JP5819402B2 - 材料のサーモメカニカル疲労の評価装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高い熱流束(ヒートフラックス)を受ける材料のサーモメカニカル疲労を評価する装置に関し、より詳しくは、例えば、少なくとも一部が、考えている材料(合金)で作られたクライオテクニカルロケットエンジン(cryotechnical rocket engine)の燃焼室の予測寿命の信頼性を評価するため、所与の材料のサンプルがこのような高い熱流束を受けることができるようにする機能的組立体に関する。
この数年来、例えばクライオテクニカルロケットエンジンの燃焼室の再生器回路(regenerator circuits:RC)のように高温に上昇される構造物の寿命に関する粘弾塑性(elasto-visco-plastic:EVP)形式のモデルが開発されており、これらのモデルは、このような構造物の寿命を予測することができる。
したがって、特定試験片の材料に、少なくとも賦課される熱流束に関してできる限り真の荷重組を表わす1組の荷重を負荷することにより、このようなEVP寿命モデルを確認することが望ましい。熱流束レベルの探求範囲は、ロケットエンジンの再生器回路に見られる熱流束レベルでなくてはならない。すなわち、熱流束レベルは、少なくとも5mmの直径を有する円形ゾーンに亘って100MW/m2に到達するか、実際にはこれを超えなくてはならない。
現在知られている解決法は、約10MW/m2程度の低熱流束レベルに達することを可能にする。これらの幾つかは、例えばクライオテクニカル流体を使用する複雑な冷却システムを実施するものであり、したがって、設計および作動の両方に関して複雑で高価な設備を必要とする。
本発明は、これらの欠点を解消できる。
したがって本発明の目的は、モデルを、実際の工業的状況での試験に供することである。
例えば純粋のクライオテクニカルロケットエンジンの再生器回路に観察されるものと同じ物理的劣化現象、すなわち、
・チャネルの熱壁から突出する変形、および
・或る回数(百回より少数)の作動サイクル後のチャネルの穿刺
が現れるようにするため、実証は、高レベルの熱流束を局部的に受けるように開発された技術的試験片の適合性に基づいている。
高レベルの熱流束のみが、材料の粘性が効果を呈するのに充分に急な温度勾配を得るとともに、熱壁の厚さに高温を得ることを可能にする。
他の目的は、比較的簡単であると同時に、比較的低コストでのトライアルを保証するため、「工業的な」すなわちクライオテクニカルではない冷却流体を用いた冷却システムに基づいたヒータ手段によりこのような高レベルの熱流束を賦課できるようにすることである。
より詳しくは、本発明は、熱流束を受ける材料のサーモメカニカル疲労を評価する装置を提供するものであり、この装置は、
・前記材料で作られかつ熱壁を備えた試験片を有し、熱壁は前記熱流束を受ける外面と平行ストリップが取付けられた内面とを備え、平行ストリップの間に平行チャネルが相互に形成され、
・熱壁の内面の近傍に冷却流体を循環させるための通路を形成すべく、前記ストリップの間の前記チャネル内に挿入できる形状および寸法をもつ平行フィンを備えた中間部品を有し、前記通路は前記ストリップにより分離された複数の平行セグメントにより形成され、前記通路の断面は前記平行チャネル内に前記平行フィンを係合させることにより形成され、
・前記試験片を備えかつ前記中間部品が取付けられた支持体を有し、該支持体は、前記通路の両端部に連結されるダクト要素を備え、
・該ダクト要素に連結された冷却流体循環回路と、
・前記熱壁を加熱するヒータ手段とを更に有することを特徴とする。
支持体および中間部品は単一部品として組み合わされることは理解されよう。
ヒータ手段は、前記熱壁の前記外面の方向に向けられたプラズマトーチを有しているのが有利であり、低圧吹込みアークプラズマトーチを用いるのが好ましい。
他の有利な特徴によれば、前記試験片は、前記平行チャネルが形成された材料のブロックで作られている。例えば、これらはフライス加工により作られ、これにより、熱壁は、本質的に、チャネルの底とブロックの外面との間に残された材料の厚さにより構成される。
必要ならば、前記試験片は少なくとも1つの温度センサを有し、該温度センサは、前記熱壁の前記外面から所定距離の位置まで上記ストリップの1つに形成されたブラインド孔内に収容されている。このようなセンサは、熱電対で構成できる。
