JP5822303B2 - 指紋品質評価装置、指紋品質評価方法、指紋品質評価プログラム - Google Patents
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Description
この局所指紋品質計算では、一般に指紋画像上に設定された各領域における隆線方向と隆線周期(つまり隆線間隔)に基づく安定度として隆線の品質を決定する。
更に、この関連技術として、隆線方向を定める局所領域において二次元フーリエ変換を施し、その結果として得られたフーリエ変換面のピークを解析し、複数の方向候補(複数のピーク)があれば、近傍領域の方向との矛盾が小さくなる方向をエネルギー最小化法で決定する手法が開示されている。また、方向安定領域と方向変動領域で、エネルギー最小化法の評価方式を適応させることで、適応可能な範囲を拡大する手法も開示されている(特許文献4,5)。
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、指紋画像における指紋照合に適切な領域と不適切な領域とを隆線形状に関わらず正確に評価し得る指紋品質評価装置、指紋品質評価方法、および指紋品質評価プログラムを提供することを、その目的とする。
前記隆線幅分散導出部が、前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出する画素隆線幅算出手段と、前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出する分散算出手段と、前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定する領域分散値決定手段とを備えたことを特徴とする。
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出し、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出し、
前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定するようにし、
これらの各動作工程を前記隆線幅分散導出部が順次実行することを特徴とする。
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出する画素隆線幅算出機能、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出する分散算出機能、
及び前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定する領域分散値決定機能を設け、
これらの各算出機能,決定機能を、前記隆線幅分散導出部が備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする。
次に、本発明の一実施形態を図1乃至図8に基づいて説明する。
ここで、最初に基本的構成内容を説明し、その後に具体的内容を説明する。
又、上記二値化処理部12による指紋画像の二値化処理に際しては、本実施形態では、前述したように当該指紋画像を黒部分(降線部分)と白部分(降線相互間部分)の二種類を用いて画像表示することを前提としているが、一方の色を赤又は黄とし他方の色を白又は黒とする等、識別可能な他の異なった2色を用いて画像表示をするように構成してもよい。
この隆線幅算出部13と前述した隆線幅の安定度を決定する領域分散導出部14とによって、隆線幅分散導出部10Aが形成されている。
上記隆線幅算出部13は、二値化された指紋画像内の特定の画素(「対象画素」という)Aを任意に決めた後に、当該対象画素Aの周囲画素(8画素)の色を調べる。
このとき、隆線幅算出部13は、対象画素Aが黒画素である場合は周囲画素における白画素の検出を行い、対象画素Aが白画素である場合は周囲画素における黒画素(つまり、自己の色と異なる色の画素)の検出を行う。
具体的には、例えば図7に示すように、隆線上の対象画素Aを中心として所定幅の渦巻き線を連続して描きつつ隆線の幅方向の端縁を探索し、これによって、自己の色と異なる色の画素の端縁(境界線)位置の検出を行う。
また、隆線幅算出部13は、この画素Bから特定画素Aを通る直線を設定すると共に当該直線を延ばし、特定画素Aの色と異なる色の画素が現れた場合にその画素を端点Cとする(図7参照)。
即ち、隆線幅算出部13は、前述した隆線の流れ方向に対する垂直方向の隆線幅を前記各画素に対応した隆線幅として算出する垂直隆線幅算出機能を備えている。
尚、隆線幅算出部13は、上記画素隆線幅は指紋画像内の各画素毎に(つまり、1画素単位で)決定されるものとする。
ここで、領域分散値決定手段143は、隆線幅が安定している、つまり、黒画素分散値、白画素分散値のうち算出された分散値の低い方を上記対象矩形領域における分散値として決定するものとする。
尚、図5においては、破線矩形内の黒部分、白部分共に隆線幅がほぼ一定であるため、この破線矩形領域の分散値として黒白どちらの分散を採用しても、分散値が低く隆線品質が高いと評価される。
そして、この場合、領域分散値決定手段143は、前記隆線領域に含まれる黒画素および白画素それぞれの分散値を算出はするが、この算出した一方の色画素(黒)および他方異の色画素(白)の分散値がどちらも予め設定された一定値より高い場合には前記評価領域に対する領域分散値を決定しないように機能する。
このとき、隆線幅分散算出手段142は、この矩形領域AおよびBそれぞれを構成する各画素の画素隆線幅を別々に収集する。
尚、図11では、矩形領域の中心画素Aを端点とする矩形領域Aと矩形領域の中心画素が分岐点である画素Bとする矩形領域Bが設定されている。
