進方向の複数の交差点、ここでは、第1交差点P1及び第2交差点P2{代表して交差点Pともいう。又地点Pともいう。}に設置された第1信号機TS1及び第2信号機TS2(代表して信号機TSという。)をそれぞれ制御する信号制御機21、22を備える。
車両運転支援システム16は、また、第1交差点P1から距離A[m]及び第2交差点P2から距離B[m]手前の上流地点U1(設置地点U1、設置位置U1、光ビーコン受信地点U1、受信地点U1、受信位置U1、又は単に地点U1ともいう。)の路側に設置された第1路側装置としての光ビーコン送受信機31と、この光ビーコン送受信機31を制御する光ビーコン送受信制御機41と、第2交差点P2から距離B´[m]手前の上流地点U2(設置地点U2、設置位置U2、光ビーコン受信地点U2、受信地点U2、受信位置U2、又は単に地点U2ともいう。)の路側に設置された第2路側装置としての光ビーコン送受信機32と、この光ビーコン送受信機32を制御する光ビーコン送受信制御機42と、を備える。
車両運転支援システム16は、さらに、前記信号制御機21、22及び前記光ビーコン送受信制御機41、42との間に接続される情報中継判定装置28を備えて構成される。なお、情報中継判定装置28は、図示しない交通管制センタ等に接続されていてもよい。
各信号機TSは、この実施形態では、車両12がその交差点Pを通過することができる青色灯Lb(緑色灯等も含む。)と、第1及び第2交差点P1、P2の停止位置(停止線)SP1、SP2(代表して停止位置SPという。)で車両12が停止すること又は停止位置SPで安全に停止できないときは通過を促す黄色灯Ly(琥珀色灯、オレンジ色灯等も含む。)と、車両12に交差点Pの停止位置SPから下流側(進行方向)に進むことを禁止する赤色灯Lrと、を備える。
なお、青色灯Lbが点灯している信号機TSを青信号、黄色灯Lyが点灯している信号機TSを黄信号、赤色灯Lrが点灯している信号機TSを赤信号という。
信号制御機21、22は、その時点で確定している信号情報70(図4参照)に基づき各信号機TSの灯色の遷移と、各灯色の残秒数とを管理制御し、各信号機TSを駆動する。
なお、各灯色の残秒数は、点灯していないときには予定秒数(点灯を開始する前の残秒数)に等しく、点灯を開始すると前記予定秒数から時々刻々減少し、点灯が終了するとゼロ値になり、次にまた点灯を開始すると前記予定秒数から時々刻々減少する値を採る。
この実施形態において、灯色の点灯は、第1灯色(現在の灯色)、第2灯色(次の灯色)、第3灯色(その次の灯色)、前記第1灯色、前記第2灯色、前記第3灯色…の順でサイクリックに遷移する。また、この実施形態では、各灯色は、点灯を開始すると残秒数が予定秒数から減少し(ダウン計時され)、残秒数がゼロ値になると次の灯色が点灯するようになっている。
前記信号情報70は、正確な残秒数を計時するために、前記予定秒数に比較して極めて短い時間毎に更新されている。
情報中継判定装置28は、信号制御機21、22から前記信号情報70を受け取り、光ビーコン送受信制御機41、42に前記信号情報70を送る。
光ビーコン送受信制御機41、42によりそれぞれ第1及び第2光ビーコン送受信機31、32が駆動される。駆動された第1光ビーコン送受信機31は、第1交差点P1の上流地点である地点U1にて、通行する(走行している)車両12に対して光信号Lで前記信号情報70を送信する。また、駆動された第2光ビーコン送受信機32は、第2交差点P2の上流地点である地点U2にて、通行してきた(走行している)車両12に対して光信号Lで前記信号情報70を送信する。
図2は、車両12に搭載された、この実施形態に係る車両用運転支援装置10の構成を示すブロック図である。
車両用運転支援装置10は、運転支援ECU50(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)を有し、この運転支援ECU50に対して、光ビーコン送受信機52と、車速(車両速度)センサ56等が接続され、運転支援ECU50は、これら接続装置からの信号を処理して、処理結果をカラーディスプレイ等の表示部60及びスピーカ等の音出力部59に出力する。
運転支援ECU50は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリであるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置、計時部としてのタイマ等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段)、たとえば制御部、演算部、及び処理部等として機能する。
