JP2004334759A - Cgアニメーション用スクリプト作成管理装置、コンピュータプログラム、プログラム格納媒体 - Google Patents

Cgアニメーション用スクリプト作成管理装置、コンピュータプログラム、プログラム格納媒体 Download PDF

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Takeshi Kimura
剛 木村
Hiroyuki Tamuki
弘幸 田向
Toshiyuki Tamuki
利幸 田向
Kenji Okuyama
健司 奥山
Muneyuki Nakazono
統之 中薗
Akira Funakoshi
亮 船越
Takamitsu Arai
貴光 荒井
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Abstract

【課題】CGアニメーション用スクリプトを簡単に作成し、スクリプトの書き換えにも柔軟に対応できるCGアニメーション用スクリプト作成管理装置を提供する。
【解決手段】インターネットに接続され、アクセスしてきたCGアニメーション組込希望者コンピュータからのスクリプトパラメータを受信する手段と、CGアニメーションの生成起源となるキャラクタデータを管理する手段と、組込希望者コンピュータ(a)から受信したスクリプトパラメータと該当のキャラクタデータとに基づいてスクリプトファイル(b)を生成してファイル(b)を固有のURL(c)に対応付けしてデータベースに登録する手段と、URL(c)へのリンク命令文(d)を組込希望者コンピュータ(a)に送付する手段と、URL(c)にアクセスしてきたコンピュータにスクリプトファイル(b)を送信する手段とを備えている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ブラウザ端末上で動作するCGアニメーション生成プログラムにより参照されるスクリプトを自動作成して、そのスクリプトをブラウザ端末の利用に供するスクリプト作成管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
JAVA(登録商標)やActiveX(登録商標)などの技術を利用し、ブラウザを実行しているコンピュータ(ブラウザ端末)があるWebページを取り寄せたことを契機として、そのページ上でCGのキャラクタをアニメーション表示するものがある。しかもキャラクタは、所定の所作を繰り返すだけでなく、例えばキャラクタをマウスポインタで指示してクリックするなど所定のユーザ入力に応動して所作を変えたり、吹き出しにメッセージを表示したりするなど、ブラウザ端末に対する操作を監視しているかのように自律的な挙動を示す。
【0003】
このCGアニメーションは、ブラウザが取り寄せたWebページを記述するHTML文書に記載されているCGアニメーション用のスクリプトを解釈実行することで表示される。スクリプトには、CGアニメーションを生成するためのプログラムを特定するための情報、CGアニメーション自体の生成起源となるキャラクタデータ(所作ごとのアニメーション画像データなど)へのリンク情報、キャラクタの所作を指定する情報、各所作のアニメーションを表示するための条件や契機(クリックなど)についての情報、アニメーションを表示する際の各種パラメータ(表示位置・吹き出し文字など)などが記載されている。
【0004】
ブラウザ端末は、スクリプトを解釈してキャラクタデータを取り寄せるとともに、CGアニメーション生成プログラムを実行する。そして、所定の契機(Webページを表示したとき、所定のユーザ入力時など)に指定のパラメータに従ってCGのキャラクタを生成・描出する。なお、CGアニメーション生成プログラムをダウンロードするためのURLをスクリプトに記載しておけば、この生成プログラムがブラウザ端末にインストールされていない場合にも対応できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
CGアニメーションをWebページ上で自律的に表示すれば、そのWebページは極めて魅力的なものになる。例えば、企業が管理するWebサイトのホームページがブラウザ端末に表示されたとき、企業のイメージキャラクタがキャンペーンのお知らせや新規のニュース(新着情報)などを吹き出し文字などによって告知すれば、大きな広告・宣伝効果が期待できる。
【0006】
