JP5821152B2 - コンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供方法 - Google Patents

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Description

本発明はコンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供方法に関する。詳しくは、ウェブページ提供サーバのウェブページにコンテンツを表示して、ウェブページ提供サーバの情報提供を支援するコンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供方法に関する。
ウェブページによる情報提供は活性化されている。しかし、閲覧者がウェブページに訪れた際に、必ずしも欲しい情報に容易に到達できるとは限られず、ウェブページ提供サーバ側でも訪れて欲しいページに容易に訪れてもらえるとは限らない。当該訪れて欲しいページを目指した閲覧者でさえ当該ページを見逃してしまう場合もある。
そのような時に、ウェブページ内を案内してくれる手段があれば便利である。例えば、インターネット検索画面において閲覧者の端末から商品名を入力すると、閲覧者が求める商品の候補商品を掲載するウェブページに並べて、当該ウェブページにおいて候補商品にアクセスするための案内情報を表示する例が開示されている(特許文献1参照)。
特許第4842089号公報
しかしながら、ウェブページに案内情報を掲載しようとすると、通常はウェブページの一部を当該案内情報のために割り当てるため、ウェブページを編集し直さなくてはならず、ウェブページの内容が変更され、また、編集に多くの作業を要することになる。
本発明は、ウェブページの内容を変更しないで、コンテンツをウェブページに容易に表示させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るコンテンツ提供サーバ10は、例えば図9に示すように、閲覧対象となる対象ウェブページ8(図8参照)を提供するウェブページ提供サーバ6及び対象ウェブページ8を閲覧可能な閲覧者の端末7が接続されたネットワーク5上で、閲覧者の端末7において対象ウェブページ8に提供コンテンツ1(図8参照)を重ねて表示させるコンテンツ提供サーバであって、提供コンテンツ1を保存するコンテンツデータベース21と、提供コンテンツ1を動作させる動作プログラムを保存する動作プログラム格納部221と、対象ウェブページ8の第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェア9であって、コンテンツデータベース21から抽出した提供コンテンツ1を上層レイヤに表示し、動作プログラム格納部221から選択した動作プログラムを用いて上層レイヤで提供コンテンツ1を動作させ、さらに、上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェア9と、ネットワーク5に接続されコンテンツの編集が可能な編集端末6Pに上層編集ソフトウェア9を提供して、編集端末6Pの表示画面に対象ウェブページ8の上層レイヤでの提供コンテンツ1の動作を表示可能とし、編集端末6Pで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集可能とする動作シナリオ編集支援部13と、編集端末6Pで編集された単数又は複数の動作シナリオを組み込んで、閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツ1の動作を実行させる実行プログラムを作成する実行プログラム作成部14と、対象ウェブページ8を閲覧している閲覧者の端末7からの実行プログラムの提供要求に応えて実行プログラムを送信し、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行中に実行プログラムからの要求に応えて、提供コンテンツ1と動作プログラムとを送信し、実行プログラムが対象ウェブページの上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツの動作を実行させることを支援するプログラム実行支援部15とを備える。
ここにおいて、提供コンテンツ1とはコンテンツ提供サーバが提供するコンテンツを他のコンテンツと識別するために命名したものである。対象ウェブページ8とはウェブページ提供サーバ6が提供するウェブページ(提供コンテンツをその上に重ねて表示する対象となるウェブページ)を他のウェブページと識別するために命名したものである。コンテンツには画像コンテンツ、テキストコンテンツ及び画像とテキストを組み合わせたコンテンツ、さらにこれらと音を組み合わせたコンテンツ等が含まれる。提供コンテンツ1について、画像は典型的にはマスコットキャラクターのアニメーション画像であるが、アニメーション画像に限られず、イメージ画像、手書き入力画像、写真画像でも良く、また、静止画像でも動画像でも良い。また、マスコットキャラクターの画像に限られず、商品又はサービスに係る画像でも良い。テキストコンテンツは、商品・サービスを説明する説明文、商品又はサービスに係る記事等でも良い。
また、「第1レイヤより上層の上層レイヤ」における「レイヤ」は、ブラウザにおいて要素の重なりの順序を指定するZインデックスにおけるレイヤをいう。上層レイヤには第2レイヤ、第3レイヤ、・・・等の第2レイヤ以上のレイヤが含まれる。第2レイヤと第3レイヤ等複数の上層レイヤを使用しても良い。「ウェブページに重ねて表示させる」とは、例えばウェブページがZインデックスの第1レイヤに表示されている場合(通常第1レイヤに表示される)、その上層レイヤ、例えば第2レイヤにマスコットキャラクターの画像を表示すると、閲覧者の目には第1レイヤのウェブページ上に第2レイヤのマスコットキャラクターの画像が重なって表示される。第1レイヤのウェブページと第2レイヤのマスコットキャラクターの画像とは基本的には独立に動作するが、第2レイヤでの操作により第1レイヤの画像やテキストを差し替えることは可能である。この差し替えを除けば第2レイヤのマスコットキャラクターの画像の動きにより、第1レイヤのウェブページの内容は変化しない。また、第1レイヤのウェブページをスクロール、スライド等で変化させても、一般的には第2レイヤのマスコットキャラクターの画像は変化しないが、第2レイヤのマスコットキャラクターの位置を第1レイヤの位置に関係付けて設定しておくと、マスコットキャラクターの画像は、第1レイヤのウェブページの動きに伴って移動する。ただし、この移動は第2レイヤでの設定(操作)によるものであり、第1レイヤでの操作によるものではない。「ウェブページに重ねて表示させる」とは以上のような関係で重ねて表示させることをいう。
また、動作シナリオとは、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだプログラムである。例えば、動作プログラム(図4、図5参照)として、「左右に歩行」、「左右向きスピーチ」等の動作がプログラム化され、動作プログラム格納部221に格納されている。対象ウェブページ8の上層レイヤでマスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせるためには、これらの動作プログラムを上層レイヤで実行させることに加えて、次のことを行う。マスコットキャラクターをコンテンツDB(データベース)21から抽出する、必要に応じて、商品・サービスに係る画像を商品・サービス画像等記録部232から選択する、商品・サービスに係る説明文を商品・サービス説明記録部231から選択する、並びに抽出・選択したキャラクター、商品・サービスに係る画像、及び/又は商品・サービスに係る説明文を対象ウェブページの上層レイヤに表示するコマンドを適宜組み合わせる等である。動作シナリオとは、これらの動作プログラム、抽出・選択、表示するコマンド等を組み合わせて、1まとまりのシナリオ(筋書)としてプログラム化したものをいう。
また、実行プログラムとは、単数又は複数の動作シナリオを組み込んで、閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツ1の動作を実行させるプログラムをいう。
また、編集端末は、典型的にはウェブページ提供サーバ6の管理者の端末6Pであるが、ネットワーク5に接続されコンテンツの編集が可能な端末であれば、任意の端末で良い。「コンテンツの編集が可能」とは、ブラウザを用いて、ウェブページ(ブログを含む)を編集可能であれば良い。
また、本態様に係るコンテンツ提供サーバ10は、閲覧者の端末7又は編集端末6Pの表示画面で、動作プログラム(実行プログラム内包のものを含む)でマスコットキャラクター画像等のコンテンツ1を動的に表現するものであれば良い。「コンテンツを動作させる」とは、もし、コンテンツがマスコットキャラクターの画像ではなく、一般的な画像又はテキストの場合には、画像中の物の動きを表現する、テキストの色を変える、表示位置を移動する、拡大・縮小表示をする等、画像やテキストに動的変化を与えるものであれば良い。ただし単に既存の動画を使用するだけでは動作プログラムによらないので本態様に含まれない。
本態様のように構成すると、コンテンツをウェブサイトの内容を変更しないで、ウェブサイトに容易に表示させることができる。
また、ウェブサイト提供サーバ6側でシナリオを作成するので、ウェブサイト提供サーバ側6が表現したい内容にシナリオを作成できる。
また、本発明の第2の態様に係るコンテンツ提供サーバ10は、例えば図1、図6又は図7に示すように、提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツ1である。
このように構成すると、キャラクターが人目を惹くので、注目を集めやすい。
また、本発明の第3の態様に係るコンテンツ提供サーバ10Aは、第2の態様において、例えば図6及び図15に示すように、商品若しくはサービスについての説明を記録する商品・サービス説明記録部231及び/又は商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を記録する商品・サービス画像等記録部232を備え、上層編集ソフトウェア9は、編集端末6Pの表示画面に商品若しくはサービスについての説明及び/又は商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を入力する入力領域6I2,6I3を設け、入力領域6I2,6I3に入力された商品若しくはサービスについての説明を商品・サービス説明記録部231に記録し、及び/又は入力領域6I2,6I3に入力された商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を商品・サービス画像等記録部232に記録し、商品・サービス説明記録部231に記録された商品若しくはサービスについての説明及び/又は商品・サービス画像等記録部232に記録された商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を、マスコットキャラクターの画像1と共にテキスト又は音声で表示することにより、マスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせ、動作シナリオはプレゼンテーション行為のシナリオを含み、プログラム実行支援部15は、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行中に実行プログラムからの要求に応えて、商品若しくはサービスについての説明及び/又は商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を送信する。
ここにおいて、「プレゼンテーション行為」とは、商品・サービス説明記録部231に記録された商品若しくはサービスについての説明及び/又は商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を、マスコットキャラクターの画像1と共にテキスト又は音声で表示することをいう。すなわち、マスコットキャラクターが表示画面上で人間のプレゼンテーション行為を模擬した表現をすることをいう。より模擬した行為として、例えば、商品の方を指差す動作や口を開閉する動作に伴って商品について説明がされる表現をする等が挙げられる。説明については例えば、マスコットキャラクターから吹き出しが表示された枠内に説明文が示される、マスコットキャラクターが正面又は商品の方向を向いた時に音声による説明が出力される等が挙げられる。また、音声は人間の声を録音して用いても良く、合成された音声を用いても良く、ボーカロイド等の電子音声を用いても良い。また、入力領域6I2,6I3は、編集端末6Pの表示画面に表示され、例えば、矩形の枠の内部に、画像、記事、説明文を入力できるようにし、また、送信ボタンで画像、記事、説明文をコンテンツ提供サーバに送信できるようにしてあれば良い。
本態様のように構成すると、キャラクターが商品若しくはサービスについてプレゼンテーション行為をすることによって閲覧者に商品若しくはサービス情報を理解してもらいやすくなる。
また、本発明の第4の態様に係るコンテンツ提供サーバ10Aは、第2の態様において、例えば図7に示すように、前記ウェブページ提供サーバ6のウェブページ8のうち商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事の位置を示す表示をするコマンドを記録する位置表示コマンド記録部(図示しない)を備え、上層編集ソフトウェア9は、ウェブページ提供サーバ6のウェブページのうち商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事の位置を抽出して、その位置の上層レイヤにマスコットキャラクターを表示して、マスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせ、動作シナリオはプレゼンテーション行為のシナリオを含み、プログラム実行支援部15は、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行中に実行プログラムからの要求に応えて、画像若しくは記事の位置を示す表示をするコマンドを送信する。
ここにおいて、「位置を示す表示をする」とは、例えば、第1レイヤにある画像又は記事に対して上層レイヤで枠を付する、矢印を付する、さらに枠や矢印を光点滅する、記事に下線を付する等が挙げられる。これにより、画像又は記事の位置が明確になり、注目され易くなる。
本態様のように構成すると、ウェブページの商品若しくはサービスに係る表示をそのまま使用してプレゼンテーション行為が行われるので、商品若しくはサービスに係る画像及び説明文の作成を省略できる。
