JP5817392B2 - 光源装置、投影装置及び光源制御方法 - Google Patents
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Description
本発明の他の態様は、直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群と、上記複数の光源列群のうち、異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出手段と、上記検出手段での検出結果に基づき、上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御手段と、を具備し、上記駆動制御手段は、半導体発光素子の駆動条件を制限する範囲を予め設定し、駆動条件が当該範囲に達した時点でそれまで制御していた駆動電力の増減関係と半導体発光素子の制御対象である光源列群を反転設定することを特徴とする。
図1は、本実施形態に係るデータプロジェクタ装置10の概略機能構成を示す図である。
入力部11は、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、D−sub15タイプのRGB入力端子などにより構成される。入力部11に入力された各種規格のアナログ画像信号は、入力部11でデジタル化された後に、システムバスSBを介して画像変換部12に送られる。
B−LDアレイ部18内で、例えば中央位置に複数、例えば2個の温度センサ31,31を設ける。この図1では紙面を列方向として1個のみを抽出して示している。これら温度センサ31,31での検出温度は、光源駆動部32に送出される。
次に上記実施形態の第1の動作例について説明する。
まず図3を用いて本実施形態の基本的な概念について説明する。同図は、B−LDアレイ部18(またはR−LDアレイ部25)の1発光サイクル中における第1の列R11(及び第3の列R13)の温度と第2の列R12の温度の変化を示している。
ΔT1=Tb−Ta
ΔT2=Td−Tc
とした場合、第2の列R12に属するB−LD18a,18a,…に与える電流値を制御し、サイクル中のtmに上記2つの変動幅ΔT1,ΔT2の比「ΔT2/ΔT1」に基づいた分だけ上げるようにすれば、第2の列R12での熱負荷による発光効率の低下を相殺して、第1の列R11(及び第3の列R13)と同等の光出力とさせることができる。
次に上記実施形態の第2の動作例について説明する。
本実施形態の基本的な概念については上記図3に説明した通りであり、その詳細についての説明は省略する。
加えて、1サイクル内の発光しない期間内で放熱して当該サイクル当初の温度にまで確実に戻るとは限らず、熱の影響が順次蓄積してさらに発光効率の低下を招く、という悪循環に陥る事態も考えられる。
したがって、上記第1の動作例で説明した制御方法と、第2の動作例で説明した制御方法とを組み合わせるものとしても良い。
例えば、第1の動作例で説明した制御方法において、熱的負荷がより高くなる列のB−LD18a,18a,…の駆動量、例えば1サイクル内の所定タイミング、すなわち発光駆動開始タイミングt0から発光駆動停止タイミングtmまでの間の所定のタイミングにおいて、第2の列R12のB−LD18a,18a,に印加される駆動電流値(判定駆動電流値I0)に対するしきい値を設定し、当該しきい値を超えそうになった時点で、第2の動作例で説明した制御方法に切換えるような総合的な制御を実行しても良い。
すなわち上記実施形態の第1と第2の動作例を組み合わせた動作を第3の動作例とすると、第1の動作例で説明した制御方法において、1サイクル内の所定タイミングにおいて、第2の列R12のB−LD18a,18a…に印加される駆動電流値がしきい値Ithを超えた時点で、しきい値Ithと同値の駆動電流値から所定の割合分差し引くことで算出される緊急補正量に基いた駆動電流値で第2の列R12のB−LD18a,18a,…を駆動させる。
次いで、CPU38は、例えばプログラムメモリ40に予め記憶してある、「ΔT2/ΔT1」の値と、第1列R11及び第3列R13のB−LD18a,18a,…に対する駆動電流補正量との関係を示したテーブルを参照し、第1列R11及び第3列R13のB−LD18a,18a,…に対する駆動電流値の補正量を決定する(ステップS312)。
図9は、B−LDアレイ部18(及びRB−LDアレイ部25)の他の構成例を示す。ここでB−LDアレイ部18は、5×6個の計30個のLDからなり、1列6個が直列接続され、且つ5列が並列に駆動されるものとした。加えて熱の影響の高い列と低い列との温度を測定するために、B−LDアレイ部18及びR−LDアレイ部25には、第1の列と第3の列のそれぞれ中央に位置する3個目と4個目のLDの間に温度センサ31,31(35,35)を配置する。
請求項1記載の発明は、直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群と、上記複数の光源列群のうち、異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出手段と、上記検出手段での検出結果に基づき、上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御手段とを具備したことを特徴とする。
Claims (11)
- 直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群と、
上記複数の光源列群のうち、異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出手段と、
上記検出手段での検出結果に基づき、上記複数の光源列群毎の半導体発光素子の連続発光期間内での温度上昇度の比に応じて上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御手段と、