具体的に、この実施形態において、運転支援ECU50は、走行距離算出部61、残距離算出部62、信号情報更新部63、運転支援情報生成部64、補正係数格納部65、及び音出力部59から出力される音と表示部60上の表示出力を制御する表示制御部66等として機能する。
次に、基本的には以上のように構成される車両用運転支援装置10の動作について、図3に示すフローチャートに基づいて詳しく説明する。なお、フローチャートに係るプログラムの実行主体は、運転支援部として機能する運転支援ECU50である。
ステップS1にて、道路14を走行している車両12が、外部の路側に設置されている光ビーコン送受信機31の設置地点U1を通過する際、その地点U1で、図5Aに示すように、外部路側装置である光ビーコン送受信機31から道路14の車両12の直進方向の下流の地点(交差点)P1、P2に設置されている第1及び第2信号機TS1、TS2の信号情報70が光信号Lとして配信され、車両12の光ビーコン送受信機52により受信される。受信された信号情報70は、光ビーコン送受信機52を通じて運転支援ECU50に出力され、該運転支援ECU50が取得する(信号情報の取得)。
図4は、ステップS1の路車間通信により得られた信号情報70の例を示しており、運転支援ECU50に入力され一時的に運転支援ECU50内の図示しないメモリに記憶された信号情報70の構成例を示している。信号情報70には、第1及び第2信号機(直近の信号機と、これに続く遠方の信号機)TS1、TS2の各信号情報として、上述したように、灯色の遷移{第1灯色(現在点灯している灯色:現在の灯色ともいう。)、第2灯色(次に点灯予定の灯色:次の灯色ともいう。)、第3灯色(その次に点灯予定の灯色:その次の灯色ともいう。)}と、各灯色(色)と、第1、第2及び第3灯色の各残秒数が含まれている。
また、信号情報70には、それぞれ図5Aに示す、上流の地点U1から第1信号機TS1が設置されている第1交差点P1の停止位置SP1までの距離A、及び上流の地点U1から第2信号機TS2が設置されている第2交差点P2の停止位置SP2までの距離Bが道路情報として含まれている。
現在の灯色である第1灯色の残秒数は、通常、予定秒数より少ない値になっている点に留意する。つまり、通常、車両12が地点U1を通過するより前に第1灯色が点灯を開始しているからであり、地点U1を通過するときに第1灯色が点灯を開始したときにのみ、残秒数=予定秒数になるからである。
次いで、ステップS2にて、信号情報70(第1交差点信号情報)を取得したときからきわめて短い所定時間ΔT(算出周期ΔT、又は処理周期ΔTともいう。)毎に、信号情報更新部63は、信号情報70の受信時点からの経過時間ΣΔTを算出し、この経過時間ΣΔTに基づいて、信号情報70中の各灯色の残秒数(第1交差点信号情報)を更新する。
同時に、ステップS2にて、図5Bに示すように、走行距離算出部61は、信号情報70の受信位置U1、すなわち光ビーコン送受信機31を通過後の走行距離Xを次の(1)式により算出(更新)する。
X=Σ(V×ΔT×α) …(1)
この(1)式において、Vは、車速センサ56から取得される車両12の速度(車両速度、車速)、ΔTは、算出周期、αは、補正係数である。補正係数αの値の初期値(デフォルト値)は、α=1に設定される。
同時に、ステップS2にて、残距離算出部62は、信号情報(第1交差点信号情報)70の受信時点からの経過時間ΣΔTと、受信地点U1からの走行距離Xに基づき、次の(2)式にて、次の信号機である第1信号機TS1の停止位置SP1までの残距離Xrを算出(更新)する。
Xr=A−X …(2)
次いで、ステップS3にて、通過速度範囲算出部(通過可能速度範囲算出部)としても機能する運転支援情報生成部64は、次の(直近の)信号機、この場合、第1信号機TS1をノンストップで通過可能な通過可能速度範囲Vrange(推奨速度範囲)を算出する。
この場合、次の(直近の)第1信号機TS1の青色灯Lbが点灯している予定時間(予定秒数)の間に、すなわち、青信号で次の交差点P1を通過可能な通過可能速度範囲Vrangeを算出する。