また、本発明の第5の態様に係るコンテンツ提供サーバ10Bは、例えば図19に示すように、閲覧対象となる対象ウェブページ8(図8参照)を提供するウェブページ提供サーバ6及び対象ウェブページ8を閲覧可能な閲覧者の端末7が接続されたネットワーク5上で、閲覧者の端末7において対象ウェブページ8に提供コンテンツを重ねて表示させるコンテンツ提供サーバ10Bであって、提供コンテンツ1(1A、1B等、図1参照)を保存するコンテンツデータベース21と、提供コンテンツ1を動作させる動作プログラムを保存する動作プログラム格納部221と、対象ウェブページ8の第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェア9であって、コンテンツデータベース21から抽出した提供コンテンツ1を上層レイヤに表示し、動作プログラム格納部221から選択した動作プログラムを用いて上層レイヤで提供コンテンツ1を動作させ、さらに、上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェア9と、上層編集ソフトウェア9を用いて表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤに提供コンテンツ1の動作を表示し、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する動作シナリオ編集部13Aと、動作シナリオ編集部13Aで編集された単数又は複数の動作シナリオを組み込んで、閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツ1の動作を実行させる実行プログラムを作成する実行プログラム作成部14と、対象ウェブページ8を閲覧している閲覧者の端末7からの実行プログラムの提供要求に応えて実行プログラムを送信し、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行中に実行プログラムからの要求に応えて、提供コンテンツ1と動作プログラムとを送信し、実行プログラムが対象ウェブページの上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツ1の動作を実行させることを支援するプログラム実行支援部15とを備える。
このように構成すると、コンテンツをウェブサイトの内容を変更しないで、ウェブサイトに容易に表示させることができる。
また、コンテンツ提供サーバ10B側では動作シナリオでのキャラクターの動かし方についての蓄積があるので、適切な動きを得られ易い。
また、本発明の第6の態様に係るコンテンツ提供サーバ10Aは、第1ないし第5のいずれかの態様において、例えば図15に示すように、各商品又はサービスについての特徴を記録した商品・サービス特徴記録部234を備え、実行プログラムは、閲覧者がアクセスを希望する商品又はサービスを商品・サービス特徴記録部234に記録された商品・サービスから選択するための商品・サービス選択領域7I1を閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤに表示する。
ここにおいて、商品・サービス選択領域7I1は、閲覧者の端末7の表示画面に表示され、例えば図17(a)のように複数の商品・サービスから、いずれかの商品・サービスを選択でき、送信ボタンによりコンテンツ提供サーバに送信できるようにしてあれば良い。本態様のように構成すると、閲覧者の選択により指向する商品又はサービスに早くアクセスできる。
また、本発明の第7の態様に係るコンテンツ提供サーバ10Aは、第6の態様において、例えば図15に示すように、各商品又はサービスに係る閲覧者への質問と閲覧者からの回答を質問・回答記録部26に収集する質問提示・回答収集部19を備え、実行プログラムは、質問・回答記録部26から質問を抽出して、閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤに表示し、閲覧者の端末7から入力した回答を質問・回答記録部26に収集する。
このように構成すると、閲覧者に対する質問・回答と回答への分析を通して、閲覧者の指向する商品・サービスにより早くアクセスできる。
また、本発明の第8の態様に係るコンテンツ編集方法は、例えば図11に示すように(システム構成については図9参照)、閲覧対象となる対象ウェブページ8を提供するウェブページ提供サーバ6及び対象ウェブページ8を閲覧可能な閲覧者の端末7が接続されたネットワーク5上で、閲覧者の端末7において対象ウェブページ8に提供コンテンツを重ねて表示させるコンテンツ編集方法であって、ネットワーク5に提供コンテンツを保存するコンテンツデータベース21と提供コンテンツを動作させる動作プログラムを保存する動作プログラム格納部221とがアクセス可能に接続された状態で、対象ウェブページ8における第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェア9であって、コンテンツデータベース21から抽出した提供コンテンツ1を上層レイヤに表示し、動作プログラム格納部221から選択した動作プログラムを用いて上層レイヤで提供コンテンツ1を動作させ、さらに、上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェア9を準備する上層編集ソフトウェア準備工程(S004)と、上層編集ソフトウェア9を用いて、表示画面に対象ウェブページ8の上層レイヤでの提供コンテンツ1の動作を表示し、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する動作シナリオ編集工程(S101又はS301)とを備える。
ここにおいて、「ソフトウェアを準備する」には、「ソフトウェアを作成する」の外、「既成のソフトウェアを取り寄せる」が含まれる。本態様のように構成すると、上層編集ソフトウェアを用いてシナリオを作成するので、コンテンツを対象ウェブサイト8の内容を変更しないで、対象ウェブサイト8に容易に表示させることができる。
また、本発明の第9の態様に係るコンテンツ提供方法は、例えば図11及び図12に示すように(システム構成については図9参照)、閲覧対象となる対象ウェブページ8を提供するウェブページ提供サーバ10及び対象ウェブページ8を閲覧可能な閲覧者の端末7が接続されたネットワーク5上で、閲覧者の端末7において対象ウェブページ8に提供コンテンツ1を重ねて表示させるコンテンツ提供方法であって、提供コンテンツ1をコンテンツデータベース21に保存するコンテンツ保存工程(S002)と、提供コンテンツを動作させる動作プログラムを動作プログラム格納部221に保存する動作プログラム保存工程(S003)と、対象ウェブページ8の第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェア9であって、コンテンツデータベース21から抽出した提供コンテンツ1を上層レイヤに表示し、動作プログラム格納部221から選択した動作プログラムを用いて上層レイヤで提供コンテンツ1を動作させ、さらに、上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェア9を準備する上層編集ソフトウェア準備工程(S004)と、ネットワーク5に接続されコンテンツの編集が可能な編集端末6Pに上層編集ソフトウェア9を提供して、編集端末6Pにおいて、表示画面に対象ウェブページ8の上層レイヤでの提供コンテンツ1の動作を表示可能とし、編集端末6Pで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集可能とする動作シナリオ編集支援工程(S006)と、編集端末6Pで編集された単数又は複数の動作シナリオを組み込んで、閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツ1の動作を実行させる実行プログラムを作成する実行プログラム作成工程(S012)と、対象ウェブページ8を閲覧している閲覧者の端末7からの実行プログラムの提供要求に応えて実行プログラムを送信し、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行中に実行プログラムからの要求に応えて、提供コンテンツ1と動作プログラムとを送信し、実行プログラムが対象ウェブページ8の上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツの動作を実行させることを支援するプログラム実行支援工程(S013)とを備える。
本態様は第1の態様に係るコンテンツ提供サーバ10に対応するコンテンツ提供方法の発明である。本態様のように構成すると、コンテンツを対象ウェブサイト8の内容を変更しないで、対象ウェブサイト8に容易に表示させることができる。
また、ウェブサイト提供サーバ6側でシナリオを作成するので、ウェブサイト提供サーバ6側が表現したい内容にシナリオを作成できる。
また、本発明の第10の態様に係るコンテンツ提供方法は、第8又は第9の態様において、例えば図1、図6又は図7に示すように、提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツ1である。
このように構成すると、キャラクターが人目を惹くので、注目を集めやすい。
また、本発明の第11の態様に係るコンテンツ提供方法は、第10の態様において、例えば図11、図12に示すように、編集端末6Pにて上層編集ソフトウェアを用いて動作シナリオを編集する動作シナリオ編集工程(S101)を備え、動作シナリオ編集工程(S101)は、編集端末6Pの表示画面に商品若しくはサービスについての説明及び/又は商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を入力する入力領域6I2,6I3を設け、入力領域6I2に入力された商品若しくはサービスについての説明を商品・サービス説明記録部231に記録する商品・サービス説明記録工程(S101A)、及び/又は入力領域6I3に入力された商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を商品・サービス画像等記録部232に記録する商品・サービス画像等記録工程(S101B)を有し、商品・サービス説明記録部231に記録された商品若しくはサービスについての説明及び/又は商品・サービス画像等記録部232に記録された商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を、マスコットキャラクターの画像1と共にテキスト又は音声で表示することにより、マスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせ、動作シナリオはプレゼンテーション行為のシナリオを含み、プログラム実行支援工程(S013)は、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行中に実行プログラムからの要求に応えて、商品若しくはサービスについての説明及び/又は商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を送信する。
このように構成すると、キャラクターが商品についてプレゼンテーション行為をすることによって閲覧者に商品情報を理解してもらいやすくなる。
また、本発明の第12の態様に係るプログラムは、コンテンツ提供サーバ10又はネットワーク5に接続されコンテンツの編集が可能な編集端末6Pに第8の態様に記載のコンテンツ編集方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
また、本発明の第13の態様に係るプログラムは、コンテンツ提供サーバ10に第9の態様に記載のコンテンツ提供方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
本発明によれば、ウェブページの内容を変更しないで、コンテンツをウェブページに容易に表示させることができる。
マスコットキャラクターの例を示す図である。 マスコットキャラクターの動作を説明するための図である。 マスコットキャラクターの動作プログラムの例を示す図である。 マスコットキャラクターの動作例(その1)を示す図である。 マスコットキャラクターの動作例(その2)を示す図である。 キャラクターによるプレゼンテーション(その1)を説明するための図である。 キャラクターによるプレゼンテーション(その2)を説明するための図である。 コンテンツ提供システムの概念図である。 実施例1に係るコンテンツ提供サーバの構成例を示す図である。 編集端末における入力画面の例を示す図である。 実施例1に係るコンテンツ提供方法の処理フロー例(その1)を示す図である。 実施例1に係るコンテンツ提供方法の処理フロー例(その2)を示す図である。 実施例1に係る閲覧者の端末でのキャラクター表示のフロー例を示す図である。 実施例2に係る閲覧者の端末でのキャラクター表示のフロー例を示す図である。 実施例3に係るコンテンツ提供サーバの構成例を示す図である。 実施例3に係るキャラクター表示の処理フロー例を示す図である。 閲覧者への質問の例を示す図である。 閲覧者に提示する推薦商品の表示画面の例を示す図である。 実施例8に係るコンテンツ提供サーバの構成例を示す図である。 実施例8に係るコンテンツ提供方法の処理フロー例(前半)を示す図である。
図面を参照して以下に本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一又は相当する部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
〔提供コンテンツ〕
提供コンテンツ1とはコンテンツ提供サーバが提供するコンテンツをいう。コンテンツには画像コンテンツ、テキストコンテンツ及び画像とテキストを組み合わせたコンテンツ、さらにこれらと音を組み合わせたコンテンツ等が含まれる。画像は典型的にはマスコットキャラクターのアニメーション画像であるが、アニメーション画像に限られず、イメージ画像、手書き入力画像、写真画像でも良く、また、静止画像でも動画像でも良い。商品又はサービスに係る画像でも良い。テキストコンテンツは、商品又はサービスを説明する説明文、商品又はサービスに係る記事等でも良い。なお、マスコットキャラクター以外のコンテンツについては実施例9で説明する。
図1に画像コンテンツ1としてのマスコットキャラクター画像(以下、単にマスコットキャラクター又はキャラクターともいう)の例を示す。図1(a)にマスコットキャラクターが少女1A(「ピコ1A」という)の例を、図1(b)にマスコットキャラクターがドラゴン1B(「ピコ1B」という)の例を示す。マスコットキャラクター1A,1Bはアニメーション手法により作成され、ブラウザが供給する画像挿入手法により、ウェブページに画像コンテンツとして表示することができる。同様にして人物、擬人化した動物・植物等の多種・多様なマスコットキャラクターを作成、表示可能である。マスコットキャラクターは、典型的にはアニメーション画像作成者がコンテンツ提供サーバ10のコンテンツ作成部11(図9参照)の支援を受けて作成される。すなわち、コンテンツ作成部11はアニメーション作成・編集ソフトウェアを有し、アニメーション画像作成者はこれを利用可能である。また、コンテンツ提供サーバ10はコンテンツDB(データベース)21を備え、コンテンツDB21にマスコットキャラクターの画像を記録する。