好ましい構成では、前記試験片の前記平行チャネルは中間部品の前記平行フィンより長くかつ該平行フィンの両端部を越えて延びている。この結果、前記支持体のダクト要素は、前記平行チャネルの端部と前記平行フィンの端部との間で、試験片の前記平行チャネルと整合して前記中間部品のそれぞれの端部に通じている。
好ましくは、前記平行フィンの端部は、試験片の平行チャネルの端部の形状に一致する曲率で丸められている(平行チャネルの丸められた端部は、これらがフライス加工により形成されている結果である)。これにより、冷却流体のプレナムおよびガイドチャンバを、前記支持体のダクト要素の各オリフィスと整合させて形成できる。かくして、冷却流体は、乱流を生じることがない規則的態様で上記冷却流体通路に沿って流れる。
例えば、中間部品は支持体と試験片との間に介在されている。このため、前記支持体の一方の面には凹部が設けられ、該凹部内に前記中間部品が挿入されている。より詳しくは、前記平行フィンを支持する中間部品のベースが凹部内に受入れられ、試験片は、中間部品が試験片と支持体との間でクランプされるようにして、試験片と支持体との間でクランプされる。
装置の一部を斜視図で示す全体的概略図である。 同じ部分を下から見た斜視図である。 同じ部分を下から見た平面図である。 図5のIV-IV線に沿う断面図である。 図4のV-V線方向から見た断面図である。 図5で円で囲んだ部分を示す拡大図である。 作動中の装置の全体を示す概略図である。
図示のように、本発明による装置は、真空が形成された包囲体11を有し、該包囲体11は、制御可能なロボットアーム15により支持されたプラズマトーチ13を収容している。プラズマトーチ13は、後述のように、支持体22と櫛型輪郭を有する中間部品23とにより組立てられた試験片21により構成された試験サブアセンブリ20に対面している。サブアセンブリ20は、試験片21の壁の外面(熱壁27と呼ぶ)がプラズマトーチ13により放出される熱流束に曝されるように、支柱25の端部に取付けられる。この目的のため、支持体22は、2つのスクリュウ37を用いて支柱25に有利に固定され、スクリュウ37は2つの冷却流体供給オリフィス35の間の縁部に配置されている。したがって、これらのスクリュウ37は、試験片21を支持体22上に保持するだけでなく、支持体22上に他の界面を形成する必要なくして支柱25上に支持体2を固定する。試験片21は、これらの2つの要素の間にセンタリングペグ(図示せず)を用いることにより、支持体22上に1位置のみを占めることができる。これは、実験的観点から有利である。
ロボットは、前記トーチ13が、該トーチ13に対して垂直に延びる前記熱壁27上で移動できるようにプログラムされている。かくして、試験片21の矩形熱壁27の複数の領域は、プラズマトーチ13の作用を受けることができる。
試験片21は、試験すべき材料で作られる。熱壁27は比較的薄く、熱壁27の底面31には平行ストリップ29が延びている。平行ストリップ29は前記底面31に取付けられておりかつ平行ストリップ29の間には互いに平行なチャネル33が形成されている。図示の例では、試験片21は、前記材料のブロックとして、すなわち(銅合金ベースのブロックとして)矩形の平行六面体の形態をなしており、平行チャネル33は、フライス加工により平行六面体内に有利に形成される。この結果、平行チャネル33の端部は、図示のように丸められている。
試験片21を受ける支持体22は、矩形の平行六面体の形状を有するように機械加工されたブロックの形態をなしており、その両端部には、1組のスクリュウ37により試験体1が固定される面36に開口するダクト要素35が設けられている。ダクト要素35には雌ねじが形成されており、該雌ねじは、試験片21が取付けられる面とは反対側の支持体22の面から突出するカップリング40を取付ける機能を有する。図2に示すように、これらの2つのカップリング40は、真空にされる包囲体11の壁を気密態様で貫通するパイプ41に連結される。ダクトは、冷却流体のタンクおよび例えば少なくとも1つのポンプで構成される圧力上昇ユニットからなる外部ユニット43に連結される。
冷却回路は閉回路とするのが有利であり、この閉回路は、試験片21の入口35での前記流体の温度を、決定された範囲内に調整された温度に維持する流体冷凍システムで構成することもできる。この原理に基づいて、冷却流体は、例えば、数十バールの稼働圧力で循環される冷凍蒸留水を使用できる。