例えば、図6に示すように、通過可能速度範囲Vrangeが算出される。この場合、走行中の車両12の現在位置(0)での現在時刻(0)から次の信号機TS1の現在の赤信号Trpが終了するまでの時間をT1(残秒数)とし、現在時刻(0)から次の青信号Tbnが終了するまでの時間(次の黄信号Tynが開始するまでの時間)をT2{T1+(青信号Tbnの)予定秒数}とする。そうすると、通過可能速度範囲Vrangeのうち、矢印付き実線で示している上限速度V1は、交差点P1の停止位置SP1(交差点位置)までの残距離Xrを時間T1(残秒数)で割った次の(3)式により算出され、同様に矢印付き実線で示している下限速度V2は、交差点P1の停止位置SP1(交差点位置)までの残距離Xrを時間T2(残秒数)で割った次の(4)式により算出されることが分かる。
V1=Xr/T1 …(3)
V2=Xr/T2 …(4)
次いで、ステップS4にて、表示制御部66は、例えば、図7に示すように、次の交差点P1を信号機TS1の灯色(青色灯Lb)に従ってノンストップで通過できる通過可能速度範囲Vrangeに対応する通過速度範囲VRbを表示部60上に、表示する。
図7において、表示部60上に円弧形状の速度目盛72と指針74(インジケータ)を備える速度計76が表示され、この速度計76に関連付けて、円弧形状の速度計76の周囲に、赤信号Trpが終了し青信号Tbnが開始するタイミングで交差点P1(停止位置SP1)を通過するための速度V1を最大通過速度(最高通過速度、上限速度)とし、青信号Tbnが終了し黄信号Tynが開始するタイミングで交差点P1(停止位置SP1)を通過するための速度V2を最小通過速度(最低通過速度、下限速度)とする通過速度範囲(通過可能速度範囲)VRb(VRb=Vrange)を青色系の色で表示する。
この図7例の表示では、現在の車両速度Vを示す速度計76の指針74が通過速度範囲VRbを上回る速度を指しているので、ドライバは指針74が青色系の通過速度範囲VRbに入るようにアクセル開度を小さくし、指針74を上限速度V1より低くすることにより信号機TS1が設置された交差点P1を、いわゆる青信号下に通過することができる。この場合、音出力部59を通じて音声により、現在の速度Vを通過速度範囲VRbに入るように低くすることにより次の交差点P1の信号機TS1を青信号で通過できる可能性が高いことを報知してもよい。
次に、ステップS5にて、第2信号機TS2(次の信号機)が設置された交差点P2の手前に設置されている外部路側装置である光ビーコン送受信機32から地点U2にて、信号情報70を受信(ステップS1に対しては、再受信)したか否かが判定され、受信していない場合(ステップS5:NO)には、ステップS2、S3、S4、S5:NOの処理を繰り返し、光ビーコン送受信機32から信号情報70を受信したとき(ステップS5:YES)には、ステップS6にて、上記した(1)式で算出される走行距離Xを補正するために使用する補正係数αを算出乃至更新する。
なお、ステップS5の判定が肯定的(ステップS5:YES)となったとき、ステップS5で受信した信号情報70は、図4で示した信号情報70において、信号機TS1の情報が信号機TS2の情報に代替され、信号機TS2の情報が、車両12の進行方向の次の信号機(不図示)の情報に代替される。
ここで、図8を参照して、ステップS6の処理である、走行距離Xを補正する補正係数α{(1)式参照}の算出の仕方について説明する。
ステップS6にて、走行距離算出部61は、地点U1にて光ビーコン送受信機31より受信した当該光ビーコン送受信機31の設置位置U1から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離Bと、地点U2にて光ビーコン送受信機32より受信した当該光ビーコン送受信機32の設置位置U2から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離B´とを用いて、それらの差(B−B´)を算出することで、光ビーコン送受信機31の設置位置U1から光ビーコン送受信機32の設置位置U2までの距離(実距離)X′=(B−B´)を算出し、この距離X′=(B−B´)を、次の(5)式に示すように、光ビーコン送受信機31の設置位置U1から光ビーコン送受信機32の設置位置U2までの走行距離Xq(算出値)で除算することで、補正係数αを算出し、補正係数格納部65に格納されている補正係数αを更新する。
α=X´/Xq
=(B−B´)/Σ(V×ΔT×α) …(5)
(5)式において、左辺のαは、更新後の補正係数を意味し、右辺のαは更新前の補正係数を意味している。