マスコットキャラクターである少女(ピコ1A)及びドラゴン(ピコ1B)はウェブページ上で人間を模擬した振る舞いをする。すなわち、ウェブページ上で幾つかの人間を模擬した動作(挨拶、歩く、走る、手振り、身振り等)をすることができ、また、人間を模擬した会話をすることができる。図1(a)では、ピコ1Aがウェブページに表示された画像やテキストの近くに位置して、ピコ1Aからの吹き出し付き枠内にテキスト表示で「このページではわたしがおしゃべりします。」と記載されているように、ピコ1Aが近くの画像やテキスト表示に関する会話をすることができる。また、図1(b)では、ピコ1Bがウェブページに表示された画像やテキストの近くに位置して、ピコ1Bからの吹き出し付き枠内にテキスト表示で「キャラクターを表示する効果の説明をします。」と記載されているように、ピコ1Bが近くの画像やテキスト表示に関連した説明をすることができる。
[動作プログラム]
図2はマスコットキャラクターの動作を説明するための図である。マスコットキャラクターピコ1A,ピコ1Bが描かれた画像群2A,2Bがある。他のキャラクターについても同様な画像群があるが、ここでは省略する。
画像群2A,2Bはそれぞれマスコットキャラクターピコ1A,ピコ1Bの姿態(ジェスチャー)が少なくとも前方又は後方に少しずつ変化している複数枚の画像(2A1〜2An),(2B1〜2Bn)から構成される。これら複数枚の画像(2A1〜2An),(2B1〜2Bn)をディスプレイ上に前の画像の残像が消えないうちに次の画像を表示するようにして画像群2A,2Bの画像を順次表示すると、いわゆるパラパラ漫画のように、マスコットキャラクターが動作しているように見える。画像群2A,2Bはコンテンツ作成部11の支援を受けて作成され、コンテンツデータベース21に保存される。
動作プログラム3A,3Bでは、例えば画像群2A,2Bについて、ディスプレイへの画像表示範囲(表示位置、画像サイズ)、画像群2A,2Bのうち使用する画像の範囲(前からn1番目〜n2番目)、表示タイミング(表示時間(開始から終了までの時間)、画像切替時間間隔(前の画像の表示開始時間と次の画像の表示開始時間の間隔))を設定する。1つの動作プログラムを選択すると、典型的には次の動作プログラムが選択されるまでn1番目の画像からn2番目の画像が繰り返し表示され、選択された動作プログラムの動作が繰り返される。また、表示時間について、典型的には開始時間は当該動作プログラムで画像表示のコマンドが実行された時であり、終了時間は次の動作プログラムで別の画像の画像表示のコマンドが実行された時である。また、画像群を変更することにより、マスコットキャラクターが変わる。なお、マスコットキャラクター以外の動作プログラムについては実施例9で説明する。
図3にマスコットキャラクターの動作プログラムの例を示す。ピコ1A、ピコ1Bの動作プログラム例として、それぞれ「挨拶」、「左右に歩行」、「前に歩行」等、10通りの動作が挙げられているが、これらは一例であって、この他にも多種多様な動作がありうる。
図4に「左右に歩行」の動作プログラムの例を、図5に「左右向きスピーチ」の動作プログラムの例を示す。これらの動作プログラムを(a)〜(d)の4コマアニメーションで示したが、4コマに限られず、コマ数を例えば8,16,32コマと多くすれば滑らかな動きや長時間の動きを表現できる。他方、コマ数を増やすと動作プログラムを駆動するコンピュータの負荷が大きくなるので、できるだけ少ないコマ数で動作プログラムを表現することが好ましい。また、「左右に歩行」の動作プログラムの前半(2コマ)を繰り返し使用すれば左方向への連続歩行の動作を、後半(2コマ)を繰り返し使用すれば右方向への連続歩行の動作を、(前半+後半)を繰り返し使用すれば左右往復の連続歩行の動作を表現できる。このように実質2コマのアニメーションも可能である。また、「左右に歩行」の動作プログラムでは先に左方向への歩行を行い、その後に右方向への歩行に変化するが、コマの順序(表示の順序)を逆にすれば、先に右方向への歩行を行い、その後に左方向への歩行に変化する。このような動作プログラムの設定も可能である。また、「前に歩行」の動作プログラムのコマの順序(表示の順序)を逆にすれば、後退を表現できる。なお、前進時には画像を拡大し、後退時には画像を縮小することも可能である。また、典型的には次の動作プログラムが選択されるまで当該動作プログラムの動作が繰り返される。
画像群1Aを、例えば、動作プログラムPA0001〜PA0010の画像をこの順に連結して作成する。例えば1つの動作プログラムをn3枚の画像で構成し、1つの画像群がn4通りの動作プログラムを連結して構成されるとすると、1つの画像群はn3×n4枚の画像で構成される。1つの画像群中の画像枚数が多ければキャラクターの多くの動作を表現できるが、コンピュータの負荷が増加するので、適切な画像枚数にすることが重要である。また、複数の動作プログラムに共有できる画像がある場合は、共用することにより画像群の画像枚数を減じることができる。コンピュータの処理能力により変化するが、例えば20〜100枚にするのが好適である。また、画像群1Bを、プログラムPB0001〜PB0010をこの順に連結して作成する。このようにすると、例えば「左右向きスピーチ」に係る画像は画像群2Aについても、画像群2Bについても、同じ位置(前から数えて同じ番号)になるので、画像群2Aと画像群2Bに対して、同じ動作プログラムを使用できる。すなわち、画像群2Aと画像群2Bについて、ディスプレイへの画像表示範囲、使用する画像の範囲、表示タイミングを同じに設定すれば良いので、画像群2Aと画像群2Bについて、共通に使用できるプログラムとなる。他のマスコットキャラクターについても1つの動作プログラムを共通に使用できる。
コンテンツ提供サーバ10は動作プログラム作成部121(図9参照)で動作プログラムの作成を支援する。典型的には編集者がマスコットキャラクターのアニメーション画像の基準画像(例えば正面向き直立画像)を基にして各動作プログラムの最初の画像を作成し、さらに動作プログラムに沿って少しずつ姿態を変化させた画像を作成していくのを支援する。例えば、基準画像を各動作プログラムの最初の画像に変換したアニメーション画像、各動作プログラムの最初の画像から動作プログラムに沿って少しずつ姿態を変換させた画像は動作プログラム作成部121で、画像の平行移動ソフトウェアや回転ソフトウェア、その他の画像編集用ソフトウェアを用いて可能なところまで自動的に作成し、アニメーション画像作成者が不自然な表示を修正して完成する。自動作成が難しければアニメーション画像作成者が作成する。なお、3次元のマスコットキャラクターの映像をコンテンツDB21に保存しておき、コンピュータグラフィックによりこれらの動作プログラム用の画像を作成しても良い。また、作成した動作プログラムに係る一連のアニメーション画像を動作プログラム格納部221に保存する。なお、「少しずつ姿態を変化させた画像」について、2画像を静置して比較した場合に明確に差異を認識できる場合でも、動作プログラムを使用して滑らかな動きに見える場合には、これに該当するものとする。
[キャラクターによるプレゼンテーション]
図6はキャラクターによるプレゼンテーションを説明するための図(その1)である。装置構成については図9を参照されたい。少女(ピコ1A)がお中元セールで商品「特上寿司セット」を紹介する例を示す。ピコ1Aがお中元セールを表示する対象ウェブページ8に表示され、対象ウェブページ8に掲載の商品「おすすめ商品001 特上寿司セット」についてプレゼンテーションを行なう例である。商品「特上寿司セット」4Aは対象ウェブページ8に掲載されている。まず、コンテンツDB21からマスコットキャラクター(ピコ1A)が抽出される。マスコットキャラクター(ピコ1A)の抽出では、例えばピコ1Aの画像群2Aが編集端末6Pや閲覧者の端末7に送信されて編集端末6Pや閲覧者の端末7からアクセス可能になる。次に、動作プログラムが選択されると、ディスプレイの表示画面にピコ1Aに係る画像で、選択された動作プログラムで指定された最初の画像が表示される。例えば画像群2Aの第1番目に配置された「左右向きスピーチ」の第1番目の画像が表示され、次にこの動作プログラムに従ってピコ1Aが動作する。そして次の動作プログラムが選択されるまで、「左右向きスピーチ」の動作が繰り返される。
商品の画像4A1及び説明文4A2は予め作成され、或いは予め対象ウェブページ8から抽出されて、画像4A1は商品・サービス画像等記録部232に保存され、説明文4A2は商品・サービス説明記録部231に保存されている。次に、商品・サービス画像等記録部232から商品又はサービスに係る画像(例えば「おすすめ商品001 特上寿司セット」4Aの内容を示す画像4A1)が選択され、さらに、商品・サービス説明記録部231から商品を説明する説明文4A2「この夏は特上寿司セットは大好評です!詳細はこちらからどうぞ。」が選択され、吹き出し付き枠4A3内に表示される。ピコ1A及び画像4A1、説明文4A2、枠4A3は対象ウェブページの商品4Aが掲載された第1層より上層の第2層に表示される。また、典型的には、画像4A1、説明文4A2、枠4A3はピコ1Aと重ならないように配置される。ただし、商品又はサービスの説明に支障がない(例えばピコ1Aの手が商品や説明文を瞬時に通過し、商品や説明文を見るのに支障がない等)と考えられる場合には重ねて表示しても良い。次に動作プログラムが「左右向きスピーチ」の場合には、ピコ1Aは口開閉の動作及び、左右への向き変え動作を行なう。これにより、ピコ1Aが商品4Aについてプレゼンテーション行為をしているように見える。段落0013で説明したように、マスコットキャラクターが表示画面上で人間のプレゼンテーション行為を模擬した表現をすることをマスコットキャラクターの「プレゼンテーション行為」という。
閲覧者が説明文を読むのに十分な所定の時間が経過すると、画像4A1、説明文4A2、枠4A3が消え、ピコ1Aは動作プログラムに従い動作を継続する。商品の画像4A1及び説明文4A2の作成、対象ウェブページ8からの抽出は典型的には、ウェブページ提供サーバ6側で行なわれるが、コンテンツ提供サーバ10側で行なっても良い。所定の時間は説明文の長さによるが例えば30秒とする。
図7はキャラクターによるプレゼンテーションを説明するための別の図(その2)である。装置構成については図9を参照されたい。ドラゴン(ピコ1B)がお中元セールで商品「生ビールセット」4Bを紹介する例を示す。ピコ1Bがお中元セールを表示するウェブページに表示され、対象ウェブページ8に掲載の商品「プレミアム生ビールセット」についてプレゼンテーションを行なう例である。商品「プレミアム生ビールセット」4Bは対象ウェブページ8に掲載されている。まず、コンテンツDB21からマスコットキャラクター(ピコ1B)が抽出され、次に、動作プログラムが選択されると、ディスプレイの表示画面にピコ1Bに係る画像で、選択された動作プログラムで設定された最初の画像が表示される。例えば「左右向きスピーチ」の第1番目の画像が表示され、次に「左右向きスピーチ」の動作プログラムに従ってピコ1Bが動作する。
説明文4B2は予め作成され、商品・サービス説明記録部231に保存されている。次に、商品・サービス情報記録部23の商品・サービス説明記録部231から商品を説明する説明文4B2「ギフトにプレミアム生ビールはいかがですか?是非ご賞味ください。」が選択され、吹き出し付き枠4B3内に表示される。ピコ1B及び説明文4B2、枠4B3は対象ウェブページ8の商品4Bが掲載された第1層より上層の第2層に表示される。また、典型的には、対象ウェブページ8の商品4B、説明文4B2、枠4B3はピコ1Bと重ならないように配置される。ただし、商品又はサービスの説明に支障がない(例えばピコ1Bの羽が商品や説明文を瞬時に通過し、商品や説明文を見るのに支障がない等)と考えられる場合には重ねて表示しても良い。次に動作プログラムが「左右向きスピーチ」の場合には、ピコ1Bは口開閉の動作及び、左右への向きを変える動作を行なう。これにより、ピコ1Bが商品4Bについてプレゼンテーション行為をしているように見える。
閲覧者が説明文を読むのに十分な所定の時間が経過すると、説明文4B2、枠4B3が消え、ピコ1Bは動作プログラムに従い動作を継続する。
[動作シナリオ]
動作シナリオは単数の動作プログラムから作成される又は複数の動作プログラムを時系列的に組み合わせて作成される。また、キャラクター選択(入れ替えを含む)、商品又はサービスの画像又は記事の選択、商品又はサービスに係る説明文の選択も動作シナリオに組み込まれる。
まず、キャラクターデータベース21から例えばキャラクター(ピコ1A)を抽出する。マスコットキャラクター(ピコ1A)の抽出では、例えばピコ1Aの画像群2Aが編集端末6Pに送信されて編集端末6Pからアクセス可能になる。次に、動作プログラム格納部221から動作プログラム(例えば「挨拶」)を選択する。次に商品・サービス画像等記録部232から商品又はサービス(例えばお中元商品)の画像4A1を選択して表示し、また、商品・サービス説明記録部231から説明文4A2を選択して表示する。通常は商品の画像4A1、説明文4A2、枠4A3はピコ1Aと重ならないように配置される。次に、動作プログラム格納部221から別の動作プログラム(例えば「左右向きスピーチ」)を選択し、マスコットキャラクター1Aに口の開閉を伴うプレゼンテーション行為をさせる。商品又はサービスの画像4A1と説明文4A2の表示の期間は閲覧者が説明文を十分読むことができる時間とする。その後、商品又はサービスの画像4A1と説明文4A2の表示を消去する。次に、新たな商品又はサービスについて、商品又はサービスの画像と説明文を選択し、次の動作プログラム(例えば「左手指しスピーチ」)を選択し、マスコットキャラクター1Aに再度口の開閉を伴うプレゼンテーション行為をさせる。商品又はサービスの画像と説明文の表示の期間は閲覧者が説明文を十分読むことができる時間とする。その後、商品又はサービスと説明文の表示を消去する。ここでプレゼンテーション行為が終了する。この時、マスコットキャラクターは動作を続けているが、次に説明する商品又はサービスがなければ動作シナリオを終了する。このように複数の動作プログラムを時系列的に組み合わせて動作シナリオとする。なお、単数の動作プログラムから動作シナリオを作成することもできる。
動作シナリオは、典型的には上層編集ソフトウェア9を用いて、ウェブページ提供サーバ6の管理者の端末6Pで編集され、編集された動作シナリオはコンテンツ提供サーバ10に送信され、実行プログラム格納部223に保存される。なお、動作シナリオはウェブページ提供サーバ6の管理者の端末6Pだけでなく、ネットワーク5に接続されコンテンツの編集が可能な編集端末であれば編集可能である。また、コンテンツ提供サーバ10の動作シナリオ編集支援部13でも上層編集ソフトウェア9を用いて、編集することが可能なように構成されている。
ウェブページ提供サーバ6の管理者の端末6Pで編集する場合には、ウェブサイト提供サーバ6側が表現したい内容に動作シナリオを作成できる。コンテンツ提供サーバ10で作成する場合には、動作シナリオでのキャラクターの動かし方についての蓄積があるので、適切な動きを得られ易い。
[実行プログラム]
実行プログラムは対象ウェブページ8上でマスコットキャラクターの動作を実行させるプログラムである。すなわち、実行プログラムは、単数又は複数の動作シナリオを対象ウェブページ8の上層レイヤで実行できるように編集して一連のプログラムとしたもので、閲覧者の端末7からウェブページ提供サーバ6にアクセスした時に、コンテンツ提供サーバ10から閲覧者の端末7に送信され、閲覧者の端末7の表示画面に表示される対象ウェブページ8の上層レイヤで、動作シナリオに従ってマスコットキャラクターの動作を実行させるプログラムである。実行プログラムは1つのシナリオで構成しても良く、また、各商品又は各サービスに係るシナリオを複数繋ぎ合わせて1つの実行プログラムとしても良い。