を具備したことを特徴とする光源装置。 - 上記検出手段は、上記複数の光源列群の半導体発光素子のうち、熱的環境が異なる第1の光源列群の半導体発光素子と、第2の光源列群の半導体発光素子との温度を検出することを特徴とする請求項1記載の光源装置。
- 上記第1の光源列群の半導体発光素子は、上記第2の光源列群の半導体発光素子よりも温度上昇度が高く、
上記駆動制御手段は、駆動開始時の駆動電流値よりも駆動停止時の駆動電流値の方が高くなるように、且つ上記駆動停止時の駆動電流値が上記第2の光源列群の半導体発光素子に印加されている駆動電流値よりも高くなるように上記第1の光源列群の半導体発光素子の駆動状態を制御する
ことを特徴とする請求項2記載の光源装置。 - 上記第1の光源列群の半導体発光素子は、上記第2の光源列群の半導体発光素子よりも温度上昇度が高く、
上記駆動制御手段は、駆動開始時の駆動電流値よりも駆動停止時の駆動電流値の方が低くなるように、且つ上記駆動停止時の駆動電流値が上記第1の光源列群の半導体発光素子に印加されている駆動電流値よりも低くなるように上記第2の光源列群の半導体発光素子の駆動状態を制御する
ことを特徴とする請求項2記載の光源装置。 - 上記駆動制御手段は、半導体発光素子の駆動条件を制限する範囲を予め設定し、駆動条件が当該範囲に達した時点でそれまで制御していた駆動電力の増減関係と半導体発光素子の制御対象である光源列群を反転設定することを特徴とする請求項1または2記載の光源装置。
- 上記複数の光源列群の半導体発光素子を冷却する冷却手段をさらに具備し、
上記検出手段は、上記冷却手段による冷却効果が異なる複数の光源列群の温度を検出する
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか記載の光源装置。 - 直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群と、上記複数の光源列群のうち、異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出部、及び上記検出部での検出結果に基づき、上記複数の光源列群毎の半導体発光素子の連続発光期間内での温度上昇度の比に応じて上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御部を有する光源と、
画像信号を入力する入力手段と、
上記入力手段で入力した画像信号に基づき、上記光源からの光を用いて光像を形成する光像形成手段と、
上記光像形成手段で形成した光像を投影対象に向けて投影する投影手段と、
を具備したことを特徴とする投影装置。 - 直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群を備えた装置での光源制御方法であって、
上記複数の光源列群のうち異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出工程と、
上記検出工程での検出結果に基づき、上記複数の光源列群毎の半導体発光素子の連続発光期間内での温度上昇度の比に応じて上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御工程と、
を有したことを特徴とする光源制御方法。 - 直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群と、
上記複数の光源列群のうち、異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出手段と、
上記検出手段での検出結果に基づき、上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御手段と、
を具備し、
上記駆動制御手段は、半導体発光素子の駆動条件を制限する範囲を予め設定し、駆動条件が当該範囲に達した時点でそれまで制御していた駆動電力の増減関係と半導体発光素子の制御対象である光源列群を反転設定することを特徴とする光源装置。 - 直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群と、上記複数の光源列群のうち、異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出部、及び上記検出部での検出結果に基づき、上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御部を有する光源と、
画像信号を入力する入力手段と、
上記入力手段で入力した画像信号に基づき、上記光源からの光を用いて光像を形成する光像形成手段と、
上記光像形成手段で形成した光像を投影対象に向けて投影する投影手段と、
を具備し、
上記駆動制御部は、半導体発光素子の駆動条件を制限する範囲を予め設定し、駆動条件が当該範囲に達した時点でそれまで制御していた駆動電力の増減関係と半導体発光素子の制御対象である光源列群を反転設定することを特徴とする投影装置。 - 直列接続された複数の半導体発光素子からなり、列単位で駆動制御可能な複数の光源列群を備えた装置での光源制御方法であって、
上記複数の光源列群のうち異なる光源列群の温度をそれぞれ検出する検出工程と、
上記検出工程での検出結果に基づき、上記複数の光源列群の半導体発光素子の駆動状態をそれぞれ制御する駆動制御工程と、
を有し、
上記駆動制御工程は、半導体発光素子の駆動条件を制限する範囲を予め設定し、駆動条件が当該範囲に達した時点でそれまで制御していた駆動電力の増減関係と半導体発光素子の制御対象である光源列群を反転設定することを特徴とする光源制御方法。
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