より具体的に、更新後の補正係数αは、第1交差点P1の通過後に、次の第2交差点P2の手前に設置されている光ビーコン送受信機32(第2路側装置)の設置位置U2で受信される当該光ビーコン送受信機32(第2路側装置)から第2交差点P2までの距離B´と、第1交差点P1よりも手前の光ビーコン送受信機31(第1路側装置)の設置位置U1で既に受信して記憶している当該光ビーコン送受信機31(第1路側装置)から前記第2交差点P2までの距離Bとの差B−B´を求め、この差B−B´を前記光ビーコン送受信機31(第1路側装置)の設置位置U1から前記光ビーコン送受信機32(第2路側装置)の設置位置U2までの走行距離Xqで除した値{α=(B−B´)/Xq}として算出することができる。走行距離Xqは、更新前の補正係数αに車速Vと算出周期ΔTを乗算した積算値{Σ(V×ΔT×α)}として算出される。
以下、次のステップS5:YES及びステップS6の処理により補正係数αが更新されるまで、ステップS2〜S4、及びステップS5:NOまでの処理を繰り返す中、ステップS2で、走行距離X及び残距離Xr(図5B参照)を算出し、ステップS3で通過可能速度範囲Vrangeを算出し、ステップS4にて、通過速度範囲VRbを表示部60上に表示する。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように、車両12に搭載されたこの実施形態に係る車両用運転支援装置10は、車両12の進行方向に位置する第1交差点P1と、車両12の進行方向上で第1交差点P1より遠方に位置する第2交差点P2での車両12の通過又は停止を支援する。
この場合、車両12の受信部としての光ビーコン送受信機52は、図5Aに示すように、第1交差点P1の手前に設置された第1光ビーコン送受信機31(第1路側装置)の通過時に第1光ビーコン送受信機31より、第1交差点P1に設置された信号機TS1の灯色の遷移と各灯色の点灯時間とからなる信号情報(第1交差点信号情報)70、第1光ビーコン送受信機31から第1交差点P1の停止位置SP1までの距離A(信号情報70に含まれている。)、及び第1光ビーコン送受信機31から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離Bを受信し、第2交差点P2の手前に設置された第2光ビーコン送受信機32(第2路側装置)の通過時に第2光ビーコン送受信機32より、第2交差点P2に設置された信号機TS2の灯色の遷移と各灯色の点灯時間とからなる信号情報(第2交差点信号情報)70、及び第2光ビーコン送受信機32から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離B′(図8参照)を受信する。
走行距離算出部61は、(1)式に示したように、補正係数αを用いて第1光ビーコン送受信機31を通過後の走行距離Xを算出する。
残距離算出部62は、図5Bに示したように、光ビーコン送受信機52により受信した第1光ビーコン送受信機31から第1交差点P1の停止位置SP1までの距離Aと走行距離算出部61により算出した第1光ビーコン送受信機31を通過後の走行距離Xとに基づいて、(2)式に示したように、第1交差点P1の停止位置SP1までの残距離Xrを算出する。
信号情報更新部63は、第1光ビーコン送受信機31を通過後の経過時間ΣΔTに基づいて、信号情報(第1交差点信号情報)70を更新して更新信号情報、例えば、走行中の車両12の現在位置(0)での現在時刻(0)から次の信号機TS1の現在の赤信号Trpが終了するまでの時間T1(残秒数)と、現在時刻(0)から次の青信号Tbnが終了するまでの時間(次の黄信号Tynが開始するまでの時間)T2{T1+(青信号Tbnの)予定秒数}を生成する(図6参照)。
運転支援情報生成部64は、更新信号情報(T1、T2)と、第1交差点P1の停止位置SP1までの残距離Xrと、に基づいて、第1交差点P1での通過又は停止を支援する運転支援情報(通過可能速度範囲Vrange等)を生成する{(3)式、(4)式参照}。
この場合、走行距離算出部61は、第1光ビーコン送受信機31から第2光ビーコン送受信機32までの走行距離Xq{Xq=Σ(V×ΔT×α)}(図8参照)を算出し、算出した走行距離Xq、第1光ビーコン送受信機31より受信した光ビーコン送受信機31から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離B、及び第2光ビーコン送受信機32より受信した第2光ビーコン送受信機32から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離B′に基づいて、補正係数α{α=X´/Xq=(B−B´)/Σ(V×ΔT×α)}{(5)式参照}を算出する。