[上層レイヤの利用]
ウェブページの編集はHTML編集ツールを用いて行なわれる。通常は全てのコンテンツが同一レイヤ上にある状態で編集されるが、Zインデックスの記述方法を用いることで上位第n層(nは2以上の整数)を活用することができる。上位第n層を利用したウェブページとしては例えば、「ライトボックス」が見出される。「ライトボックス」はブラウザのスクリプトで、縮小画像(サムネイル画像等)をクリックすると、上位第n層の縮小画像を覆う領域に黒色半透明の背景が表示され、その上に拡大画像が表示されるものである。また、例えばFacebookの「シェア」が見出される。「シェア」は知人と情報を共有したい時に自分のコメントを付して知人に送るもので、上位第n層にコメントを書き込む画面が表示される。しかしながら、どちらも上位第n層にコンテンツが表示されるが、静的である。このように上位第n層を利用したウェブページは未だ非常に少なく、上位第n層利用の機能は十分に活かされていない。少なくともマスコットキャラクターを動作させるプログラムは見出されていない。
他方、上位第n層を用いると第1層(第1レイヤ)のコンテンツの内容に変更を加えることなく、第1レイヤの上層にコンテンツを表示できる。なお、上層レイヤで或るコンテンツCo2の位置を第1レイヤのコンテンツCo1に関連付けて(例えばCo1から右方にx1、上方にy1離れた位置)設定した場合は、第1レイヤをスクロールやドラッグすると、Co1の移動に伴ってCo2も移動する。しかし、この事象は上層レイヤでの位置設定の操作に起因するものであり、第1レイヤの操作によるものではない。そこで、差し替えをしなければ、上層を用いて第1層のコンテンツの内容に何ら変更を加えることなく、第1層(第1レイヤ)の上層にコンテンツを表示することが可能である。発明者等はかかる機能に着目して、第1層より上層で動作プログラム、動作シナリオ、実行プログラムを編集することとし、ブラウザ機能を用いて上層編集ソフトウェア9を創作した。上層編集ソフトウェア9は、対象ウェブページ8のZインデックスにおける第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行うためのソフトウェアである。すなわち、コンテンツデータベース21から抽出した提供コンテンツ1を上層レイヤに表示し、動作プログラム格納部22から選択した動作プログラムを用いて上層レイヤで提供コンテンツを動作させ、さらに、上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集するソフトウェアである。
かかる、上層編集ソフトウェア9を用いることにより、商品又はサービスに係る画像4A1又は記事、説明文4A2等のコンテンツ、動作プログラム、動作シナリオ及び実行プログラムを作成でき、対象ウェブページ8の第1レイヤのコンテンツの内容を変更することなく、マスコットキャラクター1A、商品又はサービスの画像4A1又は記事、説明文4A2等のコンテンツを上層に表示させ、マスコットキャラクター1等のコンテンツを動作シナリオに従って動作させることができる。しかも、第1レイヤを再編集する必要がないので、編集及び動作シナリオの実行が容易である。
図9ないし図13を参照して実施例1について説明する。実施例1では、1つのマスコットキャラクター1Aが対象ウェブページ8に現れ、対象ウェブページ8に係る商品について説明する例で、ウェブページ提供サーバ6の管理者の端末6Pで動作シナリオを編集する例について説明する。
[システム構成]
図8に本発明に係るコンテンツ提供システムの概念図を示す。インターネット5上にウェブページ提供サーバ6及び閲覧者端末7が接続され、閲覧者は閲覧者端末7により、ウェブページ提供サーバ6が提供する対象ウェブページ8を閲覧可能である。なお、ウェブページ提供サーバ6の管理者は、インターネット5に接続されコンテンツの編集が可能でかつ対象ウェブページ8を閲覧可能な端末6Pを有する。コンテンツ提供サーバ10はかかるインターネット5に接続され、ウェブページ提供サーバ6が提供する対象ウェブページ8が閲覧者の端末7に表示される際に、対象ウェブページ8にキャラクター画像等のコンテンツ1を重ねて表示するサービスを行なうものである。
[コンテンツ提供サーバ]
図9にコンテンツ提供サーバ10の構成例を示す。
コンテンツ提供サーバ10は、画像・プログラム等を保存する記録部20を有する。記録部20は、ウェブページ提供サーバ6のウェブページ8に提供するコンテンツ1(提供コンテンツ)を保存するコンテンツデータベース21、プログラムを格納するプログラム格納部22、ウェブページ提供サーバ6のウェブページ8に関連する商品又はサービスに関する情報を記録する商品・サービス情報記録部23、閲覧者に係る属性・認証情報・嗜好等を記録する閲覧者情報記録部24、及び、ウェブページ提供サーバ6の所有者とコンテンツ提供サーバ10の所有者間で取り決められた対象ウェブページ8への提供コンテンツ1の提供に係る契約情報を記録する契約情報記録部25を備える。コンテンツデータベース21は、典型的にはコンテンツ1としてのマスコットキャラクターの画像を保存するキャラクターデータベースである。プログラム格納部22は、マスコットキャラクター等のコンテンツ1を動作させる動作プログラムを格納する動作プログラム格納部221、対象ウェブページ8の上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェア9を格納する上層編集ソフトウェア格納部222、実行プログラム及び当該実行プログラムに関連するプログラムを格納する実行プログラム格納部223、閲覧者の端末7からコンテンツを要求するための呼出プログラムを格納する呼出プログラム格納部224を有する。また、実行プログラムは単数又は複数の動作シナリオを組み込んで作成されるので、実行プログラム格納部223は、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオも記録する。また、商品・サービス情報記録部23は、商品又はサービスについての説明を記録する商品・サービス説明記録部231及び商品又はサービスに係る画像又は記事を記録する商品・サービス画像等記録部232を有する。なお、記録部20は同一記憶装置内に集中して存在しても良く、複数の記憶装置に分散して存在しても良い。
上層編集ソフトウェア9は、対象ウェブページ8の主コンテンツが掲載された第1レイヤの上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行うソフトウェアである。キャラクターデータベース21から選択したマスコットキャラクターの画像を上層レイヤに表示し、動作プログラム格納部22から選択した動作プログラムを用いて、上層レイヤでマスコットキャラクターを動作させるものである。さらに、上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込み、さらに、マスコットキャラクターの抽出、商品又はサービスに係る画像4A1(図6参照)または記事の選択、商品又はサービスについての説明文4A2(図6参照)の選択を組み込んだ動作シナリオを編集するものである。すなわち、上層編集ソフトウェア9は、ウェブページ提供サーバ6が提供する対象ウェブページ8上の上層レイヤで提供コンテンツ1としてのマスコットキャラクターを表示し、動作させるソフトウェアである。典型的には、ウェブページ提供サーバ6の管理者の編集端末6Pにおいて編集を行うが、コンテンツ提供サーバ10で編集を行なうことも可能である。ウェブページ提供サーバ6の管理者が編集を行なう場合には、ウェブページ提供サーバ6の管理者自身が望む態様に動作シナリオを編集できるという効果がある。コンテンツ提供サーバ10側で編集を行なう場合には、動作シナリオでのキャラクターの動かし方についての蓄積があるので、適切な動きを得られ易いという効果がある。
また、コンテンツ提供サーバ10は、マスコットキャラクター画像1等のコンテンツを作成するコンテンツ作成部11、上層編集ソフトウェア9、実行プログラム、動作プログラム等のプログラムを作成するプログラム作成部12、ウェブページ提供サーバ6の管理者の端末6Pに対して、上層編集ソフトウェア9を送信して、管理者の端末6Pに表示される対象ウェブページ8上でマスコットキャラクターの動作をさせる動作シナリオを作成可能にさせる動作シナリオ編集支援部13を備える。プログラム作成部12は、動作プログラムを作成する動作プログラム作成部121と上層編集ソフトウェア9を作成する上層編集ソフトウェア作成部122を有する。動作シナリオ編集支援部13は、上層編集ソフトウェア9で編集したマスコットキャラクター画像1等のコンテンツが、対象ウェブページ8の上層で動作シナリオに従って動作をするか確認するための動作確認部131を有する。コンテンツ作成部11で作成されたコンテンツはコンテンツデータベース21に保存され、動作プログラム作成部121で作成された動作プログラムは動作プログラム格納部221に保存され、上層編集ソフトウェア作成部122で作成された上層編集ソフトウェア9は上層編集ソフトウェア格納部222に保存される。なお、コンテンツ作成部11、プログラム作成部12、動作確認部131の機能はパーソナルコンピュータで実現できるので、これら各部をコンテンツ提供サーバ10と分離したパーソナルコンピュータ内に設けても良い。なお、コンテンツ提供サーバ10は、少なくともコンテンツ及び動作プログラムについては利用できれば良いので、コンテンツ作成部11、プログラム作成部12及び動作確認部131は必ずしも必要ではない。すなわち、別のパーソナルコンピュータで作成されたコンテンツ及び動作プログラムを使用しても良く、別のパーソナルコンピュータで動作シナリオとコンテンツの動作を確認しても良い。
動作シナリオ編集支援部13は、ウェブページ提供サーバ6の管理者が編集端末6Pで動作シナリオを作成するに際して支援を行なう。上層編集ソフトウェア9を提供し、ウェブページ提供サーバ6の管理者の求めに応じて、コンテンツDB21から提供コンテンツ1としてのマスコットキャラクターを提供し、動作プログラム格納部221から動作プログラムを提供する。また、動作シナリオ編集支援部13は上層編集ソフトウェア9からの要求に応えて、ウェブページ提供サーバ6の管理者の編集端末6Pに説明文、商品又はサービスに係る画像又は記事を入力する入力領域6I2,6I3(図10(b)参照)を表示し、入力領域6I2に入力された説明文を商品・サービス説明記録部231に保存し、入力領域6I3に入力された画像又は記事を商品・サービス画像等記録部232に保存するように支援をする。また、上層編集ソフトウェア9を編集する際のガイドやコメントを表示する、編集者からの質問に回答する等の支援を行なう。
また、コンテンツ提供サーバ10は、ウェブページ提供サーバ6の管理者の編集端末6Pにより編集された単数又は複数の動作シナリオを組み込んで実行プログラムを作成する実行プログラム作成部14を備える。実行プログラム作成部14で作成された実行プログラムは閲覧者の端末7に提供され、実行されて、閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤで動作シナリオに従って提供コンテンツの動作を実行させる。
また、コンテンツ提供サーバ10はプログラム実行支援部15を備える。プログラム実行支援部15は、閲覧者の端末7からウェブページ提供サーバ6が提供するウェブページ8にアクセスした際に、閲覧者の端末7が実行プログラムを実行することを支援する。すなわち、閲覧者の端末7からの初動タグを受信した際には呼び出しプログラムを送信するよう支援し、呼び出しプログラムを受信した際には閲覧者と対象ウェブページ8について認証を行なうよう支援し、条件にマッチすれば閲覧者の端末7に実行プログラムを送信する。また、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行中に、実行プログラムの求めに応じて、コンテンツDB21からマスコットキャラクター画像1等のコンテンツを提供し、動作プログラム格納部221から動作プログラムを提供し、商品・サービス画像等記録部232から商品又はサービスに係る画像を提供し、商品・サービス説明記録部231から説明文を提供し、閲覧者の端末7で実行プログラムの実行を完了させるよう支援する。また、閲覧者の端末7からの入力コマンド(商品の選択、質門への回答等)を受理した際には、コマンドに応じて実行プログラムの再編や中止を行なう。これにより、閲覧者の端末7でウェブページ8にマスコットキャラクターを重ねて表示し、シナリオに沿って動作を実行させることができる。
図10に編集端末6Pにおける入力画面の例を示す。図10(a)に動作シナリオの編集画面の例を示す。動作シナリオの編集画面には入力領域6I1が表形式で示され、No、URL、動作プログラム、画像・記事、説明文を入力する欄が設けられている。No欄は動作シナリオにおける動作プログラムの順番を示す。URL欄にはウェブページ提供サーバ6側のキャラクターを表示するウェブページのURLを入力する。動作プログラム欄には動作プログラム格納部221から動作プログラムを選択して入力する。ここではPA0001「挨拶」(図3参照)を入力する例を示す。画像・記事欄には商品・サービス画像等記録部232から商品又はサービスに係る画像又は記事を選択して入力する。ここでは画像4A1(図6参照)を選択する例を示す。説明文欄には商品・サービス説明記録部231から商品又はサービスについての説明文を選択して入力する。ここでは説明文4A2(図6参照)を選択する例を示す。例えば第1行目の入力により、図13のS212〜S216の工程が行われ、図6の画面が表示される。また、動作プログラムの順番は行指定後のドラッグアンドドロップにより変更可能である。
図10(b)に商品又はサービスについての説明文、商品又はサービスに係る画像又は記事、及びリンク先URLの入力画面の例を示す。説明文の入力領域6I2にはテキストで文章を入力可能である。画像又は記事の入力領域6I3には画像取得先のURLを指定可能である。リンク先の入力領域6I4にはリンク先のURLを指定可能である。入力領域6I2,6I3内に入力された説明文及び画像又は記事が例えば図6のように表示される。なお、リンク先を指定した場合に、リンク先にも初動タグが埋め込まれている場合には、リンク先で動作プログラムを継続できるように動作シナリオを編集することも可能である。
図9に戻る。認証部16は閲覧者(の端末)及び対象ウェブページ8の認証を行なう。コンテンツ提供サーバ10が呼出プログラムを受信した際に、閲覧者の端末7と対象ウェブページ8について認証を行なう。閲覧者の端末7で呼出プログラムが実行されると、認証情報がコンテンツ提供サーバ10に送信される。認証情報として、例えば、アカウントID(ウェブページ提供サーバの識別ID)、ユーザID(閲覧者の端末の識別ID)、リクエストした対象ウェブページ8のURL等が使用される。これらを予め閲覧者情報記録部24に登録されたユーザID及び契約情報記録部25に登録されたアカウントID及びウェブページのURL等と照合する。これらの認証情報が一致すれば、閲覧者の端末7への実行プログラムの送信を行い、不一致であれば実行プログラムの送信を行わず、非表示プログラムの組み立て、閲覧者の端末7への送信を行う。