櫛型輪郭(長手方向に垂直な直角断面図で見た場合。図6参照)を有する中間部品23は、ストリップ29の間の前記チャネル33内に挿入される形状および寸法を有する平行フィン45からなる。フィン45の厚さは、試験片21のチャネル33の幅に実質的に等しい。フィン45の高さは、熱壁27の前記内面31の近傍での所定断面の冷却流体通路47を決定するように定められ、したがって前記断面は、前記ストリップ29により分離された複数の平行セグメントで形成される。前記熱壁27に沿う全ての前記通路のフロー断面は、前記平行チャネル33内で係合する前記フィン45により形成される。フィン45は、チャネル33の深さより小さい係合高さを呈するものと理解されよう。図示の例では、中間部品23のフィン45は、試験片21のストリップ29が前記フィン45の間に形成される前記中間部品23の溝の底にできる限り近接するように(これにより、間隙はゼロではないが小さいものとなる)、冷却流体の流路に望まれる断面に関連して機械加工される。
上記説明から、前記熱壁27の幅は、試験片21の大きさ内で、試験片21内にフライス加工される平行チャネル33により制限される。チャネル33のフライス加工深さは、試験片21の平行チャネル33の底と試験片21の外面28との間の熱壁27の厚さを決定する。圧力および熱負荷による応力が加えられている間の機械的強度の理由から、熱壁の長手方向縁部は、厚さがより大きくなっており、その割増厚さ(extra thickness)は約50%である。これは、図6に示すように、試験片21の外側の2つの平行チャネル33が中間チャネル(この例では、中間チャネルは5つある)ほど深くはなく、したがって、熱壁27の厚さをその長手方向縁部に沿って有効に増大させることができる。試験中の熱壁27の全体的な自然変形は、一般に、加熱される外面と冷却される内面との間の差動熱膨張(differential thermal expansion) の結合効果の下でのバルジング(膨らみ)からなる。このバルジングは、また、冷却流体の内部圧力の効果によっても増強される。熱壁27の長手方向縁部に沿う割増厚さは、破裂を防止する機能を有する。
本発明を使用する1つの方法では、試験片のストリップは、エポキシ樹脂により、中間部品23の溝の底に打付けるのが有利である。
このような接着剤による接合は、熱壁27のバルジングの上記現象を制限しまたは無くすこともできる。しかしながら、このような接着剤による組立体は、接着剤が適当な温度での加熱乾燥により消滅してしまうため、分解に適した設計を妨げる。
また、試験片21の平行チャネル33は、中間部品23のフィン45より長くかつ該フィン45の両端部を越えて延びている。したがって、支持体22のダクト要素35は、中間部品23の両端部で、試験片21のチャネル33のそれぞれの端部内に通じている。各ダクト要素35は、前記チャネル33の端部と前記フィン45の端部との間で開口している。また、図示のように、フィン45の端部は、試験片1のチャネル33の端部の形状と一致するように丸められている(これらの丸められた端部は、前記チャネル33がフライス加工されていることによる)。この結果、前記支持体22内のダクト要素35の各オリフィスに対面して、冷却流体のそれぞれのプレナムおよびガイドチャンバ50が存在し、これにより、前記流体が、熱壁27の底面31の近傍に形成された上記冷却流体の流路47を通って非乱流態様で流れることができるようになっている。
中間部品23は、試験片21がスクリュウ37により前記支持体22に固定されるとき、支持体22と試験片21との間にクランプされる。より詳しくは、支持体22は、試験片21を取付ける面内に、中間部品23を受入れる挿入凹部53を有している。中間部品23のベース55は、フィン45を支持しかつ凹部53内に係合される。かくして、中間部品23は、凹部53の底と試験片21のストリップ29の縁面との間で移動することが防止される。前述のように、組立体は、組立て中にストリップ29の縁面上にエポキシ樹脂57を塗布することにより、熱壁27のバルジングが生じる度合いが制限されるように改善される。
また、支持体22および試験片21は、ダクト要素35のオリフィスと中間部品23のベース55を受入れる前記凹部53との両方を包囲するシーリングガスケット60を介在して一緒に固定される。このガスケット60は、試験片21を受ける支持体22の面に形成された閉輪郭の溝61内に受入れられる。