しかしながら、キャンペーンや新着情報は絶えず更新される。そのため、Webサイトの管理者は、その更新機会ごとにスクリプトを書き直さなければならない。図13にスクリプトの一例を示した。この図に示すように、スクリプトは複雑な構文により記述され、実質的に小規模なプログラムである。このスクリプトを全て書き直してHTMLデータ中に挿入する作業が必要である。より複雑で多彩な所作を設定させようと思えば、多くの時間とコストが掛かる。もちろん、書き直したスクリプトに従ってCGキャラクタが意図したとおりに表示されるかどうかを検証するのにも時間とコストがかかる。また、スクリプトの書き換え作業中は、実質的にそのスクリプトが記載されるWebページを閲覧に供することができず、そのWebページが企業のWebサイトのホームページであれば、その書き換え期間中に損失する広告宣伝効果は少なくはない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題に鑑み本発明を創作した。その目的は、CGアニメーション用スクリプトを簡単に作成できるとともに、頻繁なスクリプトの書き換えにも柔軟に対応して、Webページの閉鎖期間をなくすことができるCGアニメーション用スクリプト作成管理装置を提供することにある。
【0008】
本発明の基本となるのは、インターネットに接続されたコンピュータにより構成されたCGアニメーション用スクリプト作成管理装置であって、CGアニメーション組込希望者コンピュータとHTTP通信し、キャラクタや所作やメッセージを組込希望者に選択設定させるためのスクリプトパラメータ設定用Webページを送信するとともに、組込希望者が選択設定したスクリプトパラメータを受信する手段と、CGアニメーションの生成起源となるキャラクタデータをキャラクタごとに管理する手段と、組込希望者コンピュータ(a)から受信したスクリプトパラメータと該当のキャラクタデータとに基づいてCGアニメーション用スクリプトファイル(b)を生成する手段と、生成したスクリプトファイル(b)を固有のURL(c)に対応付けしてデータベースに登録する手段と、URL(c)にハイパーリンクさせるためのリンク命令文(d)を生成して組込希望者コンピュータ(a)に送付する手段と、URL(c)にアクセスがあったときに、データベースからスクリプトファイル(b)を取り出してアクセスしてきたコンピュータに送信する手段とを備えている。
【0009】
また、リンク命令文がどのWebページにに組み込まれるのかを管理しておき、URL(c)にアクセスがあったとき、そのアクセスが所定のWebページに組み込まれたリンク命令文(d)の実行によるものか否かを判断し、否と判断した場合には、スクリプトファイル(b)を送信しないCGアニメーション用スクリプトファイル作成管理装置とすることもできる。
【0010】
組込希望者の電子メールアドレスをデータベースに登録しておき、組込希望者コンピュータに対して電子メールによりリンク命令文を送付することを特徴とするCGアニメーション用スクリプト作成管理装置としてもよい。
【0011】
なお本発明の範囲は、コンピュータにインストールされて実行されることで、当該コンピュータを上記いずれかのスクリプト作成管理装置として機能させるコンピュータプログラムと、このプログラムを格納したプログラム格納媒体にも及んでいる。
【0012】
【発明の実施の形態】
===ネットワーク構成===
図1は、本発明の実施例におけるスクリプト作成管理装置を含むネットワーク構成である。スクリプト作成管理装置1は、インターネットに接続されたWWWサーバーとしての基本機能を備えている。インターネットにはブラウザ端末10と、Webページを公開している多くのWWWサーバー20など多くのコンピュータが接続されている。
【0013】
===スクリプト作成管理サービス===
本実施例では、CGアニメーション表示を伴うWebページ(以下、アニメーション組込ページ)を公開したいと思う利用者(CGアニメーション組込希望者:以下、組込希望者)が、自身のブラウザ端末(以下、組込希望者コンピュータ)10aを使用してスクリプト作成管理装置1とHTTP通信を行いながらスクリプトを作成し、そのスクリプトを組込希望者のアニメーション組込ページ上で利用できるようにすることを想定している。
【0014】
スクリプト作成管理装置1は、組込希望者コンピュータ10aと、フォームを含んだWebページの送付とフォームデータの受領とを通じてスクリプトを自動生成するとともに、そのスクリプトをアニメーション組込ページを取り寄せた一般ユーザのブラウザ端末の利用に供するスクリプト作成管理サービスを提供している。
【0015】
===データベース===
スクリプト作成管理装置1に付帯するデータベース2には個々のキャラクタについてのキャラクタデータを記載したキャラクタファイルと、スクリプト作成管理サービスの提供過程で作成されたスクリプトファイルが蓄積管理されている。なお、キャラクタファイルやスクリプトファイルは、スクリプト作成管理装置1のデータベース2に必ずしも格納されていなくてもよい。それら格納場所が特定できるように管理されていればよい。すなわち、これらのファイルが蓄積されているデータベースはスクリプト作成管理装置1自体に付帯している必要はない。
【0016】