次に、上記実施形態の動作について、その概略を説明する。
まず、隆線幅算出部13が、二値化指紋画像内の各画素を中心として、各画素(対象画素とする)の周囲画素から、この画素の色とは異なる画素色の2点の周囲画素を特定し、特定された周囲画素それぞれを端点とし、更に上記対象画素を通る線分の長さを、上記対象画素に対応した画素隆線幅として算出する(画素隆線幅算出工程)。
また、領域分散導出部14は、この画素隆線幅の分散値(隆線幅分散値)を各評価領域内の黒および白画素それぞれに対応して算出し(分散算出工程)、黒および白画素それぞれの隆線幅分散値のうち値が低い方の分散値を対応する上記各評価領域の分散値(領域分散値)として決定する(領域分散値決定工程)。
また、本プログラムは、非一時的な記憶媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリなどに記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
これにより、入力画像である指紋画像は黒白(一方と他方の異なった色表示)の二値化画像に変換される。
また、隆線幅算出部13は、特定したこれら周囲画素それぞれを端点とし、且つ対象画素を通る線分の長さを対象画素に対応した画素隆線幅として算出する。
ここで、隆線幅分散算出手段142が、各矩形領域内に含まれる各黒画素および白画素それぞれに対応して算出された隆線幅を収集し、黒画素群、白画素群それぞれの隆線幅の分散値を算出する(ステップS304:分散算出工程)。
ここで、領域分散値決定手段143は、隆線幅が安定している、つまり、黒画素分散値、白画素分散値のうち算出された分散値の低い方を上記対象矩形領域における分散値(領域分散値)として決定するものとする。
ここで、対象領域決定部15は、予め設定された基準値を下回る領域分散値の領域(矩形領域)を指紋照合の対象領域として決定する(ステップS306:照合対象領域決定工程)。
次に、図8に示すように対象領域を設定し、この領域の中心画素を画素Aとした場合について説明する。
このとき、領域分散導出部14は、破線矩形内の各画素に対応して算出された隆線幅を取得し、白および黒画素それぞれの分散値を算出する。
ここでは、破線矩形内の黒部分、白部分共に隆線幅がほぼ一定であるため、この破線矩形領域の分散値として黒白どちらの分散を採用しても、分散値が低く隆線品質が高いと評価される。
また、画素隆線幅は、隆線の曲がり具合(度合い)に依存しないので、隆線方向のばらつきが大きい指紋画像や、図9に示すように、隆線の曲がり度合が大きい領域(図9の破線矩形内)であるため、隆線品質が実際より低く評価されるのを有効に抑制することができる。
更に、破線矩形領域(図10)の品質を求める場合も同様に、破線矩形領域内の各画素に対応する画素隆線幅を取得する。
画素隆線幅の分散を算出する。ここでは、黒部分の白部分共に、画素隆線幅にばらつきがあるので、破線矩形領域の分散値として白黒部分どちらを採用しても分散値が高く隆線品質が低いと判定される。
更に、図11に示す矩形領域Aでは、黒部分の分散値が矩形領域Aの分散値(矩形分散値)として採用され、矩形領域Bでは、 白部分の分散値が矩形領域Bの矩形分散値として採用される。
これにより、隆線の分岐点部分で隆線品質が低く評価され、指紋照合対象から除外されてしまうのを有効に抑制することができる。
尚、上記実施形態の一部または全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
二値化され一方と他方の異なった色画素で表示された指紋画像内に、一定サイズの評価領域を設定すると共に、この領域内における隆線幅の分散値を算出する隆線幅分散導出部を備えた指紋品質評価装置であって、
前記隆線幅分散導出部は、
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出する画素隆線幅算出手段と、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出する分散算出手段と、
前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定する領域分散値決定手段とを備えたことを特徴とする指紋品質評価装置。
付記1に記載の指紋品質評価装置において、
前記隆線幅分散導出部に、前記領域分散値決定手段で決定された領域分散値が予め設定された基準値を下回る場合の領域を指紋照合の対象領域として決定する対象領域決定部を併設すると共に、
この対象領域決定部が、前記領域分散値と予め設定された前記基準値との大小評価を行うことにより前記各評価領域における指紋隆線の品質を評価する隆線品質評価機能を備えていることを特徴とする指紋品質評価装置。
付記1に記載の指紋品質評価装置において、
前記画素隆線幅算出手段は、前記隆線の流れ方向に対する垂直方向の隆線幅を前記各画素に対応した前記隆線幅として算出する垂直隆線幅算出機能を備えたことを特徴とする指紋品質評価装置。
付記1に記載の指紋品質評価装置において、
前記領域分散値決定手段は、前記隆線領域に含まれる黒画素および白画素それぞれの分散値を算出すると共に、前記算出した一方の色画素および他方異の色画素の分散値がどちらも予め設定された一定値より高い場合に前記評価領域に対する領域分散値を決定しないことを特徴とする指紋品質評価装置。
二値化され一方と他方の異なった色画素で表示された指紋画像内に、一定サイズの評価領域を設定すると共に、この領域内における隆線幅の分散値を算出する隆線幅分散導出部を備えた指紋品質評価装置にあって、前記隆線幅の分散値に基づき前記指紋画像内の指紋品質を評価する指紋品質評価方法であって、