また、認証情報として実行回数を含めても良い。すなわち、閲覧者情報記録部24に累積された実行回数が予め契約情報記録部25に登録された実行限度を超えなければ、実行プログラムの送信に進み、実行限度を超えれば、実行プログラムの送信を行わず、非表示プログラムの組み立て、閲覧者の端末7への送信を行う。非表示プログラムは、マスコットキャラクターの画像等のコンテンツを閲覧者の端末7の表示画面に表示させずに、閲覧者が対象ウェブページ8内を回遊した経過情報を取得するプログラムである。典型的には、閲覧者が対象ウェブページ8に訪れ、実行回数が契約で定められた実行限度を超えた時に適用される。その他、稀であるが、アカウントID、リクエストURLやユーザIDに変更等によりミスマッチが生じた時等に適用され得る。
制御部17はコンテンツ提供サーバ10及びその各部を制御して、コンテンツ提供サーバ10としての機能を発揮させる。
表示部18は監視、操作、認証等に必要な表示を行なう。また、対象ウェブページ8の上層レイヤに提供コンテンツ1を表示可能、すなわち、対象ウェブページ8に重ねて提供コンテンツ1を表示可能である。
[ウェブページ提供サーバ]
ウェブページ提供サーバ6はインターネット5上でウェブページ8を提供する。このためウェブページ提供部61を備える。また、インターネット5に接続されコンテンツの編集が可能でかつウェブページ8を閲覧可能な編集端末6Pを備える。編集端末6Pでは、閲覧者の端末7で対象ウェブページ8がアクセスされた時にコンテンツ提供サーバ10に通知し、かつ実行プログラムの実行に導く初動タグを提供するウェブページに埋め込んでおく。また、編集のためデータベース6Dを使用しても良い。
また、ウェブページ提供サーバ6の編集端末6Pで、コンテンツ提供サーバ10により提供される上層編集ソフトウェア9を用いて、動作シナリオを編集可能である。すなわち、上層編集ソフトウェア9を用いて、表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤで、コンテンツDB21からマスコットッキャラクターを抽出し、動作プログラム格納部221から動作プログラムを選択する。また、対象ウェブページ8に掲載された商品又はサービスに係る画像又は記事を編集端末6Pの表示画面に表示された入力領域6I3(図10(b)参照)を通して商品・サービス画像等記録部232に入力し、また、商品・サービス画像等記録部232から商品・サービスの画像を選択し、編集端末6Pの表示画面に表示する。また、商品又はサービスについての説明文を編集端末6Pの表示画面に表示された入力領域6I2を通して商品・サービス説明記録部231に入力し、また、商品・サービス説明記録部231から商品又はサービスの説明文を選択し、編集端末6Pの表示画面に表示する。そして、表示画面の動作シナリオ編集画面(図10(a)参照)にて、単数又は複数の動作プログラム等を組み込んだ動作シナリオを編集できる。編集した動作シナリオはコンテンツ提供サーバ10に送信され、実行プログラム格納部223に記録される。
[閲覧者端末]
閲覧者の端末7はウェブページ提供サーバ6が提供する対象ウェブページ8を閲覧するための表示画面を有する閲覧部71と、対象ウェブページ8上にコンテンツ提供サーバ10が提供するコンテンツを表示するためのコンテンツ表示実行部72を備える。コンテンツ表示実行部72は、初動タグを読み込んだ時に、初動タグを実行してコンテンツ提供サーバ10に呼出プログラムを要求する。また、呼出プログラムを受信したら、呼出プログラムを実行して、認証情報を付加してコンテンツ提供サーバ10に送信する。また、コンテンツ提供サーバ10から実行プログラムを受信すると、実行プログラムの実行を開始する。また、実行プログラムの実行中に、動作シナリオに基づいてキャラクター等のコンテンツ、動作プログラム、商品又はサービスに係る画像又は記事、商品又はサービスについての説明文をコンテンツ提供サーバ10に要求し、受信し、動作シナリオに沿って実行プログラムの実行を進める。閲覧者が対象ウェブページ8の閲覧を終了する(他のウェブページの閲覧に移行する場合を含む)ことにより、実行プログラムの実行が終了する。
[処理フロー]
図11及び図12に本実施例に係るコンテンツ提供方法の処理フローの例を示す。システム構成については図9を参照されたい。
まず、コンテンツ提供サーバ10とウェブページ提供サーバ6の所有者間でサービス提供に係る契約を行なう(S001:契約締結工程)。すなわち、ウェブページ提供サーバ6のウェブページ8にどのマスコットキャラクターの画像1を表示するか及び契約期間等について合意した結果を契約する。合意した契約内容は契約情報記録部25に記録される。実行回数(各閲覧者の端末7に何回表示するか)を契約に入れる場合もある。動作シナリオは典型的にはウェブページ提供サーバ6側で編集し、コンテンツ提供サーバ10側でその編集を支援する。
契約に際して、又は契約に先んじてコンテンツ提供サーバ10側では、提供コンテンツ1としてのマスコットキャラクターを作成し(S002:キャラクター作成工程)、動作プログラムを作成し(S003:動作プロウラム作成工程)、それぞれ、コンテンツDB21、動作プログラム格納部221に保存する。また、上層編集ソフトウェア9を作成し又は既存の上層編集ソフトウェア9を取得し、準備しておく(S004:上層編集ソフトウェア準備工程)。また、以下のように動作シナリオ編集支援の準備をしておく(S005:動作シナリオ編集準備工程)。すなわち、動作確認部131にて、上層編集ソフトウェア9を用いて、コンテンツ提供サーバ10の表示画面又はコンテンツ提供サーバ10側が有する編集端末の表示画面で対象ウェブページ8上の上層レイヤでマスコットキャラクター1が動作することを確認しておく。また、対象商品・サービスを確認しておくと共に、商品・サービス画像等記録部232に入力されたプレゼンテーション対象の商品又はサービスに係る画像又は記事、商品・サービス説明記録部231に入力されたプレゼンテーション対象の商品又はサービスについての説明文を確認しておく。これらの確認は例えば、コンテンツ提供サーバ10又は編集端末の表示画面を見て行なう。その他、契約に応じて必要であれば実行回数を設定し、また、呼び出しプログラムを準備しておく等である。
次に、上層編集ソフトウェア9をウェブページ提供サーバ6の管理者の編集端末6Pに提供して、動作シナリオの編集を支援する(S006:動作シナリオ編集支援工程)。
ウェブページ提供サーバ6側では、既にインターネット5上にウェブページを提供しているか、契約時期までに新たに作成して提供する(S103:ウェブページ提供工程)。このウェブページ提供に前もって、初動タグを対象ウェブページ8に埋め込んでおき(S102:初動タグ埋め込み工程)、対象ウェブページ8が閲覧者の端末7の表示画面に表示された時に、初動タグが閲覧者の端末7で検出されてコンテンツ提供サーバ10に送信されるようにしておく。また、上層編集プログラム9を用いて動作シナリオを編集する(S101:動作シナリオ編集工程)。例えば編集端末6Pにて動作シナリオ編集画面(図10(a)参照)を用いて編集を行う。編集された動作シナリオは、コンテンツ提供サーバ10の実行プログラム格納部223に保存される。また、対象ウェブページ8に関連する商品又はサービスについてマスコットキャラクター1が説明する説明文を作成する。説明文はコンテンツ提供サーバ10の商品・サービス説明記録部231に保存される(S101A:商品・サービス説明記録工程)。また、必要な場合は、商品又はサービスに係る画像又は記事をウェブページ8等から抽出して、コンテンツ提供サーバ10の商品・サービス画像等記録部232に保存しておく(S101B:商品・サービス画像等記録工程)。商品又はサービスに係る画像又は記事は、ウェブページ8から抽出される以外には、例えばウェブページ提供サーバ6側でウェブページ8を作成する際に収集した商品又はサービスに係る画像等から抽出される。説明文の作成及び商品又はサービスに係る画像又は記事の抽出は例えば編集端末6Pにて画像・記事・説明文入力画面(図10(b)参照)の入力領域6I2,6I3を用いて行われる。
閲覧者の端末7では、まず、端末が起動される(S201:端末起動工程)。閲覧者の端末7で対象ウェブページ8がリクエストされて(S202:ウェブページリクエスト工程)、対象ウェブページ8が開かれた時に、初動タグが読み込まれる(S203:初動タグ読み込み工程)。その後、閲覧者の端末7で初動タグの内容が実行されて、コンテンツ提供サーバ10に呼び出しプログラムの要求が送信される(S204:呼び出しプログラム要求工程)
コンテンツ提供サーバ10では、呼び出しプログラムの要求を受理すると、要求に応じて、呼び出しプログラムを閲覧者の端末7に送信する(S007:呼び出しプログラム要求受理・送信工程)。閲覧者の端末7では、呼び出しプログラムを受理すると(S205:呼び出しプログラム取得工程)、呼び出しプログラムが実行されて(S206:呼び出しプログラム実行工程)、ユーザ情報を含む認証情報がコンテンツ提供サーバ10に送信される。送信情報には、アカウントID(ウェブページ提供サーバのID)、ユーザID(ユーザの識別ID)、ブラウザ情報(URL)、その他のパラメータが含まれる。
コンテンツ提供サーバ10では、これらの情報を受理すると、予め閲覧者情報記録部24及び契約情報記録部25に登録されたこれらの認証情報と照合して認証を行なう(S008:認証工程)。認証された場合は、次に実行回数の確認を行なう(S009:実行回数確認工程)。認証が不成立の場合(S008でNo)又は各閲覧者の端末7での実行回数が設定値を超えた場合(S009でNo)は、実行プログラムを送信せず、非表示プログラムを組み立てて、閲覧者の端末7に送信する(S010:非表示プログラム組み立て・提供工程)。その後、閲覧者の端末7で非表示プログラムが実行されて(S011:非表示プログラム実行工程)、実行中に閲覧者の属性及び閲覧履歴がコンテンツ提供サーバ10の閲覧者情報記録部24に保存される。ここで、非表示プログラムとは、マスコットキャラクターの画像1等のコンテンツを表示画面に表示させずに、閲覧者が対象ウェブページ内を回遊した経過情報を取得するプログラムである。
認証が成立の場合(S008でYes)及び実行回数が設定値以内の場合(S009でYes)は、コンテンツ提供サーバ10から閲覧者の端末7に実行プログラムが送信される(S013:実行プログラム支援工程)。送信後はプログラム実行支援部14で、閲覧者の端末7での実行プログラムの実行を支援する。閲覧者の端末7では実行プログラムが実行される(S207:実行プログラム実行工程)。プログラム実行支援部15では、実行プログラムの求めに応じて閲覧者の端末7に、コンテンツDB21からマスコットキャラクターを提供し、動作プログラム格納部221から動作プログラムを提供し、商品・サービス画像等記録部232から商品又はサービスに係る画像又は記事を提供し、商品・サービス説明記録部231から説明文を提供する。
閲覧者により、対象ウェブページ8において次のページが選択されれば(S208:ウェブページ選択工程)S202に戻り、ループ(S202:ウェブページリクエスト工程〜S208:ウェブページ選択工程)が繰り返される。閲覧者が対象ウェブページ8での閲覧を終了すれば、処理が終了になる。
[キャラクター表示のフロー]
図13に閲覧者の端末7におけるキャラクター表示のフローを示す。まず、閲覧者の端末7に表示された対象ウェブページ8に表示させるマスコットキャラクターが抽出される(S211:キャラクター抽出工程)。例えば、キャラクターとしてのピコ1AはコンテンツDB21から抽出される。マスコットキャラクター(ピコ1A)の抽出では、例えばピコ1Aの画像群2Aが閲覧者の端末7に送信されて閲覧者の端末7からアクセス可能になる。次に、動作プログラムを用いてキャラクターを動作させる(S212:動作プログラム選択工程)。例えば動作プログラム「左右に歩行」を動作プログラム格納部221から選択して、ピコ1Aを「左右に歩行」させる。これにより、動作を伴うピコ1Aが閲覧者の端末7の表示画面に表示される。動作プログラムは複数繋いでも良い。次にウェブページのキャラクターと重複しない位置に対象ウェブページ8に係る商品又はサービスの画像が表示される(S213:商品・サービス表示工程)。商品又はサービスの画像は商品・サービス画像等記録部232から選択される。商品又はサービスの画像として例えばお中元に係る商品の画像(図6参照)が表示される。次にホームページのキャラクター及び商品・サービスの画像と重複しない位置に当該商品又はサービスに係る説明文が表示される(S214:説明表示工程)。説明文は枠内にテキスト表示される。吹き出しをキャラクターから発せられるように表示しても良い。説明文は商品・サービス説明記録部231から選択される。次に、例えば動作プログラムを「左右向きスピーチ」を選択して、ピコ1Aにプレゼンテーション行為をさせる。そして、閲覧者が説明文を読むに十分な時間が経過した後に、商品又はサービスの画像と説明文が消去される(S215:商品・サービス・説明文消去工程)。この状態でピコ1Aは「左右向きスピーチ」の動作を継続するが、プレゼンテーション行為は行っていない(S216:プレゼンテーション終了工程)。もし、次のプレゼンテーション商品又はサービスがあれば(S217:次の商品・サービスの有無判定工程でYes)、工程S212に戻り、ループ処理を繰り返す。次のプレゼンテーション商品又はサービスがなければ(S217でNo)、処理を終了する。
以上より、本実施例によれば、コンテンツをウェブサイトの内容を変更しないで、ウェブサイトに容易に表示させることができる。
図14を参照して実施例2について説明する。実施例2では、1つの提供コンテンツ1としてのマスコットキャラクターが対象ウェブページ8の商品又はサービスが掲載されたウェブページに現れ、当該商品又はサービスついて説明する例で、ウェブページ提供サーバ6の管理者の編集端末6Pで動作シナリオを編集する例について説明する。
実施例1に比して、コンテンツ提供サーバの構成については、キャラクターは商品又はサービスが掲載されたサイトに現れるので、図9の構成に比して、商品・サービス画像等記録部232、商品・サービス説明記録部231はなくても良い。他方、商品又はサービスの画像又は記事とその対象ウェブページ8内での掲載位置との対応関係を示すウェブページ商品・サービス対応表234(図15参照)及びその掲載位置を示す表示をするコマンドを記録する位置表示コマンド記録部(図示しない)が追加される。掲載位置を示す表示をするコマンドとは、例えば、対象ウェブページ8の上層においてその掲載位置の周囲に枠を表示する、掲載位置を示す矢印を表示する、さらに、枠や矢印を光点滅させる、記事であればアンダーラインを付す等の強調表示をするコマンドが挙げられる。これに対応して実行プログラムの内容も変更される。