またスクリプト作成管理装置1は、会員制のWebサイトを開設し、会員登録されている組込希望者についての個人情報や認証情報などを会員情報としてデータベースに蓄積管理している。なおこの例では、個人情報として氏名・連絡先(住所、電子メールアドレス)が登録され、認証情報としてIDとパスワードとが登録されている。また会員情報の登録方法については、会員情報の入力フォームを含んだWebページを用意してそれを利用すればよい。すなわち、組込希望者がそのWebページを自身の組込希望者コンピュータ10aにて取り寄せ、所要の情報をフォームに入力してその情報をスクリプト作成管理装置1に返送する。スクリプト作成管理装置1はこの情報をデータベースに登録する。もちろん、スクリプト作成管理装置1を管理する事業者に会員情報を郵送や電子メールなどによって直接連絡し、事業者側で会員情報をデータベースに登録するようにしてもよい。
【0017】
===スクリプトの作成===
図2にスクリプト作成管理装置1が提供するスクリプト作成管理サービスの提供手順を示した。また、図3〜図10にこのサービス提供過程で組込希望者コンピュータ10aがスクリプト作成管理装置1から取り寄せるWebページの概略を示した。スクリプト作成管理装置1は、インターネット上に会員制のWebサイトを開設し、組込希望者コンピュータ10aが所定のURLを指定してこの会員制のWebサイトにアクセスしてくると、この組込希望者コンピュータ10aをログインさせるためのWebページ(図3)を送付する(s1,s2)。組込希望者コンピュータ10aにて、このWebページ上の所定のフォームにIDとパスワードとを入力し、これをスクリプト作成管理装置1にフォームデータとして送付すると、スクリプト作成管理装置1は、このIDとパスワードとをデータベース2に紹介し、該当の会員情報が存在すれば、この組込希望者コンピュータ10aを認証し、スクリプトファイルを作成するためのWebページ(スクリプト作成ページ:図4)を送付する(s3,s4→s6)。そして、組込希望者コンピュータ10aと周知のCookieによるセッション管理を行いながら、スクリプト作成ページの送付とフォームデータの受領とを繰り返しながら(s7→s9〜s12→s13,s9〜s12…)、最終的なスクリプトファイルを作成する。
【0018】
本実施例において、スクリプト作成ページには、キャラクタやキャラクタの動作を選択するためのリストダウンボックス(31,32)、選択した動作に付随する各種条件(台詞、表示位置)を指定するためのテキスト編集ボックス(33,34)、動作の契機(アニメーション組込ページの表示時、マウスクリック、ドラッグ)を指定するためのラジオボタン35などが含まれている。スクリプト作成管理装置1は、各種選択情報や条件(スクリプトパラメータ)がフォームデータとして組込希望者コンピュータ10aから送付されてくると、新規のスクリプトファイルを作成するとともに、その指定のキャラクタに対応のキャラクタファイルを参照して指定の契機に指定の動作を記述したルーチンを呼び出したり、呼び出したルーチンに対して指定の条件を設定したりする旨を所定のスクリプト言語で記述し、これを作成したスクリプトファイルに書き込んでいく。なお、動作としては、キャラクタ自体の所作に限らず、例えば、指定のURLからWebページを取り寄せるなど適宜に設定可能である。この場合は、URLを条件として入力するためのテキスト編集ボックスをスクリプト作成ページに含ませておけばよい。また、動作の契機についても、ダブルクリック・右クリック・左クリックなど、種々の契機が考えられる。
【0019】
この例では、まずキャラクタを選択させるためのスクリプト作成ページ(図4)を送付する。スクリプト作成管理装置1は、このページを受け取った組込希望者コンピュータ10aにてキャラクタが選択され「決定」ボタン36が指示されてキャラクタの指示情報が送達すると、指定のキャラクタに対する所作(動作)やその契機、各種条件や設定を受け付けるためのスクリプト作成ページ(図5)を送付する。なお、組込希望者がキャラクタを変更したい場合には「変更」ボタン42を指示して先のキャラクタの選択指示を受け付けるためのスクリプト作成ページ(図4)を送付する。
【0020】
つぎに、組込希望者コンピュータ10aにて各種動作とその契機や条件を選択あるいは入力して「追加」ボタン37が指示されると、その設定済みの動作をスクリプト作成ページに記載したスクリプト作成ページ(図6)を組込希望者コンピュータに送付する。他の動作を追加したい場合には、同様に所作とその契機とを選択し、必要に応じて各種条件を設定してそれら選択情報と設定情報をフォームデータとしてスクリプト作成管理装置1に送付する手順を繰り返せばよい(図7,図8)。
【0021】