作動中の熱壁27の温度を知ることは有利である。この目的のため、試験片21は、例えば熱電対型の少なくとも1つの温度センサ63を有している。
図示の例では、長手方向に間隔を隔てて配置された4対の温度センサ63が設けられている。各対の温度センサ63は、試験中に如何に温度が変化するかを観察できる、所与の試験片の試験ゾーンを形成する機能を有する。かくして長手方向に間隔を隔てた4つの試験ゾーンが設けられ、各試験ゾーンは、同じ冷却条件したがって同じ負荷能力を呈する。したがって、測定冗長性を得るため、各ゾーンには2つの熱電対63が設けられる。より詳しくは、図示のように、このようなセンサ(熱電対)63は、熱壁27の外面28から所定距離内で試験片21のストリップ29に形成されたブラインド孔65内に収容される。中間部品23内および支持体22内に形成された貫通孔は、センサ63に接続される電気ワイヤを通す機能を有している。より正確には、各センサ63について、中間部品23は、そのベース55を通って形成されかつその2つのフィン45の間で対応ブラインド孔65と整合した貫通孔66を有している。支持体22は各対のセンサ63のための貫通孔67を有する。貫通孔67は、貫通孔66より大きい直径を有しかつ中間部品23の両隣接孔66との連通を行う機能を有している。支持体22の背面では、ねじプラグ69が、貫通孔67のタップ孔と係合している。ねじプラグ69には、電気ワイヤ70を通すドリル孔が形成されている。センサ63の位置は、該センサを収容する孔内にエポキシ樹脂を注入することにより永久固定するのが好ましい。
電気ワイヤ70は測定ユニット71に接続される。
センサ対の位置の回りで熱壁27に形成された種々のゾーンについて、熱壁27の異なる深さの温度に関する情報を得るため、熱壁27の外面28の下の種々の深さ、例えば0.5mm、1mm、2mmおよび3mmの位置にセンサ63を配置するのが有利である。この目的のためには、全てのセンサ対にいついてブラインド孔65の深さを調節しておけば充分である。二重の測定チャネルは、温度測定をより信頼性のあるものにする上で有利である。
上記説明から、試験を遂行する方法が明瞭に理解されよう。上記のように形成されたサブアセンブリ20は、包囲体11内に配置される支柱25の端部に取付けられる。冷却流体循環回路が連結され、プラズマトーチ13を作動させる前に真空が確立される。プラズマトーチ13が熱壁27の表面に対し垂直に向けられる。熱壁27の外面28がプラズマトーチ13により発生される熱流束を受けている間に熱壁27の内面31を連続的に冷却するため、蒸留水が回路中に流される。ロボットアーム15を移動させることにより、プラズマトーチ13が熱壁27上で移動される。トーチ13の接近速度、熱壁27からの最小距離および熱壁27が熱流束に曝される時間の長さは、ロケットエンジンの作動の種々のアスペクト(熱流束のレベルの高速、低速および安定的変化である熱過渡等)を表わす熱応力の多くの形態をインプラントできるようにするため、トライアルを調節するパラメータを構成する。
中間部品23は櫛型輪郭を有するため、熱壁27が変形するとき、試験片21が捩れまたはピボットすることが防止され、試験片21の平行ストリップ29を保持する機能を有する。かくして、ストリップ29間の間隔が保証されるため、中間部品23のストリップ29とフィン45との間に形成された前記冷却流体の流路断面が閉じまたは変化することが防止される。
本来的に、ヒータ手段および冷却手段の両方に関し、他の変更が可能である。
上記装置は低コストであり一連の試験中に使用できることは理解されよう。トライアル毎に変える必要があるのは試験片のみであるため、各試験片は幾つかの異なる試験を行うことを可能にする。
11 包囲体
15 ロボットアーム
20 サブアセンブリ
21 試験片
22 支持体
23 中間部品
27 熱壁
29 平行ストリップ
33 平行チャネル
45 平行フィン
63 温度センサ

Claims (10)

  1. 熱流束を受ける材料のサーモメカニカル疲労を評価する装置において、
    前記材料で作られかつ熱壁(27)を備えた試験片(21)を有し、熱壁(27)は前記熱流束を受ける外面(28)と平行ストリップ(29)が取付けられた内面(31)とを備え、平行ストリップ(29)の間に平行チャネル(33)が相互に形成され、