図14に実施例2における閲覧者の端末7でのキャラクター表示のフローを示す。図13に比して、ループ内の処理が変わる。キャラクター抽出(S211:キャラクター抽出工程)において、キャラクターが出現する位置を、対象ウェブページ8の商品又はサービスの画像や記事が掲載された位置に設定する。この場合、典型的にはキャラクターは対象ウェブページ8に係る商品又はサービスの画像と重複しない位置に出現する(表示される)ように設定する。重複時間が瞬時である等で支障がなければ、重複するように設定しても良い。次に動作プログラムを選択する(S223:動作プログラム選択工程)と、キャラクターがウェブページ8の上層レイヤに表示される。例えば「挨拶」を選択する。商品又はサービスに係る画像として例えばお中元に係る商品の画像4A,4B(図7参照)が表示される。次に例えば当該商品又はサービスに係る画像4A,4B又は/及び記事を囲むように枠で強調表示する(S224:商品又はサービス強調表示工程)。この強調表示はウェブページ商品・サービス対応表234を用いて、商品又はサービスの画像又は記事とその対象ウェブページ8内での掲載位置との対応関係を把握して行う。次に、例えば動作プログラムとして、例えば「左右向きスピーチ」を選択して、ピコ1Bにプレゼンテーション行為をさせる。閲覧者が当該商品又はサービスに係る画像4A,4Bを見る及び記事を読むのに十分な時間の経過後、商品又はサービスの強調表示を消去する(S225:強調表示消去工程)。十分な時間は画像や記事によるが例えば30秒とする。この状態でピコ1Bは「左右向きスピーチ」を継続するが、プレゼンテーション行為は終了している(S216:プレゼンテーション終了工程)。もし、次のプレゼンテーション商品又はサービスがあれば(S217:次の商品・サービスの有無判定工程でYes)、動作プログラム選択工程(S212)に戻り、ループ処理を繰り返す。次のプレゼンテーション商品又はサービスがなければ(S217でNo)、処理を終了する。その他のシステム構成及び処理フローは実施例1と同様であり、実施例1と同様の効果を奏する。
図15ないし図18を参照して実施例3について説明する。実施例3では、実施例1に加えて、閲覧者に質問し、回答を収集して閲覧者の嗜好を解析し、さらに閲覧者の嗜好に適合する商品又はサービスが掲載されたページに案内する例を示す。
図15に実施例3に係るコンテンツ提供サーバ10Aの構成例を示す。実施例1におけるコンテンツ提供サーバ10に、質問提示・回答収集部19と回答分析部19Aが追加される。また、記録部20に質問・回答記録部26が追加され、記録部20の商品・サービス情報記録部23に商品・サービス特徴記録部234とウェブページ商品・サービス対応表235が追加され、記録部20の閲覧者情報記録部24に閲覧者履歴情報記録部241と嗜好情報記録部242が追加される。商品・サービス特徴記録部234は商品又はサービスについての特徴を記録する。実行プログラムは閲覧者とのコミュニケーションで、閲覧者がアクセスを希望する商品又はサービスを商品・サービス特徴記録部234に記録された商品・サービスから選択するための商品・サービス選択領域7I1,7I2(図17参照)を閲覧者の端末7の表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤに表示することができる。これにより、閲覧者が指向する商品又はサービスに効率的に到達できる。また、商品又はサービスの画像又は記事とその対象ウェブページ8内での掲載位置との対応関係を示すウェブページ商品・サービス対応表235を用いて、閲覧者が選択した商品又はサービスの掲載位置を求め、キャラクター1をその近くに出現させ、閲覧者に対してプレゼンテーション行為を行わせることができる。
質問提示・回答収集部19は閲覧者に質問・回答記録部26から質問を選択して提示し、閲覧者の回答を収集し、質問・回答記録部26に記録する。閲覧者履歴情報記録部241には、閲覧者がウェブページに訪れた時の履歴が記録される。嗜好情報記録部242には閲覧者嗜好の分析の結果が記録される。閲覧者嗜好の分析には、例えば、ユーザから明示的に入力(回答)された好き・嫌い等の嗜好情報を活用するエクスプリシットフィードバックや、ウェブページでのユーザの閲覧履歴や操作履歴から嗜好を予測するインプリシットフィードバックが用いられる。その他、嗜好分析に通常使用される分析手法を用いても良い。回答分析部19Aは、質問・回答記録部26に記録された回答と、閲覧者情報記録部24の閲覧者履歴情報記録部241に記録された閲覧者の履歴情報及び嗜好情報記録部242に記録された閲覧者の嗜好情報、及び閲覧者情報記録部24に記録された閲覧者の属性情報を分析して、閲覧者に適した商品又はサービスや質問を選択する。
図16に実施例3に係るコンテンツ提供方法のフロー例を示す。商品又はサービスについての説明の後に、質問、回答、回答分析等が行なわれる。
すなわち、図13のプレゼンテーション終了工程(S216)の後、キャラクター1がウェブページに残っている状態で、閲覧者に質問が提示される(S231:質問提示工程)。
図17に閲覧者への質問の内容を示す。図17(a)に質問1の例を示す。質問1は好きなパンの種類を聞き、10種類のパンから1種類選択させる質問である。閲覧者の嗜好を追跡する質問である。質問提示と回答収集は質問提示・回答収集部19で行なう。回答分析前では、例えば、第1の質問に対してm1通りの回答が予定されている場合、それぞれの回答に対応してm1通りの質問が準備されている。そして、回答がなされると、質問提示・回答収集部19で第2の質問として対応する質問が選択され、閲覧者に提示される。更に、選択された第2の質問に対してm2通りの回答が予定されている場合、それぞれの回答に対応してm2通りの質問が準備されている。以下同様に質問提示・回答収集部17Aで第3の質問、第4の質問・・・を自動的に選択し、提示する。
図16に戻る。閲覧者に質問1が提示されたら(S231:質問提示工程)、閲覧者は回答を入力する(S232:回答入力工程)。閲覧者の端末7から入力された回答はコンテンツ提供サーバ10に送付される。ここでは好きなパンの種類を問う質問1が商品・サービス選択領域7I1(図17(a)参照)を閲覧者の端末7の表示画面に提示され、閲覧者は商品・サービス選択領域7I1に表示された商品・サービスから回答を選択する。閲覧者は「惣菜パン」と答えたとする。次の質問があれば(S233:次の質問有無判定工程でYes)、S231に戻り、次の質問がされる。次の質問がなければ(S233:次の質問有無判定工程でNo)次へ進む。ここでは次の質問として質問2が提示される(S231:質問提示工程)。
図17(b)に質問2の例を示す。マスコットキャラクター1Bが質問する態様である。「Webサイトのパーソナライズ」は、顧客の行動及び性格分析による分類データを作成し、半自動的に興味レベルの高いコンテンツへ誘導する機能であり、質問2はそのための質問である。ここでは質問2として、ピコ1Bが「あなたはお肉派?お魚派?」と質問する。閲覧者は商品・サービス選択領域7I2にて「お肉派です。」又は「お魚派です。」を選択可能である。閲覧者は「お肉派です。」と答えたとする。さらに次の質問で深堀をしていく。次の質問がなくなると、回答分析部19Aにて回答が分析される(S234:回答分析工程)。回答分析部19Aは、質問・回答記録部26に記録された回答と、閲覧者履歴情報記録部241に記録された閲覧者の履歴情報及び嗜好情報記録部242に記載された閲覧者の嗜好情報及び閲覧者情報記録部24に記録された閲覧者の属性情報を分析して、閲覧者に適した商品又はサービスや質問を選択する。回答分析部19Aでは、これらの質問の回答を分析して、閲覧者には例えばチキンバーガーが適当と判断し、チキンバーガーを提示する(S235:新商品提示工程)。ここでは次のプレゼン商品として「チキンバーガー」があるので、動作プログラム選択工程(S212)に戻って、ループ処理が繰り返される。ピコ1Bが新商品の説明を終えて、もし、次のプレゼンテーション商品又はサービスがあれば(S236:次の商品・サービスの有無判定工程でYes)、工程S212に戻り、ループ処理を繰り返す。次のプレゼンテーション商品又はサービスがなければ(S236でNo)、処理を終了する。
回答分析部19Aは閲覧者の回答について分析を行う。例えば、質問・回答記録部26には、回答として、「惣菜パン」、「お肉」の他にお肉のうち何が好きかとの質問への回答としての「鶏肉」が記録されているとする。また、閲覧者履歴情報記録部241から閲覧者がハンバーガーの掲載ページに多く訪れているとする。また、閲覧者の属性情報では、閲覧者は30代後半の男性であり、一般的にカロリーより栄養バランスを指向しているとする。嗜好情報記録部242には、これら「惣菜パン」、「お肉」、「鶏肉」、「30代」、「男」、「栄養バランス」等のキーワードに重み付けをしたものと、各商品・サービスについて商品・サービス特徴記録部234に記録された商品又はサービスの特徴に重み付けをしたものとの、相関性を算出した相関度が記録されている。そして、相関度の高い商品の特徴がキーワードとして(相関度を付して)追記される。また、回答分析部19Aは、閲覧者の回答(コメントが追加されている時は、コメントを含む)と各商品・サービスについて商品・サービス特徴記録部234に記録された商品又はサービスの特徴に重み付けをしたものとの相関性を算出する。また、コンテンツ提供サーバ10Aは料理の材料とカロリー及び栄養価との関係表を有する又はいずれかのサーバが有する当該関係表にアクセス可能であり、回答分析部19Aはパンのカロリー及び栄養価を計算できるものとする。キーワードへの重み付けは、例えば同一語100%、類似語50%等であり、商品又はサービスの特徴への重み付けは、「美味しい」等の品質に関するものが100%、「安い」等の価格に関するものが50%等である。
質問提示・回答収集部19は、回答に対して質問を選択する場合には、典型的には各回答について、予め定められた質問を提示する。予め定められた質問がない場合は典型的には商品又はサービスの紹介・推薦を行う。この場合、相関度の高い順に商品又はサービスを紹介する。
図18に閲覧者に提示する推薦商品の表示画面の例を示す。図18(a)に推薦商品の表示画面の例を、図18(b)にガイド内容の例を示す。回答分析部19Aによる分析の結果を、質問提示・回答収集部19が提示するものである。ここでは、「こちらは、あなたにレコメンドする商品です。」として、相関度の高い順に、(No.1)チキン・海鮮バーガー、(No.2)チキン・夏野菜バーガー、(No.3)チキン・チーズ・トマトバーガーの画像(商品又はサービスに係る画像)4A11〜4A13及びこれらの説明文(商品又はサービスについての説明)4A21〜4A23が提示される。「次へボタン」4D2をクリックすると、No.4〜No.6の商品が提示され、さらに「次へボタン」4D2をクリックすると、No.7〜No.9の商品が提示される。「戻るボタン」4D3をクリックすると、No.4〜No.6の商品に戻り、さらに「戻るボタン」4D3をクリックすると、No.1〜No.3の商品に戻る。また、「TOPボタン」4D1をクリックすると当該ウェブサイトのTOPページに戻る。またこれらの画像と説明文の右側に「単価表示欄」4C1、「数量入力欄」4C2、「お渡し日時入力欄」4C3と「カート入力ボタン」4C4が配置されており、さらに、画面下方に「合計価格表示欄」4C5と「送信ボタン」4C6が配置されている。「単価表示欄」4C1に表示された商品単価を見て、「数量入力欄」4C2に個数を入力し、「お渡し日時入力欄」4C3にお渡し日時を入力し、「カート入力ボタン」4C4をクリックすると、当該商品がカート(買い物かご)に入力される。次に「合計価格表示欄」4C5に表示された合計価格を確認した後に、「送信ボタン」4C6をクリックすると、閲覧者の端末7からカートに入力された内容(商品、個数、お渡し日時)がウェブページ提供サーバ6に送信される。そうするとカートに入力されたパンが予約されたことになり、例えば、閲覧者は、ウェブページ提供サーバ6を提供するパン屋で「お渡し日時」にパンを受け取り、昼食用に持ち帰ること、又はパン屋がレストランを兼ねる場合は、当該レストランで食事をすることができる。また画像の左側にガイド情報4Eが表示される。閲覧者はガイド情報4Eに従って操作すれば、推薦商品を予約できる。ガイド情報4Eの内容は例えば図18(b)のようである。
その他のシステム構成及び処理フローは実施例1と同様であり、実施例1と同様の効果を奏する。
本実施例では、マスコットキャラクターが複数の例を説明する。
例えば、実施例3の第1回目の商品説明と第2回目の商品説明とでマスコットキャラクターを変える場合は、次の商品・サービスの有無判定工程(S219)でYesからの戻りを、商品・サービス表示工程(S214)の代わりに、キャラクター表示工程(S211)とすればよい。例えばキャラクターをピコ1Aからピコ1Bに変更する。
その他のシステム構成及び処理フローは実施例3と同様であり、実施例3と同様の効果を奏する。
本実施例では、マスコットキャラクターが動作する上層が複数層の例を説明する。例えば第2レイヤにピコ1Aを表示して商品Aについて説明させ、第3レイヤにピコ1Bを表示して商品Aと同系統の商品Bについて説明させる。同系統であるから、商品Aと商品Bを同時に表示しても違和感はない。第3レイヤは第2レイヤと独立に編集可能であるが、上層の第3レイヤのキャラクター、商品、説明文の位置と下層の第2レイヤのキャラクター、商品、説明文の位置の関係を考慮しながら編集する。
本実施例の処理フローでは、実施例4の処理フローで、第1回目の商品説明をピコ1Aに、第2回目の商品説明をピコ1Bとする。また、第1回目には、キャラクター、商品、説明文を消去しないで残し、第2回目には、第3レイヤのキャラクター、商品、説明文を第2レイヤのキャラクター、商品、説明文の上層に表示する。通常は上層レイヤの商品及び説明文、並びに下層の商品及び説明文は共に見えるように表示するが、上層レイヤの商品及び説明文を下層レイヤの商品及び説明文を読むのに十分な時間をとった後に表示するのであれば、上層レイヤの商品及び説明文を下層レイヤの商品及び説明文に重ねて表示しても良い。なお、キャラクターピコ1Aの一部をキャラクターピコ1Bで覆ってもあまり違和感はない。また、例えばキャラクター1Aを第2レイヤでキャラクター1Bを第3レイヤで動作させるモードと、キャラクター1Aを第4レイヤでキャラクター1Bを第3レイヤで動作させるモードとを交互にすることにより、2つのキャラクターの上下関係を交互に表示することも可能である。これにより、2つのキャラクターによる多様なコラボレーションを実現可能である。その他の処理フローは実施例4と同様であり、実施例4と同様の効果を奏する。
実施例1ではキャラクター1が商品についてプレゼンテーションするが、本実施例ではプレゼンテーションせず、上層で動き回るだけの例を説明する。
図9の構成では商品・サービス説明記録部231が無くても良く、図13の処理フローでは、説明文表示工程S214が省略され、商品及び説明文消去工程S215は商品消去工程となる。その他の構成及び処理フローは実施例1と同様である。キャラクター1が動き回るだけでもウェブページが注目され易くなる。
実施例1では、プレゼンテーション時に説明文をテキストで表示するが、本実施例では音声出力に変更する。図9において表示部に音声スピーカが加わり、説明文表示S214が音声、例えばボーカロイド(合成音)で行われる。視覚の外に聴覚にも感知されるので、聴覚に敏感な人には理解してもらいやすくなる。また、動作プログラム毎に異なる音を対応させて出力させても良い。また、動作と音声を同期させる場合には、それぞれの開始時点を合わせるようにプログラミングする。その他の構成及び処理フローは実施例1と同様であり、実施例1と同様の効果を奏する。