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出し、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出し、
前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定するようにし、
これらの各動作工程を前記隆線幅分散導出部が順次実行することを特徴とした指紋品質評価方法。
二値化され一方と他方の異なった色画素で表示された指紋画像内に、一定サイズの評価領域を設定すると共に、この領域内における隆線幅の分散値を算出する隆線幅分散導出部を備えた指紋品質評価装置にあって、前記隆線幅の分散値に基づき前記指紋画像内の指紋品質を評価するための指紋品質評価プログラムであって、
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出する画素隆線幅算出機能、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出する分散算出機能、
および前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定する領域分散値決定機能を設け、
これらの各算出機能,決定機能を前記隆線幅分散導出部が備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする指紋品質評価プログラム。
10A 隆線幅分散導出部
11 指紋画像入力部
12 二値化処理部
13 隆線幅算出部(画素子隆線幅算出手段)
14 領域分散導出部
15 照合対象領域決定部
141 領域設定手段
142 隆線幅分散算出手段
143 領域分散値決定手段
Claims (6)
- 二値化され一方と他方の異なった色画素で表示された指紋画像内に、一定サイズの評価領域を設定すると共に、この領域内における隆線幅の分散値を算出する隆線幅分散導出部を備えた指紋品質評価装置であって、
前記隆線幅分散導出部は、
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出する画素隆線幅算出手段と、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出する分散算出手段と、
前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定する領域分散値決定手段とを備えたことを特徴とする指紋品質評価装置。 - 請求項1に記載の指紋品質評価装置において、
前記隆線幅分散導出部に、前記領域分散値決定手段で決定された領域分散値が予め設定された基準値を下回る場合の領域を指紋照合の対象領域として決定する対象領域決定部を併設すると共に、
この対象領域決定部が、前記領域分散値と予め設定された前記基準値との大小評価を行うことにより前記各評価領域における指紋隆線の品質を評価する隆線品質評価機能を備えていることを特徴とする指紋品質評価装置。 - 請求項1に記載の指紋品質評価装置において、
前記画素隆線幅算出手段は、前記隆線の流れ方向に対する垂直方向の隆線幅を前記各画素に対応した前記隆線幅として算出する垂直隆線幅算出機能を備えたことを特徴とする指紋品質評価装置。 - 請求項1に記載の指紋品質評価装置において、
前記領域分散値決定手段は、前記隆線領域に含まれる黒画素および白画素それぞれの分散値を算出すると共に、前記算出した一方の色画素および他方異の色画素の分散値がどちらも予め設定された一定値より高い場合に前記評価領域に対する領域分散値を決定しないことを特徴とする指紋品質評価装置。 - 二値化され一方と他方の異なった色画素で表示された指紋画像内に、一定サイズの評価領域を設定すると共に、この領域内における隆線幅の分散値を算出する隆線幅分散導出部を備えた指紋品質評価装置にあって、前記隆線幅の分散値に基づき前記指紋画像内の指紋品質を評価する指紋品質評価方法であって、
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出し、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出し、
前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定するようにし、
これらの各動作工程を前記隆線幅分散導出部が順次実行することを特徴とした指紋品質評価方法。 - 二値化され一方と他方の異なった色画素で表示された指紋画像内に、一定サイズの評価領域を設定すると共に、この領域内における隆線幅の分散値を算出する隆線幅分散導出部を備えた指紋品質評価装置にあって、前記隆線幅の分散値に基づき前記指紋画像内の指紋品質を評価するための指紋品質評価プログラムであって、
前記指紋画像内の各画素を中心として当該画素の周囲画素のうち前記画素の色とは異なる画素色である2点の周囲画素を特定すると共に、前記周囲画素それぞれを端点とし前記各画素を通る線分の長さを前記各画素に対応した画素隆線幅として算出する画素隆線幅算出機能、
前記各評価領域内に含まれる画素それぞれに対応した前記画素隆線幅を取得すると共に、前記画素隆線幅の分散値を前記各評価領域内の一方の色画素および他方の色画素それぞれに対応して算出する分散算出機能、
および前記一方と他方の各色画素それぞれの分散値の内の値が低い方の分散値を、前記各評価領域に対応した分散値を示す領域分散値として決定する領域分散値決定機能を設け、
これらの各算出機能,決定機能を前記隆線幅分散導出部が備えているコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする指紋品質評価プログラム。
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