なお、スクリプト作成ページ中の「プレビュー」ボタン39を指示すると、その時点までに作成したスクリプトファイルと該当のキャラクタファイルとを組込希望者コンピュータ10aに送付する。組込希望者コンピュータ10aは、そのスクリプトに基づいて所定のCGアニメーション生成プログラムを起動し、CGキャラクタをスクリプト作成ページ上に生成・描出する(s18→s20〜s22)。図9にCGキャラクタ50がプレビュー表示された状態を示した。この例では、スクリプト作成管理装置1は、プレビュー指示を受け付けるとスクリプト作成ページのHTMLデータ中にスクリプトファイルの記載内容を挿入し、そのHTMLデータを組込希望者コンピュータに送付することとしている。
【0022】
また、指定済みの動作を取り消すには、設定済みの動作のラジオボタン41をチェックして「削除」ボタン38を指示する。この指示を受け取ったスクリプト作成管理装置1は、スクリプトファイルにおける指定の動作を記述した部分を消去する(s14→s15〜s17)。
【0023】
スクリプトパラメータの設定が終了し「作成」ボタン40を指示すると、それまでに作成したスクリプトファイルにファイル名と固有のURLとを付与した上で、データベースに格納する。本実施例では、ファイル名として組込希望者のIDを付与し、スクリプト作成管理装置が管理する所定の記憶領域(ディレクトリ)にこのスクリプトファイルを格納する。すなわち、URLはこの記憶領域にあるファイル名を同定している。そして、スクリプトファイルに付与したURLへのリンクを設定するためのHTMLタグ(リンク命令文)を作成し、この命令文を記載したWebページ(図10)を組込希望者コンピュータ10aに送付する(s27→s29〜s33)。なお、スクリプトファイルに記載されている内容については図13に示したものと同様であり、この例では、CGアニメーション生成プログラムとしてマイクロソフト社のMicrosoft Agentを使用するものとして、スクリプトはVisual Basicで記載されている。
【0024】
===アニメーション組込ページの公開===
組込希望者は、例えば、提示されたリンク命令文を書き留めておいたり、リンク命令文のテキストをコピーし、それをテキストデータとして組込希望者コンピュータ10aに記憶させておいたりする。そして、組込希望者が公開している、あるいはこれから公開するWebページのHTML文書中にそのリンク命令文を記載し、そのHTML文書をFTPなどの手順によってWebページの公開場所となるWWWサーバー20にアップロードする(s41,s42)。それによって、このWebページがアニメーション組込ページとなる。
【0025】
===スクリプトの利用===
アニメーション組込ページにアクセスしてきたブラウザ端末(以下、閲覧者コンピュータ)10bは、このページのHTML文書を解釈してスクリプトファイルのリンク命令文に従って該当のURLを指定してスクリプト作成管理装置1にアクセスし、指定のスクリプトファイルを取り寄せる(s51〜s54)。閲覧者コンピュータ10bは、このスクリプトファイルを解釈し、自身にインストールされているCGアニメーション生成プログラムを起動するとともに、スクリプトファイルに記載されているキャラクタファイルのURLを読み込み、再びスクリプト作成管理装置1にアクセスしてキャラクタファイルを取り寄せる(s55,s56)。CGアニメーション生成プログラムは、取り寄せたスクリプトファイルに基づいて取り寄せたキャラクタファイルを処理してCGキャラクタによるアニメーションを表示中のアニメーション組込ページ上に生成する(s57)。図11にCGアニメーション組込ページの画面概略を示した。Webページ上にCGキャラクタ50がアニメーション表示される。
【0026】
なお、スクリプトファイルに基づくアニメーション表示は、WWWサーバーが公開するWebページの閲覧だけに連動するものではない。例えば、電子メールソフトウエアには、本文がHTMLで記載された電子メール(HTMLメール)を受信し、そのHTMLメールを閲覧可能にして表示するものがある。すなわち本発明では、HTMLメールもWebページの範疇として扱うことができる。そこで、このHTMLメール中に先のスクリプトファイルへのリンク命令文を挿入しておけば、電子メールを受け取った閲覧者コンピュータ10b上でCGアニメーションが生成・描出される。
【0027】
===スクリプトの無断利用禁止制御===
CGキャラクタが企業のイメージキャラクタである場合などでは、そのキャラクタがその企業以外のWebページ上で表示されては問題がある。そこで、スクリプトファイルを、それを作成した組込希望者のアニメーション組込ページ上でのみ利用可能にすることが必要となる。
【0028】
そのためには、ブラウザ端末がWWWサーバーにHTTPリクエストとともに送付してくる環境変数を利用する。環境変数は、周知の通りブラウザ端末がWWWサーバーにアクセスする際に送付する各種情報であり、情報を取得した(アクセスした)日時、使用しているブラウザの種類やバージョン、そして、Webページ中に設定されているハイパーリンクに従ってアクセスしてきた際には、そのリンクの起源となったWebページのURLを含んでいる。