図19及び図20を参照して実施例8について説明する。実施例1では、動作シナリオをウェブページ提供サーバ6側で編集するが、本実施例ではコンテンツ提供サーバ10B側で編集する例を説明する。
図19に、実施例8におけるコンテンツ提供サーバ10Bの例を示す。図9の動作プログラム編集支援部13が動作シナリオ編集部13Aに代わり、動作確認部131が動作シナリオ編集部13Aに属する。その他の構成は図9と同様である。すなわち、実施例1では動作シナリオはウェブページ提供サーバ6側で編集していた動作シナリオをコンテンツ提供サーバ10Bの動作シナリオ編集部13Aを用いて編集する。動作シナリオ編集部13Aでは、上層編集ソフトウェア9を用いて、表示画面に表示された対象ウェブページ8の上層レイヤに提供コンテンツの動作を表示し、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する。
図20に、実施例8におけるコンテンツ提供方法のフロー例(前半)を示す。後半は図12と同じである。実施例1の図11に比して、ウェブページ提供サーバ6側の工程であった動作シナリオ編集工程S101がコンテンツ提供サーバ10B側の工程の動作シナリオ編集工程S301に代わり、図11の動作シナリオ編集支援工程S006の位置に入る。動作シナリオ編集工程S301の前の上層編集ソフトウェア準備工程(S004)において、上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェア9を準備する。動作シナリオ編集工程(S301)においては、上層編集ソフトウェア9を用いて、表示画面に対象ウェブページ8の上層レイヤでの提供コンテンツ1の動作を表示し、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する。その他の処理フローは図11と同様である。
以上より、本実施例によれば、実施例1とは動作シナリオを編集する工程がウェブページ提供サーバ側からコンテンツ提供サーバ側に変更されるのが主要な変更であり、実施例1と同様に、マスコットキャラクターを対象ウェブページの内容を変更しないで、ウェブページに容易に表示させることができる。また、コンテンツ提供サーバ10B側でシナリオを作成するので、動作シナリオでのキャラクターの動かし方についての蓄積があるので、適切な動きを得られ易い。
以上の実施例ではコンテンツがマスコットキャラクターの画像である例について説明したが、本実施例ではコンテンツがマスコットキャラクター以外の画像等の場合について説明する。マスコットキャラクターの画像以外のコンテンツが画像コンテンツの場合について、例えば商品を見る角度を変化させる、或る種のアンテナのように伸縮する商品を伸縮して見せる、炊飯器の蓋や冷蔵庫の扉を開閉して見せる、乗り物・玩具が動く様子を見せる、機械・ロボットの動きを見せる、料理の調理法や商品の使用法を見せる等の動きを動作プログラムにより表現可能である。提供コンテンツ1がテキストコンテンツの場合には、例えば「感謝祭」の文字を次第に大きくしたり、円を描くようにぐるぐる動かしたり、バックの色彩を変化させたり、文字の輪郭を光点滅させる等の変化を動作プログラムにより表現できる。また、例えば「運」→「運動」→「運動会」というように文字を1字ずつ増加させることも動作プログラムにより表現できる。コンテンツがマスコットキャラクターの画像と異なるのでプレゼンテーション行為は存在しないが、商品又はサービスに係る画像又は記事の表示、商品又はサービスについての説明文の表示、質問・回答の収集は可能なので、これらの動きのある画像を用いて、商品又はサービスへの興味を高めるために役立てられる。
本実施例によるコンテンツ提供サーバの構成については図9で、処理フローについては図11〜図13で表せるので、実施例1と同様にコンテンツをウェブサイトの内容を変更しないで、ウェブサイトに容易に表示させることができる。
以上の実施例では動作プログラムがマスコットキャラクターの1列に連なる1群の画像を使用する例について説明したが、本実施例では1群の画像が1列に連なる1群の画像以外の例について説明する。例えば、家屋等、商品を周囲360度から見たい場合には、1群の画像として例えば360度角度を変えて描いたリング状に連なる1群の画像を使用するのが適切である。コンテンツDBには見る角度の順に1列に並べて記録しても良い。
本実施例によるコンテンツ提供サーバの構成については図9で、処理フローについては図11〜図13で表せるので、実施例1と同様にコンテンツをウェブサイトの内容を変更しないで、ウェブサイトに容易に表示させることができる。
[プログラム]
また、本発明は、以上の実施例のフローチャート等に記載のコンテンツ提供方法の発明を、コンテンツ提供サーバ10,10A,10Bに実行させるためのプログラムの発明としても実現可能である。プログラムはコンテンツ提供サーバの内蔵記憶部に蓄積して使用してもよく、外付け記憶装置に蓄積して使用してもよく、インターネット5からダウンロードして使用しても良い。また、当該プログラムを記録した記録媒体の発明としても実現可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、実施の形態は以上の例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更を加え得ることは明白である。
例えば、実施例8、実施例9では実施例1に代わる例を説明したが、実施例2〜6に代わる例も可能である。また、動作シナリオとして、以上の実施例で説明したものは一例であり、これらに限られず多様な変更が可能である。例えば、1つのキャラクターが同じページにある複数の商品の位置に移動しながら説明を行う態様、複数のキャラクターが入れ替わり立ち代わり説明を行なう態様等が可能である。また、リンク先にも起動タグを埋め込めば、リンク先でシナリオを継続させることも可能である。また、キャラクター動作はパソコンの表示画面に限られず、ブラウザを搭載可能であればTVやスマートホンでも表示可能である。また、コンテンツが動画の場合には、例えば1つの動画を1つの動作プログラムに対応させると、1つの動作プログラムとして1つの動画を選択すれば良く、単数又は複数の動画を用いて動作シナリオを作成可能である。また、キャラクター抽出時に、「挨拶」の第1番目の画像が静止状態で(動作を停止させて)画面表示されるようにしても良い。また、以上の実施例ではキャラクター画像及び動作プログラムをコンテンツDB及び動作プログラム格納部にアクセスさせているが、予め編集端末に必要な分を送付しておき、編集に使用させても良い。この場合、一定期間が経過したら編集端末からキャラクター画像及び動作プログラムを消滅させるようにすることも可能である。また、図11及び図20において、S102の初動タグ埋め込み工程(S102)を動作シナリオ編集工程(S101)の後に行なっているが、前に行なっても良く、並行して行なっても良い。また、準備工程(S002〜S005)では、必ずしもこの順序で行なわれるわけではなく、動作シナリオ編集支援工程(S006)又は動作シナリオ編集工程(S301)までにこれらの準備工程(S002〜S005)が行なわれれば良い。また、キャラクターの姿態、説明対象の商品・サービス、説明文の内容は自由に変更可能である。
本発明はウェブサイトへのコンテンツの表示に使用される。
1 コンテンツ
1A,1B コンテンツ(マスコットキャラクター又はその画像)
2A,2B 画像群
3A,3B 動作プログラム
4A,4B 商品又はサービスに係る画像(ウェブページ上)
4A1,4A11〜4A13 商品又はサービスに係る画像(商品・サービス情報記録部に記録)
4A2,4A21〜4A23,4B2 商品を説明する説明文
4A3,4B3 吹き出し付き枠
4C1 単価表示欄
4C2 数量入力欄
4C3 お渡し日時入力欄
4C4 カート入力ボタン
4C5 合計価格表示欄
4C6 送信ボタン
4D1 TOPボタン
4D2 次へボタン
4D3 戻るボタン
4E ガイド情報
5 インターネット(ネットワーク)
6 ウェブページ提供サーバ
6D ウェブページ提供サーバのデータベース
6I1 動作シナリオ編集画面の入力領域
6I2 説明文の入力領域
6I3 画像又は記事の入力領域
6I4 リンク先の入力領域
6P ウェブページ提供サーバの管理者用パーソナルコンピュータ
7 閲覧者の端末
7I1,7I2 商品・サービス選択領域
8 対象ウェブページ
9 上層編集ソフトウェア
10,10A,10B コンテンツ提供サーバ
11 コンテンツ作成部
12 プログラム作成部
13 動作シナリオ作成支援部
13A 動作シナリオ編集部
14 実行プログラム作成部
15 プログラム実行支援部
16 認証部
17 制御部
18 表示部
19 質問提示・回答収集部
19A 回答分析部
20 記録部
21 コンテンツデータベース(キャラクターデータベース)
22 プログラム格納部
23 商品・サービス情報記録部
24 閲覧者情報記録部
25 契約情報記録部
26 質問・回答記録部
61 ウェブページ提供部
71 閲覧部
72 コンテンツ表示実行部
121 動作プログラム作成部
122 上層編集ソフトウェア作成部
131 動作確認部
221 動作プログラム格納部
222 上層編集ソフトウェア格納部
223 実行プログラム格納部
224 呼出プログラム格納部
231 商品・サービス説明記録部
232 商品・サービス画像等記録部
233 商品・サービス特徴記録部
234 ウェブページ商品・サービス対応表
241 閲覧者履歴情報記録部
242 嗜好情報記録部

Claims (16)

  1. 閲覧対象となる対象ウェブページを提供するウェブページ提供サーバ及び前記対象ウェブページを閲覧可能な閲覧者の端末が接続されたネットワーク上で、前記閲覧者の端末において前記対象ウェブページに提供コンテンツを重ねて表示させるコンテンツ提供サーバであって;
    前記提供コンテンツを保存するコンテンツデータベースと;
    前記提供コンテンツを動作させる動作プログラムを保存する動作プログラム格納部と;
    前記対象ウェブページの第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェアであって、前記コンテンツデータベースから抽出した前記提供コンテンツを前記上層レイヤに表示し、前記動作プログラム格納部から選択した前記動作プログラムを用いて前記上層レイヤで前記提供コンテンツを動作させ、さらに、前記上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェアと;
    前記ネットワークに接続されコンテンツの編集が可能な編集端末に前記上層編集ソフトウェアを提供して、前記編集端末の表示画面に前記対象ウェブページの前記上層レイヤでの前記提供コンテンツの動作を表示可能とし、前記編集端末で単数又は複数の動作プログラムを組みこんだ動作シナリオを編集可能とする動作シナリオ編集支援部と;
    前記編集端末で編集された単数又は複数の動作シナリオを組み込んで、前記閲覧者の端末の表示画面に表示された前記対象ウェブページの前記上層レイヤで前記動作シナリオに従って前記提供コンテンツの動作を実行させる実行プログラムを作成する実行プログラム作成部と;
    前記対象ウェブページを閲覧している閲覧者の端末からの実行プログラムの提供要求に応えて前記実行プログラムを送信し、前記閲覧者の端末での前記実行プログラムの実行中に前記実行プログラムからの要求に応えて、前記提供コンテンツと前記動作プログラムとを送信し、前記実行プログラムが前記対象ウェブページの前記上層レイヤで前記動作シナリオに従って前記提供コンテンツの動作を実行させることを支援するプログラム実行支援部とを備え;
    前記上層レイヤのレイヤはZインデックスにおけるレイヤをいい、前記上層レイヤの編集は、Zインデックスの記述方法を用いてHTML編集ツールにより行われ;
    前記対象ウェブページに掲載された商品若しくはサービスについての説明を記録する商品・サービス説明記録部を備え;
    前記提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツであり;
    前記上層編集ソフトウェアは、前記編集端末の表示画面に前記商品若しくはサービスについての説明を入力する入力領域を設け、前記入力領域に入力された前記商品若しくはサービスについての説明を前記商品・サービス説明記録部に記録し、前記商品・サービス説明記録部に記録された前記商品若しくはサービスについての説明を、前記上層レイヤに前記マスコットキャラクターの画像と共にテキスト又は音声で表示することにより、前記マスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせ;
    前記動作シナリオは前記プレゼンテーション行為のシナリオを含み;
    前記プログラム実行支援部は、前記閲覧者の端末での前記実行プログラムの実行中に前記実行プログラムからの要求に応えて、前記商品若しくはサービスについての説明を送信し;
    前記上層編集ソフトウェアは、前記対象ウェブページの第1レイヤのコンテンツの内容を変更することなく前記上層レイヤの編集を行え;
    前記上層編集ソフトウェアで編集したマスコットキャラクター画像が、前記対象ウェブページの上層で前記動作シナリオに従って動作をするか確認できる;
    コンテンツ提供サーバ。
  2. 商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を記録する商品・サービス画像等記録部を備え;
    前記上層編集ソフトウェアは、前記編集端末の表示画面に前記商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を入力する入力領域を設け、前記入力領域に入力された前記商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を前記商品・サービス画像等記録部に記録し、前記プレゼンテーション行為の際に、前記商品・サービス画像等記録部に記録された前記商品若しくはサービスに係る画像若しくは記事を、前記上層レイヤに前記マスコットキャラクターの画像と共に表示する;
    請求項1に記載のコンテンツ提供サーバ。
  3. 前記上層編集ソフトウェアは、前記マスコットキャラクターが出現する位置を、対象ウェブページの商品又はサービスに係る画像若しくは記事が掲載された位置に設定することにより、前記プレゼンテーション行為の際に、前記マスコットキャラクターを前記ウェブページ提供サーバのウェブページのうち前記商品又はサービスの画像や記事が掲載された位置の上層レイヤに表示する;
    請求項1に記載のコンテンツ提供サーバ。
  4. 前記マスコットキャラクターが出現する位置を、対象ウェブページに係る商品又はサービスの画像と重複しない位置に設定する;
    請求項3に記載のコンテンツ提供サーバ。
  5. 前記提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツであり;
    前記動作プログラムは、マスコットキャラクターの姿態が少しずつ変化している複数枚の画像を、前の画像の残像が消えないうちに次の画像を順次表示することにより、前記マスコットキャラクターの動作を表現し;
    前記少しずつ変化しているとは、前記マスコットキャラクターの動作が滑らかな動きに見えることをいい;