このように、走行距離算出部61は、第1及び第2光ビーコン送受信機31、32から配信され、当該第1及び第2光ビーコン送受信機31、32の設置地点U1、U2で受信される(得られる)距離(距離情報)B、B′を用いて補正係数αを算出し(更新し)、それ以降は、この補正係数αを用いて、第1光ビーコン送受信機31を通過後の走行距離X(図5B参照)を算出する。補正係数αを算出する際に、第1光ビーコン送受信機31より受信した光ビーコン送受信機31(第1路側装置)から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離B、及び光ビーコン送受信機31(第1路側装置)の設置位置U1から光ビーコン送受信機32(第2路側装置)の設置位置U2までの走行距離Xq(図8参照)の算出値に基づき算出するようにしているので、演算負荷を少なく低コストに、車速パルスの誤差、タイヤ径のばらつき等を原因とする第1光ビーコン送受信機31の設置地点U1からの走行距離Xの算出誤差を小さくする(走行距離Xの算出精度を上げる)ことができる。これにより誤った通過支援又は停止支援を減らすことができる。
ここで、補正係数αは、走行距離算出部61より、光ビーコン送受信機31(第1路側装置)より受信した光ビーコン送受信機31(第1路側装置)の設置位置U1から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離Bと光ビーコン送受信機32(第2路側装置)より受信した光ビーコン送受信機32(第2路側装置)の設置位置U2から第2交差点P2の停止位置SP2までの距離B′の差X′=B−B′を算出することで光ビーコン送受信機31(第1路側装置)から光ビーコン送受信機32(第2路側装置)までの距離X′=B−B′を算出し、この算出距離X′を光ビーコン送受信機31(第1路側装置)から光ビーコン送受信機32(第2路側装置)までの走行距離Xq(図8参照)と比較することで、補正係数α{(5)式}を算出することができる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…車両用運転支援装置 12…車両
31、32、52…光ビーコン送受信機 50…運転支援ECU
60…表示部 61…走行距離算出部
62…残距離算出部 63…信号情報更新部
64…運転支援情報生成部 65…補正係数格納部
66…表示制御部 P1、P2…交差点
SP1、SP2…停止位置 TS1、TS2…信号機

Claims (1)

  1. 車両の進行方向に位置する第1交差点と、前記車両の進行方向上で前記第1交差点より遠方に位置する第2交差点での前記車両の通過又は停止を支援する車両用運転支援装置であって、
    前記第1交差点の手前に設置された第1路側装置の通過時に前記第1路側装置より、前記第1交差点に設置された信号機の灯色の遷移と各灯色の点灯時間とからなる第1交差点信号情報、前記第1路側装置から前記第1交差点までの距離、及び前記第1路側装置から前記第2交差点までの距離を受信し、前記第2交差点の手前に設置された第2路側装置の通過時に前記第2路側装置より、前記第2交差点に設置された信号機の灯色の遷移と各灯色の点灯時間とからなる第2交差点信号情報、及び前記第2路側装置から前記第2交差点までの距離を受信する受信部と、
    補正係数を用いて前記第1路側装置通過後の走行距離を算出する走行距離算出部と、
    前記受信部により受信した前記第1路側装置から前記第1交差点までの前記距離と前記走行距離算出部により算出した前記第1路側装置を通過後の前記走行距離とに基づいて、前記第1交差点までの残距離を算出する残距離算出部と、
    前記第1路側装置を通過後の経過時間に基づいて、前記第1交差点信号情報を更新して更新信号情報を生成する信号情報更新部と、
    前記更新信号情報と前記残距離とに基づいて、前記第1交差点での通過又は停止を支援する運転支援情報を生成する運転支援情報生成部と、を備え、
    前記走行距離算出部は、前記第1路側装置より受信した前記第1路側装置から前記第2交差点までの距離と前記第2路側装置より受信した前記第2路側装置から前記第2交差点までの距離の差を算出することで前記第1路側装置から前記第2路側装置までの距離を算出し、該距離を前記第1路側装置から前記第2路側装置までの前記走行距離と比較することで、前記補正係数を算出し、該補正係数を用いて前記第2路側装置通過後の走行距離及び前記第2交差点までの残距離を算出する
    ことを特徴とする車両用運転支援装置。
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