【0029】
図12に、環境変数による不正利用禁止制御方式を採用したスクリプトファイルの送信手順を示した。なお、この制御方式を採用するために、会員情報としてアニメーション組込ページのURLなど、リンク命令文が記載されるWeb文書を特定するための情報をデータベースに登録しておく。またスクリプトファイルにその作成者となる会員の情報を対応付けしておく。スクリプトファイルとアニメーション組込ページを直接対応付けしておいてもよい。
【0030】
スクリプト作成管理装置1は、閲覧コンピュータ10bがWWWサーバー20から取り寄せたアニメーション組込ページ中のリンク命令文に従ってアクセスしてきたとき(s61〜s63)、その閲覧コンピュータ10bが送付してくる環境変数として、このアクセスの起源となるアニメーション組込ページについてのURL(URL−a)を取得する(s64)。そして、閲覧者コンピュータ10bが要求してきたスクリプトファイルとアニメーション組込ページのURL(URL−b)とが同じ会員に対応付けされていることを確認した場合に限って該当のスクリプトファイルを閲覧者コンピュータ10bに送付する(s64〜s66→s68)。2つのURLが同一の会員に対応付けされていない場合には、スクリプトファイルを送信しない(s66→s67)。スクリプトファイルを受け取った閲覧者コンピュータ10bは、そのスクリプトファイルの記載に基づいてキャラクタファイルを取り寄せ、CGアニメーションを表示する(s69〜s71)。
【0031】
===スクリプトファイルの変更===
企業がWebページ上に表示されるCGキャラクタを使ってキャンペーンや新着情報を閲覧者に告知したい場合などでは、スクリプトファイルを随時変更する必要がある。しかも、その変更に際してCGアニメーション組込ページに記載されているリンク命令文は書き直したくない。
【0032】
そのためにはリンク命令文、すなわちスクリプトファイルのURLを変えなければよい。例えば、先のログインページ(図3)にスクリプトファイルを新規に作成するか、作成済みのスクリプトファイルを変更するのかを選択させるための指示ボタンなどを含ませておき、スクリプト作成管理装置1は、組込希望者コンピュータ10aから認証情報とともにスクリプトファイルの変更指示が送付されてきたならば、この会員に対応付けされているスクリプトファイルを特定した上でスクリプト作成ページを送付し、最終的に作成したスクリプトファイルに変更前と同じURLを付与する。
【0033】
もちろん、一人の会員が複数のスクリプトファイルを作成することも考えられる。この場合には、ログインした会員に対応するスクリプトファイルを指定させたり選択させたりするためのWebページを組込希望者コンピュータに送付するとともに、組込希望者コンピュータからの指示に基づいて変更するスクリプトファイルを特定し、その上でスクリプト作成ページを送付すればよい。
【0034】
===キャラクタの指定について===
上記実施例では、複数のキャラクタが選択可能に用意されていた。この例に限らず、例えば、企業などではイメージキャラクタが決まっており、会員ごとに特定のキャラクタが対応付けされていてもよい。そして、ログインしてきた時点で、該当のキャラクタファイルを特定し、そのキャラクタファイルに記述されている動作や条件のみを設定可能にしたスクリプト作成ページを生成して組込希望者コンピュータに送付すればよい。1人の会員に複数のキャラクタが対応付けされている場合には、この会員に対応のキャラクタのみをスクリプト作成ページに選択可能に提示すればよい。
【0035】
===命令文の提示について===
リンク命令文はWebページに限らず、電子メールによって会員に通知してもよい。すなわちログイン時に取得できる認証情報から会員を特定して、その会員の電子メールアドレスを取得する。そして、このログイン機会に作成したスクリプトをその電子メールアドレスに対応付けし、適時にそのスクリプトへのリンク命令文を記載した電子メールを対応のアドレスに宛てて送付すればよい。
【0036】
あるいは、リンク命令文が記載されたテキストファイルを作成し、組込希望者コンピュータ10aによってこのテキストファイルをダウンロードできるようにしてもよい。例えば、リンク命令文自体をWebページ記載するのに代えて、その命令文を記載したテキストファイルをダウンロードするためのURLをWebページに記載するようにする。なお、リンク命令文としてHTMLタグを全文記載する必要はない。最低限、スクリプトファイルのURLが記載されていればよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明のスクリプト作成管理装置によれば、CGアニメーション用スクリプトを簡単に作成できるとともに、CGアニメーションを組み込むWEBページを書き換えることなく、CGアニメーション自体を変更することができる。そのため、頻繁なCGアニメーションの変更に対応でき、スクリプトの作成やスクリプトの動作検証に掛かる時間やコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクリプト作成管理装置を含むネットワーク構成図である。