    各マスコットキャラクターについて動作プログラムに使用する画像コンテンツの配列順序を同一にすることにより、マスコットキャラクターで動作プログラムを共用する;
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のコンテンツ提供サーバ。
  6. 閲覧対象となる対象ウェブページを提供するウェブページ提供サーバ及び前記対象ウェブページを閲覧可能な閲覧者の端末が接続されたネットワーク上で、前記閲覧者の端末において前記対象ウェブページに提供コンテンツを重ねて表示させるコンテンツ提供サーバであって;
    前記提供コンテンツを保存するコンテンツデータベースと;
    前記提供コンテンツを動作させる動作プログラムを保存する動作プログラム格納部と;
    前記対象ウェブページの第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェアであって、前記コンテンツデータベースから抽出した前記提供コンテンツを前記上層レイヤに表示し、前記動作プログラム格納部から選択した前記動作プログラムを用いて前記上層レイヤで前記提供コンテンツを動作させ、さらに、前記上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェアと;
    前記上層編集ソフトウェアを用いて、表示画面に前記対象ウェブページの前記上層レイヤに前記提供コンテンツの動作を表示し、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する動作シナリオ作成部と;
    前記動作シナリオ作成部で編集された単数又は複数の動作シナリオを組み込んで、前記閲覧者の端末の表示画面に表示された前記対象ウェブページの前記上層レイヤで前記動作シナリオに従って前記提供コンテンツの動作を実行させる実行プログラムを作成する実行プログラム作成部と;
    前記対象ウェブページを閲覧している閲覧者の端末からの実行プログラムの提供要求に応えて前記実行プログラムを送信し、前記閲覧者の端末での前記実行プログラムの実行中に前記実行プログラムからの要求に応えて、前記提供コンテンツと前記動作プログラムとを送信し、前記実行プログラムが前記対象ウェブページの前記上層レイヤで前記動作シナリオに従って前記提供コンテンツの動作を実行させることを支援するプログラム実行支援部とを備え;
    前記上層レイヤのレイヤはZインデックスにおけるレイヤをいい、前記上層レイヤの編集は、Zインデックスの記述方法を用いてHTML編集ツールにより行われ;
    前記対象ウェブページに掲載された商品若しくはサービスについての説明を記録する商品・サービス説明記録部を備え;
    前記提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツであり;
    前記上層編集ソフトウェアは、前記編集端末の表示画面に前記商品若しくはサービスについての説明を入力する入力領域を設け、前記入力領域に入力された前記商品若しくはサービスについての説明を前記商品・サービス説明記録部に記録し、前記商品・サービス説明記録部に記録された前記商品若しくはサービスについての説明を、前記上層レイヤに前記マスコットキャラクターの画像と共にテキスト又は音声で表示することにより、前記マスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせ;
    前記動作シナリオは前記プレゼンテーション行為のシナリオを含み;
    前記プログラム実行支援部は、前記閲覧者の端末での前記実行プログラムの実行中に前記実行プログラムからの要求に応えて、前記商品若しくはサービスについての説明を送信し;
    前記上層編集ソフトウェアは、前記対象ウェブページの第1レイヤを再編集することなく前記上層レイヤの編集を行え;
    前記上層編集ソフトウェアで編集したマスコットキャラクター画像が、前記対象ウェブページの上層で前記動作シナリオに従って動作をするか確認できる;
    コンテンツ提供サーバ。
  7. 各商品又はサービスについての特徴を記録した商品・サービス特徴記録部を備え;
    前記実行プログラムは、前記閲覧者がアクセスを希望する商品又はサービスを前記商品・サービス特徴記録部に記録された商品・サービスから選択するための商品・サービス選択領域を前記閲覧者の端末の表示画面に表示された前記対象ウェブページの前記上層レイヤに表示し;
    各商品又はサービスに係る前記閲覧者への質問と前記閲覧者からの回答を質問・回答記録部に収集する質問提示・回答収集部を備え;
    前記実行プログラムは、前記質問・回答記録部から前記質問を抽出して、前記閲覧者の端末の表示画面に表示された前記対象ウェブページの前記上層レイヤに表示し、前記閲覧者の端末から入力した回答を前記質問・回答記録部に収集する;
    請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のコンテンツ提供サーバ。
  8. 閲覧者がウェブページに訪れたときの履歴を記録する閲覧者履歴情報記録部と;
    閲覧者嗜好の分析結果を記録する嗜好情報記録部と;
    閲覧者の属性情報を記録する閲覧者情報記録部と;
    前記質問・回答記録部に記録された回答、前記閲覧者履歴情報記録部に記録された閲覧者の履歴情報、前記嗜好情報記録部に記録された閲覧者の嗜好情報及び前記閲覧者情報記録部に記録された閲覧者の属性情報を分析して、閲覧者に適した商品又はサービスや質問を選択する回答分析部とを備える;
    請求項7に記載のコンテンツ提供サーバ。
  9. 前記対象ウェブページに、前記実行プログラムの実行への処理を開始させる初動タグが埋め込まれ、前記閲覧者の端末で前記対象ウェブページが開かれた時に前記初動タグが前記閲覧者の端末に読み込まれて、前記閲覧者の端末で前記初動タグの内容が実行されて、前記閲覧者の認証及び前記実行プログラムの実行に連なる;
    請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のコンテンツ提供サーバ。
  10. 前記閲覧者の端末について認証を行う認証部と、認証情報を登録しかつ実行プログラムの累積された実行回数を記録する記録部とを備え;
    前記認証部は、前記閲覧者の端末に係る認証情報と登録された認証情報が一致したときに、前記累積された実行回数が実行限度を超えているか否かを確認する;
    請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のコンテンツ提供サーバ。
  11. 前記認証部は、前記閲覧者の端末に係る認証情報と登録された認証情報が一致しないとき、又は前記累積された実行回数が実行限度を超えているときに、コンテンツを前記閲覧者の端末に表示させず、前記閲覧者が前記対象ウェブページ内を回遊した経過情報を取得する非表示プログラムを実行させる;
    請求項10に記載のコンテンツ提供サーバ。
  12. 閲覧対象となる対象ウェブページを提供するウェブページ提供サーバ及び前記対象ウェブページを閲覧可能な閲覧者の端末が接続されたネットワーク上で、前記閲覧者の端末において前記対象ウェブページに提供コンテンツを重ねて表示させるコンテンツ編集方法であって;
    前記ネットワークに、前記提供コンテンツを保存するコンテンツデータベースと、前記提供コンテンツを動作させる動作プログラムを保存する動作プログラム格納部とがアクセス可能に接続された状態で;
    前記対象ウェブページにおける第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェアであって、前記コンテンツデータベースから抽出した前記提供コンテンツを前記上層レイヤに表示し、前記動作プログラム格納部から選択した前記動作プログラムを用いて前記上層レイヤで前記提供コンテンツを動作させ、さらに、前記上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェアを準備する上層編集ソフトウェア準備工程と;
    前記上層編集ソフトウェアを用いて、表示画面に前記対象ウェブページの前記上層レイヤでの前記提供コンテンツの動作を表示し、単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する動作シナリオ編集工程とを備え;
    前記上層レイヤのレイヤはZインデックスにおけるレイヤをいい、前記上層レイヤの編集は、Zインデックスの記述方法を用いてHTML編集ツールにより行われ;
    前記編集端末にて前記上層編集ソフトウェアを用いて前記動作シナリオを編集する動作シナリオ編集工程を備え;
    前記提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツであり;
    前記動作シナリオ編集工程は、前記編集端末の表示画面に前記対象ウェブページに掲載された商品若しくはサービスについての説明を入力する入力領域を設け、前記入力領域に入力された前記商品若しくはサービスについての説明を前記商品・サービス説明記録部に記録する商品・サービス説明記録工程を有し、前記商品・サービス説明記録部に記録された前記商品若しくはサービスについての説明を、前記上層レイヤに前記マスコットキャラクターの画像と共にテキスト又は音声で表示することにより、前記マスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせ;
    前記動作シナリオは前記プレゼンテーション行為のシナリオを含み;
    前記プログラム実行支援工程は、前記閲覧者の端末での前記実行プログラムの実行中に前記実行プログラムからの要求に応えて、前記商品若しくはサービスについての説明を送信し;
    前記上層編集ソフトウェアは、前記対象ウェブページの第1レイヤを再編集することなく前記上層レイヤの編集を行え;
    前記上層編集ソフトウェアで編集したマスコットキャラクター画像が、前記対象ウェブページの上層で前記動作シナリオに従って動作をするか確認できる;
    コンテンツ編集方法。
  13. 閲覧対象となる対象ウェブページを提供するウェブページ提供サーバ及び前記対象ウェブページを閲覧可能な閲覧者の端末が接続されたネットワーク上で、前記閲覧者の端末において前記対象ウェブページに提供コンテンツを重ねて表示させるコンテンツ提供方法であって;
    前記提供コンテンツをコンテンツデータベースに保存するコンテンツ保存工程と;
    前記提供コンテンツを動作させる動作プログラムを動作プログラム格納部に保存する動作プログラム保存工程と;
    前記対象ウェブページの第1レイヤより上層の上層レイヤにおけるコンテンツの編集を行う上層編集ソフトウェアであって、前記コンテンツデータベースから抽出した前記提供コンテンツを前記上層レイヤに表示し、前記動作プログラム格納部から選択した前記動作プログラムを用いて前記上層レイヤで前記提供コンテンツを動作させ、さらに、前記上層レイヤで単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集する上層編集ソフトウェアを準備する上層編集ソフトウェア準備工程と;
    前記ネットワークに接続されコンテンツの編集が可能な編集端末に前記上層編集ソフトウェアを提供して、前記編集端末において、表示画面に前記対象ウェブページの前記上層レイヤでの前記提供コンテンツの動作を表示可能とし、前記編集端末で単数又は複数の動作プログラムを組み込んだ動作シナリオを編集可能とする動作シナリオ編集支援工程と;
    前記編集端末で編集された単数又は複数の動作シナリオを組み込んで、前記閲覧者の端末の表示画面に表示された前記対象ウェブページの前記上層レイヤで前記動作シナリオに従って前記提供コンテンツの動作を実行させる実行プログラムを作成する実行プログラム作成工程と;
    前記対象ウェブページを閲覧している閲覧者の端末からの実行プログラムの提供要求に応えて前記実行プログラムを送信し、前記閲覧者の端末での前記実行プログラムの実行中に前記実行プログラムからの要求に応えて、前記提供コンテンツと前記動作プログラムとを送信し、前記実行プログラムが前記対象ウェブページの前記上層レイヤで前記動作シナリオに従って前記提供コンテンツの動作を実行させることを支援するプログラム実行支援工程とを備え;
    前記上層レイヤのレイヤはZインデックスにおけるレイヤをいい、前記上層レイヤの編集は、Zインデックスの記述方法を用いてHTML編集ツールにより行われ;
    前記編集端末にて前記上層編集ソフトウェアを用いて前記動作シナリオを編集する動作シナリオ編集工程を備え;
    前記提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツであり;
    前記動作シナリオ編集工程は、前記編集端末の表示画面に前記対象ウェブページに掲載された商品若しくはサービスについての説明を入力する入力領域を設け、前記入力領域に入力された前記商品若しくはサービスについての説明を前記商品・サービス説明記録部に記録する商品・サービス説明記録工程を有し、前記商品・サービス説明記録部に記録された前記商品若しくはサービスについての説明を、前記上層レイヤに前記マスコットキャラクターの画像と共にテキスト又は音声で表示することにより、前記マスコットキャラクターにプレゼンテーション行為をさせ;
    前記動作シナリオは前記プレゼンテーション行為のシナリオを含み;
    前記プログラム実行支援工程は、前記閲覧者の端末での前記実行プログラムの実行中に前記実行プログラムからの要求に応えて、前記商品若しくはサービスについての説明を送信し;
    前記上層編集ソフトウェアは、前記対象ウェブページの第1レイヤを再編集することなく前記上層レイヤの編集を行え;
    前記上層編集ソフトウェアで編集したマスコットキャラクター画像が、前記対象ウェブページの上層で前記動作シナリオに従って動作をするか確認できる;
    コンテンツ提供方法。
  14. 前記提供コンテンツがマスコットキャラクターの画像コンテンツであり;
    前記動作プログラムは、マスコットキャラクターの姿態が少しずつ変化している複数枚の画像を、前の画像の残像が消えないうちに次の画像を順次表示することにより、前記マスコットキャラクターの動作を表現し;
    前記少しずつ変化しているとは、前記マスコットキャラクターの動作が滑らかな動きに見えることをいい;
    各マスコットキャラクターについて動作プログラムに使用する画像コンテンツの配列順序を同一にすることにより、マスコットキャラクターで動作プログラムを共用する;
    請求項13に記載のコンテンツ提供方法。
  15. コンテンツ提供サーバ又はネットワークに接続されコンテンツの編集が可能な編集端末に請求項12に記載のコンテンツ編集方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  16. コンテンツ提供サーバに請求項13に記載のコンテンツ提供方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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