    熱壁(27)の内面(31)の近傍に冷却流体を循環させるための通路を形成すべく、前記ストリップ(29)の間の前記平行チャネル(33)内に挿入できる形状および寸法をもつ平行フィン(45)を備えた中間部品(23)を有し、前記通路は前記ストリップにより分離された複数の平行セグメントにより形成され、前記通路の断面は前記平行チャネル内に前記平行フィンを係合させることにより形成され、
    前記試験片(21)を備えかつ前記中間部品(23)が取付けられた支持体(22)を有し、該支持体(22)は、前記通路の両端部に連結されるダクト要素(35)を備え、
    該ダクト要素(35)に連結された冷却流体循環回路(41、43)と、
    前記熱壁(27)を加熱するヒータ手段(13)とを更に有することを特徴とする装置。
  2. 前記ヒータ手段(13)は、前記熱壁(27)の前記外面(28)の方向に向けられたプラズマトーチ(13)を有していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記試験片(21)は、前記平行チャネル(33)が形成された材料のブロックで作られていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 前記試験片(21)は少なくとも1つの温度センサ(63)を有していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 前記センサ(63)は、該センサに接続される電気ワイヤ(70)を通すための、前記中間部品(23)および前記支持体(22)に形成された貫通孔(66、67)と一緒に、前記熱壁(27)の外面(28)から所定距離まで延びているストリップ(29)に形成されたブラインド孔(65)内に収容されていることを特徴とする請求項3記載の装置。
  6. 前記試験片(21)の外側の平行チャネル(33)は中央のチャネルより浅く、これにより、その長手方向縁部に沿う前記熱壁(27)の厚さが増大されることを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 前記試験片(21)の前記平行チャネル(33)は中間部品(23)の前記平行フィン(45)より長くかつ該平行フィン(45)の両端部を越えて延びており、前記支持体(22)のダクト要素(35)は、前記平行チャネル(33)の端部と前記平行フィン(45)の端部との間で、試験片(21)の前記平行チャネル(33)と整合して前記中間部品(23)のそれぞれの端部に通じていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 前記平行フィン(45)の端部は、平行チャネル(33)がフライス加工されているため、試験片(21)の平行チャネル(33)の端部の形状に一致するように、および前記支持体(22)のダクト要素(35)の各オリフィスと整合する、前記冷却流体のためのプレナムおよびガイドチャンバ(50)を形成するように丸められていることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記支持体(22)は、その一方の面に、前記中間部品(23)を受入れるための凹部(53)を有し、該凹部(53)内に前記中間部品(23)のベース(55)が受入れられ、該ベース(55)は前記平行フィン(45)を支持しており、前記試験片(21)は、前記中間部品(23)を試験片(21)と支持体(22)との間でクランプすべく前記支持体(22)に固定され、前記支持体(22)および試験片(21)は、これらの間に介在されかつ前記ダクト要素(35)のオリフィスを包囲するシーリングガスケット(60)を用いて互いに固定され、前記凹部(53)は前記ベース(55)を受入れることを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. 前記プラズマトーチ(13)、および前記試験片(21)と中間部品(23)と支持体(22)とを一体に組立てることにより構成されるサブアセンブリ(20)は真空包囲体(11)内に配置され、前記プラズマトーチ(13)は、前記熱壁(27)に対するプラズマトーチ(13)の位置および移動を調節すべく制御されるロボットアーム(15)により支持されていることを特徴とする請求項2記載の装置。
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