【図2】上記スクリプト作成管理装置が提供するスクリプト作成管理サービスの提供手順図である。
【図3】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するログインのためのWebページ概略図である。
【図4】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するスクリプトを作成するためのWebページ概略図である。
【図5】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するスクリプトを作成するためのWebページ概略図である。
【図6】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するスクリプトを作成するためのWebページ概略図である。
【図7】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するスクリプトを作成するためのWebページ概略図である。
【図8】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するスクリプトを作成するためのWebページ概略図である。
【図9】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するスクリプトを作成するためのWebページ概略図である。
【図10】上記サービスの提供過程でスクリプト作成管理装置がアニメーション組込希望者コンピュータに送付するスクリプトファイルへのリンク命令文を含んだWebページ概略図である。
【図11】上記ネットワークを構成する閲覧者コンピュータに表示されるアニメーション組込ページの概略図である。
【図12】スクリプトの無断利用禁止制御に対応したスクリプト作成管理装置によるスクリプト作成管理サービスの提供過程の一部手順図である。
【図13】上記スクリプト作成管理装置が作成するスクリプトファイルの概略図である。
【符号の説明】
1 スクリプト作成管理装置
2 データベース
10a ブラウザ端末(アニメーション組込希望者コンピュータ)
10b ブラウザ端末(閲覧者コンピュータ)

Claims (5)

  1. インターネットに接続されたコンピュータにより構成されたCGアニメーション用スクリプト作成管理装置であって、
    CGアニメーション組込希望者コンピュータとHTTP通信し、キャラクタや所作やメッセージを組込希望者に選択設定させるためのスクリプトパラメータ設定用Webページを送信するとともに、組込希望者が選択設定したスクリプトパラメータを受信する手段と、
    CGアニメーションの生成起源となるキャラクタデータをキャラクタごとに管理する手段と、
    組込希望者コンピュータ(a)から受信したスクリプトパラメータと該当のキャラクタデータとに基づいてCGアニメーション用スクリプトファイル(b)を生成する手段と、
    生成したスクリプトファイル(b)を固有のURL(c)に対応付けしてデータベースに登録する手段と、
    URL(c)にハイパーリンクさせるためのリンク命令文(d)を生成して組込希望者コンピュータ(a)に送付する手段と、
    URL(c)にアクセスがあったときに、データベースからスクリプトファイル(b)を取り出してアクセスしてきたコンピュータに送信する手段と、
    を備えたことを特徴とするCGアニメーション用スクリプト作成管理装置。
  2. 請求項1において、リンク命令文がどのWEBページに組み込まれるのかを管理しておき、URL(c)にアクセスがあったとき、そのアクセスが所定のWEBページに組み込まれたリンク命令文(d)の実行によるものか否かを判断し、否と判断した場合には、スクリプトファイル(b)を送信しないことを特徴とするCGアニメーション用スクリプトファイル作成管理装置。
  3. 請求項1または2において、組込希望者の電子メールアドレスをデータベースに登録しておき、組込希望者コンピュータに対して電子メールによりリンク命令文を送付することを特徴とするCGアニメーション用スクリプト作成管理装置。
  4. コンピュータにインストールされて実行されることで、当該コンピュータを請求項1〜3のいずれかに記載のスクリプト作成管理装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  5. 請求項4に記載のコンピュータプログラムを格納したプログラム格納媒体。
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